インターン充実に不可欠な目標設定の秘訣|選考を有利にするコツも伝授

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  • 乾 花穂子

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  • 塩田 健斗

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コラムの目次

  1. インターンでの目標設定は選考を大きく左右する
  2. まずは学生がインターンに参加する5つのメリットを押さえよう
  3. ①企業選びの軸が定まる
  4. ②業界や企業研究の理解が深まる
  5. ③ビジネスマナー・スキルを身に付けられる
  6. ④本選考で就活を有利に進められる
  7. ⑤人脈ができることで就活の情報収集がしやすくなる
  8. 企業がインターンを開催する3つの意図
  9. ①優秀な学生との接点が持てる
  10. ②学生とのミスマッチを防げる
  11. ③学生のリアルな意見を収集できる
  12. 就活生にとってインターンでの目標設定が重要である理由
  13. まずは目的と目標を理解しよう
  14. インターンでの成果が変わる
  15. 目的・目標別のインターン紹介! 期間とプログラムを理解しよう
  16. まずは押さえておきたい! 短期・長期・1DAYの違い
  17. 会社説明・セミナー型:短期インターンで学べること
  18. ワークショップ型:短期・長期インターンで学べること
  19. 就業型:長期インターンで学べること
  20. 企業が「目標」や「学びたいこと」を選考で重視する理由
  21. 参加意欲を知りたいから
  22. 業界や企業の理解度から志望度を確認できるから
  23. プログラムへの興味・関心を知りたいから
  24. インターンで「目標」や「学びたいこと」を書くときの3つのポイント
  25. ①「SMART」で目標設定に大切な5つの要素を押さえる
  26. ②「PREP法」で文章構成に気を付ける
  27. ③企業を選んだ理由を特にしっかり伝える
  28. 【業界別】インターンでの「目標」や「学びたいこと」の例文
  29. ①ビールメーカー(会社説明型)
  30. ②総合商社(ワークショップ型)
  31. ③ITサービス(就業型)
  32. インターンの目標は自分の将来を踏まえてしっかり考えよう

インターンでの目標設定は選考を大きく左右する

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「インターン選考で目標を聞かれても答えられない」
「目標はどんなものであれば企業は評価してくれますか」

インターン選考を控えた学生からこのような悩みが寄せられることがあります。「目標」や「学びたいこと」はインターン選考において企業が特に重要視する質問の一つです。

目標を明確に伝えられることで選考通過率が高まるだけでなく、実際にインターンに参加した際にもモチベーション高く臨むことができます。この記事では、企業が目標を聞く理由やインターン選考で企業が評価するポイントに触れながら、「目標」や「学びたいこと」の伝え方を例文付きで解説をします。

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まずは学生がインターンに参加する5つのメリットを押さえよう

そもそもインターンとは、実際の業務に触れることで企業や業界の理解を深めることができる就業体験のことです。インターンの目標について考える前に、まずはインターンに参加するメリットを把握することで、より具体的な目標を立てられるはずです。

まずは参加のメリットを整理しますので、「自分にとってどれが一番メリットに感じるか」など考えながら読み進めてください。

①企業選びの軸が定まる

実際の業務に触れる機会は、学生にとってはインターンが最も大きなチャンスです。そのため、自分が想像していたものとのギャップが良くも悪くも明確になります。

毎年、インターンに参加することで自己分析が進み、就活の軸が明確になったという学生に多く出会います。「自分にはやっぱり営業職が向いている! 」「お硬い雰囲気の社風は合わないかも」など、インターンに参加することで職種や社風などさまざまな観点で就活の軸が形成されます

そのため、就活や企業選びの軸を決めるにあたって最高の環境と言えるでしょう。

②業界や企業研究の理解が深まる

業界・企業研究を実態に即して進められる点も大きなメリットです。昨今は、インターンネットメディアや動画などでも多くの業界や企業研究についてインプットができる環境があります。しかし、インターンでは最新の業界動向だけでなく、自社から見たときの競合他社との違いを明確に示してくれるプロの人事から話を聞けるため本選考での志望動機に非常に役立ちます。

企業研究が重要な理由はいくつかありますが、一番は志望動機を企業へ明確に伝えるためです。多くの学生が悩むポイントが同業他社とは異なる企業ごとの志望動機ではないでしょうか。

そのため、インターンに参加をすることで同業他社にはないその企業の強みを理解できることも大きなメリットになるはずです

③ビジネスマナー・スキルを身に付けられる

インターンでは先輩社員と接することで、ビジネスマナーやスキルを学ぶこともできます。

これまであまり体感してこなかった社会人と学生の違いについて、実際の業務に触れることで学べる要素が多くあるはずです。学生までとは異なったコミュニケーション能力(敬語表現や立ち振る舞いなど)や社会人としての心構えを学べる点などはインターンならではのメリットと言えるでしょう

実際の先輩社員から業界やその職種ならではのやっておくと良いことを直接聞いてみてもいいかもしれませんね。

④本選考で就活を有利に進められる

インターンではその企業の選考情報などを人事や先輩社員から直接聞くことができるため、本選考を有利に進められる可能性があります。

また、インターンに参加した学生が早期選考の案内や面接の免除といった形で優遇されるケースもありますよ。企業によっては内定を出す企業も存在しますので、学生にとってアピールの機会になる場ということも念頭に置いておきましょう。

⑤人脈ができることで就活の情報収集がしやすくなる

インターンでは人事や先輩社員との接点だけでなく、同時期に就活をする学生との人脈もできる機会となります。

同じ企業のインターンに参加するということは、就活の軸や志望する企業の傾向も類似しているケースが多いです。就活を成功させるためには共に切磋琢磨し、情報共有ができる就活仲間がいることも大事なポイントになるでしょう

インターンをきっかけに就活仲間を見つけることができることもインターンの魅力の1つですね。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

インターンの理想の参加数は5社

さまざまなメリットがあるインターンですが、1社だけで満足してしまっては効果を最大限活かすことができません。利用としては、5社くらい参加できると良いですね。できたら3社以上は参加したいところです。なぜなら会社によってさまざまな特徴、社風、強みがあるので、違う会社に行くことによって自分はどんな会社が合っているか明確になりやすいからです。

インターンに参加すると社会人と話すことに慣れることもメリットです。学生のなかには「社会人」というだけで話すのに緊張してしまう人も多いもの。インターンを通して社会人と話す機会ができると「社会人といっても自分と同じ人」と改めて気づけます。面接本番のときにリラックスしやすくなりますよ。

企業がインターンを開催する3つの意図

昨今では、企業がよりインターンに積極的な印象を受けます。しかし、学生からすれば「そもそも企業は何のためにインターンシップをやるの? 」と感じる人も多いのではないでしょうか。

企業がインターンに力を入れる背景はさまざまで、学生だけでなく企業にとってもメリットが多く存在します。以下では、主に3つの企業側メリットについてお話をしていきますね。

①優秀な学生との接点が持てる

企業はインターンを通じて優秀な学生と接点を持ちたいと思っています。理由は、17卒から経団連が定めた採用スケジュールの変更にあります。この新しい採用スケジュールの適応によって、従来よりも選考の期間が短くなり企業が学生を見定める時間を確保できなくなりました。

そのため、インターンを活用して優秀な学生の囲い込みをおこないたいのが企業側の本音なのです

②学生とのミスマッチを防げる

企業の採用担当者は優秀な学生を獲得すること以上に、学生とのミスマッチがないことに意識を置きます。どれだけ優秀な学生でも企業や職種とのミスマッチが発生すると、最悪の場合は早期退職や離職率にも影響しかねないからです。

裏を返せば、企業だけでなく学生から見ても企業とのミスマッチが防ぐことができると言い換えられますね

③学生のリアルな意見を収集できる

インターンを通して企業の既存商品や新商品に対する学生のリアルな意見を知れるのも企業にとってメリットとなります。商品だけでなく業界や企業全体のイメージなど、学生から率直なフィードバックを得られる機会は少ないからです。

また、人事からすると「なぜうちの企業を選んでくれたのか」「学生からどんな企業イメージをもたれているのか」などの採用活動のヒントにもつながります

インターン中は言い方に気をつけながら積極的に意見を出してくださいね。

また実際にインターンから採用が決まることがあるのかが気になる学生はこちらも参考にしてくださいね。

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就活生にとってインターンでの目標設定が重要である理由

就活にとって非常にメリットが多いインターンですが、そのメリットを最大限活かすには、目標設定が重要だと理解いただけたのではないでしょうか。

目的と目標の違いに触れながら目標設定をすることでインターンでの成果にかかわる理由をお伝えしていきます。

まずは目的と目標を理解しよう

目標と目的の違いを理解しよう

目的と目標はよく混在されて使われがちですが、明確な違いを理解することで目標設定がスムーズに進められるでしょう。なぜなら、目的があってこその目標設定だからです。

上記の通り、目的と目標には明確な違いがあり重要な結びつきがあります。目的は言うなれば最終到達点(ゴール)であり、目標はその到達点に向けたプロセス(通過点)を指します。目的と目標の関連性を理解したことで、より企業に納得度の高い目標設定を伝えられることでしょう。

インターンでの成果が変わる

目的や目標を持ってインターンに臨むことができていれば、期間中のモチベーションを維持し続けられる可能性が高まるはずです。

仮に迷いやモチベーションが低下しても、目的を持っていればなぜインターンへ参加をしたのか立ち返ることができます。また、目標設定ができていることで何を目指して頑張るのかが明確のため、成果につながりやすくなります。

インターンや就活に限らず、目的や目標設定をすることで圧倒的に行動の質が変わってくるのです

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目標を設定すると今やるべきことが見えてくる

目的を持っていると逆算して今やるべきことが見えてきますよ。「〇〇を学びたい」というゴールが見えていると、それを達成するための計画が具体化しやすいからです。

たとえば「営業職について学びたい」という目的があると、「事前に販売する商品について勉強をしておこう」「インターンでは営業職の社員の方と仕事の話や雑談などしておいた方がいい」「どんな営業の仕方をするのかよく観察しよう」など目標達成までのステップを考えることができます。漠然としていて達成することが難しそうな目標が実現可能なものになりますよ。

目的・目標別のインターン紹介! 期間とプログラムを理解しよう

インターンに応募するときに、さまざまな企業から多様なプログラムがあるためどれにエントリーをするのか悩む人も多いでしょう。

期間とプログラムを理解することで、自分がどのインターンに参加をするべきかがクリアになるはずです。インターンの種類は主に3種類あり、1日〜年単位のものまで期間も異なります。ここでは特に重要となるインターンの代表的な3つのプログラムについて解説をしていきますね。

まずは押さえておきたい! 短期・長期・1DAYの違い

インターンは主に1DAY・短期・長期の3種類が存在します。1DAYは1日、短期は2日〜数週間程度、長期は1か月以上となります

短期インターンは期間が短いことから日程の調整次第で何社も参加することができるため、就活初期段階の業界・企業研究に最適な時間となるでしょう。もちろん、短期間ではありますが企業の目に留まった学生は、本選考を有利に進められるケースもあります。

長期インターンは実際の実務に触れたり社会人と触れる期間が多くなるため、ビジネススキルをつけるのに適したプログラムと言えるでしょう。短期インターン以上に内定につながる可能性が高いため、学業との両立ができる環境であればチャレンジするメリットは大きいと言えます。

長期インターンについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて確認してみてくださいね。

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会社説明・セミナー型:短期インターンで学べること

会社説明・セミナー型は、現在だと多くの企業で開催されています。基本的には1DAYインターンで構成されており、本選考と同様に先行や抽選で参加できるか決まるものもあります。

プログラムは業界や企業理解を深めるものがほとんどとなっているため、気になる業界や企業研究を深める目的での参加が良いでしょう。特に、本選考が進んでいけば同業界の企業を複数社受けるケースも出てきます。その際に、深い業界・企業理解があれば、より具体的な志望動機がつくれるはずです。

また、自分の適性や興味を知るのにも適したプログラムとも言えます。複数の業界や企業のインターンに参加することで比較ができ、自分に適した会社が見えてくるからです

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キャリアアドバイアザー

1日で完結するインターンも多いため、少し腰が重くなっている方も気軽に参加してみてくださいね。

ワークショップ型:短期・長期インターンで学べること

ワークショップ型とは、新規事業や商品開発などを個人・グループワークを通じて取り組んでいくプログラムです。期間は数日間〜数カ月のものが多く、参加するための選考難易度も高くなります。

ワークショップ型は基本的に一定期間を先輩社員と過ごすため、ビジネスマナーやスキルだけでなく企業との相性も図ることができます。また、内定に直結したり本選考を有利に進められる待遇も会社説明型よりも受けやすいです。そのため、志望度の高い企業の深い企業理解や選考を有利に進めることを目的としたい人に適したプログラムと言えます。

就業型:長期インターンで学べること

就業型は、文字通り実際の企業の業務に入って長期間働くことになります。期間は数ヶ月〜1年以上(卒業までという企業も)となるため、ビジネススキルを高めることや職種への適正把握を目的とする方に適したプログラムとなっております。

もちろん、インターン期間で成果が残せれば内定をもらえる可能性もゼロではありません。また、学生時代頑張ったこととして定量的な成果は他の企業からの評価も高められます。

実際に業務をすることでその職種における適性の把握にも最適といえます。就業型のインターンに参加することで、デメリットを含めてその職種が本当に適性にあっているかどうかを判断できることは大きなメリットとなります。ただし、どのプログラムも人気企業になればなるほど参加の倍率は非常に高く、万全の対策をして選考に挑むことをおすすめします。

この記事では、インターン選考の面接対策について解説していますので参考にしてみてください。

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「学生生活と両立できるか」もインターン選びの要

長期インターンでの経験は就活で有利に働きやすいです。でも、長期インターンは大学生活を犠牲にしすぎないものを選びましょう。なぜなら、インターンの時点で学業や部活動の多くを犠牲にしなくてはいけないような企業は、入社後のワークライフバランスも整っていない可能性があるからです。

もちろん、企業側が無理なスケジュールを組んでいるのでなく、家から企業までが遠いという理由で両立が難しいケースもあるでしょう。でも、シフトの自由がきかなかったり、長期インターンを大学の研究室の教授に反対されたりしているなら、もっと自分にあったインターンを探すことをおすすめします。

企業が「目標」や「学びたいこと」を選考で重視する理由

企業が学生に目標や学びたいことを聞く意図は、その内容から学生の優秀さを測るだけではありません。

企業は優秀な学生を獲得したいのが前提ですが、同時に自社への志望度や理解度なども見ているのです。また、優秀な学生であってもプログラムとのミスマッチが起きてしまうケースもあるため事前に学生側の目的とギャップがないようにすり合わせという意味合いもあります。

では、具体的に採用担当者はどのポイントを見ているのかを解説していきますね。

参加意欲を知りたいから

企業にとってインターンを充実させるにもっとも重要なことは、意欲のある学生が集まることです。どんなに良いプログラムでも参加者自身にやる気がなければ、充実させるのは難しいですよね。

「ビジネスモデルに詳しくなりたい! 」「業界研究につなげたい」と目標が明確な人は、企業にあたえられた課題をただなんとなく作業としてこなすでのはなく、積極的に参加するはずですよね。「目標」や「学びたいこと」への向き合い方から企業は学生の参加意欲を見ています

業界や企業の理解度から志望度を確認できるから

参加意欲からもう少し踏み込むと、志望度を把握したいと思っています。企業がインターンを実施する目的の一つに優秀な学生との接点を持ち、囲い込みたいということはお伝えしましたね。

同じスキルや能力があって「自社への志望動機の高さ」が異なると、高い方の学生をインターンに参加してもらいたいと思いますよね。インターンそのものへの貢献度は変わりませんが、そうした学生の方がゆくゆくは自社の選考を受験するなど、自社で活躍してくれる可能性があるからです

プログラムへの興味・関心を知りたいから

この質問の裏には企業側のもう1つ大事な意図があります。実際のインターンで学生の満足度を高めるためにも学生側がインターンに何を求めているのか把握するためです。ヒアリングの結果から、事前にプログラムを修正したり次回以降の応募に活かすことができるからです

少し前にはワークスアプリケーションという会社のインターンが話題となり映画化もされました。学生からインターンの登竜門的存在として認知されています。このようにインターンは採用ブランディングにも大きな影響を与えるため学生のリアルな声は企業にとっても貴重な機会なのです。

インターンで「目標」や「学びたいこと」を書くときの3つのポイント

上記にて、インターン参加によるメリットや目的や目標設定をすることでの効果などについて解説をしてきました。

ここからは、実際に「目標」や「学びたいこと」を書くときのポイントについてフレームワークを活用しながら説明をしていきたいと思います。下記の3つのポイントを理解して、今後のエントリーシート(ES)作成や面接に役立ててください。

①「SMART」で目標設定に大切な5つの要素を押さえる

【SMART】の法則

目標設定における重要な考え方に「SMART」という法則があります。
今回は、多くの有名企業が社員研修などでも導入するSMARTの法則をご紹介します。

SMARTとは、下記の目標設定における重要な5つの要素の頭文字を取った言葉です。この5つの要素を入れて、インターンの目標や学びたいことを構成することで、企業側にも明確に伝わりやすい目標設定ができます。

特に、具体的で計測可能な目標設定は、達成の可否も明確になるためインターン後に自身でしっかりと振り返りができる事につながります。この機会にSMARTの法則をぜひマスターしてみましょう。

②「PREP法」で文章構成に気を付ける

「結論から話す」これは今後の就活だけでなく社会人にとっても基礎的であり重要なスキルです。目標設定だけでなく、ESや面接におけるさまざまな場面で結論から文章を構成することは今のうちから癖付けしておくことを推奨します。

また、結論のあとはその結論(目標設定)に至った理由や背景を伝えましょう。その後、具体的な内容を伝えて最後に改めて結論で締め括ることで相手に伝わりやすい文章になるので実践してみてくださいね。PREP法というわれるフレームワークがあるので、これに沿って構成をつくってみましょう。

③企業を選んだ理由を特にしっかり伝える

いくら具体的な目標設定ができていても、その企業を選んだ理由がわからなくては「それなら同業他社の〇〇社でいいのでは? 」と採用担当者に思われてしまう可能性があります。

繰り返しにはなりますが、企業研究の深さはその企業への志望度の高さと捉えられます。そのため、選考通過率を一気に高められる、言わば他の学生との差別化要素となるのです。同業他社ではなく、その企業を選んだ理由も目標設定とセットにして話ができるとさらに良い評価を受けられるでしょう

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目標設定に実体験を交えて差別化しよう

目標設定で差別化するポイントは「目標設定に至った理由」に自身の経験をもってくることです。目標にオリジナリティと説得力をもたせることができるからです。

たとえば「○○について知識を深めたいからインターンに参加したい」ということであれば、「○○について知識を深めたいと考えるようになった」経験を伝えます。この経験は、学生時代に力を入れていたことやあなたの人柄が分かるものなど自己アピールにつながるものがいいですよ。過去(○○の知識を深めたいと考えるようになった経験)+インターン+未来(○○の知識が深まった状態)というように、キャリアプランが1本の軸でつながるので、説得力が増します。

こちらの記事ではインターンのエントリーシート(ES)の書き方を解説していますよ。

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【業界別】インターンでの「目標」や「学びたいこと」の例文

最後は、「目標」や「学びたいこと」をテーマにした例文を紹介します。実際に目標設定を考えていく上で参考にしてくださいね。SMARTの法則や文章構成なども意識的に参考にするとより理解を深められるでしょう。

①ビールメーカー(会社説明型)

会社説明型のインターンでは、業務内容や会社の企業理念について理解を深めることを目標としているため、現時点で興味のある内容や業界を目指している理由などについて話をしましょう

例文

このインターンを通してビール業界の動向と志望度の高い貴社への理解をより深めたいと考え応募をいたしました。私は一生涯、世の中の多くの方から好まれるものを提供する仕事がしたいと思い、ビール業界を志望しております。

業界や企業研究を進めていく中で貴社への志望度が高いです。理由は、同業他社様とは違い既存の商品だけでなくクラフトビールを中心とした新商品へ力を入れていることを知ったからです。既成概念に囚われることなく常に進化し続ける貴社に惹かれております。そのため、より深く業界や貴社を理解することを目標に、インターンでは先輩社員の方に積極的にご質問などをさせていただきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

インターンを通してこれから学んでいきたいことや、現時点で興味のある商品や企業のプロジェクトについて、話を膨らませていきましょう。

②総合商社(ワークショップ型)

ワークショップ型のインターンでは、実際に業務の一部や仕事内容に関連したグループワークに取り組むことになります。自分の実力を図るための機会としてインターンを活用する意気込みを積極的に伝えましょう

例文

私はこのインターンを通じて、自分自身が総合商社および貴社との相性を測りたく応募をさせていただきました。

海外ボランティアの経験から発展途上国への支援ができ、かつ影響度が高い総合商社の仕事に魅力を感じております。その中で、貴社の企業理念や大事にされていることをホームページ上で拝見し、深く共感いたしました。今回のプログラムでは、実際の業務内容に似通ったワークショップを体験できるとお伺いしていますが、周囲の学生と切磋琢磨しながら、インターンを通して成長したいと思っております。優秀な人材が集まり日本トップクラスの総合商社である貴社のインターン経験から、自分自身の力試しと貴社の企業理解を深めたいと強く感じています。

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キャリアアドバイザー

ワークショップ型のインターンでは、複数の学生と共同でプログラムに参加することが予測されるため周囲の学生とお互いを高めたり、協力する力がある姿勢もアピールしましょう。

③ITサービス(就業型)

就業型のインターンでは、実際の入社後の仕事に限りなく近い形で業界や企業理解を深めることができます。業界に必要なスキルや能力を実際に身に付けることもできるので、将来のキャリアプランがすでに決まっている学生は将来像を面接官に伝えてみても良いですね。

例文

学生時代からビジネススキルを身につけて同世代に差をつけたいと考え応募させていただきました。私は将来30歳までに起業を目標にしております。そのためには、現時点からITの知見を高めることと営業スキルが必要だと考えました。貴社では、建築×ITという今後の成長市場に身を置けることや同業他社と比較して強みである営業力のスキルを学べる環境であると感じました。

実際の就業環境に限りなく近い形で自分の能力を磨くことができるこのインターンで、業務内容の理解に加え社会で働くということについて深く考えていきたいと思っています。至らない点もありますが、己の目標を達成すべく鋭意精進いたしますのでよろしくお願いいたします。

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キャリアアドバイザー

就業型のインターンは、社会人としてのビジネスマナーや働く上で大切なことについて学べる機会でもあります。業務内容だけにとらわれず、一歩外からの視点でのアピールも良いですね。

インターン選考は人気企業になれば通過難易度も高いので、より具体的な目標設定をすることで他との差別化を測れるでしょう。目標設定の重要性や具体的に考えていく上でのポイントを照らし合わせながら考えてみましょう。

この記事では、選考でよく質問される「学生時代に最も打ち込んだこと」の評価ポイントについて解説していますので参考にしてみてください。

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インターンの目標は自分の将来を踏まえてしっかり考えよう

インターンの目標をしっかりと練ることは、志望企業が重要視している選考ポイントであることはもちろんですが、将来の自分のキャリアプランの形成にも大いに役立ちます。

就活のスタートダッシュであるインターンでより業界・企業について深く知り、本選考でも将来についてしっかり話ができるように準備をしましょう。就活のための一過性の対策ではなく、しっかり自分と向き合ったうえでインターンの目標について考えてみてくださいね。

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記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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