英語を使うインターンシップとは? 内容や注意点について徹底解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 英語力を活かせるインターンシップに挑戦してみよう!
  2. 英語を活かせるインターンシップは語学を学ぶ場所ではない!
  3. まずはインターンシップの種類を押さえよう
  4. 短期インターン
  5. 長期インターン
  6. 英語を用いるインターンに参加するために必要な英語力とは?
  7. 英語を使うインターンシップに参加する5つのメリット 
  8. ①「ビジネス英語」を学ぶことができる
  9. ②グローバルな考え方が身につく
  10. ③異文化コミュニケーション力が身につく
  11. ④職業の適性を図ることができる
  12. ⑤そのまま内定に直結する場合がある
  13. 海外インターンシップではどのような準備が必要になってくるのか?
  14. 求められる英語スキル
  15. 費用
  16. 実施期間
  17. ビザの有無
  18. オンラインで参加できる海外インターンシップもある!
  19. どのような企業が英語を使うインターンシップを募集しているのか
  20. 外資系企業
  21. 国内ベンチャー企業
  22. 海外インターンシップの募集企業とは?
  23. 英語を使うインターンで体験できる職種とは?
  24. 職種によって必要な英語スキルが変わる!
  25. リスニングスキル・スピーキングスキルを使う職種
  26. ライティングスキル・リーディングスキルを使う職種
  27. 英語を使うインターンならではの4つの探し方
  28. ①専用のインターン募集サイトを見る
  29. ②企業ホームページから直接確認する
  30. ③大学のキャリアセンターに相談する
  31. ④専門のエージェントに相談をする
  32. 英語力を活かせるインターンに参加する前に必要な準備とは?
  33. インターンの実施期間を確認しよう
  34. なぜインターンに参加したいのか目的を明確にしよう
  35. 企業に見せることができる「英語力がわかるスコア」を取得しよう
  36. 自身の英語コミュニケーションレベルを把握しよう
  37. 英語を使うインターンシップは就活でどのように活かされる?
  38. 実践的な英語スキルを習得しているという根拠になる
  39. 主体性やコミュニケーションスキルの高さを評価される
  40. グローバル人材として評価される
  41. 英語を使うインターンシップ参加後の4つのアピールポイント
  42. ①英語スキルの高さ
  43. ②英語以外の専門のスキルをアピールできる
  44. ③主体的に活動することができる
  45. ④働くことへの意欲の高さ
  46. 自分の英語スキルを活かせるインターンを探そう

英語力を活かせるインターンシップに挑戦してみよう!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。英語力を活かせるインターンシップ(インターン)に挑戦したいと考えている学生から、

「英語を使うインターンってどのような内容ですか?」
「どれくらいの英語力が必要になりますか?」

といった相談を受けます。

近年、海外留学経験のある学生や外資系企業で働きたいと考える学生が増えている傾向もあり、英語力を活かせるインターンに参加し「より実践的な英語力を身につけたい」「外資系企業のインターンで経験値を積みたい」と考えている学生も少なくありません。

この記事では、そんな英語力を活かせるインターンへの参加を考えている学生に向けて、英語力を活かせるインターンとはどのような内容なのか、また参加するうえでの注意点などについても詳しく解説しています。

英語を用いるインターンに興味がある学生はもちろん、インターンへの参加を不安を感じている学生も理解を深めるきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。

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英語を活かせるインターンシップは語学を学ぶ場所ではない!

英語力を用いるインターンは留学とは大きく趣旨が異なります。それは、インターンは「英語を学ぶ場」ではなく「英語を用いて職業体験をする場」であるということです。

インターンとは、学生が実際に企業で働いたり、企業へ訪問をして理解を深めることができる職業体験を指します。インターンの種類にもよりますが、英語を使用するしないにかかわらず、学生は企業から「仕事を体験に来ている」あるいは「一緒に仕事をする戦力」として見られているため、注意が必要です

もちろん、インターンに参加することで英語力は身に付きますが、あくまで「英語を用いて仕事をおこなう場」なので、インターンを通して英語を学びたいと考えている学生は趣旨を見誤らないように気をつけましょう。

まずはインターンシップの種類を押さえよう

インターンにもさまざまな種類があり、期間によっては体験できる内容が異なります。これは、英語力を活かすことができるインターンでも例外ではありません。

ここでは英語を用いることができる、短期インターン・長期インターンの2パターンの違いを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。また、本記事では短期インターンは3か月以内、長期インターンは4か月以上と定義することとします。

短期インターン

英語を用いた短期インターンは、給料が発生しない「無給インターン」が多いことが特徴です。募集している企業は主に、国内企業や国内外資系企業が主になります。

基本的な短期インターン内容は、

  • 会社説明や業務内容の紹介などから企業理解を深める「企業見学型」
  • 企業が出す課題を個人またはグループで問題解決にあたる「課題解決型」

に分けられます。

メリット・デメリット

メリットとしては、短期間で入社後に英語を用いて働くことができる企業を深く理解することができる点があげられます。

一方デメリットとしては、インターン期間の短さゆえに英語を用いる機会が少なく、英語を用いて具体的な業務をおこなったり、インターンを通してビジネススキルを身につけることが難しいという点です。

「ビジネス英語を身につけたい」「英語スキルを実践的な場で活かしたい」と考えている学生にとっては物足りない可能性があります。

長期インターン

英語を用いた長期インターンは、短期インターンとは逆で給料が発生する「有給インターン」が多いことが特徴です。募集している企業は主に、国内ベンチャー企業や外資系企業、海外に拠点を置く企業となります。

基本的な長期インターン内容は

  • 出社日が定められており企業の一員として働くことができる「シフト型」
  • 半年~1年以上、海外へ渡航し現地で働く「長期滞在型」

に分けられます。

短期インターンと比べ、具体的な業務経験や積極的な英語でのコミュニケーションスキルがもとめられます。長期インターンでは企業はインターン生に給料を支払う分、学生を一戦力として数えます。そのため、企業がインターン生にもとめるスキルや期待も大きくなります。

メリット・デメリット

メリットとしては、英語を用いて本格的に業務に携わることができ、外国人とのコミュニケーションや具体的な案件を通じて、ビジネス英語や専門的なスキルを学ぶことができます。

一方デメリットとしては、インターン生として週〇日以上と定期的に時間を取られてしまうこと、一定以上の英語スキルがもとめられることの2点があげられます。

こちらの記事では、長期インターンを成功させるためのポイントについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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英語を用いるインターンに参加するために必要な英語力とは?

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就活生

英語を用いるインターンに参加したいけど、どれくらいの英語力が必要ですか?

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キャリアアドバイザー

インターン先の企業や期間、業種によってもとめられる英語力はさまざまですが、外国人と意思疎通を取ることができる「日常会話レベル」は欲しいところですね。

どの程度の英語力が必要なのかは、希望するインターン環境によって変わってきます。たとえば、国内企業であれば社員は日本人ですので日本語で社員とコミュニケーションを取りつつ、必要な場面で英語を用いてインターンをおこなうことができます。

一方、外資系企業や海外に拠点を置く企業、顧客や商談相手が外国人という日系企業では、常に英語でコミュニケーションをおこなう必要があるため、外国人と日常会話レベルで英語のコミュニケーションを取れなければ業務をおこなうことはできませんよね。場合によっては、日常会話レベル以上の英語力が必要になるケースもあります。

このように英語を用いたインターンといっても、一概にどのレベルが必要とは言い切れませんが、外資系企業など常に外国人がいる環境のインターンに挑戦したい学生は少なくとも「日常会話レベル」以上の英語を用いたコミュニケーションスキルを身につけておきましょう

英語を使うインターンシップに参加する5つのメリット 

英語を使うインターンシップに参加する5つのメリット

英語を用いたインターンは通常のインターンに比べて、もとめられるスキルや経験が多く、「ハードルが高い」と感じる学生もいるでしょう。しかし、英語を用いたインターンには参加することで多くのメリットを得ることができます。

英語を用いたインターンに参加することのメリットを知ることは、インターンに参加する目的を明確にし、インターンにおける自身の目標設定につながりますので、ぜひ確認してみてください。

①「ビジネス英語」を学ぶことができる

ビジネス英語とは、日常会話で用いる英語の延長線上にある、仕事の場などのオフィシャルな状況で使用する英語のことを指します。

インターンでおこなうコミュニケーションの相手は社員や顧客が中心です。そのため、日本語の敬語と同じように形式的な表現がもとめられます。ビジネス英語を事前に学ぶことはできますが、ビジネスの場でどのように使われているのか、顧客と英語でコミュニケーションを取る際の表現方法などを実際に体験することができます

②グローバルな考え方が身につく

さまざまな国の外国人とコミュニケーションを取ることで、それぞれの国ならではの価値観や思考を知ることができます。日本とは異なる文化に触れることで、自身の価値観の幅が広がり、グローバルな考え方が身につくでしょう

とりわけインターンにおいては、労働に関するさまざまな価値観に触れることができます。たとえば、日本では当たり前のように残業をおこなう社会人や企業が多い傾向にありますが、海外では定時ちょうどに退社が一般的で、むしろ「残業する人は仕事の管理が下手」と思われてしまう文化もあります。

グローバルな考え方は、就職活動をおこなう際の企業選びや自分に適したワークバランスを判断する時の貴重な指標となるでしょう。

③異文化コミュニケーション力が身につく

異文化コミュニケーション力とは「異なる文化を尊重・理解し、受け入れる力」のことを指します。日本では当たり前と思っていた風習や文化が、海外ではタブーだったというケースは多くあります。たとえば、「体の前で腕を組む行為」は日本では考えている際に取りがちなポーズですが、海外では「敵対意志」として捉えられることもあります。

このように、ビジネスマナー、ジェンダー観、宗教観などの文化の違いを無視することは、ビジネスの場においてもすれ違いのきっかけとなります。そのため、外国人相手に仕事をしたい、海外で働きたいと考えている学生にとって、インターンにて「異文化コミュニケーション力」を身につけることが重要となります。

客観性を持ち、相手の文化を尊重・理解し、受け入れることは国内外問わず社会人として働くうえで必要なスキルの一つです。

④職業の適性を図ることができる

インターンは実際の業務などを通じて、インターネットで調べるよりも企業理解や業種理解を深めることができます。加えて、英語を用いたインターンでは、自分が外国語圏で働くことの適正や自分のキャリアビジョンと適しているかなどを判断することができます

インターンに参加することで、入社後に抱いていた働くイメージと違ったなどの齟齬を防ぐこともできます。また、実際に働くうえでどの程度の英語力が必要なのか、それともほとんど英語を使うことができない職種なのかなどのポイントは、将来英語力を活かしたいと考えている学生にとっては、入社前にインターンを通じて事前に確認しておきたい点ですよね。

企業選びのポイントについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせて確認してみましょう。

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⑤そのまま内定に直結する場合がある

インターンに参加した学生は内定に有利になる可能性があります。とりわけ、外資系企業や海外企業の長期インターンでは、そのまま内定に直結する可能性が大いにあります。

理由としては、インターンの趣旨が異なる点があげられます。日本のインターンは種類にもよりますが、就業体験の一環としての意味合いが強いです。一方、外資系企業や海外に拠点を置く企業では選考の一環としてインターン生を募集することが多いです。インターンでは、具体的な業務に携わることができるため、インターン生の仕事に対する姿勢やスキルを見られています。

外資系企業や海外でのインターンに参加することが決まったら、内定に直結する選考が始まったと考えるようにしましょう。

こちらの記事では、業界別のインターンの目的について解説しています。外資系などのインターンから採用までの流れについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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海外インターンシップではどのような準備が必要になってくるのか?

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就活生

海外で参加できるインターンに憧れがあるのですが、どのような準備が必要になってくるのか知りたいです。

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キャリアアドバイザー

海外で参加するインターンシップに漠然とした不安を感じる学生は多くいます。海外インターンシップに参加するうえで押さえておくべきポイントについて解説します。

求められる英語スキル

海外に渡航してインターンに参加する場合は、企業以外での生活でも英語が必要となってくるため、少なくとも日常会話レベルの英語力が必要となるでしょう

加えてインターンでは、仲間や上司へ自身の考えや意見を主体的に発言することも重要となります。考えを英語で言語化するスキル、英語で自ら主体的にコミュニケーションを取るスキルが必要不可欠です。仕事をおこなう上で、英語を基本ツールとして使えるレベルのスキルは必要となるでしょう。

費用

海外インターンに参加する際にかかる費用は大きく分けて5つあります。インターンに参加するには決して少なくはないお金が必要となってきますので、何に費用が発生するのかを事前に把握しておくことが重要となります。

①申し込み/サポート・プログラム費用
  • インターンを紹介している仲介サービスを利用する際に発生する費用。企業との仲介やビザの発行など自力でおこなうには難しい作業もサポートしてくれる。
②渡航費用
  • 主に飛行機などの旅費にかかる費用。時期や行き先によって渡航費用は変動するため、インターン先を選ぶ際にチェックが必要。プログラムによっては発生しない場合もある。
③海外旅行保険
  • 渡航先で病気や怪我をしてしまった場合の対策として加入することが推奨されている。万が一、保険に加入していない場合は膨大な医療費を自費で補わなくてはならなくなる。
④ビザ発行手数料
  • 入国許可証としての役割をもっている書類。ビザは種類によって値段が異なり、海外インターンに参加する際は必ず発生する費用となる。このビザ発行手数料もインターン先によっては保証してくれる企業もある。
⑤滞在費
  • 滞在中の食費、交通費、家賃などが含まれる。国によって物価が異なるので、必要となる費用も国によって大きく変動する。企業によっては家賃補助もある。

実施期間

インターンの種類によりますが、海外インターンに参加する際はまとまった期間を用意する必要があります。場合によっては、アルバイトや学校を長期間休むことになります。それに伴い、卒業時期が遅れる可能性などもあります。在籍している学校に事前に休学措置などの規則を確認する必要があるでしょう。

実施期間はさまざまで最短1週間から受け入れをしている企業もあれば、1年以上を有するインターンも存在します。インターン後のキャリアプランもしっかりと考え、参加期間を決めるようにしましょう。

ビザの有無

国内インターンと大きく異なる点が、ビザの有無になります。ビザは海外へ渡航する際、入国先が自国の安全を守るため、事前に渡航者の身元を確認(審査)するために必要な書類のことを指します。

ビザは渡航目的によってさまざまな種類がありますが、インターンでは「学生ビザ」「就労ビザ」「ワーキングホリデービザ」などが必要となってきます。インターン先の国によって、必要なビザの種類は変わるため、注意が必要です。

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう

自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます

自分の適職・適さない職業を今すぐチェックしてみてください。

オンラインで参加できる海外インターンシップもある!

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就活生

海外インターンに参加したいのですが、費用や必要期間的に難しいです…。

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キャリアアドバイザー

現在はオンラインで海外インターンに参加できるプログラムも生まれてきているので、ぜひ確認してみてください。

オンラインで参加できる海外インターンでは「課題解決型」のプログラムが多く、実際に現地企業とZoomなどのオンラインツールを用いてコミュニケーションを取ることができます。英語を用いたコミュニケーションを取ることが可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。興味のある学生は学生は海外インターンシップを取り扱っているサイトを調べてみましょう。

吉川 智也

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オンライン海外インターンなら英語力を試しながらビジネスが学べる

海外インターンはオンラインでも、ビジネス英語や日本とは異なる文化を学ぶことができます。海外は日本とは異なり、成果主義の働き方をしている国が多いです。そのため、もとめられるビジネススキルが高く、日本企業とは異なった「実力重視」の働き方が体感できることも魅力です。さらに海外インターンに参加することで、近年海外展開へ事業を拡大する企業が増えていることから、グローバル人材の需要が高まりつつある日本の企業からも良い評価が得られることもありますね。

インターンの内容には、業務の一部を体験するものやビジネス英会話を学べるものがあります。自分の目的に合ったコースを選び、より質の高いインプットの機会を得ましょう。

オンラインの方が短期間で海外の働き方が学べる

現地でインターンに参加すると文化の違いに慣れるところからスタートするので、人によってはビジネスを学ぶ前の段階でつまづいてしまうかもしれません。ですが、オンラインであればインターン内容がプログラム化されていることが多く、ビジネスを学ぶことに特化しているので、より効率的に海外ならではの働き方が学べるとも言えますよ。

どのような企業が英語を使うインターンシップを募集しているのか

英語を用いたインターンは国内外問わずさまざまな企業が募集をしています。どのような企業や業界が募集しているのか、特徴をつかんでおくことはインターン先を探す際に必要となりますので、必ず押さえておきましょう。

外資系企業

外資系企業とは、外国資本で成り立っている企業を指します。日本にも進出している外資系企業の中で有名な企業にはPwC Japanグループやフィリップ モリス ジャパンなどがあります。

外資系企業では、社内の公用語が英語であることも多く、国内でインターンに参加した際もさまざまな場面で英語が必要になってきます

国内ベンチャー企業

国内ベンチャー企業では、顧客が外国人であったりと国外を中心に活動の幅を広げている企業も多く、英語力のあるインターン生を一戦力として数え、事業をおこなっている企業もあります。

業種はエンジニア職や翻訳、営業などさまざまで、英語を使いつつ専門的な事業をおこなっています。働く社員のほとんどが日本人であることから、社内の公用語は日本語を用いることが多いです

こちらの記事では、ベンチャー企業とはどのような企業を指すのか、また入社後にどのようなメリット・デメリットがあるのかについて解説しています。興味のある学生はぜひ参考にしてみてください。

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海外インターンシップの募集企業とは?

海外へ実際に渡航して参加することができるインターンを募集している企業は大きく分けて3種類あります。企業の特徴や必要な英語スキルのレベルを押さえておきましょう。

現地企業

現地企業とはインターン先企業が日系企業ではなく海外企業のことを指します。コンサルティング企業、アパレル企業、教育系企業など幅広い企業が募集をしています。

インターンを募集している企業の特徴としては、事業内容の中で日本やアジア人が顧客の場合や英語以外のスキル(コンサルティングスキルなど)がもとめられるケースなどがあります。このような場合には、募集要項に必要なスキルなどが明記してある場合があるので、注意して見るようにしましょう。

日系企業

海外展開をおこなっている日系企業の海外支社や海外で起業した日本人経営者の企業などがインターンの募集をおこなっています。

業種はコンサルタント、メディア、営業、マーケティングなどこちらも幅広く、企業ごとに異なりますがメンバーの一員として専門的なスキルを学ぶことができます。企業を比較する際は、経営者の経歴などの情報やターゲットとしてる顧客について調べるとよいでしょう。

ホテル

海外の有名ホテルでもインターンを募集しています。基本的には海外へ渡航し、長期でのインターンとなります。職種としてはゲストサービスが多く、レストランのサーバーやフロント業務などの宿泊者と直接コミュニケーションを取る業務となります。

外資系IT企業などでは身につけることが難しい、有名ホテルならではのホスピタリティを学ぶことができる点が魅力としてあげられます。

英語を使うインターンで体験できる職種とは?

英語を使うインターンにはどのような職種があり、どのようなスキルを身につけることができるのでしょうか。

インターンは英語を学ぶために参加するのではなく、英語をツールとして専門的なスキルや経験を獲得できる場です。そのため、自分がインターンを通じて習得したいと考えるスキルがどの職種にあてはまるのか、事前に認知しておく必要があります。

職種によって必要な英語スキルが変わる!

インターンでもとめられる英語スキルは職種によって変わります。海外へ事業展開をしている企業でしたら、外国人相手に英語でセールスをする「スピーキングスキル」が必要になりますし、エンジニアでしたら英語で書かれた専門的なマニュアルを読む「リーディングスキル」が必要になります。

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キャリアアドバイザー

職種によって、もとめられる英語スキルのジャンルが変わってくるため、注意が必要です。

リスニングスキル・スピーキングスキルを使う職種

主に顧客と直接コミュニケーションを取る機会が多い企業において、リスニングスキルやスピーキングスキルが必要となります。顧客の話を聞き、提案をおこなうような、マーケティング企業やコンサルティング企業、サービス業をおこなう企業などでもとめられることが多いです。

営業職

営業職のインターンでは、取引先の海外企業や外国人顧客などと英語でコミュニケーションを取る機会があります。基本的にはメールや電話、オンラインツールでのコミュニケーションとなるため、相手の伝えたいことを瞬時に理解し、提案をおこなう必要があります。

業務内容としては、海外企業や外国人顧客に対して自社商品や自社サービスを紹介、提案する商談や顧客との日程調整などが中心となります。

人気の営業職では、志望動機で差別化を図ることも重要になります。こちらの記事では、営業職ならではの志望動機の書き方について詳しく解説しています。

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ブリッジSE職

ブリッジSEとは、他国と協業で事業をおこなう際の橋渡し(ブリッジ)となるシステムエンジニアを指します。インターンとしてブリッジSEを募集している企業は限られますが、IT業界のシステム開発に触れることができるなど専門的なスキルや知見を身に着けることができる職種です。

企業と企業を結びつける役割を担うため、日本企業と海外企業両社とのコミュニケーションが必要となります。そのため、英語で書かれた事業内容を協業相手に伝えられるように理解するリーディングスキル、得た情報を的確に伝えるスピーキングスキル、相手の質問を聞き取るリスニングスキルがもとめられます。

業務内容としては、資料の翻訳や進捗管理などのスケジュール調整に加え、協業相手との打合せへの参加などもおこないます。

マーケティング職

海外インターンではマーケティング職としてインターン生を募集する企業もあります。具体的な業務内容としては、自社サービスや自社商品をユーザーに使用して貰うためにはどのような施策に取り組むべきか、顧客はどのような悩みを持っているかなどを調査し、調査結果から新しい企画を立案、実行に移すことが主な業務となります。

英語を使用するインターンのマーケティング職は、英語での企画書の作成、社内ミーティングをおこなうため、リーディングスキルやスピーキングスキルはもちろん、ライティングスキルも必要になってきます。

こちらの記事ではマーケティング職の志望動機について、例文付きで解説しています。マーケティング職ならではのポイントを押さえて、志望動機を作成してみましょう。

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英会話スクール等の講師

語学を教える講師として活躍ができるインターンもあります。国内企業のインターンでは英会話スクールのアシスタント業務など日本人に向けて英語を指導します。一方、海外インターンでは、日本語学校などで外国人を相手に日本語を講師として指導します。

講師という立ち位置は同じですが、指導する生徒や教える言語に違いが生まれます。海外インターンでは、外国人と日常会話レベルのコミュニケーションが取れることが前提となってきますので、違いを押さえておきましょう。

ライティングスキル・リーディングスキルを使う職種

主にコンテンツを作成する業種において、とくにライティングスキルやリーディングスキルが必要とされます。英語で書かれたマニュアルを読み解きプログラミングをおこなうIT企業や、外国人向けのコラムを作成するメディア・出版系企業などでもとめられることが多いです。

ライター職

ライター職では、記事を作成する業務をおこないます。ライターとして英語で記事を書くだけではなく、リサーチや分析、外国記事の翻訳、取材や撮影のアシスタントなど、専門的な領域にまで踏み込んだインターンをおこなうことができます。

社員との英語でのコミュニケーションなども必要ではありますが、外国記事の翻訳や英語での執筆の際に、ライティングスキルやリーディングスキルが必要となります。

ライターのなり方についてはこちらの記事で解説していますので、興味のある学生はぜひ参考にしてくださいね。

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ライターになるには? 新卒から目指す場合の選択肢や注意点を解説

エンジニア職

プログラミングなどIT系の専門職であるエンジニア職では、英語で書かれたプログラミングマニュアル等を読む機会が多くあり、リーディングスキルが必要となります。

また、IT系に強い海外企業では積極的にインターンを募集しているため、将来エンジニアとして活躍したいと考えている学生は、インターンという立場で本場のIT企業で職業経験を積むことは、将来就職をする際に大きな強みとなるでしょう。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

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就活では、自分に合った仕事が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「適職診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけあなたの性格や強みを分析し、適職・適さない職業を提案してくれます

自分の適職・適さない職業を知ることで、自信を持って就活を進めましょう。

英語を使うインターンならではの4つの探し方

英語を使うインターンの探し方は大きく分けて4つあります。英語を用いるインターンに参加する際に募集要項や企業情報などの確認を見誤ってしまうと、思うように英語力を活かすことができなかったり、費用が予想よりも発生してしまう、というミスも起こりかねません。

また、海外インターンに参加する場合などはビザなどの書類関係の準備も必要です。書類関係などの事前準備は初めてインターンに参加する学生にとっては複雑なものも多いので、インターンを専門に扱っているサービスなどを利用することをおすすめします。

①専用のインターン募集サイトを見る

インターン専用のサイトでは、インターンを募集している企業情報や募集要項、必要な英語スキル、費用感などを確認することができます。検索する際に「英語を使用する」など条件を絞って検索することもでき、自身の志望する条件のインターンを探すこともできます。

とくに海外インターンに参加したいと考えている学生は、ビザの発行などの複雑な準備やインターンを探す際のアドバイスなどのサポートを受けることができるため、まずはどのようなインターンがあるのかを知るためにも専用サイトをチェックしてみましょう。

おすすめのインターン募集サイトは以下の通りです。

国内インターン
  • マイナビ
  • リクナビ
  • エンゲージ
海外インターン
  • 海外インターンシップエージェント インタースタイル
  • 国際交流サポートセンター
  • Tiger Mov
  • ゼロワンインターン

②企業ホームページから直接確認する

企業ページにインターンが記載されていて、インターン紹介サイトを介さずに応募できるケースもあります。インターンで参加したい業界や企業が明確に決まっている学生は、企業ホームページから直接インターンを探すのもよいでしょう

とはいえ、インターンについてまだよくわからない学生やインターン未経験の学生は、まずはインターンにはどのような種類があるのかを知ることをおすすめします。インターンに参加する目的や目標が決まってから、企業ホームページ経由でインターンを検索するとよいでしょう。

③大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンターでもインターンに関する情報を集めることができます。キャリアセンターでは、大学が学生の就活支援をおこなっています。キャリアセンターでは、過去に同じ大学の先輩が参加したインターンの情報や大学の卒業生が働いている企業からのインターンの情報があつまっています。実際の体験談を聞くことができるのは、インターン先を選ぶ際には安心ですよね。

また、海外インターンなどの長期インターンに参加する際は大学を休学する必要がある場合もあります。その際に、どのような手続きを取るべきかなどを大学に直接相談できるという点も大きなメリットとなります。

自分ひとりでインターンを探すことに不安な学生やインターン探しに迷っている学生は、利用することをおすすめします。

④専門のエージェントに相談をする

インターンに特化したエージェントサービスも存在します。サイトなどで調べてもどのインターンが自分に合っているのかよくわからない、といった悩みを抱えている学生は、専門のエージェントに相談してみましょう。

専門のエージェントは今まで数多くの学生とインターン生をもとめる企業を結び付けてきた経験があります。エージェントと相談する際は、

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就活生

「インターン先で使いたいと考える英語レベルは…」

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就活生

「日系企業と海外企業で迷っているのですが、自分の希望としては日系で…」

など、自分の希望を包み隠さず話してみましょう。インターン先を選ぶ際に妥協して希望を話さないのはNGです。無料で相談に乗ってくれるエージェントサービスもあるので、ぜひ探してみてください。

清水 沙也香

キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる

国内参加できる英語を使うインターンでは英語の使用シーンをチェックしよう

インターンで活かせる英語力がリーディングとライティング、スピーキングのどれに該当するのか事前にチェックしておく必要があります。「そんなの当たり前だよ」と思った人もいるかもしれませんが、きちんとインターンの内容を把握するためには、インターン先企業の仕事の特徴を詳しく理解しておく必要があります。

たとえば、マーケティング職であれば社内外向けの資料作成やプレゼンが多く、SEでは上司や顧客とコミュニケーションを取ることが多いです。このように、特徴を知らないとインターンで活かしたい英語力のイメージと違うという、ミスマッチが起きてしまうので、職種の特徴を調べることはとても大切です。

また、使用する英語はイギリス英語がフォーマルになるので、アメリカ英語だけでなくイギリス英語も押さえておくと、他者との差別化が図れるかもしれませんね。

海外で参加する海外インターンはもとめるビジネスレベルを確認しよう

海外のインターンは日本と異なり、業務の過程ではなく成果をとくに重要視することもあります。そのため、ビジネス未経験でインターンをすると業務内容についていけず、ストレスを感じてしまう可能性もあるのです。とりあえず参加するのではなく、自分のレベルにあったインターン先を探し、参加する目的を達成できるかを見極めることが重要です。

英語力を活かせるインターンに参加する前に必要な準備とは?

英語力を活かせるインターンに参加する前に必要な準備

では実際にインターンに参加する際、どのような準備が必要になるのでしょうか。インターンに応募する際に必ず押さえておきたいポイントについて詳しく解説しています。

仮に準備ができていないと、せっかくのインターンに参加できなかったり、参加したとしても得るものが少なくなってしまう可能性があります。応募する前に自分の準備ができているか、必ず確認しましょう。

インターンの実施期間を確認しよう

インターンによって実施期間はさまざまです。実施機関によっては大学を休校したり、アルバイトを長期で休むまたはやめなくてはならない可能性があるため、インターンの実施期間は自身のスケジュールとの調整が必要不可欠です

さらに、インターンに参加するためにスケジュールを空けることも重要ですが、インターン後のスケジュール感も想定しておきましょう。インターン後、就活の準備はいつから始めるのか、学校の単位や卒業の時期の調整などを把握しておきましょう。

英語を用いるインターンは、具体的な業務に取り組める内容が多く、他では得られない経験やスキルを積むことができます。一方で「週〇日以上、出社」など一定以上の拘束時間が発生する場合も多く、注意が必要です。

なぜインターンに参加したいのか目的を明確にしよう

インターンは「職業体験」をすることができる場です。インターンに参加する前に、インターンでどのような経験やスキルを身につけたいのかを明らかにしておくことで、目的や目標が明確になり有意義なインターンとなります。

とくに「英語を使うインターンに参加したい」と考える学生が陥りやすいケースとして、英語を学ぶことがインターンの目的となってしまうケースがあります。インターンで英語はあくまで、業務をおこなうための基本ツールであり、企業の業務に参加し経験とスキルを得ることがインターンの目的であることを覚えておきましょう

仮に英語を学びたいという姿勢でインターンに参加すると、業務中にもとめられる英語スキルについていけない可能性や、インターンで興味のない仕事を任せられてしまい実りのない退屈なインターンとなってしまうことが予想されます。

企業に見せることができる「英語力がわかるスコア」を取得しよう

インターンに応募する際に英語スキルをスコアとして提示されることがあります。インターンにいざ応募しようとした時に、企業に提示できるスコアを持っていないと応募することができない、ということもあり得ます

一般的には「TOEIC L&R」のスコアをもとめる企業が多いため、事前に受験しておくことをおすすめします。また、事前に応募したいインターンが決まっている場合は、募集要項を確認し必要な英語スコアの条件も確認しておくとよいでしょう。

TOEICは570点以上が必要!

TOEIC Listenning & Reading Test

参考:国際ビジネスコミュネーション協会 公式サイト

インターンに参加する際に、TOEICの点数の目安を知りたい学生は多いでしょう。TOEIC公式によると、企業がもとめるTOEIC L&Rの点数は「570点〜810点以上」とされています。そのため、まずは570点〜810点のおおよその平均である、700点前後を目指すことをおすすめします。

TOEICのスコアはインターンのみならず、就活の際にも使用するので積極的に受験するようにしましょう。

リンガスキルビジネスにも挑戦してみよう!

リンガスキルビジネスとは、公益財団法人 日本英語検定協会が運営している「ビジネス英語」に特化したテストです。欧州や東南アジア、中国など世界50カ国の企業や団体で採用における評価で用いられています。

リンガスキルビジネスの特徴は4つです。

  • グローバルビジネスでもとめられる英語力を測定
  • 世界共通の語学ガイドライン「CEFR」に基づき評価
  • オンラインによるテスト形式
  • 最短3営業日で結果がわかる

世界共通の語学ガイドラインに基づいた「ビジネス英語」に特化した内容になっているため、公用語が英語である企業のインターンに参加したと考えている学生にとっては、ビジネス英語の実力を数値として見ることができます。

リンガスキルビジネスのスコアは、TOEIC L&RやGTECの点数とも比較することができるため、興味のある学生はぜひ挑戦してみましょう。

自身の英語コミュニケーションレベルを把握しよう

TOEICなどのスコアだけではなく、実際にインターンに参加したとき英語圏でどれくらいコミュニケーションを取ることができるかを把握しておく必要があります。

英語コミュニケーションレベルとは、英語で会話をすることができるか、自分の発音は英語圏の人に伝わるのかなどがあげられます。英語のスコアももちろん重要ですが、インターン中に業務に支障をきたさない程度のコミュニケーションを取ることができなければ、参加する学生も募集した企業側も困ってしまいます。

英語のスコアはインターンの選考の際に用いることもありますが、あくまで英語を活かすインターンは実力主義です。英語でコミュニケーションをとることができるか否かが重要視されます。

石川 愛

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英語を用いるインターンのエントリーシート(ES)では内容も重視している

英語で書くESは英語力はもちろんですが、やはり内容も重視されています。文法に誤りがない英文のESであっても、内容が抽象的であったり成果が書かれていない場合は選考落ちになる可能性は高いです。

英語を用いるインターンのESでは、つい英語で書くことに注力してしまいがちですが、あくまでも英語で書くことは手段ですので内容重視でESをまとめるようにしましょう。

英語を使う選考ではディスカッション対策をしよう

選考フローは日系企業も外資系企業も大きく変わらず、書類提出からグループディスカッション、面接という流れが基本です。ですが、外資系企業はグループディスカッションにて自分の意見を主張する積極性がもとめられるので注意が必要です。

英語を使うインターンに参加する学生は留学経験や海外出身の人も多いため、ディスカッションの場で積極的に意見の主張をおこなうことに慣れている人たちと議論することになることも多くなります。練習や対策をしていないと議論の流れについていけず発言ができないこともあります。

自分の意見を英語で主張できるように、サークル活動や英会話のコミュニティへ参加しディスカッションへ慣れておくことがおすすめです。

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英語を使うインターンシップは就活でどのように活かされる?

就活生)英語を使うインターンって、就活でどのように活かされますか?
CA)英語を使うインターンの経験は就活にて大きな強みになりますよ。就活でインターンの経験を主張するためにも、どのように企業から評価されるのかを押さえておきましょう。

就活で活かしたいという目的でインターンへの参加を希望する学生も少なくはないでしょう。では、英語を使うインターンに参加すると、就活ではどのようなメリットがあるのでしょうか。

実践的な英語スキルを習得しているという根拠になる

インターンにて海外企業を相手に営業をしたなどの経験がある場合は「ビジネス英語」のスキルがあると評価されます。インターンというビジネスの場で英語を用いて業務にあたっているわけですから、実践的な英語スキルが身についている根拠となるでしょう

ただし、就活では英語を用いてでどのような業務をおこなったかを説明する必要があります。そのため、英語をツールとしてインターンではどのような業務にあたったのか、何を考え、どのようなアクションを起こしたのかを説明できるようにしましょう。

主体性やコミュニケーションスキルの高さを評価される

英語を使うインターンでは、受け身ではなく主体的に行動することが必要不可欠になります。海外のビジネス観によっては、考えや主張を自分から発信しなければ、誰も動いてくれないというケースがあります。そのため、英語圏のインターンに参加した学生は、ビジネスの場で社員に対しても積極的にコミュニケーションをとることができる人材であると評価されます

もちろん、主体性やコミュニケーションスキルを就活で評価してもらうためには、インターンでのエピソードを話す必要があるため、具体的な主張ができるように準備をするようにしましょう。

グローバル人材として評価される

国内企業は市場を国内のみならず、新しく海外へ広げている企業が多く存在します。そのため、企業が欲する人材にも変化が生まれ、海外を相手にビジネスをおこなうことができる「グローバル人材」の需要が高まっています

インターンを通じて「異文化コミュニケーションスキル」や「実践的な英語力」を身につけている学生は、海外展開をおこなっている企業にとっては今後必要な人材であるため、他の学生との差別化をすることができるでしょう。

英語を使うインターンシップ参加後の4つのアピールポイント

英語を使うインターンの「4つのアピールポイント」
  1. 英語スキルの高さ
  2. 英語以外の専門のスキルをアピールできる
  3. 主体的に活動することができる
  4. 働くことへの意欲の高さ
英語を使うインターンの「4つのアピールポイント」

次は就活で英語を使うインターンをどのようにアピールする方法について紹介します。せっかくインターンに参加したとしても、アピール不足で「インターンに参加しただけで、何も得てない」と評価されるのはもったいないですよね。英語を使うインターンをアピールするときに押さえるべきポイントは4つあります。

①英語スキルの高さ

まずは実践的な英語を身につけていることをアピールしましょう。インターンで英語を用いてどのようなコミュニケーションをとることができるのかを具体的に説明するようにしましょう

また、口頭での説明だけでは根拠が足りないので、TOEICやリンガスキルビジネスなどの企業に提示できる英語のスコアも用意しておきましょう。ビジネスの場において、英語でコミュニケーションがとれることは大きな強みになります。

②英語以外の専門のスキルをアピールできる

インターンで何を経験し、どのようなスキルを身につけたのかを伝えるようにしましょう。

インターンでは具体的な業務から専門的なスキルを学ぶことができます。英語以外に社員として働く際に活かすことができるスキルを提示することで、即戦力としてアピールすることができます

③主体的に活動することができる

社会人にとって、自ら考え行動に移す力は必要不可欠になります。そのため、企業側も主体的に行動することができる学生を採用したいと考えています。

そのため、就活ではインターンにて受け身ではなく主体的に行動し、達成した実績を伝えるようにしましょう。英語を使うインターンでは、外国人相手でも臆せずに自分の主張を伝え、結果どのような成果をあげることができたのかを伝えることができます。結果も重要ですが、結果に行きつくまでのプロセスを具体的に伝えられるようにしましょう

④働くことへの意欲の高さ

インターンへの参加は学生の義務ではありません。ましてや、英語を使うインターンでは一定以上の期間をインターンに費やす必要があります。そのため、自身の貴重な学生時間を使ってでも、インターンとして知識や経験を身につけたいという姿勢は企業から「働く意欲がある」と評価されます。

「なぜ、そのインターン先を選んだのか」という目的と理由を明確に説明できるように準備しておきましょう。就職を希望する企業とインターンに参加した目的や経験が結びつくと、企業から好印象をえることできるでしょう。

石川 愛

キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる

英語を使うインターン参加経験を就活で活かすために「参加してどう変化したか」をアピールしよう

英語を使えることだけでもアピールになりますが、就職活動では入社後に社会人として活躍できるかどうかが重視されています。そのため、インターンを通じてどのように仕事と向き合って成長したのかを伝えると、英語力とインターンへの参加経験、いずれもアピールができますよ。

たとえば、ガクチカとして英語を使うインターン参加をアピールする例を考えてみましょう。具体的に「インターン参加前までは自身で発信している英文のブログは1記事当たり数秒しか読まれていませんでした。外資系Webマーケティング会社のインターンで英文ビジネスライティングを学んだことで、ブログの滞在時間が200%アップしました」と伝えたらどうでしょうか。英文のライティングができるだけでなく、インターンで自ら行動し、成果が出るまで成長したこともアピールできますよね。

このように参加をしたことだけでなく、参加したことで何が得られたのかを伝えられると良いですね。

自分の英語スキルを活かせるインターンを探そう

英語を使うインターンを選ぶ際は募集要項だけでなく企業情報なども徹底的に調べ、自分が希望する英語レベル・業務内容であるかを確認するようにしましょう。英語スキルを持っていることはとても大きな強みです。ぜひ自分の力を伸ばすことができるインターン先を探し、勇気をもって挑戦してみましょう。

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