【職種16選】ファッション業界をわかりやすく図解|仕事内容も紹介

この記事のアドバイザー

目次

  1. ファッション業界を正しく理解! 職種一覧から適職を見つけよう
  2. まず理解しておきたい! 「ファッション」と「アパレル」の違いは?
  3. アパレル:限定的に「衣服」のみを指す言葉
  4. ファッション:広義的に「ライフスタイル」や「流行」を指す言葉
  5. 大まかな流れを把握しよう! ファッション業界の全体構造
  6. 素材産業:素材を集めて加工する
  7. アパレル産業など:商品を生産し広める
  8. 流通産業:商品やサービスを提供する
  9. これからどうなる? ファッション業界の現状課題と今後の展望
  10. 課題① 販売価格の値上げによる客数減少
  11. 課題② フリマサイトの台頭による定価購入率の低下
  12. 展望① IT技術を活用したマーケティングと販売の導入が加速
  13. 展望② 今後はインバウンドよりも海外への進出が必要
  14. 知っておきたい! ファッション業界の有名企業
  15. 東レ
  16. アダストリア
  17. しまむら
  18. ファーストリテイリング
  19. 良品計画
  20. やりたいことを見極めよう! ファッション業界の主な職種を一覧で紹介
  21. 生産管理担当
  22. テキスタイルコンバーター
  23. デザイナー
  24. パタンナー
  25. テキスタイルデザイナー
  26. グラフィックデザイナー
  27. バイヤー
  28. MD(マーチャンダイザー)
  29. VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)
  30. 広報担当
  31. クリエイティブディレクター
  32. 在庫管理担当
  33. 店舗開発担当
  34. 販売員
  35. コーディネーター
  36. スタイリスト
  37. おさえておきたい! ファッション業界の志望動機作成の3つのポイント
  38. ①「なぜファッション業界なのか」を伝える 
  39. ②「なぜその職種なのか」を伝える
  40. ③「実体験のエピソード」で説得力を持たせる
  41. 気をつけよう! ファッション業界の志望動機作成の注意点
  42. ①「憧れ」だけの理由は避ける
  43. ②「商品が好き」以外の理由も伝える
  44. ③「消費者視点」だけで語らないようにする
  45. 職種別に紹介! ファッション業界の志望動機例文6選
  46. 例文① 生産管理担当
  47. 例文② デザイナー
  48. 例文③ バイヤー
  49. 例文④ クリエイティブディレクター
  50. 例文⑤ コーディネーター
  51. 例文⑥ 販売員
  52. 知っておきたい! ファッション業界で働く際におすすめの資格
  53. 販売士(リテールマーケティング)検定
  54. ファッション販売能力検定
  55. パーソナルカラリスト検定
  56. パターンメーキング技術検定
  57. ファッション業界を志望する学生からよく聞かれる質問に回答!
  58. ファッション業界は暮らしのスタイリスト! 業界や職種を徹底理解して選考に臨もう

ファッション業界を正しく理解! 職種一覧から適職を見つけよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「ファッション業界ってどのような業界ですか? 」
「ファッション業界での仕事内容や職種を教えてほしいです。」

という質問や相談をよく受けます。

ファッション業界と聞くと、華やかなイメージがあり憧れがある学生も多いのではないでしょうか。一方で、業界の構造や実際の仕事内容、業界の現状や将来性などについても気になる学生もいるでしょう。

ファッションは私たちの日常生活に密接にかかわる業界ではありますが、消費者から見たイメージに偏ってしまっている可能性も高いため、就職前にどのような職種がありどのような仕事をしているのか、理解しておくことが必要不可欠になります。

この記事では、まずファッション業界の構造や特徴、現状や今後について解説したうえで、具体的な企業や職種について紹介していきます。ファッション業界の仕事について理解を深めたい学生やファッション業界で自分に合った仕事に就きたいと考えている学生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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まず理解しておきたい! 「ファッション」と「アパレル」の違いは?

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就活生

普段洋服について考えるときにファッションやアパレルという用語を見ますが、何か違いがあるのでしょうか? どちらも同じような気がするのですが……。

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アドバイザー

たしかに似ている用語ですよね。ファッション業界を志望するうえで、アパレルとの違いの理解は必須となるため、詳しく解説していきますね。

ここでは、まず「ファッション」と「アパレル」の違いについて解説していきます。混同しがちな用語ですが、主に扱う商品の範囲や使われ方、意味合いなどが異なります。2つの用語について詳しく解説していくので、前提知識を深めてくださいね。

アパレル:限定的に「衣服」のみを指す言葉

まず、アパレルは「装い」を意味し、身に纏う衣服や関連する服飾雑貨を示すときに使われます。ファッションに対してアパレルはビジネス的な意味合いの強い用語であり、一般的には生産や販売といった商業関連の内容を表すときに使用されることが多いでしょう

ファッションに比べて、扱う商品は限定的であり、生産・販売側がよく使う用語だと覚えておくとアパレル関連の情報が理解しやすくなりますよ。

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アドバイザー

アパレルメーカーやアパレルショップ、アパレル販売員などといったビジネス的な意味合いを含んだ用語に使われていますね。

アパレル業界についてはこちらの記事で解説しています。

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さらに、こちらの記事ではアパレル業界の面接についても解説しています。

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ファッション:広義的に「ライフスタイル」や「流行」を指す言葉

アパレルに対して、ファッションは「スタイル」や「流行」を意味し、衣服以外も含めた暮らしにかかわるモノや事柄全般を含んだ用語として使われるのが一般的です。そのため、ビジネス面に限らず、文化や生活に関連するあらゆる場面で使用されています。

また、ファッションのほうが、アパレルよりも幅広い意味を持っており、扱う商品の範囲も広いため、生産・販売側よりも消費者を含めた生活者が皆使う用語だといえるでしょう。後ほど詳細に解説しますが、業界の構造的には、ファッション業界の中にアパレル産業が含まれていると考えるとイメージしやすいですね

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アドバイザー

ファッションコーディネートやファッションスタイル、最先端ファッションなど、文化的な視点や暮らしにかかわる事柄に使われている印象がありますね。

あなたがファッション業界に向いているか、確認してください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

大まかな流れを把握しよう! ファッション業界の全体構造

ファッション業界の全体構造
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就活生

ファッションとアパレルの違いについて理解できたので、ファッション業界について学んでいきたいです!

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アドバイザー

そうですね。前提を理解できたようなので、まずはファッション業界の全体構造について把握していきましょう。

商品が販売されて消費者の手元に届くまでには、大きく「素材産業」「アパレル産業など」「流通産業」の3つの産業がかかわっています。大まかな流れとしては、素材産業によって商品の原料となる素材が集められ加工された後、アパレル産業などで商品が生産・管理され、流通産業によって商品やサービスが消費者に届けられます。

それでは、各産業をファッション業界の構造図と照らし合わせながら一緒に確認していきましょう。

素材産業:素材を集めて加工する

素材産業は、商品を作り出す1番最初の工程を担っており、商品の元となる素材を集めて加工する役割です。

主には、繊維や生地、その他素材を扱う企業が、商品の部品となる部分を作っています。たとえば、洋服の生地や染色された布や紐、留め具となる金具など、1つの商品として組み合わされるパーツが生産されるイメージですね。素材産業によって製造された材料は、商品を企画開発し生産する企業へと渡され、実際に販売する商品として仕上げられていきます。

主な業種
  • 素材メーカー
  • 繊維メーカー
  • テキスタイルメーカー
  • テキスタイルコンバーター など

素材メーカーについてはこちらの記事でも解説しています。

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アパレル産業など:商品を生産し広める

次に、素材産業が作ったパーツを組み合わせて商品をデザインし生産するのが、アパレル産業などの役割です。

アパレル産業などの担当範囲は広く、商品を企画・開発し生産することをはじめとして、商品の認知向上を図る広告・宣伝、商品を集め整理し適切に販売店に分配する商社などがあります。

トレンドやブランドコンセプトなどを踏まえて、「売れる商品」を作り出し、「売れるための戦略」を考え実行するのが、この工程でおこなう仕事といえますね

主な業種
  • アパレル関連メーカー
  • 広告・宣伝企業
  • アパレル関連商社 など

こちらの記事では繊維商社について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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流通産業:商品やサービスを提供する

最後に、生産した商品を直接消費者に届けるのが流通産業です。一般的に、ファッション業界で消費者が相対する機会が多いのが、この産業の特徴になります。

百貨店や量販店などのように複数のブランドを扱う販売店もあれば、専門店や直営店などそのブランドの商品だけを販売している店舗もあります。近年は、店舗コストの削減のためにECサイトだけで商品を販売しているブランドも多くなってきていますね。

また、ファッション業界という括りでは、商品を販売するだけでなく、洋服の着こなし提案やライフスタイルの提案などのサービスを専門におこなう職種もあります。ファッション業界はさまざまなサービスや職種から構築されていることを理解しておきましょう。

主な業種
  • 流通業
  • 小売業(百貨店、量販店、専門店、ECサイト) など

小売業界についてはこちらの記事で解説しています。

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また、百貨店業界についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、詳しく知りたい学生はぜひ読んでみてください。

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吉川 智也

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ファッション業界で勢いあるのがSPA企業とD2C企業

ファッション業界で勢いを増しているのがSPA企業とD2C企業です。その理由としてはどちらの企業もトレンドが反映された商品を手ごろな価格で提供しているからです。

SPA企業とは商社を通さずに原材料を仕入れ製造販売する企業を指し、商社を介さない分コストを削減できるメリットがあります。商品開発から販売までの期間を短くすることによってトレンドを反映することができ、おもに実店舗で販売します。一方、D2C企業とは企画から販売まで担当し、小売業を通さない形態の企業で、おもに自社のECサイトなどで直接販売します。自社のサイトで販売することでコストの削減ができるだけでなく、顧客の購買傾向などを把握できることもメリットといえますね。

いずれの形態も中間業者を通さないため、低価格かつトレンドに合った商品展開につなげることができることが勢いを増している要因の1つでしょう。

あなたが受けない方がいい職業を診断しよう

適職診断 適職診断

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

これからどうなる? ファッション業界の現状課題と今後の展望

ファッション業界の現状課題と今後の展望
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就活生

ファッション業界の全体構造についてイメージができました。業界の現状や今後について興味が出てきたので、教えて頂きたいです!

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アドバイザー

業界の全体構造が見えると、業界の現状や今後について気になってきますよね。それでは、ファッション業界が抱えている現状課題と今後の展望について確認していきましょう。

ここでは、ファッション業界の課題と今後の展望について解説していきます。

ファッション業界は、トレンドの影響を受けやすく目まぐるしく状況が変化していきます。特に、地球環境問題や国内の少子高齢化による人口減少問題、新型コロナウイルス感染症の拡大など、社会問題の影響も受けやすい業界であるとあると言えるでしょう。

ファッション業界が抱える課題を把握したうえで、今後の展望についても一緒に確認していきましょう。

課題① 販売価格の値上げによる客数減少

ファッション業界では、円安や天候不順などによる原材料・素材の価格上昇、原油価格の高騰による物流コストの上昇などの影響を受けやすく、価格変動が起きやすい産業です。事実、ファッション業界の商品価格は年々値上がりの傾向となっています。

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アドバイザー

値上げした場合、商品を購入する客数にも影響が及びます。

商品価格が上がると消費者の購買意欲が低下し、中古価格で購入できるフリマサイト(フリーマーケットサイト)の活用や必要最低限のモノで暮らそうとする意識が高まるため、商品が売れず結果、売り上げが下がってしまうという影響も起きるでしょう。

課題② フリマサイトの台頭による定価購入率の低下

販売価格の値上げの影響を受け、比較的安価で商品を購入できるフリマサイトでの個人間取引も活発になっており、その影響で店舗やECサイトで定価で購入する消費者が減少傾向にあります。

また、値上げの影響だけでなく、地球温暖化を含む気候変動などの環境問題からもフリマサイトを含めた、リユース・リサイクル市場(古着屋やリサイクルショップなど)の需要が増していくとも考えられています。

この状況から店舗は、今後リアル店舗ならではの価値提供をすることで、競合と差別化を図ることが重要になるでしょう。特に、フリマサイトやリユース市場ではおこなえないような「体験価値」を提供できるかどうかが、顧客を惹きつけるカギとなります。

展望① IT技術を活用したマーケティングと販売の導入が加速

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、今後さらに、ファッション業界ではさまざまな場面でIT技術の活用が見られるようになるでしょう。

たとえば、ECサイトの進化・拡大、リアル店舗とのIT技術を用いた連携などが挙げられます。その他にも、AIやIoTなどを含めたデジタル技術の活用により、ECサイトの課題(サイズ感の調整、素材感や着心地の確認など)も解決されていくことも想定されています。

今後のファッション関連の企業では、最新のテクノロジーを用いてどれだけ顧客の不満を解消し、個人ビジネスでは実現できない価値を提供できるかがカギとなってくるでしょう。企業としてのIT技術とのかかわり方にも注目して就活をおこなうのもおすすめです。

展望② 今後はインバウンドよりも海外への進出が必要

少子高齢化による人口減少の影響で、国内市場は縮小している現状にあります。そのため、今後は国内だけでなく海外展開を見越した戦略策定が必要となるでしょう。

新型コロナウイルス感染症が拡大する以前は、インバウンド需要に支えられていた部分も大きく、特に高価格帯のブランド品などは訪日外国人や海外観光客がメインの客層でした。今後国内市場は縮小していくと予想されていますが、海外需要は拡大傾向にあるため、今後も海外客層へ向けての訴求が重要となると考えられます

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海外への店舗拡大などの海外展開をおこなう企業も増えていますよ。

酒井 栞里

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サステナブルなファッションに注目が集まっている

昨今はサステナブルなファッションも注目されていますよね。自然素材を使ったサステナブルなファッションは、自分の身体だけでなく環境にもやさしいことが注目される理由としてあげられます。

たとえばユニクロでは環境負荷の軽減のため、商品の生産工程で有害化学物質排出ゼロに向けた取り組みをおこなっています。ポロシャツの素材の一部には、回収したペットボトルを使った再生ポリエステルが使用されているものもありますよ。

今後、サステナブルなファッションを支持する動きはますます増えてくるでしょう。ファッションを通じて環境保全に貢献できるだけでなく、自分や環境を大切にする気持ちのアピールにもつなげられますよ。

知っておきたい! ファッション業界の有名企業

ファッション業界の有名企業5社
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就活生

ファッション業界の現状の課題や今後の展望について理解が深まりました。次はファッション業界で有名な企業について知りたいです!

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理解が深まったようで何よりです。確かに、有名な企業の特徴や取り組みを知ることでファッション業界全体の傾向が見えてくることもありますよね。早速確認していきましょう。

ここでは、ファッション業界の有名企業を5社取り上げて解説していきます。近年は、先述したファッション業界の構造の3つの区分を横断して、事業展開している企業も増えてきており、その中でも、取り上げている5社はファッション業界を牽引しているといえる企業です。それぞれの特徴や取り組みを理解して、ファッション業界への理解をさらに深めていきましょう。

東レ

東レ株式会社は、ファッション業界の素材産業の中でマーケットシェア1位に位置する大手化学企業です。特に、繊維事業では、衣服やファッション関連商品によく使われ3大合成繊維と呼ばれるナイロン、ポリエステル、アクリルのすべてを取り扱っており、素材の調達や開発、加工などをおこない事業をグローバルに拡大しています。

企業規模の大きさから、海外拠点と国内拠点を有機的に連携させることで、あらゆる社会情勢や事業環境の変化に対応できる体制を整えていることが強みの1つです。そして、有機合成化学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、高分子化学といった専門性の高い技術力を持っていることも特徴と言えるでしょう。

繊維と

アダストリア

株式会社アダストリアは、紳士服小売店として創業し、30を超えるブランドを国内外問わずに展開しているファッション企業です。マルチブランド展開を強みとし、自社グループ内で、商品の企画開発から生産、流通販売まで一貫して手がけています。

衣料品だけでなくライフスタイル分野も開拓することで、店内には食器やインテリア雑貨関連商品も陳列し、リアル店舗ならではの付加価値を提供しています。特に「ニコアンド」や「ラコレ」などのブランドは、若者から大人まで高い支持を集めていますね。

近年は「ドットエスティ」を中心としたEC戦略にも力を入れており、今後はデジタルテクノロジーを活用することで、さらなる企業価値の向上が見込まれるでしょう。

しまむら

株式会社しまむらは、低価格で衣料品やファッション関連品を販売している地域密着型の総合衣料品販売企業です

トレンドや時流に合わせ、メーカーや問屋から商品を仕入れできるだけ多品種多アイテムを品揃えし販売しているため、売場の入れ替わりは激しく、定番品よりもトレンド品が多く陳列されています。また、小中規模の店舗を日本全国各地に出店しており、地域の最寄り店としての価値を発揮しています。

顧客の視点に立った品揃えや接客ができるため、地域の顧客からの支持が高いといえるでしょう。

ファーストリテイリング

株式会社ファーストリテイリングは、2023年7月現在ファッション(アパレル)業界の中で売上高1位を誇る企業です。ファーストリテイリングは、ユニクロやGUを中心にブランドを展開している会社であり、国内に限らず海外でも高い評価を得ている企業になります。

ユニクロは商品の高い品質と機能性、デザインのシンプルさなどに強みを持っており、上質なライフウェアを提供しているブランドとして、海外顧客からの支持が高い点が特徴といえますね。

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ユニクロは、ファッション業界に限らず、日本を代表とする企業の1つともなっていますね。海外で働きたいと考えている学生にはチャンスが多くある企業といえるでしょう

良品計画

株式会社良品計画は、主に無印良品というブランドを展開し、衣服だけでなく暮らし全般にかかわる商品を提供している企業です。「感じ良い暮らしと社会を実現すること」をビジョンの1つに掲げていることからも、人々のライフスタイルや考え方といったところまで踏み込んで、サービスを提供している企業だといえるでしょう。

無印良品ブランドは、ユニクロと同様に海外顧客からの支持が高く、無印良品の価値観や思想に共感している人も多くおり、近年活発化しているミニマルな生活の実現や考え方に大きく影響を与えていると考えられます。

現在も継続して新しい事業展開をおこなっており、土着化などの地域貢献活動や公共施設のデザインなど、ビジネス領域だけでなく、さまざまな方向に活動の幅を広げているのが特徴的です。

やりたいことを見極めよう! ファッション業界の主な職種を一覧で紹介

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ファッション業界の有名企業を見てみるとさまざまな事業展開をしていましたね。次はファッション業界の職種には何があるのか教えていただきたいです!

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ファッション業界と聞くと販売員のイメージが強いという学生が多い印象がありますが、商品が消費者の手元に届くまでには多くの人がかかわっています。どのような仕事があるのか、主な職種を一緒に確認していきましょう。

ここでは、ファッション業界の主な16職種を一覧で解説していきます。ファッション業界の仕事では店舗で商品を販売する販売員以外にもさまざまな職種があります。それぞれ業務内容や仕事の特徴、相性の良い能力やスキルなどがあるので、自分自身の適性と照らし合わせながら、自分のやりたい職種を見極めてみてくださいね。

生産管理担当

生産管理担当は、デザインが確定した商品に関して、必要な生産量や素材を確認し、商品を納品するまでの進捗・工程の管理を担います。ファッション業界の中では取り上げられることが少ない仕事ですが、適切に商品を流通させるためには重要な役割です。

仕事を進める際の意識として、「品質を落とさずに効率よく商品を作り出す」ことが重要であるため、スケジュール管理やタスク管理能力、他部署や取引先と調整をするコミュニケーション能力は欠かせません。また、一通りの仕事をおこなうためには専門知識が必要になるため、最初はアシスタントなどから始めることが多くなるでしょう。

こちらの記事では、品質管理の志望動機について解説しています。生産管理に興味のある学生は併せて読んで理解を深めてください。

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テキスタイルコンバーター

テキスタイルコンバーターは、工場とメーカーの間に入り、テキスタイル(織物や布などの繊維製品)の発注元の要望に沿って、使用する糸や織り方、染色方法や加工方法などを調整する役割です

この仕事では、ただ依頼を受けるだけでなく、仲介役として最適な方法で最良の提案をすることも必要になってきます。そのため、仕事を円滑に進めていくには、企画力や調整力、交渉力などが必要不可欠となるでしょう。

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混同しがちな職種にテキスタイルメーカーがありますが、大きな違いは生産機能の有無です。テキスタイルメーカーが生産を主に担うのに対し、テキスタイルコンバーターは調整や交渉、企画提案に特化しているため、テキスタイル選定のプロといえますね。

デザイナー

デザイナーは、衣服をはじめとするファッション関連商品のデザインをおこなう職種です。0から商品を企画し、企画した商品に使用される素材の選定やサンプル品の依頼や確認など、実際に商品として形になるまでにあらゆる分野の人と連携を取るため、業務範囲は幅広い傾向にあります。

発想力や企画力など商品をデザインする力はもちろん、予算管理や商品の費用計算、素材や生地に関する専門知識など、商品を実際に販売できるようにするために必要となる周辺知識の習得ももとめられるでしょう。

デザイン系の仕事については、こちらの記事で網羅的に解説していますので、ぜひ併せて読んで参考にしてくださいね。

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パタンナー

パタンナーは、ファッション業界の中でも主に洋服に携わる職種であり、デザイナーが作成したデザイン画をもとにして、洋服のパターン(型紙)を作る役割を担っています

洋服は平面でデザインしたものを立体にしなければ着用することはできません。デザイナーが商品で表現したい意図を汲み取りながら、実際に着用する際の着心地や機能性を考えて、パーツの組み合わせ方などを考えていきます。

パタンナーとして仕事をするには専門知識が必要になることに加え、デザインの意図をつかむ力や着用する人たちへの深い理解が必要になるでしょう。

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業界では、洋服の品質はパタンナーの良し悪しで決まると言われるほど、重要なポジションのようですね。

テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーは、加工前の素材としての織物や布(テキスタイル)をデザイン企画し、製造する職種です。デザイナーが描いたデザインをもとにして、商品に使われるテキスタイルの柄や素材、配色や機能性などを考えます。

テキスタイルデザイナーの仕事をおこなうには、テキスタイルの専門知識に加えて、デザインのセンスと企画したものを表現する専門的なスキルが必要です。働きながら覚えていくことも可能ですが、目指す場合は先に資格の勉強などをして知識を学んでおくと良いでしょう。

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テキスタイルと同じように織物や布を表す言葉として「ファブリック」があります。一般的には、テキスタイルが加工前のものを示すのに対し、ファブリックは家具やインテリア雑貨などの加工後の商品を指します。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、写真・図柄・イラスト・絵・文字・ロゴなどを用いて制作物をデザインする職種です。実際に制作するものとして、商品パッケージや商品カタログ、店頭のポスターなどの制作物に加えて、ファッション業界では洋服をはじめとした布地などへのプリントデザインもおこないます。

デザインのセンスやスキルも必要ですが、トレンドを察知する敏感さやアイデアを生み出す発想力も重要になります。また、制作物の質と同時に納期までのスピードももとめられるので、事前に専門知識の習得やイラストレーターやフォトショップなどのツールを使いこなせるようにしておくと、業務をスムーズに進めることができるでしょう。

こちらの記事では、グラフィックデザイナーの志望動機についても解説しています。興味のある学生は併せて読んで理解を深めてくださいね。

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バイヤー

バイヤーは、商品の買い付けをする職種です。市場やトレンドを分析し、今売れる商品を見つけ出すことが必要になります。自分の感覚やセンスだけを頼って選定するのではなく、客観的に見て消費者の需要があるのかを見極め、市場で売れる商品を買い付けることが重要になるでしょう。

バイヤーとして成果を出すためには、市場を客観的な目で分析するリサーチ力や情報収集力、トレンドに対する感度、値付けをおこなう際の価格交渉力などがもとめられます。また、ファッションのトレンド把握や商品買い付けのために、海外出張の可能性があることも理解しておきましょう。

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市場で売れると判断できたとしても、対象の販売店舗で売れる商品であるとは限りません。各店舗の顧客のニーズや店舗のコンセプトに合わせて適切な買い付けをおこなうことも大事になりますね。

MD(マーチャンダイザー)

MD(マーチャンダイザー)は、商品を適切な形で売るための企画開発から販売戦略までを一貫して担当する職種です。仕事内容はブランドや企業によって異なる部分もありますが、一般的には、市場分析をおこない消費者のニーズを把握したうえで、商品の売上アップを目指し、戦略を立てて実行の指揮を取ることがもとめられます。

売れる商品を企画するという点ではデザイナーと似ている部分がありますが、商品自体だけでなく企業のブランドの価値向上や方向性の検討、長期的な目線での販売戦略を立てるという点で、MDのほうがより幅広い視野を持って業務に望む必要があるといえるでしょう。

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アドバイザー

MDがおこなうマーチャンダイジングは、一般的に適切な商品を適切な価格・数量・タイミング・場所で売る、という活動のことを示しています。感覚やセンスに加えて、数値管理能力も重要になりそうですね。

VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)

VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)は、店頭のディスプレイやレイアウトを検討し、顧客に対して視覚的にアプローチをおこなうことで商品購入につなげる仕事です。店頭で商品をまず認知してもらうには、顧客の視覚に訴えることが最も効果的であるため、とても重要なポジションだといえます。

ファッション業界では、季節性が大事な要素の1つであり、シーズンごとに大幅な売場替えがおこなわれます。それだけでなく、シーズン内でもイベントの開催や月や週のテーマがあり、多い時には日単位でディスプレイを変更することもあるため、臨機応変に対応できる柔軟性とすぐに行動に移せるスピード感がもとめられるでしょう。

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アドバイザー

ファッション業界の中でも衣服は特に季節性に左右される傾向があります。ファッション業界で働く人たちは常に半年先のシーズンを考えて行動しているようですね。

広報担当

広報担当は、自社のブランドや商品、販売店舗や関連サービスなどを多くの人に知ってもらうために、PRや宣伝をおこなう職種です。具体的には、商品やイベントのプレスリリースの公開やメディアや雑誌からの取材対応、SNSの運用など、自社の情報発信のための活動が主な業務になります。

社内だけでなく外部との連絡や連携が多くなるため、コミュニケーション能力は必須といえます。また、自社のことを外部に発信する仕事であるため、自社を理解したうえで仕事に望む必要があるでしょう。

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アドバイザー

アパレル関係の広報担当は、「プレス」と呼ばれることも多い印象がありますね。プレスはプレスリリース(報道機関への公開)の略から来ている用語です。

クリエイティブディレクター

ファッション業界におけるクリエイティブディレクターは、ブランドのイメージ戦略やPR戦略の企画立案、その企画を実現するために現場をディレクションし監督する責任者のことを指します

自社の商品やブランドを広めていくために戦略を練るという点では、広報担当と似ている部分がありますが、ビジネス全体を見て現場を統括し動かすため、広報担当よりも業務の幅は広い点で違いがあるでしょう。

自社ではチームのマネジメントをしつつ、取引先とも調整や交渉をしながら、プロジェクトを前に進めていく力が必要になります。常にプロジェクトの代表者として行動することがもとめられる、責任が大きい仕事といえますね。

在庫管理担当

在庫管理担当は、商品の数量や種類など、どこにどれだけの商品があるのかを管理する仕事です。ファッション業界では、店舗では販売スタッフが在庫管理も並行しておこなっていることが多いですが、企業全体では工場単位で管理している場合もあり、在庫管理を専門に担当している社員もいます。

トレンドの移り変わりが激しいファッション業界では、在庫の数も種類も多いため、正確に効率よく在庫管理する担当は不可欠なポジションだといえるでしょう。

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販売スタッフであっても、在庫を正確に把握することで接客対応がスムーズになるため、在庫管理担当を経験しておくと汎用性の高い力を身につけられるでしょう。

店舗開発担当

店舗開発担当は、適切な場所にニーズに合ったコンセプトの店舗を出店し、運用していくことが仕事です。特に、チェーン展開や多店舗展開をおこなっている企業は、どのようなコンセプトの新店舗をどこに出店するのかということは規模拡大のために重要であり、店舗開発担当には事前のリサーチ力や出店場所を見極める力がもとめられるでしょう。

1つの店舗を立ち上げるには相当な時間とコストがかかるため、しっかりと市場分析をし憶測ではない根拠をもって開発することがもとめられます。また、店舗の立ち上げにかかった費用や労力を無駄にしないために、設備や重機の定期的な点検や入れ替え、時にはコンセプトの見直しなども必要になるでしょう。

販売員

販売員は、主に店頭で接客を通じて顧客に商品を販売する職種ですが、接客や商品販売だけが販売の仕事ではありません。顧客が商品を認識して手に取ってもらえるように店のディスプレイや陳列商品の配置換え、さらに、販売機会を逃さないように品出しをしつつ、常にきれいな陳列状態を保てるように行動することも業務に含まれます。

その他にもアパレル販売員の場合は、自社商品を実際に身に付け、店頭で接客をおこなうことで、商品をアピールすることももとめられます。顧客との接点が多いのも販売員の特徴と言えますね。

販売職については、こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある学生は併せて読んで理解を深めてくださいね。

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コーディネーター

コーディネーターは、自社商品や担当商品の販売戦略や商品の組み合わせ方を提案する職種です。ただ、仕事内容の幅が広く勤める職場や企業によって異なり、ほかの職種と兼任でおこなうことも多い傾向にあります。

たとえば、本社の企画職として次シーズンの販売戦略やコーディネートを考える人もいれば、店舗の販売スタッフに向けてコーディネートの仕方を教える人もいます。配属先によって仕事内容は異なりますが、商品を組み合わせて提案することがコーディネーターの仕事の本質といえるでしょう。

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最適な組み合わせ提案をするためには、自社商品の知識に加えて、トレンドを抑えた最先端のコーディネートを考えられるようにしておくことが重要になりますね。

スタイリスト

スタイリストは、雑誌やテレビ、そのほかのメディアやコレクションに出演するモデルやタレントの服装をスタイリングする職種です。コーディネーターと混同されがちですが、コーディネーターが社内外含め企業を対象に仕事をするのに対し、スタイリストは個人を対象に仕事をしている点が大きな違いといえます。

スタイリストは商品の組み合わせだけでなく、よりその人個人の見せ方にフォーカスして、最適な着こなしを提案します。企業に所属する人もいますが、フリーランスとして働く人も多く、個人のセンスやスキルが重要視される職種だといえるでしょう。

加藤 大智

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ファッション業界で希望の職種を見つける方法

ファッション業界に興味はあるけれど、具体的にどのような職種を目指したいかわからない学生もいるでしょう。希望の職種を見つけるには、自分が何をやりたいかについて考えることが効果的です。

たとえば「ブランドのコンセプトを幅広く伝えたい」「顧客にコーディネートの提案がしたい」「商品をよりよく魅せるディスプレイに力を入れたい」など、ファッションを通じて自分がどのようなことをしたいのかを考えましょう。コンセプトを伝えたいなら広報、コーディネートがしたいならコーディネーター、ディスプレイならVMDと、自分がやりたいことがわかると目指すべき職種も見えてきますよ。もちろんやりたいことを叶えられる職種は1つではないので、さまざまな職種を検討してみてくださいね。

ただし、職種への憧れだけで目指すと実際の仕事内容とのギャップがうまれやすいので注意しましょう。どのような職種にもメリット・デメリットがあるので、自分が何を優先したいのかを考えたうえで仕事を選ぶことが重要です。

あなたが受けない方がいい職業を確認しておこう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

おさえておきたい! ファッション業界の志望動機作成の3つのポイント

ファッション業界の志望動機作成のポイント
  1. 「なぜファッション業界なのか」を伝える
  2. 「なぜその職種なのか」を伝える
  3. 「実体験のエピソード」で説得力を持たせる
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就活生

ファッション業界について多くの職種を紹介していただいたおかげで、やってみたい職種をいくつか見つけることができました。そこで志望動機を作成する際のポイントも教えていただきたいです!

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アドバイザー

やってみたい職種が見つかって良かったです。それでは、早速ファッション業界の志望動機を作成する際のポイントを一緒に確認していきましょうか。

ここでは、ファッション業界の志望動機を作成する際のポイントを3つ解説していきます。ファッション業界では「雑貨や洋服が好き」や「〇〇のブランドで働きたい」といった想いが先行してしまう傾向がありますが、それだけでは説得力に欠けてしまいます。論理的な根拠も示し、熱意や入社意欲を伝えられるように次のことを意識しておきましょう。

志望動機の基本についてはこちらを参考にしてください。

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志望動機の重要性 選考突破に向けて志望動機は非常に重要です。リクルートがおこなった就職活動・採用活動に関する振り返り調査によると、8割近くの企業が選考で重視する項目に「自社への熱意」を挙げています。 志望動機の内容によっ […]

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①「なぜファッション業界なのか」を伝える 

なぜファッション業界が良いのか、もしくはファッション業界でなければいけない理由を伝えましょう。自分の特性や適性から考えても良いですし、興味や好みからでも問題ありません。重要なのは、採用担当者が納得できるような理由を説明できるようにしておくことです

ファッション業界は華やかなイメージが先行してしまい、間違った認識のまま応募する学生が多い傾向にあるため、採用担当者は入社後にギャップを生ませないためにも注目しているポイントになります。

採用担当者の不安を払拭したうえで熱意を伝えることで、ファッション業界の志望動機に説得力を持たせることができるでしょう。

②「なぜその職種なのか」を伝える

業界の志望理由を伝えるだけでは、仕事で何をやりたいのか伝わり切らないため、職種の志望動機を伝えましょう。この際、漠然としたイメージだけで動機を述べると職種に対する理解ができていないと思われてしまう可能性があるため、入社後にやりたいことを具体的な日々の業務内容にも触れながら伝えると効果的です

ただ、ファッション業界の新卒採用では、自社店舗を持つ企業であると最初は総合職として採用し、一度店舗で販売員と仕事をし現場の知識や経験を積んでから他の企画職などに配属されることも多い傾向にあります。

選考時に販売職以外の希望職種を伝えることは問題ありませんが、販売職からキャリアがスタートする可能性があることも踏まえて、適切にアピールするようにしましょう。

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アドバイザー

総合職で採用される場合は、なぜその企業なのか、なぜそのブランドなのかを伝えましょう。

③「実体験のエピソード」で説得力を持たせる

業界や職種の志望理由を伝える際、実体験のエピソードを用いて志望理由に自分ならではの説得力を持たせることを意識しましょう。ファッション業界では熱意や好み、業界への華やかなイメージが先行してしまい、漠然とした志望動機になってしまう学生も多いため注意が必要です。

実体験のエピソードを踏まえてアピールができれば、自分ならではのエピソードを作成できるため、ほかの学生との差別化を図ることができるでしょう

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アドバイザー

実体験のエピソード述べる際には、志望理由だけでなく仕事への自分自身の適性もアピールすることができればより効果的です。

気をつけよう! ファッション業界の志望動機作成の注意点

ファッション業界の志望動機作成の注意点
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就活生

ファッション業界の志望動機を作成する際のポイントがわかったことで、書きやすくなりました。ちなみに、志望動機を作成するときに注意すべきことはありますか?

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アドバイザー

それは良かったです。そうですね、注意点もあります。志望動機をよりよくするために一緒に確認していきましょう。

ここでは、ファッション業界の志望動機を作成する際の注意点を3つ解説していきます。他業界でも考えられることですが、特にファッション業界の志望動機作成で陥りやすい傾向にあるので、自分が作成している志望動機と照らし合わせながらぜひチェックしてみてくださいね。

①「憧れ」だけの理由は避ける

「憧れ」だけを理由に志望動機を作成するのは避けましょう。ファッション業界は華やかなイメージがあり憧れから志望する学生も少なくありませんが、採用担当者は憧れだけでなく実際にファッション業界の中で働く意思のある学生をもとめています。

憧れ以外もアピールするためには、ブランドや企業へのイメージ以外にも、実際の仕事内容について関心があることや生産・販売者としてやりたいこと伝えられると、採用担当者も入社後のミスマッチを懸念せずに済むでしょう

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憧れの〇〇に入りたい」だけではなく、自分を採用することで企業が得られるメリットを示せると、採用担当者も納得する志望動機になりますよ。

②「商品が好き」以外の理由も伝える

企業やブランドの商品が好きで志望する学生も多いですが、内容に深みを出すためには「商品が好き」以外の理由を伝えることも重要です。その商品を適切に消費者に届けるための生産活動や販売施策なども企業の価値になるので、これらの企業の独自の取り組みや工夫点にも着目しましょう。

そして、実際に仕事をおこなう中では、商品が好きなことを前提とし、仕事として何がしたいのか、適性があるのかが重要になります。長く働く意志があることを採用担当者に伝えるためにも、商品以外の仕事内容や今後の展望などを伝えることが大切ですよ

③「消費者視点」だけで語らないようにする

志望動機を伝える際は、好きな企業やブランドであっても「消費者視点」だけでなく、生産・販売側の視点も持つようにしましょう。よく使う商品だと既に商品のことはよく理解していると思いがちですが、入社後は商品を売る側になることを忘れてはいけません。

志望する学生に必要なのは生産・販売する側の視点です。商品を作り多くの消費者に届けるために企業が何を工夫しているのか企業理解を深めたうえで、企業の社員の気持ちで考えることが重要になります。自分が入社することで、企業にどのような貢献ができるのかを伝えると良いでしょう

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アドバイザー

ただ、入社後に消費者視点を持って仕事に取り組むのは重要なことですので、消費者としての感覚も忘れないようにしましょう。

職種別に紹介! ファッション業界の志望動機例文6選

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就活生

ファッション業界の志望動機について、ポイントや注意点などを教えていただきありがとうございました。志望動機の質をより高めたいので、参考になる例文を紹介していただけないでしょうか?

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アドバイザー

たしかに、ほかの志望動機を見て参考にすることも大切ですね。いくつか紹介していくので確認してみてください。

ここでは、ファッション業界の志望動機例文を職種別に6つ紹介していきます。先の志望動機作成のポイントや注意点を意識した例文になっているので、自分自身が作成している志望動機と照らし合わせながら確認していき、より良い志望動機の作成に役立ててくださいね。

例文① 生産管理担当

例文

私は、良い素材を用いた洋服を適切に流通させたいという思いから、ファッション業界で生産管理の仕事をしたいと考えています。

私は小さい頃に父親が勤めていたアパレル関連の繊維工場に見学に行ったことがあり、そこで細い糸から大きな布が出来上がっていく工程を目の当たりにし感動を覚えました。それから洋服のもととなっている素材産業に興味を持ちはじめ、良い素材を生産・管理して、多くの人に適切に商品を流通させたいと思うようになりました。

貴社は、素材産業の中でも品質にこだわりをもち、多くのブランドや消費者から支持されていると感じています。私も貴社とともに、質の良い素材を多くの企業に提供し、人々の暮らしを根本から支えたいと考え、貴社を強く志望します。

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幼少期の体験に紐づいていて志望する理由に説得力がありますね。企業の品質へのこだわりに着目して共感を伝えているのも良いです。

例文② デザイナー

例文

私は、世の中に彩りを与える新しいモノを作り続けたい気持ちがあり、ファッション業界でデザイナーとして活躍したいと考えています。

私は小さい頃からファッションやトレンドを追うことが好きで、雑誌を切り抜いてはストックして、その記事を参考に自分でオリジナルの洋服のデザインを書いていました。継続していく中で「自分自身で作った洋服で購入してくれた人の人生を豊かにすることができたら、なんて幸せなことだろう」と思うようになり、現在独学でデザインと服作りの勉強を進めています。

貴社のブランドは人々の暮らしに彩りを与えることをコンセプトにし、毎シーズン独自の世界観を示すことで、多くの人から高い評価を得ています。私も貴社の商品企画に携わり、世の中とそこに住む人々の生活に彩りを与えたいと考え、貴社を志望します。

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エピソードから消費者として商品を購入する視点だけではなく、商品を作る側の視点を持っていることが伝わってきますね。志望企業のコンセプトと自分が目指す方向性もマッチしていて良いです。

例文③ バイヤー

例文

私は、その時代に価値ある商品を多くの人に届けたい気持ちがあり、ファッション業界でバイヤーとして仕事をしていきたいと考えています。

私は洋服が好きで大学時代に古着屋でアルバイトをしており、たまに買い付けのために店長と一緒に現地に行き買い付けの手伝いをしていました。はじめは自分の好みや売れるだろうという感覚で選んでいたのですが、店長から「うちの店ではそれは売れないよ。しっかりと顧客の立場になって価値のある商品を届けられるようになろう」と言われ、来店する顧客の嗜好なども改めて観察しました。この経験から、バイヤーとして今価値のある商品を選定し、もとめている人へ届けたいという思いが強くなっていきました。

貴社は多くのブランドを取り扱っており、各ターゲット層のニーズに合った商品を適切なタイミングで提供していると感じており、その背景には優秀なバイヤー担当者の方がいらっしゃるのだと推察します。私も貴社で自分自身の力を磨き、多くの人に価値ある商品を届けられるバイヤーになりたいと考え、貴社を志望します。

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アルバイトでの経験から、バイヤーの仕事で大事なことを理解していることが伝わってきますね。志望企業についてもよく考えていることが伝わる良い志望動機です。

例文④ クリエイティブディレクター

例文

私は、価値あるブランドを多くの人に広めていきたい気持ちがあり、ファッション業界でクリエイティブディレクターとして仕事をしたいと考えています。

私は学生時代に自分の好きなファッションブランドがあり、洋服やアクセサリーを毎日愛用していました。しかし、そのブランドの価値が人々に知られないうちに閉店してしまったことがあり、世の中には価値あるモノでも皆に認知されなければなくなってしまう可能性があるのだと強く実感しました。この経験から、ファッションブランドのイメージ戦略を考え、現場を統括するクリエイティブディレクターとなり、価値あるブランドが消えないようにしたいと思うようになりました。

貴社は、多くのファッションブランドのPR戦略の企画提案をおこなっていると感じています。私も貴社の一員として、多くの価値あるブランドを守りたいと考え、貴社を志望します。

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過去の実体験から社会課題を自分事と捉えて述べている素敵なエピソードですね。入社意欲を強く感じる志望動機です。

例文⑤ コーディネーター

例文

私は、商品を組み合わせて人々に新しい暮らしを提案したい気持ちがあり、ファッション業界でコーディネーターの仕事を志望しています。

私が中学生になるまで、実家はモノが多く足の踏み場がない状態にありました。その際、ある量販店でシーズンのディスプレイ提案をしており、新商品と既存商品を組み合わせて素敵な空間を演出していました。私はその提案を参考にして実家の大変革をおこない、以前よりもすっきりとした空間にすることができました。この経験から、家具やインテリア雑貨を組み合わせてコーディネートすることが趣味になり、大学の講義でコーディネートについて授業をおこなう場をいただくまでになりました。

貴社は、イベント会場を貸し切り、毎シーズン大規模な商品展示会をおこなっており、そこで既存商品と新商品を組み合わせ空間演出を考えているのが貴社のコーディネーターの方だとお聞きしました。私も貴社のコーディネーターとして、商品を組み合わせて提案することで人々に新しい価値提案ができるようになりたいと考え、貴社を志望します。

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アドバイザー

「なぜコーディネーターを志望しているのか」の背景が実体験からしっかり伝わってきます。企業理解もできていることを示せていて良いですね。

例文⑥ 販売員

例文

私は、接客を通じて顧客に最適な洋服を直接提案したい気持ちがあり、ファッション業界で販売員として活躍したいと考えています。

私は大学時代に、アパレルショップの販売員としてアルバイトをしていました。当時店長から「商品ではなく顧客を見なさい」と言われ、この言葉を心に留めて実践していました。その中で、接客した顧客から「あなたが接客してくれたおかげで商品の魅力に気づけたわ、ありがとう」といっていただき、接客次第で顧客から見える店舗や商品の印象が変わるのだということを肌で実感しました。この経験から、接客を通じて顧客に最適な提案をすることで商品の価値を自分が伝えていきたいと思うようになりました。

貴社は、接客に最も力を入れており、業界内でも接客力で高い評価を得ていると感じています。私も貴社の販売員として、顧客に真摯に向き合って最適な商品を提案できるようになりたいと考え貴社を志望します。

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アドバイザー

憧れから志望する学生が多いアパレル販売ですが、実体験のエピソードで販売側の視点での職種理解を伝えることで、説得力を持った志望動機になっていますね。

知っておきたい! ファッション業界で働く際におすすめの資格

  1. 販売士(リテールマーケティング)検定
  2. ファッション販売能力検定
  3. パーソナルカラリスト検定
  4. パターンメーキング技術検定
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就活生

ファッション業界の志望動機についてとても理解が深まりました。いざ入社した時にも役立つ資格があれば追加で教えていただきたいのですが、ありますでしょうか?

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アドバイザー

ありがとうございます。たしかに、資格を持っておくと選考でも自分のアピール要素の1つになるので、確認しておくと良いですね。早速一緒に見ていきましょう!

ここでは、ファッション業界で働くうえで持っておくと良いおすすめの資格を紹介していきます。必須ではありませんが、ファッションに対する知識や知見も学ぶことができるので興味があるならば、一度学習を進めてみると良いですよ。

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アドバイザー

職種によっては専門的な資格が必要になる仕事もあるので、事前に調べるか面接時に確認してみるのも良いでしょう。

販売士(リテールマーケティング)検定

店舗の販売員として働くのであれば、販売士検定の学習をするのがおすすめです。

流通・小売業界では唯一の公的な資格であり、社会的な信頼度も高いことに加え、知識としても販売についての基礎を学ぶことができます。接客に関してや商品に関する知識、売場管理や店舗運営の知識などを網羅的に得ることができるでしょう。

1級〜3級までの段階があり、流通・小売業界におけるマーケティングや企業経営について幅広く学べます。販売員であれば、まずは3級から基礎知識を身につけ、役職や立場が上がったら2級、1級と順々に取得するのがおすすめですよ。

ファッション販売能力検定

ファッション販売能力検定は、ファッションの中でもアパレル販売員におすすめの資格です。衣服に関する商品知識や販売知識に加え、VMDやマーケティングなどの店舗運営に関する知識など、店舗で接客を通じて商品を販売するうえで必要不可欠な内容を学ぶことができます。

コーディネート提案の仕方や、顧客視点での接客の仕方なども学ぶことができるので、販売員として質の高いサービスを提供することで周りと差をつけたいと考える学生には、おすすめですよ。

販売士と同様に1級〜3級までの段階があり、一般の販売員であればまずは2級か3級から、店舗責任者や店長になったら1級の取得を目指すと良いでしょう。

パーソナルカラリスト検定

パーソナルカラリスト検定は、一般社団法人の日本カラリスト協会が主催している民間の検定試験であり、「人と色」に着目して、色彩知識と配色調和を身に着けることができる資格です。

色に関する検定や資格は多くありますが、中でもパーソナルカラリスト検定は「個人に合った色を見極め提案する」技術を学ぶための資格なため、コーディネート提案や接客をおこなう職種で働くうえで、役立つ資格といえるでしょう

1級~3級まであり、2級3級はそれほど難しくなく取得しやすい資格となっています。1級は2級合格者のみ受験できるので、まずは2級以下の取得を目指しましょう。

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キャリア
アドバイザー

商品知識や販売力があっても、個人に合うような提案ができなければ顧客は離れてしまいます。その点で、個人と色の相性を見極められるようになれば自然と顧客のニーズに応えられるようになるでしょう

パターンメーキング技術検定

パターンメーキング技術検定は、デザイン企画したものを平面から立体にするための知識や技術習得のための資格になります。パタンナーになりたい人向けの資格になるので、販売員やそのほかの職種を目指す学生には直接関係ないかもしれませんが、洋服に興味があり服の構造や作り方を学びたい学生にはおすすめです。

先述した3つの検定では販売能力を高めるための内容が主でしたが、パターンメーキング技術検定では「服についてよく知る」ことが主な内容になります。その中で、人の体型についてや着心地の良い素材などについても学ぶことができるので、接客でも一歩踏み込んだ提案ができるでしょう。服について知見を深めたい学生におすすめです。

石川 愛

キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる

語学力がアピールできる資格があれば有利になる

上記のほかにおすすめの資格は、語学に関するものです。英検やTOEIC、中国語の資格の漢語水平考試(HSK)などがあると有利になりやすいですね。

とくに外資系企業のアパレルの場合、本社からメールや指示書が英語で送られてくるところもあるでしょう。また一度入荷した製品を違う国の支店に移動させる手続きは英語でおこなう場合があります。さらに事務作業だけでなく、アパレルは外国の顧客が来店することも多いでしょう。欧米圏だけでなくアジア圏からの顧客も多いので、中国語や韓国語のできる人材は重宝されます。

そのため、ファッション業界を目指すなら語学力を身につけることがおすすめです。スキルがあることの証明になる資格があれば選考でアピールすることもできますよ。

ファッション業界を志望する学生からよく聞かれる質問に回答!

ファッション業界を志望し就職活動をする中で疑問に思うこともありますよね。ここでは、ファッション業界を志望する学生からよく聞かれる質問にキャリアアドバイザーが回答していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • そもそもファッション業界はどのような業界ですか?

    ファッション業界とは、衣料品をはじめとして、家具やインテリア雑貨など含めた暮らしにかかわる商品全般の生産や流通、販売をおこなっている業界です。業界構造として、大きく「素材産業」「アパレル産業など」「流通産業」に区分され、消費者に商品を届けています。

    ファッションと混同しがちな用語にアパレルがありますが、ファッションのほうがアパレルよりも幅広い意味を持っている点で異なります。アパレルが「装い」を意味するのに対し、ファッションが「流行」や「ライフスタイル」を意味するため、扱う商品も衣料品に限定されていないことが特徴ですね。ファッション業界の中にアパレル産業が含まれていると考えるとイメージしやすいでしょう。

  • ファッション業界は今後の展望を教えてください。

    ファッション業界の今後は、国内だけでなく海外展開を念頭に置いた事業戦略が必要となっていくでしょう。日本は少子高齢化による人口減少の影響で、国内市場は縮小傾向であるため、海外での店舗拡大を積極的におこない、国内の売上に依存しない事業戦略が必要となると考えられます。

    また、今後もデジタル技術やテクノロジーは加速度的に発達すると考えられるため、ファッション業界でも導入スピードがさらに加速し活用幅も拡大していくでしょう。

  • 専門学校に通わなくてもファッション関係の就職先はありますか?

    専門学校に通わずとも、ファッション関係の仕事に就くことは可能です。一部専門的な知識や技術が必要な職種もありますが、多くの職種は未経験で仕事をしはじめ、働きながら学んでいくことが一般的です。 また、新卒採用では最初は総合職として採用し、まずは店舗で販売員として現場の経験を積んでから他の職種などに配属されることも多い傾向にあります。

    そのため、希望の職種が明確でない場合や専門的な知識を持っていないという場合は、最初は販売員としてファッション業界の仕事に携わることが基本的なルートになるでしょう。

ファッション業界は暮らしのスタイリスト! 業界や職種を徹底理解して選考に臨もう

ファッション業界は人々の暮らしにかかわる商品全般を扱うため、多くの職種がかかわっている業界です。人々の暮らしを快適にし彩るという意味では、ファッション業界で働く人々は「暮らしのスタイリスト」とも呼べるでしょう。
  
ファッション業界で希望の職種で働くためには、業界と職種の理解が必要不可欠です。仕事とする場合には商品を使う消費者の視点だけではなく、商品を作り届ける生産や販売側の視点(ビジネス的な視点)をもつことが重要になりますよ。業界と職種の理解を徹底したうえで、商品を生産し販売する立場としての自分の適職を見つけていきましょう。

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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