【質問例30選】集団面接で頻出の質問はこれ! 評価点と答え方も解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 集団面接は質問対策で差をつけよう
  2. 集団面接とは? 個人面接との違いを理解しよう
  3. 絶対に押さえておきたい集団面接の3つの重要ポイント
  4. ①必要マナーを押さえる
  5. ②求める人物像と合っていることを簡潔に伝える
  6. ③質問の評価視点を素早く理解する
  7. よく聞かれる質問30選と回答例
  8. ①自己紹介
  9. ②志望動機
  10. ③学生時代に力を入れたこと
  11. ④自己PR
  12. ⑤他社の選考状況
  13. ⑥逆質問
  14. その他準備しておきたい質問例
  15. 集団面接ならではの特徴とその対策
  16. ①かかる時間が短い
  17. ②回答の順番が変わる
  18. ③回答が挙手制の場合もある
  19. 就活生がやりがちな集団面接でのNG行動
  20. 目立とうとして過剰なアピールをする
  21. 無理に差別化しようとして空回りする
  22. 押さえておきたい入退室のマナー
  23. 退室の仕方
  24. 質問の意図を理解して端的に話そう

集団面接は質問対策で差をつけよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「他の就活生が気になって緊張してしまいそう」
「集団の中で目立てる自信がない」

このように集団面接前に心配する就活生は多いです。集団面接とは、複数の学生が同時に受ける面接のことです。エントリーシート(ES)通過後、選考の序盤でおこなわれることが多く、応募者の多い大手・中堅企業や就活生に人気の企業では、基本的に集団面接を実施しています。

こうした特性上ライバルが多いともいえますし、短い時間だからこそ他の就活生との差別化も必要です。集団面接では個別面接とは違った攻略のコツがあります。この記事では、集団面接を突破するために押さえておくべきポイントや質問の回答例を網羅して解説します。

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集団面接とは? 個人面接との違いを理解しよう

集団面接と個人面接の違い

まずは集団面接について詳しく理解することから始めましょう。集団面接とは何か・個人面接との違いはどこかなどをきちんと理解しておくことで、集団面接の質問対策をしやすくなります。

先ほども触れた通り、集団面接とは、複数の学生が同時に受ける面接のことです。書類選考後の一次面接など、早い段階でおこなわれることが多く、大手企業など学生からの人気が高く応募者の数が多い企業でよく取り入れられています。

大きな違いは評価方式でしょう。集団面接は多くの学生をふるいにかける役割があります。短い時間で効率良く多くの学生を見るため、減点方式であることが多いです。自分のことを存分にアピールするよりも、このあとに続く個人面接を見据えて不要な減点を防ぐための対策をする必要があります。

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絶対に押さえておきたい集団面接の3つの重要ポイント

絶対に押さえておきたい集団面接の3つの重要ポイント

面接は、ESなどの書類だけではわからない人間性を把握する目的がありますが、何よりも学生ひとりひとりにかける時間が短いです。加えてほかの学生とも同時に選考をおこなうため、ほかの学生よりも印象に残る必要もあります。

ここでは短い時間でいい印象を残すために、最低限押さえておきたい3つのポイントを解説します。

集団面接の質問対策|4つのポイントやNG行動も紹介

①必要マナーを押さえる

マナーを押さえることなんて当たり前、と思う学生も多いでしょう。しかし、ここで押さえてほしいのは「他者への配慮」です。マナーとは、他者との関係を円滑に築くために重要なもの。社会人として絶対に押さえておきたい要素のひとつになります。

そして、マナーは「できている・できていない」が一目瞭然でわかります。減点方式の集団面接においては絶対に押さえておきたいポイントです。

集団面接で押さえておきたいマナーについて紹介していきます。ぜひ確認し不要な減点を減らすために役立ててくださいね。

身だしなみ

基本的に面接においては第一印象が非常に大事です。清潔感のある身だしなみは、第一印象をよくするために欠かせません。これは決して難しいことではありませんが、細かいところは見落としがちです。事前に鏡を見ながら徹底的にチェックしておきましょう。

身だしなみのチェックポイント
  • スーツのサイズ
  • スーツのしわや汚れ
  • 襟口、袖口の黄ばみ
  • 靴の汚れや磨き残し
  • 髪のセット
  • (男性)ネクタイの曲がり方や締め方
  • (女性)ストッキングの伝線

正しい身だしなみや面接時のマナーはこちらの記事でも図解しているので参考にしてみてください。

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姿勢

背筋をぴんと伸ばして姿勢が正すだけで好感度が上がります。姿勢が悪いと「だらしない」「自信がない」という印象を与えかねません。日常生活でも、正しい姿勢を意識しておくことをおすすめします。

猫背になってないか、スマホ首になってないか自宅の鏡でチェックをしてください。話している時に夢中になって前のめりになることもありますので、注意しましょう。

回答

詳しくは以下でも説明しますが、回答時は長々と話すのではなく短く端的に答えることを意識してください。せっかくの面接ですから、自分のことをより強くアピールしたい気持ちもよくわかります。しかし長々としたアピールは、ほかの学生の時間を奪ってしまうことにもなります

これでは「他者への配慮が足りていない」とマナーのなさを感じられてしまいます。自分よがりなアピールにならずに、周囲の学生のことも配慮したアピールをすることを心掛けましょう。

態度

集団面接では、他の学生が質問に答えている時の態度もチェックされています。他の学生が回答する際は身体を少し向けるなどしてしっかりと聞き、自然なあいづちを打つなどの「傾聴姿勢」を意識しましょう。自分の回答が終わったからといって気を抜いたり、自分が何を言うか考えるのに夢中で上の空な表情になったりしないように注意をしてください。

面接中の姿勢などの基本のマナーはこちらの記事でも紹介しています。

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②求める人物像と合っていることを簡潔に伝える

基本的に、企業はすべての選考において「自社の求める人物像にマッチしているか」という観点で評価をしています。そのため、一人当たりのアピール時間が短い集団面接では、それがはっきりと伝わるようによりわかりやすいアピールが必要です

求める人物像が「チャレンジ精神のある人材」であれば、「私の強みはチャレンジ精神があるところです」「何事にも物怖じしない性格です」などと簡潔かつダイレクトな回答が求められます。求める人物像の事前の把握はもちろんですが、PREP法などを用いて簡潔に・端的に話すことを心掛けましょう。

PREP法:ビジネスで多く用いられる話し方の構成
  • P(Point:結論)
  • R(Reason:理由)
  • E(Example:根拠)
  • P(Point:まとめ)
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キャリアアドバイザー

「企業の求める人物像」は会社説明会ではもちろん採用サイトやパンフレットにも載っています。調べることは難しくないので、事前に必ず調べておきましょう。

③質問の評価視点を素早く理解する

集団面接では学生がアピールできる時間がとにかく短いです。そのため、各質問の評価視点を理解して、それに沿った回答を端的に伝えることが欠かせません。

たとえば、よく集団面接で求められるものに「自己紹介」があります。ここでは、企業によって「名前と大学名をお願いします」と言われることもあれば、「自己紹介をお願いします」と言われることもあるでしょう。

この場合「名前と大学名」であれば、短い集団面接をすぐに始めるため学生の出席確認程度であることが想像できますね。それ以上の情報は言わないことが無難でしょう。「自己紹介」であれば、集団の中で差別化を図るような印象に残る自己紹介が求められています。

このように、時間が限られているからこそ集団面接ではひとつひとつの質問における評価視点を即座に理解し、それに即した回答をすることが大切になります。

評価視点の例

・自己紹介
  名前と大学名:簡単な個人の認識と出欠確認
  自己紹介:自分を印象づけるようなその人ならではの自己紹介
・自己PR:強みが何か、そしてその状況を知ることで自社で活躍できるかを考えたい
・志望動機:志望理由とそのきっかけを知りたい。志望理由を裏付けるため
・ガクチカ:どんな成果を挙げ、そしてそのプロセスに再現性があるか知りたい

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よく聞かれる質問30選と回答例

集団面接で何を聞かれるかは、その場にならないとわかりません。そのため、集団面接を突破するためには、自己分析をしっかりおこない、よく聞かれる質問の回答をあらかじめ考えておくことが大事です。

ただし、本番で自分の用意した回答を優先するあまり、質問の意図とずれた回答をしまう就活生が多いので注意してください。ここからは、集団面接で聞かれる代表的な質問と回答の例文を具体的に紹介します。聞き取りやすいスピードで1分以内に話せる量は200~300文字程度が目安です。

①自己紹介

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面接官

自己紹介をお願いします。

自己紹介は自己PRや志望動機ではなく、自分のプロフィールを伝えることが目的です。名前と大学名・学部名は必ず盛り込み、面接最初の質問であれば一言挨拶を添えましょう。そのうえで自分らしいアピールポイントを伝えます。自己紹介は自由度が高いので個性が表現しやすいといえますね。

例文

○○大学 心理学部 社会心理学科4年の○○ ○○です。私は子どものころから人間の「心」の動きにとても興味があり、心理学を学ぶことを決めました。

現在大学では「○○○」を研究テーマにしたゼミに所属しております。ゼミの仲間と真剣に討論をしながら、「心」という形の無いものに科学でアプローチすることにやりがいを感じています。

今学んでいる心理学を活かし消費者の購買行動など御社のマーケティング分析に役立てていくことが目標です。本日はこのような貴重な機会をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

こちらの記事では、自己紹介をするときに必要な項目や例文を解説しています。

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②志望動機

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面接官

どうして当社を志望しているんですか?

志望動機は、会社の企業理念や事業展開がもとになっていることが多いので、他の学生との差別化が難しいです。「なぜその会社でないといけないのか」を端的に自分の言葉で表現する必要があります。そのため、企業を深く理解し、自分の価値観や志向とどう結びついているのかを掘り下げて考えましょう。

例文

私は御社のWebサービスにかかわる仕事がしたいと思い志望しました。もともと、WebやIT技術の情報を調べるのが好きで、御社が開発した○○というWebサービスにも注目をしていました。

なぜ御社が消費者の心をつかむサービスを生み出せるのか気になり、いくつもの記事や書籍を読みあさったこともあります。そこで繰り返し述べられていた徹底した分析、最先端の技術追求、顧客視点という3つの経営理念に大変感銘を受けました。

もし御社に入社することができましたら、経営理念を行動の指針とし会社とともに成長していきたいと思っています。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

志望動機に関連する質問例
  • 他にも〇〇会社がある中でどうして当社を志望しているのですか?
  • どういった軸で志望企業を選んでいるのですか?
  • 入社後にやってみたいことはありますか?

持田 伊織

キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる

合格する学生の志望動機の共通点は「過去の経験を入れていること」

この志望動機のいい点は、関心を持って自らの過去経験が記載されていることです。たくさんの学生さんの志望動機をみていますが、合格している学生さんは必ず過去の経験を入れています。企業が知りたいのは「何のサービスに興味を持ってるか」よりも「どうしてこのサービスに興味を持っているのか」です。

過去の経験をふまえることで、この企業に行くべき理由が明確になります。また「この企業のWebサービスに関わってどんな仕事がしたいのか」まで書けていると、なおよくなると思います。

たくさんの記事や書籍を読み漁るくらい関心があるのであれば「どんな気づきがあったのか」までを企業は求めています。Webサービスに関心を持って以前からインプットをしてきたからこそ話せる体験なので「〇〇なサービスを展開して価値を提供していきたい」などの提案までできるといいですね。

こちらの記事では、履歴書での志望動機の書き方について解説しています。集団面接前に志望動機をブラッシュアップしたいという就活生は、ぜひ参考にしてください。

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面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

③学生時代に力を入れたこと

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面接官

学生時代に力を入れたことは何ですか?

学生時代に力を入れたことは、学生時代に夢中になって取り組んだこと、経験してよかったことを話すといいでしょう。ただし、何をしてきたかの説明に終始してしまわないよう注意をしてください。取り組んだことに対してあなたがどのような成果を出したか、そのためにどんな工夫をしたか、そして何を得たかであなたらしさが伝わります。

例文

学生時代に力を入れてきたことは部活動です。私は歌が大好きで、高校では合唱部に、大学ではコーラス部に所属しました。現在、コーラス部の部長を務めています。コーラスの魅力は仲間たちの声が重なったときに生まれる美しいハーモニーです。

しかし、そのためにはたくさんの練習を経て部員全員の心がひとつにならないといけません。約50人いる部員をまとめるのに苦労したこともありましたが、大学の合唱コンクールで優秀賞をいただいた時は本当に嬉しかったです。合唱を通じて、一生の仲間ができたことは私の財産です。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

学生時代に力を入れたことに関連する質問例
  • 挫折した経験はありますか?
  • 勉学で力を入れたことはありますか?
  • 長く続けておこなっていることはありますか?
  • 苦手なことに取り組んだ経験はありますか?

こちらの記事では、学生時代頑張ったことがないという学生に向けて、対処法を解説しています。見つける方法や例文を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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④自己PR

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面接官

あなたの強みを教えてください。

自己PRは、自分の強みを語ることです。その強みの根拠となるエピソードや今後どう活かせるかも盛り込む必要があるので、簡潔にまとめるのが難しい質問です。エピソードを伝える際は、行動の背景や理由、そして課題や困難をどのように乗り越えたのかを併せて伝えましょう

そうすることで、企業もあなたの自社での姿をイメージしやすくなるほか、強みだけでなくあなたらしさもよくわかる自己PRとなります。

例文

私の強みは計画性があることです。私はいつでも計画を立てる際に柔軟性を持つことを意識しています。昨年、○○という資格を取得したのですが、1日最低2時間、土日は4時間の勉強時間を確保してスケジュールを立てました。

それだけでは試験勉強は苦しいので、学習の区切りごとにご褒美として勉強をしなくても良い2日間を設定して、それを目標に頑張りました。もし途中で予定通りに進まなくても、その2日でカバーすることができます。

その結果、資格に合格することができ、とても嬉しかったです。この強みは、さまざまなリスクに備える必要がある御社のシステム開発の現場で大いに活かせると考えています。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

自己PRに関連する質問例
  • あなたの強みは自社でどのように活かすことができますか?
  • 周りの人からどんな人だと言われることが多いですか?

吉田 実遊

キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる

ビジネスに置き換えてアピール方法を考えてみよう

この自己PR例文のいい点は、自身で目標やご褒美を設定することで計画性を持てている点です。セルフマネジメントが出来ているという点では非常に評価できると思います。

しかし「目標に達成すると休める」「達成しなければその2日間を当てる」だと、「仕事が終わらなかったら休日出勤する」という風に捉えられる可能性も。意欲は感じるものの、あまり健全ではないですよね。

「目標に達成しなかったときに、2日間で改善策を考えて同じミスを繰り返さないようにしていた」このような伝え方の方が「ビジネスにおいてもPDCAを回せそうな人だな!」と思ってもらえると思います。

こちらの記事では、面接で高評価を得られる長所を解説しています。自己PRする内容に悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

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⑤他社の選考状況

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面接官

他にはどんな企業を受けていますか?

この質問では、会社選びに一貫性があるかどうかをみられています。どのような軸のもと就活をおこなっているのかを伝えてください。もし、幅広く業界を受けている場合は、納得できるような理由を考えておいたほうがいいでしょう。

例文

現在、A社、B社、C社の選考を受けています。私は○○業界を目指しており、その中でも顧客視点を第一に考えている社風がある会社にエントリーをしています。

理由は、アルバイトの経験を通じて、あらゆるサービスは顧客満足が基本であることを実感したからです。たくさんの会社説明会やインターンシップに参加して、顧客視点を大事にしている会社かどうかを自分なりに見極めてきました。

※この回答例は面接回答集から抜粋しました。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」

他社の選考状況に関連する質問例
  • どの企業が第一志望ですか?
  • 現在内定はありますか?
  • 当社が内定を出した場合、他の企業の選考は続けますか?

会社選びの基準はこちらの記事を参考に、自分の中で明確にしておきましょう。

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選考状況を聞かれたときの答え方についてはこちらの記事で解説していますよ。

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⑥逆質問

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面接官

最後に何か質問はありますか?

逆質問は、面接の最後の方に聞かれることが多いです。その会社への関心度の高さ、成長意欲を感じさせる質問がいいでしょう。調べればすぐわかること、相手が答えにくいこと(ざっくりしすぎた質問、ネガティブな質問など)は控えましょう。

・入社後、研修を経て現場に配属されるまでの流れを教えてください。
・御社で活躍する社員はどんなタイプの人が多いですか?
・御社でマネージャーなどの管理職はどのようなステップを経てなれるでしょうか?
・募集している○○という職種にはどのような能力が求められるでしょうか?
・御社のチームワークの良さを感じるのはどんなときですか?
・将来海外事業に携わりたいのですが、配属の可能性はありますか?

逆質問の考え方や具体例はこちらの記事で詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

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集団面接の逆質問についてはこちらの記事でも解説をしていますよ。

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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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その他準備しておきたい質問例

以下によくされる質問項目をまとめたので、準備をしっかりしておきましょう。

質問リスト
  • 今後のキャリアプランについて教えてください。
  • 長所と短所を教えてください。
  • 趣味や特技を教えてください。
  • サークル活動は何をしていましたか?
  • どんなアルバイトをしていましたか?
  • 大学では何を学んでいますか?
  • 得意な科目と苦手な科目を教えてください。
  • チームで何か取り組んだことはありますか。役割も含めて教えてください。
  • 今一番気になるニュースは何ですか。
  • 座右の銘を教えてください。
  • あなたを漢字一文字(または四字熟語)であらわしてください。
  • 楽しかったことと辛かったことを教えてください。

面接における適切な回答時間に関して知りたい学生は、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。回答のまとめ方や練習方法について詳しく解説しています。

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面接の回答時間は、社会人として必要な素養が備わっているかを判断する重要な評価ポイントの一つです。 この記事では、状況別の解説、文章の作成方法、話し方のコツについてキャリアアドバイザーが詳しく解説しています。 面接の回答時間に明確な正解はありませんが、焦らないよう徹底した準備を心がけましょう。

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集団面接ならではの特徴とその対策

集団面接は個人面接に比べ一人にかかる時間が違いますし、そもそも一度の面接で複数人が同時に話すという大きな違いがあります。ここからは、集団面接ならではの特徴とその対策方法について解説していきます。ぜひ実践してみてくださいね。

①かかる時間が短い

集団面接では、質問に答える際の持ち時間が短いです。複数の学生が同時に面接を受ける場なので、長々と答えていては面接官に悪い印象が付きかねません。逆に短すぎてもいけず、時間調整が難しいのが特徴です。

30秒~1分程度を目安に、質問の意図に沿って簡潔に要点を押さえて答えましょう。結論を最初に話すことを忘れずに、普段の生活でも、結論→理由→経緯やエピソードという順番で話す練習をしておくと良いでしょう。

また、時間が短いからといって慌てて早口にならないよう、面接官が聞き取りやすいスピードを心掛けてください。

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ちなみに、1分で話す場合の文字数は300〜400文字、30秒で話す場合は150〜250字ほどとされています。回答を事前に考える際は、この文字数を目安にしてみると良いでしょう。

②回答の順番が変わる

集団面接では、質問に答える順番も気になるところです。すべての質問が同じ順番とは限らないので、どの順番でもスムーズに答えられるように準備しておく必要があります。ここでは、最初と最後に順番がまわってきた場合の心構えを解説します。

最初の場合

トップバッターは他の人と答えが被る心配はありませんが、想定外の難しい質問を投げかけられた場合に、答えに詰まってしまう可能性があります。たとえその場しのぎの回答だったとしても、堂々と答えるだけでも説得力があるので、自信を持って答えましょう

また、考える時間が必要な場合は、「少しだけ考えさせてください」と言うのもひとつの手です。5秒程度なら影響はないので慌てず答えましょう。

最後の場合

順番が最後の場合、複数の就活生が回答をした後なのでオリジナリティを出すのが難しくなります。もしも回答が被っていたら、補足できるようなエピソードや自分なりの考えを付け加えるといいでしょう。最後の回答者は考える時間があるというメリットもあるので、用意していた答えを面接官の反応を見ながらブラッシュアップすることも可能です。

集団面接で高評価を得るためのポイントはこちらでも特集していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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グループ面接で好評価を得るポイント|特徴や逆質問・マナーも解説

塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

回答に一貫性を持たせることが重要

他の就活生と回答がかぶってしまうケースはよくあります。ただ、私個人としては、回答がかぶったとしても気にしすぎる必要はないと考えています。面接では結論ももちろん大事ですが、最も重要視されるのは「一貫性」です。

その結論を裏付ける根拠を持って話せているかが、面接官に納得感を与え評価にダイレクトにつながりますので、ぜひ一貫性を意識してください! 「課題解決力」などのありがちな回答でも、それを裏付ける根拠があれば問題ありません。回答がかぶることよりも、回答と根拠につながりを持たせることのほうが重要です。

③回答が挙手制の場合もある

集団面接では、順々に回答を求められるだけでなく場合によっては挙手制での回答となることもあります。その場合はなるべく早めに発言するのが得策です

挙手制だと、ほかの学生が発言している間に内容を考えることもできるので、一見後のほうが得と思うこともあるかもしれません。しかし発言が後になればなるほどハードルが上がります。 加えて何度も後の回答が続くと消極的と思われてしまう可能性も高くなるため、意欲をアピールするためにも早い段階で発言するのが良いでしょう。

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とはいえ一番に答えるのが良いというわけではありません。もちろん内容についても評価の対象ですから、良い回答が思いつかない場合は挙手を急がず、考えてから発言しましょう。

就活生がやりがちな集団面接でのNG行動

就活生がやりがちな集団面接でのNG行動

集団面接は、他のライバルのなかで自分をアピールしなければいけないので、独特の緊張感があります。ついつい自分だけ目立とうとしてしまったり、他の就活生の発言に影響を受けすぎてしまったり、マイナス印象になる行動をとりがちです。

そんな集団面接でやりがちなNG行動について解説と対策を紹介しますので、本番で失敗しないように意識しておきましょう。

目立とうとして過剰なアピールをする

短い時間で強い印象を残すための手段を誤ってしまう学生がいます。充実した発言内容で目立つのはいいことですが、表面的で過剰なアピールはマイナス印象になります。

たとえば、大きすぎる声で話したり、大げさなあいづちを打ったり、わざとらしい行為ではいい評価を得ることができません。場の雰囲気を悪くしたり、他の人の邪魔をしたりの行為もNGです

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過剰なアピールは、ライバルを蹴落としたいという本音があからさまに出てしまいます。本音ではよりよい評価を得たいと思っていても、本番ではライバルたちに気を配れるくらいの気持ちの余裕を持っておきましょう。

無理に差別化しようとして空回りする

無理に他の就活生と差別化を図ろうと、空回りしてしまう場合があります。たとえば他の学生と回答がかぶってしまった場合、無理して内容を変えて空回りしてしまうのはもったいないです。もちろん急に内容を変えてもしっかりと答えられる自信があれば変えるもの選択肢です。

もし回答がかぶっても、無理して回答を変更する必要はありません。あなたなりの考えや感じたことを盛り込んでおけば、エピソードがかぶっていてもむしろ差別化が図りやすいといえます

面接官は、ありのままの人柄を知りたいと思っていることを忘れないようにしましょう。

押さえておきたい入退室のマナー

集団面接前に押さえておきたいのが、入退室のマナーです。先ほどもお伝えした通り、集団面接ではこういったマナーが評価ポイントのひとつとして非常に重要となります。個人面接の流れと異なる点がいくつかあるので、事前に把握しておきましょう。集団面接の入退室では、他の学生を思いやる配慮が必要になってきますよ。

【先頭】

入室の仕方(先頭)

ドアを3回ノックし、面接官からの合図を待ってから入室します。「どうぞ」と言われたドアを開けて「失礼いたします」と言った後一礼します。ドアは開けたままにしておきましょう。1番奥の椅子まで進んだら、残りの学生が入室し終えるまで椅子の横に立ちます。

【2番目以降】

入室の仕方(二番目以降)

ノックはせずに「失礼いたします」と言って一礼します。前の学生の隣の椅子に向かって進みましょう。

【最後尾】

入室の仕方(最後尾)

「失礼いたします」と言って一礼したら、ドアを静かに閉めましょう。ドアを閉めた後に面接官に一礼して椅子まで進みます。

退室の仕方

面接官に「これで面接を終了します」と言われたら椅子から立ち上がり、「ありがとうございました」と言った後に深くお辞儀します。

【先頭】

退室の仕方(先頭)

ドアに1番近い人が先頭になります。ドアの前まできたら面接官の方に向き直り「失礼いたします」と言って一礼しましょう。ドアを開けて退室しますが、閉めずに開けたままにしておきます。

【2番目以降】

退室の仕方(二番目以降)

ドアの前で面接官の方に向き直り「失礼いたします」と一礼して退室します。

【最後尾】

退室の仕方(最後尾)

前の学生と同じように「失礼いたします」と一礼までしたら、ドアを閉めます。このとき、両手を添えながら音をたてないようにゆっくり閉めましょう。

質問の意図を理解して端的に話そう

集団面接での一番のポイントは、質問の意図を理解し端的に話すことです。ついつい強い印象を残すことばかりを意識しがちですが、まずは正しく質問の意図を理解し、その意図に沿って答えることが大前提です。

適切なインプットとアウトプットというコミュニケーションの基本を押さえたうえで、あなたならではの魅力をアピールしていきましょう。集団面接の入念な準備は、次の個別面接にも活かされます。あらゆる場面を想定して準備をしておきましょう。

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