「趣味は読書」で強力にアピールするコツ|面接への回答例文も紹介

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この記事のアドバイザー

  • 持田 伊織

    大学時代、「目の前のお客様に励ましを送る」ことを指針としていたゴスペル部で日々活動。大学卒… 続きを読む

  • 長尾 美慧

    大学卒業後、アミューズメント業界に就職。年間売上高2億円を超える2店舗兼任し、店舗立ち上げ… 続きを読む

  • 末吉 涼

    大学2年生の時にヒッチハイクで日本一周を達成。チャレンジする姿勢がモットー。ポート入社後は… 続きを読む

コラムの目次

  1. 「趣味は読書」は伝え方で強力なアピール材料になる
  2. 就活に趣味欄は必要? 企業によっての役割を把握しよう
  3. 人柄を知ることができる
  4. 志向や個性を把握することができる
  5. 面接官との会話のきっかけになる
  6. 担当者の目に留まる! 履歴書に書く際のポイント
  7. 必ず守りたい!結論から書く
  8. 具体性がぐっと高まる! 数字を盛り込む
  9. 具体的なジャンルや作品名を書いてもOK
  10. 好きな作家でもOK
  11. これで完璧! 面接で魅力的に伝える4つのポイント
  12. ①好きな理由を明確に回答する
  13. ②簡潔にわかりやすく伝える
  14. ③読書で得た学びを伝えよう
  15. ④想定される質問の回答を準備しておく
  16. 事前に準備しておこう! 想定質問と回答例
  17. ①読書が好きな理由は何ですか?
  18. ②どういった本を読むことが多いですか?
  19. ③なぜその本が好きなんですか?
  20. ④どんなシーンや言葉が心に残っていますか?
  21. ⑤最近読んでいる本はありますか?
  22. ⑥読書で得た学びは何ですか
  23. 面接で読書が趣味と答える時のNG例
  24. 理由が「特にやることがないから」などネガティブ
  25. 深掘りされてもうまく答えられない
  26. 好きなジャンルや本を聞かれても特にない
  27. 「本を読まない人はダメ」など他人を下げる
  28. 趣味・特技が同じ欄にあったら一つでもいい
  29. 趣味は読書で強力にアピールする準備をしよう

「趣味は読書」は伝え方で強力なアピール材料になる

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「趣味が読書ではアピールとしては弱いですよね?」
「趣味が読書の場合、どのようにアピールしたらいいの?」

就活をしていると面接で趣味を聞かれたり、履歴書で趣味の欄について回答を求められたりすることも多くあります。一見、内向的な印象を与える読書について「趣味と答えてもアピールになる?」という疑問を持つかもしれませんが、伝え方次第では強力なアピール材料になります。

ここでは読書が趣味の場合、アピールにつなげる方法を解説します。趣味が読書の就活生は自分に当てはめながら読み進めましょう。

就活に趣味欄は必要? 企業によっての役割を把握しよう

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就活生

趣味は読書なんですが、ESや履歴書に書くのはやめておこうと思います。

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キャリアアドバイザー

どうしてですか?

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就活生

だって、社交的ではないイメージを持たれそうだし、他の人とかぶりそうだし……。

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キャリアアドバイザー

なるほど。でもそれは本質的ではありませんね。まずは、企業は趣味を通じてあなたの何を見ようとしているか考えてみましょう。伝え方次第では「趣味は読書」、強力なアピールになりますよ!

まず初めに就活の選考にとって趣味欄はどのような役割を持っているか考えてみましょう。選考の場で自分の趣味をアピール材料としたいと思うのであれば、趣味欄の役割を考える必要があります。

趣味欄の役割を理解することで、より意図に沿ったアピールが可能になります。

人柄を知ることができる

面接や履歴書で趣味を聞かれる意図の1つとしては、あなたの人柄を知ることが挙げられます。企業は趣味を通じて、人柄や人間性をチェックしようとしているのです。

リクルートキャリア就職みらい研究所の「就職白書2020 就職活動・採用活動に関する 振り返り調査 データ集」によると、企業が採用基準で重視する項目のなかで「人柄」を最も重視しているのは実に9割以上。趣味欄は人柄を知るための大切な項目ですよね。

つまり、選考で趣味を聞くのはその趣味を通じて把握できる人間性や考え方を知るためなので、その趣味を通じて「どのような人間なのか」という人柄をアピールする必要があります。読書が趣味の場合「知的好奇心が旺盛」「教養がある」といった人柄が垣間見えるでしょう。

志向や個性を把握することができる

それだけではありません。趣味では志向や個性を把握するためという企業もいます。つまり「一緒に働けるか」「長く働いてくれるか」といった基準で選考する企業にとって「自社に適性があるかどうか」は重要ですよね。

趣味は「自分の好きなこと」「熱中していること」なので、その人の志向や個性がよく伝わります。例えば、趣味になったきっかけや熱中している理由からも、あなた自身の志向は見えてきます。特に読書の場合は、好きなジャンルを伝えるだけでも自分の個性を伝えることが可能です。

趣味を読書と回答する場合は「なぜ読書が好きなのか」「好きになったきかっけ」「好きなジャンル」などを分析して、そこから読み取れる自分の志向や個性をしっかりと理解して就活に臨むことをおすすめします

面接官との会話のきっかけになる

趣味は面接の序盤に聞かれることがあります。そんな時は、企業にとっては、アイスブレイクとして会話のきっかけをつかみ、場の緊張をほぐす目的もあるのです。

また、趣味は面接官との共通の話題になりやすく趣味が同じ場合、そこから会話が弾むなんてこともありますよね。特に読書の場合は、好きなジャンルや作家が共通していればそれだけで一気に場が和むこと間違いなしです。ただ、共通した趣味でなくとも心配はなく、あくまで話のきっかけになるだけなので、特に身構える必要はありません。

キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧プロフィール

どのような印象を持たれるかを意識しよう

「自分の趣味が、相手にどのような印象を与えるか・与えたいか」を考えると良いと思います。採用担当者から趣味欄を通じて「伝えたい人間像」を設定した上で項目を埋めることで、ストレートにその伝えたい印象を与える事ができるようになります!

・一人でこつこつできることにやりがいを感じる人を求めている企業
・大人数で協力しあいながら何かを成し遂げることにやりがいを感じる人を求めている企業

などさまざまです。『自分の趣味は相手にどのような印象を与えるか?』をイメージしましょう。コツコツ努力ができることを伝えたい場合、「年間100冊の本を読破しました」などがあると継続力を評価してもらえるはずです。

担当者の目に留まる! 履歴書に書く際のポイント

趣味を通じて自分の人柄を伝えられることは理解できたと思いますが、実際に履歴書にはどのように書けば印象に残るのか悩みますよね。

ここでは履歴書の趣味欄に「読書」と書く際に注意しなければならない点について解説します。

履歴書の趣味欄に「読書」と書く際のポイント
  • 結論から書く
  • 具体的な数字を盛り込む
  • 具体的なジャンルや作品名は書いても問題ない
  • 好きな作家を書いても大丈夫

「結論から書く」はマストで、具体的な数字は可能ならば書きましょう。その後で触れている具体的なジャンルや作品名、好きな作家については、「より強力なアピールになる」と考えた際は積極的に盛り込みましょう。

必ず守りたい!結論から書く

大前提マストで守っていただきたいのが、まず結論から書くということです。趣味になったきっかけや背景を説明したくなりますが、履歴書では端的に結論を先に書く方がよいでしょう。企業によっては担当者一人で何百枚もの履歴書を読んでいるケースもあり、結論が明確でないと最後まで読まれないこともあり得ます。

そもそも履歴書の趣味欄は簡潔に書くことが前提となっているため、長々と説明する文章よりも端的に結論が書かれている方がよいです。端的に結論から書くことで企業の担当者は内容を把握しやすくなるため、印象に残ります。

具体性がぐっと高まる! 数字を盛り込む

履歴書に趣味を書く時は具体的な数字を盛り込むようにしましょう。ただ単に趣味の欄に「読書」と記載するよりも、企業担当者にイメージを持ってもらえるようになります。

「月間〇〇冊読む」「〇年間継続して読書を続けている」のように具体的な数字を入れることで、あなたが読書に対してどのように向き合っているのかがよく伝わるようになるでしょう。また、何百人もの履歴書を目に通していると、具体的な数字があるとないとでは印象の残り方も異なってくるので、具体的な数字は盛り込むようにしましょう。

何冊ならOK? 月間冊数などの読書量を書く

文化庁「平成 30 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要

ちなみに「何冊以上ならアピール材料になる?」と悩む人も多いでしょう。文化庁の調査によると約8割以上の人が月に1~2冊かそもそも本を読まないということがわかっています。

月に3冊以上の本を読む人であれば立派な趣味として成立することでしょう。反対に月に10冊だとやや信憑性に欠け、誇張していないか疑いを持たれかねませんので注意をしましょう。

具体的なジャンルや作品名を書いてもOK

読書で好きなジャンルや作品があるのであれば、具体的に履歴書に書いてもよいでしょう。具体的なジャンルや作品名を書くことで、あなたの好みや熱中する内容について企業担当者がイメージを持ちやすくなります。

自己啓発系の書籍を読む場合は勉強熱心な印象を与えますし、推理小説を好んでいるのであれば物事を深く推察する人という印象を与えることでしょう。また、具体的な作品名を出すことによって自分の好みをダイレクトに伝えるだけでなく、企業担当者側が知っている作品であれば共感を得られやすくなるメリットもあります

一方で、漫画は担当者によっては「ビジネスの場で趣味というにはふさわしくない」と考える人も中にはいるかもしれません。業界や企業の雰囲気を理解した上で書きましょう。

好きな作家でもOK

好きな作家がいる場合は履歴書に書くこともよいでしょう。履歴書に好きな作家が書いているからといってプラスの要素にはなりにくいですが、履歴書をもとに面接をする際に話題になりやすいです。

履歴書に好きな作家が書かれている場合、面接官は「なぜその作家が好きなのか」「どういった考え方が共感できるのか」など深掘りをしてくる可能性があがるため、そこから自分をアピールすることにつなげられます。

自分の熱中している趣味であれば熱く語ることができるのでアピールに繋がりやすいといえるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

末吉 涼プロフィール

読書で得た学びを簡潔に伝えよう

読書を趣味欄に記載するのであれば、読書から得た学びがどのように実生活で活かされたのかを端的にまとめてみるのはいかがでしょうか。例えば「ビジネス本」を読んだことにより、効率的に時間を使うことができるようになった、というようなお話をまとめてみるなどです。

上述した中で特に意識するべきことは、必ず「結論」から書くことです。悲しいお話かもしれませんが、採用担当者は皆さんが三日三晩かけて練りに練った履歴書をじっくり見る時間はありません。なぜならば一日に数百枚も履歴書をチェックしなければならないため一枚の向き合う時間は限られているのです。しかし、目を惹く履歴書であれば2分でも5分でも目を通してくれます。

「結論」から書いている履歴書であれば、採用担当者は学生が企業にマッチしているかしていないか即座に判断できます。結論から書いていないと、最悪の場合、マッチしているか判断できず不合格になってしまう可能性もあります。過去何千人もの履歴書を読んできましたが、結論から書いている学生はあまり多くないです。逆にいうと結論から書くことを意識するだけで、他の就活生と差別化することができます。是非実践してみてください。

趣味・特技欄のさらに詳しい書き方は以下の記事で紹介しています。

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これで完璧! 面接で魅力的に伝える4つのポイント

読書という趣味を面接の場で魅力的に伝えるためには、どのように伝えればよいでしょうか。紙に記入する履歴書と違って、面接では初対面の相手にわかりやすく伝えることが求められます。

ここからは、面接で趣味の読書を魅力的に伝えるためのポイントを4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

①好きな理由を明確に回答する

面接で趣味を聞かれた際に「読書」と回答するときには、必ず好きな理由を明確に回答するように心掛けましょう。読書を趣味と回答する就活生は多くいて一般的な回答ですが、「読書を好きになった理由」はそれぞれ異なり、そこが差別化できるポイントになります。

例えば、「知識や教養を身につけたいから」「リラックスできるから」などと、理由は様々ですが、読書を好きになった理由を明確に回答することが、あなた自身のアピールポイントに繋がるのです。

読書を好きになった背景を具体的なエピソードを交えて話すことで、面接官により強い印象を残すことができるでしょう。

②簡潔にわかりやすく伝える

趣味を伝える際に限った話ではありませんが、面接での質問に対する回答は簡潔にわかりやすく伝えるようにしましょう。面接では面接官とのコミュニケーションが重要になるため、長々と抽象的な話し方だと要点がわかりにくく、面接官に良い印象を与えません

そのため、趣味について回答する際は事前に要点をまとめて、相手に伝わるようにわかりやすく端的に回答することを心掛けましょう。また、つい話が長くなりがちという場合は、「PREP法」を意識して説明をすることをおすすめします。

「PREP法」とは

PREP法で読書を伝える一例
  • 結論:初めに結論を述べる(趣味は読書)
  • 理由:次にその理由を述べる(読書が趣味の理由)
  • 具体例:理由を裏付ける具体例を示す(理由を説明するエピソード)
  • まとめ:最後にもう一度結論を述べる(だから、読書が趣味と結論付ける)

③読書で得た学びを伝えよう

趣味を読書と回答する際は趣味の内容を述べるだけでなく、必ず読書から「何を得て」「何を学んだ」のかを伝えるようにすることで効果的なアピールをすることができます。面接の評価が高い人の共通点の1つに「自分の行動から学びを得たものを理解している」点があります。

そのため、趣味の読書から得た学びを伝えることで、面接官の「仕事も学ぶ姿勢を持って取り組んでくれそうだ」という好印象につながりやすくなります。実際に読書から得られる学びは様々あり、どれも自分をアピールする材料になるでしょう。読書で得られる学びの一例を下記にまとめているので、あなたがどれに該当するかを確認し、面接に向けて整理していきましょう。

読書で得られる学びの例
  • さまざまな価値観に触れられる
  • 論理的思考力を身につけられる
  • 新たな知識や教養を身につけられる
  • コミュニケーション力・文章力が向上する
  • 記憶力・情報処理能力が向上する

④想定される質問の回答を準備しておく

趣味を聞かれる際に回答後に想定される質問の回答を予め準備することも重要です。「あなたの趣味は?」と聞かれ、「読書です」と答えたからといって終わるわけではありません。面接官の質問には必ず意図があるので、どんどん深掘りをしていくのは当然と言えます。

趣味に対する質問をどんどんされたからと言って、回答に窮しているようでは印象は悪くなるでしょう。そういった事態をさけるためにも、予め趣味に対する想定質問を考え、回答を準備をして面接に臨むことをおすすめします。

趣味を深掘りされてもしっかりと回答することができれば、アピールに繋げていくことができるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織プロフィール

楽しさの源泉を伝えるようにしよう

なぜ読書をするのかととっさに聞かれた場合、単純に「楽しいから」と思う人がほとんどだと思います。そこで考えてほしいのが「なぜ楽しいと思うのか?」ということです。

楽しいと感じる理由はその人の人間性や価値観にもつながるので、趣味を読書と伝える際には、読書がなぜ楽しいのかという点も伝えましょう。また読書によって役に立った瞬間なども入れるとさらに仕事においても活躍できるイメージが面接官に伝わります。

例:「自分を客観視できるため、読書が好きです。どうしても同じ価値観を持った人と気が合い一緒に行動をすることが多くありますが、本を読むことによって全く異なる視点を得られます。実際にゼミの発表でアイディアが浮かばなかったときに『この人だったらどうするか』ということを基準に考えた結果周りに思い浮かばないアイディアをだすこともできました」

事前に準備しておこう! 想定質問と回答例

読書が趣味ということを面接でアピール材料にするためには、趣味に対する想定質問を考え、その回答を準備しておくことが大切です。想定質問の回答を準備する時に、読書という趣味から自分自身の人柄や志向・個性をどのように伝えられるか、という視点で準備をするとよいでしょう。

想定される質問と回答例を紹介しますので、参考にしてみてください。

①読書が好きな理由は何ですか?

もっともよくあるのが「なぜ読書が好きなんですか?」という質問です。なぜ読書が趣味になったのかを掘り下げる質問で、理由を聞くことで本当にあなたが読書が趣味なのかを確かめる意味合いがあります。

ここでうまく答えられない場合、「読書が趣味」ということに信憑性を持たすことが難しくなるため、好きな理由は必ず事前に準備しておくようにしましょう。

読書が好きな理由は「知識が身に付く」「視野が広がる」「新たな価値観に出会う」など人それぞれ異なり、正解はありません。そのため、好きな理由は思っていることを素直に述べればあなたの人柄が伝わるのでよいですが、伝える際はPREP法を意識して簡潔にわかりやすく答えるようにしましょう。

回答例文

読書が好きな理由は本を読むことによって、自分の知らない知識に出会い、新たな価値観を知ることができるからです。

例えば、ビジネス書を読むことによって自分では知ることのできなかった考え方を知ることができ、偉人伝を読むことで過去の成功者の価値観と自分の価値観との差に気づかされます。

このように、本を読むことで普段の生活では得られない知識や価値観を身につけることができるため、私は読書が好きです。

②どういった本を読むことが多いですか?

「どういった本を読むことが多いですか?」もよくある質問の一つ。これは好きな本のジャンルを掘り下げる質問で、好きな本のジャンルを確認することでどのような志向・個性を持っているのかを確認しています。

答える際に「評価されるジャンルはあるの?」と疑問を持つかもしれませんが、結論から言うと熱意を持って説明できるジャンルであれば何でも問題ありません。「ビジネス書や自己啓発書でないといけないのでは」と読みもしないジャンルにも関わらず、無理して答えようとするときっとどこかでボロが出てしまいます。

好きな本のジャンルを確認することでどのような志向・個性があるかを確認する側面はありますが、大事なのは自分が熱中しているジャンルを自分の言葉で説明することなので、熱意を持って説明ができるジャンルを話しましょう

回答例文

私がよく読む本は小説です。その中でもミステリー小説をよく読みます。なぜミステリー小説を読むことが多いかというと、物語の今後の展開を予想して結末を推察しながら読むことで自分の推察が合っているのかを確認することができるからです。

予想が合っていても外れていても、限られた情報をもとに結果を予想するプロセスに面白味を感じているので、ミステリー小説を一番多く読んでいます。

③なぜその本が好きなんですか?

想定質問の3つ目は、「なぜその本が好きなんですか?」という質問です。これは好きな本の種類をさらに掘り下げる質問で、好きな本の種類を確認することであなたの人柄や好みを確認しています

この質問に対しては素直に自分の好きな本と、好きになった理由を答えるようにしましょう。その本を好きになった理由を伝えることで、面接官はあなたがどのような考え方をするのか、どのような本を好む人物なのかを知ることができます。

そのため、その本を好きな理由を述べるときは自分の人柄が伝わるように工夫して答えるようにしましょう。

回答例文

私がその本を好きな理由はその本に書かれていることが実践的に役立つ内容だからです。その本は多忙のなかで効率的に仕事を行うことの重要性、具体的な実践方法などを解説しています。

具体的に、私は授業・部活・アルバイトをする中で時間に追われ、全てが中途半端になっていましたが、実際にその本を読んでからは効率的に物事を進めていけるようになり、3つとも納得のいく形の取り組みができるようになりました。

④どんなシーンや言葉が心に残っていますか?

想定質問の4つ目は、「どんなシーンや言葉が心に残っていますか?」という質問です。これは本のなかで印象に残っているシーンや言葉を聞くことで、あなたが共感を持つことはどのようなことか、どのような感受性を持っているのかを確認しています

この質問に対しての回答はあまり難しく考える必要はなく、自分が印象に残っているシーンや言葉を素直に伝えるようにしましょう。また、なぜそのシーンや言葉が心に残っているのかの理由も必ず伝えることを忘れないでください。

面接官はその理由からあなたの性格や志向を把握しようとするので、理由をわかりやすくしっかりと伝えることが重要です。

回答例文

私が読んだ本の中で印象に残っている言葉はジョージ・S・クレイソンが書いた『バビロンの大富豪』のなかに出てくる「行動があなたを成功へと導いてくれる」という言葉です。

これはいくら知識があっても行動するとしないとでは大きな差が生まれるということを言っている言葉で、この本に書かれているお金に関することに関わらず行動こそが自分の人生を大きく動かしていくと感じました。この言葉に出会った以降は、考えるだけでなく実際に行動に移すように心掛けています。

⑤最近読んでいる本はありますか?

想定質問の5つ目は、「最近読んでいる本はありますか?」という質問です。これは最近読んでいる本を聞くことで、面接官はあなたの最近の関心事や普段から本を読む習慣が本当にあるのかを確認しています。

この質問に対する回答は素直に最近読んだ本を答えるようにしましょう。また、ここ1ヵ月以内で読んでいないとしても直近で読んだ本を回答すれば問題ありません。間違っても「最近は忙しいので本を読んでいません」と回答したり、読んでもいない本を読んだと嘘をついたりするのは止めましょう。

就活をする上で必要な業界の知識やマナー系の本や、働き方に関する本だと真面目な印象を与えるのでおすすめです。回答をする際には最近読んだ本を紹介し、読んだきっかけ、どのような本か、そこから得たもの、問流れで説明するとわかりやすいでしょう。

回答例文

私が最近読んだ本はグレッグ マキューンが書いた『エッセンシャル思考』という本です。私は普段から物事の本質を見極める力を養いたいと考えており、この本を読みました。

この本は「99%の無駄を捨て1%に集中する」「スキルやコツに頼らず、やることとやらないことを見極める必要がある」という仕事の本質を追求する大事さを解説しています。この本によって、物事を取り組む前に「自分のやるべきこと」「そうでないこと」を意識して行動するようになりました。

⑥読書で得た学びは何ですか

想定質問の6つ目は、「読書で得た学びはなんですか?」という質問です。これは読書を通じてどのような学びを得ているかを掘り下げる質問で、趣味を趣味だけに留めずにしっかりと学びに変える姿勢を持っているかを確認しています。

読書から得た学びを伝えることは、面接官に対してあなたの姿勢や人柄をアピールする絶好のチャンスですのでしっかりと回答するための準備をしておきましょう。趣味に限らずですが、自分の取り組んでいることに対して自己満足で終わるのではなく、きちんと学びに変える姿勢は高評価に繋がるので覚えておきましょう。

回答例文

私が読書を通じて得た学び多様な価値観を認める重要性です。読書が趣味になる前までは、持っている知識や情報が少ないために「自分の考え方」と違う人と付き合うのは避けていました。

しかし、読書を通じて様々な情報や価値観に触れることにより「自分の考えだけが正解ではない」ということに気づくことができました。それ以来、大勢の集団で物事を進める場合でも価値観の違いを「差」として捉えるのではなく「多様性」として捉えて協力しながら進めることができるようになりました。

面接で読書が趣味と答える時のNG例

「読書が趣味」ということをアピール材料にするべく、工夫する例文を紹介しましたが、面接で読書が趣味と答える際に気をつけなければならない点があります。面接での答え方を間違ってしまうと一気に印象を悪くするので、注意しましょう。

読書が趣味と答える際には次の4つのNGポイントに注意してください。

理由が「特にやることがないから」などネガティブ

読書が趣味と答えて理由を尋ねられた際に「特にやることがないから」などとネガティブな理由を答えるのは絶対に止めましょう。実際にあなたには趣味と呼べる趣味はないのかもしれません。

ただ、そうだからといって「特にやることがないから、敢えて言うなら読書」という回答では、投げやりな回答で消去法的な印象を与えてしまうことになります。企業担当者側からすれば、ポジティブな理由が聞きたいにも関わらず、ネガティブな理由の回答だと面接の評価はきっと下がってしまうでしょう。

読書が好きな理由を尋ねられたい際は、ネガティブな理由は避けてポジティブな回答を心掛けるようにしましょう。

深掘りされてもうまく答えられない

面接で「趣味は何ですか?」と尋ねられて回答をすると必ず、それに対する深掘りをされることになります。読書の場合だと「好きな理由」「好きなジャンル」「読書から得た学び」「最近呼んだ本は」などと様々な質問をされるでしょう。

面接官は趣味を通して把握できるあなたの人柄や志向・個性を知りたいと考えているので、様々な角度から深堀をしようとします。そのため、深掘り質問をされたのにも関わらずうまく答えられない場合は、面接官からするとあなたの人柄や志向・個性を掴むことができないため、評価を下げてしまうでしょう

深掘りされた際にきちんと答えれるように趣味に対する想定質問を準備しておきましょう。

好きなジャンルや本を聞かれても特にない

読書が趣味と回答すると「好きなジャンルは何ですか?」「好きな本は何ですか?」と質問されることがよくあります。その際に「特にありません」と回答するのは絶対に避けましょう。

読書が趣味と答えているのにも関わらず、好きなジャンルや好きな本がないというのは「本当に読書が趣味なの?」と根本から疑いを持たれかねません。また、深掘り質問に対して「特にありません」と回答してしまうと、あなたの人柄や志向・個性を伝えることができず何もアピールに繋がりません

読書を趣味と言うのであれば最低限、自分の好きなジャンルや本は回答できるようにしておきましょう。

「本を読まない人はダメ」など他人を下げる

面接官との会話の中で「私が読書を好きな理由は多くの知識・教養を身につけられるからです。また、本を読まない人は知識・教養が乏しくダメだと考えています」と、他人を下げて自分をアピールような回答は好ましくありません。

確かに本を読めば多くの知識と教養を身につけることができますが、たとえあなたが本を通じて多くの知識や教養を得ていたとしても、本を読まない人が知識や教養がないと決めつけるのはやめましょう。

ましてや、面接の場で「本を読まない人はダメ」と他人を下げてしまうような発言は、面接官から「批判的」「協調性が無い」などと思われてしまうので注意するようにしましょう

趣味・特技が同じ欄にあったら一つでもいい

履歴書のなかに趣味と特技が同じ欄にある場合、どのように書けばいいのか悩むかもしれません。趣味と特技を分けて書いても問題ありませんが、枠の大きさに制限があるので同じ欄の場合は一つだけ書くのでも問題ありません。

趣味・特技の欄で一番知りたいのは何度も述べている通り、あなたの人柄や志向・個性です。それが一番伝わる内容が読書なのであれば、趣味・特技欄に自信を持って「読書」と一つに絞って書くようにしましょう。

趣味は読書で強力にアピールする準備をしよう

「読書が趣味ではアピールに弱いのでは?」と不安になるかもしれませんが、面接に向けた準備次第では強力なアピール材料になります。面接においては趣味の内容が重要なのではなく、その趣味から自分の人柄や志向・個性をどのように伝えていくかです。

そのため、読書という趣味を通してどうすれば自分自身をしっかりと理解してもらい、アピールに繋がるのかを今回紹介した方法を参考にして考えるようにしましょう。

記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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