早期選考に落ちたら次のアクションが重要! 本選考への影響も解説

この記事のアドバイザー

復習方法も紹介早期選考に落ちたら 〇〇を振り返って巻き返そう!

目次

  1. 早期選考に落ちたらその後の動き方が重要! 今後の方針を見極めよう
  2. 早期選考に落ちた人に覚えておいてほしいこと
  3. 早期選考に落ちる人はたくさんいる
  4. 就活はまだ始まったばかりなため焦る必要はない
  5. 今後どう挽回していくか考えることが大切
  6. 落ちた経験を次に活かそう! 早期選考に落ちたあとの2つの選択肢
  7. 選択肢①同じ企業の本選考を受ける
  8. 選択肢②他業種・企業を探す
  9. 早期選考に落ちたら本選考に応募できない可能性も……! 考えられる3つの理由
  10. 理由①早期選考で採用枠が埋まる可能性があるため
  11. 理由②早期選考での評価は覆りにくいため
  12. 理由③新しく応募してきた学生の選考を優先するため
  13. 早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法
  14. 募集要項を確認する
  15. 電話やメールで企業に問い合わせる
  16. 次こそ合格を目指そう! 早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイント
  17. ①エントリーシート(ES)や履歴書の内容に欠点がないか
  18. ②企業分析が足りていたか
  19. ③自己PR・志望動機で差別化できているか
  20. ④自己分析を深くおこなえていたか
  21. 早期選考に落ちた人が次に受ける早期選考を効率的に探す4つの方法
  22. ①同じ業界のインターンに応募する
  23. ②OB・OG訪問をする
  24. ③逆求人サイトを活用する
  25. ④就活エージェントに紹介してもらう
  26. 早期選考に落ちた人によくある質問に回答!
  27. 早期選考に落ちたらもう本選考には応募できないのですか?
  28. 早期選考に落ちた後本選考を受けた場合でも受かることはあるのでしょうか。
  29. 早期選考に落ちたら本選考へ応募可能か確認しつつ徹底した対策をして次に備えよう

早期選考に落ちたらその後の動き方が重要! 今後の方針を見極めよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「早期選考に参加したけど落ちてしまいました……。」
「早期選考に落ちてしまった後は何をすべきですか?」
「早期選考に落ちてしまった後でも、本選考に参加できるのでしょうか?」

という相談をよく受けます。早々に就活を始め、思い切って早期選考にチャレンジしたにもかかわらず落ちてしまったというケースは珍しくありません。早期選考を受ける学生には優秀な人が多いこともあって、自信を喪失してしまった人もいるでしょう。

しかし、早期選考に落ちてしまったとしても絶望する必要はありません。就活が本格化するのはまだこれからです。この経験を活かすためにも、しっかりと振り返りをしたうえで今後の動き方を考えていきましょう。

この記事では早期選考に落ちた人が次に取るべき選択肢や対策、次につなげる方法などを解説していきます。早期選考に落ちてしまった人はぜひ参考にしてくださいね。

なお、そもそもの早期選考の位置づけや早期選考で重要なポイント、動き出すべき時期などを詳しく復習したい人は以下の記事を参考にしてください。
早期選考に勝ち残るには対策が必須! 受ける方法や対策を解説
早期選考がいつからか知って一足先に行動開始! 業界別の時期を解説

【完全無料】
大学生におすすめ!
面接前に必ず使ってほしい厳選ツール

1位:面接力診断
40点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

2位:自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、AIツールを活用して自己PRを完成させよう

3位:志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、AIが受かる志望動機を自動で作成します

4位:最終面接マニュアル
通常の面接対策では不十分!最終面接は個別に対策が必要です

5位:面接回答集60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

6位:逆質問例100選
面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています

7位:採用基準丸わかりシート
面接官が実際に使う評価シートで面接時の注意点を確認してください

早期選考に落ちた人に覚えておいてほしいこと

早期選考に落ちた人に覚えておいてほしいこと
アップロードした画像


就活生

先日早期選考の面接を受けたのですが、一次面接で落ちてしまいました。ショックです……。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

そうでしたか……。それはショックですよね。でも、まだまだ挽回の余地はありますよ。まずは気持ちを落ち着けることが大切です。

早期選考に落ちてしまった人のなかには、「選考に落ちる」ということ自体初めて経験する人もいるでしょう。ショックを受けるのも無理はありません。しかし、早期選考に参加できている時点で、就活生全体から見ると一歩リードした状態です。

そのため、あまり根を詰めて考え過ぎる必要はありません。ここからは、早期選考に落ちてしまった人に覚えておいてほしいことについて解説していきます。気持ちを落ち着けて今後を冷静に考えるためにも、一緒に確認しておきましょう。

早期選考に落ちる人はたくさんいる

まず覚えておいてほしいことは、早期選考に落ちる人は数多くいるということです。

就活情報サイトを運営するキャリタス就活の「26卒学生の1月時点の就職意識調査 ~キャリタス就活 学生モニター2026(2025年1月発行)」によると、早期選考で内定を獲得できた人は27.9%とされています。

そのため、早期選考であったとしても7割以上は不合格になっていることがわかります

就活がまだ本格化していない段階であることもあり、もしかすると早期選考で落ちたという声をあまり聞かないという人もいるかもしれませんが、こういったデータからも早期選考で落ちることは決して珍しいことではないと言えますよ。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

なお、ここでは大学4年3月以前に実施された選考のことを「早期選考」と定義しています。

就活はまだ始まったばかりなため焦る必要はない

就活はまだ始まったばかりだということも忘れてはなりません。就活が早期化しているとは言っても、早期選考が開催されるタイミングは一般的な就活のスケジュールよりかなり早いケースがほとんどです。

キャリタス就活の「26卒学生の1月時点の就職意識調査 ~キャリタス就活 学生モニター2026(2025年1月発行)」によると、実際に早期選考を受けた時期は3年の12月が最多とされています。就活が最長で大学4年の冬まで継続していることを考えると、就活が終わるまでまだ1年近くもあります

そのため、早期選考に落ちたからといって過剰に焦る必要はないのです。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

経験値を積むことができているので、ほかの学生よりも一歩リードできています。この経験は必ず次に活かせるはずですよ。

今後どう挽回していくか考えることが大切

就活はまだ始まったばかりだと頭ではわかっていても、早期選考に落ちてしまうと大きなチャンスを逃してしまったように感じ、落胆してしまう人も多いでしょう。しかし、悔やんでいても結果が覆ることはありません。

結果は結果として冷静に受けとめ、今後どう動いていくのか考えることが一番重要です。落ち込む時間もときには必要ですが、それだけに時間を使い過ぎて再スタートが遅れることのないようにしましょう

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

本選考のための準備期間として良い経験ができたと考えるようにしてくださいね。

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ早期選考で落ちても挽回できる!

上村 京久

キャリアアドバイザー

上村 京久

プロフィールをみる
経験不足を補えば大手企業の内定も十分可能

早期選考でうまくいかなかったとしても、その後の就職活動で納得のいく結果を得ることは十分に可能です。とくに大企業の早期選考の場合、倍率が非常に高くなるため優秀でも早期で落ちてしまう学生は相当数います。

そういった学生は単に経験不足なケースが多く、面接練習を重ねていくにつれてめきめき成長していく人もいます。最終的には第一志望と同等の企業に入社できたり、若干志望度は低い企業になったとしても、自身のキャリアプランに合致する、十分満足できるような就職先に内定できたりする人も多いですよ。

40点以下は要注意!
面接本番前に面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで"あなたの強み"と"改善点"が明確になります。

もし40点以下を取ってしまった人は内定獲得が厳しいラインです。今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。

また、面接でされる質問とその受け答えに自信がない場合は「面接回答集」がおすすめです。

無料診断スタート

落ちた経験を次に活かそう! 早期選考に落ちたあとの2つの選択肢

早期選考に落ちてしまった人が取るべき選択肢は2つあります。どちらの選択肢を取るかは、そのときの状況や気持ちによってさまざまです。ここからは、早期選考に落ちてしまった人が取るべき選択肢について詳しく解説していきます。

どちらの選択肢を選ぶのがベストか見極めるためにも、一緒に確認していきましょう。

選択肢①同じ企業の本選考を受ける

一つ目の選択肢として、同じ企業の本選考を受けることが挙げられます。

早期選考に落ちてしまったとしても、本選考で再度同じ企業を目指すこと自体に問題はありません。企業としても、早期選考後に本選考も受ける学生は熱意や志望度が高いと好意的にとらえる場合もあります

本選考を受けるまでの間に自己分析を練り直したり、Webテスト対策をしたりと振り返りを徹底して、本選考に備えましょう。

選択肢②他業種・企業を探す

早期選考に参加して落ちてしまった学生のなかには、なんとなく知っている企業に応募したり、早く内定が欲しいという思いからとりあえず応募してみたという学生もいるかもしれません。

そのような場合には、まずは自己分析をして自分に合う仕事をしっかりと考えたうえで、他業種やほかの企業にチャレンジしてみることがおすすめです。今一度自己分析や業界研究をしっかりとおこない、自分に合った業種・企業を探しましょう。

企業分析を効果的におこなうなら、フレームワークを使用するのもおすすめです。フレームワークを用いた企業分析についてはこちらの記事で解説していますよ。

関連記事

企業分析に効果大なフレームワークの活用術を伝授|8つの方法も紹介

企業分析はフレームワークを使うと周りと差別化することができます。この記事ではフレームワークを活用することのメリットや、おすすめフレームワーク8選をキャリアアドバイザーが解説します。用途に合わせてフレームワークを活用し、企業分析を効果的に進めましょう。

記事を読む

企業分析に効果大なフレームワークの活用術を伝授|8つの方法も紹介

早期選考に落ちたら本選考に応募できない可能性も……! 考えられる3つの理由

早期選考に落ちたら応募できない理由

前述のように、基本的には早期選考に落ちた企業に本選考で応募しても問題はありません。しかし場合によっては、早期選考に落ちると本選考を受けられないというケースも存在します。

ここからは、早期選考に落ちると本選考にも応募できないケースとその理由について解説していきます。今後の道を考えるためにも、一緒に確認していきましょう。

理由①早期選考で採用枠が埋まる可能性があるため

理由の一つ目として、早期選考で採用枠が埋まってしまうことが挙げられます。

企業はその年の採用枠を独自に定めています。早期選考の段階で優秀な学生から多くの応募があった場合は、当初想定していた採用枠がすべて早期選考で埋まる場合もあるでしょう。

このように決められた採用枠が早期選考で埋まってしまうと、本選考の募集自体を出さないケースもあるのです

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

「本選考に応募しようと思ったら採用が中止になってしまった……」と後悔しないためにも、興味がある企業の早期選考には積極的に応募することをおすすめします。

理由②早期選考での評価は覆りにくいため

2つ目の理由として、早期選考での評価は覆すのが難しいということがあります。

早期選考で不採用とした場合、企業としては一度じっくりと適性を見極めたうえで、明確な理由をもって「この学生は自社に合わない」と決断したことになります

そのため、たとえ本選考に応募してきたとしても、不合格の要因を本選考までの短期間で改善することは難しいと考え、早期選考に落ちた人の再応募を受け付けていない場合があるのです。

理由③新しく応募してきた学生の選考を優先するため

企業によっては、多くの学生に選考の機会を与えるべく新しく応募してきた学生を優先する企業もあります。

そういった企業は、早期選考で不採用と判断した学生に対して「選考の機会を十分に活かし切ることができなかった」と考えます。すべての学生に対して機会を均等にするために、再応募をあえておこなっていない企業もあるということは覚えておきましょう

あなたの面接力は何ランク?
30秒でできる面接力診断で確認しよう

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

そこで無料の「面接力診断」を活用しましょう。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけであなたの面接力と弱点がわかります。

もし40点以下を取ってしまったら早期の改善が必要です。今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。

無料診断スタート

早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法

アップロードした画像


就活生

早期選考に落ちたら本選考に応募できないこともあるのですね……。本選考でリベンジしようと思っていたのでショックです……。

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

あきらめるのはまだ早いですよ。早期選考に落ちても本選考に応募できるかどうかは、確かめるまでわかりません。入念にチェックしていきましょう。

早期選考で残念な結果となった場合でも、本選考に再チャレンジできる企業もあれば、できない企業もあります。そのためそれぞれの企業への確認が必要となりますが、何から手をつけるべきかわからないという学生も多いですよね。

ここからは早期選考に落ちても本選考に応募できるか確認する方法を解説します。早期選考に落ちてしまったけれど、本選考での再応募を視野に入れている学生はぜひ読んでみてくださいね。

募集要項を確認する

本選考に参加できるか確認するには、まずは募集要項をチェックしましょう。早期選考に落ちても本選考に応募できる場合、その旨が申込時の募集要項に記載されていることがあります

逆に注意点などで、募集要項にはっきりと「選考への応募回数は1度のみ」などと記載されていた場合、再応募は難しいと考えられます。見落としがないように事前にしっかりと確認しましょう。

電話やメールで企業に問い合わせる

募集要項に何も記載がない場合、電話やメールで企業に問い合わせをしてもかまいません。基本的に人事部に問い合わせをすれば回答してもらえるでしょう。

どうしても人事部門の方には聞きづらい場合、早期採用のきっかけとなったOB・OGやインターンシップで担当してくれた人などを頼るのも一つの手です。

いずれの場合も相手ができるだけ忙しくなさそうなタイミングに連絡を取り、感謝の気持ちを十分に伝えるようにしましょう

キャリアアドバイザーの体験談早期選考で落ちた後に本選考を受けた人の話

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

プロフィールをみる
早期選考で落ちてしまっても本選考で内定を獲得できる場合がある

早期選考では落ちてしまったけど、本選考で内定を獲得したという学生もいました。その学生は早期選考で落ちた企業が第一志望だったため、どうしてもあきらめられず採用担当者に問い合わせたところ、「本選考で応募も可能」と返事をもらうことができました。

早期選考では時間があまりなく企業研究が足りなかったものの、本選考の面接では早期選考の反省をふまえて十分にアピールすることができ、内定につながったそうです。

早期選考で落ちると、残念ながら本選考に応募できない企業もありますが、すべての企業で本選考を受けられないわけではないので、一度企業に問い合わせてみることをおすすめします。

就活で企業に電話をかける際や問い合わせのメールを送るときのマナーについては以下の記事で詳しく解説しています。実際に問い合わせてみる人はぜひチェックしてみてください。
失敗しない就活時の企業への電話のかけ方|マナーとシーン別の例文
就活で問い合わせメールを送るときのポイントや例文を紹介!

本番まで時間がない人は今すぐ自分の面接の弱点を診断しよう

面接がうまくできるか、不安を感じている人は多いはず。

そこで活用したいのが無料の「面接力診断」です。簡単な質問に答えるだけであなたの面接力と本番までに対策すべき弱点がわかります。

40点以下を取ってしまった人は内定獲得が難しいラインです。診断で面接力をアップし、自信を持って本番に臨みましょう。

無料診断スタート

次こそ合格を目指そう! 早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイント

早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイント

早期選考に落ちてしまった人は、今後の就活のためにも改善点の振り返りをする必要があります。

落ちたあとに何が問題点だったのか振り返ることは、気持ちが乗らないものです。しかし、ほかの企業の選考を受ける際に同じ失敗をすることを防ぐためにも、正しい反省をすることは非常に重要です。

ここからは、具体的に見直すべき4つのポイントを解説していきます。次に活かすためにも、しっかり確認しておきましょう。

①エントリーシート(ES)や履歴書の内容に欠点がないか

早期選考で面接にたどり着けなかった場合、ESや履歴書に欠点があった可能性が高いです。

強みが十分伝わる内容になっているか、ほかの学生との差別化ができているか、企業が大切にするポイントはおさえられているかなど、多角的な視点で書類をチェックし、改めて内容を練り直してみましょう。

自分では問題ないと思っていても、ほかの人が見ると改善点が見つかる場合も多くあります。OBやOG、キャリアアドバイザーなどにお願いして第三者目線でチェックしてもらいましょう

ESや履歴書のチェックポイント
  • 強みが伝わる内容になっているか
  • 簡潔でわかりやすい構成になっているか
  • 企業が大切にするポイントはおさえられているか
アップロードした画像


キャリアアドバイザー

過去の選考で使った書類のコピーを見せると具体的なアドバイスしてもらいやすいですよ。

こちらの記事ではESの添削方法について解説しています。効果的な添削方法が知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

関連記事

ES添削は目的を決めて効果的に使おう! セルフ添削のコツも紹介

ESの添削はサービスを使い分けることでより効果的にレベルアップできます。この記事では、キャリアアドバイザーが添削のメリットや添削サービスを選ぶときのポイントを紹介します。セルフ添削のコツも紹介しているので、提出まで時間がない人もぜひ試してみてください。

記事を読む

ES添削は目的を決めて効果的に使おう! セルフ添削のコツも紹介

②企業分析が足りていたか

早期選考は早い時期におこなわれるため、企業分析が不十分な学生も多いです。早期選考を受ける学生自体が少ないとはいえ、企業への理解が足りなければ熱意は伝わりづらいため不採用となってしまう場合もあります

企業理解を深めるための方法
  • IR情報を見る
  • 就活四季報を活用する
  • OB・OG訪問をする

また企業分析は自分に合った企業を見つけることにも役立ちます。入社後のミスマッチや早期離職を防ぐためにも、早期選考に落ちた場合は企業分析が足りていたかをしっかりと振り返り、今後に活かしていきましょう。

企業理解を深めるのに役立つIR情報の簡単な見方や就活四季報の活用方法については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
実は簡単なIRの見方を紹介|最低限見るべき4項目とは
就職四季報を活用しよう|3つのメリットと見るべき情報10選を解説

また企業分析をするにはノートを作るのも効果的です。企業研究ノートについてはこちらの記事で紹介しています。

関連記事

テンプレ付き|企業研究ノートを使った企業分析のやり方3ステップ!

企業研究ノートを作成することで、就活をより効率的に進めることができます。この記事では、企業研究ノートの作成方法を3ステップで解説。コツや注意点についても、キャリアアドバイザーがわかりやすく紹介しますので、是非参考にしてみてください。

記事を読む

テンプレ付き|企業研究ノートを使った企業分析のやり方3ステップ!

③自己PR・志望動機で差別化できているか

早期選考には、先々を見すえて行動できる優秀な学生が多く集まります。だからこそ、自己PRや志望動機でほかの学生と差別化することが重要です。

自己PR・志望動機で差別化するコツ
  • キャッチフレーズを使用する
  • 自分ならではエピソードを盛り込む
  • 入社後どのように活躍するかを具体的に述べる

また自己PRや志望動機を相手にわかりやすく伝えることも重要です。選考では自分のことを知らない人に対して、自身の強みや思いを伝えなければなりません。そのため、初めて聞く人でもわかりやすい言葉を選んだり、背景説明なども丁寧にするようにしましょう

面接で効果的にアピールする志望動機の答え方については以下の記事で解説しています。ブラッシュアップするためにも、ぜひあわせて確認してみてください。

関連記事

11例文|面接官の心をつかむ志望理由は4ステップで作成できる!

説得力のある志望動機を面接で企業に伝えるには、企業の質問の意図を汲み取り、論理的な構成を意識して志望動機を組み立てることが不可欠です。高評価を得る志望動機の作り方や、志望動機の例文をキャリアアドバイザーが詳しく解説します。周りと差がつく志望動機の作り方のコツを押さえて、選考突破を目指しましょう!

記事を読む

11例文|面接官の心をつかむ志望理由は4ステップで作成できる!

④自己分析を深くおこなえていたか

就活を始めてからあまり時間がたっていない早期選考の段階では、自己分析が浅いことも考えられます。自己分析が深くできていなかったために、そもそもの企業選びの段階でミスマッチが起きてしまっているケースもあるでしょう。

自分の強みが発揮できない職種や企業を選んでしまうと、「この学生はうちの会社には合わない」と判断され、不合格につながってしまう場合が多いです。そのため、自分についてきちんと理解できていたのか、自己分析の方法に誤りはなかったかも振り返りましょう。

自己分析を深める方法
  • 自己分析結果を見直し「なぜ?」を繰り返す
  • ジョハリの窓を活用する
  • 他己分析する
アップロードした画像


キャリアアドバイザー

就活を進めていくなかで、当初とは考えが変わったという人もいるはずです。自己分析は定期的にやり直すことがおすすめですよ。

こちらの記事では自己分析の質を上げる4つの方法を紹介しています。自己分析をやり直したい人は、あわせて確認してみてくださいね。

関連記事

早期選考に落ちたら次のアクションが重要! 本選考への影響も解説

早期選考に落ちた場合は、その後のアクションが重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが早期選考で落ちた人がとるべき行動や、早期選考に落ちたとしても本選考に応募できるか確認する方法を解説します。早期選考に落ちた人が見直すべき4つのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

記事を読む

早期選考に落ちたら次のアクションが重要! 本選考への影響も解説

40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

そこで無料の「面接力診断」を活用しましょう。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけあなたの面接力と弱点がわかります

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

無料今すぐ面接力を診断する

早期選考に落ちた人が次に受ける早期選考を効率的に探す4つの方法

早期選考に落ちてしまった場合、早めに次の選考を受ける企業を探したいところですよね。「できれば別の企業でもう一度早期選考をリベンジしたい!」という学生もいるかもしれません。

ただし、すべての企業が早期選考を実施しているわけではないので、やみくもに探してもうまくいかない場合があります。ここからは早期選考を効率的に探す4つの方法を紹介するので、早期選考にチャレンジしたい学生は参考にしてくださいね。

①同じ業界のインターンに応募する

インターンに参加することで、そのまま早期選考を受けられることがあります。早期選考の機会を狙って、同じ業界のインターンに参加してみるのも一つの手です。

参加したからといって必ずしも早期選考に参加できるとは限りませんが、インターンに参加した学生限定での選考ルートが用意されている企業もあるので、自分の受けたい業界のなかにそのような企業がないかを探してみると良いでしょう

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

早期選考ルートがあることを明示していない会社もあります。友人や先輩などから情報収集してみましょう。

キャリアアドバイザーが読み解く!インターン経由で採用をおこなっている企業の特徴

石川 愛

キャリアアドバイザー

石川 愛

プロフィールをみる
外資系やIT業界はインターンでの採用を実施していることが多い

日本では政府の要請によりインターンからの採用に一定の条件がありますが、外資系企業はこれに縛られず、独自の早期選考や通年採用を進めることが多いといわれています。

日系企業のなかでは、特にIT業界がインターン直結型採用を積極的におこなっています。即戦力となる学生を求める傾向が強いため、学生の適性や能力をインターンで見極めるというケースが多いようです。

なお、インターン経由での採用についてはこちらの記事で解説しています。インターン経由の応募を検討している人はぜひチェックしてみてください。

関連記事

インターンから採用ってあるの? 実は知らない業界別の位置づけも解説

インターンからの採用がある企業は実際あります。ただ、すべての企業がそうというわけではないため、採用を狙って参加するなら事前リサーチが欠かせません。この記事ではキャリアアドバイザーがインターンに参加することによる採用へのリアルな影響を解説します。

記事を読む

インターンから採用ってあるの? 実は知らない業界別の位置づけも解説

②OB・OG訪問をする

OB・OG訪問がきっかけで早期選考を受けられることがあります。志望企業で勤務するOB・OGに対して、企業への熱意や入社してやりたいことなどを熱心に話すなかで、「ぜひ自社に来てほしい」とOB・OGから思ってもらえる場合がありますよ。

ただし、OB・OG訪問の本来の目的は仕事内容や職場環境、入社して感じたことなどを先輩社員に質問・相談することです。OB・OGも自分の経験を伝えることで企業選びや選考に役立ててほしいと考えています。

そのため、「早期選考を受けたい」とアピールをし過ぎると「自分の話を聞きに来たのではなく、早期選考を受けるためだったのか」とマイナスの印象を持たれてしまいかねません。早期選考への意識があまり全面的に出過ぎないように注意しましょう

OB・OG訪問を効果的におこなう方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事

OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説

OB・OG訪問をして周囲と差をつけよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「OB・OG訪問って必要なんですか?」「OB・OGってどうやって見つければいいんですか?」 就活生から、こんな声を聞くことがあります。 […]

記事を読む

OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説

③逆求人サイトを活用する

早期選考を探すには企業からオファーが届く逆求人サイトを活用するのもおすすめです。逆求人サイトとは、基本情報やアピールポイントなどを登録しておくと企業からスカウトが届くサービスを指します。

逆求人サイトのサービス例

逆求人サイトに登録している企業のなかには早期選考を実施している場合もあり、スカウトから早期選考につながるケースがあります。

また逆求人サイトにはさまざまな業界の企業があるため、今まで見てこなかった業界や企業にも挑戦できるなど、就活の選択肢の幅を広げることにもつながりますよ

アップロードした画像


キャリアアドバイザー

スカウトが届くのは自分に対して興味がある企業なので、選考を有利に進めることにもつながりますね。

④就活エージェントに紹介してもらう

就活を全面的にサポートしてくれる就活エージェントから早期選考を紹介してもらえることもあります。

OB・OG訪問と異なり、就活エージェントでは人脈や大学のつながりがなくても気軽に企業を紹介してもらえるので、早期選考を受けたい旨を伝えればすぐに選考を受けられる可能性もあります

また、落ちてしまった早期選考の振り返りなどの相談にものってくれるので、早期選考に落ちてしまった学生はぜひ活用してみてくださいね。

早期選考に落ちた人によくある質問に回答!

早期選考に落ちてしまった人のなかには、本選考に応募できるのか、応募できたとしても選考を突破できるのか不安に思っている人もいるでしょう。

ここからは、そういった早期選考に落ちてしまった人によくある疑問についてキャリアアドバイザーが回答していきます。ぜひチェックしてみてださい。

早期選考に落ちたらもう本選考には応募できないのですか?

早期選考に落ちたとしても、本選考に応募することは可能です。内定辞退などにより二次募集をしている企業の場合、正式に再応募を認めている企業もあります

ただし、募集要項で「再応募不可」と明示している企業は本選考に応募できないため注意してください。また、採用サイトや募集要項を読んでもどこにも書いていないという場合は、一度企業に問い合わせてみるのがおすすめです。

何もせずあきらめるよりも、行動をおこした結果ダメだった、というほうが気持ちの整理もつきます。ぜひチャレンジしてみてください。

早期選考に落ちた後本選考を受けた場合でも受かることはあるのでしょうか。

早期選考に落ちた後に内定を獲得するケースはあります。ただし、かなり狭き門だということは肝に銘じておきましょう。多くの場合、一度不合格だったという事実は企業の記録に残るため、本選考の面接でその点を詳しく確認してくるケースが多いです。

そのため早期選考に落ちたあとの本選考で内定を狙う場合、自分が不合格になった理由をしっかりと分析したうえで以前と変わった自分をアピールし、面接官の不安を払拭することが重要になります

以前とは違う自分を見せるためにも、十分に対策を積んでから本選考を受けるようにしましょう。

早期選考に落ちたら本選考へ応募可能か確認しつつ徹底した対策をして次に備えよう

早期選考に落ちると、落ち込んだり、人によっては自信をなくしてしまったりする場合もあるでしょう。「どうして落ちてしまったんだろう」と暗い気持ちになり、次に進む気力がなかなか出ないケースもありますよね。

しかし落ちたことをひきずったまま就活を進めても、良い結果を得ることは難しいでしょう。就活を成功に導くためには、早期選考で落ちた原因をしっかりと分析し、修正・改善していくことが重要です。

早期選考に落ちてもまだまだチャンスはあるので、しっかりと改善点を洗い出し、内定を獲得できるように準備していきましょう。

あなたは何点取れる?
あなたの面接力を診断してみよう

40点以下はアウト!今すぐ診断する(無料)

面接に対して不安を抱いている人は多いです。「他の就活生より準備不足じゃないかな」と気になりませんか。

そんな時は、あなたの面接偏差値を診断できる「面接力診断」がおすすめです。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで自分の弱みとその対策を解説付きで把握できます

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

無料診断スタート

記事についてのお問い合わせはこちら

キャリアパーク就職エージェント 就活対策から内定まで徹底サポート!

  • キャリア面談は
    完全オンライン
  • 選考対策では模擬
    面接までできて完璧!
  • 安心して入社できるまで
    内定後もサポート
まずは就活の悩みを相談してみる

既卒・第二新卒の人はこちら

関連コラム