目次
- OpenESを有効活用して就活を効率的に進めよう!
- そもそもOpenESとは?
- 1枚で複数企業に提出できるWeb上のES
- 利用できる企業とできない企業がある
- 応募企業によって内容を変えることも可能
- OpenESを利用するメリット
- 就活の効率アップを図れる
- 出費を抑えられる
- 写真でアピールすることも可能
- ES作成の練習ができる
- 内容を確認! OpenESに書く項目は6つある
- OpenESを利用するときの注意点
- 内容によっては選考通過率が下がる可能性がある
- OpenESに加え一般的なESが必要な場合もある
- OpenESを印刷して提出する場合もある
- OpenESでの選考通過率を上げるための5つの必勝法
- ①誤字脱字のないわかりやすい内容にする
- ②「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」の完成度を高める
- ③記入欄の9割以上の文字数で書く
- ④自分らしさが伝わる写真を添付する
- ⑤第三者に添削してもらって精度を上げる
- 完成度の高いOpenESで書類選考の通過率アップを狙おう
OpenESを有効活用して就活を効率的に進めよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から、
「OpenESは普通のESと何が違うのですか? 」
「どんなことを書けばいいのですか? 」
といった相談を受けることがよくあります。聞いたことがあっても具体的にどういったESなのか分からない人も多いですよね。
実は、OpenESは就活において大変重要で便利なものです。魅力的なOpenESを作成し有効活用することで、就活はぐっと効率的になるでしょう。
この記事では、そんなOpenESについて利用するメリットや作成時のポイントを紹介していきます。まだOpenESを作成していない就活生の方はぜひ参考にしてください。
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そもそもOpenESとは?
就活について調べていると、OpenESという言葉を目にすることがよくありますよね。しかし、具体的な利用方法や普通のESとの違いまでは知らない人も多いでしょう。そこでまずは、そもそもOpenESとは何か、どんな使い方ができるのかを説明します。
1枚で複数企業に提出できるWeb上のES
OpenESは、就活情報サイト「リクナビ」が提供するWeb上のES機能(エントリーシート機能)です。リクナビの会員登録者であれば誰でも無料で利用できます。あらかじめWeb上で作成しておくことで、リクナビ経由で複数の企業に提出できるという仕組みです。
通常、企業に応募する際は1社ずつESを書かなければなりません。しかしOpenESを利用すればその手間を省けるため、就活の限られた時間の有効活用につながります。
複数企業に応募できるESであることから、OpenESは氏名や学歴、自己PRなど一般的な項目で構成されています。企業によっては独自の追加質問が加わることもあります。
利用できる企業とできない企業がある
OpenESは1枚で複数企業に提出できる便利な機能ですが、すべての企業に使えるわけではありません。
あくまでリクナビ上のサービスであるため、リクナビ経由で応募した場合のみ利用できるため、リクナビで求人応募をしていない企業に対しては、OpenES以外のESや履歴書を提出することになります。中には、リクナビを利用している企業の中でもOpenESを導入していない企業があるので応募の際に必ず確認するようにしましょう。
公式サイトによると、OpenESを提出できるのは2021年3月1日時点では4000社以上。多くの企業に提出できるのは確かですが、利用できる企業とできない企業があることを理解しておきましょう。
応募企業によって内容を変えることも可能
OpenESはWeb上で管理できるため、一度作成した内容を後から書き直すこともできます。
就活中は途中で考え方が変わることや企業によってアピールポイントを変えたいこともありますよね。また、OpenESを提出したもののなかなか選考に通らず、内容を見直したいこともあるでしょう。そのような場合でもOpenESなら、手書きのように一から書き直す必要がありません。
ただし、提出したOpenESについては内容の消去や変更はできません。その点は普通のESと同じなので、提出前に内容をよく確認してくださいね。
OpenESを利用するメリット
OpenESの特徴がわかったところで、「わざわざOpenESを使う必要があるのか?」と感じている人もいるでしょう。確かにOpenESは就活において必須ツールというわけではないため、使わなくても内定を獲得することは可能です。
しかし、実はOpenESには就活を進める上で大きなメリットがあります。では、OpenESを利用することには実際どんなメリットがあるのでしょうか。一緒に確認していきましょう。
就活の効率アップを図れる
OpenES最大のメリットは、やはり就活の効率アップを図れることです。通常、企業に応募する際は企業ごとに1社ずつESを作成しなければなりません。氏名や自己PRなどある程度共通する項目もあるかもしれませんが、それでも1から作成すると時間がかかってしまいますし、誤字脱字の確認なども毎回おこなわなければなりません。
その点OpenESなら、1度作成してしまえば複数社に提出できるためその手間を省くことができます。就活中は何かと忙しくなりがちなので、ES作成時間を短縮できることは大きなメリットですよね。その時間を選考対策に使うことで、選考通過率のアップも狙えるでしょう。
出費を抑えられる
2つ目のメリットは、ES提出にかかる出費を抑えられることです。通常のESであれば郵送して提出することが多いため、その分郵送料がかかります。1社あたり140円だとしても10社送れば1,400円、速達を利用すれば出費はさらに増えるでしょう。このほかに証明写真代や印刷代も必要です。
一方、OpenESなら証明写真はデータ、提出もWeb上でできるので、その分費用がかかりません。印刷したり写真を貼ったりする手間も省けます。細かい部分ではありますが、スーツ代や交通費など就活は何かとお金がかかるので少しでも出費を抑えられるのは嬉しいですよね。
写真でアピールすることも可能
OpenESの一部の項目(自己PR、学生時代に最も打ち込んだこと)では、写真を添付することも可能です。通常のESは文章だけで表現しなければならないことが多いですが、OpenESは写真を添付できるため表現の幅が広がります。
言葉だけではうまく説明できない場合でも、写真を添付することで普段の自分をイメージしてもらいやすくなります。さらに、写真につけるキャプション(説明)の入力欄もあるため、より印象的でわかりやすいES作成ができるでしょう。
そのため、文章力に自信がない人やぱっと見て目を惹くESを作りたい人は、ぜひ写真も活用しましょう。OpenESに添付する写真の選び方については、あとで詳しく説明します。
WEB履歴書に掲載する写真について、こちらの記事も参考にしてみてください。
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ES作成の練習ができる
ESのコツの1つが「軸となるESを入念に作りこむこと」です。OpenESは自己PRや学生時代に最も打ち込んだことなどESでよく聞かれる項目ばかりのため、OpenESで記入をもとめられる項目を入念に作ってしまえば、他のESを作成するときにはある程度書き方がわかってきます。
「1枚で複数企業に提出できて、他のES作成にも活かされる」。そのようなメリットがある機能なので、ESに苦手意識を持っている人こそ早めにOpenESを作成してみましょう。
内容を確認! OpenESに書く項目は6つある
OpenESに書く内容は以下の6つです。
- 氏名や住所などの基本情報
- 学歴
- 保有資格・スキル、趣味・特技
- 学業、ゼミなどで取り組んだ内容
- 自己PR
- 学生時代に最も打ち込んだこと
OpenESは就活でよく聞かれるような項目が中心です。住所や学歴、資格などは誤字脱字に注意して正確な情報を書けば問題ないでしょう。
⑤自己PRと⑥学生時代に最も打ち込んだことに関しては、制限文字数が最も多く写真も添付できるため、他の学生と差別化しやすい項目です。企業が最も注目する部分でもあるため、OpenESの中でもこの2つは特に力を入れて書きましょう。
なお、企業によっては、これ以外に志望動機など独自の質問が加わることもあります。その場合は追加で作成して対応しましょう。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
OpenESはフォーマットが決まっているからこそ、周囲と差別化するには工夫が必要です。特に応募人数が多い場合は、企業が一つひとつの書類に対して目を通す時間が少なくなるので、書き方の工夫が欠かせません。
たとえばユニークなキャッチーコピーを考えたり、文章のはじめにインパクトのある言葉を記載することで、採用担当者の目を惹くのもいいですね。
また印象的な内容にするためには自己分析も重要です。今までの実績を詳しく思い出し、スキルを活かしたエピソードやどのようにして困難を乗り越えたかなどについて詳細に書き込むといいですよ。
OpenESを利用するときの注意点
OpenESは就活の効率化において大変便利な機能ですが、いくつかの注意点もあります。それを知っておかないと、思わぬところで失敗することになりかねません。そこで次に、OpenESを利用するときに注意すべきポイントを紹介します。
内容によっては選考通過率が下がる可能性がある
OpenESは手を抜いて作成すると、「どこにも受からない」という状況になる可能性があります。1枚で複数企業に提出できるゆえに、その1枚のクオリティが低いとリスクが大きくなってしまうのです。
そんな状況を防ぐためには、一度登録した内容を見直し修正を重ねていくことが大切です。特に複数企業で落ち続けている場合は、自分ではわからない欠点がある可能性が高いため、友人や先輩、家族など第三者にも読んでもらいましょう。
異なる職種や業界を受ける場合は、応募先によってアピールする内容を変えるのも1つの方法です。1枚で使い回せるからこそとことんこだわって作成してくださいね。
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OpenESに加え一般的なESが必要な場合もある
OpenESを提出できる企業であっても、追加で一般的なESの提出がもとめられることがあります。提出書類が増えるとその分タスク管理が複雑になるため、提出忘れなどのミスがないように注意しましょう。
また、OpenESと通常のESの内容が乖離しているとマイナス評価につながります。たとえばOpenESでは「リーダーシップがあります」と書いているのに、もう一方のESで「人の上に立つよりサポートする方が得意」と書いていたら、採用担当者はあなたの人柄や強みを把握できません。
別々の書類になるとつい切り離して考える学生も多いですが、好印象を与えるためには一貫性も意識してそれぞれの書類を作成しましょう。
OpenESを印刷して提出する場合もある
OpenESはWeb上で提出することが多いですが、企業によっては紙に印刷して提出を求められることもあります。自宅にプリンターがあれば良いのですが、ない場合はそのときになって慌てないよう、コンビニや大学、友人宅など印刷する方法を確保しておきましょう。
また紙に印刷して郵送する場合は、Web提出と違って応募先に届くまで数日かかることもあります。そのため、提出期限よりも早めに準備したり速達で送ったりして確実に期限までに届くよう調整しましょう。
なお、OpenESは証明写真も添付してあるため白黒ではなくカラー印刷が基本です。
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OpenESをWeb上で提出する場合、印刷は不要と考える学生もいるかもしれません。しかしWeb提出の場合であっても、OpenESは印刷しておくのがおすすめですよ。
たとえば印刷することで面接対策に役立てることができます。面接では提出した書類をもとに質問されることも多いため、OpenESを印刷しておくことで事前に提出した内容を確認することができますよ。印刷したOpenESを見直しながら「面接官からはこの辺りについて聞かれるかな」と想定質問を考えてシュミレーションしておくのもいいですね。
OpenESは自分のこれまでの経歴を書類にまとめたものです。ぜひ印刷して手元に置いていつでも見返すことができるようにしておきましょう。
OpenESでの選考通過率を上げるための5つの必勝法
OpenESは複数企業に提出できるためその1枚のクオリティが非常に重要です。クオリティが低いOpenESを使い回してしまうと、応募した企業が全滅するリスクも大きくなるでしょう。では、企業から評価されるOpenESを書くにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。ここではOpenESを書くときの5つの必勝法を紹介します。
①誤字脱字のないわかりやすい内容にする
まず大切なのは、誤字脱字がなくわかりやすい内容にすることです。これはすべての応募書類に言えることですが、OpenESの場合は複数企業に読まれるため特に注意が必要です。
よくあるのが、学歴の入学・卒業年や資格名の間違いや漢字の変換ミスなどです。書いたときには完璧だと思っても、読み返してみるとおかしな文章だったというケースも少なくありません。こうしたミスが企業の目に入ると、「注意力散漫な人」「就活への意気込みが低い」と捉えられ、マイナスイメージにつながりやすいです。
そのためOpenESを作成する際は、書いたあとに何度も見直して誤字脱字やわかりにくい文章がないかを入念にチェックしましょう。できれば、翌日以降に見直すか、友人や先輩などの第三者に読んでもらうのがおすすめです。
②「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」の完成度を高める
「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」はOpenESの中で最も記入欄が広く、人によって差が出やすい項目です。そして企業が最も注目する部分でもあります。そのため、OpenESの中でもこの2項目は特に力を入れて書きましょう。
具体的には、わかりやすさを重視して結論から書き始めてください。そして、結論の根拠となるエピソードを具体的に説明します。「私はさまざまな経験を通してリーダーシップを発揮しました。」など、曖昧な内容で終わってしまうと企業の目には留まりにくくなってしまうため、エピソードはなるべく具体的に伝えましょう。
キャリアアドバイザー
最後に入社後の抱負や自分の心情を書くと、ぎゅっと締まった印象の文章になりますよ。
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③記入欄の9割以上の文字数で書く
OpenESの中でも、以下の3項目は文字数制限が設定されています。
- 学業、ゼミなどで取り組んだ内容(250文字)
- 自己PR(400文字)
- 学生時代に最も打ち込んだこと(400文字)
これらの項目については、なるべく上限ギリギリまで、少なくとも9割以上は埋めましょう。文字数が少なくても提出はできますが、あまりに余白が多いとその時点で採用担当者は「やる気がないのかな? 」と思ってしまう可能性が高いです。
適切な文字数でなければ、せっかく良い内容を書いても良い印象は与えられません。多ければ良いというものではありませんが、読み手への印象を考えて文字数を調整してくださいね。
④自分らしさが伝わる写真を添付する
「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」は、写真や説明文を入れることも可能です。企業が最も注目する項目であるため、自分らしさが伝わる写真を選びましょう。
たとえば、サークル仲間と楽しそうに活動している様子や部活動の練習風景、趣味に打ち込むなどがおすすめです。勉強中のノートや目標達成のために立てたスケジュール、自身で作成したイラストでもかまいません。奇をてらう必要はないので、文章とのつながりがあって意味が通じる写真を選びましょう。
ただし、電話番号や住所などの個人情報、許可を取っていない他人の顔、公序良俗に反するものが含まれる写真は載せてはいけません。
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キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
OpenESの写真で興味を惹くテクニックは、自分の強みが良く分かる動きのある写真にする
ことです。自己PR欄に書いた強みを画像1枚で表すような写真が目を惹きやすくなります。
たとえば、「リーダーシップがある」という自己PRなら、サークルやバイトなどでリーダーとして活躍している最中の写真を選びましょう。メンバーの輪の中心で何かを作っている写真や、教壇に立って解説している写真など、動きのある写真のほうが印象に残りやすくなります。
情景全体が写っておらず、端はフレームアウトしているくらい大胆な構図だとインパクトも増しますよ。ただし、見た目を良くしようとして、フィルターをかけたり加工したりした写真は使わないようにしましょうね。
⑤第三者に添削してもらって精度を上げる
OpenESの精度を上げるには、第三者に添削してもらうことがおすすめです。自分で書いた文章を自分で読んでも、先入観からミスや改善点に気づけないことも多いからです。
第三者というのは、友人や先輩、家族など身近な人でもかまいません。企業に近い目線で添削してもらいたい場合は、エージェントやキャリアセンターに依頼するのも良いでしょう。
就活は自分が企業を選ぶとともに、企業(第三者)が自分を評価する機会でもあります。「他人が読んでどう感じるか? 」が評価につながりやすいため、独りよがりな内容にならないよう、ぜひ第三者の視点も取り入れましょう。
完成度の高いOpenESで書類選考の通過率アップを狙おう
リクナビ上で利用できるOpenESは、1枚で何社にも提出できるため就活の効率化において大変便利な機能です。Web上で作成・提出できることから、通常のESと比べて費用もかかりません。
しかし何社にも使い回せるからこそ、内容によっては選考通過率が下がるというリスクもあります。「なぜか書類選考で落ち続けてしまう」という場合にはOpenESに改善の余地があると考えましょう。完成度の高いOpenESを作成できれば、時間や手間をかけずに書類選考の通過率アップを狙えますよ。
キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる
「提出書類はOpenESのみ」という企業があることもメリットです。名前や連絡先などの基本情報だけでなく、学生時代に最も打ち込んだことや自己PRなども把握することができるため、OpenESのみの提出としている企業も多いですよ。また学生の応募へのハードルを下げるために、提出書類をOpenESに絞っている企業もあります。そういった企業ではOpenES以外のほかのESを書かなくていいので、書類準備の手間を最小限に抑えることができます。
ただ、企業によっては「この職種はOpenESのみの提出でOKだけれど、ほかの職種は追加書類が必要」というケースもあります。そのため自分が希望する職種がOpenESだけの提出でいいかしっかり確認するようにしましょう。