目次
- 大学生のインターンはいつから? 状況に合わせたベストな参加時期を知ろう!
- 大学生のインターンは3年生の5月頃から始まるのが一般的
- キャリアアドバイザーに聞いた! インターンに参加する目的別のおすすめ時期
- ①早期選考を狙っている場合
- ②大手企業を狙っている場合
- ③外資系企業を狙っている場合
- ④しっかり実務経験を積んでおきたい場合
- ⑤とりあえずいろいろな企業のインターンに参加したい場合
- 大学生のインターンにいつから参加するかは目的別に選ぼう!
大学生のインターンはいつから? 状況に合わせたベストな参加時期を知ろう!
就活が始まり、まず初めに取り組むのがインターンシップへの参加。そういった人も多いのではないでしょうか。しかし具体的にいつから参加すべきかを判断するのは難しいですよね。そこでよくアドバイスするのが「まずはインターンの目的を明らかにしよう」ということです。
インターンの目的は、大きく以下の5つに分けられます。
この記事では、一般的なインターンのスケジュールや例年の就活生がいつからインターンに参加し始めるのかを解説したうえで、上記の目的に合わせたおすすめの参加時期を解説します。いつ頃からインターンに参加すべきか判断する際に参考にしてください。
大学生のインターンは3年生の5月頃から始まるのが一般的


出展:キャリタス就活「インターンシップはいつからはじまる?申し込み時期や参加に向けたスケジュールを紹介」
- 2年生の1~3月:情報収集
- 3年生の4~6月:エントリー・選考
- 7月~:インターン参加
画像を参考にすると、企業と学生双方の動きがわかりますね。学生と面談をするなかでも、8月頃はインターン参加によって忙しくしている学生が多い印象でした。遅れを取らないためには、夏のインターンはマストで参加しておくのがおすすめです。
インターンの目的についてはこちらの記事で解説しているので、参加する前にチェックしておきましょう。
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キャリアアドバイザーに聞いた! インターンに参加する目的別のおすすめ時期
インターンに参加する目的は人それぞれ。「早期選考を狙いたい」「大手企業を目指したい」「実務経験を積みたい」など、目的によってベストな参加時期は異なります。
ここからは、就活の目的ごとに「いつ頃からインターンに参加するのがおすすめか」を、キャリアアドバイザーの視点から詳しく解説します。自分の目標に合ったタイミングを見つけ、効果的にインターンを活用していきましょう。
①早期選考を狙っている場合
- 一般的には5月~6月に募集開始
- 企業によっては開示していないパターンもある
- 直結ではないが、本選考で優遇されるケースもある
インターンと採用の関係についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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②大手企業を狙っている場合
大手企業は非常に倍率が高いため、ほかの学生との差別化を狙うためにも参加しておきましょう。大手企業のインターンは、早ければ5月中に募集が始まるケースもあります。エントリー期間が短い企業も多いため、早めの情報収集が欠かせません。
エントリーシート(ES)やWebテストなどの選考準備に時間を要するため、春から少しずつ対策を始めておくのが理想的。また、夏と冬で内容が異なることもあるので、どちらのタイミングで参加するかを計画的に考えておきましょう。
- 募集開始が早く競争率が高い
- 夏・冬の2期制インターンが主流
- ESやWebテストの準備期間を確保することが重要
③外資系企業を狙っている場合
外資系企業のインターンはスケジュールが早く、春先から募集が始まる場合もあります。
ケース面接や英語面接などは選考対策に時間がかかるため、準備期間を逆算して動くのがポイントです。
夏頃にはすでに募集を締め切っている企業もあるので、志望業界を明確にしたうえで公式サイトや就活エージェントを通じて早期に情報をキャッチするようにしましょう。
- 実施時期が早く(3〜5月頃)動き出しが重要
- ケース面接や英語試験が課されることもある
- 本選考直結のインターンも多い
外資系の仕事についてはこちらの記事で解説しています。興味がある場合はぜひチェックしてみてください。
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ケース面接や英語面接の対策について知っておきたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
ケース面接:
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英語面接:
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④しっかり実務経験を積んでおきたい場合
実務経験を積める長期インターンは、募集自体は通年おこなわれているものの、人気ポジションは早期に埋まってしまう傾向があります。
大学2年の後半〜3年の春頃から探し始めると、選択肢を広げやすいですよ。できるだけ多くの実務を経験させてくれる企業を探すのがおすすめです。
また長期でかかわる分、学業との両立がカギになります。実務を通じてスキルを身に付けたい学生ほど、生活リズムや授業スケジュールを考慮した時期選びが大切です。
- 実務経験を積める長期インターンは通年募集が多い
- 学業やアルバイトとの両立を考えることが重要
- 早めに応募することで希望ポジションに就きやすい
長期インターンについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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⑤とりあえずいろいろな企業のインターンに参加したい場合
就活初期は、興味のある業界がまだ明確でない学生も多いため、短期インターンを通じてさまざまな業界に触れることが有効です。
夏と冬に募集が集中するため、まずは5月頃から開催情報をチェックしておくと安心ですよ。複数企業を回ることで、自分に合う働き方や関心領域が見えてくるので、目的を「内定獲得」よりも「自己理解」に置いて参加するのがおすすめです。
ただし、短期のインターンは「参加すること」自体が目的になってしまいがち。手当たり次第に数をこなすよりは、説明会などの合間に時間ができれば参加するくらいの温度感がちょうど良いと思いますね。
- 1day・短期インターンを中心に参加しやすい
- 6〜8月、12〜2月に開催が集中しやすい
- 業界研究や自己理解を目的に動くのがおすすめ
インターンに参加する社数についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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大学生のインターンにいつから参加するかは目的別に選ぼう!
インターンは「早く始めたほうが良い」と言われがちですが、自分の目的や状況に合ったタイミングを選ぶことも重要です。業界研究を深めたい人は早期からの参加が効果的ですし、選考につなげたい場合は就活直前の短期インターンが最適な場合もあります。
「なんとなく周りが行っているから」ではなく、なぜインターンに参加したいのか、何を得たいのかを明確にしておくことで、参加する時期も自ずと見えてきます。目的に応じた時期を選び、自分にとって価値ある経験を積み重ねていきましょう。
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早期選考を狙っているなら、選考直結型インターンに参加しておくのがおすすめです。
内定獲得をするうえでアドバンテージになるのももちろんですが、何よりも場数が踏めるのが大きいですね。経験値を積んでおくことで、本選考の際にも実力を発揮しやすくなります。
選考直結型インターンがいつから開催されるかは企業によってさまざまですが、一般的には3年生の5~6月が多いですよ。