目次
- 主体性の自己PRには「自らで最後までやり遂げた」事実が大事!
- アドバイザー87人に聞いた! 主体性の自己PRは評価される?
- 企業から評価されやすい強みの一つ
- 「主体性がない」学生は評価されづらい
- 主体性とは? 似た言葉との違いも解説!
- あなたの強みはどれ?「主体性」の4つの発揮タイプ
- ①課題発見・改善タイプ
- ②目標完遂・自走タイプ
- ③周囲巻き込み・推進タイプ
- ④ゼロイチ・新規提案タイプ
- 3ステップで完成! 主体性の自己PRの作り方
- ステップ①主体性を発揮したエピソードを振り返る
- ステップ②フローチャートで自分の「主体性」タイプを知る
- ステップ③志望企業での活かし方を明確にする
- 主体性のタイプ別! 企業に刺さる自己PR例文8選
- 課題発見・改善タイプ①
- 課題発見・改善タイプ②
- 目標完遂・自走タイプ①
- 目標完遂・自走タイプ②
- 周囲巻き込み・推進タイプ①
- 周囲巻き込み・推進タイプ②
- ゼロイチ・新規提案タイプ①
- ゼロイチ・新規提案タイプ②
- NG例文付き! 「主体性」のエピソードで確認したい3つのこと
- 行動のきっかけが誰かからの「指示」や「依頼」でないか
- 課題に気付いただけで終わっていないか
- 独りよがりになっていないか
- よくある「主体性」への疑問にアドバイザーが回答!
- 部長やリーダーの経験や大きな成果がなくても主体性をアピールして良い?
- 失敗してしまったが「主体性を発揮した経験」として話しても良い?
- 主体性をアピールしすぎると「協調性がない」と思われそうで不安……
- 大事なのは「どんな主体性」を発揮したか! 経験の内容を意識して自己PRしよう
主体性の自己PRには「自らで最後までやり遂げた」事実が大事!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活生

就活生
役職はなかったけれど、自分なりに主体的に動いたつもりです。強みにできますか。
主体性をアピールしたい人のなかには、リーダーを務めた人もいれば、課題解決をした人もいるでしょう。しかし、それだけでは、「主体性」とは評価されません。
主体性といっても、発揮の仕方は人それぞれ。だからこそ、自分の主体性のタイプを理解することで、あなたなりの強みがきちんと伝わるアピール方法が見えてくるのです。
この記事では、あなたの持つ主体性がどのタイプに当てはまるかを明らかにし、企業から評価される自己PRにするためのステップを見ていきましょう。
自己PRについては以下の記事でも解説しています。
面接官の心を掴む自己PRの3つの伝え方|例文や注意点も解説
自己PRの意味は自分を売り込むこと|強みが見つかる4つの分析方法
自己PRと長所の違いは何? 例文から面接官に刺さる使い分けを解説
アドバイザー87人に聞いた! 主体性の自己PRは評価される?

就活生
そもそも主体性の自己PRは評価されるのだろうか……。
そんな不安を抱える人に向けて、キャリアパーク就職エージェントのアドバイザー87名に独自で調査した質問のなかから、「主体性」に関する本音を紹介します。
企業が「主体性」をどう見ているのかを理解し、自分の強みをアピールするヒントにしてください。
| 【自己PRに関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2025年12月10日~17日 ・調査元:「キャリアパーク就職エージェント」を運営するキャリアパーク就職エージェント編集部 ・調査対象者:「キャリアパーク就職エージェント」のキャリアアドバイザー87人 |
企業から評価されやすい強みの一つ
アドバイザーに「企業から評価されやすい強み」を尋ねたところ、下記のグラフのような回答結果となりました。

調査では、90%以上の人が「自ら動き出して状況を変える力」が評価されやすいと述べています。自ら行動できる点は、まさに「主体性」と言えるでしょう。
実際には、アドバイザーから以下のような声がありました。
言われたことをやるだけでなく、主体的に結果を求める姿勢が新卒らしく感じます!
自分で考えて行動に移せる人は、重宝されやすいです。
企業は新卒社員に対し、「まずは自ら行動を起こせる」ことを求めていることがわかります。たとえあなたの行動が小さな改善であっても、自発的な一歩こそがまさに主体性の表れです。
「主体性がない」学生は評価されづらい
一方で、「避けたほうが良い弱み」についても聞いてみました。

アドバイザーのうちの38%が「主体性がない」という弱みを避けるべきと回答。これは全体で2番目に多い意見です。
なんでも指示しないと、動いてくれなさそうなイメージを持ってしまいます。
アドバイザーのコメントを詳しく見ると、主体性がない学生に対して企業が抱きがちなのが「指示がないと動いてくれない」というイメージでした。受け身で消極的なイメージを持たれないようにするためにも、「主体性」を正しく伝えることは、企業への強力なアピールになるのです。
キャリアアドバイザーが読み解く!主体性をアピールする学生への本音
論理的思考力がともなっている主体性のアピールは高評価!
正直、「またか」と思うほど主体性をアピールする学生は多いです。しかし、だからといってそれだけでマイナスになることはありません。
良いと感じる主体性は、論理的思考力がともなっているものです。「こう動くことでこうなるから、今はこう動くべきだ」と考えたうえで、周りを巻き込んで動ける人は評価できますね。
一方で、物足りないと思うのは、とりあえずやってみようという「ただの行動力」だけになってしまっている主体性です。「なぜ、どのように主体性を発揮したか」まで答えられていると企業に好印象を残せますよ。
主体性とは? 似た言葉との違いも解説!
主体性を自己PRする際にありがちなのが、「主体性」という言葉の意味をきちんと理解しないまま、主体性のアピールをしてしまうこと。まず始めに、「主体性」の意味を確認しましょう。
- 何をすべきかを自分で考え、自ら判断し、責任を持って成し遂げること
「指示を待っている状態」や「やる気があるだけの状態」は主体性とは言えません。つまり、主体性がある人は、自発的に目的を見つけ、「自分でやる」と決め、最後までやり抜くという一連の流れができる人なのです。
また、「主体性」と似た言葉はたくさんありますが、それぞれの違いを理解していないと、企業から「それは主体性ではなく、単なる『積極性』や『自主性』ではないか?」と評価を下げられてしまうリスクがあります。
逆に言えば、違いを正しく理解することで、あなたの行動がいかに価値あるものかを正確に伝えることができるのです。ここで、混同しやすい4つの言葉との違いも整理しておきましょう。
「主体性」と似た単語
| 似た単語 | 意味 | 「主体性」との違い |
|---|---|---|
| 積極性 | 意欲的に物事に取り組み、自発的に発言・参加する姿勢や態度 | 「態度」や「参加意欲」を示す。課題設定や結果に対する責任までは含まない |
| 自主性 | 他者からの指示を待たず、自分で決めたことや与えられた役割を果たす能力 | 与えられた課題の範囲内」での自発的な行動。目標設定は他者や組織から与えられていることが多い |
| 行動力 | 計画やアイデアを、速やかに実行に移す能力 | 「実行・スピード」に焦点を当てる。行動前の「課題設定や思考」が含まれていないことが多い |
| リーダーシップ | 目標達成のために、チームや組織全体を導き、成果を出させる影響力 | 「他者への影響力」と「組織的な目標達成」に焦点を当てる。個人完結の主体性とは異なり、集団を動かす力 |
あなたの強みを「主体性」にするポイントは、行動力に「なぜそれをやるか」という独自の視点を加えることです。これにより企業は「この学生は、自ら考えて価値を生み出せる人だ」と感じてくれるでしょう。
実際「主体性について話そうとしていて、実は積極性について話していた」というように、言葉の定義ができていないことが理由で「落ちる」ことはほぼありません。
しかし、ここが曖昧になっていると企業側が混乱したり、「結局何をアピールしたいの?」と疑問に感じたりしてしまうことも事実。意味を押さえておくに越したことはないのです。
これらの表のなかにある「主体性と似た意味を持つ単語」の自己PR方法については、以下の記事で解説しています。
「例文18選! 自己PRで「積極性」を上手に伝える秘訣」
「自己PRで面接官が評価する行動力の伝え方|OK・NG例文あり」
「リーダーシップの自己PRを差別化する方法|業界・題材別例文付き」
あなたの強みはどれ?「主体性」の4つの発揮タイプ

就活生
全国大会優勝という目標に対し、メニューを考案し練習を重ねました。

就活生
アルバイトで締め作業が非効率だったので、改善案を出しました。
一口に「主体性」といっても、その発揮の仕方は人それぞれです。
大切なのは、「自分はどの方向にエンジンがかかりやすい人間か」を知ること。それがわかれば、自己PRの説得力を高めることができます。
まずは、以下の4つのタイプから自分に最も近いものを探してみましょう。
自分のタイプをすぐに知りたい人は、「3ステップで完成! 主体性の自己PRの作り方」の「ステップ②フローチャートで自分の「主体性」タイプを知る」で確認してください。
①課題発見・改善タイプ
- 特徴
「おかしい」「非効率だ」という違和感を見逃さず、自ら仕組みを改善する - 発揮された経験
・アルバイトの業務フロー改善
・部活動の練習メニュー見直し

就活生
この練習内容よりも、もっと効率的で効果的な練習があるのでは?
「ずっとこうしてきたから」。これだけで続いている伝統や非効率なことに対し「意味はあるのだろうか……」と疑問を抱いたことはありませんか。
ここで疑問を抱いて終わりにするのではなく、「もっと良くなる」と声を上げて仕組みを改善した人は、「課題発見・改善」タイプと言えます。
「当たり前」を疑う力は、入社後に業務の生産性を高めてくれる貴重な資質です。「マニュアルを1ページ書き足した」といった小さな改善も、立派な主体性と言えますよ。
自分の行動を「これくらい誰でもやるかな……」と過小評価せず、組織を良くしようとしたその一歩をアピールにつなげてください。
②目標完遂・自走タイプ
- 特徴
掲げた高い目標に対し、誰に言われなくても自ら学び、泥臭く行動し続ける - 発揮された経験
・資格試験への挑戦
・営業インターンでの個人目標達成
・独学でのスキル習得

就活生
将来の目標のために、今の自分に足りないものを埋めたい!
普段から高い目標を持ち、自ら高いハードルを設定し、ストイックに突き進めていることはありませんか。
誰かに背中を押されるのでなく、自らでエンジンをかけ、目標達成に必要なスキルを獲得しに行ける人は「目標完遂・自走」タイプと言えます。
企業が期待しているのは、「自ら足りないものを探して埋めに行く姿勢」です。この経験は、入社後に正解のない課題に直面した際、自律できる証明になります。
「目標のために自分からエンジンをかけた時間」にこそ、あなたの本物の主体性が見えてくるのです。
③周囲巻き込み・推進タイプ
- 特徴
組織全体の状況を俯瞰し、他者の動機を汲み取りながら、周囲を動かして物事を進める - 発揮された経験
・イベントの企画運営戦
・サークルの代表
・学園祭の実行委員

就活生
皆の強みを活かし、高めあったほうが成果が出るはず!
活動のなかで周囲の行動や空気感を汲み取り、皆で同じ方向を向いて成果を出すにはどうすれば良いか、常に考えてはいませんか。
自分が先頭に立って引っ張るだけでなく、メンバーを俯瞰して見て、やる気に火をつけながら物事を前進させられる人は「周囲巻き込み・推進」タイプと言えます。
ビジネスはチームで進めることが多いもの。リーダーという「役職」が重要なのではありません。周囲を観察し、働きかける「ハブ」としての役割にこそ主体性が宿ります。
自分の力だけでなく、周囲の力を引き出して大きな成果を出そうとする姿勢は、入社後も必ずあなたの武器になりますよ。
④ゼロイチ・新規提案タイプ
- 特徴
既存の枠組みにとらわれず、新しいアイデアを形にし、ゼロから価値を生み出す - 発揮された経験
・新しいサークルの立ち上げ
・新規事業立案
・未踏のプロジェクトへの着手

就活生
なぜ誰もこれをやっていないんだろう……。
日常のなかで、まだ世の中にないものや、新しい仕組みの必要性を強く感じたことはありませんか。
リスクを恐れずに最初の一歩を踏み出し、ゼロを形にしていく熱量を持っている人は、「ゼロイチ・新規提案」タイプと言えます。
企業は常に、組織を発展させる新しいチャンスを求めています。このタイプを発揮できる人はまさに「新しい風」を吹かせられる存在として期待されるでしょう。
「新しい風」といっても、何も「前代未聞の事業」である必要はありません。ゼロから形にした小さな一歩が立派なアピールになります。
キャリアアドバイザーの体験談主体的に行動しただけのアピールは評価されない
行動力のアピールだけで結果や実績への言及が欠けがち!
よくある失敗は、「行動力だけのアピールになってしまうこと」です。
このような失敗には、それに紐づく結果や実績が欠けがち。こうなると、「その主体性は、入社後にも活かせるの?」と再現性があるのかを疑ってしまうため、企業には刺さりません。
「主体性を発揮して、どのような結果が出たのか」という実績ベースでの話を展開してほしいですね。
3ステップで完成! 主体性の自己PRの作り方
主体性にもいろいろなタイプがあることが理解できたところで、次は実践です。ここで自分のタイプを特定し、企業に評価される自己PRへと仕上げる手順を見ていきましょう。
ステップ①主体性を発揮したエピソードを振り返る
始めに、過去の経験から自らの手で「変えたい」「より良くしたい」と思ったことを振り返ってみましょう。
その際に、「行動」「動機」「感情」の3点を振り返るのがおすすめです。ここがはっきりさせられると、あなたの発揮した強みが本当に「主体性」なのかを確認することができます。
| 振り返りの軸 | 質問のヒント | 具体例 |
|---|---|---|
| 行動 | 何をしたのか? | マニュアルを自作し共有した |
| 動機 | なぜ、わざわざ動いた? | 後輩が困っているのを放っておけなかった |
| 感情 | どんな理想を目指した? | 誰でもスムーズに働ける組織にしたい |
動機が「指示されたから」だと、それは主体性ではなく「従順さ」になってしまいます。誰に言われずとも、自分がこうしたいと思ったということを探してください。
ステップ②フローチャートで自分の「主体性」タイプを知る
次に、フローチャートを用いて自分の「主体性」のタイプを明らかにしましょう。
タイプを特定するのは、自分の強みをどの角度から伝えれば、企業に高く評価されるかをはっきりさせるためです。自分のタイプとズレたアピールをしてしまうと、企業の求めるニーズと噛み合わず、あなたの強みが正しく伝わらないかもしれません。
「自分はこの主体性のタイプだ」とすぐに理解できる人はあまりいないはず。フローチャートの質問に答えることで、簡単に理解することができます。

それぞれのタイプの詳細について知りたい人は「あなたの強みはどれ?「主体性」の4つの発揮タイプ」をチェックしてみてくださいね。
ステップ③志望企業での活かし方を明確にする
最後に、志望企業でどのように主体性を活かすのかを明確にしましょう。
伝える際は、「主体性を活かして頑張ります」というだけでは物足りません。「具体的にどのような場面で主体性を発揮できるのか」を提示し、企業にあなたが活躍しているイメージを想像させましょう。
以下に、8大業界ごとに「求められる主体性」や「主体性の入社後の活かし方」の例をまとめました。具体的な活かし方が思いつかないという人は参考にしてください。
業界別「主体性の入社後の活かし方」例
| 業界 | 求められる主体性の例 |
|---|---|
| 金融 (銀行・証券・保険) |
顧客の潜在的な資金ニーズを先回りして察知し、信頼関係をベースに最適な解決策を自ら提案して形にする |
| メーカー (企画・営業・生産管理) |
現場の微細な非効率をいち早く見抜き、開発・製造・営業の壁を越えてプロセス改善を主導し、製品の競争力を高める |
| IT・通信 (エンジニア・営業) |
技術の変化を自発的にキャッチアップし続け、既存の枠組みに縛られない新サービスや業務効率化の仕組みをゼロから実装する |
| 不動産 (開発・仲介) |
土地の歴史や地域の特性を深掘りし、地権者や行政など多様な立場の人々の想いを汲み取りながら、地図に残る街づくりを完遂する |
| 広告・マスコミ (プランナー・営業) |
世の中のトレンドの変化を捉え、誰も見たことがない斬新な表現や仕組みを提案して、社会の空気感をアップデートする |
| 小売・サービス (店舗マネジメント・企画) |
現場での顧客の声を起点に店舗運営の課題を可視化し、スタッフのモチベーションを高めるための店舗改革を主導する |
| インフラ (鉄道・エネルギー) |
現場の安全・安定稼働を脅かすリスクを自ら予見し、未然に防ぐための新基準や仕組みを構築する |
| 人材・教育 (キャリアアドバイザー・企画) |
個人のキャリアや教育の課題を分析し、既存の支援の枠を超えて、一人ひとりの人生にポジティブな変化をもたらす挑戦を自ら仕掛ける |
職種別「主体性の入社後の活かし方」例
| 職種 | 求められる主体性の例 |
|---|---|
| 営業職 | 顧客のまだ気付いていない悩みを先回りして察知し、最適な解決策を提案して、新たな契約や信頼を勝ち取る |
| 企画・マーケティング職 | 市場やデータの変化を読み解き、「世の中は何を求めているか」という仮説を自ら立て、前例のない新商品やプロモーションを形にする |
| 事務・経理職 | ルーティンワークのなかにある無駄を見付け、自分から新しいフォーマットの作成やシステム化を提案し、組織全体のスピードを上げる |
| 人事・総務職 | 社員の潜在的な不満をキャッチし、より良い職場環境や研修制度を自発的に企画・運営して、組織の活力を高める |
| エンジニア | 指示された機能を実装するだけでなく、ユーザーにとってより使いやすく、保守しやすい設計を自ら提案し、プロジェクトの質を向上させる |
| クリエイター | クライアントの要望をただ形にするのではなく、「ブランドの価値を高めるには」という独自の視点を持って、プラスアルファの価値を提案する |
| 販売・サービス職 | マニュアル通りの接客にとどまらず、顧客の表情や会話から本当に求めているものを察し、感動を与えるおもてなしを実行する |
| 公務員・団体職員 | 地域の声に耳を傾け、従来の枠組みにとらわれない新しい行政サービスや支援の形を自ら立案し、住民の生活の質を高める |
| 品質管理・生産技術職 | 不良品が出た後で対処するのではなく、「なぜミスが起きるのか」という根本原因を自ら突き止め、新しい製造ラインやチェック体制を構築する |
| コンサルタント職 | 依頼された分析をおこなうだけでなく、クライアントも気付いていない「真の経営課題」を見つけ出し、解決策を自ら提案し続ける |
「主体性」という言葉は同じでも、業界によってプラスに働く行動とリスクになる行動が異なります。
志望先のビジネスモデルや大切にしている価値観を想像しながら、「どんな場面で、誰のためにこの力を発揮するか」まで突き詰めてください。その一工夫が、企業に「うちの仕事をよく理解している」と思わせる決め手になります。
キャリアアドバイザーが読み解く!主体性がある人は企業にとって欠かせない存在
どの業界でも「主体性」がある人物の評価は高い!
基本的に主体性はどの業界・職種でも評価されます。
たとえば営業職であれば、「新規で顧客を獲得する場面」で活かせるでしょう。顧客に対し積極的アプローチをしたり、新しい層を切り開いていったりと、主体的な行動が成果につながりやすいです。
また、IT系のエンジニア職などでも評価されます。IT業界は変化が激しく、常にアップデートが必要です。そこで、主体的に情報を集める、技術をキャッチアップできる、という人材は、企業の成長にとって欠かせない存在になると思いますね。
キャリアアドバイザーが読み解く!主体性のアピールには周りを動かした経験を思い返して
周りに「影響力」を与えられているかが大切!
主体性のアピールでもっとも大切なのは周りに「影響力」を与えられているかだと思います。
人によっては「主体性」と聞くと、自分勝手な印象を抱いてしまうかもしれません。しかし、あなたの主体性に他者が絡むことによって、その主体性が独りよがりなものではないことの証明になります。
主体性を発揮したエピソードに対して、「周りを巻き込めた」「良い方向に持っていけた」などという点を深掘りしてください。そして、周りにあなたが与えた影響まで考えられると、その主体性は、再現性のある立派な強みだと思ってもらえますよ。
業界研究には、ノートの活用がおすすめです。業界研究ノートの作り方については、以下の記事で解説しています。
「周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説」
また、職種の種類が気になる人は、以下の記事も参考にしてください。
「文理別の職種の種類一覧|選び方や向いている人の特徴までを解説」
「主体性」の自己PRを形にするならAIツールを活用しよう!
主体性の自己PRを「選考で伝えられる段階までに仕上げたい!」と考える人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのがこの「自己PR作成ツール」です。あなたの長所に沿って、AIが自己PRを形にしてくれます。

うまく文章が組み立てられないときや、自己PR作成に時間をかけられないときに使用してみてくださいね。
主体性のタイプ別! 企業に刺さる自己PR例文8選
一口に「主体性」と言っても、タイプによって自己PRの方向性が変わってくるものです。
今回は、どのタイプの人も参考にしやすいよう、4つの主体性のタイプ別で例文を紹介します。また、例文とあわせてアドバイザーがタイプ別の押し出したいポイントや、例文で挙げた主体性がどのような業界などで活きるかも解説。
例文のどこが参考にできるのか、どのような職種でその経験が活きるのかといった点に注目しながら、企業に刺さる自己PRがどのようなものか学びましょう。
課題発見・改善タイプ①
【例文】課題発見・改善タイプ①
私の強みは、現場の非効率を特定し、自ら仕組みをアップデートできる主体性です。
個別指導塾の事務アルバイトで、講師が授業報告書を作成し、過去の指導記録を探す際に10分以上のロスが発生していることに気付きました。定例化されていた慣習に対し、私は「この10分を生徒との対話に充てるべきだ」と考え、2つの改善をおこないました。
1つ目は、指導記録のデジタルデータベース化を提案・構築し、名前や日付で即座に検索できる仕組みを作ること。2つ目は講師全員が迷わず入力できるよう、簡潔な入力マニュアルを自作し共有することです。
その結果、報告書作成時間は3分に短縮され、校舎全体で年間約100時間の余剰時間を創出できました。
入社後も、現場の「当たり前」を疑い、常に最適なプロセスへと改善し続けることで、組織の生産性向上に貢献したいと考えています。
単に「効率化」だけでなく、塾としての本来の価値を高めるべく行動を起こせている点が良いですね。
課題発見・改善タイプの人は、「気付きました」で終わらせず、この例文のように「デジタル化という具体的な解決策」と「マニュアル共有という周囲への配慮」という「行動」の面をアピールしましょう。
そうすることで、入社後も「この企業を良くするにはどのような行動をしたら良いのだろうという視点で主体的に働きかけてくれる」と期待される人材になれますよ。
課題発見・改善タイプ②
【例文】課題発見・改善タイプ②
私は、組織の状況を客観的に分析し、課題解決に向けて働きかける主体性があります。
100名が所属するサッカー部の主務として、「練習出席率の低下」という課題に取り組みました。分析の結果、原因は部員のやる気不足ではなく、紙の出欠表が練習場所まで行かないと記入できず、急な遅延や体調不良を共有しにくいという「仕組みの不備」にあると特定しました。
そこで私は、部員が活動しやすい環境を作ることを優先し、スマホから10秒で入力・確認できるオンライン出欠管理システムの導入と、欠席理由を可視化することで、メンバーの悩みや不調に幹部が早期に気付けるフォロー体制を構築しました。
導入後1ヶ月で出席率は90%以上に改善し、チーム内のコミュニケーション量も格段に増加しました。この「現状を打破し、実効性のある策を講じる力」を、入社後の事業改善においても発揮したいと考えています。
出席率の低下を精神論で片付けず、「仕組みの問題」と客観的な分析ができています。ITツールを用いて、チームを管理した経験は、効率性や正確性を求める事務や品質管理などの職種で非常に高く評価されるでしょう。
思い込みを捨てて、事実に基づいた分析ができるのも課題発見・改善タイプの強みの一つ。この例文でも、「主体的な視点で思考できること」「主体的に行動できること」の2軸で主体性がアピールできています。
目標完遂・自走タイプ①
【例文】目標完遂・自走タイプ①
私の強みは、高い目標に対して自ら学習計画を立てられる主体性です。
大学2年時、将来の選択肢を広げたいと考え、未経験から3ヶ月でWebサイト制作を完遂する目標を立てました。周囲に詳しい人がいない環境でしたが、私は「環境を言い訳にせず、自ら学び取る力を証明したい」と考えました。
そこで、毎日3時間の学習時間を固定し、オンライン教材と専門書籍を併用してインプットの質を高めました。
結果として、期間内に自身のポートフォリオサイトを完成させることができました。入社後も、未知の領域に対しても自発的に知識を吸収し、最短距離で成果につなげる「自律したプロフェッショナル」として貢献します。
Webサイト制作のような専門技術の習得は、独学だと挫折しやすいもの。自らインプットの形を確立してやり抜いた経験は、常に新しい知識が求められるエンジニア職や、コンサルティング職などで評価されます。
目標完遂・自走タイプの人は、「頑張りました」と伝えるのではなく、この例文のように目標を立てた動機と、入社後の再現性をセットでアピールしましょう。
企業も「この人なら、新しい業務を任せても自分でやり方を見つけ、完遂してくれるな」という安心感を抱くことでしょう。
目標完遂・自走タイプ②
【例文】目標完遂・自走タイプ②
私は、掲げた目標を達成するために今自分に何が足りないかを分析し、自ら動いて壁を突破できる主体性を持っています。
長期インターンの法人営業で、「月間アポイント獲得数10件」という目標を自らに課しました。当初は3件に留まりましたが、私は「現状のままでは目標達成できない」と判断し、自発的に2つの改善をおこないました。
1つ目は、成績上位の社員の商談を許可を得て全て録音し、100回以上聞き返して、断られた際の切り返しパターンを分析すること。2つ目は、ターゲット企業の業界動向を毎朝1時間かけて調査し、手の経営課題に踏み込んだ仮説を添えて連絡するようにしたことです。
この結果、翌月には目標を大幅に上回る15件のアポイントを獲得できました。この「目標に対する執着心」を活かし、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。
厳しい環境下で、打開策を自ら考え、行動量を増やして結果を覆した経験は、不動産や証券などの実力主義の業界や、高い成果が求められるコンサル職などでアピールできます。
この例文のように、思考のプロセスと泥臭い行動量をセットで示せれば、目標完遂・自走タイプならではの強みが説得力を持って伝わるはずです。
冷静な分析に基づいた「目標への執着心」を伝えることで、企業側は「この人なら、厳しい環境下でも自らエンジンを回し、数字を出してくれる」と感じてもらえるでしょう。
周囲巻き込み・推進タイプ①
【例文】周囲巻き込み・推進タイプ①
私の強みは、組織全体の状況を俯瞰し、他者の動機の源泉に働きかけることで周囲を巻き込める主体性です。
100名が所属するテニスサークルの幹部として、イベント参加率が5割まで低下している課題に取り組んだ際、「メンバーが何を求めて所属しているのか、本音を知る必要がある」と考え、全メンバーに個別で声をかけました。
「上達したい層」と「交流を楽しみたい層」のニーズが乖離していることを特定し、練習メニューを習熟度別に二部制にする改革を提案しました。
反対意見を持つ幹部に対しては、数値を元に将来のサークル存続の危機を共有し、何度も対話を重ねて協力を取り付けました。
この結果、個々の満足度が向上し、次回のイベント参加率は過去最高の9割を達成しました。入社後も、多様な利害関係者の間に立ち、共通のゴールに向けて組織を動かすハブとして貢献します。
サークルのような団体は強制力がないため、温度差が生まれやすい環境です。
そんななか、メンバーの本音を理解し、利害を調整した経験は、多くの人を束ねるメガベンチャーや広告代理店、小売・外食業界の店舗マネジメントなどで高く評価されます。
周囲巻き込み・推進タイプの人は、この例文のように、反対派をも納得させる論理的な根拠と粘り強く対話を重ねたことをセットでアピールしましょう。
そうすることで、企業側は「価値観の異なるなかでも中心人物となり、共通のゴールへ向かって着実にチームを動かしてくれる」と感じてくれるはずです。
周囲巻き込み・推進タイプ②
【例文】周囲巻き込み・推進タイプ②
私は、周囲の状況を客観視し、組織の壁を超えて協力を引き出すことで物事を進められる主体性を持っています。
学園祭実行委員会の広報責任者として、例年課題だった「広報と企画の連携不足による情報発信の遅れ」の解消に挑みました。私は「セクションごとの最適化ではなく、学園祭全体の成功を第一に考えるべき」と思い、自ら他部署との架け橋となりました。
全5部署のリーダーが集まる週次定例会を新設し、各部署の進捗状況をリアルタイムで可視化する共有シートを導入しました。
広報側から一方的に素材を催促するのではなく、企画側の準備負担を減らすための写真素材の簡易提供フォームを作成し、協力を得やすい環境を整えました。
その結果、例年より2週間早く主要な広報を開始でき、来場者数は前年比120%を記録しました。入社後も、チームの枠を越えた連携を主導し、組織全体のパフォーマンスを最大化させます。
この学生の、「全体最適」の視点を持って他部署との架け橋となり、仕組みで協力を引き出した経験は、多くの部署と連携する総合商社やデベロッパー、メーカーの企画開発などで活きてきます。
周囲を巻き込めるこのタイプは、相手の負担を減らす配慮や、組織全体の生産性を高める仕組み作りをした経験がアピールしやすいです。
組織の課題を拾いに行く姿勢を伝えることで、企業側は「部門を越えた連携を主導し、組織全体のパフォーマンスを最大化してくれる」と期待を抱いてくれることでしょう。
ゼロイチ・新規提案タイプ①
【例文】ゼロイチ・新規提案タイプ①
私の強みは、既存の枠組みにとらわれず、主体性を発揮してゼロから新しい価値を形にできることです。
大学の地域活性化ゼミにおいて、学生が地域住民と交流する機会が少ないという現状に課題を感じました。私は「授業を待つのではなく、自ら交流の場を作るべきだ」と考え、学生と地域農家をつなぐ収穫体験コミュニティを立ち上げました。
前例がないなか、一人で10件の農家を直接訪問し、学生を招き入れるメリットを粘り強く伝え、3軒の協力を取り付けました。
活動を継続させるため、参加費の一部を農園の整備費に充てる「循環型モデル」を提案し、双方がwin-winになる仕組みを構築しました。
結果として、半年で50名の学生が参加する団体へと成長し、現在も活動が継続しています。入社後も、変化を恐れず新しいチャンスを見つけ出し、事業の開拓に貢献したいと考えています。
自らリスクを取って10件の農家に飛び込んだ行動力は、自律型人材としての最高のアピールになります。
新規事業開発や未開拓エリアを攻める営業職、また地域の課題を形にする地方銀行や自治体などの仕事で活かせそうな主体性です。
ゼロイチ・新規提案タイプの人は、経験のなかから、反対や困難を突破した具体的な行動と継続させるための仕組みを深掘りしましょう。
企業は「前例のない課題に対しても自ら足を動かし、利益を生んでくれる」と、組織の未来を託せる存在として迎えてくれるはずです。
ゼロイチ・新規提案タイプ②
【例文】ゼロイチ・新規提案タイプ②
私は、現状を打破するために新しいアイデアを具体化し、実行に移せる主体性を持っています。
長期インターン先のWebメディアで、閲覧数が伸び悩んでいる現状を打破するため、当時前例のなかったSNSショート動画による流入施策を独力で提案しました。
成功イメージを持ってもらうため、独学で動画編集スキルを習得し、自らサンプル動画を作成して数値目標と共に社長にプレゼンをおこないました。
また、予算がないなかで、既存の社内リソースのみで運用できる撮影フローを構築し、ほかのインターン生も投稿を継続できる体制を整えました。
実行の結果、SNS経由の流入が3ヶ月で4倍に増加し、現在はメディアの主要な集客源となっています。
入社後も、既存のやり方に固執せず、新しい手法を自ら提案・実行することで、組織にブレイクスルーをもたらします。
提案して終わりにするのではなく、提案を形にするために必要な武器を自ら取りに行ったプロセスが、口先だけではない実行力を裏付けています。
これは、変化の激しいWeb・広告業界や、スピード感のあるベンチャー企業のマーケティング職などでアピールできる強みです。
この例文のように、提案を形にするためにスキルを高めた経験を棚卸しして、「既存のやり方に固執せず、自ら手足を動かして組織を良くした」実績につなげてみましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!さまざまな方向で主体性は活きる!
業種や業界によってどの主体性が活きるかも変わる
「主体性」と一口に言っても、方向性はさまざま。そのため、業種や業界によってどの主体性が活きるかも変わってきます。
たとえば、IT業界であれば、新しい知識や言語を自ら学んでいく、自己研鑽の姿勢としての主体性が活きます。
また、営業職であれば、リーダーシップやコミュニケーションをともなう主体性が強みになります。
さらに、表立って引っ張るだけでなく、人の良いところを見つけて押し上げる裏方向きの主体性もあり、これは航空会社や旅行関係などのホスピタリティが必要な現場で活かせるでしょう。
NG例文付き! 「主体性」のエピソードで確認したい3つのこと
主体性のエピソードを語るには、必ず押さえておくべき注意点も存在します。
伝え方を間違えると、企業から「自分勝手なのではないか」「当たり前のことなのではないか」と誤解され、評価を下げてしまうリスクがあるからです。
あなたの「主体性」と、ここで解説する3つのことを照らし合わせ、エピソードに不十分な点が無いか確認しましょう。
行動のきっかけが誰かからの「指示」や「依頼」でないか
部長から指示されたので、練習メニューの作成を担当しました。指示通りにメニューを作った結果、チームの技術が向上しました。
これは、指示を忠実にこなす「完遂力」とは言えそうですが、主体性のアピールとしては不十分です。
主体性とは「自分」が主体になって考え、行動を起こすことで発揮される能力です。そのため、行動の動機が「人から言われたから」だけでは、主体性のアピールとしては弱くなってしまいます。
しかし、たとえ行動のきっかけが「役割」だとしても、その枠のなかで「自分で考えて動いた経験」があれば主体性のアピールになります。その裏にあなたなりの「工夫」や「思い」がないか今一度確認してみてください。
課題に気付いただけで終わっていないか
カフェのアルバイトで、お客様の待ち時間が長いことに気付きました。回転率を上げる必要があると感じ、問題意識を持って働くようにしました。
意識を持つことは大切ですが、これでは「あなたなりの行動」が見えません。企業は「状況を変えるために、あなたが具体的に何をしたか」を知りたいのです。
課題に気が付くのは、主体性の第一歩。しかし自己PRとして語るなら、「課題解決のために自分なりに考え、行動する」というアクションが欠かせない要素になります。
たとえその結果が完璧な成功でなくても構いません。大事なのは、あなたが課題に感じたことに対し考え、行動した事実です。文中に具体的なプロセスが書かれているか、目を向けてみてください。
独りよがりになっていないか
IT企業のインターンで、周囲に相談せず一人で改善策を考え、自分のやり方に従うよう周りの人を動かしました。
「周囲を巻き込んだ」のではなく、「自分の意見を押し通した」という強引な印象に捉えられてしまいます。
ビジネスはチームプレーのため、独断で仕事を進める姿勢がある人は、組織の輪を乱す存在と思われかねません。
個人的な目標達成であれば一人で突き進んでも良いでしょう。しかし、チームで取り組むべき課題に対し組織の目的とずれていたり、周りを置き去りにした行動を取っていたりすると、「協調性がない」と判断されてしまいます。
自分勝手に感じられないためには、行動の目的を「組織」にしてみてください。「皆が課題に感じることへ提案し、周りの賛同を求めた」というように、どう巻き込んだかのプロセスを添えることで、あなたの主体性は信頼される強みに変わるでしょう。
よくある「主体性」への疑問にアドバイザーが回答!
主体性を自己PRにしたいと考えている人のなかには、役職が必要なのかどうかや、失敗したエピソードでも良いのかが気になる人もいるでしょう。
ここからは、主体性の自己PRでよくある質問について回答していきます。
部長やリーダーの経験や大きな成果がなくても主体性をアピールして良い?
A.役職がなくても、些細なことでも主体性をアピールして大丈夫です。
役職がない、些細な経験しかない、となると「主体性のアピールになるのか」と、不安になることでしょう。
たとえば「ロッカールームの清掃を自らおこなった」という小さな話でも全然アリです。ほかの人がやらないようなこと、気付かないようなところに目を向けて動いたエピソードは、人柄のアピールとしても非常に印象が良いです。
大事なのは、役職がなくても、主体性を発揮した過程をしっかり話すこと。そうすれば心配ありませんよ。
そもそも「自己PRすることがないかも」と感じている人は、以下の記事を参考にしてください。
「自己PRすることがない時の対処法|ESや履歴書への書き方もご紹介」
失敗してしまったが「主体性を発揮した経験」として話しても良い?
A.結果が「失敗」だったとしても、主体性の自己PRとして十分評価されます。
企業が主体性のエピソードで見ているのは、「なぜその行動を取ったのか」「壁にぶつかったときにどう考え、どう動いたか」というプロセスです。
たとえ目標に届かなかったとしても、現状に対して自ら課題を感じて動いた事実や、失敗から学んだこと、次への活かし方が明確であれば、それは立派な自律して動ける力の証明になります。
むしろ、失敗を糧に成長しようとする姿勢は、入社後に困難に直面した際の打たれ強さとして好意的に受け取られることも多いですよ。自信を持って、あなたの挑戦の過程を伝えてみましょう。
主体性をアピールしすぎると「協調性がない」と思われそうで不安……
A.主体性が「独りよがり」になっている場合は注意が必要です。
確かに、協調性がないと思われるリスクはあります。しかしそれは、あなたの主体性が「独りよがり」になっている場合です。
「自分一人でこれをやりました」と完結させてしまうと、「勝手に行動したのではないか」と感じられかねません。
あなたが行動した結果「周囲が良くなった」「周りの人がついてきてくれた」というエピソードをセットにし、他者の反応や結果を盛り込むことで、自慢ではなく正当なアピールとして伝わりますよ。
大事なのは「どんな主体性」を発揮したか! 経験の内容を意識して自己PRしよう
「どんな主体性を発揮したか」を明確にするのは、企業にあなたの活躍イメージを具体的に伝えるために不可欠なことです。
単純に「自発的に動いた」という事実で終わらせず、それが改善だったのか、巻き込みだったのかといったタイプを意識して構成すると、あなたらしい主体性のアピールにつながります。
あなたにしか語れないエピソードの深掘りが、自己PRに説得力を生むものです。この記事のステップを活用し、自信を持って自分の「主体性」を言語化しましょう。
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サークルでリーダーをしていたので、主体性には自信があります!