内定がもらえない人の全特徴を網羅|30項目をチェックして現状打破

この記事のアドバイザー

遠藤 美桜

大学時代は中途の人材紹介会社でのキャリアアドバイザーをインターンで経験し「ファーストキャリアを後悔なく学生に歩んでほしい」という想いから、大学卒業後、ポート株式会社に新卒で入社。誰だってこれからのことに悩むと思います。一緒に頑張る方向を模索していきましょう。

熊野 公俊

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間在籍後、22歳で都内の大学へ入学。大学では心理学・教育学などを学ぶ。卒業後、大手総合人材サービス企業にて人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPOでの勤務を経て現職。将来の目標はキャリアコンサルタントとして幅広い人たちの前向きな一歩をサポートすること。皆さんのより良い一歩を応援できるご支援が出来ればと思います。

桑原 翔

大学卒業後、アミューズメント業界にて接客と店舗管理、人材教育を行いました。その後、不動産業界に入社し半年で2億円を売り上げる。人の教育や悩みの相談に乗ることでその人の人生のきっかけになりたいと思い人材業界に転身。1人で抱え込まずに気軽にまずはご相談をしてください。

持田 伊織

大学時代、「目の前のお客様にに励ましを送る」ことを指針としていたゴスペル部で日々活動をしていました。卒業後も目の前の人の潜在的な可能性を広げていきたいとの思いからポート株式会社に新卒として入社。就職活動は、ご自身にとって明るい将来を描くための第一歩です!一緒に考えて納得するファーストキャリアを見つけていきましょう!

伴 美寿々

大学卒業後、宝飾店にてジュエリーアドバイザーを経験。最年少で副店長になり、店舗のマネジメントと人材育成を経験。業界トップの塾の社長・役員秘書を経てポートへ入社。「わからない」を自分ひとりで抱えこまず、一緒に新しい世界へ飛び込む準備をしていきましょう。

コラムの目次

  1. 内定がもらえない人はかならず原因がある
  2. 【1】企業選び編
  3. 【2】応募書類・適性検査編
  4. 【3】自己PR編
  5. 【4】マナー・身だしなみ編
  6. 【5】面接編
  7. 【6】人間性・将来のビジョン編
  8. 5つの徹底で内定もらえないを解決
  9. エージェントが振り返る内定ゲット体験談
  10. 就活を振り返り新たなアプローチをとろう

内定がもらえない人はかならず原因がある

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
就活仲間が次々と内定をもらっているのに、自分はまったくもらえない……。そのような焦りを感じている人は多いのではないでしょうか。

内定をもらえないのには、原因があります。自分がまったく気づいていない点もありますし、「気づいているけれど努力して直すほどでは」と高をくくって就活をしている人もいるのではないでしょうか。内定がもらえない人のための30のチェックリストと、一歩を踏み出すためにいまするべき厳選した対策をお伝えします。

就活生

内定がもらえません。友達はほとんど内定をもらっています。

キャリア
アドバイザー

焦りは禁物ですよ。原因をどのように分析していますか?

就活生

原因がまったくわかりません。書類選考で落ちたり、最終選考でお祈りされたり、さまざまな場面で落ちました。

キャリア
アドバイザー

まずはこれまでの就活を振り返り、原因を考えてみましょう。自分の弱みを認めるのはつらいことだけど、成長する機会だと思って、自分と向き合いましょう。

【1】企業選び編

就活は基本的に、就活生が企業に応募して選考がスタートします。企業によって選考基準や内定人数も異なりますし、最初のスタートはとりわけ重要です。あなたに企業選びの基準はありますか。

①企業選びの軸がはっきりしていない

「みんな受けているから」「誰でも知っている企業だから受けよう」「いまちょうど応募しているから」。なんとなくな理由で企業にエントリーしていませんか。どこに魅力に感じ、入社後はどのような働き方をしたいのかを考えていない就活生を、面接官は自分の企業に入ってほしいとは思いませんよね。

企業選びの軸とは、自分が企業を応募する際に譲れない基準です。企業選びの軸は面接でも聞かれることが多いですが、軸が「挑戦できる環境」といっているのに、受けた企業が「堅実な社風」では、採用担当者は仮に、能力が高くても、就活生の価値観とマッチしていないため、早期離職の可能性も高いと判断されます。

選び方の基準例
  • 挑戦的な社風
  • 風通しの良さ
  • グローバルな事業展開
  • 事業や市場の成長性の高さ
  • 風通しの良さ
  • ワークライフバランス
  • 給与水準・福利厚生の満足度

②企業研究ができていない

企業選びの軸ができていても、企業のことを十分に知らなければ、自分の決めた軸に合った企業を選べません。また、選考が進めば進むほど、企業研究はより深くしなければなりません。とくに最終選考では、志望度の高さが大きな選考ポイントになります。エントリー~最終選考と段階に応じた企業研究がしっかりできているかは非常に重要です。

仮に企業選びの軸をしっかり答えても、、企業の社風や事業に対して間違った理解をしていれば、「あまりうちのこと理解していないのに受けている」と思われます。企業選びの軸と同様、離職率が高い可能性があると判断されます。

③自分に合っていない企業を選んでいる

「自分の大学や専攻にとって人気の業種や企業だから」といって漠然と受けていませんか。エントリー前に企業研究ができていない人にありがちなのは、自分に合っていない企業を選ぶことです。

自分に合っていない企業の選考では、就活生も「今のところそこまで志望度が高くないなぁ」、企業側も「この人はうちに興味あるのかぁ」と思いながら、面接が進みます。これほど無駄な時間はありません。

④応募企業数が少ない

あまりに多くの企業を受けるのも対策の時間やスケジュール面でも考えものですが、企業選びの軸や企業研究がしっかりできていても、応募企業が少なければ、チャンスはその分少なくなります。

マイナビの就活学生によるモニター調査によると、就活生がエントリーした企業数は平均23.4社でした。内々定は平均2.3社ということを踏まえれば、10社受けて1社の内々定がもらえることになります。単純計算ですが、10社以上受けていない人は危険水域といってもいいでしょう。

⑤大手ばかり狙っている

「大手企業」という枕詞につられて大手ばかりを狙っていませんか。まず大手は、応募人数が多く、競争率が激しいという難易度の高さがあります。リクルートワークス研究所の調査では、全体の求人倍率が1.83倍に対して従業員5000人以上の企業は0.42倍とかなりせまき門です。

また、「なぜ、この会社なのか?」「この会社でなければ自分のことを実現できないのか」を深堀りすれば、大企業に限らず選択肢はあるはずです。大手は知名度が高く、規模が大きくて安定しているという傾向があります。そうした点のみに魅力を感じて大手だけを受けるという姿勢では、大手でも中小企業でもなかなか内定は獲得できません。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

脱消費者目線! 実際の仕事内容を理解しよう

企業研究でありがちなのは、「サービスの理解しかしていない」点です。実際に働くのは、サービスをどう展開していくかの「仕事内容」になります。営業としてどういうクライアントにどう提案していく企業なのかや、営業以外にどういう仕事内容があるのか等の「実際に働く内容」を理解していないケースが多々見受けられます。

企業のホームページで読み取れない部分は、説明会の質問時間にしっかりと聞いて具体的な仕事内容を理解する必要があるでしょう。仕事内容を理解したうえで、自己分析と照らし合わせ「自分に合っている職種なのか・企業なのか」を見極めていきましょう。おのずと、「大手という肩書だけで選ぶ就活」から卒業できると思います。

【2】応募書類・適性検査編

応募書類・適性検査編「内定をもらえない人にありがちな特徴」

企業側と最初の接点といえるのが、エントリーシート(ES)や履歴書です。書類選考を通ったら終わりというわけでなく、最終選考まで利用されます。内容のみならず、書き方や字の丁寧さで性格もわかってしまいます。

応募書類は「あなたの企業で働きたいです。わたしはこのような人です」というメッセージです。「書類選考さえ受かってしまえばいいや」と大学の課題を出すつもりで、提出していませんでしたか。

⑥誤字脱字がある

もっとも初歩的なマイナスポイントは誤字脱字です。「1字くらい見逃してくれるだろう」と思っていませんか。応募書類というとても重要な書類で誤字脱字があるということは、入社後の正式書類でも誤字脱字をする人だと思われかねません。選考途中で誤字脱字に気づいても修正することはできませんので、提出前に何度もチェックすることが必要です。

とくに文章を仕事にするマスコミ業界では、誤字脱字は問答無用の不採用ということも大げさではありません。

誤字脱字のチェックポイント
  • パソコンなどで下書きをしてから清書する
  • 指でなぞりながら一文字ずつチェックする
  • 「てにをは」の使われ方が正しいかチェックする
  • 同じ漢字の表記が統一されているか確認する

⑦字が雑に書かれている

字が汚い・きれいは仕方のないことですが、丁寧に書くことは誰にでもできます。多少字のバランスが崩れていても、丁寧にトメハネがされていれば、「丁寧な仕事をする人だ」「誠実な人」と高評価となるでしょう。一方、字が雑な人は「雑な性格の人」「そんなに志望度が高くないだろうな」という印象を持たれます。

⑧応募企業がすべて同じ内容

「同じ業界なら自己PRも志望動機も一緒でいいだろう」と軽く考えてはいけません。その業界のトップシェアの大手企業と、イノベーションを起こそうとしているベンチャー企業では求める人材も大きく異なるはずです。たとえ書類選考に通ったとしても、一次、二次と選考が進むにつれてボロが出てきます。

⑨適性検査の対策をしていない

足きりくらいに考えて、適性検査をおこたる就活生は意外にも多くいます。適性検査は学力がそれほど高くなくても、対策次第でかなりの高得点が狙えます。あまり良くないテスト結果を複数の企業で使いまわしをして、せっかくのチャンスを失っていませんか。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織

ESに満足してしまい見直しを怠る人も

「誤字脱字」や「字が雑」という点は特に見逃してしまいがちです。
しかし、もし入社後にお客様にお渡しする大事な書類が雑であれば、企業間の信頼問題に関わってきます。よくあるケースは、ESを書けたことに満足してしまい、見直しを忘れてしまうことです。書けたと思っていても、誤字がある場合も多いので、再度チェックを慎重に行いましょう。

【3】自己PR編

自己PRは簡単にいえば、自分のことをうまく魅力的に伝えることです。自己PRがうまくできない人は大きくわけて2タイプあります。強みやPRポイントが自分自身で理解できていない人と、相手の立場に立ってうまく伝えれられていない人です。

⑩結果だけをPRする

「努力家です」「物事を最後までやり抜く胆力です」。たとえその通りだとしても、その一言だけ伝えられても採用担当者はぴんときませんよね。そうした結果を支えるエピソードや経験がなければ、初対面である面接官は納得してくれません。

⑪結論から説明しない

「私は居酒屋でアルバイトしていたのですが~」とはじめてしまう自己PR。採用担当者がまず思うのは、「何が強みなのか?」ということです。相手の立場に立ち、少ない時間で要点を説明する社会人にとって必要なプレゼン力に乏しいと判断されているかもしれません。どんなにいい話でも、面接官の頭で整理されずに頭になかなか入ってきづらいでしょう。

効果的な自己PRの伝え方

①結論
②問題や課題が生じた出来事
③解決するためにとった行動
④行動したことで得た結果
⑤企業での活かし方

以下では自己PRの魅力的な伝え方を紹介していますので、参考にしてください。

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⑫自分の強みがわかっていない

自己分析ができておらず、自己PRにうまくつなげられていないケースもあります。ありがちなのは、自分の強みがよくわかっていない人です。強みとして紹介するエピソードに説得力がなかったり、企業の求める人物像に合わせるあまり受ける印象とは異なっているケースがあります。

⑬内容に独自性がない

「大学時代は特別なことをしていないなぁ」という人が必ずしも独自性のない内容になるとは限りません。飲食店のアルバイトリーダーのエピソードにしても、「うまくシフトまわした」「新しい人にしっかり教えた」と簡単な説明にとどまっていませんでしたか。

「シフトをまわすためにどのような工夫をしたのか」「教え方もどの点に気を付けたのか」と深堀りができていなければ、魅力的なエピソードも独自性がなくなりますし、素朴なエピソードもその人の魅力を伝える手段となりうるのです。

【4】マナー・身だしなみ編

マナー・身だしなみ編「内定をもらえない人にありがちな特徴」

「自分はしっかりできているに決まっている」と思い込みがちなのは、マナーや身だしなみです。「一日3社も面接をはしごして、最後の企業のころには髪の毛が乱れている」「自分の思い込みで面接官には変だと思われている言葉遣いがある」ということは多々あります。今一度チェックしましょう。

⑭言葉遣いができていない

「〇〇と私がおっしゃりたいのですが」。そんな明らかに間違った敬語を自信たっぷりに話す就活生を集団面接で見かけたことはありませんか。面接官も参加者も間違いに気づいているけれど、その就活生だけが気づいていないパターンです。

他人事だと思っているあなたは、自分はかならず正しい敬語を使っていると言い切れますか。自分は正しいと思い込んでいる使い方はありませんか。間違いやすい敬語にかんしては今一度チェックすることをおすすめします。

以下のような間違った言葉遣いをしていませんか。

間違った言葉遣い5つ

以下の記事ではさらに詳しく間違いやすい言葉遣いを紹介しています。

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⑮マナーができていない

すでにアルバイトやインターンなど社会人の経験を積んでいる多くの就活生にとって、「マナーくらいしっかりできている」と思っている就活生は多いかもしれません。一方で、アルバイトやインターンの際に指摘されなかったり、ビジネス独特のマナーもあります。

就活生がおちいりやすいNGなマナー

・スポーツで使うようなリュックを使っている
→ビジネスバッグに替える
・コートを着たまま面接会場に訪れる
→建物に入る前に脱ぐ
・勝手に上座に座る
→下座を選ぶ

⑯身だしなみが整っていない

クリーニングされたスーツに、きれいに整った髪、ぴかぴかに磨いた靴……言うは易しですが、長い就活で緊張感がなくなってしまい、こうした点がなおざりになっていませんか。就活生にとって何度も経験した面接かもしれませんが、面接官にとっては初めて会う人、つまり第一印象として身だしなみを見ます。家を出る前にしっかりチェックし、面接前に鏡の前で再度チェックすることをおすすめします。

また、意外な盲点が、においです。制汗剤などを持ち歩くようにしましょう。香水などのつけすぎにもきをつけてください。

見落としやすい身だしなみ
  • においエチケット
  • 爪の手入れ
  • 靴下やストッキング、シャツの色やデザイン

キャリアアドバイザーコメント

遠藤 美桜

何気ない癖や素振りを客観的にチェックしてみよう

過去に面接で落ちてしまった方で印象的だったのは、「面接官の前で足を組んでしまう」「面接中に水を飲んでしまう」「髪型が整っていない」「ネクタイが歪んでいる」などといった就活生です。

指摘を受けた学生さんもいるため、今一度自分自身が何気なくやってしまっている行動は他人にどう見られているのかを意識したほうがいいかもしれません。また、身だしなみについては鏡の前で確認できることなので、そこをマイナスにされてしまうのはとてももったいないとおもいますので、注意されるといいと思います。

【5】面接編

リクルート・就職みらい研究所の就職白書によると、企業が重視するのは「人柄」が89.4%となり、最も高い結果となりました。人柄が最もわかるのが面接で、就活のなかでも面接はとりわけ重要といえます。一方で、1つの企業が就活生にかける面接時間は1時間程度と非常に短いのも特徴です。短い時間で自分のことをしっかりアピールできているでしょうか。

⑰過度に緊張してしまう

面接官は初対面で、加えて社会人経験を積んだ年上のビジネスパーソン、さらには緊張感の漂う面接会場。「自分の人生がかかっている」と思えば、緊張するのは無理はありません。しかし、極度の緊張で頭が真っ白になって回答できなければ、本来の実力を発揮できません。面接で過度に緊張してしまう人は、大きく損をしている可能性があります。

⑱的外れな答えを連発している

面接官の立場に立って質問の意図を理解し、論理的な回答をしっかりできているでしょうか。たとえば、「うちはきついけど、大丈夫?」という質問がされるとしましょう。「御社はきついと聞いていますが、ワークライフバランスや福利厚生はしっかりしていると聞いています」では、まったく答えになっていません。

この質問の意図は、「どの部分がきついと思っていて、そのきつい部分を自分の経験を踏まえてどう乗り越えられるか説明してほしい」という意図があります。そうした意図がわかれば、自分の強みや経験に合わせていかに乗り越えられるかを答えられます。面接官の意図をしっかり汲み取れていなければ、的外れな回答になってしまってる可能性が高いです。

⑲質問対策をしていない

何十社と受ける面接ですが、企業側の質問は大半が似通っています。こうした対策をせずに、その場で考えて回答したのでは、答えるのに時間がかかったり的を得ない回答になってしまいます。

必ず準備しておきたい質問の答え
  • 自己紹介をしてください
  • 志望動機を教えてください
  • 自己PRをしてください
  • 学生時代に頑張ったことは?
  • 長所と短所を教えてください
  • 将来のビジョンはありますか?
  • 入社後はどのような仕事をしたいですか?
  • 弊社は第一志望ですか?
  • これまでもっとも苦労したことは何ですか?
  • 苦手なタイプはどのような人ですか?
  • あなたにとって働くとは何ですか?

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

わずかな時間で自分をわかってもらうために対策をしよう

対策をせずに面接を受けることは非常にリスクの高いことですし、せっかく時間を作ってくださった面接官にも失礼な行為です。たとえ、自分自身の話しかしないとしても、事前にどんなことを伝えるべきなのかを整理しておくことは必要です。面接はお見合いと同じです。「初めましての相手」に30分〜1時間のわずかな時間で自分自身のことを伝え、相手のことを知らなければいけません。

そのわずかな時間の中でどれだけ自分のことを分かってもらえるか?自分の良さを伝えることが出来るのか?これが合否を分けるポイントになります。そう考えると、対策は必要ですよね。1時間面接をしても「この人のことはよくわからないな」と思われてしまうとお見送りになってしまうケースは多いですね。

「もっとこの人のことを知りたい」「もう一度話してみたいな」このような印象を持ってもらうためにも、しっかりと対策をして、どうすれば相手に自分の考えを伝えられるのかをしっかりと考えて臨みましょう。

以下の記事では面接でよくある質問と答え方の例文も説明しています。

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⑳表情や声が暗い

笑顔がなく、ぼそぼそと話す人と面接官は一緒に働きたいと思うでしょうか。面接では緊張してしまう場面や、難しい質問をされた時、無意識にそうした雰囲気になっている可能性があります。

そうした人は、やる気がないようにも見え、志望度が高くないと思われる可能性があります。また、営業や接客など外部とのコミュニケーションが重要な職種では、会社の顔になりますので、会社全体の印象やブランドにとってマイナスになると判断されます。

㉑話し方が下手

「えー」「あの~」「えーと」などは緊張している時や考えている際に言ってしまいがちですが、多用されるとかなり気になってしまします。また、異常に早口だったり、遅い語り口だったり、もしくは声が小さかったり、こうした人はコミュニケーション能力に難ありととらえられかねません。

敬語を意識しすぎるのも注意したいところです。間違った言葉遣いがいけないと考えすぎるあまり、不自然な話し方になってしまう例です。

㉒偉そう

自分の能力の高さばかりを主張していたのでは、評価につながりません。どんなに学歴や能力が高くても、「私の能力をあなたの会社はどうやって活かせるの」という態度で面接にのぞまれては、一緒に働きたいとは思いませんよね。こうした人は、「自分の能力を企業にどのように活かせるか」という企業目線に立っていません。

また、そのつもりがなくても、偉そうに見えてしまうこともあります。いすに深く腰掛けたり、ふんぞり返るような姿勢もNGです。「だから」「ていうか」「でも」という次に否定が続く言葉は要注意です。なれなれしい印象や面接官の言葉を否定する印象があります。

偉そうに聞こえる避けたい言葉遣い
  • なるほど
  • 私(僕)的には
  • だから・ていうか・でも

㉓話が長すぎるか短かすぎる

どれだけ内容のある話でも、5分間も一方的に話すのでは、面接官も退屈してしまいます。一方、質問に1フレーズだけで回答するのも、その人となりがまったく見えてきません。「言いたいことがしっかり伝わっているのか」「話が長過ぎてボロが出てしまう」という気持ちは分かりますが、回答の目安は1分前後といわれています。異常に長かったり短かったりしていませんか。

これらは、単に回答時間を調節できているかの問題だけではありません。面接は就活生と面接官のコミュニケーションの場です。面接官の表情や質問意図などを汲み取って、適切なやり取りができるかというコミュニケーション能力も見られているのです。

質問ごとの回答時間の目安
  • 自己紹介           30秒
  • 志望動機・自己PR       1分30秒
  • キャリアプラン・頑張ったこと 1分

㉔心がこもっていない

想定質問を完璧にしたのはいいけれど、丸々暗記した文章を棒読みで読まれても、面接官の心には響きません。内容が不完全だったとしても、抑揚をつけたり、表情豊かに身振り手振りを交えて一生懸命に話す人の方が評価は当然高くなります。

【6】人間性・将来のビジョン編

就活は企業との縁といいますが、最後の決め手は、「一緒に働きたいか」につきます。面接官にいかに働きたいと思ってもらえるかは、もともとの相性や人柄もありますが、対策や伝え方次第で大きく変わってきます。

㉕将来のビジョンがない

将来のビジョンを聞かれた場合、面接官はその人の仕事への価値観、志望度の高さを知りたいと思っています。将来のビジョンを直接聞かれなくても、「将来のビジョンに基づいて、こうしたスキルを磨きたい、もしくは持っている」とPRした方が、説得力がありますよね。内定をもらうことが目的となってしまい、将来のビジョンまで思いが至っていない人も多いのではないでしょうか。

㉖企業側が働く姿を想像できない

「スキルは申し分ないけれど、今一つうちで働くイメージがないなぁ」。面接官はそのような場面に多々出くわしています。面接官はすべてを数値化しているわけでなく、感覚的なものも大切にします。

とはいえ、こうした感想を抱かれるには、原因があります。社風にマッチしていなかったり、志望度の高さが伝わっていなかったりする場合です。そうした場合、就活生も企業で働く姿を想像できていません。こうした人は、企業の求める人材像を理解し、「どのようなキャリアを積みたいか」「どのように働きたいか」と自分なりに真剣に考える必要があります。

㉗反省や振り返りがない

一つ一つの選考に対して、反省や振り返りをせずに、次の企業を受けるということを繰り返してませんか。気持ちを切り替えることはとても大切ですが、自分なりに落ちた理由を考え、改善しなければ、どの企業も同じ理由で落ちている可能性もあります。そうした場合、何十~百社受けたとしても結果は変わりません。

キャリアアドバイザーコメント

未来と過去それぞれに関する質問をバランスよくしよう

選考後の振り返りでは、質問されたことが未来の質問だったのか、過去の質問だったのか区分けをしてみましょう。どちらも均等に答えることができましたか?どちらかに傾くようであれば、その部分の整理にとりかりましょう。

過去の振り返りが弱いのか、キャリアビジョンが弱いのかが見えてきますよ!そして、面接では自分の見解が重要です。知識を並べた返答だったのか、ご自身の考えが含まれているのか。こちらも振り返りましょう。

㉘学生気分が抜けない

電話をかけ直さなかったり、連絡なしで遅刻したり、大学の講義やアルバイトでそのような行動をしても、軽く注意されるだけかもしれません。しかし、採用担当者にとってみれば、ビジネスの常識としてかけ離れた行動ですので、かなり気になってしまいます。

これまでの先生と教え子といった甘えが許される関係が多い学生ですが、就活生と企業は対等の立場です。甘えが見られる行動があると、企業側は「社会で働くことを理解しているのか」と不安に感じてしまいます。

㉙人間性を測ると思っていない

これまでの学力テストや試験では、点数さえとれば合格を与えられていたかもしれません。就活でもスキルや資格、経歴・経験だけをアピールしていませんか。一緒に働き、できれば長く働いてもらい就活生に対して、こうした点のみで評価はしないはずです。

たとえば、TOEIC満点という事実は高く評価されるはずですが、これだけでは不十分です。「どうして英語を勉強したのか」「どうやって勉強したのか」「英語力をどのように活かしていきたいのか」といった価値観やビジョンの部分を伝えられているでしょうか。

㉚熱意や意欲が感じられない

本当に入社したいと思っていれば、「誤字脱字の多い書類を出しますか?」「企業の採用ホームページを見ただけで満足しますか?」。「どうしても御社のことを知りたくて100人のOB・OGに話を聞きました」という人がいれば、多少能力がおとっていたとしても、その人を選ぶでしょう。

企業にとって、熱意や意欲はもっとも重要といえます。「この企業に入りたい」「この企業で成し遂げたいことがある」、こうした思いを伝えられなければ、他の人に相対的に負けてしまうのは仕方ありません。

5つの徹底で内定もらえないを解決

5つの徹底で内定もらえないを解決

これまで紹介した内定をもらえない原因は基本的な部分かもしれませんが、一つ一つ要素をクリアすれば内定に大きく近づきます。「対策はこの程度で大丈夫、みんなもこれくらいだろう」と決めこまず、もう一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。

①自己分析を徹底する

企業選びや自己PRなどに磨きをかける就活の基礎的な作業ともいえる自己分析を今一度、徹底してみてはどうでしょうか。何度も選考を経験した人にとって「今さらやったところで……」と思われるかもしませんが、どんなに遅くても遅すぎるということはありません。

選考を何度も経験した今だからこそ、よりレベルアップを目指した自己分析ができます。

自己分析の質を上げる方法は以下の記事で紹介しています。

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自己分析の質を上げる方法4つ|オススメの本・サイトもご紹介

https://careerpark-agent.jp/column/633

自己分析の質を上げる方法4つ|オススメの本・サイトもご紹介

②企業研究を徹底する

企業研究に対して「これくらいで十分だ」といって終わっていませんでしたか。説明会やOBOG訪問、インターンなど企業と直接接点が持てる場面もそうですが、インターネット上に公開されている情報だけでも、かなりの情報量があります。その際に企業の求めている人材像や、自分が働くイメージを真剣に想像することが重要です。

一歩踏み込んだ企業研究
  • 企業に関する書籍(創業者の評伝、コーポレートストーリー等)を読む
  • IRや中期経営計画など一般や株主に公開された資料を読み込む
  • 企業の経営トップらのSNSやインタビューをチェックする

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

OB・OG訪問が最大の業界・企業研究になる

業界・企業の研究は自分だけで考えていても深まらないものです。ぜひOB訪問など社会人の意見を参考にしましょう。信頼できるゼミ・サークル、アルバイトの先輩や、最近ではアプリなどでもOB訪問は可能です。

その業界に身を置いて働いている社会人だからこそ、仕事の難しさやビジネスモデル、会社の強みなどに関しても精通しています。事前に会う際はその業界や会社に関して、基本的な情報は下調べすることも忘れずに。OB訪問時、より具体的な質問が出来ると話しが深まると思います。社会人の立場としても忙しい間をぬって善意で相談にのっているからこそ、OBへの配慮も大切です。

③面接練習を徹底する

場数を踏んで、反省と改善を繰り返せば面接はかならずうまくなります。個別の回答の準備や答え方の練習をしていても、たとえば30分といったまとまった時間を決めて、本番に近い形で通し練習することを怠っていませんでしたか。本番の場数を踏むことに越したことはありませんが、本番に近い形で何度も練習をすることは可能です。

キャリアアドバイザーコメント

桑原 翔

弱点を認識して面接練習を徹底しよう

面接練習をしたことで内定を獲得した就活生が過去にいました。その学生は人の目を見て話すことが苦手だったので、志望動機などの対策をする前にそういった所作の部分をお話しました。

相手の目を見て話せなかった原因のひとつに自分に自信がないことがあったため、学生自身が自分のやってきたことを肯定し認めてあげること、そして「これをやってきた」という自信をもって話すことを練習しました。その結果、以前の何倍も自信をつけた様子で目を見てはっきり話すことができるようになりました。面接当日には目つきも顔つきも自信に満ち溢れた表情になっており、見事内定を獲得することができました。

以下の記事では面接克服のメゾットや練習方法を紹介しています。

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④第三者目線で徹底チェックしてもらう

話し方の癖やマナー、身だしなみなど自分に気づいていない癖は必ずあります。こうした点は第三者にチェックしてもらわないと直すことができません。自己PRなどで説得力がないなど改善点などもわかります。書類であれば、誤字脱字などの間違いも見つかります。

面接は第三者にチェックしてもらうのは、気恥ずかしいものですし、お願いしにくいかもしれまえん。しかし、一度見てもらうだけで自分の就活が大きく前進すると思って、お願いしてみましょう。

チェックしてもらう人の候補
  • 就活生仲間
  • 就活を終えた先輩
  • OB・OG
  • 指導教員
  • 大学のキャリアセンター、就職支援課

⑤就職エージェントに徹底指導を受ける

第三者目線でも企業の目線、就活のプロとしての目線が加わるのが、就職エージェントです。ESや面接に関しては何百何千と添削・助言しているプロですから、内定のためのアドバイスをしてくれます。

就職エージェントは相談から内定まで無料でサポートします。利用していない人はぜひとも活用を検討しましょう。

エージェントが振り返る内定ゲット体験談

なかなか内定を得られなくても、自分の欠点を見つめることで、第一志望に内定をもらった人も多くいます。経験豊富なエージェントに「内定もらえない」から内定ゲットした「先輩就活生」の体験談を語ってもらいます。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織

本質的価値と向き合い「出版からサービス業界」へ方針転換!

以前支援をさせていただいた学生さんの一人に、選考を受けても中々内定がもらえないと悩んでいた学生さんがいました。出版業界を目指していたのですが、出版業界を目指している理由をもう一度一緒に考えてみました。

もともと彼女は自分がつまずいた時に本に助けられていた過去の経験があり、出版業界を志望していました。再度何のために働くか考えたときに、自分にとっての働く目標は「本を出版すること」ではなく、「同じように困っている人達を助けるきっかけ作りをすること」だと気付いたのです。

そこからは、直接困っている人のサポートが出来るサービス業界を中心に就活を進め、見事大手企業から内定を受け取りました!
自分自身と向き合い、将来どんな価値を残していきたいかを明確にして、内定を勝ち取りましょう!

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

人に興味がない…自己分析の徹底で人材業界に合格!

「人に興味がなくて人と関わっていくことに不安がある」という悩みを持ち、就活がうまくいっていない学生さんがいました。

一緒に時系列で自己分析をしていくうちに「実は、人と関わることでプラスにも行動できていた」ことに気づき、「同じ悩みをもっている人の課題解決がしたい」「人を中心に課題解決ができるお仕事をしたい」という考えに変わったことがありました!見事人材業界に内定をもらい、いまイキイキと活躍している学生さんです!!

内定がなくてネガティブになってしまっている方は、一度自分をプラスに評価してあげましょう!みなさんいいところや気づけていない価値観がたくさんあります!!自分の考え方としっかり合う企業に出会えるよう企業研究をして、新しい社会人生活をより良いものにしていきましょう!

キャリアアドバイザーコメント

遠藤 美桜

緊張体質を努力で克服! 決め手は企業への熱意

面接中に過度に緊張してしまい、面接がうまくいかないと悩んでいる人がいました。その対策として、まずは知らない人と話すことに慣れることから開始しました。

面接と関係のない趣味の話などからはじめ、そこから徐々に面接で聞かれる内容を模擬面接に盛り込んで話をするようにしました。そうやって段階を踏んでいくことで、本番でも緊張することが少なくなり、最終的には志望する企業から内定を獲得することができました。もちろん、自分自身どうなりたいのか、なにがやりたいのかなどを考えることもとても大事なことだとは思いますが、最後にその学生さんが内定を掴んだ理由は「絶対にこの会社に入りたい!」と強く決意し、努力をしたことだと思います。

受験勉強とは違い、こうすれば受かるという正解がないのが就活ですが、やはり一番大事なのは「自分がこの会社で頑張りたい」を企業にうまくアピールするために努力することだと思います。まずは目の前のことからコツコツ頑張りましょう。

就活を振り返り新たなアプローチをとろう

運の要素もあるとはいえ、内定がもらえていない人は、何らかの原因があります。ただ、そうした原因はしっかり検証し、向き合うことでかならず改善できます。これまでの就活を見直し、新たなアプローチをとってみましょう。

この記事の監修者

北原 瑞起 (きたはら みずき)

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。詳細

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