就活における平均エントリー数は? 文理・業界別ES通過率で解説

この記事のアドバイザー
コラムの目次
- エントリー数は就活の方針によって異なる
- エントリーの定義とは
- 平均の本エントリーは10社以上
- 文系は平均12.6社
- 理系は平均7.5社
- ES通過率は7割前後
- 10社のうち1~2社で内定
- ESにおいて、自己分析の浅さは人事に見透かされる
- エントリー数に関する3つの傾向
- プレエントリーしてもES提出しない人も多い
- 売り手市場でエントリー数は減少
- 3月と4月が本エントリーのピーク
- エントリーが多い場合のメリット・デメリット
- メリット:視野を広く持ち経験も積める
- デメリット:スケジュール管理が難しくなる
- 注意点:エントリー前に最低限の準備をしよう
- エントリーが少ない場合のメリット・デメリット
- メリット:1社に掛けられる時間が増える
- デメリット:手持ちの駒が少ない
- 注意点:一社ごとの精度を高める
- 4つの注意点
- ①タイミングを逃さない
- ②効率的なES提出の準備を
- ③プレエントリーは迷った場合、エントリーしよう
- ④エントリー数にとらわれすぎない
- 自分に合ったエントリー数で有利に進めよう
エントリー数は就活の方針によって異なる
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活エントリーは何社くらいが適切でしょうか」
「何月ごろにエントリーすればいいでしょうか」
といった就活生の声を聞きます。平均のエントリー数などはほかの就活生の活動量を知ることができます。その目安を知ることで安心感を得られたり就活の方針を決めるのに役立ちます。一方で、「特定の業界に絞った就活をする」「とりあえずエントリーをして志望業界や職種を固めていく」と就活生ごとの活動方針によって適切なエントリー数は異なってくるのも事実です。
エントリー数が多すぎたり少なすぎたりしても、それぞれメリットとデメリットがあります。ここでは文系・理系別のエントリー数、面接や内定通過率などの就活メディアなどが公表している調査結果を紹介し、エントリー数を決める際の注意点をお伝えします。

港くん

キャリアアドバイザー
志望業界ややりたい仕事は決まっていますか?

港くん
いえ、サイトや説明会からフィーリングが合いそうな企業を受けようと思っています。

キャリアアドバイザー
手探りで就活を始める場合、10社では手札が少なすぎますね。まずは就活仲間がどれくらいエントリーしているのか知っておきましょう。
エントリーの定義とは
エントリーシート(ES)の提出時、企業に自分の情報を登録した時などに「企業にエントリーした」となんとなく使っているけど、エントリーの定義を知らない人も多いのではないでしょうか。エントリーは大きく分けて2段階があり、プレエントリーと本エントリーがあります。
プレエントリーは就活情報サイトから希望する企業を登録することを指します。プレエントリーすることで、企業の説明会の開催情報やエントリーシートの受付期限などの選考情報が届くようになります。
本エントリーはESなどの応募書類を提出し、選考に進みたい応募の意思を企業側に表明することです。就活サイトによってはプレエントリーをエントリーと表記するなど表現がまちまちなので、注意する必要があります。
平均の本エントリーは10社以上
マイナビの学生就職モニター調査によると、2019年卒のプレエントリー数は29.3社、20年卒は24.1社という結果でした。全国求人情報協会の2019年卒学生の就職活動の実態に関する調査でも、プレエントリー数は前年比6.0社減の23.4社となっており、平均のプレエントリー数は20社以上ということが分かります。
本エントリーに当たる「ES提出」は19年卒が11.5社(マイナビ調査)、10.9社(全国求人情報協会調査)となり、20年卒が11.8社(マイナビ調査)でした。プレエントリーした人の半数が本エントリーまで進んでいることになります。ただし、エントリー数は文系理系によっても異なります。ES通過後の数字を見ていきましょう。
就活生のエントリー数
文系は平均12.6社
全国求人情報協会の調査では、文系の本エントリー数は平均10.9社よりも多い12.6社となりました。プレエントリーも27.5社と平均よりも多い傾向です。文系の中でも特に多いのは文系・私立学生で、プレエントリー28.0社、本エントリーが12.7社という結果でした。
文系学生のエントリー数が多いのは、学業が比較的忙しい理系よりも就活を活発におこない、内定後も活動を継続する人が多いことが関連していると言えます。見方を変えれば、文系に人気のある企業や職種は競争率が激しくなるとも言えるでしょう。
理系は平均7.5社
一方の理系はプレエントリー14.8社・エントリー7.5社と少なく、最も多い文系・私立学生の約半数でした。一見文系学生よりも就活の活動量が少なく見える理系学生ですが、理系ならではの就活スタイルもあります。
応募方法としては、企業や就職サイトなどから応募する自由応募に加えて、教授推薦・学校推薦・後付推薦といったスタイルがあります。学校推薦は学部や学科ごと、教授推薦は研究室ごとが設けた推薦枠に応募するスタイルです。後付け推薦は自由応募で選考に申し込み、選考の途中で推薦状を提出するものです。
さきほどのマイナビの調査では、提出したことのある推薦の形式として、学校推薦が41.6%、教授推薦が22.5%、後付け推薦が47.2%と多くの学生が推薦形式を活用している実態が浮き彫になりました。合格率も比較的高く、内定辞退率も低い傾向にあることが、エントリー数が文系よりも少ない理由といえそうです。
文系・理系別のエントリー数
ES通過率は7割前後
それではESなどの書類を提出した学生のうち、どれだけの割合の人が面接などの次選考にすすめるのでしょうか。マイナビの調査(8月の活動状況)では、すでに内々定を獲得し活動を終えた「活動終了学生」は「ES提出」14.5社に対し、「ES通過」は10.7社となり、通過率は74%でした。内々定の有無に関わらず活動を続けている学生は12.4社に対し、8.0社で64%となりました。マイナビの調査では活動終了・活動継続の学生ごとのESの通過率しか公開していませんが、ES通過率は7割前後ということが分かります。
この調査だけ見ると、「ES通過率は思ったよりも高い」と安心する人がいるかもしれません。しかし、10%に満たない通過率の企業・業界があるケースのほか、ESの通過率は高く一次面接や筆記試験で絞り込むといった企業もあります。いずれにしてもESは最終面接まで活用されますので、選考が進んでから後悔することがないように全力で取り組みましょう。
就職四季報ではES通過率を公表していますので、参考にしてください。
『就職四季報』(東洋経済新報社)
キャリアアドバイザーコメント
吉田 実遊プロフィール
一番はESのクオリティをあげていくことが大事です。上記にもあるように、ES提出後、選考の最後まで使われることがあるので、客観的な目線のチェックも入れて提出するといいでしょう。
一方で、人気業界であるとES通過率が下がることもあるため、必ずしも数を打てば当たるとも言い難いです。ご自身の希望業界も大事ですが、親和性のある業界や別の角度から見て、自分に合いそうな業界も合わせて受けていくことで、心理的にもゆとりを持って進められるようにしていくのがベターだとおもいます。
ESで落ちてしまう場合はこちらの記事を参考に書き方や内容を見直してみてくださいね。
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10社のうち1~2社で内定
マイナビの調査によると、ESを提出した11.8社のうち、内々定の獲得は2.0社となり、エントリー数に対する内々定獲得社数は16.9%でした。つまり10社エントリーしたうち、1~2社の内々定をもらえる計算になります。
単純計算ですが、10社以下の本エントリーの就活生は一社も内定をもらえない可能性が高まりますので、危険水域と考えておきましょう。
10社以上受けても内定がなかなかもらえない場合はこちらの記事も参考にしてみてください。
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ESにおいて、自己分析の浅さは人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化し、人事を唸らせる回答ができるようになります。
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エントリー数に関する3つの傾向
いざ就活を本格的にはじめるとなってエントリー数は、活動量を測るうえでの大きな目安となります。最近のエントリー数に関してどのような傾向があるのでしょうか。
プレエントリーしてもES提出しない人も多い
プレエントリーしてもESまで提出するのは半数程度。マイナビの調査ではそのような実態が浮き彫りになっています。24.1社のプレエントリーのうち、ES提出は11.8社となっています。プレエントリーをする人は「企業の説明会、選考の情報を知りたい」という人が多数ですが、本エントリーになると「実際に企業に就職したい」という志望意向が強くなるからです。
また、プレエントリーは個人情報に加え、簡単な自己PRや志望動機を添えるだけなので、比較的簡単にできます。一方、本エントリーではより詳細な事項を書き込み、それを基本的には手書きで作成しなければなりません。志望度の高さと忙しさの兼ね合いで見送ったり、プレエントリーをしてみて企業の詳細な情報を知るにつれ興味が薄れたという例が見られます。
売り手市場でエントリー数は減少
近年、企業の好業績と人手不足があいまって、売り手市場が続いています。そうした背景から学生の就活における活動量は年々減っており、エントリー数は減少しています。たとえば2015年の本エントリー数は、内々定保有・活動継続者で28.4社、未内定者で17.5社と現在の倍ほどの企業にESを提出していました(マイナビ学生就職モニター調査[2015年卒6月の活動状況])。
ただし、新型コロナウイルスの日本経済の景気後退により、企業が採用活動の規模縮小の可能性も出てきました。最近は売り手市場だからと安心しきらずに、ニュースなどで最新動向を把握しながらエントリー数を適切に決めることをおすすめします。
3月と4月が本エントリーのピーク
ESの平均提出数は1人当たり11.8社ですが、3~4月がピークとなっています。内訳をみると、3月が6.7社、4月が3.4社となっています。就活生のほとんどは3~4月にESを提出し終えていることになります。18年卒はピークが4月(5.7社)だったので、前倒し傾向が顕著になっています。また、エントリーした後、3~5月に面接選考を多くの人が受けています。
キャリアアドバイザーコメント
塩田 健斗プロフィール
2020年は新型コロナウイルスの影響によって、市場としては売り手から買い手傾向に変化しているように思います。実際、例年から求人数は全体的に6割ほど減少しているとともに、残っている求人の応募枠も例年通り採用している企業が少ないため、今までのように「自分が行きたい企業」だけを絞ってエントリーしていくとかなり厳しくなってしまうように思います。
中には途中で採用中止になってしまう企業さんもございます。もし、皆さんの中で業界を絞れていたり、就職活動の軸がはっきりしているのであれば、自分が受けたい企業に類似した企業をエントリーして社数を増やす方法がのちのちの皆さんを救ってくれるのではないでしょうか。
エントリーが多い場合のメリット・デメリット
エントリー数を多くする人は、「なるべく多くの企業を見てみたい」「少ないのは不安。可能性を広げたい」といった意向があるのではないでしょうか。エントリーが多い場合のメリット・デメリットを注意点とともに解説します。
メリット:視野を広く持ち経験も積める
「自分の思い込みで業界を絞り、就活に理解が深まった後で、実は違う業界の方が自分に向いていそう」。そのように後悔する就活生も少なくありません。いろいろな業界、企業の説明会に参加したり選考を受けることで、視野を広めることができます。実際に業界・企業とコミュニケーションをとるなかで、業界・企業像がより具体的になります。
また、ESの作成数や面接回数は多くなるので、経験を積み、ブラッシュアップにつなげることができます。大本命の企業の選考の前に、1社も面接を受けていない人と何十社も受けている人とでは面接の完成度が異なるのは当然ですよね。
デメリット:スケジュール管理が難しくなる
多くエントリーしすぎると、もちろんデメリットもあります。プレエントリーを何十社もおこなった人は毎日のように多くのメールが届くでしょう。志望度の高い企業からの連絡が埋もれてしまって見逃してしまうこともあるかもしれません。
ESの締め切りや面接日の調整に関しても、しっかりスケジュール管理をしなければ、ダブルブッキングや忘れてしまうこともあるでしょう。一社一社の企業研究に使える時間は少なくなってしまうので、手薄な状態で面接を受けにいくといった事態も考えられます。
次に紹介するツールと合わせて就活用のノートを用意して、企業研究やスケジュールを1冊にまとめておくとエントリー数が増えても把握しやすくなります。
関連記事
就活ノートの作り方|自己分析と企業研究を言語化しよう
https://careerpark-agent.jp/column/338

注意点:エントリー前に最低限の準備をしよう
あまりに多くの企業にエントリーしてしまうと、情報収集やスケジュールの面で管理が難しくなってしまいます。エントリーの前には企業のサイトなどを読み込み、できる限りの企業研究をしておきましょう。エントリー前にチェックしてほしいのは、ES提出日などのスケジュール関連の項目です。提出日や面接日が重複するとスケジュール管理がより難しくなるので、志望度にあわせてある程度は選別するようにしましょう。
志望度が高いからといってESなどの選考書類の期限に追われて、面接対策や企業研究がおろそかになってしまうのは本末転倒です。また、スケジュール管理の方法も確立しておく必要があります。大学の講義やアルバイト、プライベートの予定も含めて一括して管理できる体制を整えておくことが望ましいでしょう。
キャリアアドバイザーコメント
持田 伊織プロフィール
エントリーが多すぎる人の残念な特徴は、「目的を持たずにエントリーをしている人」です。エントリーをしている周囲に焦ってむやみに応募してしまうこともありますが、エントリーしたことで満足して最終的にはスケジュール管理ができず自分を苦しめることになってしまいます。
さらに、何のために参加しているのかが分からないため、説明会などの参加後には企業が自分に合っているか振り返りをすることが難しくなり選考への意欲も低くなってきてしまうと思います。
エントリーが少ない場合のメリット・デメリット
「行きたい業界・企業がここだけ」「企業研究をみっちりしたい」などと考えてエントリー数が少ない人もいるかもしれません。一点集中突破ができればそれに越したことはありませんが、少ない場合のメリット・デメリット、注意点をおさえておきましょう。
メリット:1社に掛けられる時間が増える
一社ごとの企業研究がより深くできるようになるので、求めている人材や社風などをしっかり理解したうえESや面接対策の内容を練ることができます。多すぎる人にありがちなスケジュール管理ができないといった心配もなくなり、余裕を持ったうえでESを作成したり、面接に訪問することができるようになります。
デメリット:手持ちの駒が少ない
エントリー数が少なすぎる人で最大のデメリットは、エントリーした企業にすべて落ちてしまうリスクがあること。すべて落ちた後にエントリーし直しても、周回遅れ感は否めません。企業研究を進めたり内定をもらった後で、「やっぱり自分に合わない」「もっといろいろな企業をみておけばよかった」と後悔することもありえます。
また、面接の経験回数も少なくなるので、回数を踏んでいる人よりは面接慣れしません。過度に緊張したり回答がぎこちなくなってしまうこともありえます。
注意点:一社ごとの精度を高める
とにかく自己分析と企業研究を綿密にやることをおすすめします。「違う業界や企業がよかったかも」と後々後悔しないように、自分の仕事選びの軸や価値観を把握し、企業とマッチしていると絶対の自信を持って臨めるようになる必要があります。
全落ちを避けるために、難易度が過度に高い企業だけを受けるのはおすすめしません。いきなり大本命の選考ということを避けることも含めて、ひとつの業界に絞るにしても大企業だけでなく、比較的競争率が低い中小企業も受けましょう。
自己分析を突き詰めるにはノートへアウトプットするのもおすすめです。
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キャリアアドバイザーコメント
吉田 実遊プロフィール
エントリーが少なすぎる状態だとなかなか比較もできないので、面接においても説得力に欠けるところがあります。面接官の視点からすると「どういったポイントを比較して見ているのか?」「この会社しか見ていないから良いと思っているんじゃないか?」と感じてしまうこともあります。
志望度が高い企業さんに挑んでいくためには自分の目で多くの企業を見て、比較した上で、より説得力のある志望動機を語れるようにするのがいいでしょう。一方で、多ければ多いというわけでもありません! 増やしすぎて自分のキャパシティは超えないように様子を見ながら持ち駒をコントロールしていきましょう。
4つの注意点
エントリーする際におさえておきたい注意点について把握しておきましょう。就活生が失敗しがちなポイントや、疑問が生まれやすいポイントについて解説します。
①タイミングを逃さない
同じプレエントリーの期間でも早めにエントリーをすれば、企業側の印象はよくなります。「プレエントリーの時点でリクルーターから連絡がくる」という可能性もあります。また、プレエントリーが早いほど企業研究の時間にあてられるメリットもあるでしょう。
プレエントリーは3月、本エントリーは3~4月がそれぞれピークとなります。その前に自己分析や業界研究など、エントリーをスムーズにできる準備を進められるようにしておきましょう。
②効率的なES提出の準備を
エントリー数が特に多い人に当てはまりますが、ESの作成は負担の大きな活動のひとつです。手書きが大変なのは仕方ないといえますが、良質で多くのESを提出するには骨格の部分で共通の回答を用意しておくと効率的に進められます。
ESは共通の質問も多くあります。よくある質問の回答の骨格をあらかじめ用意し、文字数や尋ね方、企業の求める人材によってアレンジするという方法です。共通の質問に回答・執筆する時間が大幅に短縮されます。キャッチフレーズや「あなたを漢字一文字にするなら」といったイレギュラーの質問だけ企業ごと時間を割くことができます。
- 自分自身のことや経験
自己PR
学生時代に力を入れたこと
強み・弱み
学生時代の成功/挫折体験 - 志望動機・業界動向
◯◯業界を志望する理由
企業選びの軸・ポイント
業界の現状への意見 - 将来のキャリア
- その他
最近気になったニュース
最近読んだ本と感想
こちらの記事では、趣味と特技の書き方について紹介しています。なかなか思いつかない人に向けた見つけ方や書き方の例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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③プレエントリーは迷った場合、エントリーしよう
プレエントリーの時点で絞りすぎるのは危険と考えてもいいでしょう。プレエントリーをすることで、企業から採用情報のほか、説明会・ESの情報が提供されます。企業に関する情報を知ることで志望度が下がることは多々ありますし、その場合はESを提出しなければいいだけです。
当たり構わずプレエントリーしてスケジュール管理ができなくなるのも考え物ですが、「迷ったらプレエントリー」の方針をおすすめします。
④エントリー数にとらわれすぎない
エントリーの平均数を紹介してきましたが、こうした数はあくまで目安に過ぎません。「平均20社以上なので、是が非でも20社にエントリーしよう」などという姿勢では本来の目的からはずれてしまいます。
最終目的は、内定を獲得すること。そのことを忘れずに自分の就活の軸や志望業種などを加味し、エントリー数の多すぎる・少なすぎるメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分にとって適切なエントリー数を目指しましょう。
キャリアアドバイザーコメント
塩田 健斗プロフィール
効率的にESを準備するのはとてもいいと思います。余談ですが、ごく稀に手書きの学校指定の履歴書を要求してくる企業もあるので、データの場合であれば一枚手書きで履歴書を記入し(日付と志望動機を省く)そちらをコピーして数枚用意しておくと、志望動機だけを埋めて提出することができるため便利です。
ただ、この方法はデータでのスキャンのみに活かせる方法なので注意が必要です。直接持参したり、郵送する場合はコピーしていることがわかってしまいます。
また、闇雲にエントリーするのも失敗してしまう可能性があります。理由としては、自分が行きたいと思う企業の選考情報などを見逃してしまう可能性があるからです。ナビサイトなどで登録すると、メールでたくさんの情報が送られてくるので、あらかじめメールの設定などで志望度が高い企業様からの連絡をすぐに確かめられるようにしておくと効率的に就活を進められると思います。
エントリー数などの就活方針を決める際には公務員との併願を視野に入れる人も多いのではないでしょうか。下の記事では公務員と民間企業を併願する場合の注意点を記しています。
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自分に合ったエントリー数で有利に進めよう
平均エントリー数は、必ずしも自分に合ったエントリー数とは限りません。一方で、就活市場や就活仲間の動向を知り、エントリー数を把握していくことは就活を有利に進められる情報のひとつになります。自分なりに適切なエントリー数のバランスを考えながら、賢く就活を行いましょう。
36の質問に答えるだけで、自己分析しよう


内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができず、自己理解の甘さを人事に見透かされます。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My anaytics」です。36の質問に答えるだけであなたの強み・弱み、それに基づく適職が診断できます。
ぜひ活用して自己分析をサクッと終わらせ、就活で内定を勝ち取りましょう。
最近は売り手市場なので、10社くらい受ければどこか受かりますよね