目次
- 早期選考に落ちたらその後のアクションが重要!
- そもそも早期選考とは
- まずは知っておきたい! 企業が早期選考をおこなう2つの目的
- 目的①企業は優秀な人材を早めに確保したい
- 目的②本選考での選考基準の1つとしたい
- 落ちた経験を次に活かそう! 早期選考に落ちたら取るべき2つの選択肢
- 選択肢①再度同じ企業を目指す
- 選択肢②他業種・企業を探す
- 早期選考に落ちたらどうなる? 本選考に応募できないかもしれない3つの理由
- 理由①早期選考で採用枠が埋まる可能性があるため
- 理由②早期選考での評価は覆りにくいため
- 理由③新しく応募してきた学生の選考を優先するため
- 早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法
- 募集要項を確認する
- 電話やメールで企業に問い合わせる
- 早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイント
- ①ESや履歴書の内容に欠点がないか
- ②企業分析が足りていたか
- ③自己PR・志望動機で差別化できているか
- ④自己分析を深くおこなえていたか
- 早期選考に落ちた人が次に受ける早期選考を効率的に探す4つの方法
- ①同じ業界のインターンに応募する
- ②OB・OG訪問をする
- ③逆求人サイトを活用する
- ④就活エージェントに紹介してもらう
- 早期選考に落ちたらしっかりと対策をして次の選考に備えよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生の中には
「早期選考に参加したけど落ちてしまった……。」
「早期選考で落ちてしまったらどうしよう……。」
と早期選考での不採用について不安を感じてしまう学生もいますよね。
早期選考はほかの人よりも早く就活に慣れることができるチャンスであり、人によっては内定が出れば就活を終了できる場合もあります。早期選考に参加する学生は本選考よりも少ないため、選考を通過しやすいと考えている学生もいるかもしれませんが、あくまで「選考」なので落ちるケースもあります。
本記事では早期選考に落ちた人が、その後どのように選考への応募や対策をすべきか解説しているので、早期選考に落ちてしまった学生はぜひ参考にしてくださいね。
早期選考に落ちたらその後のアクションが重要!
早期選考に落ちてしまって、気分が落ち込んでしまっている学生もいるでしょう。しかし、早期選考に落ちてしまったことを引きずってしまうと、その後の就活にも影響を及ぼしかねないためできる限り早めに気持ちを切り替えることが重要です。
落ちた理由を分析したうえで、再度同じ企業を目指すのか、ほかの業種・企業を探すのかを速やかに選択することで、良い再スタートを切ることができます。エントリーシート(ES)や履歴書の内容は適切だったか、自己分析・企業分析は足りていたか、自己PR・志望動機は相手に伝わる内容だったかなどを見直しましょう。
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そもそも早期選考とは
早期選考とは、一般的な就活が本格化する前におこなわれる選考です。早期選考がおこなわれるタイミングは企業によってさまざまですが、早ければ大学3年生の夏頃からスタートします。
一般的に選考内容は通常の選考と大きくは変わりませんが、特にインターンシップ(インターン)を通じての早期選考であれば書類選考や一次選考が免除となる場合があります。一般的な時期よりも早くスタートする採用活動なので、早い段階で内定を持っておきたい学生にはぴったりの機会といえますね。
キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
外資系企業は早期選考をおこなう場合が多いので、志望する学生はインターン時から情報収集に努めるようにしましょう。現在の日本の就活ルールは「採用・選考は6月1日~」「インターンと採用を直結させない」といったものがありますが、外資系企業は、日本の就活ルールは気にせず独自に早期選考や通年採用を実施している企業が多くあります。
また、日本の企業においても就活ルールは法的拘束をもっていないため、独自のルールで採用活動を実施している企業も多くありますよ。特に毎年、安定的に新卒を多く採用する大手企業などは、段階的に採用活動を実施した方が採用人数の確保につながるという理由で、早期選考を実施しているケースが多くあります。
業界でいうと、IT業界ではインターンに参加した学生の適性や能力を見て、「自社に合いそう」「即戦力になる」と判断した学生を早期選考を促すケースがよく見られます。早期選考を考えている学生は、インターン時から企業に「評価されている」ことを心得て参加するようにしましょう。
まずは知っておきたい! 企業が早期選考をおこなう2つの目的
就活生
そもそも早期選考はなぜおこなわれるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
良い視点ですね! 企業がわざわざ早期選考をおこなう理由を押さえれば、ほかの学生との差別化につながりますよ。
企業が早期選考をおこなう理由として2つの点があげられます。早期選考で落ちないためにも、早期選考を取り入れている企業がなぜ通常よりも早く選考をおこなうのか、しっかり押さえておきましょう。
目的①企業は優秀な人材を早めに確保したい
企業が継続して利益を得ていくためには、働く人材が鍵を握ります。特に少子化が進み学生の数が少なくなっている中、企業としては1人でも多く優秀な学生に入社してほしいと考えていますよ。
しかし、通常の選考のように各企業同時に始まる就活では、どうしても有名な大企業に学生が集中してしまいます。学生からすると、自分が知っている企業の選考を受けてみたい、憧れのあの企業で働きたいと思うケースも多いでしょう。
だからこそ早期選考を取り入れている企業は、大企業の就活が集中する一般的なスケジュールよりも早く選考を開始することで早いうちに優秀な人材を囲い込み、ほかの企業に取られることを防止したいと考えているのです。
目的②本選考での選考基準の1つとしたい
早期選考をおこなう企業の中には、本選考での選考基準の1つとしたいと考える企業もあります。学生の傾向は毎年変わるため、その年の学生のレベル感を知り、自社の採用基準に取り入れたいと考えているのです。
たとえば新型コロナウイルス感染症が蔓延していた際は、課外活動を思うようにおこなうことができなかった学生も多く、従来と同じ採用基準では学生本来の姿を見極められなかったといえます。このように企業は早期選考をおこなうことで、その年の学生の傾向をいち早く知り、採用する人材の評価基準を早い段階で定めたいと考えているのです。
キャリアアドバイザー
早期選考での結果を選考基準の1つとすることで、公平性を保てるだけでなく、企業内で採用基準の統一を図ることにもつながります。
早期選考についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、早期選考に参加したい学生はあわせて確認してくださいね。
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落ちた経験を次に活かそう! 早期選考に落ちたら取るべき2つの選択肢
真面目に努力や準備して早期選考を受けたとしても、残念ながら落ちてしまう場合もあります。選考に落ちるということはショックなことですが、落ちたことを引きずってしまってはその後の選考にも影響が出かねません。
そのため早期選考に落ちてしまったら、早期選考の内容を見返して落ちた理由を分析し、次に活かすことが重要です。
面接時の態度や準備不足が原因なのか、その前段階の企業選びからミスマッチが生じていたのかなど、早期選考の不合格の要因を一度洗い出してみましょう。落ちた理由のよくある例としては以下のようなものが挙げられます。
- 上手く質問に応えられなかった
- 企業研究が甘かった
- 身だしなみや就活マナーに問題があった
- そもそものキャリアビジョンと企業のマッチ度が低かった
キャリアアドバイザー
落ちた理由を分析したうえで取るべき選択肢としては、①再度同じ企業を目指す②他業種・企業を探すの2つです。
選択肢①再度同じ企業を目指す
早期選考に落ちてしまったとしても、基本的には本選考で再度同じ企業を目指すことは問題はありません。早期選考を受けた上で本選考も受ければ、熱意や志望度が伝わる場合もありますよ。
早期選考は就活を始めて間もない時期におこなわれるため、ESやWebテストの対策が不十分な場合も多いです。次の機会までに自己分析を練り直す、Webテスト対策を徹底するなどの対応をしっかりとおこない、本選考に備えましょう。
選択肢②他業種・企業を探す
就活生
よく考えてみたら、早期選考に焦って自己分析が足りていなかったかもしれない。
就活生
なんとなく大手の早期選考だから応募してみただけなんですよね……。
早期選考に参加して落ちてしまった学生の中には、なんとなく知っている企業に応募したり、早く内定が欲しいという思いからとりあえず応募してみたという学生もいるかもしれません。そのような場合には、まずは自己分析をして自分に合う仕事をしっかりと考えたうえで、他業種や他の企業にチャレンジしてみることもおすすめです。
今一度自己分析や業界研究をしっかりとおこない、自分に合った業種・企業を探しましょう。
こちらの記事では自己分析の質を上げる4つの方法を紹介しているので、あわせて確認してくださいね。
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早期選考に落ちたらどうなる? 本選考に応募できないかもしれない3つの理由
- 理由①早期選考で採用枠が埋まる可能性があるため
- 理由②早期選考での評価は覆りにくいため
- 理由③新しく応募してきた学生の選考を優先するため
基本的には、早期選考に落ちた企業に本選考で応募しても問題はありません。しかし、企業の中には早期選考に落ちた人は本選考に応募できないケースがあります。
本選考に応募できないかもしれない理由としては、主に3つが考えられます。本選考直前で「応募できなかった……」と後悔しないためにも、それぞれの理由をみていきましょう。
理由①早期選考で採用枠が埋まる可能性があるため
人を雇用し、教育していくには時間や費用などのコストがかかります。そのため、企業はその年の採用枠をある程度決めているため、決められた採用枠が早期選考で埋まってしまうと本選考の募集自体を出さないケースもあるのです。
早期選考の1番の目的は、優秀な学生を早めに確保することです。早期選考の段階で優秀な学生から多くの応募があった場合は、当初想定していた採用枠がすべて早期選考で埋まる場合もあるでしょう。
キャリアアドバイザー
「本選考に応募しようと思ったら採用が中止になってしまった……」と後悔しないためにも、興味がある企業の早期選考には積極的に応募することをおすすめします。
理由②早期選考での評価は覆りにくいため
企業によっては、早期選考に落ちた人の再応募を受け付けていない場合があります。早期選考にて不採用となった要因が本選考までの短期間では改善が難しいと考え、再応募を受け付けていないケースです。
できるだけ多くの学生と接する機会を設けたいと考える企業や多くの応募が集まる企業では、早期選考に落ちた場合は本選考への再応募は受理されない場合があるため、募集要項については念入りにチェックしておきましょう。
理由③新しく応募してきた学生の選考を優先するため
企業によっては、多くの学生に選考の機会を与えるべく新しく応募してきた学生の選考を優先する企業もあります。
早期選考で不採用と判断した学生に対して「選考の機会を十分に活かし切ることができなかった」と考える企業もあります。すべての学生に対して機会を均等にするためにに、再応募をあえておこなっていない企業もあるということは覚えておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
万が一早期選考に落ちてしまった場合でも、すぐにあきらめるのではなく本選考に再チャレンジできるのか企業に確認するようにしましょう。これまでにも、早期選考では落ちてしまったけど、本選考で内定を獲得したという学生がいますよ。
その学生は、早期選考で落ちた企業が第一志望で、どうしてもあきらめられず採用担当者に問い合わせたところ「本選考で応募も可能」と返事をもらうことができました。早期選考では、時間があまりなく企業研究が足りなかったものの、本選考の面接では早期選考の反省を踏まえて十分にアピールすることができ、内定につながったケースもありますよ。
早期選考で落ちると、残念ながら本選考に応募できない企業もありますが、すべての企業で本選考を受けられない訳ではないので、1度企業に問い合わせてみることをおすすめします。
早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法
早期選考に落ちたあと、本選考に応募できるかどうかは企業によって異なります。そのため実際にそれぞれの企業への確認が必要となりますが、手順や何から着手すべきかわからないという学生も多いですよね。
ここからは早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法を解説します。早期選考に落ちてしまったけれど、本選考での再応募を視野に入れている学生は是非読んでみてくださいね。
募集要項を確認する
本選考に参加できるか確認するには、まずは募集要項をチェックしましょう。早期選考に落ちても本選考に応募できる場合、その旨が申込時の募集要項に記載されていることがありますよ。
反対に注意点などで、募集要項にはっきりと「選考への応募回数は1度のみ」などと記載されていた場合、再応募は難しいというサインでもあります。見落としが無いように事前にしっかりと確認しましょう。
電話やメールで企業に問い合わせる
募集要項に何も記載がない場合、電話やメールで企業に問い合わせをしても構いません。基本的に人事部に問い合わせをすれば回答してもらえるでしょう。
どうしても人事部門の方には聞きづらい場合、早期採用のきっかけとなったOB・OGやインターンシップで担当してくれた人などを頼るのも1つの手段です。
いずれの場合も相手ができるだけ忙しくなさそうなタイミングに連絡を取るようにするとともに、忙しい中自分のために時間を使ってくれていることに感謝する気持ちと態度を示しましょう。
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また就活で問い合わせのメールを送るときのポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてくださいね。
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早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイント
早期選考に落ちてしまった人は、今後の就活のためにも改善点の振り返りをする必要があります。
落ちたあとに何が問題点だったのか振り返ることは、気持ちが乗らないものです。しかし同じ企業の本選考を受けた際には前回と明らかな違いを見せることで、選考を通過できる場合があります。また違う企業の選考の際にも同じ失敗を防ぐことができますよ。
それでは具体的に見直すべき4つのポイントを解説していきますね。
①ESや履歴書の内容に欠点がないか
早期選考で面接にたどり着けなかった場合、ESや履歴書に欠点があった可能性が高いです。
就活生
自分では完璧な書類だと思っていたのですが……。
キャリアアドバイザー
第三者目線でアドバイスをもらったりしましたか?
就活生
たしかに、自分の中だけで完結してました……。
自分では問題ないと思っていても、ほかの人が見ると改善点が見つかる場合も多いです。そのため、過去の選考で使った書類のコピーがあれば、OBやOG、キャリアアドバイザーなどにチェックしてもらいましょう。
自分の強みは伝わりやすいか、ほかの学生と差別化されているか、企業が大切にするポイントはおさえられているかなど、多角的な視点で書類を作り直しましょう。
②企業分析が足りていたか
早期選考は早い時期におこなわれるため、企業分析が不十分な学生も多いです。早期選考を受ける学生自体が少ないとはいえ、企業への理解が足りなければ熱意は伝わりづらいため不採用となってしまう場合もあります。
- IR情報を見る
- 就活四季報を活用する
- OB・OG訪問をする
また企業分析は自分に合った企業を見つけることにも役立ちます。入社後のミスマッチや早期離職を防ぐためにも、早期選考に落ちた場合は企業分析が足りていたかをしっかりと振り返り、今後に活かしていきましょう。
IR情報の簡単な見方についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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③自己PR・志望動機で差別化できているか
早期選考においては通常の選考よりも周囲のレベルが高い傾向にあります。だからこそ自己PRや志望動機でほかの学生と差別化するかが重要です。
- キャッチフレーズを使用する
- 自分ならではエピソードを盛り込む
- 入社後どのように活躍するかを具体的に述べる
また自己PRや志望動機を相手にわかりやすく伝えることも重要です。選考では自分のことを知らない人に対して、自身の強みや想いを伝えなければなりません。そのため、初めて聞く人でもわかりやすい言葉を選んだり、背景説明なども丁寧にするようにしましょう。
自己PRのテクニックについてはこちらの記事で解説しているので、あわせて確認してくださいね。
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④自己分析を深くおこなえていたか
就活を始めてからあまり時間がたっていない早期選考の段階では、自己分析が浅いことも考えられます。自己分析が深くできていなかったために、そもそもの企業選びの段階でミスマッチが起きてしまっているケースもあります。
自分の強みが発揮できない職種や企業を選んでしまうと、「この学生はうちの会社でなくてもよさそう」と判断され、不合格につながってしまう場合が多いです。そのため、自分についてきちんと理解できていたのか、自己分析の方法に誤りはなかったかも振り返りましょう。
自分への理解を深めるためには、第三者に協力してもらいおこなう他己分析もおすすめです。他己分析についてはこちらの記事で解説していますよ。
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他己分析をすると、周囲の人からの評価も取り入れられて自己理解が深まりますよ! この記事では他己分析をするメリット、やり方、質問項目、活用方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に実践して自分の長所・短所を把握しましょう。
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面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
早期選考に落ちた人が次に受ける早期選考を効率的に探す4つの方法
- 同じ業界のインターンに応募する
- OB・OG訪問をする
- 逆求人サイトを活用する
- 就活エージェントに紹介してもらう
早期選考に落ちてしまった場合、早めに次の選考を受ける企業を探したいところですよね。「できれば別の企業でもう一度早期選考をリベンジしたい!」という学生もいるかもしれません。
ただし、すべての企業が早期選考を実施しているわけではないので、闇雲に早期選考を探してもうまくいかない場合があります。早期選考を効率的に探す4つの方法を紹介するので、早期選考にチャレンジしたい学生は参考にしてくださいね。
①同じ業界のインターンに応募する
インターンに参加することで、そのまま早期選考を受けられることがあります。早期選考の機会を狙って、同じ業界のインターンに参加してみるのも1つの手です。
インターンに参加したからといって必ずしも早期選考に参加できるとは限りませんが、インターンに参加した学生限定での選考ルートが用意されている企業もあるので、自分の受けたい業界の中にそのよ企業がないかを探してみると良いでしょう。
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②OB・OG訪問をする
OB・OG訪問がきっかけで早期選考を受けられることがあります。志望企業で勤務するOB・OGに対して、企業への熱意や入社してやりたいことなどを熱心に話す中で、「ぜひ自社に来てほしい」とOB・OGから思ってもらえる場合がありますよ。
ただ、OB・OG訪問の目的は基本的には、先輩社員に対し仕事内容や職場環境、入社して感じたことなどを質問・相談することです。OB・OGも学生に対して、自分の経験を伝えることで企業選びや選考に役立ててほしいと考えています。
そのため、「早期選考を受けたい」とアピールをし過ぎると、「自分の話を聞きに来たのではなく、早期選考を受けるためだったのか」とマイナスの印象を持たれてしまいかねないので注意しましょう。
OB・OG訪問を効果的におこなう方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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③逆求人サイトを活用する
早期選考を探すには企業からオファーが届く逆求人サイトを活用するのもおすすめです。逆求人サイトは基本情報やアピールポイントなどを登録しておくと、魅力的だと感じた学生に企業からスカウトが届くサービスを指します。
逆求人サイトに登録している企業の中には早期選考を実施している場合もあり、スカウトから早期選考につながるケースがあります。また逆求人サイトにはさまざまな業界の企業があるため、今まで見てこなかった業界や企業を見つけ、就活の選択肢の幅を広げることにもつながりますよ。
キャリアアドバイザー
スカウトが届くのは自分に対して興味がある企業なので、選考を有利に進めることにもつながりますね。
④就活エージェントに紹介してもらう
就活を全面的にサポートしてくれる就活エージェントから早期選考を紹介してもらえることもあります。OB・OG訪問と異なり、自分の人脈や大学のつながりがなくても気軽に企業を紹介してもらえるので、早期選考を受けたい旨をアドバイザーに伝えればすぐに選考を受けられる可能性もあります。
また、落ちてしまった早期選考の振り返りなどの相談にものってくれるので、早期選考に1度落ちてしまった学生はぜひ活用してみてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
早期選考を考えている学生は、上述にもある「就活エージェント」の利用をおすすめしますよ。通常の就活スケジュールに比べて、早期選考はエントリーから試験を受けるまでの期間が短いのが一般的です。そのため応募書類の完成度が低かったり、面接対策がうまくできなかったりすることがよくあります。
一方で、就活エージェントを利用した学生からはよく聞かれるのは「キャリアコンサルタントの人が書類の添削をしてくれた」「面接練習のお陰で自信をもって本番に挑めた」といった声です。専門家からマンツーマンの支援を受けたことで、早期選考の書類選考や面接試験がうまくいった学生は数多くいます。
就活は企業選びから応募書類の準備、面接対策など、事前準備にかなりの労力と時間がかかりますが、就活エージェントを利用することで効率よく就活できます。早期選考の機会を探す学生は、ぜひ活用することをおすすめします。
早期選考に落ちたらしっかりと対策をして次の選考に備えよう
早期選考に落ちると、落ち込んだり、人によっては自信をなくしてしまう場合もあるでしょう。「どうして落ちてしまったんだろう」と暗い気持ちになり、次に進む気力がなかなか出ないケースもありますよね。
しかし落ちたこと引きずったまま就活を進めても、良い結果を得ることは難しいでしょう。そのため、早期選考で落ちた原因を分析し、修正・改善していくことが就活を成功に導くことにつながります。
早期選考に落ちてもまだまだチャンスはあるので、しっかりと改善点を洗い出し、内定を獲得できるように準備しましょう。
面接の内容は一般的な選考と同じく、人事や役員との面接や、グループディスカッションなどが実施されます。