目次
- 企業からの「バイタリティ」の印象
- 評価につながる経験
- 前例のない環境に飛び込んでやり抜いた経験
- 明確な目的意識を持って行動をした経験
- 注意点
- 「バイタリティ」という言葉をそのまま使わない
- 「思いつきで行動した」と思われないようにする
- 言い換えられる言葉
- 行動力・推進力
- おすすめの業界・職種・会社
- 変化が激しくゼロから機会を作るベンチャー・スタートアップ企業
- 成果へのコミットが求められる新規事業開発・営業職
- 「バイタリティ」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「バイタリティ」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】26卒 長崎県立大学 IT業界
- 「バイタリティ」の自己PR例文2選!
- ①学生団体を立ち上げたエピソード
- ②事業を立ち上げたエピソード
- 「バイタリティ」を自己PRにしたい人はこちら!
常に新しいことに挑戦して成果を残す。
このような「高いバイタリティを持っていること」を自己PRにしたい人もいるでしょう。
結論、「バイタリティ」は企業に響く魅力的な自己PRになります。
ただし伝え方によっては「思いつきで行動する人」とマイナスな印象を抱かれる可能性もあるため、伝え方には注意が必要です。
この記事では、「バイタリティ」を高評価な自己PRに仕上げるコツを解説します。
まずは自己PRについての書き方や基礎知識を身につけたい人は、以下の記事も読んでみてください。
【例文9選】大学生必見!自己PRの考え方や書き方を徹底解説
企業からの「バイタリティ」の印象
変化が激しい環境や前例のない課題に対しても、臆せず果敢に挑戦できそう
目的や考える力がともなっていない場合は「落ち着きがない」「計画性がない」と感じる
評価につながる経験
前例のない環境に飛び込んでやり抜いた経験
- 語学力ゼロの状態から単身で海外の学校へ進学した
- 高校や大学の段階から将来を考えて専門分野を学び、留学に挑戦した
明確な目的意識を持って行動をした経験
- 自力で情報を収集し、個人でのアプリ制作やリリースなどアウトプットまでやり切った
- インターンシップにおいて、自ら数値目標を立ててそれを達成することで成果を上げた
注意点
「バイタリティ」という言葉をそのまま使わない
- 言葉自体があいまいなため、ビジネスでの強みとして伝わりにくい
⇒「目的達成に向けた行動力」「粘り強い推進力」「課題に対する実行力」など、具体的なビジネススキルに言い換える
「思いつきで行動した」と思われないようにする
- 目的や理由、自分なりの考えを持たないまま行動に移す人は「リスク管理ができない」「落ち着きがない」と不安視されやすい
⇒「なぜその行動が必要だったのか」という目的意識と、動いた後の学びや改善のために動いたことまでセットで語る
言い換えられる言葉
行動力・推進力
- 明確な意図を持って挑戦の機会を作り出し、周りを巻き込みながらやり切る力として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
変化が激しくゼロから機会を作るベンチャー・スタートアップ企業
- 前例がない課題に対しても、自ら考えスピーディーに動く姿勢が求められる環境
- 失敗を恐れず自発的に行動を起こし、試行錯誤しながら物事を推し進めるエネルギーが評価される
成果へのコミットが求められる新規事業開発・営業職
- 市場や課題にアプローチして成果を追求することが求められる風土
- 目標達成に向けたタフさと、粘り強くやり切る実行力との親和性が高い
「バイタリティ」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「バイタリティ」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】26卒 長崎県立大学 IT業界
私の強みは、未知の環境や役割にも果敢に挑戦するチャレンジ精神です。
学生時代は、「地域に貢献する」という目標を掲げ、新しい経験を求めて行動してきました。大学のボランティア活動では、未経験だった現場の進行管理役を買って出ることでスムーズな運営に貢献しました。
また、未経験でありながら飛び込んだ地域の大型行事の実行委員においても、準備段階から当日の運営まで幅広く携わりました。ここでも「自分にできるプラスアルファは何か」を常に考え、参加者対応のフロー改善などを提案し実行に移しました。この活動には現在も運営スタッフとして継続してかかわり、地域の活性化に努めています。
これらの経験を通じて、未知の課題に対する柔軟な対応力と、自ら役割を広げていく姿勢を培いました。貴社においても、変化の激しい環境をチャンスととらえ、新しい業務に果敢に挑戦することで事業の成長に貢献します。
この例文は、以下の2点が良いですね。
・「地域に貢献する」という明確な目的を持ってさまざまな行事に参加できていること
・参加するだけでなく「自分にできること」を考え抜いて行動していること
自分で目標を設定したうえで、今まで取り組んだことのないものに挑戦する姿勢がある人は、入社後も素早く業務を覚えて主体的に行動できるでしょう。
「バイタリティ」の自己PR例文2選!
①学生団体を立ち上げたエピソード
私の強みは、積極的に新しい取り組みにチャレンジして組織を動かす「推進力」です。
キャリア支援をする学生団体において、「都市部と地方における就業機会の格差を解消したい」という思いから、団体初となる「地方学生向けのオンライン企業交流会」の立ち上げに挑戦しました。
当初は「前例がないため企業が集まらないのではないか」と周囲から懸念の声が上がっていました。そこで私は、「地方の優秀な層と接触できる」という企業側のメリットを明記した提案書を作り、50社以上の企業へアプローチをおこないました。
行動を続けた結果、共感してくださる企業を10社開拓することができました。メンバーも「本当にできるかもしれない」と思ってくれたのか、手を貸してくれる人が増えてきました。その後は集客や当日運営の役割を細かく分担し、進捗を可視化しながらチーム全員で準備を推し進めました。
その結果、目標を上回る100人の学生を動員することができ、この企画は現在も団体の看板事業として引き継がれています。この経験で身につけた「推進力」を活かして、入社後も高い目標に向かって自ら挑戦の機会を作り出し、周囲を巻き込んで事業の拡大に貢献してまいります。
この例文の高評価ポイントは以下の通りです。
・「前例がないため難しいのでは」という周囲の反対を、自らの行動で抑え込んだこと
・自分だけで完結せずチームを巻き込んで行動したこと
このように、まずは自分で行動を起こして周囲を引っ張れる人は、組織の旗振り役として活躍できる人材として高く評価されるでしょう。
②事業を立ち上げたエピソード
私の強みは、目的に向かってチャレンジを重ね、試行錯誤できる「行動力」です。
大学2年のころ、「自分の手でゼロからビジネスを動かす経験をしたい」と考え、地元の窯元と提携したオンライン販売事業の立ち上げに挑戦しました。
当初はWeb制作もマーケティングも未経験であり、職人の方々からも「ネットで売れるわけがない」と相手にされない厳しい状況からのスタートでした。しかし私は何度も足を運んで「若い世代に魅力を伝えたい」という情熱と詳しい企画案を伝え、商品化の協力を取りつけました。
その後は独学でWebサイトを立ち上げ、SNSを活用した広報を開始しました。最初はまったく注文が入らない状況でしたが、アクセスデータを分析して商品の写真や解説文を何度も改善し、ターゲット層に刺さるショート動画の発信を継続しました。
ひたすらPDCAを回し続けた結果、半年後には月間100件以上の受注を獲得することができました。この経験で培った行動力を活かし、変化の激しい現場でも自ら機会を作り出し、成果にコミットしてまいります。
この例文の特に良い点は、以下の2つ。
・「ゼロからビジネスを動かす経験をしたい」という目的をもとに行動できている点
・難しい状況に直面しても試行錯誤してやり切っている点
このように、何があっても自分の目標に向かって愚直にやり切れる人は、入社後も高い成果を上げられる人材として大いに歓迎されるでしょう。
「バイタリティ」を自己PRにしたい人はこちら!
バイタリティに近い強みとして、「行動力」があります。行動力を自己PRにしたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
自己PR「行動力」の差がつく伝え方|企業が評価する回答例文も紹介
「行動力」の自己PR例文! 26卒の実際のESとNG例文
またバイタリティのある人は、積極性も持っている場合が多いでしょう。以下の記事では、積極性を企業に響く自己PRにするコツを紹介しています。気になる人は目を通してみましょう。
自己PR「積極性」の差がつく伝え方|企業が評価するポイントも解説
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「思いつきで行動しただけ」と思われないよう注意!
キャリアアドバイザー
成瀬 遼
プロフィールをみる理由や目的を明確に伝えるべし
「バイタリティ」という強み自体には、好印象を抱きます。
スキルでは勝負できない新卒だからこそ、チャンスを自分からつかみに行く圧倒的な行動力は、どのような企業においても非常に高く評価されるでしょう。
注意してほしいのは、「思いついたことを手当たり次第にやっただけ」と思われないようにすること。
目的なく突発的に行動する人は、チームで足並みをそろえて行動することが必要とされる企業においては「落ち着きがない」「無鉄砲」とネガティブにとらえられる可能性もあります。
企業が真に求めている「バイタリティ」とは、明確な目的や理由を持ち、それを原動力にして行動し続ける力ですよ。
ここからは、実際に私が面接官として話を聞くなかで「これは評価できる」と感銘を受けたエピソードを紹介します。
実際に聞いた! 高評価なバイタリティの自己PR例
【どんな目的があった?】
・「親に頼らず自立したい」「多様な価値観を学びたい」という強い目的意識があった
【どんなバイタリティを発揮した?】
・英語力ゼロの状態から中学2年生で準備を始め、単身でオーストラリアの高校へ3年間留学
・さらに大学でもスイスへ1年間留学した
【結果どうなった?】
・語学力をゼロから日常・ビジネスレベルまで引き上げた
・文化や価値観の異なる人々と深い信頼関係を築く力を身につけた
⇒前例のない環境でも、長期的な目標に向かって粘り強く行動し続ける姿勢がGOOD!
このように「行動の根底にどんな目的があったのか、そしてその経験から何を学び、入社後にどう活かしたいのか」を明確に伝えられれば、ビジネスに活かせる高い行動力を持った人材として高く評価されるでしょう。