目次
- 一次面接と二次面接の違いを知らないと落ちる可能性が高い
- 二次面接の位置づけは企業によって異なる
- 5つの視点で解説! 一次面接と二次面接の違い
- 目的
- 形式
- 面接官
- 評価ポイント
- 聞かれやすい質問
- 一次面接と二次面接で異なる! 選考突破で重要なこと
- 一次面接:基本の対策を怠らずに良い印象を残す
- 二次面接:深掘り対策をして自分自身をアピールする
- 基本を押さえよう! 一次面接で必要な5つの対策
- ①面接の基本マナーを押さえておく
- ②企業のホームページに一通り目を通す
- ③定番の質問には答えられるようにしておく
- ④若手から中堅社員への逆質問を考える
- ⑤面接練習をして話し方や姿勢をチェックする
- 深掘り対策をしよう! 二次面接で必要な7つの対策
- ①一次面接での回答を振り返る
- ②企業の求める人物像を再確認する
- ③人柄や価値観について深掘りして分析する
- ④志望動機をブラッシュアップする
- ⑤同業他社との違いを明確にする
- ⑥具体的な将来のビジョンを考える
- ⑦現場の責任者への逆質問を考える
- 一次面接と二次面接の違いを知って選考突破につなげよう
一次面接と二次面接の違いを知らないと落ちる可能性が高い
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「一次面接と二次面接の評価基準って何が違うんですか?」
「一次面接と二次面接それぞれの対策のポイントが知りたいです」
就活生からこのような声をよく聞きます。一次面接と二次面接では評価基準から面接官まで違いが多いため、その違いを理解していなければ的外れな対策をしてしまうかもしれません。
また、一次面接では簡単に回答できたとしても、二次面接では答えられずに苦手意識が芽生えたりと、対策に不安を抱えている人もいるかと思います。それぞれの特徴を押さえて、それに合った対策をおこなうことが選考突破への近道です。
この記事では、一次面接と二次面接の違いを目的や形式など5つの視点から説明したうえで、それぞれの対策のポイントを解説します。一次面接と二次面接の違いがわからず悩んでいる人は、それぞれの面接対策の参考にしてくださいね。
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二次面接の位置づけは企業によって異なる
面接の回数や形式は企業によって異なります。面接が2回で終わる企業もあれば、5回以上ある企業もあるため、二次面接の位置づけも企業によっては変わると覚えておきましょう。
たとえば、面接が2回の企業における二次面接は、最終面接ということになります。一方で面接が3回以上ある企業であれば、二次面接は次の選考に進ませるかを判断する場になります。
この記事では、二次面接を一次面接と最終面接の間にある面接として解説していきます。企業によって二次面接の役割はそれぞれ違うので、あくまで一般論として参考にしてくださいね。
二次面接が最終面接の場合の対策方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
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5つの視点で解説! 一次面接と二次面接の違い
一次面接と二次面接の明確な違いを知れば、それぞれ何を重点的に対策をすればよいのかわかるでしょう。「目的」「形式」「面接官」「評価ポイント」「聞かれやすい質問」の5つの視点から、それぞれの違いを説明していきます。
一次面接について特に詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
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目的
面接の目的が違うため、一次面接と二次面接にはさまざまな違いがあります。それぞれの面接の目的を知れば、面接官がチェックしているポイントも自然とわかるでしょう。
面接の目的がわかれば、自分がそれぞれの面接に「受かった理由」「落ちた理由」にも関連付けて考えられるようになりますよ。
一次面接:社会人の素質があるかを見極める
一次面接は、書類選考で選ばれた応募者と初めて採用担当者が話すタイミングです。一次面接の時点ではまだまだ残っている応募者も多いため、基準に満たない人を落とします。
企業によって基準は違いますが、基本的には社会人として働いていける素質があるかという点を見られていると覚えておきましょう。一次面接では「特に問題がないから」という理由で、二次面接に進める可能性も高いです。
二次面接:採用したい人材を見極める
一次面接が「落とす」要素を探す面接だとすれば、二次面接は「採用する」要素を見つけるための面接です。二次面接では、一次面接で得た基本情報をもとに、応募者の価値観や考え方が自社にマッチしているのかを判断しています。
次が最終面接の場合の二次面接であれば、面接官が「一緒に働きたい」と思った学生を選んで、最終的な判断は最終面接の面接官に委ねる形になります。つまり、最終面接に推薦するような形になるので、「採用したい」と思う理由を探すのが二次面接です。
形式
企業の方針や応募者の数などにも影響されますが、主な面接形式は下記になります。
- オンライン面接
- 集団面接
- 個人面接
一次面接と二次面接の形式の傾向を一般論として紹介するので、応募企業に当てはまるかは事前に確かめてくださいね。
一次面接:オンラインや集団面接が多い
一次面接は、基準に満たない応募者を落として足切りをおこなうという要素もあるため、効率的に面接をおこなうためにオンライン面接や集団面接で実施する傾向があります。
株式会社ZENKIGENの「新卒採用におけるWEB面接利用実態調査」によると、2020年の9月までにオンライン選考を実施した企業は58%です。オンライン選考を実施する企業のうち、85.3%が一次面接でオンラインを活用しています。
また一次面接では、まだ残っている応募者も多く、一人ひとりに面接に割く時間がないため集団面接をおこなう場合もあります。集団(グループ)面接の流れやコツを知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
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二次面接:個人面接が多い
二次面接では、一次面接で基準を満たした応募者をさらに絞り込むため、個人の価値観や考え方を知る必要があります。そのため、応募者についてじっくり理解するために個人面接が多くなる傾向があるのです。対面の場合もありますが、オンラインで実施する企業も多いですよ。
二次面接以降も最終面接までに選考を挟む場合は集団面接の可能性もあります。また、たとえ集団面接であっても一次面接よりは人数が少なかったり、一人ひとりが話す時間がしっかりと設けられている場合が多いです。
面接官
一次面接と二次面接では見極めるポイントが違うため、異なる立場の面接官がおこないます。それぞれの面接での評価ポイントを見極めるのに適した面接官が実施することが多いのです。
一次面接:若手から中堅社員
一次面接は、基準に満たない応募者を落とすことが目的で、比較的判断しやすいため、若手から中堅社員が面接官を担当することが一般的です。人事部の場合もありますが、現場社員が担当する場合が多くあります。
比較的職位の低い社員が面接官を担当するため、上司から批判を受けるようなリスクのある判断はあまりしない可能性が高いでしょう。そのため、基準に満たない応募者のみを落として、優秀な人材を落とさないようにします。
二次面接:現場の責任者が多い
二次面接では、一次面接よりも年次や役職が上がる場合が多いです。二次面接では「一緒に働きたい人材か」という点もポイントになるため、入社後に直属の上司になるような現場責任者が担当する傾向があります。
現場の責任者や管理職は、普段の業務から部下の一人ひとりを見て評価している立場です。普段から「人を見る」ことが業務の一部である責任者や管理職が二次面接を担当することで、応募者の価値観や考え方から人柄を見極めています。
評価ポイント
一次面接と二次面接では、評価ポイントは違います。面接官がチェックするポイントは共通している点もありますが、重視するポイントが違うので、それを踏まえて対策をすることが重要です。
一次面接:基本的なマナーやコミュニケーション
一次面接では「社会人として基本的な部分ができているか」という部分が評価されています。そのため、面接で話す内容も重要ですが、面接時の「振る舞い」も一つひとつチェックされていると覚えておきましょう。
身だしなみや話し方など、基本的な部分をチェックして、問題がある場合は不合格、特に問題がない場合は合格になる可能性が高いです。
- 身だしなみは整っているか
- 面接時のマナーは守れているか
- 質問を理解して回答できているか
- コミュニケーション能力は問題ないか
- 企業の基本情報は理解できているか
二次面接:志望度の高さと企業とのマッチ度
二次面接では、一次面接で絞られた応募者の中から「自社にマッチしているか」「志望度が高いか」をチェックして、採用したい人材を選びます。企業を対象にリクナビが実施したアンケートンケート調査によると、二次面接では企業とのマッチ度を最も重視しているとわかります。
企業とのマッチ度を知るために、企業の理解度を問う質問や、個人の価値観を問い、それが企業理念や事業方針と合うかどうかを見極めている場合が多いでしょう。企業理解は深めたうえで、それに合う回答を用意しておくことが必要です。
また、次が最終面接の場合の二次面接であれば、最終面接で「採用」と判断されたら内定承諾につながるように、あらかじめ入社意欲が高い応募者を最終面接に進めたいと考えています。そのため、志望度の高さも重点的にチェックしている企業が多いでしょう。
- 企業とのマッチ度
- 入社意欲は高いか
- 会話力、論理的思考力などの学生の特徴
- 企業や事業に対して理解しているか
- 将来のビジョンは明確か
聞かれやすい質問
一次面接と二次面接それぞれの評価ポイントに沿った質問がされます。面接前に回答を用意しておくのは、事前準備としては必須なので、それぞれどんな質問がされるか確認しておいてくださいね。
一次面接:基本的な人柄や経験を問う質問
一次面接では、定番の質問をされる可能性が高いです。事前に回答を用意しておくべき質問ばかりなので、準備しておきましょう。
- 自己紹介をしてください
- 志望動機を教えてください
- 自己PRをしてください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか
- 長所と短所を教えてください
一次面接で聞かれることの多い質問についてはこちらの記事で紹介しています。
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二次面接:志望度や価値観について踏み込んだ質問
二次面接では、志望度や価値観を知るために「深掘り」の質問が中心になると覚えておきましょう。一次面接と聞かれる内容は大きな差はありませんが、回答に対して追加でさらに質問を重ねる場合が多いです。
- 同業他社ではなくなぜ当社なのでしょうか
- 学生時代の経験をどのように仕事に活かせると思いますか
- 自分の弱みを改善するために具体的にどんな行動をしていますか
- 2~3年後、10年後のキャリアプランをそれぞれ教えてください
- 当社が第一志望ですか
- なぜ○○業界も受けているのでしょうか
「第一志望ですか?」という質問の回答方法についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
二次面接では「最終面接を担当する役員や社長と会わせても問題がないか」といった観点で評価されることもあります。具体的には、人柄や価値観が社風と合っているか、また志望度の高さを見ています。当たり前ですが、年次の高い役員と会わせた時に失礼がないよう、社会人としての言葉遣いやマナーが身についているかも確認されます。
入社後のポテンシャルを知るためにこれまでの経験を見ている
また、二次面接を担当する社員は現場社員であることが多いため「実際に入社して問題なく業務をこなすポテンシャルがあるか」といった視点でも評価されます。人柄や価値観はもちろんですが、学生の強みやバイトやサークルへの取り組み方からも判断しています。具体的には、学生がもつ強みが応募している職種で活かせるかどうか、バイトやサークルで任された仕事をまっとうしていたか、そこから何を学んだか、といった点を見ていることが多いです。
そのため、二次面接では「自分の強みや弱みは何か」「学生時代頑張ったことを通して自分が成し遂げたことは何か」「学んだことを企業でどう活かすか」といった点を意識して選考に臨むようにしましょう。
一次面接と二次面接で異なる! 選考突破で重要なこと
一次面接と二次面接にはさまざまな違いがあるように、選考突破のポイントも違います。それぞれの違いを踏まえたうえで、対策するときに意識すべきポイントを紹介していきますね。
一次面接:基本の対策を怠らずに良い印象を残す
一次面接の目的は、基準に満たない応募者を落とすということです。マナーやコミュニケーションにおいて、面接官に悪い印象を与えないように「当たり前」の対策をしておくことは必須です。たとえば身だしなみや言葉づかいは、社会人としてできていることが前提になります。
一次面接は「落とす理由」を探しているともいえるので、まずは基本を押さえることが重要です。また、書類面接を経て初めて話す場が一次面接になります。そのため第一印象を決めるのも一次面接です。
良い第一印象になるように、身だしなみや言葉遣いだけでなく、表情や姿勢にまで気を配りましょう。
二次面接:深掘り対策をして自分自身をアピールする
二次面接では、採用したい人材を見極めるために、個人の人柄や価値観を知りたいと面接官は考えています。そのため、一つの回答に対して深掘りをされることが多いです。
「自分のことだからなんでも答えられる」と思う人もいるかもしれませんが、いざ深掘り質問をされると上手く言葉にできないこともあります。事前に言語化して用意しておくことが、深掘り対策になりますよ。
「なぜそう考えたのか」「そう考えるようになったきっかけがあったのか」など、自己分析を繰り返して言葉にしておくと、面接でも自分自身をスムーズに表現できるでしょう。
基本を押さえよう! 一次面接で必要な5つの対策
就活生
一次面接の特徴や対策のポイントはわかったのですが、具体的にどんな対策をすればよいのでしょうか。
キャリアアドバイザー
一次面接の対策は、基本を押さえることが重要だとお伝えしましたね。面接の基本を押さえるための対策は5つあるので、一緒に見ていきましょう。
一次面接では、社会人として基本的なマナーやスキルがあるかを見られています。質問対策以前の部分も重要になるので、一つひとつ自分ができているかをチェックしながら読んでみてくださいね。
①面接の基本マナーを押さえておく
面接対策として「自己PR」や「志望動機」が真っ先に思いつくかもしれませんが、それ以前に押さえておくべきはマナーです。せっかく良い回答を準備していても、マナーが守れていなければ印象が悪くなってしまいます。
面接の形式にはオンラインと対面とありますが、どちらにも共通する最も基本的なマナーは下記になります。
- 遅刻は厳禁
- 身だしなみを整える
- 丁寧な言葉づかいを心掛ける
- 挨拶は大きな声でハキハキと
- 相槌やアイコンタクトをしながら聞く
- 面接終了時には感謝の気持ちを伝える
就活全般におけるマナーについて解説している記事もあるので、読んでおいてください。
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身だしなみについては、こちらの記事をチェックしておきましょう。
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大丈夫だと思っていても、実は正しい言葉遣いができていない可能性もあるので、こちらの記事はチェックしておくことをおすすめします。
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対面とオンラインそれぞれマナーがあるので、解説していきます。どちらの場合でも問題なく対応できるようにしておきましょう。
対面の場合
- 受付は約5分前に済ませる
- ノックは3回
- 常に背筋を伸ばす
- 面接中は視線が泳がないようにする
- 相手に届く声で話す
- 退出前に感謝の言葉を伝える
オンライン面接が増える中、対面での面接のマナーを知らずに印象を悪くしてしまう人もいます。企業のあるビルに入ったときから、選考が始まっていると考えて、面接後に建物から出るまで気を抜かないようにしましょう。
面接時のマナーについて詳しく説明している記事もあるので、一度読んでみてくださいね。
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- 面接のURLにアクセスできるか
- 機器のマイクは機能しているか
- 緊急連絡先(トラブルが発生した場合に備えて)
- インターネット環境に問題はないか
Web面接の準備の仕方を解説している記事もあるので、参考にしてみてくださいね。
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また、面接の当日は、オンラインだからこそ守るべきマナーがあります。オンラインでは上半身しか映らず判断要素が少ない分、小さなことが評価に影響するので、下記のマナーは必ず守りましょう。
- スーツは上下着る
- 画面に余計なものが映りこまないようにする
- 10分前には参加できる態勢を整えておく
- 明るい場所で面接を受ける
- カメラと目線の高さを合わせる
- 面接官の後に退出する
Zoomを指定された場合は、こちらの記事をチェックして事前準備をしておきましょう。
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②企業のホームページに一通り目を通す
企業について情報を覚えずに面接に臨むのは危険です。どんなに熱意のこもった志望動機を伝えても、企業についての基本的な質問に答えられなければ、説得力がありません。
一次面接では、企業について基本的な情報は答えられるようにしておきましょう。企業のホームページや採用ページを見れば、基本的な情報は得られるはずなので、事前のチェックが欠かせません。
- 企業理念
- 事業内容
- 業務内容
- 求める人物像
- IR情報
③定番の質問には答えられるようにしておく
一次面接では定番の質問をされることが多いです。事前に想定できるような質問に答えられないと印象は悪くなってしまいます。下記の質問は必ず答えられるように用意しておきましょう。
- 自己紹介をしてください
- 自己PRをしてください
- 志望動機を教えてください
- 学生時代に頑張ったことはなんですか
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④若手から中堅社員への逆質問を考える
一次面接では、就活生と年齢の近い若手や中堅社員が担当する可能性が高いです。直接質問できる面接の場は、企業理解を深める場でもあるので、事前に聞きたい質問を用意しておきましょう。
若手社員が面接官の場合、入社後も近い立場にいる可能性もあるため、仕事に対する質問をすれば入社後のイメージをより具体的にするのに役立ちますよ。
- 一日のスケジュールを教えてください
- 仕事のやりがいを教えてください
- 仕事をしていて大変だったことを教えてください
- ○○さんの今後のキャリアプランを教えてください
逆質問の例をさらに紹介している記事もあるので、参考にしてみてくださいね。
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⑤面接練習をして話し方や姿勢をチェックする
一次面接は第一印象を決める大事な場面です。話し方や姿勢が印象に大きくかかわるので、事前に面接練習をして、確認しておきましょう。
面接練習は一人でおこなうことも可能です。声の聞き取りやすさは、自分で録音を聞くだけで判断できるかもしれません。しかし、自分では無意識にやっている癖や姿勢の印象が悪い可能性もあります。
そのため、第三者の視点から話し方や姿勢をチェックしてもらうことをおすすめします。
- 個人:スマホで動画を撮って自分で確認する
- 対人:友人や家族などに回答の仕方を客観的に見てもらう
エージェントなどプロに模擬面接をしてもらうのもおすすめ
面接練習をする際は、下記の項目ができているかをチェックしてもらいましょう。
- 聞き取りやすい話し方ができているか(声の大きさ、スピード)
- 姿勢や態度に問題はないか
- 丁寧な言葉づかいになっているか
- 質問に対して回答は的外れではないか
面接の練習方法を紹介している記事もあるので、参考にしてみてくださいね。
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面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
一次面接は面接官が若手の可能性が高いため、比較的親しみやすい雰囲気でおこなわれる傾向にあります。そのため、面接だと構えすぎず、フランクに笑顔で会話をすることを心がけると良いですよ。
人事以外の社員が一次面接を担当している場合は現場の若手社員のことが多く、現場社員ならではの質問が飛んできます。たとえば営業職で受けている場合「顧客とコミュニケーションを問題なく取ることができ、信頼関係を構築できそうか」といった視点から質問が繰り出されるでしょう。この場合「人との関係構築力」が必要になるため、面接の場でも面接官と良い関係性を築けるように意識し、笑顔で活き活きと話すことができれば好印象になりますよね。
フランクになりすぎて失礼にならないように注意
しかし、フランクに接するあまり社会人としてのマナーや敬意が損なわれると、マイナスの印象となってしまうため注意が必要です。また、一次面接は集団面接の可能性があったり、学生の数の多さから面接時間が短い場合もあります。基本的には簡潔に、結論から述べることが大前提です。エピソードを長々と話すぎてしまうようなことは避け、面接官から聞かれたことに端的に答えることを意識しましょう。
深掘り対策をしよう! 二次面接で必要な7つの対策
二次面接は、一次面接の対策ができていることが前提になります。そのうえで、二次面接での深掘りに対応できるように準備しておきましょう。
一次面接と二次面接では、基本的に聞かれる質問に大きな差はありません。ただし、一つひとつの回答に対して「なぜそう考えるのか」「そう考えるようになったきっかけは何か」など、追加で質問をされることが多いです。
どんな質問でも答えられるように、深掘り質問を想定して回答を用意しておくことがポイントになります。
①一次面接での回答を振り返る
二次面接の回答のポイントとして「一次面接の回答と一貫性があること」が挙げられます。もちろん全く同じ回答をする必要はありませんが、回答の軸はずれないようにしましょう。
一次面接で良かった点や印象は、二次面接の面接官に事前に共有されている可能性が高いです。面接の度に話すことが違うと、説得力や信ぴょう性に欠けると判断されてしまうかもしれません。
また、一次面接でうまく答えられなかったと感じた質問があれば、改めて用意し直しておくことも必要です。面接は、終了後に聞かれた内容や回答をメモしておくと振り返るときに便利です。回答を練り直しておけば、他の企業の面接でも活かせる可能性がありますよ。
②企業の求める人物像を再確認する
二次面接では、企業とのマッチ度を見極められます。ホームページなどから企業がどんな人材を求めているのかを再確認して、回答に反映させれば「企業にマッチした人材だ」とアピールできるはずです。
企業の求める人物像を再確認するなかで、「なぜその人材が求められているのか」を考えておきましょう。求める人物像は、自社とマッチする、もしくは現在活躍している人材の特徴があげられています。
求める人物像を踏まえたうえで自己PRを作成し、入社後にどのように活躍できるのかまでイメージを持っておきましょう。
③人柄や価値観について深掘りして分析する
二次面接の前に、再度自己分析をおこなってみましょう。就活を進める中で、価値観や考え方が変わっていくのは珍しいことではありません。二次面接の前にもう一度自己分析をして、今の自分の考え方や価値観を言語化しておきましょう。
二次面接では、人柄を知るために深掘り質問をされます。どんな質問にも答えられるように、「なぜ」を繰り返して分析し、回答の引き出しを増やしておくことが、二次面接突破のカギを握ります。
より質の高い自己分析をおこなうために、こちらの記事をチェックしてみましょう。
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④志望動機をブラッシュアップする
二次面接の前に、志望動機をさらに深掘りしておくことをおすすめします。一次面接で回答した志望動機をもとに、想定される深掘り質問の対策をしておくことで、志望動機をブラッシュアップすることができるでしょう。
また、一次面接の逆質問で得た情報を盛り込めば、志望動機の質を上げることができますよ。
- なぜ○○社ではなく当社なんですか
- どんな社員と働きたいと考えていますか
- ○○業界に興味を持ったきっかけを教えてください
志望動機の質を上げるには締めの言葉も重要です。詳しくはこちらの記事を参考にしましょう。
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⑤同業他社との違いを明確にする
二次面接では、志望度の高さをアピールすることが選考突破のカギを握ります。「企業に関する知識の量=志望度の高さ」に直結するので、同業他社との違いを明確にして、その企業を志望する理由を深めておきましょう。
同じ業界で似たサービスを提供していても、全く同じ業務内容の企業はありません。企業研究だけでなく、業界研究も再度しておいてくださいね。
同業他社との違いを明確にするために、下記のポイントは再確認しておきましょう。
- 事業内容の特徴
- 今後の展望や計画
- 企業理念
- 社風
- 働き方
事業内容の理解を深める方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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⑥具体的な将来のビジョンを考える
個人の将来のビジョンと企業の理念がマッチしていることが、入社後にモチベーションを持って働くことにつながります。そのため二次面接では、入社後に成果を出せる人材を選ぶために、具体的な将来のビジョンやキャリアイメージを聞かれやすいでしょう。
具体的な将来のビジョンを考えることにもつながるので、下記の質問に対しては、回答を用意しておきましょう。
- 2~3年後のキャリアイメージを教えてください
- 10年後のキャリアイメージを教えてください
- 将来のビジョンを実現するために、何が必要だと思いますか
- 希望の部署に配属されなかった場合はどうしますか
将来の目標の答え方について説明している記事もあるので、確認してみてくださいね。
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⑦現場の責任者への逆質問を考える
現場の責任者は、普段から部下をまとめている立場であり、若手社員よりも先を見通して業務にあたっているはずです。下記のような内容を聞くとより企業理解は深まるでしょう。また、逆質問で仕事への熱意をアピールするのもおすすめです。
- 一緒に働きたいと思う人はどんな人材ですか
- 御社で活躍している人に共通する点を教えてください
- これまではどのような部署を経験されたのですか
- ○○事業を新しく始められたと思うのですが、今後はどのように事業を展開していくのでしょうか
- 入社するまでに身に付けておくべきスキルはありますか
キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる
一次面接のように「特に落とす理由がない」と企業が思えば通過することもありますが、二次面接では「ぜひ採用したい」と思われないと通過が難しくなります。そのため、自分を採用することによるメリットを強くアピールすることが重要になります。
二次面接では現場責任者が面接を担当することが多いことから「採用したら事業部やチームに良い影響を与えてくれそうだ」と思われることが鍵となるでしょう。つまり、入社後に活躍できることを企業にアピールする必要があります。たとえば、業務内容を確実に理解できていること、企業での自分の強みの活かし方、入社した後の意気込みなどをしっかりと伝えられると良いですね。
企業について徹底的に調べて入社意欲を伝えよう
また「長く働いてくれそうだ」と企業に思ってもらうことも重要です。たとえ業務をこなすポテンシャルが十分にあったとしても、入社意欲が薄かったり長期的に活躍するビジョンが学生になければ、後々内定辞退や早期離職につながってしまう可能性もあります。そのため、二次面接では企業を納得させる志望動機や入社後のビジョンを伝える必要があるのです。「企業研究をやり尽くした」と言えるくらいまで企業について調べてから面接に臨むようにしましょう。
一次面接と二次面接の違いを知って選考突破につなげよう
一次面接と二次面接では、評価ポイントが異なるため、同じ対策をしていては選考を突破できません。それぞれの特徴を踏まえておくことで、効率のいい対策ができるのです。
それぞれの面接でのポイントを押さえた対策ができれば、選考突破の確率も上がるでしょう。面接の基本は「会話」です。それぞれ面接官が考えていることまで踏まえて、徹底した対策をしていきましょう。
一次面接と二次面接の違いは? 対策ポイントや評価基準を徹底解説【就活】
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
企業によっては、二次面接が面接ではなく人事が担当する面談の場合もあります。その場合は選考要素はなく、最終面接までに学生の疑問や不安を解消する場であることが多いです。その時点で企業に対して懸念があれば、正直に質問すると人事は真剣に向き合って回答してくれますよ。
最終面接突破のためのサポートが目的の場合もある
二次面接が人事との面談の場合、人事から学生に対してこれまでの面接のフィードバックををおこなう可能性もあります。企業によっては最終面接が難関のため人事からサポートしたいという想いがあったり、面接官からのフィードバックを受け止めてから最終面接を受けてほしいという想いがあったりします。フィードバックには褒められるものもあれば、改善すべきものもあるでしょう。
もしかすると落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、人事は「ぜひ入社してほしい」と思っているため忙しい時間を割いて面談を組んでいます。そのため、真摯にフィードバックを受け止めて、準備を万端にして次の選考に臨んでくださいね。