鉄道業界で志望動機の秘訣|OK・NG例文や業界の特徴も解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 鉄道業界の内定を得るには志望動機のブラッシュアップが不可欠
  2. 鉄道事業だけじゃない! 鉄道業界のビジネスモデルを理解しよう
  3. ①鉄道事業:在来線・ローカル線
  4. ②鉄道事業:新幹線・特急
  5. ③鉄道事業:貨物輸送
  6. ④非鉄道事業:駅ナカ、不動産開発
  7. ⑤非鉄道事業:金融・決済サービス
  8. ⑥非鉄道事業:旅行代理店
  9. どんな企業に分類される? 4種類の鉄道会社
  10. ①JR
  11. ②私鉄
  12. ③第三セクター
  13. ④公営鉄道
  14. 鉄道業界を目指すうえで理解しておきたい業界トレンド
  15. コロナの影響で経営環境は悪化
  16. 非鉄道事業を加速させて多角化経営へ
  17. 人口減少を見据えて海外展開強化
  18. 国内はMaaSに注力
  19. 鉄道業界の5つの職種
  20. ①管理・整備
  21. ②営業・販売促進
  22. ③サービス開発
  23. ④サービス提供
  24. ⑤不動産開発
  25. 鉄道業界で求められる人材とは?
  26. ①時間管理が得意な人
  27. ②対応力のある人
  28. ③責任感の強い人
  29. ④チームで物事を進めるのが得意な人
  30. 高評価を与える鉄道業界の魅力的な志望動機の構成
  31. ①鉄道業界を志望する理由
  32. ②なぜ鉄道業界なのか?
  33. ③なぜその企業なのか?
  34. ④企業にどう貢献できるか?
  35. ⑤入社後にしたいこと
  36. 内定に近づく鉄道業界の志望動機を職種別に解説
  37. OK例文①管理・整備
  38. OK例文②営業・販売促進
  39. OK例文③サービス開発
  40. OK例文④サービス提供
  41. OK例文⑤不動産開発
  42. 鉄道業界のこんな例文は要注意!
  43. NG例文①インフラ事業は安定している
  44. NG例文②鉄道が好き
  45. NG例文③他の企業にも当てはまる
  46. NG例文④自分がどう貢献するか触れていない
  47. 鉄道業界の特徴を理解したうえで志望動機をブラッシュアップしよう

鉄道業界の内定を得るには志望動機のブラッシュアップが不可欠

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

鉄道業界に興味はあるものの「志望動機をどのように書けばいいかわからない」と悩む学生は多くいるでしょう。学生人気の高い鉄道業界を目指すにあたって、鉄道業界の特徴や志望動機を考える際のポイントを解説します。

鉄道業界の志望動機をブラッシュアップするためには、まずは業界の理解を深めることが必要不可欠です。業界の特徴や求められている人材を理解して、志望動機を作成していきましょう。

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鉄道事業だけじゃない! 鉄道業界のビジネスモデルを理解しよう

鉄道業界のビジネスモデル

多くの人にとって「鉄道業界」と聞いてすぐに思い浮かぶのは、旅客輸送・貨物輸送をおこなう鉄道事業でしょう。ですが、鉄道業界のビジネスはそれだけではありません。

鉄道業界のビジネスモデルを理解して、どんな仕事をしてみたいか改めて考えてみてください。ビジネスモデルがわかっていないと志望動機に説得力がなくなりますから、志望動機を考える前に押さえておきましょう。

①鉄道事業:在来線・ローカル線

鉄道業界の代表的な事業の1つが、在来線・ローカル線の事業です。通学手段として毎日利用しているという人もたくさんいるでしょう。

実は、在来線・ローカル線の事業の収益はそこまで多くはありません。地方では特に、利用者数が少なくても、地域の人の生活を支えるために運営せざるを得ないという赤字路線もあります。

在来線の事業だけで黒字を維持できるのは、たとえばJR東日本など通勤・通学ラッシュ時には大混雑するほど利用者の多い首都圏の鉄道だと言えるでしょう。

②鉄道事業:新幹線・特急

鉄道業界の収益を支える柱とも言えるのが、新幹線・特急の事業です。遠く離れた大都市と大都市の間を短時間で結ぶ新幹線・特急は、一度にたくさんの旅客を輸送できるため高い収益をあげることができます。

東海道新幹線の運営に携わるJR東海では、新幹線の事業だけで在来線・ローカル線の事業での赤字分を大幅に上回る収益を得ています

ただし、ニーズのない地域での新幹線の運営はハイリスクです。たとえばJR北海道では利用者数が伸びず収益性が低いため、新幹線の保守費用による赤字を抱えています。

③鉄道事業:貨物輸送

貨物輸送も忘れてはならない鉄道事業の1つです。日本の貨物輸送のほとんどは、JRグループに所属する日本貨物鉄道という企業が手がけています。日本全国に広がるJRグループの路線を借りて貨物列車を運行することで、長距離を結ぶことを可能としています。

実は、これまで日本貨物鉄道の経営は赤字体質で良いものとは言えませんでした。ですが近年の環境保護への関心の高まりから、トラック輸送に比べて二酸化炭素の排出量が少ない貨物列車に注目が集まっています。今後の経営状況の動きをチェックしておきたいところですね。

④非鉄道事業:駅ナカ、不動産開発

非鉄道事業としては第一に、駅ナカ、駅や路線の周辺の不動産開発の事業が挙げられます。

駅には通勤・通学に鉄道を利用する人が安定的に訪れるので、駅ナカの店舗の利用者数も多く収益につながります。また、駅の周辺の不動産開発・整備をおこなって魅力的な街づくりを進めると、そこに訪れたいと考える人が増えて鉄道利用者を増やすこともできます

一般的に駅ビルと呼ばれる、商業施設やホテル、オフィスを備えた建物を運営しているのも、実は鉄道会社ということがよくあります。訪れる人が増えれば鉄道事業の収益も上がるので、一石二鳥のビジネスと言えるでしょう。

⑤非鉄道事業:金融・決済サービス

鉄道会社がおこなう金融・決済サービスとはSuicaやPASMO、ICOCAといった交通系ICカードにひもづく事業です。

交通系ICカードは当初、運賃の支払いや改札業務を効率化するために使われ始めました。現在では、駅以外の店舗やインターネットなどでも支払いに利用でき、鉄道会社はその決済手数料を収益として得ています

また、交通系ICカードとクレジットカードを連携させたサービスを展開する鉄道会社も出てくるなど、金融・決済サービスの事業は存在感を強めています。

⑥非鉄道事業:旅行代理店

鉄道会社の一面には、旅行代理店としての姿もあります。特に新幹線の利用者を増やすという目的でこの事業がおこなわれています。

先ほど、新幹線は大きな収益を見込むことができる事業だと紹介しました。ですが、運用や保守にかかる費用が高いのも事実です。空席が増えるほど収益が減ってしまうので、新幹線を利用したツアー旅行、新幹線とホテルのパック旅行のプランなどを提供して利用者を増やそうとしています

旅行代理店の事業は、鉄道会社から連結子会社化しておこなわれていることが多いです。興味のある人は、鉄道会社のグループ会社にも目を向けてみると良いでしょう。

鉄道業界の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます

「志望動機に時間がかかる......」と悩む就活生は多いでしょう。

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鉄道会社のパートナーを調べることで全体像をつかめる

鉄道業界は幅広くビジネスを展開しているため全貌をつかむのが難しいですよね。そんなときは鉄道会社のパートナー企業を調べてみると良いですよ。

その鉄道会社とパートナー関係にある企業や関連ニュース、出資している事業などを見てみましょう。鉄道業界に詳しくない学生でもよく知っている身近な企業がかかわっていたりと、鉄道会社がどのような取り組みをしているのかイメージがつきやすくなります。

たとえばJR西日本を調べると、JR西日本のパートナー企業やスポンサーをしているスポーツチーム、新規事業に参画するベンチャー企業募集記事などの情報が出てきます。このように鉄道会社のパートナーを調べることで、グループ会社や挑戦しようとしている事業などが把握しやすくなり、鉄道業界の理解を深めることに役立ちますよ。

どんな企業に分類される? 4種類の鉄道会社

鉄道会社の分類

鉄道会社は4種類に分類することができます。それぞれの特徴を知ってから企業ごとに研究するとさらに理解が深まります。また種類ごとに特徴を比較することで、説得力のある志望動機を考えやすくなりますよ。

①JR

日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化された際に、その事業を継承したのがJRグループです。北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州の6つの旅客事業会社、貨物事業会社である日本貨物鉄道がグループの中心です。

新幹線の運行はJRの鉄道会社がおこなっています。長距離路線に強みを持っているのがJRの鉄道会社と考えると良いでしょう

②私鉄

私鉄とは、JRグループ以外の民間企業が経営している私営鉄道のことです。JRの鉄道会社に比べて、短距離の路線を中心として事業をおこなっています。

私鉄の鉄道会社は積極的に不動産経営をおこなう傾向が見られ、駅や路線の周辺にそれぞれの特色ある街を作っています。実際に訪れて企業ごとの特徴を掴むこともおすすめですよ。

主な私鉄企業
  • 東武鉄道
  • 東京メトロ
  • 名古屋鉄道
  • 阪急電鉄
  • 西日本鉄道 など

③第三セクター

第三セクターが運営する鉄道会社もあります。第三セクターとは、国・地方公共団体(第一セクター)、民間企業(第二セクター)が合同で出資している企業のことです。第三セクターの鉄道会社は国や地方自治体からの補助金を得やすい立場であり、民間企業の経営ノウハウを活かすこともできます

主な第三セクター
  • 大都市
    ゆりかもめ
    横浜シーサイドライン
    大阪モノレール など
  • 地方
    三陸鉄道
    いすみ鉄道 など

④公営鉄道

公営鉄道は、地方公共団体などの公的機関が運営する鉄道路線です。多くは、大都市の地下鉄を運行しています。「札幌市交通局」のように自治体名の入った名前を持っているので分かりやすいでしょう。

地下鉄は文字通り地下にあるので整備のコストがかかるほか、駅や駅周辺の不動産開発とは結びつきにくく、民間企業にとっては収益が見込みにくい事業と言えるでしょう。このため公的機関が整備する傾向があるのです。

主な公営鉄道
  • 札幌市交通局
  • 仙台市交通局
  • 東京都交通局
  • 横浜市交通局
  • 名古屋市交通局
  • 大阪市交通局
  • 福岡市交通局 など

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鉄道業界を目指すうえで理解しておきたい業界トレンド

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就活生

鉄道会社に就職したら、やっぱり鉄道事業にかかわりたいと思っています。鉄道事業と非鉄道事業の仕事はどちらがおすすめなのでしょうか。

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キャリア
アドバイザー

実は、最近の鉄道業界が力を入れているのは非鉄道事業です。鉄道業界が置かれている現状を知ると、なぜ鉄道事業ではなく非鉄道事業への注力がトレンドなのか見えてきますよ。

鉄道業界を目指す場合は業界トレンドを押さえておくことが大切です。トレンドがわからないままだと選考で的外れな回答をしてしまうかもしれません。

鉄道事業のほかに非鉄道事業に力を入れているところが多いなど、さまざまなトレンドを紹介しますね。

コロナの影響で経営環境は悪化

さまざまな企業に影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症ですが、鉄道業界の経営環境にも大きな打撃を与えています。

コロナ禍においては人の移動が制限され、在来線・新幹線などでは利用者が大幅に減少しました。また、駅の周辺で鉄道会社が運営するホテル・商業施設の収益も落ち込んでいます。鉄道事業・非鉄道事業の両方にコロナの影響が出てしまったことで、鉄道業界は苦境に立たされています

非鉄道事業を加速させて多角化経営へ

近年では、国内の路線はすでに十分と言えるほど発達しているため、新たな鉄道路線を整備する鉄道会社は少なくなっています。鉄道事業での収入は固定化しているので、利益を得るために非鉄道事業を加速させて多角化経営をおこなうことが一般的です。

非鉄道事業には、不動産開発や金融・決済サービスに関するもの、旅行代理店としての事業がありますが、どれも鉄道事業と相互に作用して利益を高められる事業です。「非鉄道」と言っても、鉄道にまったく関係のない仕事ではありません。

人口減少を見据えて海外展開強化

日本国内での人口が減少していく状況を見据えて、鉄道事業の海外展開を強化する鉄道会社も増えています。国土交通省も、世界各国での鉄道の整備や運営への参画を推進しています。海外勤務に興味がある人には魅力的な話でしょう。

たとえば、国内で東海道新幹線を運営するJR東海では、海外でも高速鉄道システムを展開しています。国内でのノウハウを活かし、鉄道整備に必要な土木技術から運行管理、そして保守の方法まで全てを含んだシステムを提供して市場規模を拡大し、利益を上げようと動いています。

国内はMaaSに注力

  • MaaS:Mobility as a Service(サービスとしてのモビリティ)の頭文字を取った言葉

鉄道事業の海外展開を強化する一方で、日本国内ではMaaSに力を入れる鉄道会社が多くあります。IT技術を用いて、複数の交通手段をシームレスにつなごうとしています

出張や旅行などで目的地へ移動する際、鉄道だけでなく飛行機やバス、レンタカーといった他の交通手段を組み合わせることも多いですよね。MaaSは、これらを組み合わせて一つの交通手段として利用できるサービスです。

便利に交通手段を利用できるようになれば、鉄道の利用者数も増えるでしょう。MaaSへの注力は、鉄道会社にもメリットがあります。

鉄道会社が進めるMaaSの例

鉄道会社がMaaSとして何をおこなっているのか、具体的に取り組みを見てみましょう。JR西日本では、観光型・都市型・地方型の3つのMaaSを進めています。

  • 観光型
    瀬戸内エリアへの旅行客誘致を目的に、鉄道を含む多様な交通手段を検索できる「setowa」というアプリの開発
  • 都市型
    関西の大手私鉄などと7社で連携し、2025年の大阪万博に向けた「関西MaaS検討会」を発足
  • 地方型
    島根県邑南町と協力した地方型MaaSを計画

今後、この都市型・地方型のMaaSがどのように進んでいくのか注目したいところです。

鴨川 未奈

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鉄道業界は相互乗り入れが増えている

加えて最近の鉄道業界のトレンドとして「相互乗り入れ」が増えていることにも注目したいですね。相互乗り入れとは、違う鉄道会社がお互いの路線を使って電車を運行することです。途中までは地下鉄で途中からは地上の鉄道会社に切り替わるような仕組みになっています。

相互乗り入れをすることによって、利用者は乗り換える手間がなくなり利便性も上がりますよね。乗り換えの度に乗車下車する人が少なくなるので、駅の混雑が防げて事故防止につながるのも魅力です。さらに「都心まで1本で行けるから便利」ということで沿線の活性化にもつながっています。

イチから新しく線路を作ったり、商業施設を作ったりしなくても、同業他社と協力することで鉄道業界全体が盛り上げる良い取り組みですね。

鉄道業界の5つの職種

鉄道業界の5つの職種

鉄道業界の手がける事業は幅広いということ、非鉄道事業に注力しているという現在のトレンドについては理解できたでしょうか。

ここからは、鉄道業界に特徴的な5つの職種について具体的に解説していきます。志望動機では入社後にやりたいことまで伝える必要がありますから、実際の職務について理解することは欠かせません。そのため、どの職種で何ができるのか把握して、自分の将来のビジョンを考えてみましょう。

①管理・整備

まずは管理・整備の仕事です。管理・整備と聞いて、車両の保守・点検についてはすぐに思い浮かんだ人も多いでしょう。車両以外にも、信号通信設備を監視したり、線路や土木構造物を保守・点検する仕事もあります。

また、車両の整備計画を立案するのも大切な役目です。安全のため、正確さを大切に行動できる人に向いている仕事ですね

②営業・販売促進

鉄道の利用者はもちろん、駅と路線の周辺に設けた施設の利用者も誘致するのが、営業・販売促進の仕事です。広報戦略を立て、広告を用いたPR活動などをおこないます。

新しいキャンペーンを考える発想力や、市場の動向を見極めるマーケティングの力が求められるでしょう

③サービス開発

サービス開発とは、鉄道事業に関係するサービスを企画して検討する仕事です。鉄道の利用者がどのようなニーズを持っているのか、鉄道事業の収支状況を分析したり、地域別の動向をチェックしたりしながら考えます。

たとえば、駅ごとの時間帯別の利用者数やピークの時間帯を分析して、利用者ニーズに即した鉄道ダイヤに改善することも1つの仕事です。利用者の立場で物事を考えることが大切な職種と言えるでしょう

④サービス提供

サービス提供は、実際に鉄道を動かすことに最も関係する仕事です。運転士や車掌など、鉄道の乗務員もこの職種に含まれます。また、鉄道をダイヤ通りに運行するため、車両や駅に対して指令を出して管理する人もいます。

天候不順や事故などといったさまざまな要因でダイヤが乱れてしまうときでも、影響を最小限に留めて安全に運行できるようにしています。冷静な判断力が求められる職種でしょう

⑤不動産開発

鉄道業界がおこなう不動産開発は、駅や路線の周辺の土地を開発する点に特徴があります。駅から近いエリアに住宅地を整備し、通勤・通学などで鉄道を利用してもらえるようにしています。鉄道と街づくりを結びつけて考えられるので、広い視野を身につけられそうですね

不動産開発についてもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にしてみてください。

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鉄道業界で求められる人材とは?

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就活生

鉄道業界の職種って結構幅広いものなんですね。そんな鉄道業界ではどのような人材が求められているのでしょうか。

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キャリア
アドバイザー

そうですね。鉄道業界で求められる人材像について解説しますので、選考でアピールするためにチェックしましょう。自分に当てはまるものがあったら、それを企業に積極的に伝えてみてくださいね。

鉄道業界を志望する際に大切なのは鉄道業界で求められる人材を正しく理解することです。それによって、自分がどこに合致しているかアピールしやすくなります。

①時間管理が得意な人

鉄道業界では時間管理が得意な人が求められます。通勤・通学するときや出かけるとき、ダイヤ通りに鉄道が来なかったら困ってしまいますよね。いつも正確に時間を守って運行されているからこそ、私たちは信頼して鉄道を利用します

時間管理が苦手だという人は、1日のスケジュールを細かく決めて行動してみるのも良いかもしれません。今は得意ではなくても、努力する姿勢は選考でも高評価につながりますよ。

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キャリア
アドバイザー

時間厳守を特に大切にする鉄道業界の選考に遅刻するようなことがないよう、気をつけてくださいね。

②対応力のある人

すでに、鉄道業界ではさまざまな事業・職種があると紹介してきました。入社後はその幅広い分野においてジョブローテーションが多くおこなわれるため、対応力が必要となってきます。

広報活動をおこなう部署から不動産開発をおこなう部署へ、など2~3年の期間で配属先が変わることも珍しくありません。さまざまな部署で鉄道業界に必要な知識を吸収し、どんな仕事にも臨機応変に対応できることが大切になるでしょう

対応力のアピールの仕方はこちらで解説しているので、参考にしてみてください。

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③責任感の強い人

責任を持って仕事をすることは、もちろんどの業界においても重要です。ですが、利用者の命を預かる鉄道業界においては特に、安全に対する意識を高く持つ必要があります。

利用者の安全を守るための責任感が強いことは、私たちの生活を支えるインフラにかかわる人として不可欠な要素と言えるでしょう

責任感をうまくアピールする方法は、こちらで解説しているので参考にしてみてください。

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④チームで物事を進めるのが得意な人

鉄道業界で働くためにはチームワークも大切です。たとえば、鉄道を運行するには運転士、車掌、駅員、車両や駅に指令を出す人、整備する人などたくさんの人がかかわっています。チームとして協力し合うからこそ、安全に鉄道を運行することができるのです。

このように、鉄道業界で働くにあたってはチームワークは不可欠といっても過言ではありません。ですので、学生時代にチームワークを発揮して物事を進めた経験は特にアピールになることでしょう。

チームワークのアピールの仕方についてはこちらで解説しているので参考にしてみてください。

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上村 京久

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鉄道業界では責任感のある人材が求められている

鉄道業界では特に責任感のある人材が求められています。鉄道の仕事に係る人は人命を預かっているからです。人命を守るためには、ただ電車が好きというだけでなく、正確な技術が必要になります。運転士は、担当線区の線路の角度や信号機設置場所が書かれた配線図を記憶し、車両の知識を深め、運転ルールも身につけなくてはいけません。

ほかにも鉄道運営にかかわる建物を保守する部署では、夜間に貨物列車が動いている中、保守工事のために鉄道を止めたり電気を止めたりする必要があります。ひとつ間違うと事故につながりかねない責任重大な業務です。

「人々の命を預かり生活を支える」という強い責任感が大事

このように技術力・記憶力・集中力が必要な業務を長時間にかけておこなうには、根底に「人々の命を預かり生活を支える」という責任感が必要です。また、生活を支えるという点では鉄道業界は数分の遅れも許されにくいともいえます。そのため鉄道業界で働く人材には強い責任感のあるタイプが好まれる傾向にあります。

高評価を与える鉄道業界の魅力的な志望動機の構成

鉄道業界の志望動機の構成

鉄道業界で評価される志望動機を作成するために、まず気をつけたいのは構成です。上記の図の順番で、わかりやすく論理的に熱意を伝えましょう。

最初に結論、つまり志望する理由を一文で伝えると話の筋道が明確になります。続いて、鉄道業界、その企業を選んだ理由を示しながら、自分が企業に貢献できるポイントをアピールしましょう。最後に入社後のビジョンを伝え、志望動機を印象づけられるような構成とすると良いでしょう。

すべてに共通した志望動機の書き方のポイントはこちらでも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

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①鉄道業界を志望する理由

企業側に興味を持ってもらうために大切な最初の一言では、鉄道業界を志望する理由を簡潔に述べましょう。

ただし、「鉄道が好きだから」という理由だけを伝えるのは危険です。非鉄道事業に注力する傾向が強い現在では、鉄道好きをアピールすると他の事業にはやる気がないのかと思われる可能性もあります。鉄道業界で何をしたいのかという視点を持って考えてみると良いでしょう

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就活生

私は駅を中心とした街づくりをおこなうことで、地域活性化に貢献したいと考えているため御社を志望します。

②なぜ鉄道業界なのか?

他の業界ではなく鉄道業界を選んだ理由もはっきり伝える必要があります。

鉄道業界と似ている業界として、航空業界、海運業界など輸送にかかわる業界があります。インフラという意味合いでは土木・建設業界や電力業界などにもかかわりがあるでしょう。

また、鉄道業界がおこなう非鉄道事業には、不動産業界や旅行業界、金融業界も関連してきます。自分が鉄道業界においてたずさわりたい事業と関連する業界を調べて差別化し、理由をブラッシュアップしてみましょう

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就活生

生活になくてはならない鉄道事業以外にも、駅を中心とした街づくりで地域の発展に貢献できる点が鉄道業界の魅力です。

海運業界や航空業界についても詳しく知りたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。

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③なぜその企業なのか?

鉄道業界にはたくさんの企業があります。ほかの企業でもできることばかりを志望理由として挙げていると、志望度が低いと取られてしまうかもしれません。その企業を選んだ理由も明確にしましょう。

企業によって、注力している事業や今後の戦略はさまざまです。自分が鉄道業界でしたいことと、その企業の方針が合っているか確認してください。「この分野に強みを持つ御社だから志望した」などと話せると、企業研究ができていることも含めて熱意として伝わるはずです。

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鉄道業界のなかでも特に御社は「主要な駅の周辺だけでなく沿線の地域一帯の価値を向上させる」という、鉄道会社だからこそできる長期的な目線での街づくりをしている点が魅力的です。

④企業にどう貢献できるか?

自分の強み、性格、知識、経験が企業でどのように活かせるのか考えてみましょう。

「鉄道が好き」「〇〇事業をやってみたい」などの気持ちが志望動機の根源にある場合、入社後のことを考えると自分にとってのメリットばかりが思いつくかもしれません。

ですが、鉄道業界が求めているのは、企業に貢献する人材です。利用者の目線ではなく、企業の利益のために自分ができることを伝えてみてください

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就活生

入社後は、学生時代培ったコミュニケーション能力を活かして地域の方々の声をよく聞いて街を成長・発展させていくことに貢献したいです。

⑤入社後にしたいこと

最後に、入社後にしたいことを具体的に示しましょう。これまで述べてきたことの総括になりますから、言いたいことがブレないように気をつけてください。

鉄道業界ではジョブローテーションが多い傾向があるため、それを見越したキャリアプランを立てるのも良いでしょう。何を目標としてどのようなプロジェクトにたずさわりたいか、その企業の方針に沿った形で長期的に考えられていると、入社意欲が強く計画性のある人材だと思ってもらえるかもしれませんよ

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就活生

また、将来は不動産開発部門だけでなく他部門での仕事も経験することで多角的な視野を持って仕事を進めていける人材を目指したいです。

酒井 栞里

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志望鉄道会社が日本一の分野を探そう

鉄道業界の志望動機を作成するときは、構成の「③なぜその企業なのか?」に力を入れましょう。理由付けを明確にすることで「他社でなく御社が良い」という熱意がアピールできるからです。

ここで差別化のコツとして、鉄道会社は数が多く事業の幅も広いので、何らかの分野で日本一になっていることがあります。それを盛り込んで他社との差別化を図りましょう。

日本一の切り口はさまざま。カテゴリ分けをしながら探してみよう

たとえば日本一の売上高を誇るのはJR東日本ですが、日本一利益率が高いのは第三セクターの関西高速鉄道です(2021年現在)。私鉄走行距離日本一は近畿日本鉄道です。こうした「日本一」を切り口として企業の魅力を考えていけば、企業ならではの志望動機を考えやすくなるでしょう。

応募しようと考えている鉄道会社はどこかの分野で秀でた特徴を持っている可能性があります。なければ「私鉄のなかで」「九州地方のなかで」とカテゴリを絞り込んで考えてみましょう。企業同士を見比べることで、その鉄道会社ならではのNo.1を見つけられると「その企業が良い」という理由に説得力が増しますよ。

内定に近づく鉄道業界の志望動機を職種別に解説

ここからは、鉄道業界の志望動機の例文を職種別に解説していきます。

ジョブローテーションが多い鉄道業界ですが、エントリーの際に希望する事業分野を選ぶ必要がある企業もあります。この場合、志望する事業に合った志望動機が提出できると魅力的ですね。

また、管理・整備の仕事のように専門性が高い職種では、理系の特定の専攻の学生のみがエントリーできる場合もあります。それぞれの職種に合わせた例文を参考にして、自分の志望動機をより良いものに仕上げてくださいね。

ほかの業界の志望動機も参考にしたい人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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OK例文①管理・整備

例文

私は、安全な鉄道運行を支える管理・整備の仕事をしたいと思っています。日本の鉄道は秒単位の正確さで運行され、海外からも高く評価されています。この日本の誇るべき鉄道事業に技術の面から貢献したいと考え、大学では機械工学を学びました。御社は、安全・正確な鉄道運行のための車両開発にも積極的に投資していると知り、魅力に感じました。

私も大学で学んだ知識や研究で養った継続力を活かし、まずは整備の現場で車両のことを知り、将来は車両の設計の場で活躍できるよう努力したいと思っています。

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企業の投資戦略と自分のやりたいことがマッチしているとよく分かります。今後のキャリアプランが具体的に示されていることで、入社意欲も伝わりやすくなっていますね。

OK例文②営業・販売促進

例文

私は、電車に乗ること自体の楽しみを作り出して顧客に伝えたいと考えたため、御社の営業企画職を志望いたします。他の鉄道と比べて御社の鉄道では、季節に合わせたラッピング電車やご当地アニメ作品とのコラボレーション電車など、鉄道旅を楽しくする工夫がたくさんされています。

私は、電車を目的地までただ移動するだけの空間にせず、楽しんでもらおうとする御社の姿勢に共感しました。入社後は、演劇サークルで脚本を書いていた経験を活かし、今までにない魅力的な企画を提案して電車の楽しみを広める仕事をしたいと思います。

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志望する企業の特色ある取り組みについてよく調べられていますね。また、自分には何ができるのか考えられていることも伝わってきます。

営業職志望の人はこちらの記事も参考にしましょう。

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OK例文③サービス開発

例文

私は、利用者に寄り添い地域を盛り上げる鉄道サービスを考えて御社に貢献したいと思っています。私の出身地は高齢者が多く、公共交通機関がないと生活が成り立たない場所です。御社の運行する鉄道の中にはこのような地域の路線が複数あり、赤字でも運行を続けていると知りました。多数の事例を抱える御社の、利益よりも利用者の利便性を優先する姿勢に感銘を受けました。

私自身がこの問題の当事者であるからこそ持てる熱意、大学で学んだマーケティングの知識の両方を活かして、ぜひ御社にて地域の活性化や鉄道運営の赤字解消につながる解決策を提案したいです。

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地方の赤字路線の存続という難しい問題にあえて取り組みたいというこの文章からは強い意志が感じられますね。仕事に対して粘り強く取り組むだろうと評価されそうな内容です。

OK例文④サービス提供

例文

私は、利用者の安心を大切にする車掌になりたいと考えて御社で働きたいと思っています。私は御社の運行する〇〇線の沿線に住んでいます。大雨で多くの路線のダイヤが乱れた日に〇〇線に乗車したところ、車掌の方が他の鉄道会社の路線の運行状況や、今後の天気の情報までアナウンスしてくださり、その親切さや臨機応変な対応に感動しました。

カフェでアルバイトしていた際に心がけていた、相手の気持ちに寄り添うことを大切にして、私も御社の車掌として適切なサービスを提供し、利用者の方々に安心を届けたいと思っています。

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鉄道に関わる実体験を元に志望動機を考えるのも良いでしょう。この例文では、自分の利用者としての体験を提供する側になりたいという気持ちが分かりやすく表現されていますね。

OK例文⑤不動産開発

例文

私は御社の不動産開発の部門で、地域に根ざした街づくりがしたいと思っています。御社は、主要な駅の周辺だけでなく沿線の地域一帯の価値を向上させるという、鉄道会社だからこそできる長期的な目線での街づくりをしています。そして、御社の「地域の魅力を引き出す開発」をおこなうという方針にはとても惹かれました。

入社後は、ボランティアサークルで培ったコミュニケーション能力を活かし、地域の方々の声をよく聞いて街を成長・発展させていくことに貢献したいと思っています。

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鉄道業界での不動産開発のあり方の特徴を理解して考えられた志望動機だとよく分かります。この例文のように、非鉄道事業の職種を志望する場合、なぜ鉄道業界でその仕事がしたいのか明確にしておく必要があるでしょう。

鉄道業界のこんな例文は要注意!

鉄道業界の志望動機を作成する際に注意するべきポイントもあります。4つのNG例文について解説していくので、自分の考えた志望動機と比べてみてください。入社したいという熱意、企業に貢献できることが確実に伝わるよう、ブラッシュアップしてくださいね。

NG例文①インフラ事業は安定している

例文

私が御社を志望した理由は、人々の生活に欠かせないインフラ事業をおこなう鉄道業界の安定性に魅力を感じたからです。公共交通機関の中でも鉄道は特に、通勤・通学など日々の移動で気軽に利用できる手段だと思います。

また、二酸化炭素の排出量が少なく環境保護の観点から見ても優れた鉄道は、今後も維持されるべき存在です。私も御社の一員として、鉄道を支えていきたいです。

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誰でも安定した企業に入りたいという気持ちはあるでしょう。ですが、志望動機としては消極的に聞こえてしまいます。また、この例文では鉄道業界についての一般論を話しているだけになっています。その企業でなければならない理由や、自分のやりたいことを積極的に伝えましょうね。

NG例文②鉄道が好き

例文

私は小さい頃から新幹線が大好きなので、新幹線の運行をしている御社を志望いたしました。御社では、もっとたくさんの人に魅力を知ってもらえるよう、自分の知識を活かして新幹線のPR企画をしたいと思っています。

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「鉄道が好きだから」とただ伝えるのはやめた方がいいとすでにお伝えしてきました。この例文の場合、新幹線にしか興味がなく他の事業での活躍は期待できないと思われる危険があります。「たくさんの人に魅力を知ってほしい」という気持ちはとても良いので、新幹線へのこだわりから少し離れて練り直してみると、より魅力的な志望動機になるでしょう。

NG例文③他の企業にも当てはまる

例文

広報の仕事に興味があり、御社を志望しました。私は学園祭の実行委員を務めた経験があります。学外からの来場者を増やすことを目標に掲げ、PR活動に力を入れました。その際、私が考えたキャッチコピーが採用され、友人たちからも好評でした。この経験と想像力を活かし、御社でも人を引きつける言葉で広報活動をしたいと思います。

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鉄道業界を志望する理由、その企業でなければならない理由のどちらも分からない内容になってしまっています。その鉄道会社の広報として何を伝えたいのか、具体的に考えてみると良いかもしれません。鉄道業界は人気の業界ですから、企業ごとの独自性を把握したうえで志望動機を考えて、良いアピールをしてくださいね。

NG例文④自分がどう貢献するか触れていない

例文

私は、スケールの大きな仕事がしたいという希望があり、海外での鉄道整備の事業をおこなっている御社を志望しました。御社は他の鉄道会社に先がけて鉄道技術の海外輸出を始めておられるため、世界各地に事業所があります。私もその広いネットワークの中で、海外で働きたいと思っています。

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この例文では、自分の経験や強みが仕事にどう活きるのか、企業にどう貢献できるのかについて述べられていませんね。また、海外事業にたずさわりたい理由が「スケールの大きな仕事がしたい」という自分本位なものになっているのもマイナスポイントになるかもしれません。企業の目線で考え直してみると良いでしょう。

鉄道業界の特徴を理解したうえで志望動機をブラッシュアップしよう

鉄道事業・非鉄道事業を幅広くおこない多角化経営を進める鉄道業界について、理解を深めていただけたでしょうか。鉄道業界を目指したいという人は、その気持ちを原動力にして鉄道会社それぞれの持ち味についてよく研究してみてください。

自分がその企業でどう活躍できるかを具体的に考えられると魅力的な志望動機につながるはずです。この記事でお伝えしたポイントをしっかりおさえて、鉄道業界の内定に向けて一歩前進しましょう。

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