中国語検定を取得して就職を有利に進めよう|HSKとの違いも解説

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コラムの目次

  1. 中国語検定は就職に有利に働く!
  2. 中国語検定とは
  3. 中国語の能力を示す日本国内の資格
  4. 中国語検定の概要
  5. 中国語検定が就職に有利な理由
  6. 中国の市場が世界でも大きな規模を占めるから
  7. 中国語を話せる人材が少ないから
  8. 中国進出する企業が多いから
  9. 中国語の需要が高いから
  10. 就活でアピールになる中国語検定のレベル
  11. 3級は中国語を多少使う仕事が可能
  12. 2級は高レベルな中国での対応ができる
  13. 準1級は即戦力になれるレベル
  14. 1級があれば中国語の翻訳までしっかりできるレベル
  15. 中国語検定を活かせる仕事
  16. 通訳や翻訳
  17. 旅行会社
  18. ホテル
  19. 航空会社
  20. 商社や貿易会社
  21. 日系中国企業
  22. どちらが有利? 中国語検定とHSK
  23. HSKは中国政府公認の資格
  24. 中国語検定とHSKの違い
  25. 中国語検定対策におすすめの対策方法
  26. ディクテーションをおこなう
  27. シャドーイングをおこなう
  28. 過去問を何度も解くこと
  29. 自分に合うものを見つけよう! 中国語検定の対策におすすめの本
  30. 【音声DL】完全攻略! 中検3級
  31. 改訂版 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック
  32. 中検3級試験問題[第95・96・97回]解答と解説
  33. 他にもある! 中国語検定とHSK以外の資格
  34. TECC(中国語コミュニケーション能力検定)
  35. TOCFL(華語文能力測験)
  36. 中国語検定を取得して就職でアピールしよう!

中国語検定は就職に有利に働く!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「就職活動で中国語を学んだ経験を活かしたいです」
「中国語の資格を取っておくと就活に有利になるのでしょうか?」

といった質問を受けます。大学の第二言語で中国語を学んでいる学生は多くいることでしょう、結論から言うと、中国語検定の資格を取ると、就活を有利に進めることが可能になります。

今回は中国語検定の勉強をしている方やすでに資格取得した方に向けて、中国語検定がなぜ就活に有利なのか、何級まで資格取得すれば良いのか、どのような仕事に活かせるのかを紹介します。

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中国語検定とは

中国語検定とは、中国語の言語能力を証明するための検定試験です。英語で言う「英検」をイメージするとわかりやすいでしょう。日本語を母語とする方を対象に、どれだけ中国語を使えるか測定する資格です。

ここでは、中国語検定の概要や各級の特徴をお伝えしていきます。中国語検定の取得に向けて、まずは試験の概要や各級でどれだけの能力が必要なのか目安を理解しましょう。

中国語の能力を示す日本国内の資格

中国語検定とは、一般財団法人日本中国語検定協会が運営する、中国語の言語能力を証明するための資格です。この検定の特徴は「訳す」能力を重視しているという点です。

日本人として中国を相手にビジネスをおこなう際に中国語を理解する能力がとても重要です。そのため、中国語で書かれた書類やメールを正確に訳せる能力を有しているかどうかがポイントになりますが、中国語検定ではビジネスに必要な能力を証明してくれるでしょう

中国語検定の概要

中国語の言語能力を測る試験で、とくに訳す能力を重視しています。母語の学習であれば、「読む」「書く」「話す」「聞く」能力の習得が必要になります。外国語を習得するにあたっては上記に加えて、母語と外国語で行き来する(処理する)能力が必要になるため、訳す能力を重視しています。

中国語検定では、外国語学習のプロセスを分析し、科学的に言語能力を測定できるような設計をしています。一般的に外国語は「運用能力」と「読解能力」にわけることができます。

  • 運用能力
    知り合いと会話するなど、「話す」「聞く」アウトプットの能力
  • 読解能力
    文章を読んだりするなどの「読む」「書く」インプットの能力

中国語検定では、受験する級によって、「運用能力」「読解能力」の比重がかわってきます。下の級では、「運用能力」の比率が高く、上の級では「読解能力」を測定する趣向になっていきます

中国語検定 準4級

中国語検定準4級は、いわゆる中国語入門編というイメージです。日本中国語検定協会のHPによると、認定基準は下記の通りです。

「中国語学習の準備完了」とあるように、挨拶や自己紹介などの基本的な会話ができるというレベルが求められます。学習時間としては、およそ60〜120時間と言われており、大学の第二外国語を半年学習したレベルとされています。

合格率は75.6%と比較的高い合格率になっています。「中国語の勉強を始めたばかり」というような初心者の方が目指せる試験です

(出典:日本中国語検定協会

中国語検定 4級

中国語検定4級は「中国語の基礎を身に付けた」というレベルのイメージになります。

基礎は身に付けたといっても、就活で活かすには少し物足りないレベルです。具体的には、語彙力や文法力が実務レベルでは足りないといえるでしょう

(出典:日本中国語検定協会

中国語検定 3級

中国語検定3級は基礎を身に付け、日常会話などで中国語を使えるというレベルになります。基本的な文章の読み書きができ、簡単な日常会話も問題ないという水準です。

ビジネスレベルでいうと、接客業などで問題なくコミュニケーションが取れるイメージです

(出典:日本中国語検定協会

中国語検定 2級

2級となると、基礎が完成されて少し高度な文章も理解できるといったレベルになります。中国語の新聞が読める程度の中国語の能力が求められます。ビジネスシーンでは、中国語を使って少し高度な業務をこなすことができるでしょう

(出典:日本中国語検定協会

中国語検定 準1級

準1級は仕事で即戦力になるレベルです。実務では問題なく中国語を使える、海外の取引先と問題なくコミュニケーションが取れる水準です。また、新聞や文学作品などの高度な文章も理解することができるスキルがある状態です

(出典:日本中国語検定協会

中国語検定 1級

1級となると、難しい文章も理解でき、複雑な会話も翻訳・通訳できるというかなりの高スキルが求められます。中国語のプロフェッショナルといえることができます

中国語が母語の方でも簡単に合格できない難易度です。10年以上の学習時間が必要とまで言われています。

(出典:日本中国語検定協会

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中国語検定が就職に有利な理由

資格を持っていても、入社後に仕事で活かせなければ意味がなく、単に中国語検定の資格があれば良いわけではありません。まずは、中国語検定を取得することがなぜ評価されるのか、なぜ就活で有利になるのかをしっかり理解しましょう。

中国の市場が世界でも大きな規模を占めるから

中国は世界でもトップクラスのビジネス市場であり、2021年の指標によると、アメリカについで世界2位のGDPを誇っており、日本と比較しても約3.5倍の規模です。

  • 中国のGDP:約17兆4580億ドルドル(2021年)
  • 日本のGDP:約4兆9374億ドル(2021年)

日本はこれまで42年間にわたってGDP世界2位を維持してきましたが、2010年頃から中国に抜かれ、その差も大きくなっています。市場が大きいということは、それだけビジネスのチャンスが潜んでいるということになるため、中国進出を狙っている企業も増えているでしょう。

そのため中国進出を目指している(もしくはすでに進出している)企業では、仕事で中国語を使える人材の需要が高まっています

中国語を話せる人材が少ないから

中国語の需要が高まっている一方で、中国語を話せる人材は少ないのが現状です。日本の学校では、外国語を英語として学ぶ機会は多いですが、中国語を学ぶ機会はまだまだ少ないのが実態といえるでしょう。

大学の第二外国語として中国語を学ぶ、もしくは自主的に中国語を学ぼうとしないと、学習する機会はなかなかありません。東京大学生協の統計では、第二外国語で中国語を選択する学生の割合が26%というデータもあります。

また、企業が採用時に必要としている言語では中国語が最も多いというデータもあります。つまり、中国語の需要が高まっているにもかかわらず、中国語を使える人材は圧倒的に足りていないのが現状です

英語よりも希少価値は高い

中国語を使えるというスキルは、英語を使えるよりも希少価値が高いです。日本では、英語は義務教育に組み込まれており、高校・大学受験の科目にも英語があるためなじみの言語である一方で、中国語は世界中で話されている言語であるにもかかわらず、日本人で中国語を使える人はまだまだ少ないです。

中国語のニーズが高まっているものの、英語ほど中国語学習者が少ないため、希少性が高く就活で有利になります。グローバル企業や中国進出している企業でもニーズは今後も高まっていくことが予想されるため、中国語検定を取得しておくと就活時の選択肢が広がるでしょう

中国進出する企業が多いから

中国語検定が就活に役立つ理由はまだまだあります。中国語圏に進出する企業が増えていることも、中国語検定の資格取得が就活で有利になる理由の1つです。

中国語の経済規模は年々大きくなっています。市場拡大にともない、中国に進出する日系企業も増え続けているため、中国語のニーズが高まっているわけです。

中国語がより世界最大規模の経済圏になる際には、今以上に中国語を活用できる人材が求められるようになります。現時点で就活に有利になるのはもちろん、中長期視点で考えても需要は高まっていくでしょう

中国語の需要が高いから

中国語の需要が高い理由としては、大きく2点あります。

  • 中国語話者が多い
  • 中国市場は今後の拡大が予想される

実際に、世界で最も話されている言語は英語で、話者の数は11.3億人です。一方、中国語話者も11.2億人も話者がおり、英語と遜色ない数の中国語話者が世界にいるといえます。

また、日本経済研究センターによると、2030年には中国がアメリカのGDPを超えると言われているように現時点で中国語の市場規模が現時点で大きいとお伝えしましたが、今後も市場規模が拡大すると予想されています

キャリアアドバイザーコメント

清水 沙也香

清水 沙也香プロフィール

需要が大きい言語だからこそ取得した理由を話せるようにしましょう

ここまで見てきた通り、中国語は使用人口が多く、今後も必要となる言語とされます。なぜ中国語検定を受けたのかという理由に対して、「世界情勢にいち早く気づき中国語の必要性を感じたため」といった趣旨を答えると先を読み時代の変化に対応できる人だと思ってもらえる可能性もあります。中国語検定を取得した理由でもアピールができると良いでしょう。

また、中国語検定の勉強中に、実際に中国人と話をしたり中国を訪れたりしたことがある場合にはそうした経験も併せて話してください。実際に中国語を活用してみると、文化の違いを意識するなど単なる語学学習以上に大きな学びを得られるため、同じ資格所有者でも他の就活生と差別化を図ることができます。

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就活でアピールになる中国語検定のレベル

そもそも中国語検定は、英検やTOEICなどの知名度が高い資格と比べると、取得者が少ないです。そのため、どの検定レベルであればアピールにつながるのか疑問に感じる方もいるでしょう。

結論から言うと、中国語検定においては、3級以上あれば就活でアピールできます。中国語検定の級数が、実際にどの程度評価されるのかを解説していきます。

3級は中国語を多少使う仕事が可能

3級というと、英検3級をイメージされる方も多いでしょう。なじみのある英検3級と比較してみると、中国語検定3級の価値の高さに驚く方も多いです。

中国語検定3級のレベルというと、基礎的な部分はマスターしている状態になるため、履歴書に書いてアピールすることができます。基本的な「読む」「書く」「話す」「聞く」ができている状態のため、仕事においても多少は中国語を使うことができるというレベルです。

中国語を使える即戦力を求めている企業というよりは、中国語を使用しない企業でも語学を学習する姿勢を評価してくれることが多いでしょう

2級は高レベルな中国での対応ができる

中国語検定2級を取得しているのであれば、実務で中国語を使用できるレベルになります。中国の顧客とやり取りできる・会議の内容を簡単な議事録にまとめることができるというレベルのスキルを持っているイメージです。

また、基礎が完成しているため、やや高度な業務にも挑戦できるでしょう。顧客とのトラブル対応にも対処できるというようなレベルです。また、採用の募集要項に「中国語必須」と記載がある場合、実務で使う機会が多いため、2級以上を取得していると効果的なアピールになります。

基礎をマスターしたうえ、日常的に使えるレベルのため、実践を積みながらスキルアップをしていきましょう

準1級は即戦力になれるレベル

準1級はもはや即戦力レベルです。2級までは日常的に使えるレベルでしたが、準1級になると、「実務において問題なく中国語を使える」「新聞や文学作品などの、難しい文章でも理解することができる」というレベルになります。

基本的な「読む」「書く」「話す」「聞く」スキルに加えて、語彙力が問われます。幅広い知識が問われるほか、会話やスピーチの試験もあるので、準1級取得のハードルは決して低くありません。

合格にはそれなりに時間がかかることを認識しておきましょう。個人差があるという前提にはなりますが、準1級取得まで3年はかかると言われています。また、自分が就職したい業界や業種についての単語や表現などを学んでおくと、なお良いでしょう

1級があれば中国語の翻訳までしっかりできるレベル

中国語検定1級の取得者は、「中国語を自由自在に扱うことができる」レベルです。複雑な中国語を読解・表現でき、翻訳や通訳までできるレベルのため、かなり高いスキルが要求されます。

古典文学などにも精通しているレベルになるため、かなり広範囲なスキルが求められます。
中国語を母語とする人でも、簡単に合格できません。普段中国語を使い慣れている方でも、しっかりと勉強する必要があります。

学習時間で言うと、10年は必要と言われるほどです。1級に合格すると、全国通訳案内士試験(中国語)において、外国語筆記試験が免除になります。

「通訳の試験で一部免除になる」となると、相当な語学スキルが必要であることがわかりますね。1級取得になると、中国語のプロフェッショナル人材ということができるでしょう

キャリアアドバイザーコメント

上原 正嵩

上原 正嵩プロフィール

資格だけで内定が決まるわけではない点に注意しましょう

高いレベルである準1や1級の資格を所有しているというだけで、企業から内定がもらえるわけではない点に注意をしましょう。就活は、学生が持つ様々な経験から総合的な判断をしています。もちろん、資格を持っていることはプラスに評価される経験の1つであることは間違いありません。

しかし、学生のみなさんは、単に資格を所有しているという事実だけではなく「サークルを盛り上げた協調性」や「アルバイトで1人1人に寄り添った対応力」など様々な強みや経験をしているはずです。就活において、企業がどのような点を重視しているかどうかを改めて考えて、資格の実績だけに捉われすぎないように注意をしてください。

中国語検定を活かせる仕事

さまざまな業界や職種で中国語検定を活かせる仕事は多くあります。もちろん、業界や職種によって求められる中国語のレベルは異なります。

旅行会社で顧客との日常的な会話レベルが必要なのか、商社や貿易会社で専門用語が飛び交う環境で中国語を使うのか、仕事内容によってそれぞれ必要なスキルが変わってきます。

中国語検定をどのような仕事に活かせるのか・どの程度のスキルが実務で必要になってくる
のかを具体例を交えながら解説していきます。

通訳や翻訳

中国語を使用する職種といえば、翻訳・通訳の仕事が想像しやすいでしょう。まずは中国語の通訳についてです。中国語通訳は、日本語を中国語に通訳する、もしくは中国語を日本語に通訳する仕事になります。

会話の内容を瞬時に理解し、別の言語に訳していくスピード感が求められる仕事です。通訳が必要な場面としては、ビジネスの商談などで通訳を依頼される機会が多いです。

また、中国語翻訳の仕事は、読み手がわかりやすい表現をする能力や、原作のニュアンスを捉えて相違なく訳す力が必要になります。翻訳の仕方で読み手に与える印象は変わってくるため、表現力が重要な仕事です

旅行会社

中国語を活かせる業界として、旅行業界が挙げられます。旅行・観光業界では、中国や台湾から来た顧客に対して中国語を使用する場面が多々あります。日常的な会話レベルが求められるため、中国語検定3級から仕事に活かすことができるでしょう

2019年に外国から日本に訪れた訪日客3,188万人のうち、中国圏から来た訪日客は約1,450万人もいました。日本に来た外国人の約半数が中国語話者ということです。

旅行会社への就職についてはこちらを参考にしてみてください。

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ホテル

中国語検定はホテルでの仕事にも活かすことができます。ホテルのフロントや受付窓口でコミュニケーションを取る場面が想像しやすいでしょう。

チェックインの手続きから、ホテル周辺の観光地の案内、日常会話レベルでの中国語を使う場面が多いです。フロントスタッフ以外でも、コンシェルジュやお客さまの荷物を運ぶベルスタッフなどの仕事でも中国語を使う場面はあります。

基本的にフロントに立つ接客業のため、難しい言葉を使うというよりは、日常的なコミュニケーションが取れるレベルが求められます。顧客から要望や質問を聞く場合がありますが、「顧客からよくある要望や質問」を事前にインプットしておけば、中国語検定3級でも問題なく対応できるでしょう

ホテル業界についてはこちらを参考にしてみてください。

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航空会社

ホテル業や観光業と同じく、航空会社でも中国語を活用する場面は多いです。客室乗務員やグランドスタッフなど、フロントとしてお客さまとコミュニケーションを取るイメージです。

フライトの案内がメインにはなりますが、それ以外についても質問される機会はあります。
日常会話レベル、中国語検定3級を取得しておけば業務に活かすことができるでしょう。最近の航空会社の採用ニーズとして、「英語より、中国語を使える人材が欲しい」という声も増えてきています

航空業界についてはこちらを参考にしてみてください。

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商社や貿易会社

商社や貿易企業で中国語を活かす場面は多々あり、ニーズとしても非常に高いです。日本企業の多くは、中国の企業と取引をしています。商社や貿易会社はさまざまな国と取引をすることが多い業種ですが、なかでも中国企業との取引は増えているため、中国語を使う場面は多くあります。

ビジネスレベルの中国語が求められるため、2級を取得していると評価されます。貿易会社では、輸出入の書類で中国語を使う場面もあるので、「読む」「書く」レベルも一定水準求められるでしょう

商社への就職についてはこちらを参考にしてみてください。

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日系中国企業

日系の中国企業において、中国語を話せる日本人のニーズも高まってきています。日本企業が中国に進出しているとお伝えしましたが、反対に中国企業が日本に進出するケースも増えてきています。

中国のIT企業の成長は著しく、有名な分野で言えばドローンや電気自動車などが挙げられます。そのほかのさまざまな分野でも、中国企業の日本進出が加速しています。中国企業の日本法人や日本支社での採用ニーズが高まっており、2級レベルで中国語が活用できれば、幅広い仕事を任せてもらえることが可能です

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キャリア
アドバイザー

中国語を使うことができれば、中国本社とのやり取りもできるため、幅広い仕事を任されるようになるでしょう。

どちらが有利? 中国語検定とHSK

中国語検定と似ていて、かつ有名な資格があります。HSK(漢語水平考試)という資格です。「どちらの資格を取れば良いの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

それぞれ資格の特性が違うため、就活においては、企業の属性によって評価の軸が異なりますが、中国語を使う日系企業は中国語検定、日本語を使う中国企業はHSKを取得することがおすすめです。

HSKがどのような資格で、中国語検定と何が違うのかを解説していきます。自分の就職したい企業がどちらの資格保有者を求めているかを判断する材料になれば幸いです。

HSKは中国政府公認の資格

HSKは中国政府教育部の直属機関が管轄している中国政府公認の資格になります。中国語検定は日本の協会が主催していますが、HSKは母体が中国という点が大きな違いになっています。

世界118カ国で実施されている中国政府公認の資格であり、HSKの資格を取得することは、世界中で中国語スキルを証明することになります。

中国語スキルを認定する資格の中でも、最もグローバルな資格といえます。中国が市場として大きくなっている背景もあり、中国進出するグローバル企業が増えていると紹介しました。

HSKは世界共通の資格になるため、各国のグローバル企業で評価される資格の1つになってきています

HSKは世界共通の資格

HSKは世界共通の資格ということができます。というのも、HSKは世界中のどの国においても平等に評価できるよう、世界共通の基準のもと運用されているためです

また、全世界の中国語学習者のほとんどがHSKを認知しています。それだけ、有名な資格というわけです。英語でいう、TOIECをイメージしてみるとわかりやすいでしょう。「TOEICで○○点」というと、世界基準で英語力がどの程度あるか、という評価になります。

HSKはTOEICの中国語版というイメージです。HSKは1級から6級までの6段階あります。級が上がるにつれて難易度が増します。そのため、1級であれば「日本人大学生が第二外国語として、勉強開始して半年経つ」程度のレベルで、取り組みやすいです。

徐々に等級を上げていき、世界で認められる中国語スキルを身につけていきましょう。

中国語検定とHSKの違い

母体が日本か中国かという違いはもちろん、そのほかにも違いがあります。中国語検定では、基本的な「読む」「書く」「聞く」「話す」能力に加えて、読解力や翻訳力が必要になってきます。

文法力や日本語に変換する能力が必要といえます。一方で、HSKは一重に中国語を使う能力が問われます。中国語で問題が出題され、中国語で回答する形式になっており、翻訳能力は問われません。

純粋な中国語力が問われるのみで、日本語に翻訳できるかといった能力は求められない資格です。したがって、中国語を使う日本企業であれば中国語検定、中国の現地で働くのであればHSKを選ぶというのが大きな判断軸になります

中国語検定は日本企業で翻訳や通訳として活躍したい場合におすすめ

中国語検定は、中国語を使う機会が多い日本企業に就職するのにおすすめです。日本企業であれば、やはり母体となるのは日本語です。

日本語を使いつつ、中国語を翻訳・通訳することができる人材は社内でも重宝されます。
もちろん、中国語でコミュニケーションを取る機会はありますが、どちらかというと、読解力や翻訳力が必要な場面で活かせる資格といえます。

また、中国語検定は日本での知名度は高いですが、世界基準で見ると知名度は高くないです。日本企業に就職するならおすすめですが、海外企業に就職するのであれば、HSKほど有利にはなりにくい点は注意しておきましょう

HSKは現地で活躍したい場合におすすめ

HSKは中国企業やグローバル企業に就職する際におすすめです。HSKは中国政府公認の資格で、中国語力のみが問われるため、中国現地で仕事をしたい方にはおすすめの資格です。

翻訳能力は問われず、中国語でのコミュニケーションの能力が問われるため、中国企業の現地採用には相性が良いといえます。

自分が就職したい企業や将来の方向性を考え、日本企業なのか中国企業なのか、現地で働きたいのかどうか、といった観点で資格を選択すると良いでしょう

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もちろん、中国語検定とHSKの両方の資格を取得する方もいらっしゃいるので、余裕がある方は両方とも勉強すると良いですね。

海外で就職したい人はこちらを参考にしてみてください。

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津田 祥矢

津田 祥矢プロフィール

長期的な視点を大切にして選択しましょう

どのような資格でも同様ですが、中国語の資格を取る際には短期的な視点ではなく、将来を見据えた長期的な視点を大切にしましょう。将来どのような場所で働きたいのか、中国語をどのように活かしていきたいのかも含めて、時には慎重に検討をすることも大切です。

簡単そうだから、楽そうだから、受験料が安いからという理由などで資格を取得できたとしても、蓋を開けてみたら入社後に異なる資格取得を求められるケースもあります。そうは言われてもイメージがわかないから自分では決められない、という場合にはOB訪問で聞いてみる、採用サイトを読んでみる、などの情報収集から始めてみてください。何かしらのヒントを得られるはずです。

中国語検定対策におすすめの対策方法

中国語検定の必要性や就活にどのように有利になるのか、について解説してきました。やはり就活に有利になるためには、スキルがあるという証明をすることが重要です。

ここからは検定合格に向けた具体的な勉強方法を解説します。自分に合った勉強方法を見つけることが重要なので、紹介する勉強方法を参考にしつつ資格取得に挑戦してみてください。

ディクテーションをおこなう

まず紹介する勉強方法はディクテーションです。ディクテーションとは、中国語の音声を聞きながら、インプットした内容を文字起こしする勉強方法です。

インプットとアウトプットを同時におこなうため、非常に効率の良い勉強方法といえます。「聞く」「書く」と耳と手を使いながら、ピンインを覚えていきましょう

シャドーイングをおこなう

シャドーイングは音声を聞きながら、聞いた言葉を発音し復唱するといった勉強方法です。外国語を勉強していて、「聞いて何となく理解できるけど、話してみると難しい」と感じることはあるのではないでしょうか。

自分が発音できない音はなかなか聞き取ることができませんし、聞き取れても発音できなければ、まだまだ理解力が甘いということになります。耳と口を使いながら、効率良く音を覚えるようにしましょう

過去問を何度も解くこと

試験対策をするうえで最も重要なのは、過去問を繰り返し解くことです。高校受験や大学受験の際に、教師から「過去問を何周も解くことが重要だ!」なんて言われた記憶がある方も少なくないでしょう。

過去問を解く目的は大きく2つあります。

  1. 出題のパターンを知るため
    出題パターン、いわゆる問題の型を知ることで、試験時間の使い方を理解できます。「どの箇所にどれだけ時間がかかるか」を把握できていれば、試験本番で時間切れになってしまってすべて解き切ることができないリスクを回避することができます。
  2. 自分の苦手分野を知るため
    過去問を解いていると、自分がよく間違える分野=伸び代がある分野に集中して勉強することができます。過去問自体は、中国語検定のHPからダウンロードできるため、有効活用しましょう。

自分に合うものを見つけよう! 中国語検定の対策におすすめの本

過去問を無料でダウンロードすることはできますが、やはり参考書が合った方が試験勉強は効率的かつ効果的になります。中国語検定を勉強する際のおすすめの参考書を紹介していきます。

【音声DL】完全攻略! 中検3級

【音声DL】完全攻略! 中検3級」はおすすめの1冊です。効率よく学習するために、8週間のカリキュラムが設計されており、学習計画を自分で立てる必要がありません。

また、ある程度学習時間が長くなってきた方は、伸ばしていきたい分野を集中的に学習することができる設計になっています。「聞いて」「書く」というスタンスでの参考書になっており、おすすめの参考書です

改訂版 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック

「改訂版 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック」こちらもおすすめの参考書で、筆記問題編リスニング問題編があります。特徴としては、最新の出題傾向に合わせた練習問題が設計されている・680問と豊富な問題数がある、といった点がおすすめです。

練習問題が多いため、アウトプットの機会が非常に多いです。いろいろな単語にも触れることができるため、他の単語帳は必要ないでしょう。「とにかく量をこなして実力をつけていきたい」という方にはおすすめの参考書です

中検3級試験問題[第95・96・97回]解答と解説

最後に紹介するのは、「中検3級試験問題[第95・96・97回]解答と解説」です。実際の試験問題を丁寧に解説している参考書です。解説では、出題の狙いや意図、正答するための手順を教えてくれるため、実践的な参考書といえるでしょう

過去問を解くため、出題形式に慣れるというメリットもあります。

他にもある! 中国語検定とHSK以外の資格

中国語検定と、よく比較されるHSKについて解説してきました。上記2種類の資格以外にも、中国語のスキルを問う資格はいくつかあります。中国語のコミュニケーション能力を測る「TECC」や、台湾で使用される中国語のスキルを測定する資格もあります。

どちらもコミュニケーションに重きを置いた資格になっています。中国語検定やHSKと何が違うのか、そもそもどのような資格なのか解説します。

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)

TECCは株式会社空間概念研究所が運営している資格で、中国語コミュニケーション能力検定と言われる資格です。中国語のコミュニケーション能力を測ることが目的で、日常会話やビジネスにおいてよく使用される中国語が出題される試験になっています。

TECCは、英語の試験であるTOEICと同じ仕組みで、1000点満点で何点かというような基準になっています。中国語検定やHSKは級数で表されているのに対し、TECCは点数基準になっています。

就活に有利に働く中国語検定やHSKとは若干性質が異なります。自分の中国語がどれだけのレベルで実用的に使いこなせているか測るにはおすすめです

TOCFL(華語文能力測験)

TOCFLは台湾華語の運用能力を測定する試験です。HSKは中国政府公認ですが、TOCFLは台湾政府公認の資格となっています。日常的な華語の使用能力が問われる資格で、出題される問題も日常生活に即したテーマが多いです。

TOCFLは、Band A・Band B・Band Cという等級にわかれています。各Bandをさらに2つにわけた、計6つの等級から成り立つ資格です。A1からC2に向かって、難易度が上がっていきます。

中国語検定やHSKとの違いでいうと、HSKに似ている資格といえます。運営母体が台湾政府という違いこそあるものの、HSKの台湾版とイメージしてもらうと良いでしょう。

試験の特徴としては、リスニングが難しい点が挙げられます。仕事で台湾に行く機会がある方やHSKの資格取得者が受験することが多い資格です

中国語検定を取得して就職でアピールしよう!

中国語検定がどのような資格なのか、他の資格との違いなどについて解説してきました。結論としては、日本企業への就活に中国語検定は有利な資格といえるでしょう。

中国語を使ってビジネスをしたいという方はぜひ中国語検定を取得して就活でアピールしていきましょう。そうすることで、中国語を活かしたうえで働くキャリアを形成できるようになるでしょう。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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