珠算検定は何級から履歴書に書ける? 正しい書き方と注意点を解説

この記事のアドバイザー

何級から書いて良い? 珠算検定を履歴書に書く際は○○に注意

目次

  1. 珠算検定は履歴書に書いても良い? 書く際のポイントや注意点を学ぼう
  2. 珠算検定は履歴書の資格欄に書いても良い?
  3. 書く場合は3級から
  4. 全国珠算連盟と日本珠算連盟の検定を積極的に記載しよう
  5. 図で解説! 珠算検定の履歴書の書き方3パターン
  6. ①基本の書き方
  7. ②複数の資格を持っているときの書き方
  8. ③合格前のときの書き方
  9. 企業側の視点も理解しよう! 珠算検定を履歴書に書いた際3つの印象
  10. ①計算や数字に強く頭の回転が速い
  11. ②目標達成までの地道な努力ができる
  12. ③集中力が高い
  13. 選考時に確認! 珠算検定が特に評価される業界や職種
  14. ①金融業界
  15. ②建築業界
  16. ③事務職
  17. 珠算検定の履歴書への記載に関するよくある質問に回答
  18. 珠算検定は何級から履歴書に書けますか?
  19. 珠算検定は何年前のものまで履歴書に書けますか?
  20. 珠算検定は3級からアピールになる! 正しい書き方を押さえて履歴書に記入しよう

珠算検定は履歴書に書いても良い? 書く際のポイントや注意点を学ぼう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「珠算検定は履歴書に書いたら有利になりますか?」
「何級から履歴書に書けますか?」

といった質問を学生からよくもらいます。

計算能力や暗算能力を測る珠算検定の経験は、「数字に強い」「地道な努力ができる」といった印象につながります。特に、数字に触れる機会の多い業界では高評価されることも少なくありません。

この記事では、珠算検定は何級から履歴書に書くべきなのかや、書く際の履歴書への書き方、企業が抱く印象などを詳しく解説していきます。珠算検定の経験を履歴書で効果的にアピールしたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

なお、珠算検定のほかにも就活で効果的にアピールできる資格があります。就職に有利な資格について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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珠算検定は履歴書の資格欄に書いても良い?

珠算検定は履歴書の資格欄に書いてもいい?
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就活生

珠算検定を持っていますが、履歴書に書いても良いですか?

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キャリアアドバイザー

もちろん良いですよ。合格した経験がある人はぜひ履歴書でアピールしましょう。

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就活生

3級なのですが、アピールになるのでしょうか……?

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キャリアアドバイザー

3級からであればアピールにつながりますよ。ほかにも押さえておくべき点があるので解説しますね。

珠算検定は、基本的に履歴書の資格欄に書いても問題ありません。

ただし、種類や級位・段位によっては、あまりアピールにならない場合もあります。どの団体の珠算検定ならアピールになるか、何級から書くのが良いかを解説していきますね。

書く場合は3級から

全国珠算連盟と日本珠算連盟の検定にはさまざまな級位・段位があります。いずれも「3級以上」が、履歴書に書くとアピールポイントになるレベルの目安です。

珠算能力検定試験の3級の合格率は45%程度です。3級未満は小学校3年生以下の低学年で挑戦するレベルであり、比較的合格しやすい級位だと言えます。そのため、3級未満の場合でも履歴書に記載は可能ですが、評価にはつながりにくいでしょう

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キャリアアドバイザー

珠算検定を自分のアピールポイントにしたいなら、まずは3級以上の合格を目指してくださいね。

全国珠算連盟と日本珠算連盟の検定を積極的に記載しよう

記載する珠算検定の種類にも注意しましょう。代表的な珠算検定は、全国珠算連盟と日本珠算連盟が実施しているものです。どちらも知名度が高く、採用にかかわる人にも広く認知されているため、合格経験があるなら積極的に履歴書に記載しましょう

これらの検定は公共団体や行政機関とも深くかかわっており、社会的な信用を得ています。そのため、企業からの評価も期待できます。

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キャリアアドバイザー

そろばん教室独自の検定を実施している場合もありますが、上記の2つの資格を優先的に記載しましょう。

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図で解説! 珠算検定の履歴書の書き方3パターン

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就活生

私は珠算検定の3級を持っているので、さっそく履歴書に記入します!

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キャリアアドバイザー

その前に履歴書への書き方について、もう一度確認しておきましょう。

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就活生

書き方が違うと評価が下がったりするのですか?

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キャリアアドバイザー

そこまで大きくは影響しませんが、ビジネスパーソンとして履歴書のような公的な文書はしっかりとルールを守って記入することが求められます。

履歴書の書き方には細かなルールがあり、ちょっとした間違いがマイナスの印象につながる場合があります。珠算検定の書き方にもルールがあるので、きちんと理解したうえで履歴書に記載するようにしてくださいね。

ここからは、珠算検定の履歴書への正しい書き方を状況別で3パターン紹介します。自分に当てはまるパターンを確認してみましょう。

なお、履歴書の資格欄の書き方については以下の記事で紹介しています。合わせて見てみてくださいね。

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履歴書の資格欄を正しく書くには|優先度や書くことがない人の記入例

①基本の書き方

珠算検定の履歴書への書き方

上記の画像が、基本の珠算検定の履歴書への書き方です。記載する際は、以下の2点に注意しましょう。

珠算検定の履歴書への書き方
  • 省略せずに正式名称で書く
  • 「取得」でなく「合格」と記載する

まず、団体名や検定名を省略せずに正式名称で書くことを意識しましょう。履歴書は管理方法などが法律で定められた公的な文書なので、略称や通称を使うのは適切ではありません

「そろばん検定」「全珠連」など聞きなじみのある言葉があったとしても、略して書くのは控えましょう。

珠算検定の履歴書への記載例
  • 日本商工会議所 珠算能力検定 〇級合格
  • 全国珠算教育連盟 珠算検定 〇級合格
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キャリアアドバイザー

なお、「取得」か「合格」で迷う人もいますが、珠算検定の場合は「合格」と書くのが最適です。

キャリアアドバイザーが読み解く!珠算検定を履歴書に書く際の注意点

酒井 栞里

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酒井 栞里

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正しく記載しないとマイナスな印象につながる

珠算検定の名称や取得年月日が正しい形式で書かれていない場合、企業にビジネスマナーがないと判断されてしまう可能性があります。最悪の場合、せっかくの珠算検定のスキルが評価される前に、不合格と判断される場合もありますよ。

また、もし誤った内容を記入してしまうと、あなたの努力して取得した珠算検定が正しく伝わらないだけでなく、選考に真剣に取り組んでいない印象を持たれてしまう可能性もあります。ルールをしっかりと守り、正しく珠算検定のことを記載しましょう。

履歴書を書いた後は、珠算検定の合格証書など、取得を証明できるものと見比べて間違いがないかを確認しましょう。さらに不安な場合は、家族やキャリアセンターの担当者など、信頼できる第三者に確認してもらうことも検討してください。

②複数の資格を持っているときの書き方

複数の資格を持っているときの珠算検定の書き方

珠算検定以外に普通自動車第一種運転免許やTOEICなど、複数の資格を持っている場合は、上の画像を参考にして書いていきましょう。

複数の資格を持っているときの書き方
  • 取得年月日順に書く
  • 年表記を統一する
  • すべて書き終えても「以上」は書かない

まず、資格は取得年月日順に記載するのがマナーです。珠算検定に限らず、どのような資格でも取得した時期が早いものから順に書くようにしましょう

また、「年」の表記に決まりはありませんが、和暦・西暦のどちらかに統一しましょう。表記が混在する履歴書は時系列がわかりづらくなってしまい、採用担当者が見にくいと感じてしまいます。

なお、資格欄では「以上」とは記載しません。「以上」には「ここで終わりです」という意味があり、学歴・職歴欄でその先の記載がないことを示すために用いるものです。資格欄ではわざわざ終わりを示す必要がないため、「以上」とは記載しないのです。

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キャリアアドバイザー

和暦・西暦のどちらを使うか迷う場合は、「生年月日を西暦で書いたなら、資格の取得年も西暦で書く」というように、履歴書全体で一つの表記にするのがおすすめです。

③合格前のときの書き方

合格前のときの珠算検定の書き方

「珠算検定取得に向けて勉強しているけど、まだ試験を受けていない」という状況の人もいるかもしれません。そのようなときは、上の画像の通りに「取得予定」「取得に向けて勉強中」と記載しましょう。

取得に向けて熱心に勉強できているのなら、その熱意や継続力がアピールポイントになる場合もあるので、積極的に記載するのをおすすめします

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キャリアアドバイザー

なお、記載するときは、まだ取得できていないため「年・月」欄は無記入で問題ありませんよ。

キャリアアドバイザーの体験談珠算検定の経験を効果的に伝えるコツ

長尾 美慧

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長尾 美慧

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高い実績を出すまでの過程を明確に伝えよう

珠算検定の経験をES(エントリーシート)や履歴書に書く際、企業に高評価を得るためには、大会での優勝経験や、高い級を目指して努力した経験を伝えることが重要です。なぜなら、スポーツ経験などと同様に、企業は目標と現状のギャップを認識し、それを埋めるためにどれだけ努力したかというプロセスを重視しているからです。そのため、この努力の過程を具体的に伝えることができれば、大きなアピールにつながります。

実際に、私は以前、小学校・中学校のそろばんの大会で全国や県で1~2位を獲得するほどの高いスキルを持つ学生を支援したことがあります。その学生は、この経験を企業にアピールしました。企業からは、直接的な実績そのものよりも、努力を積み重ねて目標を達成するコミット力や、向上心を高く評価されていました。

もちろん、輝かしい実績や成果が必ずしも必要というわけではありません。しかし、高い実績を持っていたほうが、より好印象につながりやすいのは確かだと言えます。

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企業側の視点も理解しよう! 珠算検定を履歴書に書いた際3つの印象

珠算検定を履歴書に書いた際の印象

珠算検定を履歴書に書いた際、企業にどう思われるかは気になるところですよね。ただ珠算検定の経験を伝えるだけでなく、企業側の視点を知っておくと、より効果的にアピールできますよ。

そこで、珠算検定を持っていることで企業側が抱く印象を紹介します。履歴書に珠算検定を書くときは、ぜひ企業側の視点を意識してみてくださいね。

①計算や数字に強く頭の回転が速い

珠算検定は計算能力や暗算能力を測るものであり、合格するには複雑な計算をこなす必要があります。そろばんを使わないと計算が難しい問題を数多く解いてきた経験は、計算や数字に強い印象につながりますよ

計算や数字への強さは、「頭の回転の速さ」と深くかかわります。珠算では、複雑な計算をこなす過程で、物事を論理的にとらえ、素早く処理する能力が磨かれます。

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キャリアアドバイザー

珠算検定から頭の回転の速さをアピールできれば、面接官に「日々の業務や予期せぬトラブルに柔軟に対応してくれそう」という好印象を持ってもらうことができますよ。

②目標達成までの地道な努力ができる

珠算検定では複雑な計算過程をこなした末に、ようやく答えにたどり着ける問題が多く見られます。答えを導き出せたときに達成感を得られる一方で、難しい問題が解けないときにはストレスを感じてしまうものですよね。

こうした困難を乗り越えながら難しい問題に挑戦してきた経験は、目標達成に向けて地道な努力ができる印象につながります

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キャリアアドバイザー

適切な目標を設定し、必要に応じて修正を加えながら実行していく能力は仕事に活かせるため、企業からしても魅力的に映りますよ。

なお、粘り強さや努力家であることを効果的にアピールする方法については、以下の記事を参考にしてください。
自己PRで粘り強い性格を魅力的にアピール! 言い換えや例文あり
努力家を自己PRするには|具体的な言い換え表現や例文も紹介

③集中力が高い

珠算検定では、限られた時間のなかでいかに素早く・正確に膨大な問題を解き続けられるかがカギとなります。そのため、試験中には非常に高い集中力が求められます。集中力の高さは、どの業界・職種においても評価される汎用性の高いスキルです。

集中力の高さが必要とされるシーン
  • 企画職として新しい企画を練るときに膨大な情報を分析し論理的に考える
  • 商談で顧客の要望を適切にくみ取る際に相手の言葉に集中し、細部を聞き逃さないようにする

これは単に「根気がある」というだけでなく、ミスなく業務を遂行できる証にもなります。いつでも冷静さを保ち、重要な細部を見落とさずに仕事を進められるため、周囲からの信頼も厚くなるでしょう。

なお、集中力を長所として伝える際のコツや注意点を以下の記事で解説しています。あわせて確認してみましょう。

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キャリアアドバイザーが読み解く!珠算検定をアピールする際に押さえておきたいこと

上村 京久

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上村 京久

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動機と努力の過程を具体的に伝えるのがコツ

珠算検定そのものが、企業への直接的なアピールになるケースは少ないでしょう。この点を理解したうえで、「なぜ珠算検定を取得しようと思ったのか」という動機と、目標を掲げて、努力を続けたエピソードを具体的に伝えることが非常に大切です。

そして、珠算検定を受験した経験からあなたの強みや人間性を効果的にアピールしましょう。特に評価されるのは、以下のような点です。珠算検定を受験した経験を伝える際は、これらの点を意識してみましょう。

目標設定力: 何級に合格するか、大会で何位を目指すかなど、具体的な目標を立てる力
計画性: 目標達成のために練習計画を立て、実行できる力
継続力: 苦手な問題や伸び悩む時期があっても、諦めずに努力を続けられる力
集中力・正確性: 高い集中力があり、正確に作業を進めれる力

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選考時に確認! 珠算検定が特に評価される業界や職種

珠算検定が特に評価される業界や職種
  1. 金融業界
  2. 建築業界
  3. 事務職
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就活生

珠算検定を履歴書に記入することで、いろいろな良い印象を企業に持ってもらえることがわかりました! ただ、現代の仕事でそろばんを扱う能力を直接活かせる機会はほぼありませんよね。

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キャリアアドバイザー

たしかに直接そろばんを扱うことはありませんが、珠算検定で培われた計算能力や暗算能力は、多くの業界や職種で役立つスキルとして評価されますよ。

現代の仕事では、そろばんを扱う技能を直接的にアピールできる機会は少ないでしょう。

しかし、業界や職種によっては、珠算検定の経験を業務に活かせます。選考時に効果的に自己PRを伝えるためにも、珠算検定の経験が特に高く評価される業界や職種について理解を深めましょう。

①金融業界

数字を扱う業界として、一番に金融業界が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。金融業界は、珠算検定が特にアピールにつながりやすい業界の一つです。数字を頻繁に扱う業界であり、珠算検定で身に付けた計算能力を業務に直接活かしやすい傾向にあります

金融業界で珠算検定が特に評価されるおもな職種
  • 銀行員(窓口業務、融資担当)
  • 証券アナリスト、トレーダー
  • 保険事務、保険営業

たとえば、銀行で働く人も証券会社で働く人も、日々数字に触れることになりますよね。顧客の資産運用の相談や為替計算など、さまざまな場面で正確かつ迅速な数字の処理が求められます。

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キャリアアドバイザー

数字の意味を正しく理解したり、将来的な予測をするうえで「数字に強い」ことは欠かせない要素だと言えますよ。

なお、金融業界で押さえておきたい業界知識や、志望動機の作り方については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
金融業界の就活はビジネスモデルの理解が合否を左右する!
業種別例文11選! 受かる金融業界の志望動機の秘訣5つを徹底解説

②建築業界

建築業界は、一見すると数字と関係が薄いように思われがちです。しかし、実際にはコスト管理や資材の数量計算など、緻密な数字の管理が不可欠です。

大規模なプロジェクトを指揮するうえでは、予算、工期、資材費など、さまざまな数字を正確に把握し、適切に管理する能力が求められます

建築業界で珠算検定が特に評価されるおもな職種
  • 積算士
  • 施工管理
  • 設計士

たとえば、工事現場の監督を担う施工管理職は、建物を建てるうえで必要な資材や予算の管理をおこないます。また、スケジュール通りに工事が進むように指導もするため、目標日から逆算してスケジュールを管理する論理的思考力なども必要となります。

なお、施工管理の志望動機の作り方や例文について、こちらの記事で紹介しています。施工管理が気になった人は、ぜひ見てみてくださいね。

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施工管理の志望動機を書くために、業界の仕事内容を押さえるのは不可欠です。今回は施工管理を目指す就活生に向けて、キャリアアドバイザーが施工管理の志望動機を徹底解説! 構成方法や企業が求めるスキルも紹介するので、志望動機作成の参考にしてみてくださいね。

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③事務職

事務職は、データ入力や請求書処理、書類作成などをおこなうため、珠算検定で培ったスキルや経験を大いに活かせます。これらの業務のほかにも、経費精算や売上集計などの会計業務もおこなうため、数字を扱う機会が非常に多いのが特徴です。

事務職で珠算検定が特に評価されるおもな職種
  • 一般事務、営業事務
  • 経理事務
  • 総務事務

事務職も珠算検定と同様に、ミスなく正確に素早く処理する能力や、集中力の高さが不可欠です。珠算検定で培った正確な計算力や、集中力を長時間にわたって維持できる忍耐力は、事務職として活躍するうえで強力な武器になりますよ。

なお、事務職の詳しい仕事内容や、自己PRの方法は以下の記事で解説しています。
事務の仕事内容とは? 選び方や向いている人の特徴を解説
例文10選|刺さる事務職の志望動機の作り方5ステップ

以下の記事では、経理の業務内容や志望動機の作成方法について紹介しています。あわせて確認してみましょう。
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キャリアアドバイザーが読み解く!珠算検定は幅広い業種や職種で評価される

高橋 宙

キャリアアドバイザー

高橋 宙

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珠算検定で培った能力は就活で強力な武器になる!

珠算検定は、さまざまな業界や職種で評価されます。たとえば、教育業界では、数学的能力を重視する教育プログラムや補助教材の開発、学習支援において、珠算検定で培った論理的思考力や問題解決能力がアピールポイントとなるでしょう。

また、IT業界などの技術系の職種では、プログラミングやデータ分析、研究開発などの領域で数値処理や論理的思考力が不可欠です。小売業界においても、在庫管理や財務分析、売上予測などの業務において数値処理能力が求められます。

このように、珠算検定はさまざまな業種や職種で高い評価を得られる資格です。自身の希望する仕事で活かせるのであれば、取得することで自己PRにいっそうの説得力を持たせることができますよ。

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珠算検定の履歴書への記載に関するよくある質問に回答

最後に、珠算検定の履歴書への書き方について、学生からよく寄せられている質問にキャリアアドバイザーが回答します。珠算検定は何年前のものまで書けるのかについても回答しているので、確認しておきましょう。

珠算検定は何級から履歴書に書けますか?

珠算検定は、全国珠算連盟と日本珠算連盟のいずれも、「3級以上」が履歴書でアピールポイントにする際の目安です。もちろん、3級未満の合格経験を記載しても問題ありませんが、企業からの評価にはつながりにくい点を理解しておきましょう。

医師免許のように専門性の高い資格とは異なり、珠算検定の合格そのものが採用で大きな強みになることはまれです。より効果的にアピールしたい場合は、単に級位を記載するだけでなく、合格までの努力の過程や、入社後の業務への活かし方を具体的に伝えることが重要です

珠算検定は何年前のものまで履歴書に書けますか?

全国珠算連盟・日本珠算連盟の珠算検定は、一度合格した級位・段位は永久に保持できます。有効期限がないため、たとえ5年前や7年前といった古いものでも履歴書に書いて問題ありませんよ。

ただし、重要なのは、現在でもその計算能力と暗算能力が衰えておらず、仕事に活かせるかどうかです。もし能力が衰えていると感じ、自信がない場合は、「これから勉強し直すつもりです」といった前向きな姿勢を面接で示すのがおすすめです。

珠算検定は3級からアピールになる! 正しい書き方を押さえて履歴書に記入しよう

珠算検定を持っていると「地頭が良い」「目標達成までの地道な努力ができる」など、企業からの好印象につながります。

また、金融業界や建築業界といった一部の業界・業種では、珠算検定で培った経験を業務に直接活かす場面も多いでしょう。3級以上の珠算検定を持っている場合は、積極的に履歴書に記載してくださいね。

なお、履歴書に記載する際は、正しい書き方を把握しておくことが重要です。珠算検定を履歴書に記載する際のポイントと注意点を理解し、しっかりとあなたの強みをアピールしましょう。

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