就活で「大学受験」の挫折経験を伝える例文|26卒選考突破者の実例

目次

  1. 「大学受験」での挫折経験の伝え方を解説!
  2. 選考突破者の例文3選|アドバイザー解説付き
  3. 【選考突破者例文①】26卒 本選考 食品業界
  4. 【選考突破者例文②】26卒 本選考 広告業界
  5. 【選考突破者例文③】26卒 インターン選考 コンサル業界
  6. NG例文|アドバイザー添削付き
  7. ①「志望校のレベルが高かった」という言い訳
  8. ②塾や学校などの他人のせいにしている
  9. ③入学した大学の不満を語ってしまう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活を進めるなかで聞かれることのある、自身の「挫折経験」について。日々学生を支援するなかで、「大学受験」での失敗を題材にしても良いか聞かれることが多くあります。

そこでこの記事では、実際に「大学受験での挫折経験」を語ることで選考を突破した26卒学生の例文を紹介。注意したいポイントについて、丁寧に掘り下げて解説していきます。

例文について

※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。

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「大学受験」での挫折経験の伝え方を解説!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!挫折からの学びと改善行動を必ず盛り込もう

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

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「大学受験での挫折を話してしまったら、能力が足りないと思われてしまうのでは……」と不安に思うかもしれません。しかし、結論から言うと「大学受験での挫折」を話したことが、低評価に直結するということはほぼありません

企業に入社後は必ずうまくいかないこともあります。だからこそ、企業は挫折経験を通して「失敗を糧に成長することができる人材か」を測ろうとしています。

そのため、大学受験での挫折経験を語る際は、「挫折からの学び」と「どのような改善策を打ったのか」をあわせて語ることを意識してください。そうすることで、失敗から学びを得て成長できる頼もしい人材として、プラスの印象を残すことができますよ。

選考突破者の例文3選|アドバイザー解説付き

【選考突破者例文①】
26卒 本選考 食品業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の挫折経験は、大学受験で慢心から第一志望校に不合格となったことです。

高校入学時から第一志望合格を目標に掲げ、計画的に1日5~8時間の学習を継続し、本番直前の模試ではA判定を獲得しました。

しかし、その結果に「もう大丈夫だろう」という慢心が生まれ、直前期の学習を疎かにしてしまった結果、不合格となりました。

この「最後までやり抜けなかった」という強い後悔から浪人を決意しました。失敗の原因が「結果に一喜一憂し、行動の基準を下げたこと」だと分析し、浪人期間は模試の結果に左右されず、日々の学習の量を一定に保つ独自のルーティンを構築しました

結果として、翌年に第一志望校への合格を果たすことができました。

この経験から、目標達成においては現状に満足せず、最後までやり抜くことの重要性を学びました。貴社でも、決して慢心せず愚直に成果を追求し続けます

キャリアアドバイザーが読み解く!失敗からの学びが明確でわかりやすい

上原 正嵩

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判定結果にとらわれすぎて不合格になってしまった経験から、「最後までやり抜くことの重要性を学んだ」という流れがわかりやすく説得力のある内容になっています。

選考で「慢心した結果の失敗」という弱みを明かすのは勇気がいるかもしれませんが、むしろ自分の過去の失敗を冷静に振り返って今に活かせている学生に対して、採用担当者は好印象を抱く傾向にあります。

また、最終的に見事志望校に合格したという、意識を改革したことによる成果を盛り込めている点も評価ポイント。口だけでなく、実際にマインドを変えられている証明にもなりますよ。

【選考突破者例文②】
26卒 本選考 広告業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の挫折経験は、大学受験の共通テストで大失敗し、第一志望校の判定がEランクとなってしまったことです。

当時は大きく落ち込み、受験への希望を失いかけました。しかし、私が敬愛するアーティストの「弱さを肯定しつつも、未来に向けた希望を捨てない」というメッセージ性を持つ楽曲に触れ、立ち直るきっかけを得ました

そこから「今の自分にできることは、最後まで1秒も無駄にしないことだ」とマインドを切り替えました。

残り1カ月間、学習計画を根本から見直し、苦手分野に特化した時間配分で1日の勉強時間を最大限に確保しました。結果として、第一志望校に逆転合格を果たすことができました

この経験から、絶望的な状況でも心を立て直し、最後まで全力を尽くす忍耐力を身につけました。貴社で困難な壁にぶつかっても、決して諦めずに突破口を見つけ出します。

キャリアアドバイザーが読み解く!2つの異なる方向性からのアプローチが◎

辻 華菜子

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音楽というモチベーションを立て直す精神的なきっかけと、実際にその後起こした論理的な改善施策を両方伝えられている点がこの例文の一番のポイントです。

「音楽から勇気をもらった」だけでは、ビジネスの現場での再現性が低い精神論での解決と思われてしまう可能性が高いです。しかし、そこに具体的な改善アクションをあわせて伝えることによって、一気に人間味を感じさせる魅力的な体験談になっています。

大学受験の挫折経験を語る際は、「どうしても勉強方法を工夫しました」という結論になりがち。そこで、モチベーションを復活するきっかけとなったエピソードを盛り込むことで、ほかの学生の文章と差別化を図ることができますよ。

【選考突破者例文③】
26卒 インターン選考 コンサル業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の挫折経験は、理系専門学校から大学の理系学部への編入学試験において、まったく新しい分野への転科という高い壁に直面し、心が折れそうになったことです。

この編入は合格者が出ない年もあるほど難易度が高く、1年間で3年分の専門知識を習得する必要がありました。情報も少なく、孤独と不安から学習が行き詰まりました。

そこで私は、一人で抱え込む状況を打破するため、周囲を巻き込む3つの施策を実行しました。1つ目は、同じ目標を持つ仲間と毎日勉強会を企画し、学習環境を構築したこと

2つ目は、専門の異なる複数の教員に講師を直談判で依頼し、チーム全体の課題解決を図ったこと。3つ目は、語学教員に個別指導を仰ぎ、難関であった生物英語を網羅したことです

結果、効率的に学習が進み、勉強会のメンバー全員が志望校へ合格できました。貴社でも、困難な課題に対して周囲を巻き込み、目標から逆算した解決策を実行します。

キャリアアドバイザーが読み解く!チーム全体の利益に結びつけた経験が光る

高橋 宙

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「孤独と不安で勉強に行き詰った」という課題に対して、複数の施策で論理的にアプローチできている点が素晴らしいです

課題に対して実施した施策が必ず成果に結びつくとは限りません。そんなときに複数の角度から多くの施策を実施できる学生に対して、採用担当者は高い課題解決能力を有しているという印象を抱きます。

また、自分個人だけではなく、チーム全体の成果に結びつけている点も高評価。企業に入社後はほとんどの場合チームで協働することになるため、このように周囲を巻き込んで組織全体の利益につなげた経験は最も企業に評価されますよ。

NG例文|アドバイザー添削付き

①「志望校のレベルが高かった」という言い訳

例文

私の挫折経験は、大学受験で第一志望の国立大学に不合格となったことです。

私は高校時代、部活動に熱中しており、本格的に受験勉強を始めたのは3年生の夏からでした。

もともと第一志望校は私の偏差値よりもかなり高く、いわゆる「記念受験」に近い挑戦でした。そのため、不合格という結果が出たときも「やはりレベルが高すぎたから仕方ない」と感じました。

しかし、この経験を通じて、高すぎる目標を持つことの無謀さを学びました。現在は自分の実力を客観的に測り、確実に達成できる目標を立てて行動することを心掛けています。

自身のアプローチの反省点を探そう

酒井 栞里

酒井 栞里

「レベルが高かったから仕方がない」といった伝え方では、向上心の欠如や諦め癖を感じさせてしまいます。

「目標が高すぎたから」ではなく、「目標達成のためのアプローチのどこに課題があったのか」という視点で考えてみましょう。

アドバイザーならこう添削する!

私の挫折経験は、大学受験において現状の学力を顧みず、無謀な学習計画で第一志望校に不合格となったことです。

当時は自分の学力と志望校のレベルのギャップを正確に把握しておらず、ただ「長時間勉強すれば受かる」という精神論で闇雲に勉強を進めていました。

結果として不合格となり、自身の計画性のなさと分析不足を痛感しました

この挫折を機に、私は「目標から逆算して現実的なステップを踏むこと」の重要性を学びました。大学入学後は、資格取得の際に必ず現状のスコアと合格ラインの差分を分析し、月単位・週単位に落とし込んだ学習計画を立てるように改善し、〇〇資格を一発で取得できました

貴社でも、高い目標に対して冷静に課題を分析し、着実に成果へつなげます。

②塾や学校などの他人のせいにしている

例文

私の挫折経験は、大学受験で第一志望校に落ちたことです。

私は高校2年生の冬から大手予備校に通い始めました。しかし、予備校のカリキュラムが私の学習ペースに合っておらず、担当のチューターも親身に相談に乗ってくれませんでした。

学校の授業も受験対策には不十分で、自分でどのように勉強を進めれば良いかわからないまま本番を迎え、不合格となってしまいました。

この経験から、他人に頼りすぎる環境選びの恐ろしさを学びました。大学では、環境に依存せず自分自身の力で道を切り拓くよう心掛けています。

「他責思考」は最も嫌われる要素!

上原 正嵩

上原 正嵩

失敗の原因を塾や学校のせいにする、いわゆる「他責思考」は選考で最も評価を下げられる要素の一つです。「入社後も失敗を上司や会社のせいにするのでは……」と思われてしまいます。

環境が合わなかったのなら、その環境の改善のためにどのような行動を起こしたのかを盛り込むようにしましょう。

アドバイザーならこう添削する!

私の挫折経験は、大学受験において第一志望校に不合格となったことです。

当時は予備校のカリキュラムをこなすことだけで「勉強した気」になっており、自身の苦手分野の分析や、自発的な学習の工夫を怠っていました。その結果、本番で応用問題に対応できず不合格となり、受け身の姿勢であった自分を深く反省しました。

この挫折を経て、私は「環境や用意されたものに依存せず、自ら課題を発見し行動すること」の重要性を学びました

浪人時代は、予備校の授業に頼るだけでなく、自身の弱点を毎週末に分析し、自分専用の対策ノートを作成するなど主体的な学習に切り替え、翌年合格を果たしました

貴社でも、現状に満足せず、常に主体的に課題解決に取り組みます。

③入学した大学の不満を語ってしまう

例文

私の挫折経験は、第一志望の大学に落ちて、滑り止めの大学に入学せざるを得なかったことです。

第一志望に向けて毎日必死に勉強しましたが、本番で緊張してしまい実力を発揮できませんでした。

結果として現在の大学に進学しましたが、周りの学生は学習意欲が低く、授業のレベルも期待していたものとは違い、最初はまったく大学生活になじめず、モチベーションが上がらない日々が続きました。

しかし、いつまでも落ち込んでいても仕方がないと思い、現在は優秀な他大学の学生と交流する機会を持ち、自分を奮い立たせています。

置かれた環境で努力した経験を語ろう

辻 華菜子

辻 華菜子

周囲の人を見下し不満を漏らすような内容では、「入社後も希望の配属になれなかったら文句ばかり言いそうだな」と判断されてしまいます。

仮に不本意な環境であったとしても、そのなかで失敗からの学びを活かしてポジティブな行動を起こしたエピソードを語りましょう。

アドバイザーならこう添削する!

私の挫折経験は、大学受験で本番の緊張から実力を発揮できず、第一志望校に落ちてしまったことです。結果的に滑り止めと考えていた大学に入学することになりました。

入学当初は理想とは違う環境に落ち込みましたが、置かれた環境でできることに挑戦しようと気持ちを切り替え、簿記の取得に挑戦しました

大学受験の際は本番を想定した準備が不足していた反省から、本番と同じ時間を計り、あえて少し騒がしい環境での過去問演習を繰り返しました

その結果、プレッシャーを跳ね除けて自信を持って本番に臨むことができ、無事1回で合格することができました。この経験から、失敗を分析し、次の挑戦における確実な準備へと昇華させる力を身につけました。

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