目次
- 企業からの「ホスピタリティ」の印象
- 評価につながる経験
- 高い行動力で本気度を証明した経験
- 定量的な成果に直結させた経験
- 注意点
- 「心を込めて接客した」だけで終わらせない
- 「ただの良い人」と思われないようにする
- 言い換えられる言葉
- 潜在ニーズを汲み取り課題を解決する力
- おすすめの業界・職種・会社
- 顧客に深く寄り添い伴走するカスタマーサクセスや伴走型営業
- ホスピタリティが重視されるホテル・ブライダル・航空業界
- 「ホスピタリティ」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「ホスピタリティ」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】26卒 埼玉工業大学 飲食業界
- 「ホスピタリティ」の自己PR例文2選!
- ①ブライダルでアルバイトをしたエピソード
- ②旅館のインターンに参加したエピソード
- 「ホスピタリティ」を自己PRにしたい人はこちら!
常に丁寧に、笑顔で顧客と接する。
そのようなホスピタリティを自己PRにしたい人もいるのではないでしょうか。
結論、ホスピタリティは魅力的な自己PRになります。ただし高評価を得るには、エピソードを練る必要があるでしょう。
この記事では、ホスピタリティを評価の高い自己PRにするコツを、例文とともに解説していきます。
なお、自己PRについて基礎的な部分から確認したい人は、以下の記事にも目を通してみてください。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
企業からの「ホスピタリティ」の印象
相手の気持ちを汲み取った丁寧な対応ができそう
「笑顔で接客しました」程度のエピソードだとビジネスへ活かすイメージがわきにくい
評価につながる経験
高い行動力で本気度を証明した経験
- 海外の有名ホテルでホスピタリティを学ぶために留学するなど、目標のために圧倒的な行動を起こした
- 明確な目的意識を持って行動し、困難な環境に飛び込んでやり抜いた
定量的な成果に直結させた経験
- 全国規模のサービスコンテストに出場し、トップレベルの順位を獲得した
- 顧客のニーズを汲み取った接客で、リピーター率の向上など目に見える数字の成果を出した
注意点
「心を込めて接客した」だけで終わらせない
- 「思いやりを持って接した」といった定性的な内容は誰でも言えるため評価につながりにくい
⇒「圧倒的なエピソード」か「ビジネス視点が伝わる定量的な実績」のどちらかを語る
「ただの良い人」と思われないようにする
- 「ホスピタリティがある」だけでは仕事上でどんなメリットがあるかが想像しにくい
⇒「数字を追いつつも顧客満足度を高められる」など、ビジネスに直結する表現に言い換える
言い換えられる言葉
潜在ニーズを汲み取り課題を解決する力
- 顧客が本当に求めているものを察知し、的確なサポートで満足度を高められる力として伝わりやすくなる
おすすめの業界・職種・会社
顧客に深く寄り添い伴走するカスタマーサクセスや伴走型営業
- 中長期的な信頼関係の構築が求められる環境
- 顧客に寄り添いながらも継続的な利用や売上につなげる力が評価されやすい
ホスピタリティが重視されるホテル・ブライダル・航空業界
- 質の高いホスピタリティが重視される風土
- 顧客へのきめ細かい配慮やサービス精神が直接的に業務に活きる
「ホスピタリティ」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「ホスピタリティ」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】26卒 埼玉工業大学 飲食業界
私の強みは、相手の潜在的なニーズを汲み取り、自ら動いて期待に応えるホスピタリティです。
3年間続けている飲食チェーン店でのアルバイトでは、常にお客様とスタッフ双方にとって居心地の良い環境づくりを目指して行動してきました。
日常業務では、客席の状況を俯瞰してお客様の要望を先回りして対応するだけでなく、キッチンの稼働率を見極めながらスタッフへのフォローを欠かさずおこなっています。
また社内で新メニューの販促キャンペーンが開催された際には、お客様の好みに合わせた提案ができるよう、メニューの魅力やアレルギー情報をまとめた独自の接客マニュアルを作成しました。
これをスタッフ全員に共有し、それぞれがお客様に寄り添った声掛けを実践できるようサポートした結果、対象メニューの月間オーダー数が従来の2倍以上に向上したことで、店舗の売上目標120%達成に貢献できました。
その後アルバイトリーダーに任命され、店舗代表として社内の接客コンテストにも出場しました。貴社においても、常に周囲に気を配り、相手の立場に立った行動をとることで、顧客満足度の向上と組織の成長に貢献します。
この例文の良い点は以下の2点です。
・「売上目標達成の120%を達成した」など数値的な成果を示せていること
・顧客だけでなく同じ仲間に対してもホスピタリティを発揮できていること
このように顧客だけでなくスタッフにまで配慮ができる人は、入社後も広い視野を持って行動できる人として高く評価されるでしょう。
「ホスピタリティ」の自己PR例文2選!
①ブライダルでアルバイトをしたエピソード
私の強みは、潜在的なニーズや不安を汲み取り、信頼関係を築いて成果につなげる力です。
大学1年のころから、結婚式場のブライダルフェアで接客のアルバイトを続けてきました。アルバイト開始当初、見学に来た顧客の成約率は25%前後と、店舗の目標数値に対して10%も乖離している状況でした。
なんとかしなければと考えた私は「両親にどんな感謝を伝えたいか」「予算面で心配な点はないか」といった本音を丁寧に聞き出すヒアリングを徹底しました。さらに、夫婦の生い立ちや好みに合わせたオリジナルの「挙式演出シート」を事前に作って渡すようにしました。
このように寄り添った提案を続けた結果、私の担当したお客様の成約率は45%まで向上し、アルバイト約20名のなかでトップの成約数を記録することができました。入社後も顧客に深く寄り添いながら、成果にコミットしてまいります。
この例文の高評価ポイントは以下の通り。
・ホスピタリティを発揮した結果「成約率が25%→45%向上」と圧倒的な実績を残せている点
・「ヒアリングの徹底」などホスピタリティを発揮したエピソードを具体的に語れている点
このように、ホスピタリティを発揮した結果大きな実績を残せたことが説明できれば、ビジネス視点を持っていることをアピールできるでしょう。
②旅館のインターンに参加したエピソード
私の強みは、相手の期待を超える価値を提供する力です。
将来顧客と直接接する仕事に働きたいと考えた私は、接客の力を身につけるため大学の長期休みを利用し、海外の方が多く利用する老舗旅館での約3カ月のインターンに挑戦しました。
その旅館は最近海外人気が上がったこともあって、外国籍の方の対応に慣れておらず、食事の内容や接客のタイミングに関する改善要望が相次いでいました。
そこで私は英語の接客フレーズを300個ほど暗記したほか、チェックイン時の会話からアレルギーや宗教上の食習慣、滞在目的をノートに記録しました。そのノートは毎朝スタッフ間で共有し、一人ひとりのニーズを先回りして対応できるよう準備しました。
その結果、口コミを見て来館した顧客からの指名予約数を前年比200%に伸ばすことができました。
この「相手を深く理解し先回りして行動する力」を活かし、貴社でも顧客の信頼を勝ち取って成果につなげます。
この例文は、以下の3点が良いですね。
・将来から逆算してインターンを決めるなど目的意識を持った行動ができている
・「接客フレーズを300個暗記」など行動量についても示せている
・「指名件数を200%アップ」など圧倒的な成果をアピールできている
このように、ホスピタリティを発揮するためにどのくらい行動したかについても言及できれば、エピソードの説得力をぐっと上げることができますよ。
「ホスピタリティ」を自己PRにしたい人はこちら!
ホスピタリティに近い強みとして、「丁寧さ」があります。丁寧さを自己PRにしたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
「丁寧さ」をアピールする自己PR例文! 26卒内定者の実例も紹介
またホスピタリティを自己PRにしたい人は、接客経験をアピールしたい人もいるでしょう。接客のアピール方法については以下の記事で詳しく解説しています。
自己PR「接客でのコミュニケーション力」| 26卒内定者の例文
笑顔で接客した経験を自己PRにする例文|26卒内定者の実例
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「笑顔で接客しました」だけでは響かない
キャリアアドバイザー
成瀬 遼
プロフィールをみる本気度と実績が高評価のカギ
「お客様に笑顔で丁寧な接客を心掛けました」。
自己PRで、このようなホスピタリティを自己PRにする学生は多いです。
しかし伝え方を間違えると、面接官から「優しくて良い人なんだな」という浅い印象だけで終わってしまう可能性もあります。
なぜなら、「丁寧な対応や気遣いは当たり前にやるべきこと」と思われやすいから。
大切なのは、相手を思いやる気持ちを「売上」や「顧客満足度の向上」といった結果につなげられる力です。
ここからは、私が過去に話を聞いたなかでも「これは評価できる」と感じたエピソードを紹介します。
好印象を残せる! ホスピタリティの自己PR例
【どんな目標・課題があった?】
・外資系航空会社の客室乗務員になるという明確な目標があった
【どんなアクションをした?】
・ホスピタリティを身につけるため、1年間休学して留学へ行った
・帰国後はテーマパークのフロアリーダーとして働き、現場で実践的な接客を学んだ
【その結果どうなった?】
・無事夢だった外資系航空会社の客室乗務員に内定を獲得した
⇒「普通はそこまでやらないよね」と思わせる圧倒的な行動量とプロ意識が高評価!
このように、ホスピタリティは抽象的な強みだからこそ「そこまでやるか」思うような目を惹くエピソードや、数字による実績のどちらかで差別化することが重要ですよ。