目次
- 面接での「ストレスを感じるとき」の回答法を理解しよう!
- 面接で「ストレスを感じるとき」が聞かれる理由
- ①どのような出来事にストレスを感じるか知りたい
- ②ストレス耐性を知りたい
- ③業務への適性を知りたい
- 「ストレスを感じるとき」の回答の作り方
- ステップ①ストレスを感じた経験を振り返る
- ステップ②なぜストレスを感じるのか分析する
- ステップ③入社後にできる対処法を考える
- 面接での「ストレスを感じるとき」の回答例文10選
- ①目標を達成できなかったとき
- ②スキル不足を自覚したとき
- ③計画通りに物事が進まないとき
- ④多くの課題が一度に重なったとき
- ⑤ルーティンワークばかりで変化がないとき
- ⑥チーム内で意思疎通ができていないとき
- ⑦一人で作業を抱え込んでいるとき
- ⑧議論がまとまらないとき
- ⑨日常生活の切り替えがうまくいかないとき
- ⑩新しい環境に飛び込むとき
- 面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれた際のNG例
- ①社会人として相応しくないもの
- ②プライベートすぎる内容のもの
- ③人間関係に関するもの
- ④「ストレスはない」というもの
- ⑤志望業界・職種で避けられないもの
- 【Q&A】面接での「ストレスを感じるとき」の答え方についてよくある疑問に回答!
- Q.「ゲームで負けたとき」はダメ?
- Q.ストレスの解消法はどのようなものでも良い?
- Q.「自分の弱み(短所)」と同じになってしまっても大丈夫?
- 面接での「ストレスを感じるとき」の回答法を知ってマイナス評価を回避しよう!
面接での「ストレスを感じるとき」の回答法を理解しよう!
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「面接で『どのようなときにストレスを感じますか?』って聞かれたら、なんて答えれば良いのだろう……」
好印象を残すカギは、質問の裏にある企業の意図を理解すること。
正しい伝え方をすれば、自己管理能力の高さを証明する機会につながります。
この記事では、面接官がこの質問で見ている本当の評価ポイントと、高評価を勝ち取るための具体的な回答例文・NG例をわかりやすく解説します。
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面接で「ストレスを感じるとき」が聞かれる理由
面接官から「どのようなときにストレスを感じますか?」と聞かれると、「マイナスな印象になってしまうのでは……」と身構えてしまいますよね。
しかし企業が本当に知りたいのは、入社後のミスマッチを防ぎ、あなたが「自社で長く、無理なく活躍できる人材かどうか」です。
面接官がどのような意図を持って質問しているのか、3つの本音を紐解いていきましょう。
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①どのような出来事にストレスを感じるか知りたい
何にストレスを感じるかは人それぞれです。
ストレスのきっかけを知ることで、面接官はあなたが入社後にどのような環境や業務で力を発揮できるか、どの部署に配属するのがベストかを判断しています。
たとえば同じ総合職での採用でも、「突発的なトラブルにストレスを感じる」という学生がいたとします。
この場合、毎日状況が激変する営業職よりも、計画通りにタスクを進めるカスタマーサクセスや総務のほうが、ストレスなく成果を出せるかもしれません。
面接官は、このように入社後の配属先を検討しているのです。
面接官に正しく理解してもらうためには、「いつ、どのような場面で、何をしたときに」ストレスを感じるのかを具体的に伝えることが大切です。
仕事が大変なときにストレスを感じます。
限られた時間のなかで、想定以上の成果を求められたときに、焦りと責任感からストレスを感じます。
②ストレス耐性を知りたい
ビジネスにおいて、まったくストレスのない仕事はありません。
そのため企業は、「あなたがストレスを感じたときに、それをどう受け止め、どう乗り越えていくか」というストレス耐性やコントロール能力を知りたいと考えています。
困難に直面したときの乗り越え方が見えれば、「入社後も壁を突破して企業に貢献してくれそうだ」という安心感につながります。
逆に、ここが曖昧だと「すぐにつらくなって辞めてしまうのでは……」と早期離職を懸念されてしまいます。
面接官に「この人はストレス耐性があるな」と納得してもらうための最大のポイントは、ストレスの自覚とその対処法をセットで伝えることです。
「ストレスを感じたときは、〇〇をして解決してきました」「現在は〇〇を意識して実践しています」と、具体的な行動ベースでアピールしましょう。
企業がストレス耐性を重視している理由はこちらの記事でも解説しているので、参考にしてください。
ストレス耐性を面接で聞かれたら? 企業の質問意図・回答例を解説
③業務への適性を知りたい
最後に、あなたがストレスを感じる原因が志望する職種の基本業務と致命的にバッティングしていないかという、業務への適性を見ています。
もし、営業職を志望している学生が「初対面の人と話すときに強いストレスを感じる」と答えてしまったら、面接官は「この仕事は続けられないだろう」と判断せざるを得ません。
だからといって、面接で嘘をつく必要はありません。
大切なのは、自分が持ついくつかのストレス要因のなかから、「志望する仕事のメイン業務に支障が出ないもの」を選んで伝えることです。
事前に職種の特徴を正しく理解したうえで、自分のどの経験をエピソードとしてアピールすべきか、戦略的に整理しておきましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!質問される機会は少なくない
営業職志望の人は準備しておこう
「ストレスを感じるとき」という質問をする企業は、そこそこある印象です。割合で言うと2〜3割でしょうか。
なかでも、不動産や広告、商社、金融などプレッシャーのかかりやすいと言われる業界、かつ新しくクライアントを獲得するような新規開拓営業で聞かれやすい印象があります。
この質問をすることで、企業は「壁にぶつかっても折れずに頑張れるか」というストレス耐性や「プロとして働く覚悟があるか」を見ている場合が多いですよ。
「ストレスを感じるとき」の回答の作り方
面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれると、どんなエピソードなら好印象なのか悩んでしまいますよね。
ここからは、面接官が納得する説得力のある回答を、等身大のあなたのなかから引き出す3つのステップを解説します。
ステップ①ストレスを感じた経験を振り返る
まずは、アルバイト、サークル、学業、ゼミ、部活動などのなかで、「ストレスを感じた瞬間」「思い通りにいかなかった経験」を思い出してみましょう。
- アルバイトで、急なシフト変更やトラブルが重なったとき
- サークルのイベントで、メンバーの意見がまとまらなかったとき
- 資格試験や課題の締め切りが重なり、時間が足りなくなったとき
ここで最も大切なのは、「企業に好かれそうな嘘の正解」を狙わないことです。
面接官が知りたいのは、「あなたがどれだけ自分を理解し、どうストレスと向き合っているか」という点。
無理に自分をよく見せようとして作ったエピソードは、深掘り質問をされたときに矛盾が生じ、かえって評価を下げる原因になります。
キャリアアドバイザーが読み解く!回答を考える際は「ポジティブな着地」を意識すべし
元々の性質として伝えると好印象
学生のなかには、「そもそもストレスをあまり感じない」というタイプの人もいるでしょう。
そういった場合、「正直ストレスを感じる機会は少ない」「大変だと思うことはあるがその状況自体を楽しんでしまうタイプ」と正直に答えてみましょう。
困難を前向きに考える姿勢が伝わり、ポジティブな印象を残せますよ。
日常のちょっとした瞬間から考えてみよう
一方で「コミュニケーションを取ること自体がストレス」など業務に支障があるととらえられかねない内容は避けるのが無難です。
代わりに、ほかにストレスを感じるシチュエーションを探してみると良いでしょう。
たとえば日常生活で「めんどくさいな」「気乗りしないな」と感じたことや、焦った瞬間を思い出してみてください。
そういった場面ではちょっとしたプレッシャーやストレスを感じているケースが多く、そこから面接でも話しやすい「ストレスを感じるとき」が思い浮かぶこともありますよ。
自己PRに使えるエピソード例はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自己PRのエピソードは3ステップで発見! ないときの対処法も解説
ステップ②なぜストレスを感じるのか分析する
エピソードを思い返したら、次は「なぜそれが自分にとってストレスだったのか」を一歩深く分析してみます。
単に「アルバイトが忙しくてストレスだった」で終わらせず、「自分のどのような価値観やこだわりが刺激されたから、ストレスを感じたのか」まで掘り下げることがポイントです。
- エピソード:複数のタスクが一度に重なったとき
- 原因:一つひとつの作業を完璧に、丁寧にこなしたいという思いが強いため、時間に追われて質が担保できなくなる状況に強いストレスを感じる
ここまで明確に言語化できれば、「自己分析がしっかりできている学生だ」という強いアピールにつながりますよ。
ステップ③入社後にできる対処法を考える
最後に、そのストレスに対して「自分がどうアプローチしているか」という対処法を考えます。
ここでの鉄則は、入社後も実践できるかどうかに着目することです。
再現性が低い対処法だと、「入社後にストレスに耐えられなくなるのでは?」と懸念されてしまいます。
- 1週間ずっと寝て過ごす
- 友達と朝まで飲み明かす
面接官に「これなら仕事で行き詰まっても、自分でモチベーションを上げて乗り越えられそうだ」と思ってもらえるよう、普段の業務の合間や休日に実践できる現実的な対処法を用意しましょう。
入社後にもできるストレス対処法は、アプローチの仕方に合わせて以下の2つの方向性に分類できます。
自分のストレス要因に合った方法を選びましょう。
発散・リフレッシュする
ストレスの原因を解消する
この場合、面接ではストレスの要因と対処法は必ずセットで伝えるようにしましょう。要因と対処法に一貫性を持たせることで、あなたのストレス耐性と自己管理能力の高さが伝わります。
面接での「ストレスを感じるとき」の回答例文10選
ここからは、面接でそのまま使える状況別の回答例文10選を紹介します。
自分の経験に一番近いものを選び、カスタマイズして使ってみてください。
40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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①目標を達成できなかったとき
私は、自分で掲げた目標を達成できなかったときに最もストレスを感じます。
大学時代、TOEICで750点を目指して3カ月間猛勉強したのですが、結果が710点に終わり、自分の努力が成果に結びつかなかったことに強い悔しさとストレスを覚えました。
対処法として、現状の課題を分析して「リスニングの強化」という弱点に絞った計画を再立案し、次の試験で780点を達成しました。
入社後も目標未達の際は、悔しさを原動力に変え、速やかに原因を分析して次の行動へつなげることで成果に貢献します。
「高い目標を持って行動できる上昇志向」と「失敗から学んで次に活かせるPDCAサイクル」を同時にアピールできる、非常に前向きなエピソードです。
営業職など、数字や目標を追いかける職種で特に高く評価されます。
営業職の志望動機のコツはこちらの記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説
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面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
②スキル不足を自覚したとき
私は、自分の知識やスキルが足りず、周囲の期待に応えられないときにストレスを自覚します。
長期インターンシップに参加した際にも、Webマーケティングの専門用語やデータ分析の知識が追いつかず、会議の議論についていけない自分に強いもどかしさを感じました。
そこで毎日業務後に1時間、関連書籍を読み知識を補うとともに、先輩にこまめなフィードバックを求めることをルーティン化して乗り越えました。
入社後も、自身のスキル不足に直面した際は、それを成長のチャンスととらえて自発的に学び、早期に戦力となれるよう努力します。
スキル不足という「誰もが一度は直面する壁」を提示しつつ、それを勉強や周囲への相談という具体的な行動でカバーしたエピソードです。
入社後の伸び代や素直さをアピールしたいときにおすすめです。
素直さをアピールする際のコツはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自己PR「素直」はOK? 企業からのリアルな評価と伝え方を解説
③計画通りに物事が進まないとき
予期せぬトラブルなどにより、物事が当初の計画通りに進まない環境が、私にとって一番のストレス要因です。
大学の学園祭実行委員会でイベントの運営統括をしていた際、当日の悪天候によってタイムスケジュールの大幅な変更を余儀なくされ、焦りから強いプレッシャーを感じました。
この経験を機に、焦る前に一度深呼吸をして「今できる最善策は何か」と状況を俯瞰する癖をつけ、臨機応変に人員を再配置して乗り切りました。入社後も、業務で予定外の変更が生じた際は、冷静に優先順位を組み替えて柔軟に対応します。
ビジネスの現場では、予期せぬトラブルや急な予定変更が日常茶飯事です。
だからこそ、想定外の事態に直面したときに「パニックにならず、冷静に次のベストな行動を考えられる力」を伝えることで、面接官に「入社後も臨機応変に対応して、自走してくれそうだ」という強い安心感を残すことができます。
臨機応変な対応力をアピールしたい人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。
臨機応変に対応する力を上手に自己PRする方法|例文あり
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面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
④多くの課題が一度に重なったとき
私がストレスを感じる瞬間は、複数のタスクや課題が一度に重なり、時間的な余裕がなくなったときです。
大学3年生の秋、ゼミの論文発表とアルバイトの繁忙期、そして就職活動の準備が重なり、何から手をつければ良いかわからずキャパシティオーバーになりかけました。
そこで私は、すべてのタスクを一度ノートに書き出し、締め切りと重要度をもとにTODOリストを作成して優先順位を明確にすることで、焦りを解消しました。
入社後もマルチタスクが求められる場面では、まずタスクの視覚化と整理をおこない、優先度の高いものから着実に処理していきます。
複数の仕事を同時に進める「マルチタスク」は、社会人になって多くの人がぶつかる壁の一つです。
この例文では、ただ「頑張って乗り切った」ではなく、「タスクを書き出して優先順位をつける」という具体的な工夫が語られているため、面接官に「入社後も自分で自分の仕事をコントロールできそうだな」と高く評価されます。
マルチタスク力をアピールする際のコツはこちらの記事でも解説しています。
5例文|マルチタスクの自己PRは「どう活かすか」で差別化しよう!
⑤ルーティンワークばかりで変化がないとき
私は、毎日同じ作業の繰り返しで、自身の成長や変化を実感しにくい環境が続くとモチベーションが低下し、ストレスを感じることがあります。
データ入力のアルバイトを始めた当初、決められた手順を繰り返すだけの業務に物足りなさを覚え、もどかしさを感じておりました。
そこで、「前日よりも入力スピードを10%上げる」「ショートカットキーをマスターしてミスをゼロにする」といった個人目標を毎朝設定し、業務の効率化を追求しました。
入社後も地道な業務のなかに自ら改善点や楽しさを見出し、常に向上心を持って取り組みます。
単調になりがちな業務に対しても、「どうすれば目標を持って効率的に進められるか」と、自分自身で仕事への向き合い方をコントロールできる自立性をアピールできます。
ただし、事務職などルーティンワークがメインの職種では避けたほうが無難です。
事務職に興味がある人は、こちらの記事を参考に自己PRを作成してみてください。
例文13選|事務職に採用される自己PRは3ステップで作れる!
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面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
⑥チーム内で意思疎通ができていないとき
チームで一つの目標に向かっている際、メンバー間のコミュニケーションや意思疎通が不足している状態に強いストレスを覚えます。
サークルの新入生勧誘活動で、幹部メンバー同士の認識にズレがあり、イベントの準備が直前まで進まなかったときにそれを痛感しました。
私は自らリマインダー役となり、週に1回の進捗共有ミーティングの実施を提案し、全員が同じ方向を向く環境を作りました。
入社後も、周囲との連携が不足していると感じた際は、自ら積極的に声を掛け、情報共有の場を作ることでチームの円滑な業務遂行を支えます。
個人ではなく組織の課題に対してストレスを感じ、自ら周囲を巻き込んで解決につなげたエピソードです。
周囲と協力して進めるプロジェクト型の仕事や、チームワークを重視する企業に非常に刺さります。
チームワークをアピールしたい場合はこちらの記事も参考にしてください。
自己PR「チームワーク」はOK? 評価される条件を企業視点で解説
⑦一人で作業を抱え込んでいるとき
私は、自分のキャパシティ以上の仕事を一人で抱え込み、周囲に頼れない状況に強いストレスを感じます。
飲食店のアルバイトで時間帯責任者を任された際、トラブル対応と通常業務が重なり、すべてを一人で処理しようとして店舗の運営を滞らせてしまいそうになった際にこのことに気づきました。
この経験から「一人で抱え込むことは周囲にも迷惑をかける」と学び、それ以降は周囲の状況を把握し、適切に仲間を頼って業務を分担するよう意識しております。
入社後も、困難な状況では抱え込まず、上司やチームへの報連相を徹底し、組織としてベストな成果を出せるよう行動します。
自分の限界を認め、組織を頼ることを覚えた「失敗からの成長」を描いた好印象なエピソードです。
報連相(ほうれんそう)を重視するビジネス環境において、非常に信頼性の高い回答になります。
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
⑧議論がまとまらないとき
私は、グループワークなどで意見が散り、議論が前に進まない状態が続いたときに時間的なプレッシャーともどかしさを感じます。
大学のゼミの共同研究で、メンバーそれぞれが異なる主張を譲らず、2時間以上話し合っても結論が出なかったときに、強いストレスを感じました。
そこで私は、一度全員の意見の共通点と対立点をそれぞれホワイトボードに整理し、全員が立ち返るべき研究の本来の目的を再提示して議論を軌道修正しました。
入社後も会議が難航した際は、客観的に論点を整理し、ゴールへ向けて議論を導く役割を担います。
「議論がまとまらない」というストレスに対し、ファシリテーターとして論点整理をおこなった、リーダーシップを感じさせる回答です。
コンサルや企画職、総合職全般で高い評価を得られます。
コンサルや企画職に興味がある学生はこちらの記事もチェックしておきましょう。
コンサル:
コンサル業界の志望動機の作り方|種類別の例文付きで解説
企画職:
企画職とは? 5つの仕事内容から就職をかなえる志望動機例文を紹介
⑨日常生活の切り替えがうまくいかないとき
私がストレスを感じるのは、オンとオフの切り替えがうまくいかず、頭のなかにずっと課題や不安が残っている状態のときです。
試験期間中、机に向かっていない時間も「次のテストは大丈夫だろうか」と考え続けてしまい、心身ともに疲弊してしまったことがありました。
自分のパフォーマンスを下げる原因になると気づいてからは、「大学の図書室を出たら勉強のことは一切考えない」「帰宅後はスマホの勉強アプリを開かない」など、環境や行動で区切りをつけるようにし、それ以降は趣味の映画鑑賞や入浴に没頭して完全にリフレッシュするメリハリを意識しております。
入社後も、休日は趣味の時間を作って気持ちをリセットし、常に高い集中力を持って日々の業務に挑みます。
業務内容そのものではなく、自己管理(セルフマネジメント)に焦点を当てた回答です。
仕事のオンオフを切り替えて長く健康に働き続ける姿勢は、多くの企業が安心感を抱くポイントになります。
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⑩新しい環境に飛び込むとき
私は、新しい環境や人間関係のなかに飛び込む最初のタイミングで、緊張から少しストレスを感じることがあります。
新しいアルバイトを始めた際や、新しいゼミに所属した直後は、周囲のルールや人間関係がわからず、自分の立ち振る舞いに過度な不安を覚えておりました。
ですが、このストレスに対しては「わからないことは恥ずかしくない」と割り切り、自ら笑顔で挨拶をして、周囲に積極的に質問をしていくことで早期に環境になじむよう工夫しています。
入社後も、新しい職場や配属先では自発的なコミュニケーションを心掛け、最短で環境に適応します。
新社会人になるにあたって誰もが感じる不安を正直に打ち明けつつ、前向きなコミュニケーションで解決しようとする姿勢が好印象です。
素直さや協調性を重視する企業におすすめの構成です。
面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれた際のNG例
「正直に答えて良い」とは言っても、何でもオープンに話せば良いわけではありません。
ここからは、面接官に「この学生を採用するのは厳しいかもしれない……」と判断されてしまう、代表的な5つのNG例を解説します。
①社会人として相応しくないもの
- 趣味のパチンコやギャンブルで負けたとき
- 夜更かしをしてしまい、朝起きるのがつらいとき
- アルバイトのシフトが自分の希望通りに入らなかったとき
ストレスを感じるエピソードは、社会人としての節度を守った内容にするのが大前提です。
常識や責任感に欠ける内容を選んでしまうと、「仕事への意識が低い」「社会人としての自覚がない」と見なされ、マイナスな印象につながる可能性があります。
回答を考えるときは、「これを企業の人事が見たらどう思うか」という客観的な視点を必ず持つようにしましょう。
私生活の自己管理ができていない印象になる内容は避けるのが無難です。
②プライベートすぎる内容のもの
- 恋人と喧嘩をして、LINEの返信が来ないとき
- 親から「早く就職しなさい」としつこく言われるとき
面接はあくまで「ビジネスの場」であり、あなたが仕事でどう活躍できるかを測る場所です。
そのため、あまりにプライベートすぎる私生活の愚痴のようなエピソードは避けましょう。
これらは企業側からすると入社後の仕事のパフォーマンスとどう結びつくのかがイメージできず、自己分析や公私の切り分けができていない印象になってしまいます。
③人間関係に関するもの
- 苦手なタイプの人や、価値観が合わない人と一緒にいるとき
- サークルや部活動の人間関係がギスギスしているとき
- アルバイト先で理不尽に怒る先輩がいるとき
面接官はあなたの視点からしか状況を把握できないため、人間関係の不満をそのまま伝えてしまうと、「他人のせいにする人」というマイナスな評価になることが多いです。
その結果、「周囲と協調性を持って働けないのではないか」「入社後に上司や先輩と少し揉めただけで、すぐに辞めてしまうのではないか」と、チームワークへの強い懸念を抱かれてしまいます。
人間関係にかかわる不満は、誰もが抱きやすいストレスだからこそ、面接の場では触れすぎないのが無難です。
④「ストレスはない」というもの
「私はメンタルが強いので、ストレスを感じることはありません!」という回答は、一見ポジティブに思えますが実は注意が必要です。
ビジネスにおいてストレスがまったくない仕事はほとんど存在しません。そのため「ストレスはない」と言い切ってしまうと、

採用担当
自己分析ができておらず、自分のストレスに気づけない鈍感な人なんだな……。

採用担当
つらい状況になった時、限界を超えるまで溜め込んでしまうのでは?
と、マイナスにとらえられてしまいます。
選考で「ストレスを感じるとき」を聞かれたら、ストレスがゼロであることをアピールするのではなく、「大きなストレスを溜め込む前に、小さなモヤモヤの段階で自分で気づいて対処できる」という姿勢を見せることが正解です。
⑤志望業界・職種で避けられないもの
あなたが受ける職種の「基本業務や、避けては通れない環境」をストレスの要因として挙げるのは避けましょう。
面接官に「そもそもこの仕事の特性を理解していない」「自社の職種には適性がない」と判断されてしまいます。
志望先に応じて、以下のようなストレス要因は避けるようにしてください。
| 志望業界・職種 | 避けたいストレス | NGな理由 |
|---|---|---|
| 営業職 コンサル | ・厳しい数値目標やノルマ ・初対面の相手との関係構築 | 成果へのコミットや新規開拓が必須の職種であるため、「実務への適性がない」と判断される |
| 接客・サービス業 人事・総務 | ・理不尽な要求やクレーム対応 ・人との継続的な密なかかわり | 顧客や社内との対人折衝が日常的に発生するため、「精神的なタフさが足りない」と懸念される |
| 企画・マーケティング ベンチャー企業 | ・急な予定変更や計画の頓挫 ・先行きが不透明で激しい環境 | トレンドや状況の激変への対応が前提の環境なため、「変化への耐性や柔軟性がない」と見られる |
| ITエンジニア 事務職 | ・地道な作業の繰り返し ・長時間のデスクワークやPC作業 | 業務の根幹を占める作業に対して不満を持ちやすいため、「早期離職のリスクが高い」と思われる |
| 研究開発 製造・メーカー | ・成果が目に見えるまでの遅さ ・同一テーマへの長期的な取り組み | 年単位の長期プロジェクトや地道な検証が多いため、「粘り強さや根気に欠ける」と評価される |
志望職種の1日のスケジュールや最も泥臭いタスクをリアルに書き出してみるのがおすすめです。
それらの業務と自分の回答がバッティングしていないか、事前のセルフチェックを徹底しましょう。
実務に支障が出ない範囲のストレス要因を選ぶのが、選考を突破する鉄則です。
企業研究の重要性ややり方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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【Q&A】面接での「ストレスを感じるとき」の答え方についてよくある疑問に回答!
面接対策を進めるなかで、「こんなエピソードを話しても良いのかな?」「ほかの質問の回答と内容が被ってしまいそう……」と不安になる学生はとても多いです。
そこでここからは、多くの学生が迷いがちな3つの疑問について、キャリアアドバイザーの視点から回答します。
本番の不安をここで一気に解消しておきましょう。
Q.「ゲームで負けたとき」はダメ?
A. 単に悔しさを伝えるだけでは幼い印象になりがちですが、伝え方を工夫すれば強力な自己PRになります。
面接官のなかには「仕事とプライベートのゲームは別物だ」ととらえる人もいるため、ただ「ゲームで負けて悔しい」と伝えるだけでは幼い印象になってしまうリスクがあります。
しかし、ビジネスの世界、特に数字を追いかける営業職やマーケティング職などでは、負けず嫌いな競争心や、敗因を分析して次に活かすPDCAサイクルを回せる人材は高く評価されやすいですよ。
そのため、「負けた瞬間の悔しさを原動力に変え、何が原因だったのかをロジカルに分析して次の勝利へ向けた戦略を立てる」というアプローチとして語ることができれば、ビジネスにも通じる強みとして面接官にアピールすることができます。
Q.ストレスの解消法はどのようなものでも良い?
A. 公序良俗に反せず、翌日の仕事に支障を出さないリフレッシュ法であれば、基本的には何でもかまいません。
面接官が本当に知りたいのは、解消法の具体的な内容そのものではなく、自分なりのオン・オフの切り替えスイッチを持って行動できるという自立性です。
散歩や睡眠、サウナ、読書、料理など、本人が心からリラックスできて、ストレスをリセットし翌朝すっきりと出社できる方法であれば手段は何でも問題ありません。
ただし、朝までお酒を飲み続けることやギャンブルでの散財といった、健康を害したり遅刻や業務効率の低下に直結したりするような解消法は、社会人としての自己管理能力を疑われてしまうため避けるようにしてください。
Q.「自分の弱み(短所)」と同じになってしまっても大丈夫?
A. まったく問題ありません。むしろ、自己分析や人間性に一貫性があるとして好印象を残せる場合もあります。
たとえば、自分の短所を「負けず嫌いで人に頼るのが苦手なところ」としている学生が、ストレスを感じるときとして「一人で多くの作業を抱え込んでしまったとき」と答えるのは、人間性や自己分析にブレがない証拠です。
面接官も弱みとストレスの源泉が結びついていることは理解しています。
大切なのは、自分の弱みやストレスの引き金を自覚したうえで、業務に支障が出ないようどう先回りして対策しているかという工夫をセットで伝えることです。
面接での「ストレスを感じるとき」の回答法を知ってマイナス評価を回避しよう!
面接官がストレスについて質問する本質は、あなたの弱みを探ることではなく、入社後のミスマッチを防ぎ、長く健やかに活躍できるかを見極めるためです。
志望職種の業務内容とバッティングしない適切なエピソードを選び、しっかりと対策を練っておけば、マイナス評価を回避するだけでなく強力な自己PRへと変えられます。
万全の準備をして、自信を持って面接に挑みましょう。
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キャリアアドバイザーが読み解く!細心の注意を払って回答すべし
キャリアアドバイザー
根岸 佑莉子
プロフィールをみる入社後の仕事に直結する内容は避けよう
「ストレスを感じるとき」は、かなり答え方に注意が必要な質問だと思います。企業はこの質問から「早期離職の懸念がないか」「ストレスを管理できるか」を見極めているケースが多いです。
そのため、話す機会が多い仕事であるにもかかわらず「人と話しているときにストレスを感じます」といった回答をしてしまうと、「適性がない」として不合格になってしまう可能性もあります。
志望する業界や職種に直結する内容はできるだけ避けるようにしましょう。