目次
- 意気込みの書き方をマスターして周囲と差をつけよう
- 企業が意気込みをたずねる理由を理解しよう
- 本選考の場合
- インターンの場合
- 意気込みの準備はインターン以外でも使える
- まずはインターンの意気込みを書く準備をしよう
- ①インターンの目的を整理する
- ②業界・職種・企業の分析をする
- ③自己分析をしてPRポイントを練る
- インターンの意気込みで書くべき3つの内容を押さえよう
- ①参加するきっかけ
- ②インターンの目的や目標
- ③インターンの内容をどう活かしたいか
- 一目置かれる意気込みを書く3つのコツ
- ①長所・強みをインターンでどう活かしたいか伝える
- ②短所・弱みをインターン中にどう克服するか伝える
- ③なぜ成長したいのか背景を説明する
- 意気込みを書くときの注意点
- 難しい言葉は使わない
- 長々と伝えずに簡潔にまとめる
- 意気込みの書き方を例文で確認しよう
- 例文①自分の能力を活かせるか試したい
- 例文②自らの視野を広げたい
- 例文③不動産会社への理解を深めたい
- 例文④プログラミングの知識を学びたい
- 例文⑤将来必要なスキルを吸収したい
- 例文⑥自分の弱みを改善したい
- 例文⑦企画職で必要なプロセスを学びたい
- 例文⑧商品開発のノウハウを知りたい
- 例文⑨大学での学びを膨らませたい
- 例文⑩クリエイティブの知識を学びたい
- 熱意が伝わる意気込みで選考突破につなげよう
意気込みの書き方をマスターして周囲と差をつけよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「意気込みの書き方がわからない……」
「意気込みがどうして就活では重要になるのかを知りたい」
インターンや本選考を控えている就活生の中には、このような悩みを持っている人もいますよね。
意気込みは選考においてあなたのやる気や人柄をアピールする重要な項目ですが、効果的な書き方を知らない就活生も少なくありません。だからこそ、正しい書き方をマスターすることで他の就活生と差別化することができます。
今回は、意気込みを作成するときのコツや注意点、なぜ企業が意気込みを聞くのかなど、意気込みの重要性や必要となる場面とあわせて「意気込みの書き方」についてお伝えします。
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企業が意気込みをたずねる理由を理解しよう
ただやみくもに意気込みを伝えるのではなく、まずは企業の立場に立って「なぜ意気込みをたずねるのか」と考えてみましょう。企業の質問には必ず意図があります。
企業から意気込みを問われる場面には、本選考とインターンがありますが、同じ質問であってもたずねる理由は異なります。それぞれの場面での質問の背景を一緒に確認してみましょう。
本選考の場合
本選考では「将来的に社内で活躍してくれる人材か」を見極めるために、さまざまな形の質問が投げかけられます。
皆さんの意気込みを聞くことで、「どれだけ熱意をもって応募しているのか」「企業研究をどこまでおこなっているか」などを総合的に判断がしやすいのです。この背景から、企業は意気込みの質問を通して、主に次の2点を確認しています。
志望意欲を確認したい
意気込みの質問から、就活生の志望意欲を確認しようとしています。入社後にどんなことに挑戦したいのか、どうしてこの会社を選んだのかなど意気込みを語ってもらうことで、就活生の志望度の判断材料になります。
志望度が低く事前準備も十分でない就活生であれば「入社したら一生懸命頑張りたいです」など、どの企業にも通用するような平べったい意気込みしか話せないですよね。
どれだけ自己分析や企業研究をおこなって選考に臨んでいるのか、どれだけ就活に情熱を持って向き合っているかなどを意気込みから読み取り、入社後のミスマッチを防ごうという狙いがあります。
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自社とのマッチ度を確認したい
志望意欲だけでなく、就活生が本当に自社にあった人材かどうかを見極めるために、意気込みの質問をおこなう場合もあります。
「意気込みを教えてください」というオープンクエスチョンだからこそ、回答から就活生の人柄や保有スキル、就活軸などを多面的に確認することができるのです。
適当な回答ではあなたの魅力やマッチ度は伝わりません。その場の勢いで答えずに、しっかり準備して臨みましょう。
インターンの場合
インターンで意気込みをたずねる際は、志望意欲や適性よりも、本人のやる気を見ようとする傾向が強いです。インターンは本来、学生の職場体験として実施されるものなので、本選考と比べて志望意欲を確認したり適性を見極めたりする必要性は低いですよね。
また、インターンは本選考とは異なり採用に直結していないケースもあります。自由に参加できるからこそ、意欲が高くてやる気のある就活生と出会いたいと考えられているのです。もう少し具体的に、インターンで意気込みを問われる理由を説明していきます。
インターンでは何をするものか、インターンにはどのような種類があるかなど知りたい人は次の記事を参考にしてください。
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やる気のある学生か見極めたい
自由に参加できるインターンだからこそ、「本気で成長したい」「インターンの機会を活かして学びを得たい」など考えている意欲的な就活生を、優先して迎え入れたいと思うのが会社の本音です。
インターンは採用担当者だけでなく、現場の社員や役員陣などに協力をあおぐ必要もあるため、多くの時間と労力を費やします。基本的に企業は無償でインターンの場を提供するので「とりあえず参加しました」という軽い気持ちの人は、あまり相手にしたくないと考えるのは自然なことでしょう。
また、やる気のない学生がいると全体の士気にも下がり悪影響を及ぼします。これらの背景から、意気込みの質問を通してインターンへのやる気を確認しているのです。
学生の成長や就活を支援したい
インターンの段階では、就活生のスキルや人柄を見極めるというよりも「学生の成長を後押ししたい」「学生の就活軸を整理するサポートがしたい」という思いを持つ企業は多いです。
インターンを通して、学びや気付きを持ち帰ってもらいたい、その中で自社や自業界に興味を持ってほしいと考えています。
学生に意気込みの質問を問いかけることで、どういうことを学びたいのか、就活で困っていること・乗り越えたいことは何かを確認することができます。学生の成長や就活そのものを応援するために、この質問を投げかけているケースも多いです。
採用活動の参考にしたい
インターンは必ずしも採用に直結しませんが、採用全般の参考情報を得るためにインターンを実施している会社もあります。
- 今の学生はどのようなキャラクターの人が多いのか
- どのくらい意欲をもってインターンに参加しているのか
- インターンの段階でどの程度、業界や企業研究をしているか
- どういった点を重視してインターンの参加先を選んでいるのか
など、意気込みの質問を通してフラットに学生のことを知りながら、その後の採用活動に活かしたいと考えています。
そもそも意気込みがどういうものなのか、もっと詳しく確認しておきたい人はこちらの記事も合わせて確認しておきましょう。
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意気込みの準備はインターン以外でも使える
就活生
意気込みってインターンで聞かれることが多いですよね。自己PRなど本選考でも聞かれやすい質問の対策をした方がいいですか?
キャリアアドバイザー
確かに意気込みは本選考よりもインターンで聞かれやすいですが、しっかり対策することで本選考にも役立ちますよ。
意気込みはインターン選考で聞かれることが多いですが、意気込みの書き方をマスターすることで本選考にも役立てることができます。
意気込みの基本的な書き方は志望動機とほぼ同じです。つまり、意気込みを書けるようになることで、本選考の志望動機を考える際に活用できます。
インターンの意気込みの書き方のコツや注意点、例文を早くからマスターしておけば、本選考が始まった頃に周囲と差をつけられるでしょう。
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まずはインターンの意気込みを書く準備をしよう
上手な意気込みを書くには準備が不可欠です。準備が十分ではないと内容が薄いものになり説得力やアピール力が弱くなってしまいます。企業に就活の本気度も伝えられず、マイナスの印象を与えるのは避けたいですよね。
ここからは、意気込みを効果的に書くための流れについて説明していきます。
①インターンの目的を整理する
まず始めに、どうして自分がこの会社のインターンに参加したいのかを明確にしましょう。「たまたま日程が空いていたから」「友達もインターンに参加してたからとりあえずついてきた」といった内容は、インターンの目的としては評価されにくいです。
たとえ参加を考えたきっかけがこのような理由であったとしても、改めて次のポイントを中心に目的を整理してみましょう。
- どうしてその企業、業界、職種のインターンに参加したいと思ったか
- インターンは自分にとってどのような機会ととらえているか
- インターンを通して何を知りたいか、学びたいのか
- このインターンだからこそ成長できることはあるか
自分なりに考えて、自分の言葉でインターンの参加目的をまとめることが大切です。先輩や友達の話を参考にするのも良いですが、人の言葉をそのまま使うと説得力が半減するので注意しましょう。
キャリアアドバイザー
参加目的を決めていないと、インターンの途中で面倒くさくなってしまったり、何も得られないまま終わってしまうことも。一度紙などに書き出して、自分の言葉で目的を決めてみましょう。
インターンの目的についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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目的をもってインターンに参加するためには、自分に合ったインターンを見つけることが大切です。夏に開催されているサマーインターンは1年の中でもっともインターンの開催数が多く、豊富な選択肢の中から選ぶことができるため、自分に合ったインターンが探しやすくなりますよ。サマーインターンについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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②業界・職種・企業の分析をする
インターンに参加する目的が定まったら、改めて参加する企業の情報収集や、業界研究などを進めましょう。
インターンでは、参加する企業や業界と関連のあるテーマを取り上げてグループワークなどに取り組む場合が多いです。あらかじめ参加する企業や、職種の情報を集めておくことで、インターンの目的もよりブラッシュアップされます。
業界や職種、企業分析をおこなっていれば、以下の例のように具体的な意気込みを書けるようになります。
就活生
スタートアップ業界について調べていたところ、ひとりで複数のプロジェクトにまたがり、スピード感もって業務を進めると知りました。これからの長期インターンで、貴社の先輩方の業務スピードを体感し、苦手なマルチスキルを少しでも克服できるようチャレンジしたいと思っています。
このように、調べた内容を盛り込みながら意気込みを伝えることで、説得力が増して意欲をしっかり伝えられるようになります。事前の情報収集や業界分析がカギになる点を理解しておきましょう。
③自己分析をしてPRポイントを練る
3つ目のステップでは、自己分析をおこなって企業にアピールすべき内容を練っていきます。
意気込みを書くときは、インターンに参加した目的ややる気だけではなく、自分のキャラクターや強み弱みも織り交ぜて伝えられると効果的です。意気込みの中でしっかり自分をPRするためには、丁寧な自己分析が欠かせません。
基本的なことですが、以下の項目はインターンに参加する前に整理を終わらせておきましょう。
- 自分の生い立ち
- 長所、短所
- 性格の特徴
- 何かを乗り越えたときのエピソード
- 就活の軸
- 活かせるスキル
- 伸ばしたい能力
具体的な自己分析の方法はこちらの記事を参考にしてください。
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キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
意気込みを書くにあたり今紹介した3つのポイントはすべて重要ですが、中でもインターンの目的を整理することに力を入れられると良いですね。
意気込みとは、熱意ベースの志望動機のようなものです。インターンの目的がしっかり定まっていなければ熱意は伝わりませんし、取り繕った回答をしても企業から見抜かれてしまいます。インターンの目的は意気込みの土台となる部分のため、ここをしっかりと固めないと業界・企業分析をしても意気込みにはつなげられません。
特にインターンは学生のやる気を重視している傾向にあるため、目的を明確にすることで真剣さを伝えたいところですね。真剣さが伝われば、その分企業からの印象も上がりますし「そこまで熱意があれば、インターンに参加して成長してくれるだろう」と期待してくれるでしょう。
選考での熱意の伝え方はこちらの記事でも解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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インターンの意気込みで書くべき3つの内容を押さえよう
意気込みを書く準備はしたものの、何を書けばいいかわからないと難しく捉えている就活生は多いかもしれません。意気込みの質問はオープンクエスチョンなので、答え方に絶対的な決まりはありませんが、ぜひ盛り込んでほしい要素が3つあります。1つずつ具体的に解説していきます。
①参加するきっかけ
インターンの意気込みで大切なのは、参加のきっかけを会社に伝えることです。きっかけを伝えることで、本当にインターンに参加したいと思っているのか真剣さをアピールできます。
参加のきっかけは「もともと志望している会社だったから参加した」という人もいれば、「製品に関心がありインターンを志望した」という人など、人により違います。
なぜ他社ではなくてこの企業のインターンに参加しようと思ったのでしょうか。それには必ず自分なりの理由があるはずです。自分が志望したきっかけはなぜか、振り返って整理してみてください。
- 以前からインターン先の製品を使用していた
- インターン先の業界のニュースを見た
- インターンのプログラムを見て扱うテーマに関心をもった
②インターンの目的や目標
次に書くべき内容は、インターンに参加した目的や参加したうえで達成したい目標についてです。企業によってインターンで取り組むプログラムは異なるので、それぞれのプログラム内容に沿った目的・目標を掲げて伝えると良いでしょう。
目標といっても、「仕事の基礎知識を身に付けたい」「社会人としてのマナーについて知りたい」など、内容はオーソドックスなもので問題ありません。
何の目的もなしに参加しようとするよりも、自分で決めた目標をもって参加してくれたほうが、伸びしろを感じるため選考で好印象になるでしょう。自分なりの目標を整理して盛り込むことが大切です。
- 大学で専攻している知識を実践に活かしてみたい
- 早くから社会人マナーを身に付けたい
- 実際の顧客とのやり取りを体験して成長したい
- さまざまな大学の優秀な人と知り合って刺激を受けたい
インターンの目標の具体例や企業が重視する意図についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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インターンを充実させるために目標を設定していますか? 実は就活生にとってインターンの目標設定はかなり重要です。今回は、目標別のインターンを紹介し、目標や学びたいことを書く時の3つのポイントをキャリアアドバイザーが例文とともに解説していきます。
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③インターンの内容をどう活かしたいか
最後に盛り込んで欲しい内容は、インターンに参加したあと、インターンの体験をどう活かしていくかについてです。
先ほどもお伝えしたとおり、企業は無償で学生を受け入れ、労力をかけてプログラムを企画・進行しています。参加してくれた学生が、自社のインターンをきっかけに成長していってくれれば企業もやりがいを感じやすいです。決して受け身にはならず、意欲的な姿勢で意気込みをまとめてみてください。
- 将来〇〇の職種で活躍できるように、インターン中に自分への課題をたくさん見つけたい
- 〇〇業界の基礎知識を現場で学び、〇〇業界の就職活動に活かしていきたい
キャリアアドバイザー
先のことを見据えたうえでインターンに参加する人は成長意欲が高いという評価につながります。意欲的な就活生に参加してほしいと考える企業が多いので、インターンの学びをどう活かしていきたいか具体的に言語化していきましょう。
一目置かれる意気込みを書く3つのコツ
意気込みの書き方は選考の合否にも大きくかかわってくるので、効果的な回答を書くためのコツを押さえていきましょう。
ただ自分の思いを書き並べるだけでは、多くの就活生の中に埋もれてしまいます。ここでは意気込みの書き方のコツを3つ紹介します。
①長所・強みをインターンでどう活かしたいか伝える
意気込みを伝える際は、自分の長所や強みを具体的にどのように活かしていくか伝えましょう。意気込みとともにあなたの魅力をアピールすることができますし、より具体的な内容の意気込みにつながります。
「私の強みはこれだから、貴社のインターンの〇〇のプログラムで活かせると思いました」というように、明確に強みの活かし方を書いていくとよいでしょう。
自分の長所がわからない人はこちらの記事を参考にして考えてみてください。
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②短所・弱みをインターン中にどう克服するか伝える
強みや長所ばかりをアピールするのではなく、短所の克服方法を意気込みに盛り込んで伝えるのもおすすめです。
長所と違って短所はあまり他人に知られたくないものかもしれません。しかし、新卒は社会人未経験なので苦手なことがあって当たり前と企業は受け止めています。
何が苦手なのかよりも、苦手なことや短所に対して誠実に向き合って、克服の仕方を自分なりに考えて行動していく姿勢が大切です。向上心や素直さをアピールしながらインターンへの意欲を伝えましょう。
就活生
私は人と違う意見を言うことに苦手意識がありますが、貴社のインターンのグループワークでは積極的に自分の意見を伝えることを心掛けていきたいです。
自分の短所を知りたい人はこちらの記事も参考にしましょう。
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自分の長所と短所がわからなくて悩んでいる人には自己分析がおすすめです。今回は、長所と短所が必ず見つかる自己分析方法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。長所と短所を伝えるコツも紹介しているので、効率よくまとめて面接官にしっかりと伝えましょう。
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③なぜ成長したいのか背景を説明する
よくある意気込みやインターンの参加目的として、「企業について知りたいです」「~を学びたいです」「インターン生同士で刺激し合いたいです」などが挙げられますが、これだけではいまいち意気込みとして不十分です。
「こんな原体験があったので、〇〇について学びたいと思いました」というように、なぜその目的を掲げたのか、なぜ成長したいと思ったかの根拠を書くと説得力が上がりますよ。
- どうして企業について知りたいのか
- なぜ今、あえてインターンで学びたいのか
- 学んだことをどう仕事で活かせるのか
上記のように自分の中で「なぜ」を繰り返して掘り下げ、思いの背景や根拠を丁寧にまとめることをおすすめします。しっかり掘り下げて考えることで、思考の深さや論理性がある点もアピールできるでしょう。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
「なぜ成長したいのか背景を説明する」という点に通じますが、インターンの経験を今後どのように活かそうと考えているか言及することも効果的ですよ。成長したいという意識は大切ですが、成長した結果どうなりたいか明確でないと、成長した意味がありませんよね。
実際にインターンの経験を今後どのように活かすかアピールする学生は多くありません。ここまで踏み込んで言及するだけでも、ほかの学生と差別化が図れますよ。
「成長してどうなりたいか」は企業での業務をイメージしてみると考えやすい
ここでのインターンの経験の活かし方は、社会人としての業務に落とし込むようにしましょう。可能であれば、受ける企業の実際の業務をイメージすると良いですね。
「インターンではグループワークが多いと存じております。課題解決力を身につけることで、実際に営業職として働いた際に、一人でも多くの顧客の悩みをヒアリングして解決することで、売上に貢献していきたいと考えています」などと具体的に述べられれば、目的をもち真剣にインターン選考に臨んでいると企業から評価してもらえるでしょう。
意気込みを書くときの注意点
意気込みを書くときのコツだけでなく、就活生が失敗しやすい注意点もしっかり押さえておきましょう。意気込みを伝える際は、誰でもわかる言葉で、簡潔に表現することが重要です。ここでは注意点を2つピックアップして解説します。
難しい言葉は使わない
意気込みを書くときに、難しい言葉や表現を使ってかっこよくスマートに見せようとする必要はありません。
相手に理解しづらい専門用語や、独特な表現ばかり使うと、返って読みづらくなり内容が伝わりづらくなってしまいます。また、相手にわかりやすい言葉を選べない人は、「コミュニケーション能力が低いのでは」と思われてしまうリスクがあります。
せっかく意気込みの内容を考えても、それが相手に伝わらなければ意味がないですよね。意気込みを書くときは、シンプルでわかりやすい表現を心がけてください。
キャリアアドバイザー
誰が読んでも理解できるか確認するために、ぜひ家族や友人など第三者にもチェックしてもらうようにしましょう。自分では完璧に書けたと思っていても、第三者が見ると伝わりにくいということは珍しくありません。
長々と伝えずに簡潔にまとめる
意気込みはわかりやすく簡潔にまとめるよう注意が必要です。長く、熱く語れば気持ちが伝わるというものでもなく、だらだらとした文章ではかえって印象が下がってしまうでしょう。
どれだけ思いを伝えたくても、文章が長いと全体像がつかみにくく、結局就活生が何を言いたいのかわからなくなってしまいます。簡潔な内容の方が相手に言いたいことをストレートに伝えられるものです。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
実際に企業から意気込みをたずねられた際に「特にありません」と何も答えないのは避けましょう。事前に意気込みを準備しておらず咄嗟に言うことが思いつかなかったり、志望度が低い企業を受けたときに本音で答えてしまうこともあるかもしれません。それでも企業から求められている以上は、意気込みがないと答えてしまうとマイナスの印象を与えてしまいます。
意気込みは自分の熱意を伝える時間。会話をつなげることを心掛けよう
また、とにかく何か言わなければと焦り「頑張ります」などその場しのぎの一言も避けるべきです。いくら咄嗟のこととはいえ、ありきたりの意気込みしか出てこないとなると「志望度が低いのではないか」と企業から思われてしまいます。
志望度が高く、真剣に面接に臨んでいるのであれば、学生から何かしらの思いは伝えて欲しいと企業は期待しています。意気込みを問われたら、とにかく熱意をもって志望度の高さを伝えましょう。どうしても思いつかなければ面接の時間をいただいたお礼でもかまいませんので、とにかく会話をつなげられるように意識することが重要ですよ。
就活に出遅れていると思ったら、診断で自分の立ち位置を確認しよう!
就活をいつから始めたらよいのかわからず、「遅れているのではないか」と焦ってしまう人は多いです。
そこで紹介したいのが「就活スケジュールプランナー」です。質問に答えるだけで、あなたの就活での立ち位置がわかり、今すべき対策がわかります。志望企業の就活の進め方から、対策のポイントがたったの2分でチェックできますよ。
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意気込みの書き方を例文で確認しよう
最後に、意気込みの書き方・まとめかたの例文を見ながら、より具体的なイメージを膨らませていきましょう。ここで対策を怠らずに丁寧に意気込みをまとめたほうが、後々の選考時に役立ちます。
例文を見ながら、以下の項目を文章にどう落とし込んでいるか確認してみましょう。
- どんなきっかけでインターンに参加しているか
- どんな目標をかかげているか
- どんな視点で強みや弱みを語っているか
例文①自分の能力を活かせるか試したい
私は医療機器の販売に携わりたいという思いが強く、業界内で知名度の高い貴社にて、実際の販売現場を見てみたいと思いインターンを志望しました。
貴社は、医療機器メーカーの中でも地方の販路が強い点が魅力だと思っています。私は地方出身で、都市部より医療施設や医療製品の選択肢が少ない中で育ってきた体験があり、地方の販路開拓に注力している貴社に興味をもちました。
大学時代は飲食店のアルバイトでさまざまな人と接し、コミュニケーション能力を磨いてきました。飲食と医療メーカーは業界が異なりますが、大学時代に培った能力を、別業界の仕事現場で活かせるかチャレンジしてみたいと思っています。
医療機器の販売にかかわりたいという結論から入り、インターンに興味をもったきっかけや、自分の強みの活かし方まで説明できている例文です。今後インターン経験をどう活かしていきたいかまで伝えられるとさらに良いですね。
例文②自らの視野を広げたい
私は貴社の説明会で、アジア地域を中心に事業展開を進めるという意欲的な戦略を聞いて興味が湧き、参加を決めました。インターンでは企業の成長戦略を考えるグループワークが中心になると伺ったので、一緒に参加する仲間や社員の方がどのような考えを持っているのか知ることで、自らの視野を広げたいと考えています。
特に普段触れることのできない現場を見てきた方々の意見を参考にしながらグローバルな視野を手に入れたいと考えています。このように、幅広い視野や成長に向かって努力する力を身につけたいと考え、貴社インターンを志望しました。
結論として、インターンに興味をもった説明会でのエピソードを話しており、グループワークで何を得たいかも具体的に説明ができています。インターンへのイメージもしっかり膨らませているので、強い意気込みが伝わってくる例文です。
例文③不動産会社への理解を深めたい
私は貴社のインターンで、不動産サービス提供の魅力を直接感じたいという思いがあります。私は特に街づくりに興味があり、その分野で広い視野を持って社会貢献に努めたいと考えています。貴社の環境に身を置くことで、不動産サービスの提供によるまちづくりを肌で感じたいです。
貴社は、単なる不動産会社としての役割だけでなく、街のデジタル化や継続的成長を目指す街づくりなど、街隅々の持続的成長に貢献している印象です。
私の夢は△△ですが、「まち」という社会基盤をいかに良くしていくか、に取り組むことで夢の実現ができると考えています。今回のインターンを通し、企業理解を深め、自分がどの程度通用するか、何が足りないかなど、客観的に自分を見直す機会にしたいです。
不動産の中でも街づくりに興味があることを明確に結論にもってきています。また、応募先がデジタル推進している点に触れることで、企業分析をきちんとおこなって参加していることがわかります。
例文④プログラミングの知識を学びたい
私は日頃から貴社のソフトウェアを愛用しており、使いやすさと利便性の高さから貴社のサービスや製品にも興味を持ったのがインターンに応募した理由です。
貴社でインターンの募集があると知り、質の高い商品がどのように工程で開発されているのか間近で見てみたいと思いました。
また、現在学んでいるプログラミングの知識を増やし、スキルも身に付けたいと考えています。今回のインターンの機会を利用して、社員の方々が働いている様子を間近で見ることで新たな視野の獲得に努め、率先してプログラムの知識を学びたいと思います。
企業の製品を愛用していたことをきっかけにインターンを知り、仕事内容にも興味をもったと自分の体験談を丁寧に話せている例文です。
自身がプログラミングの知識習得に励んでいる点も端的にアピールできていて、インターン参加の目的がわかりやすい意気込みですね。
例文⑤将来必要なスキルを吸収したい
私は今回のインターンで、キャリアコンサルティングの体験プログラムがあることを知り、ぜひ参加したいと思いました。大学で学んできたキャリアコンサルティングの知識をどのように業務の中で活かしていくのか、自分なりに考えてみる機会にしたいです。
実際の現場に触れ多くの体験を通して視野を広げられるよう前向きに取り組んでいきます。顧客満足度が高いことで知られる貴社のキャリアコンサルタントとして必要な要素とスキルを存分に吸収したいと思います。そして、将来的に貴社のキャリアコンサルタントとして活躍できるように、自分で勉強するための課題をたくさん見つけていきます。
インターンの体験プログラム内容に惹かれて参加を決めたこと、インターンなら実際の業務に触れられる点に期待していることが伝わり、意欲が明確に表現されています。将来の目標もぶれがなく、インターンの意気込み全体で軸がある印象を受ける例文です。
将来の目標の考え方や伝え方はこちらの記事を参考にしましょう。
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将来の目標で面接官をうならせる回答|評価点やESの書き方も解説
将来の目標は、入念な自己分析や企業研究をおこない明確に答えると活躍イメージを持ってもらえます。 この記事では企業が将来の目標を聞く意図、回答のポイント、目標の決め方などをキャリアアドバイザーが解説します。 動画や例文も参考に自分のキャリアに向き合いましょう。
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例文⑥自分の弱みを改善したい
私が貴社のインターンを志望したのは、長期インターンで実践的な業務にチャレンジできる環境があると知ったためです。大学では主にベンチャービジネスの勉強をしてきたため、今までも複数のベンチャー企業にて短期インターンに参加しました。しかし、短期インターンだとグループディスカッションが多く、実際の業務にはあまり触れられず、物足りなさを感じています。
ベンチャー企業の中でも、資金繰りの難しさや、融資先の銀行との関係性構築に興味をもっているので、実際に商談の場にも同席できる点に興味をもっています。
私はその場の好奇心や感情で動いてしまう弱さもあるので、貴社のインターンであれば、融資先との関係構築の現場でビジネスマナーや冷静な対話力も磨けるのではと思っています。
なぜ長期インターンに参加したいのか、背景をしっかり深掘りして端的に話せています。また、強みばかりをアピールするのではなく、自分自身が弱い冷静さやビジネスシーンでの振る舞い方を謙虚に学んでいきたいという思いが伝わる例文です。
長期インターンの選考対策はこちらの記事も参考にしましょう。
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例文⑦企画職で必要なプロセスを学びたい
私は貴社の企画職として働き、多くの人にコンビニスイーツのおいしさや楽しさを伝えたいと考えています。日常的に貴店舗を利用していますが、競合他社よりもコールドスイーツに力を入れているのが魅力だと感じています。季節によって豊富な商品が並べられているのを見て、味はもちろん、お客様を飽きさせないバリエーションの豊かさに感動しました。
私はアルバイトで経験したお菓子作りの能力もあるため、入社後はお菓子作りの経験を活かしながら、将来的には、スイーツの新メニューの開発に携わらせていただきたいです。今回は、新メニュー開発のワークショップをおこなうと聞き、私の志望する企画職に通ずるため応募させていただきました。実際に商品を考えるプロセスを学びとり、入社後活かせるよう頑張ります。
企画職として入社したい意欲が明確に伝わります。日頃から店舗の商品をチェックして、競合との比較をするなど、真っすぐな意気込みが感じられる例文です。
企画職の仕事内容についてはこちらの記事でさらに理解を深めましょう。
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例文⑧商品開発のノウハウを知りたい
私は貴社の持つ製品開発力にふれるためにインターンを志望しました。今回のインターンのワークショップでは、商品開発の疑似体験ができると伺っております。私は日頃から、店頭に並ぶ貴社の製品を見て、斬新でユニークな切り口の製品に非常に興味をもっていました。
実は、私は食わず嫌いで昔から好き嫌いが多かったのですが、貴社のユニークな調味料のおかげで、苦手食材の克服ができたことがあります。そのときに、何事も見方を変えれば受け入れられるかもしれないという考えに至り、貴社の製品開発スタイルに強く共感しました。
食品業界は競合も多く、常に変化し続ける消費者のニーズに応えるのは難しいと思います。インターンの短い時間ではありますが、製品開発の過程を体験し、先輩方の知恵・ノウハウを少しでも吸収したいと考えています。
自身の原体験から、食品業界を志望していることや、応募先企業のどのような点に惹かれているかを詳しく語れています。食品業界やメーカーは人気業界だからこそ、自分の体験談をもとに意気込みを話せると面接官の評価も得られやすいです。
例文⑨大学での学びを膨らませたい
私が貴社のインターンを志望したきっかけは、貴社の食品事業で社会課題の解決をしたいと思ったからです。私は母子家庭で育ったため、多忙な母はよく貴社の冷凍食品を利用していました。幼いながらにも、すぐ食卓に出せる冷凍食品は便利で、私たち家族に欠かせない製品だと感じていました。
大きな視点で見れば、貴社の食品事業は、母子家庭や共働きで忙しい家庭の課題を解決していると考えられます。毎日かかわる食品だからこそ、解決できる課題があると思っています。
現在大学では核家族化や一人親家庭、貧困層のソーシャルビジネスの専攻をしています。貴社のインターンに参加したあとは、食品事業と社会課題をつなげたテーマで、卒論に活かしていきたいと思っています。具体的に活かせるスキルなどは、まだ明確にありませんが、真摯に取り組んで知識を得たいと思っているのでよろしくお願いします。
インターンを通して学んだことを卒論に活かしたいことや、自分の強いアピールポイントはまだ見つかっていないながらも誠実に取り組みたいという意気込みが伝わる例文です。
例文⑩クリエイティブの知識を学びたい
今回のインターンで、ブライダルの会場づくりの実務を経験できる点に惹かれ応募しました。インターンプログラム内容の中でも、大きな会場をどのように飾りつけていくのか、装飾の工夫で新郎新婦の思いをどう表現していくか、クリエイティブの知識を学びたいと思っています。
私は昔からバレエを習っており、表現することの素晴らしさや、ステージで生まれる感動に夢中になってきました。ブライダル業界も、一つのステージをクリエイティブの力で作り上げていく点でバレエと共通する部分があると思ったため、インターンにも興味がわきました。
一度のめり込んだら徹底的に探求する姿勢を活かして、3日間の現場でブライダル業の基礎理解を深めたいと思います。短い期間ではありますが、実際の現場で手足を動かし自分に足りないものを可視化することで、学生のうちに取り組むべきことを明確にしたいと思っています。
バレエの経験とブライダル業界の共通点を見出すことで、自分がどの部分に興味をもっているのか、わかりやすく伝えられています。インターンを通して、学生のうちにやるべきことを明確にしたいという意思も伝わり、自分なりのインターンの活かし方が説明できている例文です。
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また、インターンで経験した内容を活かせば、自分のスキルアップや就職活動に必ず役立つでしょう。本記事を参考に、インターンの意気込みを書く準備を進めてみてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
特に面接において企業が意気込みをたずねる理由として、他の質問で把握しきれなかった学生の人柄を把握したいという思いもあります。面接の時間は限られているので、学生のすべてを知ることはできません。
それでも、企業が「もう少し人柄を知りたい」「就活に対する思いを聞ききれなかった」と感じた場合、意気込みとして改めて質問することがあるのです。企業が興味をもってくれているという証拠なので、自信をもって堂々と答えられると良いですね。
意気込みは最後のアピールの場ともなる! 諦めずに熱意を伝えることも大切
ほかにも、企業が意気込みをたずねる理由として「最後にアピールチャンスをもう一度提供したい」と思っている可能性もあります。学生の中には、緊張をしてしまって面接で力を出しきることができなかったという人もいるでしょう。企業も学生が悔いなく面接を終えられるようにチャンスを提供することで、最後まで諦めずに力を出し切ってほしいという気持ちがあるのです。
「この会社で働きたいという思いは誰にも負けません」と自分の気持ちを正直に伝えられれば、企業は誠実さと熱意を感じとってくれるでしょう。