インターンの目標は3つのポイントで作成可能! 書き方と例文10選

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目次

  1. 意欲を伝えるインターンの目標設定で選考を有利に進めよう
  2. 企業が「目標」や「学びたいこと」を選考で重視する理由
  3. 参加意欲を知りたいから
  4. 業界や企業の理解度から志望度を確認できるから
  5. プログラムへの興味・関心を知りたいから
  6. インターンの目標を設定する際に参考にしたい目標の型3選
  7. ①企業選びの軸を決めたい
  8. ②業界や企業研究で理解を深めたい
  9. ③実際に働くイメージをつかみたい
  10. 【種類別】インターンでの「目標」や「学びたいこと」の例文
  11. ①会社説明型(メーカーの場合)
  12. ②ワークショップ型(総合商社の場合)
  13. ③就業型(ITサービスの場合)
  14. 【4類型別】インターンシップの「目標」や「学びたいこと」の例文
  15. ①オープン・カンパニー
  16. ②キャリア教育
  17. ③汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  18. ④高度専門型インターンシップ(試行)
  19. インターンで「目標」や「学びたいこと」を書くときの3つのポイント
  20. ①「SMART」で目標設定に大切な5つの要素を押さえる
  21. ②「PREP法」で文章構成に気を付ける
  22. ③企業を選んだ理由を特にしっかり伝える
  23. インターンの目標は自分の将来を踏まえてしっかり考えよう

意欲を伝えるインターンの目標設定で選考を有利に進めよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「インターン選考で目標を聞かれても答えられない」
「目標はどんなものであれば企業は評価してくれますか」

インターン選考を控えた学生からこのような悩みが寄せられることがあります。「目標」や「学びたいこと」はインターン選考において企業が特に重要視する質問の一つです。

目標を明確に伝えられることで選考通過率が高まるだけでなく、実際にインターンに参加した際にもモチベーション高く臨むことができます。この記事では、企業が目標を聞く理由やインターン選考で企業が評価するポイントに触れながら、「目標」や「学びたいこと」の伝え方を例文付きで解説をします。

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企業が「目標」や「学びたいこと」を選考で重視する理由

企業が学生に目標や学びたいことを聞く意図は、その内容から学生の優秀さを測るだけではありません。

企業は優秀な学生を獲得したいのが前提ですが、同時に自社への志望度や理解度なども見ているのです。また、優秀な学生であってもプログラムとのミスマッチが起きてしまうケースもあるため事前に学生側の目的とギャップがないようにすり合わせという意味合いもあります。

では、具体的に採用担当者はどのポイントを見ているのかを解説していきますね。

参加意欲を知りたいから

企業にとってインターンを充実させるにもっとも重要なことは、意欲のある学生が集まることです。どんなに良いプログラムでも参加者自身にやる気がなければ、充実させるのは難しいですよね。

「ビジネスモデルに詳しくなりたい! 」「業界研究につなげたい」と目標が明確な人は、企業にあたえられた課題をただなんとなく作業としてこなすでのはなく、積極的に参加するはずですよね。「目標」や「学びたいこと」への向き合い方から企業は学生の参加意欲を見ています

業界や企業の理解度から志望度を確認できるから

参加意欲からもう少し踏み込むと、志望度を把握したいと思っています。企業がインターンを実施する目的の一つに優秀な学生との接点を持ち、囲い込みたいということはお伝えしましたね。

同じスキルや能力があって「自社への志望動機の高さ」が異なると、高い方の学生をインターンに参加してもらいたいと思いますよね。インターンそのものへの貢献度は変わりませんが、そうした学生の方がゆくゆくは自社の選考を受験するなど、自社で活躍してくれる可能性があるからです

プログラムへの興味・関心を知りたいから

この質問の裏には企業側のもう1つ大事な意図があります。実際のインターンで学生の満足度を高めるためにも学生側がインターンに何を求めているのか把握するためです。ヒアリングの結果から、事前にプログラムを修正したり次回以降の応募に活かすことができるからです

少し前にはワークスアプリケーションという会社のインターンが話題となり映画化もされました。学生からインターンの登竜門的存在として認知されています。このようにインターンは採用ブランディングにも大きな影響を与えるため学生のリアルな声は企業にとっても貴重な機会なのです。

採用が決まることがあるのかが気になる学生はこちらも参考にしてくださいね。

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インターンの目標を設定する際に参考にしたい目標の型3選

インターンの目標を設定するうえで、インターン先がどんな企業や職種でも応用できる3つの型を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

インターンの目標の型3選
  • ①企業選びの軸を決めたい
  • ②業界や企業研究の理解を深めたい
  • ③実際に働くイメージをつかみたい
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リストを参照しながら自分の目標の土台を決め、そこに肉付けする形で細部を考えていくと良いでしょう。

①企業選びの軸を決めたい

インターンは就活で大切な軸を決めるためにも有効な手段の一つです。就活の軸が定まっていない状態だと、数ある企業の中から自分にぴったりと合うものを見つけるのは難しいですよね。

そこでインターンで実際に就業体験をしてみたり説明会に出てみたりすることで企業理解を深められるほか、実際に体験したことでその業界や仕事における自分の向き不向きもわかる場合があります。その積み重ねで自分なりの軸をつくりましょう

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興味のある業界や仕事がたくさんある人もインターンは効果的です。さまざまなインターンを通じて自分が大切にしたい価値観や条件、働きたい業界を見つけましょう。

②業界や企業研究で理解を深めたい

インターンを通じて業界や企業研究を進め、志望する業界への理解を深めたいというのも立派な目標の一つです。志望する業界や仕事がある程度かたまっている場合は、インターンで実態を掴むことで理解を深めて他の応募者と差をつけましょう。

業界や企業研究の視点でインターンからわかることの例
  • 現場に行かないとわからない空気感や臨場感
  • 実際に働く人やオフィスの雰囲気
  • 仕事を進めるうえでかかわる社内外の人たちとの関係性
  • 何を大切に仕事をしているのかという価値観

インターンではリストに挙げたようなことがわかります。理解を深めるうえでどんなことを知れたら良いのか、自分の中で整理してからインターンにのぞむとよりたくさんのことを得られますよ。

吉川 智也

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「学生生活と両立できるか」もインターン選びの要

長期インターンでの経験は就活で有利に働きやすいです。でも、長期インターンは大学生活を犠牲にしすぎないものを選びましょう。なぜなら、インターンの時点で学業や部活動の多くを犠牲にしなくてはいけないような企業は、入社後のワークライフバランスも整っていない可能性があるからです。

もちろん、企業側が無理なスケジュールを組んでいるのでなく、家から企業までが遠いという理由で両立が難しいケースもあるでしょう。でも、シフトの自由がきかなかったり、長期インターンを大学の研究室の教授に反対されたりしているなら、もっと自分にあったインターンを探すことをおすすめします。

③実際に働くイメージをつかみたい

「実際にその企業で働くイメージをつかみたい」というのも代表的なインターンの目標の一つです。たとえば企業理念に共感して「ここで働きたい!」という意欲が高くても、実際に働いてみると「思っていたのと違う……」とギャップを感じる場面もあります

そのような入社後のミスマッチを減らすためにも職業体験型のインターンを利用すると良いでしょう。下のリストを参考にして目標を設定してみてください。

実際に働くイメージをつかみたい場合の目標の伝え方
  • ①「ここで働きたい!」と意欲があることをアピールする
  • ②どうしてこの企業が良いと思っているのか理由を伝える
  • ③自分が働くならどのような場面で活躍できるか考えて伝える
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「自分の理想と企業の実態が合っているかどうか確認したい」というような、企業を試す文言を使った目標設定はやめておきましょう。「ここで働きたい!」という思いが前向きに伝わる表現を使うと良いですよ。

乾 花穂子

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目標を設定すると今やるべきことが見えてくる

目的を持っていると逆算して今やるべきことが見えてきますよ。「〇〇を学びたい」というゴールが見えていると、それを達成するための計画が具体化しやすいからです。

たとえば「営業職について学びたい」という目的があると、「事前に販売する商品について勉強をしておこう」「インターンでは営業職の社員の方と仕事の話や雑談などしておいた方がいい」「どんな営業の仕方をするのかよく観察しよう」など目標達成までのステップを考えることができます。漠然としていて達成することが難しそうな目標が実現可能なものになりますよ。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

適職診断 適職診断

就活では、自分に合った仕事が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「適職診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけあなたの性格や強みを分析し、適職・適さない職業を提案してくれます

自分の適職・適さない職業を知ることで、自信を持って就活を進めましょう。

【種類別】インターンでの「目標」や「学びたいこと」の例文

最後は、「目標」や「学びたいこと」をテーマにした例文を紹介します。実際に目標設定を考えていく上で参考にしてくださいね。SMARTの法則や文章構成なども意識的に参考にするとより理解を深められるでしょう。

①会社説明型(メーカーの場合)

会社説明型のインターンでは、業務内容や会社の企業理念について理解を深めることを目標としているため、現時点で興味のある内容や業界を目指している理由などについて話をしましょう

例文

このインターンを通してビール業界の動向と志望度の高い貴社への理解をより深めたいと考え応募をいたしました。私は一生涯、世の中の多くの方から好まれるものを提供する仕事がしたいと思い、ビール業界を志望しております。

業界や企業研究を進めていく中で貴社への志望度が高いです。理由は、同業他社様とは違い既存の商品だけでなくクラフトビールを中心とした新商品へ力を入れていることを知ったからです。既成概念に囚われることなく常に進化し続ける貴社に惹かれております。そのため、より深く業界や貴社を理解することを目標に、インターンでは先輩社員の方に積極的にご質問などをさせていただきたいと考えております。

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インターンを通してこれから学んでいきたいことや、現時点で興味のある商品や企業のプロジェクトについて、話を膨らませていきましょう。

②ワークショップ型(総合商社の場合)

ワークショップ型のインターンでは、実際に業務の一部や仕事内容に関連したグループワークに取り組むことになります。自分の実力を図るための機会としてインターンを活用する意気込みを積極的に伝えましょう

例文

私はこのインターンを通じて、自分自身が総合商社および貴社との相性を測りたく応募をさせていただきました。

海外ボランティアの経験から発展途上国への支援ができ、かつ影響度が高い総合商社の仕事に魅力を感じております。その中で、貴社の企業理念や大事にされていることをホームページ上で拝見し、深く共感いたしました。今回のプログラムでは、実際の業務内容に似通ったワークショップを体験できるとお伺いしていますが、周囲の学生と切磋琢磨しながら、インターンを通して成長したいと思っております。優秀な人材が集まり日本トップクラスの総合商社である貴社のインターン経験から、自分自身の力試しと貴社の企業理解を深めたいと強く感じています。

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ワークショップ型のインターンでは、複数の学生と共同でプログラムに参加することが予測されるため周囲の学生とお互いを高めたり、協力する力がある姿勢もアピールしましょう。

③就業型(ITサービスの場合)

就業型のインターンでは、実際の入社後の仕事に限りなく近い形で業界や企業理解を深めることができます。業界に必要なスキルや能力を実際に身に付けることもできるので、将来のキャリアプランがすでに決まっている学生は将来像を面接官に伝えてみても良いですね。

例文

学生時代からビジネススキルを身につけて同世代に差をつけたいと考え応募させていただきました。私は将来30歳までに起業を目標にしております。そのためには、現時点からITの知見を高めることと営業スキルが必要だと考えました。貴社では、建築×ITという今後の成長市場に身を置けることや同業他社と比較して強みである営業力のスキルを学べる環境であると感じました。

実際の就業環境に限りなく近い形で自分の能力を磨くことができるこのインターンで、業務内容の理解に加え社会で働くということについて深く考えていきたいと思っています。至らない点もありますが、己の目標を達成すべく鋭意精進いたしますのでよろしくお願いいたします。

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就業型のインターンは、社会人としてのビジネスマナーや働く上で大切なことについて学べる機会でもあります。業務内容だけにとらわれず、一歩外からの視点でのアピールも良いですね。

インターン選考は人気企業になれば通過難易度も高いので、より具体的な目標設定をすることで他との差別化を測れるでしょう。目標設定の重要性や具体的に考えていく上でのポイントを照らし合わせながら考えてみましょう。

この記事では、選考でよく質問される「学生時代に最も打ち込んだこと」の評価ポイントについて解説していますので参考にしてみてください。

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【4類型別】インターンシップの「目標」や「学びたいこと」の例文

令和5年度からインターンシップが4類型に分類されます(令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります)。それぞれのカリキュラムに応じて求められる目標設定の例を紹介するので参考にしてみてください。

①オープン・カンパニー

オープン・カンパニーは、必ずしも就業体験があるわけではなく、「個社・業界の情報提供等」や「教育」を目的とするものです。企業や大学のキャリアセンターが主催するイベントや説明会が該当します。

入りたい会社や業界、仕事に対する意欲を伝える内容にしましょう

例文

私は物流業界でのキャリアを目指しています。
以前から物流は社会を支える縁の下の力持ちだと考えており、その役割に従事することに強い関心があるため、オープン・カンパニーに応募することを決めました。貴社の技術開発や運営の実態、物流業界の内情を学んでより理解を深めたいです。

また、貴社のカルチャーや働く環境に実際に触れることでキャリアを具体的に描き、今後の成長につなげたいと考えています。

②キャリア教育

キャリア教育は、おもに大学が主催する講義や企業がCSRとして実施するプログラムのことで、学生が自らのキャリアや、職業観、就業観を考えるきっかけをつくるものです。

前向きなキャリア形成をテーマに自分の興味のあることや将来のイメージを伝えましょう

例文

私はITの技術を通じて叶えられる「社会貢献」や「地方創生」に強い興味があります。

そんな折に貴社のプログラムを拝見してぜひ参加したいと思いました。貴社の持つ技術や知見がどのように社会に寄与しているのかを学び、自分がこの業界で何ができるのか考えるきっかけにしたいと考えています。

さらには働くことへの理解を深めて、自身のキャリアを考える道しるべを得たいと思っています。

③汎用的能力・専門活用型インターンシップ

汎用的能力・専門活用型インターンシップは、就業体験を必須とするもので、学生の適性や汎用的能力を重視する汎用的能力活用型と、専門性に着目した専門活用型インターンシップの2つがあります。

これまでの経験や自分の価値観を伝え、企業に対する自身の適性や長所をアピールしましょう

例文

貴社のインターンシップを志望した理由は、実際に自分が働く姿をよりリアルにイメージしたいと思ったからです。

大学でおこなったフリーペーパー制作やブログ運営の活動から、多くの人に自分の言葉で問題提起することの意義を感じてきました。社会課題に興味関心がない若者の意識を変えるため、今後もメディアにかかわりたいと思っています。

インターンシップを通じて貴社のコンテンツづくりの奥深さに触れるとともに、今の自分に何ができるのかふり返るきっかけにしたいと考えています。

④高度専門型インターンシップ(試行)

高度専門型インターンシップ(試行)は、大学院の修士・博士課程の学生を対象に就業体験をおこなうものです。長期で実践力を身に付けられることと有給であることを前提とした「ジョブ型研究インターンシップ」などがそれにあたります。

専門分野におけるこれまでの経験やキャリア形成のビジョン、研究意欲をアピールしましょう

例文

今身を置いている専門領域の研究分野と、専門分野の研究をビジネスに応用している現場の間にあるギャップを知りたいと思い応募しました。

自分が研究していることの延長線上にキャリアを形成していきたいと考えているため、社会に求められていることと自らの研究の方向性にミスマッチがないか確認したいという意図もあります。

また、インターンシップを通じて視野を広げ、大学院での研究テーマをさらに発展させていきたいと思っています。

インターンで内定が出る可能性のある企業の特徴についてはこちらの記事で解説しています。

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塩田 健斗

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インターンの理想の参加数は5社

さまざまなメリットがあるインターンですが、1社だけで満足してしまっては効果を最大限活かすことができません。利用としては、5社くらい参加できると良いですね。できたら3社以上は参加したいところです。なぜなら会社によってさまざまな特徴、社風、強みがあるので、違う会社に行くことによって自分はどんな会社が合っているか明確になりやすいからです。

インターンに参加すると社会人と話すことに慣れることもメリットです。学生のなかには「社会人」というだけで話すのに緊張してしまう人も多いもの。インターンを通して社会人と話す機会ができると「社会人といっても自分と同じ人」と改めて気づけます。面接本番のときにリラックスしやすくなりますよ。

インターンで「目標」や「学びたいこと」を書くときの3つのポイント

上記にて、インターン参加によるメリットや目的や目標設定をすることでの効果などについて解説をしてきました。

ここからは、実際に「目標」や「学びたいこと」を書くときのポイントについてフレームワークを活用しながら説明をしていきたいと思います。下記の3つのポイントを理解して、今後のエントリーシート(ES)作成や面接に役立ててください。

①「SMART」で目標設定に大切な5つの要素を押さえる

【SMART】の法則

目標設定における重要な考え方に「SMART」という法則があります。
今回は、多くの有名企業が社員研修などでも導入するSMARTの法則をご紹介します。

SMARTとは、下記の目標設定における重要な5つの要素の頭文字を取った言葉です。この5つの要素を入れて、インターンの目標や学びたいことを構成することで、企業側にも明確に伝わりやすい目標設定ができます。

特に、具体的で計測可能な目標設定は、達成の可否も明確になるためインターン後に自身でしっかりと振り返りができる事につながります。この機会にSMARTの法則をぜひマスターしてみましょう。

②「PREP法」で文章構成に気を付ける

PREP法

「結論から話す」これは今後の就活だけでなく社会人にとっても基礎的であり重要なスキルです。目標設定だけでなく、ESや面接におけるさまざまな場面で結論から文章を構成することは今のうちから癖付けしておくことを推奨します。

また、結論のあとはその結論(目標設定)に至った理由や背景を伝えましょう。その後、具体的な内容を伝えて最後に改めて結論で締め括ることで相手に伝わりやすい文章になるので実践してみてくださいね。PREP法というわれるフレームワークがあるので、これに沿って構成をつくってみましょう。

③企業を選んだ理由を特にしっかり伝える

いくら具体的な目標設定ができていても、その企業を選んだ理由がわからなくては「それなら同業他社の〇〇社でいいのでは? 」と採用担当者に思われてしまう可能性があります。

繰り返しにはなりますが、企業研究の深さはその企業への志望度の高さと捉えられます。そのため、選考通過率を一気に高められる、言わば他の学生との差別化要素となるのです。同業他社ではなく、その企業を選んだ理由も目標設定とセットにして話ができるとさらに良い評価を受けられるでしょう

吉川 智也

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目標設定に実体験を交えて差別化しよう

目標設定で差別化するポイントは「目標設定に至った理由」に自身の経験をもってくることです。目標にオリジナリティと説得力をもたせることができるからです。

たとえば「○○について知識を深めたいからインターンに参加したい」ということであれば、「○○について知識を深めたいと考えるようになった」経験を伝えます。この経験は、学生時代に力を入れていたことやあなたの人柄が分かるものなど自己アピールにつながるものがいいですよ。過去(○○の知識を深めたいと考えるようになった経験)+インターン+未来(○○の知識が深まった状態)というように、キャリアプランが1本の軸でつながるので、説得力が増します。

こちらの記事ではインターンのエントリーシート(ES)の書き方を解説していますよ。

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インターンシップのエントリーシートでは、しっかりと意欲が伝えることが大切です。今回は、企業が求めるエントリーシートの書き方を、キャリアアドバイザーが解説していきます! 絶対に押さえておきたい4つの評価ポイントも紹介するので、ポイントを押さえて意欲の伝わるエントリーシートを作成しましょう。

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この記事では、インターン選考の面接対策について解説していますので参考にしてみてください。

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インターンシップの面接は事前準備が合否を左右します。 この記事ではインターンの評価基準、選考準備、対策、頻出質問などをキャリアアドバイザーが解説します。 面接当日や面接後の対応についても説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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インターンの目標は自分の将来を踏まえてしっかり考えよう

インターンの目標をしっかりと練ることは、志望企業が重要視している選考ポイントであることはもちろんですが、将来の自分のキャリアプランの形成にも大いに役立ちます。

就活のスタートダッシュであるインターンでより業界・企業について深く知り、本選考でも将来についてしっかり話ができるように準備をしましょう。就活のための一過性の対策ではなく、しっかり自分と向き合ったうえでインターンの目標について考えてみてくださいね。

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