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人生で一番頑張ったのは、浪人して本気で勉強に向き合ったこと。
そのように考えて、浪人の経験を自己PRにしたいと考える人もいるでしょう。
結論、浪人経験は自己PRになります。ただし「10時間勉強しました」といったがむしゃらな姿勢だけでは評価はされにくいでしょう。
この記事では、浪人をしたときの経験を題材にした自己PRの作り方を解説します。
なお、まずは基本的な自己PRの書き方について知りたい人は以下の記事もあわせてチェックです。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
企業からの「浪人」の印象
諦めずに努力を重ねる粘り強さや、プレッシャーに耐えるタフさがありそう
志望校合格に向けた努力が見えないと、計画性がなかっただけなのではと懸念を抱く
アピールしやすい強み
- 長期間にわたる精神的プレッシャーのなかでも妥協せず、目標に向かって最後までやり遂げる力をアピールしやすい
- 不合格や弱点の原因を冷静に分析し、学習法やタイムスケジュールを改善して結果につなげる力をアピールしやすい
注意点
- 結果の報告だけではビジネスで活きる能力や再現性が伝わりにくい
⇒浪人生活というプレッシャーのなかで「どう課題に向き合い、どう工夫したか」を伝える
- 「受からなかったから浪人した」という受け身な話で終わると計画性の欠如を疑われやすい
⇒「なぜ妥協しなかったのか」「なぜその大学・目標にこだわったのか」という強い意志や浪人の意図を明確に伝える
おすすめの業界・職種・会社
- 断られたり成果が出なかったりとストレスがかかる環境
- 折れない強い心と目標を絶対に諦めない執着心がダイレクトに活かせる
- 生徒の立場に立った指導や、実体験に基づく説得力のあるアドバイスが求められやすい
- 受験の厳しさや浪人時の挫折、工夫を実体験として理解している点が活かせる
「浪人」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「浪人」の自己PR例文
私の強みは、自分の現状や失敗の原因を冷静に分析し、立てた計画をやり切れる「セルフマネジメント力」です。
高校時代は「データサイエンスと経済学を横断して学べる学部に入りたい」という目標がありましたが、現役時は不合格となってしまいました。諦めたくなかった私は、親に頼み込んで浪人生活を決意しました。
浪人開始にあたり、まず現役時代に失敗してしまった原因を振り返りました。すると「得意科目に時間を割きすぎて苦手な英語の長文読解に割く時間が全体の15%しかなかったこと」が最大の要因だとわかりました。
そこで感覚で勉強するのをやめ、毎日の学習時間と理解度を1時間単位で記録するシートを作りました。そのシートを使って毎週日曜日に振り返りをおこない、苦手科目の勉強時間が全体の40%を下回らないようコントロールしました。
また集中力が切れやすい時間帯を記録し、時間帯ごとに取り組む科目を変えるという工夫も取り入れました。1年間粘り強くPDCAを回し続けた結果、苦手だった英語の偏差値が48から64まで向上。無事第一志望校に合格することができました。
この課題分析力とセルフマネジメント力を活かし、入社後も業務プロセスを常に改善することで、着実に成果を出してまいります。
この例文の高評価ポイントは以下の2点です。
・明確な目標があっての浪人生活であることが明示できている
・合格するために創意工夫したポイントを具体的に説明できている
ここまで客観的に原因を分析し、的確な改善策が取れる人は、入社後も成長の早い人材として期待されるでしょう。
「浪人」を自己PRにしたい人はこちら!
浪人期間を始めとした「学業」の経験を自己PRにしたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。アピールが難しいと言われる学業を魅力的に伝える方法について解説しています。
例文10選! 学業を自己PRのテーマで伝える効果的な切り口を解説
また浪人生活を乗り切った人は、粘り強く努力できるという強みも持ち合わせているはずです。以下の記事では粘り強さをアピールするコツについて解説しているので、気になる人はぜひ読んでみましょう。
自己PR「思いやり」の作り方|経験別例文・注意点も解説
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「浪人経験=マイナス」とは限らない!
キャリアアドバイザー
石川 愛
プロフィールをみる評価につなげるコツは「目標意識」の見せ方
「浪人経験を題材にした自己PRは印象が悪い?」
そのような不安を抱えている就活生は少なくありません。
しかし浪人を経験している学生は一定数存在するため、それだけでマイナス評価をつけられる可能性は低いでしょう。
ただし「毎日10時間勉強しました」などの当たり前なエピソードでは評価にはつながりにくいのも事実。
大切なのは、「何のために浪人を選んだのか」という目的意識を明確に伝えることです。
ここからは、好印象に残りやすい自己PRの例を紹介していきます。
高評価につながる「浪人」の自己PR例!
【どんな課題があった?】
・現役時代、第一志望の大学には学力が届かなかった
【どんなアクションをした?】
・「将来の夢をかなえるためには、この大学で学ぶ必要がある」と明確な目標を設定した
・キャリアプランを実現するための「手段」として浪人を選択した
・基礎的な部分から計画的に勉強をやり直した
【結果どうなった?】
・1年後に第一志望へ合格。現在も目標に向かって努力を続けている
⇒自ら高い目標を再設定し、長期間ストレスのかかる環境をやり抜いた姿勢がGOOD!
このように将来を見据えたうえでの選択として浪人を語れると、「目標達成能力」や「ブレない軸」を持つ人物として高く評価されるでしょう。