目次
- 「決断力」がある学生への企業からの印象
- 評価につながる経験
- 明確な理由に基づき責任を持って決断した経験
- 決断した方針を最後までやり切って成果を出した経験
- 注意点
- 「ただ決めただけ」で終わらせない
- チームワークへの懸念を払しょくする
- 言い換えられる言葉
- リーダーシップ・責任感
- おすすめの業界・職種・会社
- とっさの状況判断と論理的思考力が成果に直結する金融・証券・投資系の企業
- 複数の選択肢から最適解を導き出すことで顧客を導くIT・経営コンサルティング職
- 「決断力」の自己PRはどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「決断力」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】27卒 専修大学 通信業界
- 「決断力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
- 「決断力」を自己PRにする学生へのリアルな印象
- 「協調性がない」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
インタビューでは「決断力」を自己PRにしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「『決断力がある』では自己PRとして弱いですか?」
「どのような伝え方をすれば良いですか?」
といった就活生によくある質問を聞いています。実際にキャリアアドバイザーが学生に伝えている生のアドバイスも盛り込んでいるので、ぜひチェックしてみてください。
就活のプロの意見を参考に、高評価になる自己PRの伝え方を理解していきましょう。
なお基本的な自己PRの書き方を知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
「決断力」がある学生への企業からの印象
自発性や主体性があり、自分の行動に責任を持って物事を推し進められそう
「和を乱すのでは」「周囲の意見を聞かないのでは」と懸念を抱きやすい
評価につながる経験
明確な理由に基づき責任を持って決断した経験
- 複数の選択肢があるなかで、リスクや優先順位を考え抜き最適な方針を選択した
- 根拠を持って意思決定をおこない、行動に起こした
決断した方針を最後までやり切って成果を出した経験
- チーム内で意見が分かれた際、反対意見にも耳を傾けつつ納得感のある決断を下し、目標達成まで導いた
- 決定した方針をもとに行動し、予期せぬトラブル生じても最後までやり遂げた
大前提、人を巻き込んだエピソードが良いですね。
アルバイトやサークルで反対意見があったとしても、あなたが説明をすることで「それなら」と納得させられる。
そのようなリーダーシップがあると示したうえで、「明確な根所のもと決断し成果を出した」という話ならすごく評価できると思います。
注意点
「ただ決めただけ」で終わらせない
- 決断しただけでは「誰でもできる」と思われてしまう
⇒「なぜその決断をしたのか」という根拠と、「決断した後にどう責任を持って動いたか」を伝える
チームワークへの懸念を払しょくする
- 独断で推し進めたエピソードは、「組織のルールやチームの輪を乱す」と懸念されるリスクがある
⇒反対派や周囲の意見も汲み取ったうえで納得感のある決断をし、周囲と協力してやり切った姿勢を示す
言い換えられる言葉
リーダーシップ・責任感
- 自分が選択した結果に責任を持ち、周囲を引っ張る力として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
とっさの状況判断と論理的思考力が成果に直結する金融・証券・投資系の企業
- 相場の変動を見極める力が求められる環境
- リスクを分析したうえで根拠を持った判断と素早い意思決定をする力が活かせる
複数の選択肢から最適解を導き出すことで顧客を導くIT・経営コンサルティング職
- 膨大なデータや課題のなかから「今何をすべきか」を論理的に決断することが必要とされる環境
- あいまいな状況でも論理的な根拠をもって方針を決定し、最後までやり切る力が評価される
「決断力」の自己PRはどう伝えるべき? キャリアアドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!伝え方によっては不安視されることも
決断のプロセスやその後の行動を語るべし
「決断力」という自己PRをする学生が来たら、私なら少し警戒するかもしれません。
というのも、8割の企業は新卒に対して「基礎を学ぶ姿勢」や「素直さ」などを求めているから。
「決断力」という自己PRには「周囲に相談せず勝手に進めてしまいそう」「チームの輪を乱しそう」といったイメージもあるため、不安視されやすいのです。
もしそういった学生が相談に来たら、以下の2点をアドバイスします。
①あなたなりの明確な優先順位と理由が語ること
②「決断をもとにどう行動したか」を伝えること
高評価につながる! 「決断力」の自己PR例
【どのような状況・背景だった?】
・サークルのイベント企画で、A案とB案で意見が割れていた
【どのようなアクションをした?】
・過去の参加者データや準備の大変さを比較し、B案の方が集客につながるのではと伝えた
・反対していたA案のメンバーにも客観的な理由を丁寧に説明し、納得してもらったうえで役割を分担した
・自分が率先して動き、最後まで粘り強くやり切った
【結果どうなった?】
・目標以上の集客数を達成し、部員全員で成功体験を共有できた
⇒理由の正当性と周囲を巻き込むリーダーシップが伝わる点がGOOD!
このように理由や仮説に基づき道筋を立てて決断し、周囲と力を合わせながら物事を成し遂げたことをアピールできれば、組織を引っ張るリーダーシップを持つ人間として高く評価されるでしょう。
「決断力」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】27卒 専修大学 通信業界
私の強みは、冷静に状況を分析し、的確な選択をする「決断力」です。
当時働いていたマニュアルが整備されたチェーン店で、ピーク時にクレームと新人スタッフのミスが同時に発生することがありました。
私はお客様の不満解消とミスの原因究明のどちらを優先すべきかを考えたうえで、「まずはクレーム対応を最優先し、ミスのフォローはピーク後に実施する」という行動を取りました。現場の混乱を最小限に抑えることが、店舗全体の利益とお客様の満足度に直結すると判断したためです。
それからは、私がクレーム対応に入らせていただき、スタッフには目前の作業に集中するよう指示を出しました。そしてピークが終わった後には冷静に状況を整理し、落ち込むスタッフに寄り添いながら具体的な再発防止策を一緒に考えました。
結果として、それ以上のクレームを防ぎつつ、店舗の楽しい雰囲気を維持することができました。店長には「不在にしていても〇〇さんがいるなら安心だった」、後輩からは「〇〇さんがシフトに入っているときは楽しく働ける」とお褒めの言葉をいただきました。
貴社においても、的確な決断を下しつつ、周囲と協力しながら目標達成まで導くことで、貴社に貢献します。
高い視座を持っていることが伝わる良い例文ですね。特に以下の2点が高評価です。
・「現場の混乱を最小限に抑えることが第一」と自分なりの判断の根拠を示せている点
・「クレームの対処を担う」「一緒に再発防止策を考える」など、決断した後の具体的な行動までセットで伝えられている点
このように、焦ってしまうような場面でも論理的に考え、冷静に判断を下せる人は、入社後も人から慕われるリーダーになる人材として高く評価されるでしょう。
「決断力」を自己PRにしたい人はこちらの記事もチェック!
決断力のある人は、主体性も持っているケースが多い傾向にあります。以下の記事では、主体性を自己PRにする方法について解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
主体性の自己PRで評価される方法|就活のプロの本音も大公開!
また、決断力に近い強みとして、「リーダーシップ」が挙げられます。「リーダーシップ」を自己PRにしたい人はぜひ参考にしてみましょう。
リーダーシップの自己PRを差別化する方法|業界・題材別例文付き
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
個人的には「決断力」という自己PRには好感を持ちます。主体性がありそうですよね。
ただ新卒採用においては、きちんと報連相ができるか、学ぶ姿勢があるかといった謙虚な姿勢が重視されます。
だからこそ「自分で決断できます」と言われると、少しミスマッチを感じてしまうかもしれません。
どちらかというと、中途採用向けの強みだなと思いますね。