逆質問例60選|二次面接の逆質問は企業理解の深さを示せるかがカギ!

この記事のアドバイザー

一次面接と同じ質問はNG?二次面接の逆質問は○○で好印象を残せる!

目次

  1. 二次面接の逆質問は一次面接よりも深い質問をするための準備が最重要
  2. 逆質問を考えるには二次面接の特徴の理解が肝心! 要素別にポイントを解説
  3. 面接官:人事や現場の責任者が担当することが多い
  4. 見られるポイント:一次面接より企業の理解度やマッチ度を確認されやすい
  5. 二次面接だからこそ必ず逆質問の準備に力を入れるべき2つの理由
  6. 一次面接でアピールしきれなかった自分の魅力を示せる
  7. 二次面接中の最後の挽回のチャンスとなる
  8. 要チェック! 二次面接の逆質問を考える際の3つの鉄則
  9. ①一次面接をふまえた一歩踏み込んだ質問で企業理解を示す
  10. ②面接官の立場が上がることに合わせた質問内容にする
  11. ③一次面接での回答と一貫性があるような内容にする
  12. 二次面接の逆質問例60選! 6つの系統別に聞くべき質問を紹介
  13. ①事業や取り組みに関する質問
  14. ②仕事内容に関する質問
  15. ③キャリアに関する質問
  16. ④面接官自身に関する質問
  17. ⑤自分の魅力をアピールできる質問
  18. ⑥熱意や意欲を示せる質問
  19. これで差をつけよう! 効果的な二次面接の逆質問を考える3ステップ
  20. ステップ①一次面接までを振り返って疑問に感じたことを書き出す
  21. ステップ②書き出した疑問点で逆質問すべき内容を精査する
  22. ステップ③自分の魅力を質問に盛り込めないか考える
  23. 言語化がポイント! 逆質問の準備とあわせて進めたい2つの対策
  24. ①逆質問した理由を問われたときに回答できるようにしておく
  25. ②企業や仕事内容に関する質問は自分なりの考えも用意しておく
  26. むしろ逆効果! 二次面接で避けておきたい逆質問の仕方
  27. ①待遇に関する質問しかしない
  28. ②選考突破だけを目的にした質問をする
  29. ③一次面接と同じ質問ばかりする
  30. ④事前に調べればわかる内容を聞く
  31. 二次面接の逆質問についてよくある質問に回答!
  32. 二次面接の逆質問は好印象を残すチャンス! 企業への興味を示して内定獲得に近づこう

二次面接の逆質問は一次面接よりも深い質問をするための準備が最重要

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近よく

「二次面接と一次面接で逆質問の内容は変えたほうが良いですか?」
「二次面接ではどのような逆質問をすべきか教えてほしいです。」

という質問や相談を受けます。

二次面接の準備を進めるなかで、どのような逆質問をしたら良いのか悩むこともありますよね。一次面接の逆質問と何が違うのか疑問に思うこともあるかもしれません。二次面接の逆質問は、二次面接の特徴から一次面接に比べてより深掘りした質問の準備が必要です。

この記事では、二次面接の特徴をふまえたうえで、逆質問を考える際の鉄則や聞くべき逆質問例をキャリアアドバイザーのアドバイスも交えながら解説します。周りと差をつける逆質問の考え方や避けるべき逆質問の仕方も解説するので、自分で考えるときの参考にしてくださいね。

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逆質問を考えるには二次面接の特徴の理解が肝心! 要素別にポイントを解説

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就活生

二次面接の準備を進めているのですが、なかなか逆質問が思いつかなくて……。何から始めたら良いでしょうか?

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キャリアアドバイザー

なかなか思い浮かばないこともありますよね。二次面接の逆質問は一次面接とはまた異なる逆質問を考える必要があるため、最初に二次面接ならではの特徴を押さえることが重要ですよ。

逆質問は選考段階によって質問すべき内容が異なり、特に二次面接では一次面接よりも一歩ふみこんだ質問をすることがカギになります。また深掘りされることを前提に準備が必要です。どのような逆質問をすべきかを考えるためにも、まずは一緒に二次面接の特徴を確認していきましょう。

二次面接の特徴についてはこちらで詳しく解説しているので、あわせて読んで理解を深めてくださいね。

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面接官:人事や現場の責任者が担当することが多い

二次面接の面接官は、人事や担当現場の責任者など、一次面接よりも会社での立場が上の人が担当する傾向にあります。「一緒に働きたいと思うか」「部下として成長が見込めるか」など、その企業で働く社員としてマッチしているかを責任者の観点で見極めていると認識しておきましょう。

そのため、一次面接よりも「これから一緒に働ける人材か」「実際の業務に活かせる力が身に付いているか」などを確かめる質問が多いです。たとえば、以下のような質問をされる傾向があります。

二次面接で良くされる質問の例
  • 業界のなかでもなぜ当社なのか、その理由を教えてください
  • あなたのスキルや強みを当社でどのように活かせると思いますか
  • 当社でどのような働き方をしたいと考えていますか
  • 当社でのキャリアプランはありますか

これらの質問に対して、面接官が一緒に働きたいと思うように意識しつつ回答できると良いですね。

この記事では一次面接と二次面接の違いを詳しく解説しています。2つの面接の違いをさらに知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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見られるポイント:一次面接より企業の理解度やマッチ度を確認されやすい

二次面接では、一次面接よりも企業のことをどれくらい理解しているかや、自社と相性が良い人材かどうかをあらゆる角度から見られています。そのため、質問も一度たずねたら終わりではなく、より深掘りされる場合も多いです。

たとえば、自己PRでアピールした強みに対して「これからどうやってその強みを活かしていきたいと考えていますか?」や、志望動機に対して「入社後はどのような道筋を辿っていきたいかビジョンはありますか?」など、細かなところまで確認しようとする傾向にあります。

自己PRや志望動機などの定番の質問に関しては、具体的に回答できるように準備しておくと良いでしょう。

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二次面接だからこそ必ず逆質問の準備に力を入れるべき2つの理由

二次面接の逆質問の準備に力を入れるべき2つの理由
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就活生

二次面接の特徴はよくわかりました! そもそもの疑問なのですが、二次面接でも逆質問ってすべきなのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

良い質問ですね。逆質問は一次面接でも重要ですが、二次面接では一次面接とはまた異なる部分で重要な役割を担っています。チャンスがあればぜひ質問しましょう。準備にも力を入れる必要がありますよ!

一次面接でアピールしきれなかったことを伝えたり、二次面接中にもし回答に失敗したと感じたとしても、最後の挽回のチャンスとして活かせるなど、二次面接においても逆質問は大切なアピールチャンスとなります。

ここからはそうした二次面接だからこそ逆質問の準備に力を入れておきたい理由を2つ解説するので、しっかりと必要性を理解して行動に移していきましょう。

一次面接でアピールしきれなかった自分の魅力を示せる

逆質問は、面接内で応募者から面接官に質問ができる唯一の時間です。そのため、一次面接でアピールしきれなかった自分の魅力や、一次面接後に思い浮かんだ疑問や不安な点を解消できるチャンスになります

一次面接から二次面接までの間に企業研究や自己分析をさらに重ねて、自分のアピールできる内容の精度が上がっていることもありますよね。また、疑問に思う観点も異なったり、質問したいことも多くなっているかもしれません。

一次面接を経たからこそアピールできることもあるので、自由に発言できる二次面接の逆質問の場で自分をアピールしきってくださいね。

二次面接中の最後の挽回のチャンスとなる

一次面接同様、二次面接でも逆質問の時間は面接の最後に設けられるケースが多いです。面接中に「失敗した」と感じたことがあったとしても、逆質問を有効活用し意欲をアピールすることができれば挽回できる可能性がありますよ

二次面接は一次面接よりも具体的に踏み込んだ質問が多くされるため、うまく答えられなかったり回答できない場合もあるでしょう。

そこで、自分に質問の主導権がくる逆質問で自分の魅力をアピールしたり的確な質問をすることで、面接中のイメージを払拭するきっかけになります。逆質問は面接での最後のチャンスと考えて、悔いの残らないように活用しましょう。

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キャリアアドバイザー

面接中に失敗したと思っても最後まであきらめないようにしましょう。逆質問をうまく活用できれば最後に良い印象を残せる可能性がありますよ。

加藤 大智

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる

逆質問の時間がない場合は無理に質問する必要はない

逆質問の時間がなかったことで焦ってしまい、自分から「質問して良いですか?」と無理やり質問する人もいるかもしれませんが、あまりおすすめはしません。

企業側が逆質問の時間を設けない理由はさまざまです。たとえば、面接官のスケジュール的に逆質問の時間を確保することが難しかったり、そもそも逆質問の時間を面接内で設定していない場合もあります。逆質問がないことには企業なりの理由があるため、面接官から逆質問について聞かれない限り、応募者側からも触れないほうが無難です。

どうしても質問したい場合は後日メールなどで対応可能か聞くのも一つの手

どうしても質問したいことがあり逆質問をして良いかたずねる場合は、聞き方を工夫しましょう。逆質問の時間がもともと設定されていない背景から「時間が限られているなかで大変恐縮ですが、どうしても伺いたいことがあり質問のお時間をいただけますでしょうか?」など、謙遜と熱意の姿勢を見せるようにすると良いですね。

それでも面接官が逆質問の時間を割くことができない可能性もあるため「それでは後ほどメールで連絡を差し上げてもよろしいでしょうか?」とたずねると、気が利く印象を残せるためおすすめですよ。

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要チェック! 二次面接の逆質問を考える際の3つの鉄則

二次面接の逆質問を考える際の3つの鉄則
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就活生

二次面接の逆質問はより自分の魅力を伝えられる手段にもなるのですね。ちなみに、逆質問を考える際に意識すべきことはありますか?

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キャリアアドバイザー

二次面接の逆質問を考えるときには、一次面接の内容もふまえたうえで作ることが大事です。一緒に二次面接ならではの逆質問の考え方を確認していきましょう。

二次面接では、一次面接のときと状況が異なるため、二次面接だからこそ意識すべきことがあります。一次面接とのつながりや二次面接の特徴を頭に置いたうえで、何がポイントになるのか確認してくださいね。

①一次面接をふまえた一歩踏み込んだ質問で企業理解を示す

二次面接は一次面接をふまえた、一歩踏み込んだ質問をして、企業への理解度の高さを示しましょう。

一次面接を経て初めて知ったことや一次面接後に気になって調べたこともあるはずです。そういった情報を盛り込みながら逆質問をすることで、企業への理解度や企業への興味が伝わりやすくなります。

また、一次面接よりも深掘りした質問をすることで「ここまで調べてきたのか」「この質問が出るということは、うちの会社を理解してくれているんだな」など、入社意欲や熱意も伝わりやすくなりますよ。

②面接官の立場が上がることに合わせた質問内容にする

二次面接では一次面接よりも面接官の立場が上がることがほとんどなので、基本的には現場の責任者や人事担当などが面接官を担当することになります。この面接官の立場をふまえて、それぞれの面接官にマッチした質問を意識しましょう。

たとえば、現場の責任者に対しては、実際の仕事内容や仕事で必要となる力、部下として必要だと考えている人材など、自分がその面接官の部下となったことを想定して質問を考えると良いでしょう

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キャリアアドバイザー

ここで、一次面接と同じような質問をしてしまうと「うちの会社にあまり興味がないのかな」などと思われてしまいかねません。その面接官が詳しく知っていそうな質問を選びましょう。

③一次面接での回答と一貫性があるような内容にする

二次面接ならではの逆質問をすることは大事ですが、一次面接で回答した内容とズレがあると受け取られる内容は避けましょう。一貫性のない内容であると、話したことに不信感を抱かれる可能性があります。

特に「私は〇〇と考えているのですが、〇〇さんはどのようにお考えでしょうか?」というように、自分の考えを盛り込んで質問する際は、一次面接で自分が回答した内容とズレがないように注意しましょう

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キャリアアドバイザー

一次面接から二次面接までの間に考えが変わることもあるかと思います。その場合は「一次面接ではこのように申し上げたのですが~」と前置きをするようにして、企業に考えが変わった旨を伝えるように意識してくださいね。

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二次面接の逆質問例60選! 6つの系統別に聞くべき質問を紹介

2次面接で聞くべき6系統の逆質問
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就活生

二次面接の逆質問は一次面接までのことをふまえて考えることが大事なのですね。具体的にどのような質問をすれば良いのか教えてほしいです。

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キャリアアドバイザー

わかりました! 二次面接の逆質問の例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ここでは二次面接の逆質問の例を6つの系統に分けて解説していきます。ただし、ここで紹介するのはあくまで例になるので、二次面接で自分がしたい逆質問は何かを考えながら読み進めてくださいね。定型文での質問ではなく、本当に聞きたいことを質問すると、面接官に熱意も伝わりやすくなりますよ。

①事業や取り組みに関する質問

二次面接では一次面接よりも企業研究が進んでいる人も多く、企業側としても一次面接よりも自社についてどのくらい理解しているのかを見ている傾向にあります。

そこで、企業が展開している事業や取り組みに関して、一歩踏み込んだ逆質問をすることで企業への興味や入社意欲を示すことができ、ほかの応募者と差別化しやすくなりますよ

事業や取り組みに関する質問例
  1. 御社のなかで今最も力を入れている事業は何ですか?
  2. 御社の〇〇事業のなかで、今後特に力を入れようとしていることは何ですか?
  3. 御社の〇〇事業は好調かと思いますが、課題点はあるのでしょうか?
  4. 御社の注力事業である〇〇の最大の強みは〇〇だと感じているのですが、〇〇様が考える強みがあれば教えていただきたいです。
  5. 御社の強みである〇〇事業を活かして、新しく展開しようとしている事業はありますか?
  6. 御社の〇〇事業は近年急激に成長しているとお見受けしますが、どのような施策を講じたのかお答えできる範囲で教えていただきたいです。
  7. 御社がここまで成長できた秘訣は何か、教えていただきたいです。
  8. 御社の10年後のビジョンがあれば、教えていただきたいです。
  9. 〇〇様が思われることでかまわないので、御社の事業内容における強み・弱みをお聞きしたいです。
  10. 私は御社の〇〇の取り組みに興味があるのですが、今後はどのような取り組みの仕方をしていくか、可能な範囲で教えていただきたいです。

事業や取り組みに関する質問の精度を上げるためには、企業にとって事業内容とは何なのかを理解しておくことも重要です。こちらの記事を参考に理解を深めてくださいね。

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②仕事内容に関する質問

二次面接の面接官は現場の責任者が抜擢されることが多い傾向にあります。現場の責任者はこれまで現場の業務から管理業務までさまざまな仕事を経験している傾向にあるため、その人が今までにしてきた仕事内容や、現場の仕事の様子について逆質問するのもおすすめです。

仕事内容について聞くことで、実際に働きたい意欲や具体的にその企業に入りたい意思を示すことができ、より入社意欲をアピールできるのでおすすめですよ。

仕事内容に関する質問例
  1. 〇〇様が在籍されている〇〇部署について、具体的な仕事内容を教えていただきたいです。
  2. 〇〇部署の一日の仕事のスケジュールについて、大まかでかまわないのでお聞きしたいです。
  3. 〇〇部署では、個人で仕事を進めることが多いでしょうか? それともチームで進めることが多いでしょうか?
  4. 御社の仕事で新卒社員が一番最初にぶつかることの多い壁があれば教えていただきたいです。
  5. 御社で活躍されている社員の方に共通点があればお聞きしたいです。
  6. 御社で活躍するために今から身に付けておくと良い知識やスキルがあれば教えてください。
  7. 〇〇部署の仕事で、〇〇様が一番重要だと思うポイントは何ですか?
  8. 〇〇様が思われる、〇〇部署の仕事でやりがいや大変さを感じる瞬間をお聞きしたいです。
  9. 〇〇様が思われる、〇〇部署に向いている人や向いていない人があれば、教えていただきたいです。
  10. 〇〇部署に配属された場合、入社後はまずどのような仕事を任せていただけますか?

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③キャリアに関する質問

企業は応募者が入社後のキャリアをどの程度まで考えているかから、入社意欲や志望度を見極めている側面があるため、キャリアに関する逆質問をするのも効果的です。

また、その企業でのキャリアや働き方については、会社説明会や企業サイトだけで詳細に把握することは難しいでしょう。長く勤めたいと考えている企業こそ、入社後のキャリアについて気になることを、現場の責任者や人事担当が面接官であることが多い二次面接で聞くのも良いですね

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キャリアアドバイザー

企業に入社意欲を示すためにも、自分が働くうえでリアルな情報を知るためにもキャリアに関する逆質問は効果的ですよ。

キャリアに関する質問例
  1. 将来は〇〇部署の責任者としてプロジェクトを引っ張っていきたいと考えていますが、どのようなキャリアパスを辿るのが一般的でしょうか?
  2. 御社で働いた際、〇〇というポジションで仕事をするまでには大体どのくらいかかりますか?
  3. 御社の〇〇というポジションで求められる人柄やスキルをお聞きしたいです。
  4. 御社の事業のなかでも、将来的に〇〇の分野に携わりたいと考えているのですが、実力次第で配属されることはありますでしょうか?
  5. 御社は一人ひとりに合った多様な働き方を取り入れているとお見受けしますが、子どもを授かった際はどのような形で仕事を続けることができますか?
  6. 自分のキャリアを考えるとき、御社では上司や先輩方に相談できる制度などはありますでしょうか?
  7. 御社のキャリア育成制度について、どのタイミングで何がおこなわれるのか具体的にお聞きしたいです。
  8. 御社では社員の教育に力を入れているとお聞きしましたが、御社ならではの取り組みは何でしょうか?
  9. 御社に入社後、配属はどのようにして決まるのか教えていただきたいです。
  10. 後々は御社の海外事業に携わりたいと考えているのですが、機会はありますでしょうか?

キャリアに関する質問をするには、自分のキャリアを見直すことも大切です。こちらの記事ではキャリアビジョンの描き方や例を解説しているので、参考にしながら考えてみてくださいね。

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④面接官自身に関する質問

二次面接の面接官は、企業のなかである程度経験を積んだ社員であることが多いです。そのため、その企業で働く面接官自身に関する質問を通して、その企業で働く人への興味や「自分も御社で働きたい」という気持ちを示せると良いでしょう。

面接官との会話のなかで共感するポイントがあれば「自分も御社で経験を積んで〇〇さんのようになりたいと思いました」などと伝えることで、志望度が高まったことを伝えることもできます。

また、質問を通して、今後社会人として役立つ考え方や仕事への取り組み方などを吸収することも良いですね。面接官も自分に関することであれば答えやすいため、良い情報を聞ける可能性が高まりますよ。

面接官自身に関する質問例
  1. 〇〇様はどういった経緯で御社に入られたのですか? 入社の決め手を教えていただきたいです。
  2. 〇〇様が仕事に取り組むうえで大事にされていることは何ですか?
  3. 〇〇様が御社の仕事内容で誇りに思うことはありますか?
  4. 〇〇様のご経験のなかで、一番大変だったことと乗り越えた方法を教えていただきたいです。
  5. 〇〇様のご経験された仕事のなかで、一番達成感や喜びを得たことは何ですか?
  6. 〇〇様が思う御社にマッチした人材はどのような人ですか?
  7. 〇〇様が新入社員に求めるものがあれば教えていただきたいです。
  8. 〇〇様が部下に接するうえで大事にされていることは何ですか?
  9. 〇〇様が今後御社で成し遂げたいことはありますか?
  10. 〇〇様が思う今の御社の課題点について教えていただきたいです。

⑤自分の魅力をアピールできる質問

逆質問では自分が不安に思うことや疑問に思うことを質問して解消することも大切ですが、面接はあくまであなたを採用するかどうかを企業が判断する場です。そのため、逆質問を活用して自分の魅力をアピールするという意識を持つことも欠かせません

質問する際に、自分がアピールしたいスキルや人柄、知識などを盛り込んで、間接的に自分がその企業で活躍できる人材だということを伝えましょう。

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キャリアアドバイザー

ただ、あくまで質問なので自己PRや志望動機をそのまま発言するのは避け、質問と絡めてアピールするようにしてくださいね。

自分の魅力をアピールできる質問例
  1. 大学2年生のときにアメリカに1年間留学し、接客のアルバイトをしていた経験があるのですが、御社で英語力を活かせる場面はありますか?
  2. 〇〇という資格を取得しているのですが、御社の業務で活かせる場面はありますか?
  3. 大学1~3年生まで塾の講師としてアルバイトをしており、後輩や生徒の教育にも携わった経験があります。できればこのときに身に付けた力を活かしたいのですが、御社では何年目から後輩の教育を担当することが多いですか?
  4. 私はダンススクールで100人を超える仲間と連携し、一つの作品を作り上げてきました。御社の仕事では連帯感が活かせるのはどのような場面ですか?
  5. 私はほかの大学の生徒とつながってイベントを開催することが好きでした。御社でも他部署と交流する機会やイベントはありますか?
  6. 私は居酒屋のアルバイトで1年目からバイトリーダーを任され、新人スタッフのマネジメントに力を入れていました。御社でマネジメント職になるためにはどのような取り組みが必要ですか?
  7. 私は大手カフェチェーンの店舗でアルバイトをしていた際、年に1回ある全国の接客優秀賞に選ばれたことが、働くモチベーションとなっていました。御社ではこういった社内での表彰はありますでしょうか?
  8. 私は長期インターンで毎月定められた目標を達成することで仕事で活かせる力を身に付けたのですが、御社でも毎月の目標設定はありますか?
  9. 入社後すぐに活躍できる人材になるため、現在プログラミングの勉強を進めているのですが、プログラミング以外に身に付けておくべきスキルや知識があればお聞きしたいです。
  10. 私はボランティア活動をおこなうなかで、文化の異なる人たちとコミュニケーションを取る力を身に付けました。御社はグローバルに事業を展開しようとしているとお聞きしましたが、この力はどのくらい活かせるでしょうか?

⑥熱意や意欲を示せる質問

二次面接まで進んでいるということは、志望度が高い企業のはずです。企業からの質問への回答で熱意や意欲を示すことはできますが、逆質問を活用してさらにアピールすると「志望度が高い学生だな」と面接官に感じてもらいやすくなります。

その企業に入社することを前提とした質問や企業への興味を示す質問を、自分が聞きたいことと織り交ぜながら質問してみましょう

熱意や意欲を示せる質問例
  1. 御社に入社後、一番最初に身に付けるべきスキルや力は何ですか?
  2. 御社に入社するまでにおこなっておくべきことや習得しておくべきスキルがあれば教えていただきたいです。
  3. 御社に入社するうえで、今から意識しておくべき心構えはありますか?
  4. 入社後いち早く活躍したいと考えているのですが、最初に携わる業務を教えていただきたいです。
  5. 将来は御社の管理職として社員をマネジメントする立場になりたいと考えているのですが、どのように目指せば良いでしょうか?
  6. 御社で活躍する人材になるための秘訣があれば教えていただきたいです。
  7. 御社で活躍している方々にいち早く近づきたいのですが、何か共通点はありますか?
  8. 将来は御社を牽引する存在になりたいと思っているのですが、覚悟しておくべきことがあれば教えていただきたいです。
  9. 御社の〇〇というサービスをさらに成長させたいと考えているのですが、配属はどのように決まりますか?
  10. いざというときに御社を下支えできる人材になりたいのですが、御社で仕事をするうえで大事になる考え方や行動力は何か教えていただきたいです。

長尾 美慧

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二次面接での逆質問の質問数は2〜3個が適切

逆質問の数で重要なのは、多すぎずかつ少なすぎないことです。質問が4つ以上になるとかなり時間をとってしまいますし、質問が1つしかないと面接官から熱意が足りないと感じられてしまう可能性があります。面接官の反応や面接の残り時間を見て、2〜3個の間で調整しましょう。

最も避けたいのは「質問は特にありません」と答えてしまうことです。逆質問が0個だと志望度が低いと思われてしまい、良くない印象を持たれてしまう場合があります。かといって、無理やり質問しようと採用ページに書かれているようなことを聞いてしまうのも良くありません。

そのため、面接で適切な質問ができるように事前に準備しておくことが重要です。ちょうど良い質問数は2〜3個ですが、質問は事前に5個ほど用意しておきましょう。質問を少し多めに用意しておくことで、面接当日は面接官が答えやすい質問や、面接の流れに合ったものを選んで質問することができますよ。

これで差をつけよう! 効果的な二次面接の逆質問を考える3ステップ

効果的な二次面接の逆質問を考える3ステップ
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就活生

参考例としてさまざまな系統の逆質問を知ることができたので、自分でも考えやすくなった気がします。ちなみに、どうやったらほかの人と差別化できるでしょうか?

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キャリアアドバイザー

良い視点ですね。逆質問は大切なアピールチャンスなので、ほかの就活生に差を付けられるよう工夫することが大切です。そのやり方を解説していきますね。

二次面接の逆質問を考える際は、一次面接までの経験もふまえて考えることが大切です。ここでは、ほかの人と差別化を図るために必要な3ステップを解説するので、ぜひ実践してみてください。

ステップ①一次面接までを振り返って疑問に感じたことを書き出す

二次面接の逆質問を考え出すためには、まず一次面接までを振り返ってみましょう。これまでに企業研究や選考での経験などから、企業に関する知見や疑問点を考えていきます。振り返って思いついた内容をすべて書き出してみてください

内容にまとまりがなくてもかまいません。とにかく自分が企業に対して思うことや、企業に入社するとなったら自分が考えるであろう内容を、洗い出すのがポイントです。特に以下のことを意識して書き出すとスムーズにいきますよ。

書き出すうえでのポイント
  • いきなり質問を考えようとせず、頭のなかのものを視覚的にわかりやすくするイメージで書き出す
  • 書き出した内容を、自分が区分しやすい形でおおまかにグループ分けしておく

ステップ②書き出した疑問点で逆質問すべき内容を精査する

次に、ステップ①で書き出した疑問点を、逆質問として取り上げるべき内容かどうか精査していきましょう。このときに重要なポイントは、「自分で調べればわかることか」「聞かなければわからないことか」を、判別していくことです

自分で調べればわかる質問を逆質問でしてしまうと「この学生はうちの会社についてちゃんと調べられていないな」などと思われ、入社意欲があまり高くないと考えられてしまう可能性があります。

そのため、洗い出した疑問点が解決できる情報がどこかにないか、都度チェックしましょう。以下の方法を使うと判別しやすくなりますよ。

聞かなければわからない質問かを確かめる方法
  • 企業サイトに掲載されている情報を隈なくチェックする
  • 「企業名+疑問点」で検索してみる
  • 企業のパンフレットや説明会の資料に記載されていないか確認する
  • 企業の口コミサイトで関連した情報がないか見てみる
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キャリアアドバイザー

二次面接の逆質問では、調べればわかる質問だけでなく、ほかにも避けるべき質問があります。ほかの避けるべき質問については後ほど解説するので参考にしてくださいね。

ステップ③自分の魅力を質問に盛り込めないか考える

ステップ②で逆質問すべき質問を精査できたら、最後に自分の魅力を質問に盛り込むことができないか検討してみてください。

逆質問の時間は自分が不安なことや疑問点を解消するものであると同時に、自分を自由にアピールできる場でもあります。面接官の回答から自分が何かを吸収するだけではなく、自分をより理解してもらうための場であることも意識しましょう

たとえば、「大学1年生のときにオーストラリアに1年間留学して語学学校に通い、ビジネスでも使える英語力を身に付けたのですが、御社でこのスキルを活かせる場面はありますか?」などと、自分の持つ力や人柄などを盛り込めば、自分の魅力をアピールできますよ。

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キャリアアドバイザー

質問するだけではなく、面接最後のアピールの場だととらえて質問を考えてみてくださいね。

言語化がポイント! 逆質問の準備とあわせて進めたい2つの対策

逆質問の準備とあわせて進めたい2つの対策
  1. 逆質問した理由を問われたときに回答できるようにしておく
  2. 企業や仕事内容に関する質問は自分なりの考えも用意しておく
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就活生

教えてもらったステップに沿って考えたら多くの逆質問が作れました! あとは二次面接のほかの対策に力を入れるのみですね。

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キャリアアドバイザー

ちょっと待ってください! もし逆質問を深掘りされたときにどうするかはイメージできていますか?

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就活生

それは……ちょっとイメージできてなかったです。

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キャリアアドバイザー

逆質問に対して質問を返されるケースもあります。企業から何か問われたときの対策をしておくことも大事ですよ。

逆質問を考えられたら、あわせて企業からの追加質問や深掘りに対応できるように対策しておきましょう。ここではあわせて取組んでおきたい重要な2つの対策を解説するので、自分が考えた逆質問と照らしあわせながら準備してみてくださいね。

①逆質問した理由を問われたときに回答できるようにしておく

逆質問は応募者が面接官に質問する場ですが、面接官も質問に対して「なぜそのような質問をするんだろう」と疑問に思い、質問に質問で返してくることもあります。

この際、しっかりと質問の根拠を考えられていないと本番で慌ててしまい、せっかくのアピールチャンスを活かせないかもしれません。そのため、逆質問した理由を聞かれた場合にどのように答えるのか、準備しておく必要があります。

逆質問を考えたら、事前に自分で「なぜこの質問をしようと思ったのか」と問いかけてみましょう。この際もし可能であれば、自分以外の家族や友人、キャリアアドバイザーなどを相手に話して、模擬練習をおこなうと自分以外の客観的な視点で考えられるのでおすすめですよ。

具体的には、以下のようなイメージで考えてみましょう。

逆質問逆質問したいと思った理由
御社の強みを活かして、新しく始めようとしている事業はありますか?入社するとなった場合に自分が携わる事業になるかもしれないため、知っておきたいと思った
御社に入社後、一番最初に身に付けるべきスキルや力は何ですか? 入社後にまず身に付けておくべきスキルや力を把握して、今からでも対応できることをやっておきたいと思った
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面接官のなかには、しっかりと自分で考えてきた質問なのか、本当に知りたい質問なのかなどを判断するために質問を返す場合もあるので、しっかり準備しておきましょう。

②企業や仕事内容に関する質問は自分なりの考えも用意しておく

逆質問の内容や面接官によっては、質問したことに対して「ちなみに、あなたはどう思いますか?」と聞いてくる場合があります。そのため、何かしら自分なりの回答を用意しておくと安心です

というのも、面接官は応募者が「どのくらい分析や想像ができる人材なのか」や「自社についてどのくらい考えられているか」などを見極めたいと思っています。また、単純に応募者の意見を聞きたいと考えて質問する場合もあるでしょう。

いざ問われて動揺しないためにも、以下のことを参考に事前に自分の考えを持っておけると良いですね。

自分の考えを用意するときのポイント
  • 企業のさまざまな情報をみて、自分なりの仮説を立ててみる
  • 企業の情報や自分の頭のなかだけで考えるのではなく、業界や世の中の状況もふまえて考える
  • 正しい答えを探そうとせずに、あくまで自分の意見を持つことを意識する

塩田 健斗

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「もう質問はありませんか?」と聞かれたら逆質問か志望動機で熱意をアピールしよう

用意した逆質問や企業からの深掘り質問がすべて終わり「もうありませんか?」と企業から問われた際は、どのように回答するのが良いか迷うこともあるでしょう。

このように聞かれている場合は、面接の時間的にまだ質問する余裕があるからかもしれません。そのため、熱意を見せるためにも追加で逆質問をするのがおすすめです。「もう質問はありません」と答えても問題はありませんが、企業から機会をもらっていることもあり、さらに質問することでプラスの印象につなげられる可能性がありますよ。

無理に質問をひねり出すのは逆効果

しかし、無理にその場で質問を作るくらいであれば、質問はない旨を正直に伝えることも大切です。無理やり考えた質問は、企業側にも伝わってしまいます。取り繕った姿を見せたり、無理にありきたりな質問をしてしまうよりは、質問をせずに終わらせるほうが良いでしょう。

もし質問がなければ、逆質問で学べた内容を簡単にまとめ、「気になっていたところはすべてお答えいただくことができました」と感謝の言葉とあわせて伝えましょう。ただ「もうありません」と答えるよりも、熱意や意欲が伝わりやすくなります。また学びもあわせて伝えることで、これ以上の質問がないことへの納得感も生まれますよ。

むしろ逆効果! 二次面接で避けておきたい逆質問の仕方

二次面接で避けておきたい逆質問の仕方
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就活生

ポイントを教えていただいたことで、逆質問への深掘り対策もしっかりできたように思います。ちなみに、逆質問する際に注意したほうが良いことはありますか?

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キャリアアドバイザー

良い視点ですね。逆質問する際に気をつけたほうが良い質問の仕方があるので、一緒に確認していきましょう。

逆質問は自分から面接官への質問だからといって、むやみやたらに質問して良いわけではありません。あくまで面接の場であることを忘れずに質問することが大切です。ここでは、二次面接で避けておきたい質問の仕方を解説します。企業側への配慮や二次面接だからこその逆質問であることを意識して、確認してみてくださいね。

①待遇に関する質問しかしない

待遇面や給与などはやはり気になるポイントですよね。もちろん働くうえでは必ず確認すべき部分ですが、逆質問の際に待遇面の質問ばかりしてしまうと「待遇面だけしか聞いてないし、仕事に興味はないのかも」と、意欲の面で企業側に不信感を持たれてしまう可能性があります。

もちろん、質問することが悪いわけではありません。その際は質問の数を絞ったり言い方を工夫して、待遇面ばかりを重視していると思われないように気を付けて質問しましょう。具体的には、以下のように質問するのがおすすめです。

待遇面における質問の仕方の例
  • 御社は現在急成長している企業だとお見受けしますが、競合他社と比較して給与水準も高いのでしょうか?
  • 御社は業界のなかでも社員のケアに力を入れているとお聞きしました。休日の数や有給取得率に関しても何か取り組まれているのですか?
  • 御社の企業サイトを拝見し福利厚生が充実していると感じたのですが、今特に力を入れているものはありますか?
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連続で待遇面の質問をするのは基本的に避けたほうが良いため、逆質問では質問数を絞り、また企業側から待遇面に関する説明があった際に質問することをおすすめします。

②選考突破だけを目的にした質問をする

二次面接までいくと、次の面接も絶対に突破したい気持ちが強くなり「次の選考はどのような内容なのだろう」と、選考に関する質問をしたくなるかもしれません。しかし、その企業の選考突破だけを目的にした質問は避けましょう。

企業は入社後も長く働き続けられる人材を見極めようとしています。にもかかわらず、選考を突破することに焦点を当てた質問ばかりすると「入社後のことは考えられてないのかも」と思われかねません

どうしても気になる場合は、以下のような方法を取ってみるのも一つの手です。

どうしても選考に関する内容を知りたい場合の対応方法
  • 「募集要項に次の選考について〇〇と記載されていたのですが、こういう解釈で間違いないでしょうか?」などと、確認ベースで認識齟齬をなくすための質問の仕方をする
  • 選考をサポートするメンターが付いている場合は、次の選考へのアドバイスを聞いてみる
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ただし、企業としてはほかの学生との公平性が保たれなくなる場合もあるため、選考内容についてはあまり話したくないと思っている場合が多いです。企業に受かることだけを考えた質問は、良くない印象を持たれやすいことは認識しておいてくださいね。

③一次面接と同じ質問ばかりする

一次面接での情報は二次面接の面接官にも伝わっていることがほとんどです。一次面接と同じ質問ばかりをしていると「一次面接からうちの会社のことをあまり調べられていないな」などと思われ、面接官に良くない印象を持たれる可能性があります。

もし、一次面接で質問した内容をさらに深く聞きたいということなら、「一次面接でもほかの方に質問させていただいたのですが~」と前置きをつけて質問するようにしましょう

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キャリアアドバイザー

ただ、自分の企業への知見や入社判断の材料にするためにも、一次面接と異なる質問をすることをおすすめします。

一次面接の逆質問例についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしながら二次面接での逆質問を考えてみてくださいね。

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④事前に調べればわかる内容を聞く

二次面接では一次面接のときよりも企業への知見が深まっているはずです。そのなかで、企業サイトや説明会の資料などを見ればわかる内容を質問すると、「ちゃんとうちの会社を調べられていないのかな」や「うちの会社にそれほど興味がないのかな」などと思われてしまう可能性があります。

逆質問を精査する際に、企業サイトや会社説明会の資料、募集要項など、企業の情報が掲載されているものを確認しながら質問を選んでいきましょう。また、一次面接で逆質問した際に面接官から話された内容を再度質問することがないように、気をつけてくださいね。

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キャリアアドバイザー

企業サイトや資料に掲載されていることでもさらに深く知りたい場合や、一次面接でもらった回答からさらに考えたことなどがあった場合は、二次面接で質問しても問題ありません。

堀内 康太郎

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面接官が複数人いる場合の逆質問では回答者を指名しないのがベター

面接官が複数人いる場合は逆質問の内容によって、どの社員が回答すべきか異なります。たとえば、業務内容の質問であれば、入社後に配属される部署の社員が回答するのが適切ですし、ビジョンや経営に関する質問であれば役職が高い社員が回答するのが適しています。

面接官が複数人いる場合、誰がどの質問に答えるかは企業側で判断することが多いです。そのため、自分から一方的に指名するのではなく、質問のみ投げかけ、質問の内容に応じて企業側が回答してくれるのを待ちましょう。

回答する面接官を指定する場合は理由もあわせて伝えよう

もし、回答してもらいたい社員をどうしても指名したい場合や、指名したほうがプラスに働くと判断した場合は、面接官の名前を呼んでから質問しましょう。この際、指名する面接官の名前を覚えていないと失礼にあたります。そのため、面接が始まるタイミングで面接官の自己紹介があった場合は、それぞれの社員の名前を必ず覚えておくようにしましょう。

また、指名する場合はその理由も伝えるのがベターです。理由もわからず指名されても、企業側は戸惑ってしまうかもしれません。「業務内容について伺いたく、第一線でご活躍されている⚪︎⚪︎さんにご回答いただけるとうれしいです」などと、一言理由も添えるようにしましょう。

二次面接が集団面接であることもあるでしょう。こちらの記事では集団面接での逆質問の仕方について解説しているので、参考にしてみてくださいね。

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二次面接の逆質問についてよくある質問に回答!

二次面接の逆質問について考えるなかで疑問に思うことや悩むこともありますよね。ここでは、二次面接の逆質問についてよくある質問にキャリアアドバイザーが回答していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 二次面接の逆質問は一次面接と同じ内容だとだめですか?

    二次面接で一次面接と同じ逆質問をすることは基本的には避けましょう。一次面接の内容は二次面接の面接官にも伝わっていることが多いです。そのなかで、一次面接と同じ質問をすると「一次面接からうちの会社についてよく調べられていないのかな」と思われ、面接官から良くない印象を持たれてしまう可能性もあります。

    ただ、一次面接と同じ質問を絶対にしてはいけないというわけではありません。もし一次面接と同じ質問をしたい場合は、「一次面接でもお伺いしたのですが、〇〇様にもお聞きしたく~」などの前置きを付けて、質問すると良いです。

    二次面接だからこその質問をすることで自分の知見も広がるので、企業のことをさらに深く知れるチャンスだととらえて、なるべく二次面接ならではの逆質問をするようにしましょう。

  • 二次面接で用意した逆質問をすべて聞き終わったらどうしたら良いですか?

    二次面接で用意した逆質問をすべて聞き終わった場合でも、まだ面接時間が残っていて企業から「もう質問など気になることはありませんか?」と聞かれた際は、熱意を伝えるためにも追加で質問するのが良いでしょう。二次面接内で疑問に思ったことや興味が湧いたこと、さらにアピールしたいことなどを考えて、逆質問に盛り込みながら質問するのがおすすめです。

    ただし、それ以上何も思いつかず無理やりありきたりな質問をするのであれば、「今の時点ではもうありません。お答えいただきありがとうございました」と、質問はない旨を正直に伝えることも大事です。この際、面接での感想を述べて締めると好印象につながりやすいですよ。

二次面接の逆質問は好印象を残すチャンス! 企業への興味を示して内定獲得に近づこう

二次面接の逆質問は、しっかりと準備しておくことで一次面接よりも深い企業理解と熱意を示すことができます。二次面接では逆質問においても深掘りされる場合があるため、質問の意図をたずねられた際や自分の意見を聞かれたときの対策までしておくことが重要です。

また、二次面接中に失敗してしまったり、アピールしきれなかったことを伝える手段としても逆質問は役立ちます。好印象を残すチャンスだととらえて活用する意識を持ちましょう。

逆質問は唯一応募者が主導権を持って話を進められる時間です。企業への興味や入社意欲をしっかりと示して、内定獲得につなげてくださいね。

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