エントリーシートの適切な文字数は? 制限ない場合は300字が目安

この記事のアドバイザー

目次

  1. エントリーシートは8割以上の文字数で入社意欲をアピールしよう
  2. エントリーシートの適切な文字数とは
  3. 文字数制限がない場合は300~400字が目安
  4. 文字数制限がある場合は8割以上埋める
  5. エントリーシートの文字数が足りないときの対処法
  6. 必要な要素が揃っているか確認する
  7. 抽象的な内容は具体的に言い換える
  8. エントリーシートの文字数が超過するときの対処法
  9. 内容の重複や不要な接続詞はカットする
  10. 変えられる表現を探す
  11. 文字数別のエントリーシートの例文
  12. 300文字
  13. 400文字
  14. 500文字
  15. 文字数制限がない場合
  16. エントリーシートの文字数カウント方法
  17. PC:GoogleドキュメントやWeb上のツールを使う
  18. 手書き:PCやスマホで下書きをする
  19. エントリーシートの文字数について学生からよくある質問に回答!
  20. 適切な文字数のエントリーシートで高評価を得て選考を突破しよう

エントリーシートは8割以上の文字数で入社意欲をアピールしよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。書類選考を控えた学生から

「エントリーシート(ES)の文章数は何文字程度が良いのでしょうか」
「文字数が多すぎたり、少なすぎたりすると選考で不利になるでしょうか」

という声が挙がります。ESの文字数が過度に少ないとほかの学生より志望度が低いとみなされやすく、選考で不利になる可能性もあるため、記入欄の8割以上を目安に仕上げると良いでしょう。

この記事では、文字数制限がある場合とない場合のESの最適な文字数や、採用担当者が読みやすいESを作成するためのポイントを例文付きで解説していきます。ESの文字数で悩んでいる学生はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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エントリーシートの適切な文字数とは

エントリーシートの適切な文字数
  • 文字数制限がない場合は300~400字が目安
  • 文字数制限がある場合は8割以上埋める

まずは皆さんの一番の疑問である「ESの最適な文字数」について解説していきます。

文字数制限がある場合とない場合でそれぞれ解説するため、まずは提出しようとしているESに文字数制限があるのかどうかを確認してみてくださいね。

文字数制限がない場合は300~400字が目安

文字数制限がない場合、どの程度記入したら良いのか迷うかもしませんが、目安として300~400字程度を記入するようにしましょう。

300~400字程度あれば、結論、根拠となるエピソード、入社後の意欲などを盛り込みつつも、端的にまとめることができます。ある程度の情報を伝えるためには300~400字は必要だと頭にいれておくと良いでしょう。

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ただし、ESの記入欄の大きさに合わせて適宜調整してくださいね。空欄が目立つと「アピールする意欲があまりないのかな」と思われてしまうリスクもあるので注意しましょう。

読まれる応募書類を作成するためには文字の大きさも重要です。以下の記事で文字の適切な大きさについても確認しましょう。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!文字数制限がないときのポイント

吉田 実遊

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文字数が多いからこそ無駄を省くことが大切

文字数が少ないときには、余計なことは省くことを意識できる人が多いと思います。ですが、大切なのは文字数が500文字や制限がないESで過不足なく書くことです。内容に不足があると伝わらなくなってしまうことはイメージが湧きやすいと思いますが、情報が多すぎても採用担当者に伝えたいことが伝わらなくなってしまうため注意が必要です。

たとえば、海外留学へ行ったエピソードで強みをアピールするとします。そのときに、留学先の国について説明をしてしまうとどうでしょうか。たしかに文字数に余裕があれば、国の説明をすることができるかもしれませんが、強みをアピールするためには必要ではないことがほとんどですよね。

文字数に対応することが目的にならないように、自分が伝えたいことを伝えるために必要な情報をアピールするようにしましょう。

文字数制限がある場合は8割以上埋める

文字数制限がある場合は、8割以上埋めることで採用担当者に意欲を伝えましょう。300字であれば240字以上、400字であれば320字以上記載するということです。

また、制限がある場合は文字数がオーバーしていないかの確認も怠らないようにしましょう

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文字数にこだわるあまり、ESをすべて書き終えてから足りない文字数を書き足すのはやめましょう。文字数稼ぎで書いた文章は冗長になりやすく、読みにくい内容になってしまいます。

キャリアアドバイザーが読み解く!人気業界・企業では文字数が多い傾向にある

辻 華菜子

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文字数の多寡にかかわらず大切なのは「読みやすさ」

コンサルティング業界、広告・マーケティング業界などの人気業界ではESで求められる文字数が多い傾向にあります。文字数が多いとそれだけ作成に時間がかかり、ほかの応募者との差もつきやすく、学生のスキルや熱量を見抜きやすくなるからです。

とはいえ、どんな企業に応募するとしても大事になってくるのは、「わかりやすくまとめられる力」があるかです。

文字数が多い、少ないにかかわらず、文章力が期待しているレベルに満たないと判断されると、そもそも応募書類を全部読んでもらえない可能性があります。あなたの魅力をしっかり伝えるためにも冗長な表現は避け、わかりやすい文章になるよう心掛けましょう。

志望動機や自己PRなど、聞かれる内容によって文字数を最適な形で調整したい人は以下の記事も併せて確認してみましょう。
志望動機の文字数は300字が目安! 指定に合わせた書き方を伝授
最適な自己PRの文字数は? 自己PR作成法と文字数別例文を紹介

業界特有の質問にも対応!そのまま使えるESが作れるツールです

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エントリーシートの文字数が足りないときの対処法

文字数が足りないときの対処法
  • 必要な要素が揃っているか確認する
  • 抽象的な内容は具体的に言い換える

先ほど、ESの文字数制限がある場合とない場合に分けて、必要な文字数について解説しました。

ここからは、ESの文字数が足りないときの対処法を解説します。「文字数が少ないなら、付け足せば良いだけでは?」と考えている人もいるかもしれません。

ただ、前述したとおり、文字数稼ぎで書いた文章は冗長になりやすく、読みにくい内容になってしまうため、ここでコツを押さえておきましょう。

ESの文字数がオーバーしてしまい困っている人は「エントリーシートの文字数が超過するときの対処法」で文字数を調整する方法を解説しているので参考にしてくださいね。

必要な要素が揃っているか確認する

作成したESの文章で「Point:結論」「Reason:理由」「Example:具体例」「Point:結論」のいずれかが抜けている場合は付け加えましょう。

また、それぞれわかりにくい点があれば、補足してみてください。ただ、結論が長いと文章全体で伝えたいことがわかりにくくなってしまうため、結論だけは冗長にならないように簡潔に述べるのが重要です

抽象的な内容は具体的に言い換える

たとえば自己PRで「飲食店のアルバイトで店舗運営を頑張りました」と記載したとします。ただ、これだけだと、店舗を円滑に運営するために具体的に何を頑張ったのか伝わりません。

具体例がわかりにくい場合は以下のようにエピソードを詳細に記載してみることをおすすめします

例文

居酒屋のアルバイトではシフト作成を任されていました。ただ、学生がシフトに入れる日が少なく、店が回らなくなりそうな月がありました。そこで私は学生バイトと個別に面談をして希望の時間帯を把握し、ベストなスケジュールを組みました。結果的に店の運営がうまくいき、学生バイトも給料が減ることも防げました。

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エピソードを詳細に記載すると、状況だけでなく、どんな考えを持って行動に至ったのかがわかります。そのため、エピソードをイメージしやすくなるように細かく記載することは問題ありません。

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エントリーシートの文字数が超過するときの対処法

文字数が多すぎるときの対処法
  • 内容の重複や不要な接続詞はカットする
  • 変えられる表現を探す

ここからは逆に文字数が超過してしまうときの対処法を解説します。ただ、文字量を少なくすると言っても、どこを削るべきかわからない人も多いでしょう。

実は内容を削らなくても、文章量を減らす方法はあるのです。そこでここでは、ESの文字数が多い場合の対処法を2つ解説します。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!文字数オーバーのリスクとは

清水 沙也香

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企業側視点で書けないと読まれない可能性もある

みなさんの中には、伝えたいことが多く文字数が収まらないと感じている人がいるかもしれません。ですが、「自分が伝えたいこと」ではなく「面接官が知りたいこと」に答えられているかどうかが大切になります。

たとえば、ESの自己PRで強みをアピールするときは、「強み」だけでなく「強みを発揮したエピソード」を記載しますよね。文字数に制限があるESで、この2つの内容を書くことはハードルが高いです。ここで採用担当者の立場になって考えると、「具体的なエピソードは面接で詳しく聞きたい」ということが予想できませんか。

このように採用担当者の目線に立って考え、情報を過不足なく伝えることが大切になるのです。知りたいこと以外の内容が書かれて文字数オーバーしているESは、マイナス評価になりかねませんよね。また、ルールが守れていないとして読んでもらえないリスクもあります。

課せられた文字数制限の意図まで理解して、採用担当者が欲している情報をわかりやすく伝えられるよう意識してみましょう。

内容の重複や不要な接続詞はカットする

特に印象付けたいアピールポイントがあるほど、内容の重複に陥りやすいです。

一度声に出して読んでみると、客観的な視点で文章を判断できるため、カットすべき部分を探す場合は試してみてください

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エピソードの背景説明を必要以上にしてしまっている気がします……。最も伝えたい部分以外はカットしようと思います!

変えられる表現を探す

内容だけではなく単語や言い回しをより短い表現に変えることもできます。

言い換えられる表現や単語
  • しかしながら ➡ しかし
  • ~をおこなった際 ➡ ~をしたとき
  • ~という理由から ➡ ~のため
  • ~という状況では ➡ ~の場合は
  • メリット ➡ 利点
  • デメリット ➡ 欠点・リスク
  • イメージ ➡ 印象
  • ニーズ ➡ 需要

上記はあくまで一例ですが、少しの工夫で文字数をカットすることができます

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文字数削減ばかりに意識が向き、不自然な表現になったり、意味が変わることがないように注意しながら、文章を精査していってみてくださいね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!文字数がオーバーしてしまうときの対処法

吉田 実遊

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感情表現を削って事実を書くことでコンパクトになる

文字数が規定よりも多くなってしまう場合には、感情的な表現を削り、事実を中心に書くようにしましょう。特に短い文字数で書かなければならない場合は、感情を入れる余裕はありません。

たとえば、「アルバイト先でクレーム対応をすることもあったが、誠実に対応したことでお客様から『丁寧に説明してくれてありがとう』と感謝の言葉をもらい嬉しかった」という一文は感情ベースの内容ですが、これを「アルバイト先でのクレーム対応経験を活かし、接客マニュアルを作成したところ、クレーム件数が25%減少した」とすると、何がどうなったかの事実がわかり、情報がつかみやすくなります。

詳細や背景は面接で深掘りされるため、ESではまず事実をわかりやすく伝えることを意識して準備を進めましょう。

ESの基本的な書き方をマスターしたい人は、こちらの記事も確認してみましょう。

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ESで悩んだら「ES回答作成ツール」を活用しよう

ESに何を書けばいいか困っていはいませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、ESだけに時間をかけてはいけません。

そんな時は大手企業に内定した先輩達のESをもとに開発されたES回答作成ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、選考突破のポイントを押さえたESが穴埋めだけで作成できます

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文字数別のエントリーシートの例文

文字数制限がある場合とない場合の例文を用意しました。

読み手に伝わりやすくなるポイントと採用担当者の印象に残る自己PRを作成する際のコツを網羅しているため、参考にしてみてください。

300文字

例文

私の強みは計画性です。学生時代はイベントサークルの幹部として、大学生向けのイベントを企画していました。ある時、2カ月に一度のイベントの準備がかなり遅れており、中止にするか検討していました。

そこで私は残り2週間から逆算してスケジュールを組んで、現状でできる最善のイベントを計画しました。集まれるメンバーが多い日には作業量を増やしたり、男性部員が多い日は力仕事をメインにしたりと流動的に作業を変更しつつ、スケジュールを管理しました。結果的にイベントは開催でき、年間平均来場者数の1.5倍の集客につながりました。入社後はライターやデザイナーの進捗の管理をして、貴社の編集職として貢献したいと思っています。(299文字)

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300文字ほぼピッタリの例文ですね。300文字でも詳細にエピソードを記載する必要があるため、内容を膨らませてみてください。

400文字

例文

私の強みは情報収集能力です。大学3年時に生命保険会社の営業職として長期インターンに参加していました。商談へ同行した際に先輩社員が顧客に商品を押し売りせず、必要なものを提案する姿勢を徹底していました。これは信頼関係があるからこそ成せる技だと思います。そこで私のような学生が顧客に商品を売るには相手を深く知る必要があると考えました。

私は顧客の情報をインターネットで調べたり、先輩社員に聞いたりしました。商談当日はアイスブレイクのために共通の趣味であるプロ野球の情報から話し始めて、緊張をほぐしてから本題に移りました。提案をする際には「御社の事業では〇〇を始めていましたよね?」と相手のことを調べている姿勢をアピールしました。結果的にこの方法により、学生で唯一契約を勝ち取ることができました。この経験を活かして、貴社でも顧客と信頼関係を築いていき、成約率の高い営業職として活躍したいと思います。(394文字)

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400文字なら、おこなった業務内容から書き出した方が話を理解してもらいやすくなるでしょう。入社後に働く姿をイメージしてもらえるように実際の場面を思い出して記載してみてください。

500文字

例文

私の強みは仮説思考です。私は大学時代に災害ボランティアに参加しました。その時は状況を理解せず、被災地に来てしまった人が多いのが問題になっていました。そこで私は被災地で求められている行動を取るために状況を事前に調べて仮説を立ててから参加することにしました。

1つ目は飲食物を用意して、被災地の物資を奪わないことです。被災地は飲食物が不足していることが予想されていました。状況がわからない人は水道が止まっている状況なのに水を持参しなかったり、物資の供給がないのに食べ物を持参しなかったりと被災地に迷惑をかけてしまう人が多かったです。

2つ目は適性にあった働きをすることです。被災地では希望する班に分かれて、ボランティア活動をすることが予想されていました。私は柔道部に所属していたため、筋力には自信がありました。そこで瓦礫処理班として働く前提で情報を調べておき、実際に瓦礫処理をしたことがある人からコツを聞いておきました。そのコツを他のボランティアの人と共有した結果、瓦礫処理を予定の時間より早く終えることができました。常に仮説を立てる姿勢を忘れず、貴社のマーケティング職として貢献したいと思います。(495文字)

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500文字になると工夫した点をより詳細に話すことができるため、複数のポイントに分けてアピールしても良いですね。どの職種でも役立つ仮説思考により、入社後の活躍に期待感が持てるエピソードでした。

文字数制限がない場合

例文

私の強みは根回し力です。私はゼミ長として研究室のメンバーをまとめてきました。ある時、共同研究の発表がありました。私の班は社会問題として「小1の壁」を選びました。小1の壁とは、保育園と小学校には環境の違いがあり、子どもや親が負担に苦しんでいるというものでした。

実際に小学1年生の子どもと親にインタビューをしました。しかし、インタビュー後に内容の解釈の違いで学生2人が口論になりました。そこで私はすぐさま、電話でインタビューをした子どもと親に連絡して、「この解釈であっていますか?」と確認を取っておきました。どちらの解釈とも異なる内容だったため、再度話を聞いておいて正解でした。そして、ただ仲裁に入るのではなく、きちんとした根拠を持って話すことで怒りを鎮めてもらうことに成功しました。入社後は営業職として根拠のある提案をして、顧客が最善の選択をできるように精進して参ります。

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キャリア
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平均的な文字数である400字を目安に作成された例文でした。前述したとおり、400字はエピソードの詳細を十分に記載できる文字数です。「小1の壁」についての説明をすることで話の内容がわかりやすくなっていますね。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!読みやすい文章を作るコツ

辻 華菜子

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一文あたりの文字数にも気を付けよう

読みやすいESを作るためには一文の長さにも注意が必要です。一文が長くなると文の構造が複雑になり、採用担当者が理解をするハードルが高くなってしまいます。一文当たり40文字程度を目安にESを書くように意識しましょう。

では、イメージが湧きやすいように良い例と悪い例を説明しますね。まず悪い例としては「私は学生時代にサッカー部でキャプテンを担当しており、全国大会優勝の目標があったため、チームの課題であるチームワークを改善するために、コミュニケーションを積極的にすることを意識しました」などがあります。長い文章にもかかわらず一文で書かれておりわかりづらいですよね。

この文の文字数を意識すると「私は学生時代にサッカー部でキャプテンを担当していました。当部の目標として全国大会優勝を掲げていました。この目標を達成するためには、チームワークが課題だったため、コミュニケーションを取ることを意識しました」となります。内容は同じでもわかりやすくなりますよね。

このように一文の文字数を意識して、担当者が読みやすいESを作成しましょう。

ESを書く時間がない時はツールを活用しよう!

ESに何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、ESだけに時間をかけてはいけません。

そんな時はESのポイントを網羅したES回答作成ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、選考を突破しやすいESをすぐに書くことができます

作成した回答はそのまま使えるものです。ぜひ活用して志望企業の選考を突破しましょう。

こんな人におすすめ!
・書類選考を確実に突破したい人
・何を書けばいいか分からない人
・効率良く、ESを書きたい人
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エントリーシートの文字数カウント方法

最後に、ESに記載する際の簡単な文字数カウント方法について解説します。

これから作成しようとしている人、文字数を正確且つ簡単にカウントする方法を探している人は参考にしてみてくださいね。

PC:GoogleドキュメントやWeb上のツールを使う

PCでESを作成する際は、一度WordやGoogleドキュメントでカウントし、指定の文字数に収まるかを確認するのがおすすめです

Wordでの文字数カウント方法
  1. ツールバーの「校閲」を押下
  2. 「文字数カウント」を押下
Googleドキュメントでの文字数カウント方法
  1. 上部にある「ツール」を押下
  2. 「文字カウント」を押下
    ※「Ctrl」+「Shift」+「C」でも表示される

手書き:PCやスマホで下書きをする

手書きの場合は、一度PCやスマホで下書きをし、文字数をカウントしたうえで手書きで清書すると良いでしょう

前述した方法はもちろん、Web上で無料で利用できる文字数カウントツールもあるため、必要に応じて使い分けてみてくださいね。

おすすめの文字数カウントツール例

ESを手書きで作成する予定の人は、以下の記事も併せて読んでみてくださいね。

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エントリーシートの文字数について学生からよくある質問に回答!

ESにはどのくらいの文字数を書けば良いのか、文字数によって印象が悪くなることはあるのかと悩む学生もいますよね。そのような学生の疑問にキャリアアドバイザーが回答します。

Q:エントリーシートに記入する文字数はどれくらいが理想ですか?

A:文字数の指定がある場合は、8割以上の文字数を目指して書くようにしましょう。記入欄に空白が多いと就職への意欲や企業への志望度が低いと見なされかねません。文字数の指定がない場合も、記入欄の空白が目立たないように埋めることが大切です。ただし空白をなくすために不必要に言葉を付け加えたり、字を大きくして埋めることは避けましょう。

また見た目の印象も重要なポイントです。小さ過ぎず大き過ぎない大きさで統一し、採用担当者が読みやすいように意識することが大切ですよ。

Q:エントリーシートの文字数が多くなることで採用担当者に悪い印象を残すことはあるのでしょうか?

A:文字数の指定がある場合は、その文字数を超えないようにしましょう。また文字数の指定がない場合も、たくさんアピールしようと記入欄に小さな字でびっしり書き連ねることは避けてください。見にくいうえに読み手の意欲をそいでしまう可能性があります。清書をする前に下書きをし、第三者に見てもらったり、何度も推敲をしたうえで清書するようにしましょう。

大切なのは、相手が読みやすい文字数を心掛けることです。多くなったからと言って悪い印象になることは少ないものの、すらすらと読める量でないと頭に入ってきづらくなります。あなたの魅力を効果的にアピールするためにも、量より質を意識してくださいね。

ESが完成したらいよいよ提出。郵送での提出方法を知りたい人は以下をチェックしましょう。

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適切な文字数のエントリーシートで高評価を得て選考を突破しよう

ESは内容ももちろん大切ですが、読みやすさも重要な評価になります。この記事を参考に、内容の質は落とさないまま、文字数を調整できるようにしてくださいね。

8割以上埋めることで志望度の高さをアピールできるため、適切な文字数のESで選考を突破しましょう。

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ESに何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、ESだけに時間をかけてはいけません。

そんな時は選考突破のポイントを網羅したESが作れる「ES回答作成ツール」を活用しましょう。穴埋めに当てはめるだけで、選考を突破しやすいESをすぐに書くことができます

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