目次
- 「長期インターン」のガクチカの作り方を解説!
- 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①】26卒 情報経営イノベーション専門職大学 人材業界
- 【内定者例文②】27卒 桜美林大学 IT業界
- 【内定者例文③】26卒 立命館大学 素材メーカー
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①会社の凄さばかりに焦点を当ててしまう
- ②アピールが志望職種の業務とズレている
- ③ビジネスについてすべてを知ったような態度で語ってしまう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
入社後と非常に近い環境で業務を体験できる「長期インターン」。参加した経験がある人のなかには、これをガクチカの題材にしようと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に内定を獲得した26卒学生の「長期インターン」のガクチカを紹介。採用担当者に刺さる内容に仕上げるために、押さえておきたいポイントについて解説します。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
以下の記事では長期インターンのメリットや注意点について解説しています。あわせて読んでみてください。
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「長期インターン」のガクチカの作り方を解説!
内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①】
26卒 情報経営イノベーション専門職大学 人材業界
私は約3カ月間、社内システムの保守・管理を担当する長期インターンに参加しました。業務のなかで、社員の方々が手作業でおこなっている作業が多く、ミスや非効率が発生していることに気づきました。
そこで、自分から改善案を提案し、一部の作業をスクリプトやツールを用いて自動化する取り組みをおこないました。
その結果、担当していた部門の業務時間が短縮され、作業ミスも減少。社員の方々からも「作業がかなり楽になった」と評価をいただくことができました。
この経験を通じて、現場の課題に気づき、自ら手を動かして改善していく力が身についたと感じています。今後も、現場に寄り添いながら価値を提供できる人材を目指していきたいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!自ら能動的にアクションを起こした経験が光る!
長期インターンの経験を語る際は、単に指示されたことに従っていただけでなく、自ら能動的にアクションを起こした経験を盛り込めると良いでしょう。
この例文であれば、「手作業でおこなっているゆえのミスや非効率」という課題を自ら発見し、率先したスクリプトやツールの導入によって解決したというエピソードを語れているため、採用担当者の目には高い主体性を有した学生として映るでしょう。
エンジニア職でのインターン経験を持つ学生は、そこで身に付けたハードスキルばかりを押し出してしまうことが多いです。
しかし、魅力的な内容に仕上げるためには「現場の課題に気づきアクションを起こす主体性」といったソフトスキルもあわせてアピールすることが重要ですよ。
【内定者例文②】
27卒 桜美林大学 IT業界
私が大学時代に最も注力したことは、海外での長期インターンシップにおいて、現地のNPO法人で音楽教育に携わったことです。
途上国での生活や文化、そして子どもたちとの交流に挑戦したいという思いから参加を決意しました。
しかし、現地では小さな子どもたちには英語が通じない場面も多く、思うようにコミュニケーションが取れないもどかしさを感じました。
それでも、こちらから話しかけることや身振り手振りを使って気持ちを伝えることを諦めずに続けました。
活動中は、子どもたちから誘われたレクリエーションなどに、たとえ気分が乗らない日でも笑顔で応じるよう心掛けました。そうした積み重ねが信頼につながり、次第に子どもたちとも自然に打ち解けられるようになりました。
この経験を通じて、予期せぬ困難に直面した際にも、冷静に状況を判断し、粘り強く解決策を探求する力が身につきました。
この力は、貴社に入社後、新しいプロジェクトや未知の課題に直面した際にも、必ず活かせるものと確信しています。
キャリアアドバイザーが読み解く!苦労を乗り越えた経験こそが採用担当者に刺さる
海外での長期インターンを語る際は、「語学力が鍛えられました」といったありきたりな内容になってしまいがち。
採用担当者の印象に残るためには、そこから一歩踏み込んで「語学力を得るまでの過程の苦労や工夫」を掘り下げる必要があります。
この例文であれば、最初は現地の子どもたちとのコミュニケーションに苦労したという挫折を正直に開示しつつ、身振り手振りで意思疎通を図ったり、笑顔を意識することで最終的には信頼関係を築けたというプロセスが高い忍耐力や課題解決力を感じさせる内容になっています。
このように自身の努力で困難を乗り越えた経験は採用担当者に刺さりやすい傾向にあるので積極的に盛り込みましょう。
挫折経験や苦労したことを就活で効果的にアピールする方法については、以下の記事を参考にしてください。
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【内定者例文③】
26卒 立命館大学 素材メーカー
学生時代に最も力を入れた経験は、長期インターンシップでの訪問販売の営業業務です。
始めた動機は、どの会社にも必要とされる営業力を身につけ、入社後に即戦力として活躍したいと考えたからです。
営業力を身につけるために、まずは契約を1件とることを目標にしました。
しかし、実際の営業では顧客にお話を聞いていただけず、アポ獲得率が低いという課題がありました。そこで、振り返りと改善策の実行を速やかにおこなうことに注力しました。
具体的には、業務後に現状と課題を分析して先輩と壁打ちをおこない、改善点を更新して実践することを繰り返しました。その結果、インターン生のなかで最も早く3件の契約を獲得することができました。
この経験から、目標達成のためには課題を明確化し、小さな目標を段階的に達成することの重要性を学びました。
この経験を活かし、私は貴社で常に問題意識をもって、目標達成に向けて粘り強く取り組んでいきたいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!成果だけでなくプロセスに焦点を当てて語ろう!
営業職などの定量的な成果が出る長期インターン経験を語る際は、ついその数値ばかりを押し出してしまいがち。
確かに具体的な数値を挙げることは説得力を上げるために有効な手段なのですが、そればかりに頼ってしまっては採用担当者の心は動きません。なぜなら、企業側が最も知りたいのはその成果を得るためのプロセスの部分だからです。
この例文であれば、アポ獲得率が低いという課題を、先輩との壁打ちを通した改善策の実施によって解決し、同期最速の3件のアポ獲得につなげたという一連の流れが明確でわかりやすくなっています。
このように結果だけでなく、その結果を得るまでのプロセスを掘り下げることで、評価されやすいガクチカを作ることができますよ。
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NG例文|アドバイザー添削付き
①会社の凄さばかりに焦点を当ててしまう
私が学生時代に力を入れたのは、急成長中のITベンチャー企業での長期インターンです。
私が所属していた半年間で、会社の売上は前年比200%を達成し、新しいメディアサービスも3つリリースされました。
優秀な社員の方々と肩を並べて働き、日々のミーティングでは最先端のマーケティング戦略が飛び交う、非常に刺激的な環境でした。
この圧倒的な成長環境のなかで、私はビジネスの最前線がどう動いているかを肌で学ぶことができました。
このスピード感ある環境で培ったビジネスセンスを活かし、貴社の事業拡大にも大きく貢献できると確信しています。
自身が起こした行動やその結果について語ろう
「前年比200%の売上を達成」「新しいメディアを3つリリース」といった実績はあなたのものではなく、企業のものですよね。これではあなた自身がそのなかでどのような行動を起こしたのかがまったく見えません。
あくまで主語は「あなた」にして、自身がインターンのなかで起こした行動と成果について掘り下げて語りましょう。
私が学生時代に力を入れたのは、ITベンチャー企業での長期インターンにおいて、新規サービスの会員登録者数を増やす取り組みです。
当初、登録者数が伸び悩む課題がありました。私はユーザー目線が不足していると考え、過去1カ月の顧客の問い合わせデータをすべて分析しました。その結果、登録フォームの入力項目の多さが離脱の原因であるという仮説を立てました。
社員の方にこのデータを根拠にフォーム改修を提案し、実行していただいた結果、登録完了率が15%向上しました。
この経験から、事実に基づくデータ分析と、それを基にした改善提案の重要性を学びました。
貴社でも客観的なデータに基づき、事業の課題解決に貢献したいです。
②アピールが志望職種の業務とズレている
私が力を入れたのは、通信回線の訪問販売をおこなう長期インターンです。
そこでは「気合いと根性」が何よりも求められ、私は毎日100件の個人宅を訪問し続けました。
最初は門前払いが続きましたが、とにかく断られてもめげずに足を運び、大声で挨拶をし続けた結果、月に5件の契約を獲得し、社内で表彰されました。この圧倒的な体力と、何事にも屈しないメンタルは誰にも負けません。
貴社の事務職においても、このインターンで培った根性と体力を活かし、納期前などの過酷なプログラミング業務にも耐え抜き、絶対に諦めずにシステムを完成させます。
志望職種で求められる適性に合わせてアピールしよう
志望している事務職の業務では「ホスピタリティ」や「正確性」が求められるにもかかわらず、「気合いや根性」「体力」といった面を押し出してしまっているのは少々ミスマッチな印象です。
志望している業界や職種ではどのようなスキルが求められるのかをしっかりと把握したうえで、そのスキルを押し出すような形に調整しましょう。
私が力を入れたのは、通信回線の訪問販売をおこなう長期インターンです。
当初はまったく契約が取れず、訪問件数を増やすだけでは限界があると感じました。そこで、顧客の属性ごとに断られる理由をリスト化し、分析をおこないました。
結果、単に商品を売り込むのではなく、相手の現在の通信環境の不満をヒアリングする「傾聴」のステップが欠けていることに気づきました。
ヒアリングシートを自作して実践した結果、顧客の潜在的なニーズを引き出せるようになり、月5件の成約を達成しました。
貴社の事務職においても、この経験で培った「相手の状況やニーズを深く汲み取る傾聴力」を活かし、指示された作業をこなすだけでなく、その背景にある意図を汲み取り、周囲が働きやすいよう先回りしたサポートで貢献します。
③ビジネスについてすべてを知ったような態度で語ってしまう
私が学生時代に力を入れたのは、人材系スタートアップでの長期インターンです。
私はそこで半年間働き、新規事業の立ち上げから営業戦略の策定まで、ビジネスのイロハをすべてマスターしました。
学生でありながら社員と同等以上の成果を出し、現場のマネジメント手法も完璧に理解しています。社会人として必要なスキルはすでに身についていると自負しております。
貴社に入社した暁には、これまでの古いやり方を私が見直し、即戦力として1年目から事業部の売上を倍増させるコンサルティングをおこなえると確信しています。
素直さや謙虚さに欠ける内容は評価されない
たしかに長期インターンは一般的なインターンと比較してもかなり実務に近い形で働くことが多いです。しかし、だからといって「ビジネスのすべてを理解した」というような態度をとってしまっては謙虚さに欠ける印象になってしまいます。
インターンで学んだことはしっかりと活かしつつ、足りない部分は吸収して成長していくという素直さを感じさせる内容に書き換えましょう。
私が学生時代に力を入れたのは、人材系スタートアップでの長期インターンにおいて、新規顧客開拓に挑戦したことです。
当初は自分の提案に自信を持っていたものの、現場の厳しい反応を受け、知識だけではビジネスが通用しないことを痛感しました。
そこで、成績優秀な先輩社員に同行をお願いし、顧客との信頼関係構築のプロセスを徹底的に学びました。
自分の未熟さを素直に受け入れ、改善を繰り返した結果、少しずつ顧客の課題に寄り添った提案ができるようになり、半年間で目標の売上を達成できました。
この経験から、ビジネスにおける「謙虚に学び続ける姿勢」の重要性を知りました。貴社に入社後も、決して驕ることなく先輩方から貪欲に吸収し、着実に貢献できる人材へと成長したいです。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!インターンのなかでの行動や成果について語ろう
キャリアアドバイザー
上原 正嵩
プロフィールをみる有名企業のインターンに参加した学生のガクチカにありがちなのが、「○○の長期インターンに参加しました」といった「企業名」ばかりに焦点を当てた内容になってしまっているもの。
しかし、有名企業のインターンに参加していたという事実だけで高評価を得られるほど就活は甘くありません。なぜなら、企業が長期インターンのガクチカを通して評価するのは「どの会社のインターンに参加したのか」ではなく、「インターンのなかでどのような行動を起こし、どんな成果につなげたのか」だからです。
インターンのなかでどのような課題にぶつかったのか、その課題の解決のためにどのような行動を起こしたのか、その結果どのような成果を得たのかという、インターンのなかでの課題解決のプロセスこそが採用担当者の知りたがっている部分です。
長期インターンのガクチカを作る際は、そのプロセスをしっかりと掘り下げて伝えることを意識してくださいね。