ES添削でAIを効果的に使う4ステップ|特性を理解した活用がカギ

この記事のアドバイザー

おすすめの添削サービスも紹介! ESの添削でAIを使うときは〇〇に注意!

目次

  1. ESの添削にはAIが便利! 適切な活用でESの通過率を上げよう
  2. そもそもAIの添削サービスって何? できることを把握しよう
  3. ES添削にAIを活用する前に! 基本知識を押さえよう
  4. ES添削でAIを使うのは基本的に問題なし
  5. AIの添削内容を鵜吞みにするのは危険
  6. 積極的に活用したい! AIをES添削に活用するメリット4選
  7. ①整った文章が作れる
  8. ②内容のブラッシュアップができる
  9. ③添削のお礼などのやり取りが不要
  10. ④時間がなくてもすぐに添削が受けられる
  11. AIを使ってESを添削する際の4つの注意点
  12. ①思いや情熱が感じられない文章になる場合がある
  13. ②抽象的なアドバイスしか得られない場合がある
  14. ③面接時に深掘りされても答えられない場合がある
  15. ④個人情報を流用される可能性がある
  16. こんな人におすすめ! AIを積極的に活用した方が良い人の3つの特徴
  17. ①提出までに時間がない
  18. ②時間をかけずに効率的にESの質を高めたい
  19. ③人とのやり取りへの苦手意識が強い
  20. 効果的に使うために! AIをES添削に活用する際の3つのポイント
  21. ①必要情報をなるべく詳細に入力する
  22. ②複数回繰り返して質を高める
  23. ③自分の思いや独自性の部分は自分で書く
  24. 強み別! おすすめのES添削AI 3選
  25. ①求める人物像を意識した添削をしてくれる:内定くん就活対策AI
  26. ②会員登録が不要:就活AIジェイック
  27. ③条件を自由に指定できる:ChatGPT
  28. 実際に使ってみよう! ES添削にAIを活用する流れ4ステップ
  29. ステップ①AIを使うための下準備をする
  30. ステップ②実際に文章を打ち込む
  31. ステップ③結果をもとに書き直す
  32. ステップ④完成した文章をもとに深掘り質問の準備をする
  33. ESの添削にAIを活用する際によくある質問に回答!
  34. ESの添削にAIを活用しても良いのでしょうか?
  35. ESの添削にAIを活用する場合の注意点は何ですか?
  36. ES添削はAIの効果的な活用がカギ! 質の高いESで就職活動を効率的にすすめよう

ESの添削にはAIが便利! 適切な活用でESの通過率を上げよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「エントリーシート(ES)の添削にAI(人工知能)を使いたいのですが、コツはありますか?」
「AIでESを添削しようと思うのですが、どんなことに注意したら良いでしょうか?」

という相談をよく受けます。近年、AI技術の発達とともに就職活動にAIを活用する学生が増えてきています。就職活動にAIを活用する方法はさまざまありますが、特に時間のかかるESの添削にAIを活用すると、時間短縮にもなり大変便利です。ただし、すべてをAIに任せるのではなく、適切に活用することが非常に重要ですよ。

この記事では、AIを活用したES添削のポイントや具体的な活用方法、おすすめの添削AIまで詳しく解説していきます。AIを適切に活用し、効率よく就職活動を進めましょう。

なお、その前にESの基本的な書き方について押さえておきたい人は、以下の記事を参考にしてください。魅力的なESをつくるためには、書き方や企業が評価するポイントなど、基本を押さえておくことが大切ですよ。

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そもそもAIの添削サービスって何? できることを把握しよう

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就活生

最近、就職活動が本格的になってきて、ESを書く機会が増えてきました。とにかく時間がかかって大変です。最近流行っているAIも使ってみているのですが、どうもうまく使えているのか不安で……。

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キャリアアドバイザー

そうなんですね。最新技術を活用していこうとする姿勢、素晴らしいと思います! AIを上手に活用していくためにも、まずはAIの添削サービスとはどのようなものなのかを正確に理解しておきましょう。

近年、就職活動にAIを活用するのは珍しくなくなってきました。徐々に身近な存在になりつつあるAIを就職活動に大いに活用していくために、まずはAI添削サービスについての理解を深めておきましょう。

AIの添削サービスとは、就職活動に必須であるESをAIが添削してくれるサービスのことです。非常に高度な知能を持ったAIが、人間がつい見落としがちな誤字脱字や文章のねじれなどを発見し、自動的に修正してくれたり、修正のための助言をしてくれたりします

最近ではさらに高度な性能を持つAIも登場しており、志望企業が求める人物像なども分析したうえで添削してくれるものもあります。使い方によっては、ESの質を高めることのできる強力な助っ人になりますよ。

AI添削サービスができること
  • 誤字脱字の発見・修正
  • 文章が論理的な構成になっているかどうかの判定・修正
  • 表現方法の改善

ES添削にAIを活用する前に! 基本知識を押さえよう

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就活生

AIの添削サービスって、そんなにいろいろなことができたんですね。知っていたようで知りませんでした。

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キャリアアドバイザー

技術が進歩していますからね。どんどんできることも増えてきています。

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就活生

すごいですね。でも、ちょっと心配な気持ちもあります。本当にこんなにAIを使ってもいいのかなと……。

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キャリアアドバイザー

新しいものを使うのには勇気が必要ですよね。まずは、AIに関する基礎知識を押さえておきましょう。

そもそも、ES添削にAIを活用するのは大丈夫なのか、企業にばれたらマイナスの印象を持たれるのではないかと心配になる人もいるかもしれません。

不安を払拭して最大限AIを活用していくためにも、まずは基本的な考えを押さえておきましょう。

ES添削でAIを使うのは基本的に問題なし

学生の就職活動におけるAI活用率

結論、ESを添削するためにAIを活用すること自体は問題ありません。マイナビの「マイナビ 2025年卒 大学生 活動実態調査 (5月)」によると、実際に4割近い学生がすでに就職活動にAIを活用していると回答しています。

また、「マイナビ2025年卒 企業新卒採用活動調査」によると、就職活動において学生がAIを使用することについて前向きにとらえている企業が約6割という結果が出ています

上記からわかるように、時代の流れに合わせて、企業としてもAIの活用を認めるようになってきているのです。

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キャリアアドバイザー

24卒と25卒の活用率を見比べてみると、たった1年でAIの活用率が大きく伸びていることがわかります。就職活動におけるAIの活用率は急速に高まってきているのです。

なお、ES作成以外の就職活動でAIを使う方法などは、以下の記事で解説しています。ES添削以外にもAIを活用したいと考えている人はチェックしてみてください。

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就活でAIの活用はあり! コツと注意点の把握が有効活用のカギ

上村 京久

キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる

AIを「どのように使っているか」が大事

AIを上手に活用している学生に対して、企業の採用担当者としては、ITリテラシーが高く最新の情報にアンテナを立てている人材、新しいものに対しても偏見なく触れてみようという積極性のある人材、といったポジティブな印象を受けるでしょう。

しかし、どのようなツールに対しても、一定の配慮や慎重さを持って活用していることが大事です。たとえばAIを使ってESを作成したり添削することについて「丸投げ」「そのままコピペ」という使い方はむしろ「何も考えておらず、単に楽をしたいだけ」という意識が透けて見え、印象としてはよくありません。

つまり、AIの使用云々ではなく、使用する側の人間がどのような考えを持って、どのように使っているかということが、人材としての魅力を浮かび上がらせるのです。何も考えずにAIを使えば、一見形が整えられていても良くない印象を抱かれることもある一方、上手に活用していれば良い印象を抱きやすいと言えるでしょう。そのため、ES添削にAIを使用する際は、場面や内容を考えたうえで活用することが重要です。

AIの添削内容を鵜吞みにするのは危険

AIにESを添削してもらうことはもはや一般的になってきていますが、AIの添削やアドバイスがすべて正しいわけではないという点には注意が必要です。

AIは非常に高度な知能を持っていますが、細かなニュアンスや独自性を考えることは苦手だからです。AI任せで独自性のないESになってしまうと、「整ってはいるがイマイチ刺さらない」と面接官に思われてしまう可能性があります。

そのため、ESの添削すべてをAIに任せることは避けた方が良いでしょう。

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キャリアアドバイザー

AIはあくまでも補助的に使い、一番重要な部分は自分自身でチェックすることが大切です。

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積極的に活用したい! AIをES添削に活用するメリット4選

AIをES添削に活用するメリット4選
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就活生

AIを使っても問題ないとわかって、安心しました。積極的に活用していこうと思います!

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キャリアアドバイザー

それはよかったです。AIを適切に活用できると、たくさんのメリットがありますよ。一緒に確認していきましょう。

就職活動を効率的に進めていくためにも、ES添削にはAIを積極的に活用していきましょう。AIは、人間には不得意な部分を補ってくれたり、スピード感のある対応をしてくれたりします。しかし、得意な部分と不得意な部分があるため、得意な部分を上手に活用することが大切ですよ。

メリットを正しく理解し、AIを上手に活用できるよう準備していきましょう。

①整った文章が作れる

一つ目のメリットは、文章の流れや構成を整えられることです。自分でESを考えていると、いつの間にか不自然な流れになっていたり、わかりにくい構成になっていたりする場合があります。

AIはそのような文章の不自然な点を探し出し、スムーズな流れになるよう修正をしてくれます。

また、誤字脱字のチェックは、人間よりもAIの方が得意です。どれだけ気を付けていても、急いでいたり焦っていたりすると、私たち人間は細かな部分を見落としてしまいがちです。しかし、AIは機械的に素早く正確に誤字脱字のチェックができます。

そのため形式の整った誤字脱字の少ない文章を作るには、人間に任せるよりもむしろAIに任せた方が質の高い文章が作れるといえるでしょう

②内容のブラッシュアップができる

AIに添削を任せることで、エピソードの内容をブラッシュアップすることもできます。

たとえば、自己PRのエピソードで具体的な数値を用いた結果がなかった場合、もっと数字などを使って説明した方が良いと助言したり、また、数値で表せない場合には、他人からの評価など成果を客観的に表せる要素を入れると良いなどのアドバイスをしてくれます。

このように、ただ文章の体裁を整えるだけでなく、内容の改善方法まで助言をしてくれるため、ESの内容そのものをブラッシュアップさせることができます

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キャリアアドバイザー

さらに最近のものだと、志望先が求める人物像がどんなものか、その人物像が十分伝わるようにアピールできているかもチェックしてくれるものもありますよ。

③添削のお礼などのやり取りが不要

AIで添削をすると、お礼のメールや選考結果の連絡などのやり取りが一切不要です。

OB・OGやサークルの先輩などにESの添削を依頼すると、その分相手の時間を使ってもらうことになります。そのため、引き受けてくれたお礼や添削をしてくれたお礼、結果の報告などのやり取りが必要になります。

時間的にも気持ち的にも余裕があれば問題ありませんが、忙しく時間がないなかで緻密なやり取りをするのは負担であるという人も多いでしょう。

AIに添削してもらえば、上記のようなやり取りは一切不要です。

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キャリアアドバイザー

AIなら、文面の丁寧さや礼儀なども気にする必要がないので手軽に利用できます。

④時間がなくてもすぐに添削が受けられる

AIに添削を依頼すると、非常に素早く結果を出してくれます。そのため、急いでいる際や時間のない場合に便利であるといえるでしょう。

キャリアセンターやOB・OGに依頼をすると、結果が帰ってくるのは一週間後ということも大いにあります。相手にも都合があるので致し方ないといえばその通りですが、ESの締め切りが差し迫っている場合はそうも言っていられません。

一方、AIに添削を任せると、ものの数秒で結果が返ってきます。また、結果を受けてさらに数回添削をかけることも可能です。

そのため、タイトなスケジュールの中で就職活動をしている学生にとっては、AIの添削サービスは時間に縛られず活用できるという点で非常に便利であるといえるでしょう。

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キャリアアドバイザー

時間帯を問わず、深夜でも早朝でも添削が受けられるのは大きなメリットといえます。

AIを活用して志望動機を自動作成してみませんか?

AIを使ってESを添削する際の4つの注意点

AIを使ってESを添削する際の4つの注意点
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就活生

AIを活用すると、こんなにメリットがあるんですね。やはり、使わない手はないですね。

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キャリアアドバイザー

その通りです! ただし、最初に言ったように、AIの添削サービスも万能ではありません。過信は禁物ですよ。

AIの添削サービスはメリットも数多くありますが、注意点もあります。そのため、大切な部分は自分の頭で考えることが大切です。

ここからは、ES添削にAIを利用する際の4つの注意点を解説していきます。一緒に確認していきましょう。

①思いや情熱が感じられない文章になる場合がある

AIは誤字脱字を探したり綺麗に整えた文章にしたりするのは得意ですが、感情を伝える文章を考えるのはまだ得意ではありません。そのため、AIの添削内容をそのまま利用してしまうと、「そつがなく綺麗だけれど情熱が伝わらない文章」ができてしまう場合があります

一般的に、企業は入社意欲が高い学生を採用したいと考えています。そのため、AIが考えた文章によって熱意が伝わらず入社意欲が薄いと判断されてしまえば、高い評価を得ることが難しくなってしまうでしょう。

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キャリアアドバイザー

「綺麗な文章だけれども何だか刺さらない」という状態を避けるためにも、AIの活用範囲を工夫することが大切です。

②抽象的なアドバイスしか得られない場合がある

AIは、ESの内容についてもアドバイスをしてくれます。ただし、精度が高くない場合は、具体的なアドバイスが得られない可能性があります。

たとえば、AIの指摘が「もう少し努力が伝わるような内容にしましょう」という内容だった場合、どこをどのように変えれば努力が伝わるようになるのかわかりません。そのため、自分でどこをどう変えるか考える必要が出てきます。

人間であれば、こちらの話も聞いたうえで、「具体的に言うと〇〇なところです。たとえば〇〇などはどうでしょう」などと提案までしてくれる場合が多いですが、AIだとそこまで丁寧に添削してくれるケースはほとんどありません。

このように、あまりにも抽象度が高いアドバイスであった場合は、あまり役に立たなかったという結果になりかねないので注意が必要です。

なお、具体的なアドバイスが欲しい場合や相談しながら進めたい場合は、周りの人に添削をお願いすると良いでしょう。AI以外の添削方法についてはこちらの記事で解説しています。チェックしてみてください。

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③面接時に深掘りされても答えられない場合がある

一から十までをAIに任せきりにしてしまった場合、ESの内容がほとんどAIが作ったものになってしまう場合があります。

その場合、自分の頭で深く考えて作った内容ではなくなってしまうため、面接時にうまく答えられなくなってしまう可能性があるため注意が必要です

面接官はさまざまな切り口からその学生がどんな人なのかを探ろうとします。深掘り質問をした際に学生がうまく答えられなかった場合、「本当に自分で書いたESなのかな」「あまり準備をしてこなかったのかな」と思われる可能性があります。

深掘り質問にきちんと答えられるようにするためにも、すべてAI任せになってしまったということがないよう注意しましょう。

加藤 大智

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる

自分からかけ離れた内容になっていないか吟味しよう

AIを活用して作成したESは「完成されすぎた」印象を抱かれることがあります。話の展開や言葉使い、使用する単語など、ビジネス経験の豊富な社会人が書いたような文章ができあがるからです。

もちろんミスなく完成度の高い文章を提出すること自体は大切ですが、企業側は、それだけ完璧な文章を作成するからには、自己分析もしっかりしていて、書いてある内容について自分の考えをしっかり持っているだろうと予想します。そのため、面接で深掘り質問をされたときに答えられなければ、完成度の高いESとのギャップにより「この人の本当の実力は、ESほどではないかもしれない」というマイナスの印象を抱かれてしまう可能性があるのです。

そうならないためにも、AIでESを作成した際は何度も読み返して、心から頷ける内容かどうか慎重に吟味しましょう。本当に自分が感じていることとズレていたり「ちょっとこれは盛りすぎかな」と感じていることがあるなら、自分にフィットするように校正するなりして、深掘り質問されても答えられるように準備することが大事です。

④個人情報を流用される可能性がある

AIのES添削サービスを利用する際は、個人情報の流用に注意する必要があります。

AIは、利用者が入力した膨大なデータを学習しています。そのため、住所や電話番号などの個人を特定できる情報を入力してしまった場合、その内容をAIが学習してしまう可能性も否定できないでしょう。もしそうなれば、個人情報が漏洩してしまうかもしれません。

2023年6月には個人情報委員会が「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」を発表するなど、AI利用時の個人情報についての制度を整えようとする試みはみられますが、明確な制度や法律ができているわけではありません。

そのため、ES添削にAIを使用する際には、個人を特定できる情報を入力しないよう気を付ける必要があります。

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キャリアアドバイザー

ただし、AIも個人情報の流出については一定の規約を定めているケースが多いため、何の管理もされていないというわけではありません。不安な人は使用するツールの規約を確認しておきましょう。

こんな人におすすめ! AIを積極的に活用した方が良い人の3つの特徴

AIを積極的に活用した方が良い人の特徴3つ
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就活生

いろいろと注意点もあるんですね……。ちょっと心配になってきてしまいました。

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キャリアアドバイザー

そうですよね。確かに注意しなければならないことはありますが、それを上回るくらいメリットも多くあるのが事実です。

すべての人が必ずAIを使った方が良い、というわけではありません。ただ、状況によってはAIを利用した方がメリットが大きい場合もあります。

ここから、AIを積極的に活用した方が良い人の特徴を詳しく解説していきます。自分が当てはまるかどうか、確認してみましょう。

①提出までに時間がない

締め切りまで時間がないけれどESの添削をしたい場合は、AIを活用するのがおすすめです。

キャリアセンターやOB・OGなどに頼むと、どうしても結果が返ってくるまでに時間がかかります。そのため、期限が差し迫ったESは添削を諦めなければならない場合もあるでしょう。

一度も添削をせず提出をしてしまうと、基本的な誤字脱字のチェックなども不十分なままになってしまう可能性があります。基本的な部分の抜け漏れが多いと、それだけで印象が悪くなってしまうかもしれません。

そのため、提出までに時間がない場合はAIを活用して添削をしましょう。最低限でも体裁の整ったESであれば、書類選考を突破できる可能性が高くなります

②時間をかけずに効率的にESの質を高めたい

時間をかけず効率的にESの質を高めたいと考えている人も、積極的にAIを使うと良いでしょう。AIは即座に添削結果を出してくれるため、何度も繰り返し推敲することができます。短時間でも繰り返し添削をかければ、自ずと質を高めることができますよ。

また、就職活動が立て込んできて、たくさんのESを提出しなければならないケースもあるでしょう。

その場合、どうしてもスケジュール的に厳しいときは、志望順位が低い企業のESはAIに大部分を頼ってつくり、志望順位が高い企業のESは自分でよく考えながらつくる、という方法もあります

さまざまな事情で、なるべく時間をかけずにESの質を高めたいと考えている人は、ぜひAIを活用してみましょう。

③人とのやり取りへの苦手意識が強い

人と密にコミュニケーションを取るのが苦手な人も、AIを積極的に活用するのがおすすめです。

中には、人にESを見てもらうことが恥ずかしかったり、指摘されるとどうしても落ち込んでしまったりする人もいるでしょう。

また、人に添削をしてもらうと、依頼する際のお礼や結果の報告などのコミュニケーションが発生します。そういったやり取りへの苦手意識が大きいと、添削を受けること自体を避けてしまう場合もあるかもしれません

そのため、コミュニケーションに苦手意識があり、添削をしてもらうことに抵抗がある人は、AIの添削がうってつけです。

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キャリアアドバイザー

人に頼むと、人によって意見が異なりかえって混乱してしまうこともあります。しかし、AIは機械であるため、そのような「ブレ」が少なく、一貫したアドバイスが得られる傾向にありますよ。苦手意識がなくても活用するメリットはあるでしょう。

長尾 美慧

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる

対人の添削にもメリット多数! AIと併せて積極的に使ってみよう

人に見てもらうサービスの特徴は、自分に合ったアドバイスをもらいやすい点です。AIを使うと綺麗に整えられた回答は返ってきますが、「自分がほしい答えとはちょっと違うんだよな」と感じることもよくあります。修正するために再度入力をしても違和感を完全に拭うのは簡単ではありません。

その点、対人でのサービスは、自分が感じている微妙なニュアンスや感覚的な印象なども直接ぶつけることができます。相手はプロなので「それってこういうことですかね」とこちらの意図を察して回答したりアドバイスをくれるので、抱えている問題を解決しやすいという面があります。

また、対人サービスの大きなメリットの一つは「人とコミュニケーションを持てる」ということです。就職活動は精神的にも負荷がかかりやすく、孤独感や閉塞感を感じることもあります。そんな時、人とのコミュニケーションは安心感や人とのつながりを感じることができ、精神的にリラックスできる機会になります。人と話した方が安心すると感じる人、人と話すことが面倒臭いと思わない人は、対人サービスも積極的に活用することをおすすめします。

効果的に使うために! AIをES添削に活用する際の3つのポイント

AIをES添削に活用する際のポイント3つ
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就活生

私の場合、とりあえずAIに文章を入力してみているのですが、いつも品質がいまいちな気がするんですよね……。どうしてでしょう。

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キャリアアドバイザー

そうなんですね。ES添削にAIを活用するときは、ポイントを押さえた活用がカギですよ。

ESを添削するうえでAIを効率的に活用するためには、3つのポイントを押さえる必要があります。なんとなく使うだけでは、質の低い添削になってしまう場合があるため注意が必要ですよ。それぞれ押さえるべきポイントを詳しく確認していきましょう。

①必要情報をなるべく詳細に入力する

AIにも得意不得意があります。AIは、抽象的な指示で動くことが得意ではありません。そのため、なるべく具体的な情報を記入することを心掛けましょう。

たとえば、ESを添削するとき「添削して」とだけ指示するのではなく、「主体性が伝わるように添削して」など、どの点を重視してほしいのかを付け加えるようにすると良いでしょう

また、どの企業を志望しているのかや、どんな資質が求められるのかなども入力すると、より精度の高い添削をしてくれるようになります。

AIを活用する際に必要な情報の例
  • 志望業界
  • 志望企業の名前
  • 志望企業の業務内容
  • 志望職種
  • ESを通じてどのような人だと思われたいか
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キャリアアドバイザー

AIに任せるからといって適当にせず、なるべく詳細まで丁寧に入力するようにしましょう。

②複数回繰り返して質を高める

AIに添削をしてもらったら、それをもとに文章を書き直し、再度添削をしてもらうようにしましょう。一度の添削では必要な要素を盛り込み切れない場合があります。

また、まずは誤字脱字のチェック、次に文章の流れが論理的であるかのチェック、最後に志望企業が求める人材に合致しているかのチェック……など、段階を踏んで何度も添削をかけることで、多様な観点から内容をブラッシュアップすることができます

欠点のない完璧なESを目指すためにも、添削は一度で終わらせず、何度か繰り返して質を高めることを心掛けましょう。

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キャリアアドバイザー

人に添削してもらう場合にはなかなか難しい場合が多いのが複数回の添削です。AIを活用した添削ならではのメリットですね。

③自分の思いや独自性の部分は自分で書く

自分の熱量をアピールしたり独自性を強調したりしたい部分については、AIに頼らず自分で書くようにしましょう。

自分で書くべき内容の例
  • 自分の価値観を説明する部分
  • 自分の熱意や感情を説明する部分
  • 「失敗経験からの学び」など自分の考えを説明する部分

AIに添削してもらうと、流れが自然で論理的、かつ綺麗な文章にすることができます。ただし、綺麗な文章が常に評価が高いとは限りません。

ESを読むのは基本的に面接官です。そのため、多少文章に癖があったとしても、逆にそこに魅力を感じたり、熱量を感じたりして高評価につながる場合もあります。自分の意欲やユニークさを表現する部分は、自分の力で書くようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

綺麗な文章=高評価とは限らないのが就職活動の難しいところです。「この学生と会ってみたい」と思われることが大切ですよ。

強み別! おすすめのES添削AI 3選

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就活生

AIを活用するポイントはよくわかりました! 全部お任せして良いものだと思っていたのですが、そうではないのですね。

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キャリアアドバイザー

その通りです! きちんと自分の頭で考えて活用するのが大切ですよ。

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就活生

なるほど、よくわかりました。ところで、ESを添削するAIにもいろいろな種類がありますよね。どのAIを使うと良いのでしょうか。

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キャリアアドバイザー

たくさんあってどれを使えば良いか迷ってしまいますよね。自分に合っていれば何でも良いのですが、一例として、おすすめのES添削AIを3つ紹介しておきます。

ES添削AIは今や数多くあります。添削の詳しさや登録不要な手軽さなど、自分が何を求めているかに合わせて使いやすいものを選んでください。複数の添削AIを組み合わせて使用するのも良いでしょう。

ここからは、おすすめの添削ESをそれぞれの特徴とともに解説していきます。どれが自分に合うのかチェックしてみてください。

①求める人物像を意識した添削をしてくれる:内定くん就活対策AI

求める人物像などの企業研究も合わせてお願いできるのが、内定くんが提供している「内定くん就活対策AI」です。「内定くん就活対策AI」では、コンサルティング会社出身の代表者が作成した独自のAIモデルを用いて、ESの添削・作成・自己分析・企業分析などができます

添削してほしい文章と、企業名、設問、制限字数などを入力すると、ESの点数とともに改善点と修正案を出してくれます。また、面接での想定質問や模範解答までアドバイスしてくれるなど非常に手厚いです。

内定くん就活対策AIでできること
  • ES作成
  • ES添削
  • 自己分析
  • 企業分析
  • 企業のスカウトを受ける

注意点としては、LINE登録が必須であること、エージェントから会社紹介の連絡が来る場合がある点があります。ただ、10万人の学生が活用しているだけあって、添削の精度も高いツールです。

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キャリアアドバイザー

求める人物像や企業研究も合わせてアドバイスが欲しい人は一度利用してみると良いでしょう。

②会員登録が不要:就活AIジェイック

面倒な手続きを省いて手軽に添削を受けたい場合は、ジェイックの「就活AIジェイック」がおすすめです。「就職AIジェイック」は、就職支援をおこなう会社が作成した、簡易版ES添削サービスです。ES添削だけでなく、ES作成や逆質問の作成なども可能です。

利用するには、現在の職業と希望する雇用形態を選択し、作成した文章を入力します。メールアドレスの登録や個人情報の登録が一切不要であるため、非常に簡単に使用することができます。

就活AIジェイックでできること
  • 志望動機・ガクチカ・自己PRの作成
  • 志望動機・ガクチカ・自己PRの添削
  • 逆質問の作成
  • 自己分析/性格診断
  • 面接練習

ただし、簡易的な添削であるため、具体的な改善方法を教えてくれるわけではないことや、志望動機・ガクチカ・自己PRの3つの設問内容でしか利用できないことには注意が必要です。

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キャリアアドバイザー

個人情報を登録することに抵抗がある人や、簡易的でも良いからとにかく一度AIを利用してみたいという人におすすめです。

③条件を自由に指定できる:ChatGPT

条件を自由に指定し、さまざまな角度から添削をしたい人は、OpenAIの「ChatGPT」を利用すると良いでしょう。「ChatGPT」は、アメリカのOpenAI社が開発した対話形式のAIです

会員登録をした後、チャット画面に文章と指示文を入力すると添削をかけてくれます。また、指示文の作り方によっては自己分析などに活用することも可能です。

ChatGPTの特徴としては、自由な指示ができるため、どこに気を付けて添削をしてほしいかなどを指定できることがあります。また、添削結果に納得がいかない部分があった場合、その部分を指摘して再度添削をかけることもできますよ。

ChatGPTでできること
  • 細かい指示を反映したES作成
  • 細かい指示を反映したES添削
  • その他指示文によってさまざま

なお、どのように指示したら良いかわからなかったり、形式が決まっていた方が良いと感じる人にはハードルが高いかもしれません。

添削の回数を重ねたい場合や、特殊な設問の添削をしたい場合はChatGPTを利用すると良いでしょう。

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キャリアアドバイザー

最近では会員登録をしなくてもChatGPTを使用できるようになりました。ただし、会員登録をしない場合はチャット履歴の保存ができません。注意しましょう。

塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

ChatGPT以外にも就職活動に役立つAIがある

ChatGPTと似た形で活用できる生成AIとして有名なものを2つ挙げます。一つは、Googleが開発したGemini(ジェミニ)というAIです。Google上の大量のデータから最新情報をチェックしまとめて整理してくれるため、ESを考える前に、企業についての理解を深めたいときなどに活用すると便利です。

もう一つはAnthropicが提供しているClaude(クロード)という生成AIです。Claudeは、自然な文体での文章作成・添削が得意と言われています。そのため、もっと人間に近い自然な文体で添削を受けたいときに便利です。

就職活動に役立つAIはさまざまあり、どのAIを選ぶかによって得意な分野が変わってきます。そのため、そのときどきの目的に応じてどのAIが適切か調べながら活用するのがおすすめですよ。

実際に使ってみよう! ES添削にAIを活用する流れ4ステップ

ES添削にAIを活用する流れ4step
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就活生

添削AIにもそれぞれ違いがあるのですね! 私は求める人物像も合わせてアドバイスが欲しいので、内定くん就活対策AIを使ってみることにします。

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ピッタリなものが見つかって良かったです。最後に、実際にAIを活用する流れを4ステップで解説します。どんな流れで活用するのかイメージがつかない人は参考にしてみてくださいね。

実際にAIを活用する際は、これから紹介する4つのステップを繰り返しおこなうと効率的です。それぞれのステップを丁寧に踏んでいくことで、効率的に質の良いESを完成させることができますよ。各ステップの詳細について、一緒に確認していきましょう。

ステップ①AIを使うための下準備をする

準備するべきことの例
  • 志望先の企業名
  • 設問内容
  • 文字数
  • ガクチカ、志望動機、自己PRなどの原文

まずは、AIを使うために十分な準備をしましょう。AIによっては、最初にいくつかの質問に答える必要があります。ESに活用することを前提に、なるべく細かく回答するようにしましょう

また、添削に回す元の文章も作成する必要があります。元の文章が適当だと、AIに入力しても良いアウトプットが出てきません。または、添削とは言いつつも大半をAIに書いてもらうことになってしまう可能性があります。

そのため、入れたい要素やエピソードがすべて揃った状態の志望動機やガクチカを準備しておきましょう。

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誤字脱字や校正の部分についてはあまり気にする必要はありません。軽微なミスの修正はAIの方が得意です。

なお、印象に残る志望動機の作り方については、以下の記事で解説しています。参考にしてください。

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また、効果的なガクチカの作り方について気になる人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

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ステップ②実際に文章を打ち込む

次に、実際に文章を打ち込んでいきましょう。「内定くん就活対策AI」や「就活AIジェイック」では、実際に打ち込む場所が決まっているため、あらかじめ準備した文章をそのまま入力するだけで問題ありません。

ChatGPTなどの自由度が高いAIを利用する際には、プロンプトという指示文も合わせて打ち込む必要があります。添削してほしい文章を入力する前に、志望企業やどの部分をアピールしたいかなどの条件を詳細に入力してください。

指示文(プロンプト)の例

あなたはプロのキャリアアドバイザーです。以下の文章をより良いものにするために添削してください。なお、下記の条件を参考に添削してください。
①志望企業は〇〇です。
②求める人物像は〇〇です。
③より魅力的だと思ってもらえるような内容にしてください。

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指示を明確にすればするほど、精度の高い添削をしてくれます。なるべく曖昧なところがないように気を付けて指示文を書いてみましょう。

ステップ③結果をもとに書き直す

AIによる添削結果が出たら、そのまま使うのではなく、一度自分の手で書き直してみましょう。AIにより添削された文章は整っていて綺麗ですが、どうしても無味乾燥な書きぶりになってしまいがちです。

そのため、自分の気持ちや考えを書く部分などはAIに任せず、自分の力で書き直すようにしましょう。

また、AIに添削してもらうと、エピソードが勝手に壮大なものに書き替えられる場合があります。明らかに嘘になってしまうと感じる場合は、適切な内容に修正しておきましょう。

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面接で聞かれたときにうまく答えられないと、嘘を見破られ「誠実性に欠ける」と判断されてしまいます。

ステップ④完成した文章をもとに深掘り質問の準備をする

深掘り質問の準備の流れ
  • 書きあがった文章を何度も読む
  • 内容を暗記する
  • どんな質問をされそうか考える
  • 質問に対する回答を考える
  • 質問に対する回答を実際に口に出して答える練習をする

文章が完成したら、面接の準備をしておきましょう。AIに書き換えてもらった部分が多い場合、自分の頭で考えた文章ではなくなってしまうため、内容が記憶に残りにくい傾向があります。そのため、面接で深掘り質問をされたときにうまく答えられない可能性がありますよ。

書きあがった文章を何度も読み直し、頭にインプットしておきましょう。そのうえで、どんな質問が来そうかよく考えておいてください。

ポイントは、具体的な回答を準備し練習しておくことです。なんとなくイメージしておくだけでは、面接官の質問にとっさに答えるのは難しいでしょう。考えなくても自然と口から出るようになるまで練習しておくのがおすすめです

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どんな質問が来るかどうしても思い浮かばない場合は、想定質問もAIに考えてもらうのが良いでしょう。ただし、質問の回答については自分の頭で考えるようにしてください。AIに回答まで考えてもらってしまうと、自分の考えではないので面接でスムーズに答えられない可能性があります。

なお、ガクチカへの深掘り質問の対策方法については、こちらで解説しています。深掘り質問への備え方について知りたい人は、参考にしてみてください。

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ESの添削にAIを活用する際によくある質問に回答!

AIを活用してESの添削をしたいけれど、そもそもES添削にAIを使っても良いのか不安に思ったり、どんなことに注意して活用すれば良いのかよくわからなかったりする人もいるでしょう。

ここからは、そういったESの添削にAIを活用するうえでよくある質問についてキャリアアドバイザーが回答していきます。ぜひチェックしてみてください。

ESの添削にAIを活用しても良いのでしょうか?

ESの添削にAIを活用するのは、まったく問題ありません。実際に、すでに数多くの就活生がAIを活用してESを添削しています。また、企業としても、学生が就職活動にAIを活用することに対して前向きに捉える傾向が強いです。

そのため、AIを活用したES添削をするのは現状問題ないと考えられるでしょう。

ただし、ESの添削をすべてAI任せにするのはおすすめできません。なぜなら、AIの文章では熱意が伝わりにくかったり、深掘りの質問にうまく答えられなかったりする可能性があるからです。AIはあくまで補助的に利用し、大事な部分は自分の力で書くようにしましょう。

ESの添削にAIを活用する場合の注意点は何ですか?

ESの添削にAIを活用する際は、AIの添削能力を過信しすぎることや、個人情報の流失に注意が必要です

AIの文章は整っており綺麗ですが、その分意欲や感情が伝わりにくいという欠点があります。また、添削のアドバイス自体も抽象的でわかりにくいケースもあるでしょう。そのため、重要な部分は自分の頭で考えて書く必要があります。

さらに、AIは利用者のデータを学習して質問の回答をします。自分が打ち込んだ内容がほかの利用者への回答として利用される可能性もゼロではありません。そのため、住所や電話番号などの個人を特定できる情報は入力しないようにする必要があります。

ES添削はAIの効果的な活用がカギ! 質の高いESで就職活動を効率的にすすめよう

ここまで、AIをES添削に活用する際のメリットや注意点、活用のポイント、おすすめの添削AIなどを解説してきました。

AIの添削は非常に手軽で便利な一方、万能ではないため活用には注意が必要です。AIはあくまでサポート役として位置付けつつも、人間よりもAIが得意な部分については積極的に活用するなど効率的に活用するようにしてください。

この記事を参考にしてAIを適切に活用し、質の高いESを作成することで就職活動を効率的に進めていきましょう。

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