TOEICを活かして就活無双は可能！ スコア別の無双方法3選

TOEICで高得点なら就活を無双できる？ 最大限に活かす方法を知ろう！ 

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。TOEICスコアに自信があり、就活に活かそうと思っている学生からよくこんな相談をもらいます。

「TOEICのスコアが高得点の場合、就活で無双できますか？」
「実際のところTOEICはどの程度就活で活かせるのでしょうか」

結論から言うと、TOEICスコアが高い場合就活で一つのアピールポイントになることは間違いありません。ただし、それだけで就活無双ができるかと言えば難しいのが実態。TOEICスコアだけをアピールするよりも、うまく活かして＋αのアピールとするのが良いですよ。

この記事では、TOEICスコアを最大限に活かして就活無双する方法について解説していきます。しっかりと確認し、あなたの持つ強みをどのように活用していくべきなのか考えてみてくださいね。

まず知っておくべき就活におけるTOEICスコアの立ち位置

TOEICのスコアは就活において大きな武器になる一方、それだけで無双できるかと言えばそうではありません。では具体的にどのように就活に影響するのかが気になるところですよね。

ここからは、TOEICのスコアが就活においてどのような立ち位置にあるのかを解説していきます。まずは実態を把握することから始めましょう。

就活でアピールするには600点以上が必要とされている

前提として、TOEICのスコアを就活でのアピールポイントとするなら600点以上であることが望ましいとされています。

TOEICが受験者のスコアについてまとめた「2022年度受験者数と平均スコア」によると、大学生の平均スコアは588点。この平均値を上回り、就活でアピールをするなら、少なくとも600点は必要です。

そのうえで「TOEICスコアを活かして無双したい！」と思うなら、より高得点が必要になると思っておきましょう。最低でも700点は取得していないと、無双につなげるのは難しいと言えます。

なかには「少しくらい点数を盛って伝えてもバレないだろう」と思う人もいるかもしれません。しかし、就活でTOEICのスコアを偽るのは得策ではありませんよ。どうなってしまうのかが具体的に知りたい場合は、こちらの記事を見てみてください。

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約半数の企業が採用時にTOEICのスコアを参考にしている

TOEICのスコアだけで無双することは難しい一方、多くの企業がTOEICのスコアを参考としているのも事実です。

TOEICを運営するETSが2019年に新卒採用時にどのくらいTOEICを活用しているのかを調査した「英語活用実態調査」によると、55.4%の企業が採用時にTOEICのスコアを参考にしている（また参考にする可能性がある）と回答しています。

なぜ英語を日常的に使わない企業においてもTOECのスコアが採用時に参考にされるのか疑問を感じる人もいるでしょう。実はTOEICスコアを通じて、学生の学習意欲や目標達成意欲、継続力などが見られているのです。

TOEICのスコアだけで無双できるケースは少ない

TOEICのスコアが採用時に重視される実態がある一方で、それだけで就活無双できるケースは決して多くありません。どんなにTOEICのスコアが高くとも、社会人として必須のスキルが備わっていなければ企業側も採用しようとは思わないでしょう。

また新卒採用において、最も重視されるのはポテンシャルです。

つまりTOEICのスコアだけで就活無双をするというよりは、自分の魅力を底上げするための＋αのアピールとして活用していくということですね。

獲得スコア別に解説！ TOEICを活かして就活で無双する方法

TOEICのスコアを活かした戦略の立て方は、就活をする時点でどの程度のスコアを持っているかによって変わります。

ここからはTOEICのスコア別に無双する方法を解説していくので、今の自分の状態でどのようにスコアを活かせば無双できる可能性があるのか、しっかり確認しておきましょう。

TOEICの具体的なアピール方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

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TOEICのスコアが700点台の場合は、英語力以外の自分のポテンシャルもしっかりと押し出すことが大切です。またどのようにして700点台を獲得するにいたったのかもアピールポイントになるでしょう。

700点を獲得している時点で、ビジネスでは問題なく英語が使えるという認識につながりやすくなります。

そのうえで新卒の学生に求められるポテンシャルが備わっていることをアピールできれば、「即戦力として活躍できる」という印象を残すことができますよ。

TOEICで800点以上のスコアを取得している場合、ビジネスシーンでは即戦力として期待される可能性があります。特に業務で英語を使う可能性がある場合は、「海外顧客とのやり取りにおいて能力を発揮できる」ということを積極的に押し出しましょう。

即戦力として活躍したい意思を伝える際には、しっかりと企業研究をして「具体的にどのようなシーンで英語を使うのか」を理解しておくことが大切です。実際の業務内容を把握したうえでアピールしてくださいね。

TOEICのスコアが900点台の場合、一般的に「高度なビジネス英語を扱える人材」と見なされることが多くなります。それほど高い英語力を身に付けるのは簡単なことではないため、努力の過程そのものが大きなアピールポイントになりますよ。

努力の過程や900点台を目指したきっかけを伝えれば「目標達成に高い意識で取り組める人材」といったような印象につながりやすくなります。これまでの努力を丁寧に棚卸しし、具体的に説明できるようにしておきましょう。

TOEICで無双しやすい傾向にある企業の4つの特徴

TOEICのスコアの高さをアピールするなら、前提として業務を進めるなかで英語が必要になる企業を狙いましょう。まったく英語を使わない企業にTOEICのスコアをアピールしても、十分なアピールにはつながらない可能性があります。

ここからは、TOEICで無双しやすい傾向のある企業の特徴について解説します。あなたが志望する企業に当てはまるかどうかを確認してくださいね。

①外資系企業

TOEICのスコアをアピールしやすい企業として、外資系企業が挙げられます。外資系企業では日常的に英語を使う場合が多く、部署によっては英語が公用語となっている企業もありますよ。

外資系企業のなかには英語での面接があったり、面談の機会が設けられる場合があります。そこでやや高度なビジネス英語のスキルなどが身に付いていることをアピールできると、内定獲得の可能性がグッと高くなるでしょう。

外資系企業を目指す学生のなかで英語面接への対策がしたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

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②海外に事業展開している企業

TOEICスコアを活かして就活無双をしやすい企業としては、海外に事業展開している企業も挙げられます。特に海外に拠点がある企業の場合、出向や異動の可能性があるため、英語を問題なく使える学生は重宝されるでしょう。

近年の傾向として海外進出を推し進めている企業も増えているので、TOEICのスコアを活かしたい場合は調べてみてくださいね。

③働くうえで英語が必要とされる企業

外資系企業でなくとも、働くうえで英語が必要な企業や職種もあります。なかには入社後に英語力を身に付けられるような研修を実施している企業もありますが、もともと英語力が備わっていれば強力なアピールになりますよ。

英語が必要な企業を受ける場合、早い段階でビジネスシーンで活用できる程度の英語力が備わっていればキャリアの幅も広がりやすくなりますよ。

上記で解説した仕事に興味がある場合は、以下の記事も参考になります。

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④外国人の採用が多い企業

外国人の採用実績がある企業も、TOEICのスコアを就活で活かせる可能性があります。社内で働く外国人が多い場合、コミュニケーションの手段が英語になるシーンが多くなるので、そういったときに対応ができる証明になりますよ。

企業を探す際には、実際に採用実績があるかどうかを確認しましょう。多くの外国人を採用している企業ほど英語力が重視される可能性が高いですよ。

TOEICをうまく活用して就活で無双し希望実現につなげよう！ 

ここまで、TOEICのスコアを活用して就活で無双する方法について解説してきました。TOEICスコアを就活でのアピールにする場合には、実際のスコアと＋αのアピールが欠かせません。

また志望企業に関しても、業務を遂行するうえで実際に英語を使うシーンが多いと思われる企業を中心に探すことが大切です。実務においてどう英語を使いたいかを具体的に説明できれば、大きなアピールになりますよ。

TOEICのスコアを活用した就活法を理解し、就活無双につなげて志望企業の内定を獲得しましょう。