目次
- 東京での就職を目指している人は理由を明確にしよう!
- 東京の就職事情の理解することが成功のカギ
- 東京の概要
- 東京の業界事情
- 東京の有効求人倍率とは
- 地方から東京での就職を実現している人は多い
- 東京で就職する7つのメリットとは
- ①仕事の種類や量が豊富
- ②キャリアの選択肢が広がる
- ③大手企業の本社が多い
- ④給与が比較的高い
- ⑤プライベートが充実しやすい
- ⑥自立できる
- ⑦多種多様な人と出会えるチャンスがある
- 東京で就職する5つのデメリットとは
- ①物価や家賃などの生活費が高い
- ②通勤ラッシュが大変
- ③競争が激しい
- ④地元の人との交流が少なくなる
- ⑤人が多く人間関係がドライな場合がある
- 東京の就職に向いている人の特徴
- 新しい出会いを楽しめる
- 向上心が高い
- 新しい環境にすぐになじむことができる
- 人が多くても苦にならない
- 家族や友人が近くにいなくても問題ない
- 東京で就職しやすい仕事一覧
- 営業職
- 販売職
- ビルメンテナンス職
- エンジニア職
- 東京での就職のために考えるべきこと
- 東京で働く理由を明確にする
- 就きたい仕事を決める
- 費用や時間について把握する
- 東京での就職を成功させるためにやっておきたいこと
- 綿密なスケジューリング
- 実際に東京に行って雰囲気を知っておく
- 事前に情報収集をおこなう
- インターンに参加する
- 業界・企業研究をおこなう
- 試験・面接対策をおこなう
- 地方の学生は約2倍費用がかかる! 就活費用を節約する方法4選
- 交通費は学割や早割などを活用する
- 格安の宿泊施設を利用する
- 上京するタイミングをまとめる
- オンラインを有効活用する
- 東京への就職する際の志望動機に盛り込むべき要素
- 仕事面で上京したい理由
- 上京してどのように成長していきたいのか
- 自分の強みをどう活かすか
- なぜ東京で働きたいのかを伝える志望動機例文
- 地元や親元から離れたいことを伝える場合
- 憧れの仕事に就きたいことを伝える場合
- 大手企業に就職したいことを伝える場合
- 収入の高い仕事がしたいことを伝える場合
- 希望する仕事がなかったことを伝える場合
- 東京で就職するメリットとデメリットを理解して後悔のない就活をしよう
東京での就職を目指している人は理由を明確にしよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、
「東京での就職を目指していますが、就活を成功させるコツを教えてください! 」
「東京の就職に向けて、メリットとデメリットが知りたいです! 」
といった質問を受けます。東京は地方に比べて仕事の種類や量が多かったり、多種多様な人と出会えるチャンスがあったり魅力がたくさんあります。
就職のタイミングで心機一転、地方から上京して東京で就職したいと考えている学生は多いと思います。しかし、憧れやプラスのイメージだけを持って就職をすると、後から「地元に帰りたい」と後悔する可能性があります。
ここからは、東京への就職を考えている人に向けて、東京で就職するメリット・デメリット、向いている人の特徴、就職しやすい仕事一覧、就職を成功させるためにやっておきたいこと、就活費用を節約する方法4選、志望動機例文など詳しく解説します。
この記事を参考に東京での就職についてしっかり理解し、東京で就職する理由を明確にしていきましょう。
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東京の就職事情の理解することが成功のカギ
東京で就職したいけれど、実際の東京についてイメージだけで詳しく知らない人は多いのではないでしょうか。東京での就職を目指している人は多く、ただ漠然としたイメージで就活をしてもライバルに勝つことは難しいといえます。
そのため、東京での就職を目指す第一歩として、就職事情について理解することが成功のカギであるといえます。
ここからは、東京の概要、就職事情、有効求人倍率について詳しく解説します。東京の特徴を理解して、就活に役立てていきましょう。
東京の概要
東京は、政治、経済、文化などが集約されている日本の中心部であり、約1,400万人が生活をする世界有数の大都市です。1603年に徳川家康が幕府を開き、1868年に江戸から東京へと名称が変更されました。
市区町村は23区と39市町で構成され、東西に広がる土地は、低地から山地までさまざまな起伏に富んでいます。「東京=大都会」というイメージを持っている人は多いと思いますが、実は自然が豊かな場所も多くあります。
ビジネスエリアは、首都圏に位置する大手町、丸の内、六本木、赤坂、日本橋などが挙げられ、大企業の本社や商業施設など経済や行政の中心地になっています。多くのビジネスパーソンが行き交う華やかな街であり、世界最大のメガシティと称されています。
東京の業界事情
東京は多くの企業と人が集まっていることから、経済の中心地として活気がある場所です。金融機関の多くは大手町や丸の内に集結しており、営業だけでなく事業投資や為替運用などの重要な業務も担っています。
また、東京に日本支社を構える外資系企業や、マスメディア関係の企業も東京に集中しています。他にも、宿泊・旅行業やエンターテインメント業も地方に比べると東京の方が求人数が豊富です。
自分の強みや特技を活かして働ける職種が多いのは、地方よりも東京であるといえます。もし、やりたい仕事や就きたい職種が東京にしかないのであれば、東京で就職することを考えて就職活動をおこなっていきましょう。
東京の有効求人倍率とは
厚生労働省では、毎月の求職者や就職の状況をとりまとめた「一般職業紹介状況」を作成し、有効求人倍率を公表しています。算出元は全国の公共職業安定所(ハローワーク)の求職者の人数を求人数で割って数値化したものであり、雇用の動向や景気が分かる重要な指標となります。
倍率は1よりも上であれば求人数が多く、下であれば求人数が少ないということです。東京の有効求人倍率は2021年8月〜2022年7月までの1年間の平均が1.3となっており、全国平均の1.2よりも少し高い数値になっています。
選択する職種によって有効求人倍率に差があるため、比較しながら東京での就職先を検討するのに役立ててください。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
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地方から東京での就職を実現している人は多い
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、東京に住んでいる人の54,4%が東京生まれであるのに対して、45,6%は地方出身者であるというデータが出ています。つまり、東京の約半分の人は地方出身者であり、10人中に4〜5人はいると言い換えることができます。
上京の多くの理由に、進学や就職が挙げられます。上記の数字から地方から東京での就職を実現している人は多くいることが理解できると思います。地方出身だから東京での就職は難しいということはないため、その点は安心して良いでしょう。
東京で就職する7つのメリットとは
就活生
地方出身なので、東京の概要や就職事情が知れてとても参考になりました。
キャリア
アドバイザー
それは良かったです。イメージだけでなく数字に基づいた事実を理解しておくのは大切なことですからね。
就活生
はい! 引き続き東京の就職に関しての情報を教えて欲しいです。
キャリア
アドバイザー
分かりました。では、東京で就職するメリットをお伝えしましょう。
東京は華やかな場所であり、働けるだけでモチベーションがアップする人も多いと思いますが、実は東京に上京して就職するメリットは多数あります。ここからは、東京で就職する7つのメリットについてそれぞれ解説します。
①仕事の種類や量が豊富
東京で就職するメリットは、仕事の種類や量の豊富さが挙げられます。地方では新卒採用をおこなっている企業が東京より少ないことがあり、就きたい仕事がなかなか見つからない場合もあるでしょう。一方で東京は多数の企業が存在し、自分のやりたい仕事や強みを活かせる職種に出会える可能性が高いです。
地方ももちろん就職先は一定数ありますが、職業が限られてしまいます。東京であれば、広い視野を持って職業を選択できるチャンスがあります。
東京は人口が多く、それにともない仕事の数も増えているため、地方に比べて雇用の機会は多くなります。幅広い選択肢の中から、自分が就きたい仕事を見つけられる大きなメリットが東京にはあるといえます。
②キャリアの選択肢が広がる
東京で就職すると、キャリアの選択肢が広がるメリットがあります。東京は多くの企業の本社が集まっており、本社にしかない部署に異動したり、経験を積んだのちに転職したりとキャリアアップしやすい環境があります。
たとえば、事務職から営業職や技術職に転職したいと考えたときに、地方は求人数が少なく難しい可能性が高いですが、東京は多数の求人数があることから実現しやすいといえます。
また、東京である程度のキャリアを積むことで、自分がやりたいことができる環境へジョブチェンジを叶えられる可能性は十分にあります。一つの企業にこだわらずに、キャリアプランや働き方に合わせて選択肢を広げていける点が東京で働く魅力です。
キャリア形成について考えたい人はこちらをよんでおきましょう。
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③大手企業の本社が多い
東京で就職するメリットは、誰もが名前を知っている大手企業の本社が多い点です。支社や工場は地方にもありますが、本社はほとんど東京にあります。
本社で働くことになれば、地方に比べて任される仕事の規模が大きくなるため、よりやりがいを持って働くことができます。ビジネスパーソンとして、責任のある仕事に就くことで、成長していける環境がある点が東京で働く魅力の一つといえます。
大手企業の場合、採用区分が選択する勤務地で異なることが多く、同じ企業でも応募する先で配属が決定します。経験や実績を積むことで、将来的に地方から東京への転勤が実現する可能性もありますが、企業によっては入社時の配属のまま変更がない場合もあるため、就活の際に採用区分について確認するようにしてください。
④給与が比較的高い
東京で就職するメリットの一つに、給与水準が高いことが挙げられます。厚生労働省の「都道府県別賃金」によると、東京は全国で一番賃金が高く令和3年の賃金は364.2万円と全国平均の307.4万円を大きく上回っています。
新卒で就職した際には、地方も東京もそこまで大差がなくても、生涯を通して稼げる賃金で考えると雲泥の差が出てくる可能性があります。東京はキャリアアップや昇格のチャンスが多いため、地方で就職するよりも高い給与を得ることができます。
高い給与をもらうことで仕事に対してモチベーションが上がる人、自分の実力でどんどん稼いでいきたい人などは東京での就職はおすすめであるといえます。
⑤プライベートが充実しやすい
東京で就職するとプライベートが充実しやすいというメリットがあります。東京には多くの商業施設があり、遊ぶ場所に困ることはありません。また、イベントも多く開催されており参加がしやすいです。地方に比べて圧倒的に娯楽が多いのが東京の素晴らしいポイントです。
仕事をメリハリを持っておこなうためにも、退勤後や休日に何をして過ごすのかもとても大切です。プライベートの充実は人生の満足度を高め、結果として仕事での成果につながる場合が多いからです。
東京は、夜遅くまで開いているお店が多く、交通機関も夜遅くまで運行しています。トレンドの発祥の地で新しい人、モノ、価値観に触れることができる環境が常にあることは、東京で働く魅力の一つといえます。
⑥自立できる
東京で就職するメリットの一つに、自立できることがあります。住み慣れた環境を飛び出して東京で就職することに、自分だけでなく家族も不安を感じると思います。
しかし、いつまでも親もとにいると甘えてしまうため、自立への一歩を踏み出すことが難しくなります。東京に就職することで、一人の大人として自立することができます。
新しい環境で生活基盤を整えていくことは、とても大変なことです。ただ、慣れない仕事や家事に追われながら日々を過ごしていくうちに、自分で自分の責任を取れる大人へと少しずつ成長していくことができるでしょう。東京への就職は、自立の良いきっかけになることは間違いありません。
⑦多種多様な人と出会えるチャンスがある
東京での就職は、多種多様な人と出会えるチャンスがあるというメリットがあります。東京は多くの人、モノ、情報などが集まってくる場所です。就職先企業の同僚や上司、取引先企業の人、プライベートでも自ら足を運べば異業種の人など、さまざまな考え方や価値観を持った人と出会えるチャンスがたくさんあります。
人は人で磨かれるため、多種多様な人から刺激を受けることで、今までにないアイデアを思いつくこともあるでしょう。
また、多くの刺激を受けて自分を成長させることも可能です。東京で仕事をすることで、人脈が広がり仕事やプライベートを充実させることができるのは東京ならではのメリットであるといえます。
東京で就職する5つのデメリットとは
東京での就職は、仕事もプライベートも魅力が多いですが、一方でデメリットにも目を向ける必要があります。「東京で働いたら毎日充実しそう」と、深く考えずに東京での就職を決めてしまうのは避けるべきです。
何事も良い面と悪い面が存在しており、もちろん東京での就職も同じことがいえます。
ここからは、東京で就職する5つのデメリットを解説します。後から後悔することがないように、デメリットも理解しておきましょう。
①物価や家賃などの生活費が高い
東京で就職するデメリットは、物価や家賃などの生活費が高いことです。東京の賃金は地方に比べて高いですが、生活コストがかかります。そのため、地方での生活と同じ感覚でいると、給料日前にお金が底をつく危険があります。
東京は地価が高いので、相乗的に物価も家賃も高くなります。特に毎月かかる家賃は、地方と比べて同じ間取りでも数万円ほど高くなる傾向にあります。
家賃が安い場所は郊外に行けばありますが、都心部から遠くなるため、会社が都内にあると通勤が大変になります。また、高い家賃を払って都内に住むと狭い間取りの部屋にしか住めない可能性が高いです。
上記のように、生活に必要なコストが基本的に高いということが、東京で就職する大きなデメリットといえます。
②通勤ラッシュが大変
東京で就職するデメリットに、通勤ラッシュが大変であることが挙げられます。東京は人口密度が非常に高い場所であるため、朝の公共交通機関の多くは満員状態です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、オフピーク通勤やリモートワークがおこなわれており、若干緩和されていますが、それでも人は多いです。
東京は交通が発達しているため、数分おきに電車やバスが来ますが、どれも毎朝ラッシュがあり、ゆとりを持って出勤することは難しいです。帰宅時間も多くのビジネスパーソンと時間がかぶるため、混んでいる場合が多いです。
もちろん使用する路線によって異なりますが、東京は基本的にどこも人が多く、通勤ラッシュが大変でストレスが溜まることを覚悟しておきましょう。
③競争が激しい
東京の就職は雇用の機会が多い一方で、競争率が激しいことがデメリットであるといえます。仕事の種類や量が多くキャリアの選択肢も幅広いことから、東京での就職を目指す人の母数が地方での就職とは大きく異なります。
特に、大手企業、外資系企業、ベンチャー企業などの恵まれた雇用環境には、スキルの高い人たちが集まるため、多くのライバル達に勝たなければ希望する仕事に就くことはできません。
当たり前のことですが、東京での就職を目指したからといって、必ずしも自分の欲しい結果が得られるわけではありません。東京は雇用の機会が多い一方で競争率が激しいことを理解しておきましょう。
④地元の人との交流が少なくなる
東京で就職すると地元の人との交流が少なくなるというデメリットがあります。地元で就職すれば、家族にも友人にも頻繁に会うことができますが、東京に就職すると難しくなります。
物理的な距離があるため、時間と費用をかけて帰省することができなくなり、お盆休みや年末年始にのみしか会えない可能性が高くなります。年に1〜2回顔を見せられれば良い方で、帰省シーズンのチケットが人気で取れなかったり、高値で購入できなかったりとさまざまな理由で帰省自体できなくなる人もいます。
帰省ができなくなると、地元の人とは疎遠になってしまうものです。東京での就職は、慣れ親しんだ環境から離れなければならないため、地元が大好きな人は相当な覚悟が必要です。
⑤人が多く人間関係がドライな場合がある
東京で就職するデメリットは、人が多く人間関係がドライな場合があることが挙げられます。東京はさまざまなバックグラウンドや事情を持った人が集まる場所であるため、人間関係にシビアな面があります。
仕事、育児、プライベートなど時間に追われている人が多く、必要以上に干渉し合わないのが東京の生活スタイルの一つです。
キャリア
アドバイザー
他人に深入りしない、なるべくかかわらない、というスタンスを持っている人が東京には多く、寂しさを感じることがあるでしょう。特に、実家から出たことがない人は、東京という慣れない地で、1人で暮らしていくことは想像以上に精神的に落ち込むことを念頭に置いておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
メリットで紹介したとおり、地方よりも東京で働くメリットが多数あるため「東京で就職する」ことに憧れを感じている学生もいるのではないでしょうか。もちろん、東京で就職することで仕事だけでなくプライベートの転機が訪れる可能性があります。しかし、「東京で就職することが目的」になってしまうと、就職後に後悔する可能性があるため注意が必要です。
東京で就職することはあくまでも手段のひとつなので、目的化してしまうと東京での生活の理想と現実のギャップに後悔してしまいます。東京で就職をした後に失敗しないためにも、紹介されているデメリットときちんと向き合いましょう。
たとえば、物価や家賃については「今の自分の支出」と「東京の仕事の平均年収」「東京の平均家賃」を計算することで許容できるか判断ができます。これらを計算したうえで許容できることを把握し、初めて東京での就職を決断することができるのです。面倒に感じるかもしれませんが、東京で就職した後に失敗しないようにデメリットときちんと向き合いましょう。
東京の就職に向いている人の特徴
就活生
東京での就職のメリットとデメリット、それぞれ理解できました。
キャリア
アドバイザー
良かったです。良い面、悪い面どちらも把握すると、東京での就職をどうするのかを判断することができますからね。
就活生
はい。東京での就職について話を聞く中で、自分は東京での就職が向いているのか知りたいと思ったのですが、特徴を教えていただけますか?
キャリア
アドバイザー
良い質問です! 誰にでも向き不向きはありますからね。では、東京の就職に向いている人の特徴を解説しましょう。
東京での就職が向いている人は一体どのような特徴があるのでしょうか。ここからは、東京の就職に向いている人の特徴を解説していきます。
- 新しい出会いを楽しめる
- 向上心が高い
- 新しい環境にすぐになじむことができる
- 人が多くても苦にならない
- 家族や友人が近くにいなくても問題ない
せっかく上京して憧れの東京で働いてみたけれど、「向いていなかった」と後から後悔しないためにも、参考にしてください。
新しい出会いを楽しめる
東京の就職は、新しい出会いを楽しめる人が向いています。日本全国、世界各国からさまざまな人たちが集まる場所で、今まで出会ったことのない人から刺激を受けて楽しめる人は東京に適性があるといえます。
反対に人見知りな性格で新しい出会いを求めていない人は、東京で就職することでストレスを感じてしまう可能性があります。
東京にある会社でさまざまなバックグラウンドを持った人から、新しい考え方や価値観を吸収することを楽しめる人は、東京での就職はとても実りある経験になることは間違いありません。
キャリア
アドバイザー
新しい出会いを楽しめる人は、東京で働くことで毎日充実した時間を過ごすことができるでしょうね。
好奇心旺盛をアピールしたい人はこちらをよんでおきましょう。
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向上心が高い
東京の就職に向いている人の特徴は、向上心が高い人です。東京は、世界的な大企業、外資系企業、マスメディア関係の企業などが多数集まっています。自分の実力や才能次第で活躍できる可能性に満ちた東京には、「成功したい」「稼ぎたい」と考えている人がたくさん存在しています。
そのため、ライバル同士切磋琢磨してスキルを高められる関係性を構築することができます。また、自分を磨いて大きな結果を生み出すことも可能であり、高い向上心を持って自ら意欲的に成長していきたいと考えて行動できるタイプは、東京での就職に向いているといえます。
自分を高めて成長していくよりも、穏やかな環境でのんびり仕事をしたい人は、東京での就職は向いていないといえます。
新しい環境にすぐになじむことができる
東京の就職は、新しい環境にすぐになじむことができる人が向いているといえます。就職したものの、すぐにホームシックになってしまうことが予想される人は、東京での就職は寂しさが募り辛いものになってしまう可能性が高いです。
また、人間関係ではなく人やビルの多さに困惑するケースもあります。どこに行ってもたくさんの人、高いビル、複雑な交通機関などの環境の変化にストレスを感じることもあります。
ただ、新しい環境でも積極的に飛び込んで、相談できる相手や自分の居場所を作っていけるのであれば、東京でも問題なく生活していくことができるでしょう。
人が多くても苦にならない
東京の就職に向いている人の特徴は、人が多くても苦にならない人です。東京はどこに行っても人が多いです。眠らない街と形容されるように、日夜問わず人が活動しています。
東京に就職するということは、通勤ラッシュを避けることは難しく、他人と身体が触れる距離で公共交通機関を使用しなければなりません。また、休日にイベントやレジャーに行っても、多くのビジネスパーソンと休みがかぶるため、もちろん人が多いことが予想されます。
人が多いことがまったく気にならない人は東京での就職は向いていますが、もし人混みが苦手な人は、東京での生活はかなりストレスを感じるものになり、仕事に支障が出てしまうかもしれません。
家族や友人が近くにいなくても問題ない
東京の就職に向いている人は、家族や友人が近くにいなくても問題ない人です。つまり、ホームシックにならないタイプのことを指します。
長い間地元で生活してきた人は、常に家族や友人が近くにいる環境が当たり前になっているため、東京での1人暮らしは強い孤独感を感じるはずです。しかし、地元と東京をしっかり区別して自立心を持って生活できる人は東京での就職も上手くいくでしょう。
東京は人間関係が希薄な傾向があるため、溶け込めない人はストレスを溜め込んでしまい仕事に支障が出てしまう可能性があります。地元愛が強く家族や友人が近くにいることで安心できる人は、東京での就職は相当の覚悟が必要であることを覚えておいてください。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
学生の中には「東京はさまざまな機会があるため、生活をするだけでチャンスがある」と感じている人がいるかもしれません。たしかに、地方に比べると自分が成長する機会は多いです。
しかし、東京で就職した人の全員にチャンスが来るということはありません。そのため、消極的で受け身な人は東京で就職してもチャンスをつくることができずに後悔してしまう可能性があり注意が必要です。
地元に強いこだわりがある人も東京の就職は向いていない可能性がある
また、地元愛があって深い人間関係をもとめている人にとっては東京での就職はストレスに感じることもあるでしょう。東京は特定の人間との交流が少ない傾向にあるため、人間関係が希薄になりやすく、地元のように深い人間関係を築けないこともあります。
東京で就職するということにこだわりすぎずに、自分が向いているかどうか冷静に判断をすることが大切です。
東京で就職しやすい仕事一覧
- 営業職
- 販売職
- ビルメンテナンス職
- エンジニア職
東京で就職するためには、自分が就きたい仕事を目指しても良いですが、就職しやすい職種にターゲットを絞って就活をするのもおすすめの方法です。
東京での就職を成功させるためにも、それぞれの職種について理解しておきましょう。では、この記事では4つの職種について解説します。
営業職
東京で就職しやすい仕事は、営業職です。営業は、企業の利益を上げるために自社の商品を販売したり、顧客のもとめているサービスを提供したりすることで、自社と契約を結ぶ仕事をメインでおこないます。
東京には、メーカー系、商社系、IT系、専門コンサルなど多種多様な業種の営業職の求人募集が出ています。営業職と聞くと、ノルマがあって大変そうであると思われがちですが、ノルマがないものや新規営業をおこなわない営業職の求人もあります。
高い収入を得たいと考えている人は、歩合制の企業の営業職に就くことで、成果に応じた高い報酬を受け取ることができます。営業職は、人柄の良さや能力が評価されやすいので、自分の強みをアピールして、マッチする企業を見つけていきましょう。
営業に向いているかどうかを知りたい人はこちらを参考にしてみてください。
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営業に向いてないかどうかは、営業の種類や特徴を理解したうえで適性を考えてみましょう。 この記事では、営業に向いてないと思う人の特徴、営業職の魅力、業界ごとの特徴などをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に自分に合った職種を見つけてくださいね!
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販売職
東京で就職しやすい仕事の一つに販売職があります。販売の仕事は、スーパー、アパレル系ショップ、携帯ショップ、本屋などの実店舗で、顧客への接客、レジ打ち、品出し、在庫管理などの仕事をおこないます。
東京は地方と比べてお店自体が多く、また、さまざまなジャンルのお店があるため、自分の求める求人を探しやすいです。憧れのブランドや東京ならではのショップで、好きなものに囲まれながら仕事をしたい人にはおすすめです。
販売職で働くために必要な資格はないため、対人スキルや社会人としての最低限のマナーがあれば誰にでもチャレンジしやすい仕事であるといえます。
販売職の詳細はこちらで解説しています。
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販売職はメリット・デメリットを理解してから応募を検討しましょう。 この記事では販売職の仕事内容、やりがい、向いている人・いない人の特徴、自己PRや志望動機のポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画や例文も参考に対策に活かしてくださいね。
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ビルメンテナンス職
東京で就職しやすい仕事に、ビルメンテナンス職が挙げられます。ビルメンテナンスの仕事は、高層ビルの窓拭き、ビル内の清掃、火災報知器の点検、エレベーターの故障対応など多岐にわたる業務をおこないます。
東京は数多くの高層ビルが立ち並んでいるため、建物を長期的に安全かつ快適に使用できるように管理するビルメンテナンスはなくてはならない重要な仕事の一つです。
東京はオフィスやタワーマンションなどが増加しており、ビルメンテナンス職の需要は今後も伸びていくことが予想されます。また、業界全体が人材不足であるため、就職を目指しやすい仕事であるといえます。
エンジニア職
東京で就職しやすい仕事は、エンジニア職です。エンジニアとは技術者を意味しており、現代はインターネット関係の専門知識とスキルを兼ね備えているITエンジニアが活躍の場を広げています。
東京には大手企業のほかに、IT系のベンチャー企業が多数あります。理系の学部を応募条件にしている企業もあれば、文系でも意欲があれば歓迎している企業もあります。在学中にエンジニアとしてのスキルを磨いておく必要がありますが、文系でも就職のチャンスはあります。
現代社会において、ITは必要不可欠であるため、エンジニアの仕事は今後もニーズが高まっていくことは間違いないです。エンジニアとしてのスキルを身に付けることで、東京で活躍できる人材になれるといえます。
東京での就職のために考えるべきこと
就活生
東京には多数の企業があるので、しっかりと就活をおこなえば自分にマッチする就職先が見つけられる気がしてきました!
キャリア
アドバイザー
そうですか! ただ、企業が多い東京だからといって、必ず内定がもらえるわけではないことは理解しておきましょう。
就活生
そうですよね。東京で就職するためにはどのようなことを考えておくべきでしょうか?
キャリア
アドバイザー
良い質問ですね! では解説していきましょう。
東京は企業数は多い一方で求職者も多いため、当然ですが必ずしも就職できるわけではありません。就活でライバルに勝てるように、東京での就職のために考えるべきことを理解して、準備をおこなっていきましょう。
東京で働く理由を明確にする
東京での就職のためには、東京で働く理由を明確にすることが大切です。漠然と東京で就職すると、後から不平不満が出てきてしまい東京にいる意味を見出せなくなる可能性があります。
東京で就職したい人は、下記の4つを明確にしておきましょう。
- 東京で何をしたいのか
- なぜ東京でなければならないのか
- なぜ地方ではだめなのか
- 東京でどのように生活するのか
東京は、利便性や自由度が高く魅力的な場所ですが、生活コストがかかる、どこにおこなっても人が多いなどからストレスが溜まることも多いでしょう。
そのため、東京で就職する必要性を自分の中に落とし込んでおき、東京に就職しに来た理由を持ち続けられるようにすることが重要であるといえます。
就きたい仕事を決める
東京での就職のために考えるべきことは、就きたい仕事を決めることです。東京は多数の企業が集まっているため、仕事の選択肢が無数に存在しています。希望通りの仕事に就けるかどうかは別としても、自分にマッチしそうだと思った企業に挑戦する機会がたくさんあるといえます。
東京には誰もが名前を聞いたことがある有名企業だけでなく、まだあまり知られていないけれどこれから成長が期待できる企業もたくさんあります。
まずは、自分がどのような仕事に向いているのか、強みや特技を活かして活躍できる分野はどれかをじっくり考えてください。考えた結果、東京でしかできない仕事であれば、躊躇わず東京での就職を目指していきましょう。
費用や時間について把握する
東京での就職のために考えるべきことに、費用や時間について把握することが挙げられます。就活は、スーツやカバンなどを新調したり、選考での交通費がかかったりと資金が必要です。加えて、地方在住の人が東京で就活をする場合は、移動費や宿泊費などがかかりさらに高くつきます。
また、就職が決まったあとに必要な敷金礼金を含めた家賃、食費、光熱水費、スマホ代、交際費なども合わせて、どれだけ費用がかかるのか計算しておきましょう。
他にも、東京に出てくる物理的な時間についても考えなければなりません。何回も何回も上京するとなると多くの時間が必要になります。どれくらいの時間がかかりそうか、どう時間を捻出するのかなども概算で構わないので把握することが大切です。
面接での交通費についてはこちらの記事で詳しく解説しています。基本ルールや注意点についても紹介していますのであわせて参考にしてみてください。
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東京での就職を成功させるためにやっておきたいこと
- 綿密なスケジューリング
- 実際に東京に行って雰囲気を知っておく
- 事前に情報収集をおこなう
- インターンに参加する
- 業界・企業研究をおこなう
- 試験・面接対策をおこなう
東京への就職を成功させるためには、通常の就活以上に徹底的な準備をおこなう必要があります。なぜなら効率的に就活を進めないと、時間と費用がどんどん増えてしまうからです。
綿密なスケジューリング、実際に東京に行く、インターンシップ(インターン)に参加するなどやっておくべきことはいろいろあります。
ここからは、東京での就職を成功させるためにやっておきたいことを6つ解説していきます。
綿密なスケジューリング
東京での就職を成功させるためには、綿密なスケジューリングが必要です。通常の就活でも、複数の選考が同時に進むためスケジュール管理が大変ですが、東京での就活はさらにきめ細やかなスケジュール管理が求められます。
1回の上京で多くの企業の選考をおこなえるように調整しなければ、時間も費用もいくらあっても足りないからです。
たとえば、A社の企業説明会を午前中に聞いて、午後は2社選考面接を入れて、夜はOB・OG訪問にあてるなど東京に来ている時間はすべて無駄にしないためにも、事前に綿密なスケジューリングをおこなってください。
実際に東京に行って雰囲気を知っておく
東京での就職を成功させるために、実際に東京に行って雰囲気を知っておくことが大切です。観光で東京に行ったことがあるから問題ないと思っている人も、実際に暮らしたり、働いたりするのは別物です。
たとえば、就職したい企業がある場所やその周辺、オフィス街、住みたいと思っている街の様子を実際に足を運んで確認して土地勘を少しでもつかんでおくと良いです。また、通勤ラッシュは、多くの地方出身の人が衝撃を受けることであり、一度体験することをおすすめします。
就活が始まる前に、1回は東京に行って雰囲気を肌で感じてください。自分で経験したことは良い判断材料になるため、後悔をしないようにしっかり確認するようにしましょう。
事前に情報収集をおこなう
東京での就職を成功させるためにやっておきたいことは、情報収集を徹底的におこなうことです。東京で就活をしている学生は、東京で開催されるイベントに参加したり、東京で働いている先輩達に話を聞いたりすることが、地方にいる学生よりも簡単にできます。
そのため、地方にいると、東京で就活をしている学生よりも情報量が不足しており乗り遅れてしまうことがあります。情報格差を埋めるためには、積極的に上京して就活イベントやインターンに参加するなど行動するほかにありません。
また、近年はWebサイトやSNSで自分から調べれば、どこにいても情報収集はできます。積極的に活動して情報量を補うことが、東京での就職を実現させるために重要なことであるといえます。
インターンに参加する
東京での就職を成功させるために、インターンに参加しましょう。インターンに参加する大きなメリットは、就活前に情報収集ができること、就活中にアピールポイントとして活用できることが挙げられます。
地方にいると東京に比べて情報を入手する機会が少ないため、インターンに参加することで先輩社員から話を聞けたり、他の学生と情報交換ができたりします。
また、インターンに参加したこと自体を就活時にアピールすることで、仕事のスキルやノウハウがあることを伝えることになり、採用担当者に好印象を持ってもらえます。
短期ではなく長期インターンに参加して、東京や企業についての理解を深めていきましょう。
長期インターンについてはこちらで詳しく解説しています。
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業界・企業研究をおこなう
東京での就職を成功させるためにやっておきたいことは、業界・企業研究です。東京は数多くの企業があり、仕事の種類や量がとにかく豊富です。
業界や企業を選ぶ確固たる基準がないと、どこに就職するのが良いのか、どうやって決めたら良いのか分からなくなってしまいます。
そのため、業界・企業研究を徹底的におこない自分の中で就活の軸を持つことが大切になります。まずは、気になる業界や企業の特徴や特色を把握していきましょう。業界の動向や展望、企業の理念や実績などを知ることで、自分の強みやスキルを活かせる、自分の考えるキャリアを達成できるかなどの相性を判断する材料にすることができます。
業界研究のおすすめのやり方はこちらを参考にしてみてください。
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試験・面接対策をおこなう
東京での就職を成功させるために、試験・面接対策をおこなっておきましょう。東京は企業が多いからどこかに就職できると考え対策を怠ると、確実にチャンスを逃してしまいます。
試験対策は東京も地方も関係なく努力した分結果につながります。より多くの企業の選考を一つでも前に進めるためにも試験対策は念入りにおこないましょう。
また、採用担当者は上京に対する本気度を確認するために、「なぜ地方から上京するのですか」という質問を面接で必ずしてきます。
そのため、東京でなければならない理由や東京で就職して成し遂げたいことを適切に回答できるように準備する必要があります。
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
東京での就活と地方の就活の違いについてイメージが湧いてきたのではないでしょうか。しかし、実際に就活をするときになって行動をすると、思い通りに就活が進まないこともあります。このように東京での就職のスタートダッシュに失敗しないよう、就活関連のセミナーやイベントへ参加することもおすすめです。
学生は無料参加できるセミナーやイベントもあるため、追加の費用をかけずに東京での就活の理解を深められます。セミナーやイベントはさまざまな種類があり、たとえば「自己分析」に関するセミナーや「企業分析」に関するイベントがありますよ。イベントの中には、企業が参加しており、その場で面接が決定する就活イベントもあります。
このように自分の悩みを解決できるセミナーやイベントが東京だからこそ多数開催されています。東京での就職を成功させるためには、これらのイベントをうまく活用することもポイントです。ただし、セミナーやイベントに参加をするだけでは成功には近づきません。自分に足りないことを補うセミナーやイベントに参加をするように注意してくださいね。
地方の学生は約2倍費用がかかる! 就活費用を節約する方法4選
就活生
東京での就職に向けて、早めに準備を始める必要があることが理解できました。
キャリア
アドバイザー
その通りです! 綿密なスケジューリングや情報収集に加えて、就活費用についても考えなければいけないからです。実は、地方の学生の就活費用は、東京の学生と比べて約2倍の費用がかかります。
就活生
約2倍も違うんですか? でも東京での就職は諦められないので、就活費用を節約する方法を教えてください。
キャリア
アドバイザー
分かりました。では、地方の学生が就活費用を節約できるような具体的な方法をいくつか解説するので、参考にしてください。
東京への就職は、通常の就活でかかる費用とは別に交通費や宿泊費が必要になります。ここからは就活費用を節約できる方法を4つ解説します。
交通費は学割や早割などを活用する
就活費用を節約するために、交通費は学割や早割などを活用しましょう。飛行機代や新幹線代は学割や早割が利用できるため、割引価格での利用をおすすめします。
たとえば、航空会社各社は、下記のような割引サービスをおこなっています。
- JAL「スカイメイト」:25歳以下対象、事前予約不可
- ANA「スマートU25」:25歳以下対象、事前予約不可
- ソラシドエア「予約ができるヤング割」:学生は年齢制限なし、予約可
- スターフライヤー「スターユース」:25歳以下対象、予約可
学割や早割のほかにも、深夜バスや高速バスなどの格安の移動手段もあります。交通費は就活費用の中でも大きな比重を占めるため、有効に活用して交通費を節約しましょう。
格安の宿泊施設を利用する
東京での就活費用を節約する方法は、格安宿泊施設を利用することです。滞在期間が長ければ長いほど宿泊費がかさみ負担が大きくなるからです。
都内の格安ホテルであれば3,000〜4,000円での宿泊が可能です。個人の空間を確保できるため、集中して準備をすることができるでしょう。また、カプセルホテルは2,000〜3,000円でホテルよりも安く宿泊できます。寝泊まりするだけの施設となっているところが多いため、机がないなど学生には向いていないことが難点です。
ホテルのほかには、就活シェアハウスというものがあります。学生のための設備が整えられており、1泊2,000〜3,000円で宿泊できるところが多いです。周りは全員学生であるため、情報交換や他の学生と交流したい人には向いている施設であるといえます。
上京するタイミングをまとめる
東京での就活費用を節約するためには、上京するタイミングを事前にまとめるようにしましょう。行きたい就活のイベント、各社面接の日程、OB・OG訪問などを上京するタイミングですべてスケジューリングすることで、交通費を節約することができます。
東京での就活がスムーズに進むように情報収集を徹底しておこない、事前に綿密な計画を立ててください。無計画に動いてしまうと、予定よりも滞在期間が長くなってしまい、余分な宿泊費や食費などがかかってしまう可能性があります。
なるべくまとまった日程で自分の目的を達成できるように、さまざまな予定を入れることが就活費用節約には必要不可欠であるといえます。
オンラインを有効活用する
東京での就活費用を節約するために、オンラインを活用する方法が挙げられます。東京での就活は、滞在費や交通費など多くの費用が必要になります。しかし、現在ではオンラインで就活ができる企業も増えているため、有効活用することで、大幅に時間とお金を節約することできます。
オンラインでの企業説明会、自己PR動画などでの選考、面接などオンラインでの選考フローを実施している企業を探して参加してみましょう。ただし、オンラインだと実際の会社の雰囲気や自分の想いが伝わりにくいというデメリットもあります。部屋の照明によっては暗い印象が伝わってしまうこともあります。
オンラインの活用は大幅な節約にもつながりますが、必要だと感じるときには実際に足を運んで対面することも大切になります。上手にオンラインを活用して就活を進めていきましょう。
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東京への就職する際の志望動機に盛り込むべき要素
- 仕事面で上京したい理由
- 上京してどのように成長していきたいのか
- 自分の強みをどう活かすか
地方から東京への就職において、「なぜ上京したいのか」「東京でどのような仕事がしたいのか」などの本気度を伝えることは非常に重要です。採用担当者も上京してまで就職したい納得のいく理由を知りたいと思っています。
ここからは、志望動機を作成する際に盛り込んでおくべき要素を3つ解説します。志望動機作成に役立ててください。
仕事面で上京したい理由
志望動機作成時に盛り込むべき要素は、仕事面で上京したい理由を明確に伝えることです。上京したい本当の理由は、憧れの場所だから、おしゃれでカッコいいから、友人や恋人が住んでいるからなどがあると思いますが、大切なのは仕事面での理由です。
東京への就職を希望するならば、プライベート感のある志望動機は避けるべきです。一歩踏み込んで、自分には東京に集まる情報が必要だから、情報の発信者になりたいからなど、なぜ東京で働きたいのか東京ならではの理由を明確にして志望動機に盛り込む必要があります。
自分が本当に重要視したいことをが何なのかを掘り下げていけば、志望動機もより深く納得できるものになります。
上京してどのように成長していきたいのか
志望動機作成時に盛り込むべき要素として、上京してどのように成長していきたいのかが挙げられます。採用担当者に、ただ上京したいだけではなく、上京した後の将来設計を盛り込んで志望動機を伝えると良い印象を持ってもらえます。
上京することに対する理想ばかりを羅列すると、採用担当者は、失敗したときに続けていけるのだろうかと不安を感じてしまいます。
上京してどうしたいのか、どのような仕事をしていきたいか、どのようになっていきたいかを明確にしておくことで、採用担当者にしっかり考えられる人だということが伝わります。
また、上京に対しての不安点や懸念点もあげたうえで、解決策や対処法を伝えられると、挫折や失敗したときにしっかり対処できる人だという印象を持ってもらうこともできます。
自分の強みをどう活かすか
志望動機作成時に盛り込むべき要素は、自分の強みをどう活かすのかです。選考は、学生が「どのような強みをもっているのか」「どのように貢献できるのか」を確かめる場でもあります。
そのため、自分の強みをどのようにPRするかは非常に大切になります。たとえば、英語力を活かした仕事がしたいために、大手商社が集まる東京での就職を希望している、本が好きで大手出版社での編集の仕事がしたいために上京する必要があるなど、自分が強みだと思っていることを活かすことができる場所が東京であることを明確にすることが大切です。
なぜ上京してまで働きたいのかを自分の強みとともに伝えられることは、大きなポイントになるため、企業別にしっかりと考えて志望動機に盛り込みアピールしていきましょう。
上京したいことだけを全面に押し出すのは避ける
東京で就職するために、上京したいという理想だけを全面に押し出してアピールするのはあまり印象が良くないため避けるようにしましょう。
理想だけを伝えてしまうと、自分の理想と違って挫折してしまったときにどうするのだろうか、仕事中に失敗したときにどのように対処するのだろうか、仕事をやめてしまうのではないか、という不安を採用担当者に持たれる可能性が高いからです。
志望動機には、企業に入りたい延長線上に上京があることを盛り込んでいきましょう。上京することだけではなく、企業で仕事がしたいという気持ちが優先されていることが伝わるように工夫をすることが重要です。
なぜ東京で働きたいのかを伝える志望動機例文
東京で働きたい理由について採用担当者に明確にアピールしなければ、本気度が伝わらず内定獲得は遠のいてしまいます。東京に憧れがあり就職することが目的になってしまっている人は特に気を付ける必要があります。
採用担当者は志望動機から、東京へ就職を目指している学生の本気度を把握し、自社で長く働き続けられるのかを判断しています。そのため、ここから解説する志望動機例文を参考に「なぜ東京で働きたいのか」を具体的に伝えられるようにしてください。
地元や親元から離れたいことを伝える場合
私は、御社の新規事業に魅力を感じ、東京で新しい文化を作り全国に発信していきたいと考え志望いたしました。現在御社が開発されているサービスは、従来のサービスとは大きく異なっており、新しい価値を生み出し、世の中に多大な影響を与える将来性があるビジネスモデルだと確信しています。
学生時代に、新規ビジネスモデルコンテストの九州大会で入賞した経験を活かして、世の中に新しい価値観を提供していける人材を目指していきたいと思います。
地元や親元を離れて1人で自活していく不安は正直ありますが、自分の足で立って自立していける大人になりたいと考えています、また、不安な気持ちよりも御社の新規事業に携わりたいという熱意や想いの方が上回っているため、上京就職を選択しました。
キャリア
アドバイザー
地元や親元から離れたいことをさりげなく伝え、なぜ上京してまで東京で就職していきたいのかを明確にアピールできている志望動機でとても分かりやすいです。
憧れの仕事に就きたいことを伝える場合
私が御社を志望したきっかけは、高校生の修学旅行で東京のお店で働いている社員さんを拝見したときに、とてもハツラツと楽しそうに働いている様子に憧れを持ったからです。
就職活動をしている中で、御社の企業理念、人材育成、社会貢献性の高さなどについて知りさらに魅力を感じ、長期インターンに参加することを決意しました。慣れない東京で右も左も分からない私に、先輩社員の皆様は懇切丁寧に仕事内容や就活のアドバイスをしてくれました。
良い企業には良い人材が集まると私は考えています。御社のように社員同士が信頼しあって仕事をしている環境だからこそ、ビジネス面で持続的に成長を続けられるのだと確信できました。
私も微力ですが、御社の一員となって多くの人に信頼してもらい、会社や社会に貢献していける人材を目指していきたいと考えています。
大手企業に就職したいことを伝える場合
私は、世界規模で事業展開をされている御社でグローバルに活躍したいと考え志望いたしました。大学のときに留学先で学んだ経済学を活かして、さまざまな国の顧客の問題を解決し社会貢献する目標を持っています。
現地では、自分が参加しているゼミの問題解決に取り組んだことが他にも派生して、結果として多くのゼミが抱えている問題解決に寄与することになりました。
コンサルの仕事は顧客の問題を発見、解決し、成長を促す責任の大きな仕事であり、世界経済を変えるきっかけを生み出すことができる仕事であると確信しています。
私は御社で日本だけなく世界を変えるインパクトある仕事に携わりたいと考えて、上京就職を決意し御社を志望致しました。
キャリア
アドバイザー
東京に上京就職して何がしたいのか明確で熱意が伝わる志望動機が作成できていますね。
収入の高い仕事がしたいことを伝える場合
私は、御社の年齢や性別など自分の能力以外のところは関係のない完全実力主義の社風に魅力を感じ志望いたしました。
私は大学時代にアルバイトでテレアポ営業をおこなっており、学生50人の中で1番の成績を取ることを目指し行動しました。常にPDCAを回し、良かった点は継続、悪かった点は修正と改善を繰り返したり、トップの成績を維持している社員さんに質問をしアドバイスをもらったりしました。
結果として学生アルバイトの中で1番の成績を収めることに成功しました。このように私は自分で考え創意工夫して成果を出した経験があり、頑張った分を適切に報酬という手段で評価していただける御社の環境に強く惹かれています。
自分で考え実行できる点が自分の強みを活かして、御社でも売上に貢献していきたいと考えています。
キャリア
アドバイザー
アルバイトのエピソードを通じて感じたことをストレートに分かりやすく伝えられていて好印象な志望動機になっています。
希望する仕事がなかったことを伝える場合
私は、インターネットの力を通して多くの人の生活を豊かにしたいと考え御社を志望いたしました。私の地方はとても田舎で、中学を卒業後は1番近くの高校に通うために、町で母と2人暮らしをしていました。実家があった場所に比べて少しだけインターネットが発達しており、生活が便利になりました。
就活をする際に、インターネットにかかわる仕事がしたいと考え仕事を探していたのですが、残念ながら地方では見つけられませんでした。そんなときに御社の求人を拝見し、東京での就職を決意しました。
御社は、インターネット事業を全国で展開しており、医療業界や高齢者向け機器に強みを持っています。そのため、御社に入社し、インターネット環境を地方にも拡大することで小さい子どもからお年寄りまで生活が少しでも豊かになるようなサポートをしていきたいと考えています。
キャリア
アドバイザー
就職後も地に足をつけて夢を叶えるために努力ができそうな人材であることが感じられる志望動機です。東京でなければならない理由が明確でとても良いですね。
東京で就職するメリットとデメリットを理解して後悔のない就活をしよう
東京への就職を考えている人に向けて、東京で就職するメリット・デメリット、向いている人の特徴、就職しやすい仕事一覧、就職を成功させるためにやっておきたいことなどを詳しく解説してきました。
東京は、多種多様な仕事があり、華やかで楽しい都市ですが、一方で生活費が高く、人とのつながりが希薄であるといった一面もあります。東京で就職して終了ではなく、就職した後に続く長いキャリアについて深く考えることが重要です。
東京への就職を目指している人は、この記事を参考に東京で就職するメリットとデメリットを理解して後悔のない就活をおこなっていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント津田 祥矢プロフィールをみる
説明したとおり東京には企業の数がとても多いため、企業はいかに優秀な学生を他社よりも早く確保するかを競争しています。そのため、就職活動をスタートする時期が早い企業が多いという特徴がありますよ。実際に、東京に本社があるメガベンチャーやマスコミ業界の企業は、大学3年生の12月に内定を出した実績があるほどです。そのため、志望業界や企業によっては、早期から東京で就職活動をする必要があるため注意が必要です。
早期から面接に臨むということは、自己分析や業界分析、適性検査対策なども早期から計画的に取り組む必要があります。また、人気企業を志望するのであれば、大学2年生からインターンへ参加している人も多いです。地方に住んでいると、東京の就職活動の情報収集をすることが困難になることがあるため、常に情報をリサーチする必要もあります。
このように、自分が希望する東京の企業に就職するためには、早期から計画的に就活に取り組む必要があることを覚えておきましょう。