目次
- 「外資系はやめとけ」の理由を知って適職か判断しよう
- 「外資系はやめとけ」と言われる8つの理由
- ①新卒から即戦力として成果を求められる場合がある
- ②給料が安定しにくい
- ③激務になる場合が多い
- ④成果が出ないことによるプレッシャーが大きい
- ⑤トップダウンの風潮が強い
- ⑥本国との時差に合わせた時間帯に働く場合もある
- ⑦日本支社の撤退の可能性がある
- ⑧英語力がなければ働きにくくなる可能性がある
- 外資系企業に向いている人・向いていない人の特徴
- 外資系企業が自分に向いているか判断する3ステップ
- ステップ①外資系企業でやりたいことを整理する
- ステップ②外資系企業でなければならないか検討する
- ステップ③入社後すぐに活躍できるスキルがあるか考える
- 「外資系はやめとけ」の理由を知り自分に当てはまるか見極めよう!
「外資系はやめとけ」の理由を知って適職か判断しよう
「外資系はやめとけ」という噂を聞くと、志望企業として考えて良いのか不安になりますよね。
しかし、その噂の裏には、日系企業との文化の違いや「向き・不向き」が大きく影響しているという実態があります。
この記事では、「やめとけ」と言われる具体的な理由を解説するとともに、あなたの適性を見極めるためのポイントを解説します。
自分が外資系に向いているのか正しく判断し、納得のいく就職活動を進めましょう。
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「外資系はやめとけ」と言われる8つの理由
「外資系はやめとけ」と周囲から言われるのは、日系企業と外資系企業では、働き方や評価の仕組み、社内の文化に大きな違いがあるからです。
事前にこのギャップを知っておかないと、入社後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔してしまうことになりかねません。
ここからは、なぜ外資系企業が「やめとけ」と言われてしまうのか、代表的な8つの理由を解説していきます。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます。
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①新卒から即戦力として成果を求められる場合がある
手厚い研修でゼロから育ててくれる日系企業に対し、外資系は新卒であっても一人のプロとして扱われます。
受け身で指示を待つのではなく、自分で考えて動くスタンスが欠かせません。
- 研修制度が整っておらずマニュアルを読むだけで翌日から実践に入る
- 上司からの指示を待つのではなく自分で課題や仕事を見つけて動き出す
丁寧な教育体制を期待していると、放置されているように感じて挫折してしまうリスクがあります。
②給料が安定しにくい
外資系では「成果報酬型(インセンティブ制)」を採用する企業が多く見られます。
自分の実績がストレートに給料へ反映されるため、若くして高収入を狙える反面、成果が出なければ収入が下がるリスクと隣り合わせです。
目標を達成した月は大幅に稼げても、未達成が続くと基本給のみになり、年収が大きく変動することも珍しくありません。
毎月決まった給料で生活を安定させたい人には、大きな負担となってしまいます。
実際に成果が出ず給料が下がった際にメンタルや生活を維持できなくなる人も多いため、「高年収」という魅力だけで選ぶのは非常に危険です。
あなたの価値観が「変動のある高収入」と「一定の安定収入」のどちらを求めているのか、事前に見極めておきましょう。
③激務になる場合が多い
目標達成を何よりも優先する文化があるため、各自が結果を追い求めるうちに勤務時間が長くなりやすい傾向があります。
特にプロジェクトの繁忙期などは、残業や休日対応が増えてハードワークになりがちです。
「定時で上がってプライベートを充実させたい」という価値観を第一に置く人にとっては、適応しづらい環境と言えます。
外資系での激務は、企業からの強制というより「成果を出すために自ら働いてしまう」ケースも。
タイムマネジメントを徹底し「短時間で結果を出してすぐ帰る」という働き方を自分で確立できるかどうかが、ワークライフバランスをかなえるカギです。
④成果が出ないことによるプレッシャーが大きい
過程や努力よりも「目標数字を達成したか」という結果で評価されるため、精神的なプレッシャーは必然的に高くなります。
目標に届かなかったときは、原因と対策をロジカルに説明する姿勢が求められることも。
なお、「明日から来なくて良い」と突然クビになることは日本の法律上ありませんが、プレッシャーに耐えかねて自ら退職を選んでしまうケースは存在します。
成果が出ないと居心地の悪さを感じて悩む若手社員は多いです。
しかし、この厳しい環境を乗り越えた経験はどこでも通用する強い武器になります。
プレッシャーを成長の糧に変えられる強さを持てるかが、外資系で活躍し続けるためのポイントです。
⑤トップダウンの風潮が強い
外資系企業では、日本支社でどんなに良い企画を立てても、海外にある本社の意向一つで一瞬にして白紙になることがあります。
企業全体の経営判断において、上層部(本社)からの指示が絶対とされるためです。
何カ月もかけて準備してきたプロジェクトが突然中止になるなど、本国の方針転換に振り回されてストレスを感じる場面は少なくありません。
現場の努力が本国の一言で覆る理不尽さに悔しい思いをする人は多いです。
ただ、決定には素直に従いつつ、決められた枠組みのなかで要領よく立ち回る柔軟性があれば乗り越えられます。
自分のこだわりに執着せず、変化を軽やかに受け入れられるかが大切ですよ。
⑥本国との時差に合わせた時間帯に働く場合もある
アメリカやヨーロッパなどに本社がある場合、日本との間に大きな時差が生じます。
その影響で、日本時間の早朝や深夜に本部とのオンライン会議が入ることも日常茶飯事です。
日中は日本の顧客対応をおこない、夜間や早朝に本国とやり取りをする生活が続くと、生活リズムが崩れて体調を管理できなくなってしまいかねません。
時差対応は大変ですが、慣れている人は「早朝会議を終えたら午後は早く上がれる」といった柔軟な働き方に変えています。
自身の生活スタイルを自分でコントロールできる自己管理能力さえあれば、かえって時間を有効活用するチャンスに変わりますよ。
⑦日本支社の撤退の可能性がある
外資系企業は、事業の撤退や継続に関する意思決定が非常にスピーディーです。日本市場での収益が見込めないと判断されれば、支社の閉鎖が素早く進められます。
個人としてどれだけ優秀な成績を残していても、企業全体の判断で日本撤退が決まれば職場自体がなくなってしまうことも。
自分の力ではどうにもできないリスクが存在する点は、事前に理解しておきましょう。
撤退リスクに不安を感じるかもしれませんが、外資系で働く人の多くは「会社に頼る」のではなく自分のスキルでキャリアを切り拓くという感覚を持っています。
万が一のときでも他社で通用する実力を身に付け、「どこでも活躍できる自分になりたい」という人にはとても刺激的で成長できる環境ですよ。
⑧英語力がなければ働きにくくなる可能性がある
外資系だからといって全員が日常的に英語を話しているわけではありません。
例えばAppleのような企業でも、国内営業など部署によっては業務の9割以上を日本語でおこなっています。
しかし、業務上で避けて通れないのが「読み書き」の英語力です。
- 本国メンバーとのメールやチャットでのやり取り
- 英文レジュメ(職務経歴書)の作成
- 英語マニュアルや資料の読み込み
こうした業務に対応するため、TOEIC750点〜800点程度(英検準1級レベル)を目安に取得しておくと安心です。
その場ですぐ答えるスピーキングに比べるとハードルは低く、1〜2年集中して勉強すれば十分に到達できるレベルと言えます。
「喋れないから無理」とあきらめる学生が多いですが、それは勘違いです。
現場で一番使われるのは「チャットなどで正確な文章を書く力」。
まずはTOEIC750点を目標に学習を進め、読み書きの正確性をアピールできれば、選考でも大きな評価につながりますよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!外資系はどの程度厳しい?
実力主義・スピード感についてはかなりシビア
日系企業とは風土がまったく違い、特に実力主義やスピード感が段違いです。
新卒などで「未経験から学んでいこう」という姿勢だとギャップが大きいですね。手厚いサポートを求めるマインドでは厳しいと思います。
成長を望んでいる人や、「結果を出せなかったら切られる」くらいのシビアな環境に身を置いてやり切りたい人、過酷な環境のほうが燃えるという人は向いています。
「できなくて怒られる」は少ない
一方で、仕事のスピード感に対して毎日めちゃくちゃ怒られたり詰められたりする環境ではありません。
できなかったら叱られる、ではなくどちらかというと「できないなら放置」というドライさです。
そこが働きやすいと感じる一面でもあり、自走できない人にとっては最も厳しい面でもありますね。
あなたが受けないほうがいい職業は?
3分でできる適職診断で確認してみよう
入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが「適職診断」です。40の質問に答えるだけで適性のある職業や受けないほうがいい職業を診断できます。
自分に適性のある職業を早めに知って、就活を成功させましょう。
外資系企業に向いている人・向いていない人の特徴
外資系企業で活躍できるかどうかは、スキルや英語力以上に「個人の考え方や価値観」がマッチしているかにかかっています。
自分の性格がどちらの傾向に近いかを知るために、まずは向き・不向きの特徴を比較してみましょう。
・成果主義と割り切って行動できる
・自分から仕事や情報を取りに行ける
・トラブル時も「次にどう動くか」を即座に考えられる
・自分の成果をためらわず主張できる
・整った研修やマニュアルを求めてしまう
・上司からの指示を待つ癖がある
・周囲の目や評価を過剰に気にしてしまう
・突然の方針変更や理不尽さにストレスを感じやすい
向いている人に共通するのは「圧倒的な主体性」です。
手厚い教育がなくても自ら行動し、成果をアピールしながら柔軟にトラブルに対応できる人なら、若手のうちからどんどん活躍の場を広げられます。
一方、手厚いサポートや安定感を重視する人は苦戦しがちです。
指示がないと動けないスタンスだと放置されたように感じやすく、結果重視のプレッシャーに疲れ切ってしまうリスクがあります。
外資系に向いている人の特徴はこちらの記事でも詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
外資系に向いている人の8つの特徴|3ステップで適性を見極めよう!
キャリアアドバイザーの体験談外資系に向いているのはどんな学生?
ポジティブさ×行動力が肝心!
ポジティブで学ぶことが好きな学生は向いていると思いますね。
実際にこれまで支援した学生のなかで外資系企業のIBMから内定をもらった人は、以下のようなエピソードを持っていました。
【外資系に合格した学生のエピソード】
IT志望。プログラミングの勉強や自力での開発のほか、国内だけの技術にとどまらず海外留学に行き、ワーキングホリデーのような形で現地のIT企業で実務経験を積んだ。国内・海外の違いやフローをキャッチアップした上でアプリ制作などもおこなっていた。
この学生は、自分に足りないものを考えた結果過酷な環境へ自ら飛び込んでいける素質を持っていました。
言葉もわからない海外で開発に携わるような状況をむしろ楽しんでいましたね。
外資系企業が自分に向いているか判断する3ステップ
外資系企業が自分に合っているのかわからないときは、いきなり応募するのではなく、一度立ち止まって自分の気持ちやスキルを整理してみるのがおすすめです。
あらかじめ自分自身を見つめ直すことで、入社後のミスマッチを未然に防ぐことができますよ。
ここからは、外資系企業が本当にあなたの適性に合っているのかを見極めるための方法を3ステップで解説していきます。
ステップ①外資系企業でやりたいことを整理する
まずは「なぜ外資系に行きたいのか」「入社してどのような仕事や働き方を実現したいのか」という目的を具体的にノートなどに書き出してみましょう。
- 若いうちから年収1,000万円を目指して成果を出したい
- 国籍豊かなメンバーと一緒にグローバルなプロジェクトを動かしたい
- 年功序列ではなく個人の実力だけで評価されたい
「格好良いから」「給料が高そうだから」といった漠然としたイメージだけで終わらせず、自分のかなえたいキャリア像を具体化させていく作業が大切です。
「何のために働くのか」という目的が明確であれば、企業選びで迷ったり、入社後に大変なことがあっても壁を乗り越えやすくなります。
やりたいこと(キャリアビジョン・キャリアプラン)の考え方や例はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
例文11選付き|キャリアプランが思いつかないときの5つの対処法
キャリアビジョンの例文15選|作り方・作成ポイント・注意点も解説
ステップ②外資系企業でなければならないか検討する
やりたいことが見えてきたら、次は「それは本当に外資系でしかかなえられないことなのか」を考えてみましょう。
近年では、日系企業のなかにも完全実力主義の評価制度を取り入れたり、海外事業に力を入れて英語で仕事ができる環境を整えたりしているグローバルな企業が増えています。
自分の理想とする働き方やキャリア形成が日系大手やメガベンチャーでかなうのであれば、志望先を外資系に絞る必要はないかもしれません。
他業種と比較することで、外資系に対する本気度を再確認できますよ。
仕事に対する価値観の見つけ方はこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
「仕事に対する価値観」の3つの見つけ方|面接での回答方法と例文
ステップ③入社後すぐに活躍できるスキルがあるか考える
外資系企業は新卒であっても即戦力に近い自立した動きを求められるため、自分に「今持っている武器」があるかを冷静に分析しましょう。
- 専門スキルや知識(プログラミング、マーケティング、財務の知識など)
- 実用的な英語力(英文でのメール作成やチャットでの意思疎通など)
- ポータブルスキル(自ら課題を発見して行動する力、ロジカルシンキングなど)
もし現時点で目立ったスキルや実績がないと感じる場合は、入社までに何を勉強しておくべきかまでプランを立てておくことが重要です。
自分の強みと足りない部分を客観的に把握できていれば、入社後の活躍につながります。
自分の強みがわからない場合は、こちらの記事を参考に自己分析をおこなってみてくださいね。
長所と短所がわからない……必ず見つかる方法8選
「外資系はやめとけ」の理由を知り自分に当てはまるか見極めよう!
「外資系はやめとけ」という噂の裏には、日系企業との働き方や評価制度の違い、そして求められるスタンスのギャップが大きく存在します。
実力主義や厳しいプレッシャーに不安を感じるかもしれませんが、挑戦を成長の糧にできる人にとっては自分の価値を最大限に試せる最高の環境です。
周囲の声や漠然としたイメージに流されず、今回紹介した理由や適性を自分自身の価値観と照らし合わせてみてください。
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放置されたと感じて早期離職してしまう学生は一定数いるのが現実です。ただ、これは放置ではなく「自立したプロとして信頼されている」証拠でもあります。
指示を待たずに自ら動ける人なら、若手のうちから圧倒的な成長が期待できますよ。