目次
- 企業からの「目標達成力」の印象
- 評価につながる経験
- 課題を分析し仮説を立てて行動した経験
- 目標達成のため試行錯誤を重ねた経験
- 注意点
- 「目標達成力があります」という言葉だけで終わらせない
- 「たまたま上手くいった」と思われないようにする
- 言い換えられる言葉
- 課題解決力
- おすすめの業界・職種・会社
- 成果主義が強い営業職
- 試行錯誤を繰り返して新しいものを生み出す研究職
- 「目標達成力」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「目標達成力」の自己PR例文
- ①目標達成のために試行錯誤を重ねたエピソード
- ②課題を明確にして目標達成のために的確な施策を打ったエピソード
- ③目標を達成するための仕組みを作り上げたエピソード
- 「目標達成力」を自己PRにしたい人はこちら!
立てた目標に対しては、必ず達成までやり切る。
そのような目標達成力を自己PRにしたい人もいるでしょう。
結論、「目標達成力」は自己PRになります。ただし企業に刺さる自己PRにするためには、表現やエピソードの工夫が必要ですよ。
なお、まず自己PRについての基礎的な知識をつけたい人は、以下の記事も目を通してみてください。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
企業からの「目標達成力」の印象
目標に対して最後までやり遂げる責任感や粘り強さがありそう
「目標達成」は結果であるため、その過程で発揮された力が知りたいと感じる
評価につながる経験
課題を分析し仮説を立てて行動した経験
- アルバイト先で売上低迷の原因を分析し、仮説を立てて改善することで売上向上につなげた
- 非効率なオペレーションへの改善案を考え、組織のベースとなる仕組みを作った
目標達成のため試行錯誤を重ねた経験
- 一つの手段でダメなら別の手段を試すなど、逆境のなかでも熱意を持ってやり切った
- 従来のアプローチが通用しないとわかった際、新たな戦略を考え目標数値を達成した
注意点
「目標達成力があります」という言葉だけで終わらせない
- 「目標を達成した」という結果だけではスキルや再現性が伝わらない
⇒「目標達成に向けた分析力がある」など、目標を達成するまでのプロセスを伝える
「たまたま上手くいった」と思われないようにする
- 「お皿の置き方を変えたら売上が1.5倍になった」などごくわずかな改善に留まるエピソードでは「たまたま効果が出ただけ」と判断されやすい
⇒「なぜそれが課題だと思ったのか」など思考のプロセスを説明して再現性をアピールする
言い換えられる言葉
課題解決力
- 現状を分析して原因を特定し、成果を出せるロジカルな力としてアピールできる
おすすめの業界・職種・会社
成果主義が強い営業職
- 高い目標に対してなんとしてでも達成しようとする熱意が求められる環境
- 目標から逆算して粘り強く行動する力が評価されやすい
試行錯誤を繰り返して新しいものを生み出す研究職
- 正解がないなかで仮説を立て、さまざまなアプローチを試す力が求められる風土
- PDCAを回しながら根気強く目標にアプローチする力との親和性が高い
「目標達成力」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「目標達成力」の自己PR例文
①目標達成のために試行錯誤を重ねたエピソード
私の強みは、粘り強くPDCAを回すことで課題を解決し、目標達成まで導く力です。
大学3年生の頃、キャリア支援イベントを主催する学生団体で営業責任者を務めていました。そこでの最大の目標は、「企業協賛金100万円の獲得」です。しかし、当初の成約率はわずか2%。目標の15%ほどしか資金が集まらないという状況でした。
「伝え方が問題なのではないか」と考えた私は、今までのような熱意だけを押し出す話し方から、事前に採用課題をリサーチしてメリットを提示するオーダーメイド型の提案スタイルへと変更しました。
さらに断られた際は理由を丁寧に聞き、その意見をもとに提案書を10回以上修正するなど試行錯誤を重ねました。
その結果、営業の成約率が18%に向上。最終的に、当初の目標を上回る120万円の協賛金をいただくことができました。この経験を活かし、入社後も高い目標に対しても試行錯誤を重ね、成果にコミットしてまいります。
この例文は、以下の点が良いですね。
・「提案書を10回以上修正」など粘り強い取り組みを説明できている
・「成約率が2%→18%に向上した」など初めとのギャップを示せている
このように目標に向けて愚直に努力したエピソードがあれば、目標達成への意識さをアピールできますよ。
②課題を明確にして目標達成のために的確な施策を打ったエピソード
私の強みは、課題に対して的確な戦略を考え試行錯誤することで目標を達成する力です。
大学の研究室では、1年間で100件の実験データを集めて学会発表をおこなうという目標がありました。しかし従来の実験のやり方ではデータの抽出に時間がかかるため、半年で30件しか集まらないという大幅な遅れが発生していました。
このままでは目標達成が難しいと考えた私は、最も時間がかかる「データ解析」を効率化するべくプログラミングを学び、手作業でおこなっていた解析処理を自動化するプログラムを作りました。さらに、実験の段取りを見直して無駄な待ち時間を削減しました。
試行錯誤の末、1サンプルあたりの処理時間を従来の3分の1に短縮することに成功。残り半年間で90件のデータを集め、目標だった優秀賞の受賞を果たすことができました。
入社後も課題に対して論理的な解決策を考え、解決のために行動することで、常に目標を達成したいと考えています。
この例文の評価ポイントは以下の通りです。
・プログラムの開発など、課題に対してインパクトの大きい施策を実行できている
・「1サンプルあたりの処理時間を3分の1に短縮」など結果を定量的に示せている
このように、「今一番問題となっている部分はどこか」を考えたうえで解決策を導き出し、目標達成まで導ける人は、論理的思考力のある人として高く評価されるでしょう。
③目標を達成するための仕組みを作り上げたエピソード
私の強みは、目標を達成するために現状の課題を分析し、成果が出る仕組みを作り上げる力です。
以前アルバイトしていたフィットネスジムでは、「年間会員数を50名増やす」という店舗目標のが掲げられていました。しかし当時は新規に入会した人の退会率が40%と非常に高く、目標達成などとても考えられないような状況が続いていました。
マシンの使い方がわからず、効果を実感できないまま足が遠のいている人が多いことが原因なのではないかと仮説を立てた私は、入会初月の来店時にスタッフが今の悩みなどを詳しくヒアリングし、アドバイスをする制度を考えました。
またスタッフ全員が同じサポートをできるよう、指導方法をまとめたマニュアルを作って全体に共有しました。
この仕組みを導入した結果、3カ月以内の退会率が12%まで激減。最終的に年間65名の会員増と、目標の130%を達成することができました。この経験から、課題の根本を見極めて仕組み化することの大切さを学びました。
入社後は、目標達成に向けて改善策を考え、それを仕組化することでチーム全体の成果を底上げし、貴社に貢献していきたいです。
この例文の良い点は以下の通りです。
・仮説を立てたうえで施策を考えられている
・考えた施策を店舗全体に展開できている
このように目標達成に向けた取り組みをチーム全体に共有できる人は、組織の力を底上げできる人材として歓迎されるでしょう。
「目標達成力」を自己PRにしたい人はこちら!
「目標達成力」に近い強みとして、「課題解決力」が挙げられます。課題解決力を自己PRにしたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
「課題解決力」をアピールする自己PR例文|26卒内定者の実例
また目標達成力のある人は、粘り強い人が多い傾向にあります。粘り強さを自己PRにしたい人は、こちらの記事も読んでみましょう。
【12例文】粘り強い性格は自分の言葉に言い換えて魅力を伝えよう!
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「目標達成しました」だけでは響かない!
キャリアアドバイザー
石川 愛
プロフィールをみる評価を分けるのは「ギャップ」と「再現性」
「私の強みは目標達成力です」とアピールしてくる学生に対しては、「それは結果(=目標を達成した)であって、強みではないのでは?」と少し身構えてしまいます。
企業が知りたいのは、「どうやってその目標を達成したのか」というプロセスの部分です。
ここが薄いと、「最初から達成できる低い目標だったのでは」という疑念を持たれることも。
企業の不安を解消するためには、あなたなりの工夫や試行錯誤したプロセスを伝えることが重要です。
ここからは、私が実際に聞いて「これは高く評価できる」と感じた自己PRの実例を紹介します。
評価される「目標達成に向けた力」の自己PR例
【どんな課題があった?】
・飲食店のアルバイトで、店舗の見栄えの印象から客足が伸びず、売上目標に届いていなかった
【どんなアクションをした?】
・「どこを改善すれば客足が伸びるか」を仮説を立てて考えた
・皿の置き方や店内の清掃方法などを根本から見直した
・店長に直談判して新しい店内装飾を提案した
【結果どうなった?】
・入りやすい店舗になったことで客数が増加し、目標としていた売上アップを達成できた
⇒「たまたまうまくいった」ではなく、明確な意図と仮説思考を持ってやり切った姿勢が評価される!
「どれだけの変化があったか」を定量的に示そう
さらなる高評価を狙うなら、以下のようにスタートとゴールのギャップを明確にすると効果的です。
【スタートとゴールのギャップを明確に示す例】
・×店舗の月間売上目標を達成した
⇒〇赤字続きでモチベーションの低かった店舗において、施策を打ち過去最高益を達成した
・×サークルのイベントを成功させた
⇒〇例年参加者が50人未満だったイベントで、ターゲット層を見直して200人の動員を達成した
このように初めの状況がいかに困難だったかを定量的に示すことで、目標達成がいかに困難だったかが明確に伝わり、エピソードの説得力が上がりますよ。