「継続力」の自己PRは3段階で伝えよう! 13例文と注意点も紹介

この記事のアドバイザー

例文付きでわかる!継続力の自己PRに必須な4要素

目次

  1. 自己PRで「継続力」を効果的にアピールするには伝え方が大切
  2. そもそも「継続力」とはどのような強み? 前提知識を押さえよう
  3. 簡単3ステップ! 「継続力」が伝わる自己PRの作り方
  4. ①結論としてどのような継続力なのかを明確に伝える
  5. ②継続力を発揮した経験とその経験から得た学びを伝える
  6. ③入社後に継続力をどのように活かすのか伝える
  7. 「継続力」の自己PR例文10選!
  8. OK例文①学業
  9. OK例文②ゼミ
  10. OK例文③インターンシップ
  11. OK例文④ボランティア
  12. OK例文⑤アルバイト
  13. OK例文⑥サークル
  14. OK例文⑦部活動
  15. OK例文⑧資格取得
  16. OK例文⑨受験
  17. OK例文⑩趣味に関すること
  18. 自己PRで「継続力」をより魅力的に伝える4つのポイント
  19. ①志望企業が求める「継続力」を理解する
  20. ②どのような継続力なのか具体的な言葉に言い換える
  21. ③継続できた理由を言語化する
  22. ④期間・回数など数字を用いて伝える
  23. NG例文付き! 面接官に評価されにくい「継続力」の特徴
  24. NG例文①継続力の種類や入社後の活かし方が抽象的
  25. NG例文②当たり前のことをアピールしている
  26. NG例文③題材を絞れていない・複数挙げている
  27. 自己PRで継続力をアピールしたい学生からよくある質問に回答!
  28. 自己PRで継続力を伝える際に差別化するコツはありますか?
  29. 継続力をアピールする際の注意点はありますか?
  30. 自己PRで「継続力」をアピールするには経験と仕事での再現性を具体的に伝えよう

自己PRで「継続力」を効果的にアピールするには伝え方が大切

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「自己PRで継続力をアピールすると面接官に評価されますか?」
「継続力を効果的にアピールするにはどうすれば良いですか?」

という質問を多く受けます。実は継続力をアピールする就活生は多いため、ただ単に継続力をアピールするだけでは差別化は難しいでしょう。

継続力を効果的にアピールして周囲より好印象を残すには、構成に気を付けたり、4つのポイントを守ることが重要です。そこでこの記事では、そういった継続力を効果的に伝える方法を紹介します。

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そもそも「継続力」とはどのような強み? 前提知識を押さえよう

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キャリアアドバイザー

そもそも継続力はどんな強みだと理解していますか?

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就活生

うーん……。「何かを続けられる力」くらいのイメージですがどうでしょうか?

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キャリアアドバイザー

間違ってはいませんが、さらに深く言葉の意味を理解しておけると、自己PRを考える際にスムーズに進められるようになりますよ!

「継続力」とは何かものごとを続けられる力であり、一つのことに取り組み続けられる、諦めずに意志を強く持って継続できる力とも言えます。近しい言葉には忍耐力や粘り強さといった力も挙げられます。

諦めずにやり通せる力は社会人においては必須とも言える能力になるため、自己PRとしては非常に適したアピールポイントになりますよ

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キャリアアドバイザー

自己PRにうってつけの能力だからこそ、多くの学生がこの力をアピールしています。選考で伝えるなら差別化が必要ですよ。その方法はこれから解説します。

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簡単3ステップ! 「継続力」が伝わる自己PRの作り方

継続力を上手にアピールするポイント3つ

継続力をアピールする場合、ただ「私の強みは継続力です」と伝えても説得力がないため、魅力は伝わりません。

また継続力をアピールする就活生は多くいるため、差別化の工夫ができていないために印象にも残りづらいですよ。

自分の印象を残して効果的にアピールするには、伝え方が重要になります。これから解説する3ステップの伝え方をチェックしていきましょう。

①結論としてどのような継続力なのかを明確に伝える

継続力をアピールするなら、まずはどのような種類の継続力なのかを明確にしましょう。というのも「継続力」のイメージは人や面接官によって異なり、正しく魅力を伝えるには認識をすり合わせる必要があるからです

そのため、アピールの冒頭で明確な内容を提示して「自分にはこんな強みがあります」と具体的に示してくださいね。どのような継続力なのかすぐには思い付かない場合は、下記の例を参考にしましょう。

具体例
  • 目標を設定し達成するために継続する力
  • 物事を最後までやり遂げられる継続力
  • 難しいことでも諦めずに続ける継続力
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また、結論から述べることはビジネスマナーとしても大切です。ダラダラと話してしまうと相手の時間を奪ってしまうため、相手を思いやる意味でも結論から話すことを意識しましょう。

なお、効果的な自己PRの書き出しについては下記の記事でも詳しく解説しています。

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②継続力を発揮した経験とその経験から得た学びを伝える

継続力をアピールする際は、「どのような場面で継続力を発揮したのか」を具体的に話すことが大切です。回答に説得力を持たせたり、物事への取り組み方や人柄を伝えたりできます。

また、場面だけでなく「なぜ継続したのか」も伝えると、さらに信ぴょう性を高められるでしょう。たとえば「テニスの素振りを継続した」という内容一つとっても、「試合で勝つため」「レシーブの成功率を上げるため」などさまざまな理由が考えられます。

このように理由まで伝えることで、継続力という強みが本当に身に付いていると証明できるはずです。

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キャリアアドバイザー

さらに、最後にその経験から得た学びを伝えれば、主体的に学ぶ姿勢も伝わりやすくなります。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!継続できた理由が「好きだから」だけでは不十分

塩田 健斗

キャリアアドバイザー

塩田 健斗

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納得感のある理由を具体的に説明しよう

継続力をアピールする場合に期待されることは「なぜ継続できたのか?」というエピソードです。たとえば、12年以上野球を続けている学生がいたとします。

長年一つの物事を継続できていることは素晴らしいですが、なぜ継続できているのか?という問いに対して「好きだから」だけでは、面接官としては納得できません。

「好き」を深掘りして自分ならではの理由を明確にするのが大切

面接は初めて会う人に自分を知ってもらう場なので、初対面の人にあなたのことを理解してもらうためには、詳しく伝えることが大切です。野球が好きなのであれば、野球のどんなところが一番好きなのかを考えてみましょう。

たとえば、「チームで結果を出すスポーツだから」「自分の強みが存分に発揮できるから」「地道な練習を重ねることが得意だから」など、人によって同じスポーツでも好きな理由、継続できている理由は異なりますよ。継続できた自分ならではの理由を具体的に説明できるようにしましょう。

過去の経験をうまく思い起こせない人はこちらの記事も参考にすると良いでしょう。

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③入社後に継続力をどのように活かすのか伝える

自己PRをするときに「継続力をどのように企業で活かすか」という再現性を伝えれば、企業に採用するメリットをアピールできます。

仕事での活かし方を伝えるには、企業の業務内容や経営方針などを把握しておくことが重要です。

つまり、企業研究を十分におこなったうえで自分の強みが活かせることをアピールすると、発言に説得力が出るでしょう。なお、企業研究をおこなうときは以下のポイントに気を付けると、継続力の活かし方を思い付きやすいはずですよ。

リサーチするときのポイント
  • 志望業界や志望職種の業務内容のなかで継続力を活かせる部分がないか確認する
  • 経営方針に継続力と近しい言葉がないか確認する
  • 企業理念を実現するために継続力があるからこそできることがないか考える
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キャリアアドバイザー

「企業で活躍するほどの知識やスキルがない」と思う人もいるかもしれませんが、面接官は就活生の今後の可能性を重視しているので「継続力をどう活かせそうだと考えているか」理想を伝えるだけで問題ありません。

もし入社後の活かし方や目標が決まっていない場合は、下記の記事を参考にしてくださいね。目標の考え方や回答するときの注意点がわかりますよ。

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「継続力」の自己PR例文10選!

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就活生

自己PRの作り方がだんだんわかってきました!

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それでは、ここで実際に例文を見ていきましょう。例文を確認すれば、より具体的にどのような回答を作れば良いかイメージできるはずですよ。

回答例文をチェックすることで、好印象になりやすい伝え方の構成や流れが理解できますよ。継続力という強みをどう伝えればいいのか、完成系からイメージを膨らませていきましょう。

OK例文①学業

例文

私の強みは、難しいことでも諦めずに続ける力があるところです。この強みは、大学の勉強で活かされました。

大学に入学したてのころ、カリキュラムの難易度が高く、授業のスピードに付いていくことができませんでした。しかし、ずっと学びたいと思っていた分野だったため諦めたくなく、どうすれば授業のスピードに付いていけるか考えました。

その結果、人一倍の自主学習をおこなうことと、授業の不明点をその日のうちに教授へ質問して解決することが必要だと感じました。そして、何より継続することが重要だと考え、授業についていけるようになるまで毎日続けることに決めました。

この行動を1年間続けると、基礎を完全に理解できるようになり、人一倍勉強をしなくても授業についていけるようになりました。またそれだけでなく、期末テストではクラスで3位の成績を残し、上位に入ることもできました。この経験から、戦略的に考え行動し続ければ、自分の能力を大幅に伸ばせることを学びました。

御社へ入社後もこの継続力を活かし、能力面で周囲に劣っていたとしても諦めず、継続力で成果を出し続ける営業職になりたいです。

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キャリアアドバイザー

継続力をアピールするときは、必ずしも長期間である必要はありません。例文のように「1年間」とやや短い期間でもしっかりと継続して結果を出したことをあらわせられれば、あなたの強みを伝えられるはずですよ。

また、学業を自己PRに取り入れたい場合は、以下の記事も参考にしましょう。以下の記事では、学業を自己PRに盛り込む場合のポイントやNG例などを紹介しています。

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例文10選! 学業を自己PRのテーマで伝える効果的な切り口を解説

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OK例文②ゼミ

例文

私の強みは、どのようなことでもコツコツと継続し、成果を出すまで努力できることです。

大学3年生になり卒業研究がはじまったとき、まずは必要な研究や作業を洗い出し、期日までに完了できるよう計画を立てました。なかには細かな作業も多くありましたが、一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることで大きな成果を得られると信じ、計画通りに作業を続けました。

その結果、100%満足する研究を期日までに無事終えることができ、発表した研究内容はゼミのなかで最も高い評価を得られました。この経験から、コツコツと継続することは、実は成果を出すための一番の近道なのだと再認識しました。

御社へ入社後もこの継続力を活かし、小さな業務でも手を抜かず丁寧に積み重ね、必ず成果を出すエンジニアになりたいです。

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キャリアアドバイザー

小さなことをコツコツ継続し、自分なりに納得のいく成果を得られた例文です。成果を伝えるときは、例文のように周囲からの評価をアピールするのも効果的でしょう。

なお、ゼミを題材にして自己PRを作成する場合は、自分ならではのエピソードで企業とのマッチ度をアピールすることが重要です。下記の記事で具体的に押さえるべきポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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OK例文③インターンシップ

例文

私の強みは、成果が出るまで粘り強く取り組む継続力があることです。この強みは、大学3年生のときに参加した長期インターンで発揮されました。

このインターンは、顧客のマーケティング課題に取り組むというものです。社員の方から課題が与えられ、自分なりの施策を提示していきます。施策が通れば社員の方に同行して実際にお客様へ提案できるのですが、承認されなければ何度も練り直さなければなりません。

最初は施策を出してもなかなか通らず、毎回社員の方からフィードバックをいただいていました。どうにか良い施策を提案したかったため、フィードバックいただいた内容は毎回メモに残し、自分なりに落とし込んで次回策を練るときに活かしていました。また、マーケティングの基礎知識を何度も復習したり、応用知識を積極的に学んだりしました。

それでも最初の5カ月間は一度も施策が通らず、少しずつ自信がなくなっていました。しかし「今諦めたら何も得られない」と感じ、成功するまで何度でも挑戦することを決めました。

その結果、半年後に初めて施策が通り、社員の方に同席していただきながら実際にお客様へ提案することができました。社員の方からは「何度もめげずに取り組む姿勢が素晴らしい」と評価していただけました。この経験から、どのようなことでも粘り強く取り組めば、必ず成果は出せるのだと学びました。

御社へ入社後もこの経験を活かして、顧客の課題を必ず解決するマーケターになりたいです。

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例文のように「どのような信念があったから諦めなかったのか」を明確にすると、あなたの人柄や価値観をわかりやすくアピールできます。面接官には「こういう信念を大切にしている人なら入社後も諦めずに頑張ってくれるだろう」と感じてもらえるでしょう。

なお、インターンを自己PRに含めたい場合は、以下の記事も参考にしてください。高評価を受けやすい回答の作り方や、インターンの期間ごとのアピールポイントなどを紹介しています。

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OK例文④ボランティア

例文

私の強みは、周囲との信頼関係を継続的に築く力があることです。この強みを活かして、大学では学童のボランティア活動をおこなっております。

学童のボランティア活動の内容は、共働きで帰宅時間が遅い家庭の子どもを19時までお預かりするというものです。子どもの年齢は6歳から12歳までと幅広く、最初は人見知りの子や警戒心が強い子と打ち解けるのが大変でした。

しかし、信頼関係はすぐに構築できるものではないと考え、焦らず時間をかけて仲良くなろうと決めました。具体的には、まずは子どもの好きなことや考え方を知るために、コミュニケーションをメインに取るようにしました。そして、ある程度子どものことを理解できたところで、タイプにあわせて遊びを提案したりほかの子どもたちの輪のなかに誘ったりしました。

その後も様子を見つつ、居づらそうな雰囲気を感じたらまたコミュニケーションをメインに取り、今の気持ちを丁寧に聞くようにしました。それでも簡単には心を開いてくれない子どももいましたが、どれだけ時間がかかっても辛抱強く続けました。

その結果、どの子とも信頼関係を築けるようになり、保護者の方からは「いつも子どもが楽しそうに学童の話をしてくれる」と言ってもらえました。またこの経験から、相手をよく知り、相手のペースにあわせて継続的に関係を築けば信頼してもらえることを学びました。

入社後はこの継続力やコミュニケーション力を活かして、どのようなお客様からも信頼してもらえる営業職になりたいです。

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キャリアアドバイザー

継続力を発揮した経験を伝えるときは、例文のように「具体的にどのような工夫をおこなったのか」をわかりやすく述べましょう。そうすれば、物事に対する取り組み方やあなたの信念を明確にアピールできますよ。

また、ボランティア経験を効果的に自己PRするには、ポイントを押さえて論理的に伝えることが重要です。下記の記事では、ボランティア経験を自己PRするときに押さえるべきポイントや注意点を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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OK例文⑤アルバイト

例文

私の強みは、現状に満足せず改善策を考え続ける力があることです。大学2年生から続けているカフェのアルバイトでは、この強みを活かしております。

私のアルバイト先のカフェは、繁華街に構えていることもあり、常にお客様で賑わっております。しかし、繁盛しているにもかかわらず、口コミサイトでの評価は星5中星3でした。特段悪い評価ではありませんでしたが、私は「策を練ればもっと高い評価を得られるのではないか」と考えました。

そこで、まずはお客様アンケートを取ることを店長へ提案し、データの収集からはじめました。アンケート結果を見てみると、高評価に至らない大きな理由は「提供スピードが遅いこと」だとわかりました。そのため、私はこの事実を店長とキッチンのメンバーへ伝え、仕込みの数を増やすよう提案しました。さらに、レジ担当者には注文を受けるごとにお客様に所要時間の目安を伝えてもらうようにし、お客様にストレスを与えないよう心掛けました。

半年間この施策をおこなった結果、徐々に口コミ評価が改善していき、星3を星4へ上げることができました。この経験から私は、改善しようと努力し続ける限り、現状は打破できると学びました。

御社へ入社後はこの継続力を活かし、現状を打破し、誰よりも結果を出し続けられるビジネスパーソンになりたいです。

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キャリアアドバイザー

継続力とは、何か一つのことを一人で根気強く続けることだけではありません。例文のように、周囲に改善案を提案し、継続的に注視することも一つの継続力です。固定観念にとらわれず、自分なりの継続力をわかりやすくアピールしてくださいね。

なお、アルバイト経験をアピールするときは、いくつかの注意点やポイントを知っておくことが重要です。詳しくは以下の記事で解説しているので、気になる人は読んでおきましょう。

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OK例文⑥サークル

例文

私の強みは、一度決めたことは達成するまで継続するストイックさがあることです。この強みを活かして、大学ではサークル活動をおこなっております。

私はテニスサークルに所属しているのですが、年々加入するメンバーが減り、このままだと私の代で廃部になってしまう状況でした。どうにか翌年度の加入者を増やせないか考え、SNS活動で認知を広めることと、大会で優勝して知名度を上げることを思い付きました。さらに、この二つを掛け合わせることでファンを増やせるのではないかと考えました。

そこで「弱小サークルが大会で優勝するまで」というストーリーを作り、成長する姿をSNSで公表し続けました。また、大会で優勝するために大学のテニス部の顧問にヒアリングをおこない、サークル活動で活かせるメニュー内容へ変更して練習を重ねました。

その結果、大会では入賞を果たし、一年間運用したSNSアカウントは1,000フォロワーを達成しました。そして、翌年度には40名のサークル希望者と出会えました。この経験を通して、何事も諦めずに行動し続ければ結果は得られるのだと学びました。

御社へ入社後はこの継続力を活かし、試行錯誤して効果が見込める施策を実施し、顧客の売上に貢献できるコンサル職になりたいです。

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SNSでのファン作りと大会での優勝という、2つの目標に向かって努力を継続したことがわかる例文です。一つの目標と実績だとほかの学生と被る可能性があるものの、例文のように2つ掛け合わせれば特別な結果を残した印象になりますよ。

また、サークル活動を自己PRに取り入れる場合は、以下の記事を参考にしてみてください。サークル活動を効果的にアピールする方法や、伝えるときの要注意点などを紹介していますよ。

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OK例文⑦部活動

例文

私の強みは、自分で決めた目標に向けて継続的に努力できるところです。この経験を活かして、大学ではバスケ部で活動しております。

私の部内でのポジションはシューターです。私は身長が低いためゴール下で勝負をするのは難しいのですが、外からのシュートでチームに貢献することならできると考え、シューターを選びました。

そして、シュートの成功率を上げるために、朝と晩の練習後に100本シュートすると決め、3年間やり遂げました。練習の成果もあり、試合での3Pシュートの成功率ではチームのトップになることができました。この経験から、どのようなことでも真面目に継続すれば成長できることを学びました。

御社でも、与えられた役割や自らの課題に対して、コツコツ努力を重ねて目標を達成したいと考えております。

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キャリアアドバイザー

この例文の冒頭では「自分の強みである継続力はどのようなものか」を明確に伝えており、具体的な強みをアピールできています。また、部活動での具体的な経験を数字を用いて伝えているため、初対面の面接官でも実力がイメージしやすいですね。

また、部活動経験を自己PRで魅力的にアピールしたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。アピールする際の注意点やポイント、例文などをわかりやすく解説しています。

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OK例文⑧資格取得

例文

私の強みは、苦手なことを克服するまで努力し続けられるところです。この強みを活かして、大学生活ではTOEICの勉強をおこないました。

TOEICを取ろうと考えたのは、外国語を用いた仕事に就きたいと感じたからです。しかし、もともと英語は苦手で、無勉強でTOEICを受けたときは400点でした。このままでは希望の職業に就けないと感じ、苦手な英語を克服することを決めました。

まずは、テスト結果から現状の課題を分析しました。すると、特にリスニング力と単語力がないことが、点数が伸び悩んでいる原因だとわかりました。そこで、毎日登下校中にアプリを使って英話を聞く練習をおこない、隙間時間には積極的に単語を勉強しました。さらに、大学の外国人講師の方に時間を取っていただき、英会話の練習に付き合っていただきました。

この行動を2年間続けた結果、TOEICで700点を取ることができました。最初の試験と比較すると300点もアップしており、この経験から苦手なことでも努力し続ければ克服できることを学びました。

御社へ入社後もこの継続力を活かし、困難なことがあっても諦めず、目標を達成するまで努力し続けるビジネスパーソンになりたいです。

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キャリアアドバイザー

例文のように「努力する前と比較してどの程度数字が伸びたか」を明確にすると、実績がわかりやすく伝わります。実績の伸び幅が大きい場合は、以前と比較してどの程度伸びたかや何倍になったのかを、数字を用いながら積極的にアピールしてくださいね。

なお、資格を取得したエピソードで強みをアピールしたいなら、下記の記事を参考にするのがおすすめです。資格取得エピソードで評価される部分や伝えるときの注意点、例文などを紹介しています。

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OK例文⑨受験

例文

私の強みは、成功するまで試行錯誤して挑戦し続ける力があることです。この強みを活かして、大学受験をおこないました。

私は今第一志望の大学に通っているのですが、受験期に一度不合格通知を受けております。高校時代は自分なりに努力して受験勉強していたつもりですが、わずかに合格点に届きませんでした。第二志望の大学には合格していたものの、第一志望の大学で学びたいことが明確にあったため、浪人を決めました。

浪人期間は1日10時間勉強すると決め、1年間継続しました。また、高校時代も勉強時間は確保できていたため時間を取るだけでは受からないと考え、学習内容を見直すことにしました。ただ、自分では正解がわからなかったため、第一志望の大学に入学した友人に声をかけて勉強法を教えてもらいました。

その結果、一年の浪人期間を経て第一志望の大学へ合格できました。この経験から、諦めず挑戦し続ければ目的は達成できるのだと学びました。

御社へ入社後はこの継続力を活かして、すぐに結果が出ないことにもやり方を変えて取り組み続け、成果を勝ち取る営業職になりたいです。

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キャリアアドバイザー

目標のために諦めなかったエピソードを語るときは、そのときの信念を交えて話すとよりあなたの人柄を伝えられるはずです。そのため「なぜ諦めたくなかったのか」までわかりやすく述べましょう。

OK例文⑩趣味に関すること

例文

私の強みは、目の前のできごとに真剣に向き合う継続力です。

私は、中学1年生から現在に至るまで毎日日記を書き続けております。日記には、1日の出来事や体調、喜怒哀楽の感情を記すようにしております。1日の終わりに日記をつけることで、楽しかったことはより鮮明に残すことができ、つらかった出来事は気持ちに折り合いをつけられるようになりました。

また、日記を10年近く書き続けたことで、自分に自信が持てるようになりました。日記以外の物事についても続けることを大切にするようになり、継続力は私をあらわす言葉となりました。

御社に入社後も持ち前の継続力で、目の前のできごとに真剣に向き合う努力を続けていきたいです。

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キャリアアドバイザー

伝え方を工夫すれば、日常の何気ない習慣であっても仕事に役立つものとしてアピールできます。「大きな功績ではないから」と諦めず、日常の些細な瞬間も効果的なアピールにつなげてくださいね。

なお、下記の記事では趣味を自己PRにする場合のポイントやさまざまな例文を紹介しています。趣味を自己PRにしようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

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【13例文】自己PRで趣味を取り上げるなら3つの工夫がカギ!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「継続力」をアピールできるエピソードを洗い出す方法

塩田 健斗

キャリアアドバイザー

塩田 健斗

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「他人から見れば困難で3年以上続けた経験」に注目!

まずは、小学校から大学までの経験を振り返り、「3年以上継続できたこと」をリストアップします。次にそのなかから目標を設定して努力した経験を選び出し、具体化していくと良いですよ。自己PRには継続力を示すエピソードを3つ程度用意しておくと安心です。

なお、些細なことでも、他人から見れば困難なことを継続した経験は、十分アピールポイントになります。私が支援した学生は、「かなり田舎の地域に住んでいて、毎朝5時に起きて通学し、それを3年間一度も遅刻せずに続けた」経験がありました。企業からは真面目さや誠実さとして高く評価されましたよ。

自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!

自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!

自己PRで悩んでいるなら、まずはツールを活用して自己PRの土台を完成させましょう

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自己PRで「継続力」をより魅力的に伝える4つのポイント

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ここまで紹介してきた構成で自己PRを作成し、継続力を伝えれば、十分にあなたの人柄や強みをアピールできますよ。

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さらに魅力的な回答をしてほかの学生と差を付けるには、どうすれば良いでしょうか?

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ほかの学生と差別化したいなら、これから紹介する4つのポイントを取り入れてみてください。

「継続力」は企業にとって魅力的な能力である一方で、多くの学生がアピールする強みでもあります。そのため、ただ「継続力があります」と伝えるだけでは、ほかの学生に埋もれてしまう可能性があります。

そこで、これから解説するポイントを盛り込んだ回答を作成することで、ほかの学生との差別化を図り、面接官により良い印象を残せるはずです。企業のことを深く理解したうえで、マッチ度をアピールできるような自己PRを心掛けてみてくださいね。

①志望企業が求める「継続力」を理解する

自己PRで「継続力」をより魅力的に伝えたいなら、志望企業が求める「継続力」は何かを理解することが重要です。「継続力」と一口に言っても「大変なことも諦めずに続ける」「好きなことを続ける」など、さまざまなものがあります

企業が求める「継続力」も同じで、下記のように企業ごとに具体的な内容が異なるはずです。

企業が求める可能性がある継続力の種類
  • 成果を出すために努力を続けること
  • 高い目的意識があり必達するために物事を続けること
  • 困難なことがあっても目標を達成するために諦めないこと
  • 途中で投げ出さずに物事を着実に前に進めていけること
  • 工夫や努力を重ねながら物事を続けられること

志望企業が求める「継続力」とずれた自己PRをしてしまうと「自社とはマッチしていない」と感じられてしまうかもしれません。

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企業がどのような継続力を求めているのかを知るには、事業内容や経営理念などを研究するのがおすすめです。企業が大切にしている価値観がわかれば、仕事をするうえでどのような継続力を求めているのかが推測できますよ。

また、下記の記事では面接で評価されやすい長所を紹介しています。面接官が求める能力を知りたい就活生は、ぜひ参考にしてくださいね。

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②どのような継続力なのか具体的な言葉に言い換える

どのような継続力なのかを具体的な言葉に言い換えて述べるのも、「継続力」をより魅力的に伝える方法の一つです。どのような継続力なのかを具体化できれば、面接官にあなたの人柄をより明確にイメージしてもらえます。

「継続力」を具体的に言い換えるときは「自分にどのような素質があったから継続力を発揮できたのか」を考えるのがおすすめです

継続力を具体化した例
  • 何事にも諦めず立ち向かう粘り強さや忍耐力
  • 継続力を具体化した例 目標を決めて実行していく力
  • 主体的に物事を習慣化し取り組み続ける力
  • 現状に満足せず改善し続ける力
  • モチベーションに惑わされず実行し続ける力

たとえば、苦手な運動を継続力で克服した経験があるなら、それはあなたに「困難に立ち向かう力」や「粘り強さ」があったからだといえます。

困難に立ち向かう力があったから継続できた場合「困難なことがあっても目標を達成するためなら継続し続けられる力がある」と言い換えられるでしょう。

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このように「なぜ継続力を発揮できたのか」を一度考え、継続力を具体化してくださいね。

③継続できた理由を言語化する

「継続力」を魅力的にアピールしたい場合、継続できた理由を言語化しましょう。

継続できた理由にこそあなたが困難なことに立ち向かうときの信念や価値観、モチベーションが隠れており、それが仕事で壁にぶつかったときに努力し続けられる動機にもなります。それが面接官に伝われば、入社後の活躍のイメージを持ってもらえるはずですよ。

また、継続できた理由を考えるときは「そのときどのような感情を大切にしていたか」を振り返ると良いでしょう

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たとえば「計画的に物事を進めるのが苦手で、何も成し遂げられない自分を変えたい」と感じてつらい部活動の練習を頑張れたのなら、それがあなたが継続できた理由です。一度そのときに立ち返ってみて、自分の感情を整理してみましょう。

④期間・回数など数字を用いて伝える

継続力があることを明確に伝えたいなら、期間や回数などを数字を用いて伝えましょう。たとえば、単に「努力しました」よりも「3年間努力し続けました」のほうが、長期間継続する力があることが伝わりやすいですよね

また、期間だけでなく「失敗してから5度挑戦して達成した」など回数で継続力をあらわすのも良いでしょう。挑戦の回数を示せば、長期的な取り組みでなくとも諦めない継続力が伝わりますよ。

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このように継続した期間や回数などを具体的に述べれば回答に説得力が増し、本当に継続力があることを証明できるはずですよ。

自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけ裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!

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NG例文付き! 面接官に評価されにくい「継続力」の特徴

面接官に伝わりやすい構成やポイントを守らず自己PRすると「具体的なイメージがつかない」「強みが伝わらない」と思われるかもしれません。

ネガティブな印象を残さないためには、ここで紹介する面接官に評価されにくい「継続力」の特徴を理解しておくことが重要です。

具体的な例文を踏まえて紹介するので、あなたが作成した回答が当てはまっていないかチェックしましょう。

NG例文①継続力の種類や入社後の活かし方が抽象的

NG例文

私の強みは継続力があることです。大学時代は居酒屋でアルバイトをし、4年間勤めました。居酒屋のアルバイトは非常に大変で、ホールもキッチンも掛け持ちしなければなりません。

学業との両立のなか、ハードなスケジュールをこなすのは大変でしたが、給料の高さを考えると自然と頑張れ、最後まで続けることができました。4年間厳しい環境で働き抜いたことで、体力や忍耐力も身に付きました。御社でも継続力を活かして、活躍したいと考えております。

冒頭で継続力があると提示されているものの、どのような種類のものなのかが明確にされていません。また、頑張る根拠がお金で、仕事の条件をモチベーションにしてしまっているのは、企業にマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。

入社後の活かし方も漠然としていて、具体性がありません。曖昧な印象しか残らず、明確に継続力をアピールできていない点が最大のNGポイントと言えます。

入社後の活躍を面接官に想像してもらいたいなら、「どのような場面で継続力を活かすのか」「どのような社会人になりたいのか」を明確にしましょう。たとえば、下記のように具体的に述べれば、未来の活躍を想像してもらいやすいはずですよ。

例文

入社後も困難なことがあっても持ち前の継続力で努力を続け、必ず目標を達成するビジネスパーソンになりたいです。

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さらに「営業職」や「コンサル職」など、希望職種と掛け合わせた内容にすると、よりリアルにマッチ度を感じてもらえるでしょう。

また、下記の記事では、将来の展望を明確にする方法やアピールするときのポイントを紹介しています。どのように考えたら良いか迷った際は、ぜひ参考にしてくださいね。

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NG例文②当たり前のことをアピールしている

NG例文

私の強みは継続力です。小学生から大学生までひたすら勉強を続けてきました。テストも数え切れないほど受けてきているため、嫌いなことも逃げずにおこなうことができます。

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学生の本分は勉強のため、単に勉強し続けたエピソードは継続力のアピールには適切ではありません。当たり前のことをやったとアピールされても、面接官は困ってしまいます。

NG例文③題材を絞れていない・複数挙げている

NG例文

私の強みは継続力です。これまで、テニスや簿記の勉強、サークルの副会長などを続けてきました。どれも思い入れがあり、大変なこともありましたが続けて良かったなと思います。

これは、継続したことの題材を複数挙げている点が問題です。自己PRの具体例として経験したことを話す際は、できるだけ一つの出来事に絞りましょう

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ただし、文武両道を継続したなどのエピソードを伝えたい場合は、二つの出来事を伝えても問題ありません。また、それぞれの出来事に継続力に紐付く内容がなく、感想だけで終わっているのもNGポイントです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!継続力を効果的にアピールするコツ

吉川 智也

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明確なゴール設定と動機がカギ

継続力をアピールする際は、まず最終的なゴールを明確にすることが重要です。そして達成までの具体的な行動と「なぜそれをやったのか」という動機を説明できるように準備しましょう。

つまり、ゴールから逆算して、そこに至るまでのプロセスを論理的に説明できると、継続力はより効果的にアピールできますよ。

逆に、明確なゴールがないと「たまたま続けていただけではないか」ととらえられてしまうことも。もし、明確なゴール設定はなかったものの、がむしゃらに打ち込んだ経験がある人は、「目標達成のために、圧倒的な努力ができる力」といった別の強みとしてアピールするのも有効です。

自己PRで継続力をアピールしたい学生からよくある質問に回答!

自己PRで継続力を魅力的にアピールする方法や、ほかの学生と差別化する方法がわからないと悩む学生もいるでしょう。そのような学生からの質問に、キャリアアドバイザーが回答します。

自己PRで継続力を伝える際に差別化するコツはありますか?

自己PRで継続力をアピールする学生は多いため、ただ「継続力がある」と伝えても企業担当者の印象には残りづらいでしょう。そのため継続力でほかの学生と差別化をするには、伝え方を工夫する必要があります。

たとえば、「一度目標を決めたら達成するまで努力し続けられる人間です」など、継続力を言い換えるのもおすすめです。継続力という言葉を使わずに具体的に強みを表すことができれば、より企業担当者の興味を引くことができるでしょう。

継続力をアピールする際の注意点はありますか?

継続力をアピールする際には、継続力が仕事に応用できると示すようにしましょう。よくあるのが「アルバイトを3年間続けました」と継続したことだけをアピールするパターンです。企業は入社してから活躍しそうな学生を採用したいと考えています。

そのため継続することから学んだことや、それをどうやって仕事に活かせるか伝えることが重要ですよ。「すぐに諦めるのではなく、粘り強く続けていくなかで結果を出せると学びました」など具体的なエピソードがあると良いですね。

自己PRで「継続力」をアピールするには経験と仕事での再現性を具体的に伝えよう

自己PRで「継続力」をアピールしたいなら、まずはあなたの継続力が具体的にどのようなものかを述べましょう。そのうえで、補足となるエピソードや得た成果、学んだことを伝えて人柄をアピールしてください。

そのうえで入社後どのように継続力を活かすかを具体的に述べれば、今後の活躍をリアルに想像してもらえるはずですよ。また、さらに魅力的な自己PRにしたいなら志望企業にマッチした継続力を落とし込んだり、数字を積極的に用いたりしましょう。

あなたの人柄や強みを初対面の面接官にもわかるようアピールして、好印象を残せばきっと選考を突破できるはずですよ。

自己PRが思いつかない人は、
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『自己PRが思いつかない…』と悩む学生は多いでしょう。そのような悩みは、自己PR作成ツールを使えば一瞬で解決できます

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