海運業界の就活を成功させる秘訣は? 仕事内容から業界動向まで解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 海運業界の就活で業務内容の理解はマスト
  2. 海運業界とは
  3. 日本の貿易の99%以上を支える業界
  4. 2つの形態に分かれて物資輸送をする
  5. 輸送物資によって扱う船舶が違う
  6. 海運業界の具体的な職種についても押さえておこう
  7. 海上職
  8. 陸上職
  9. 海運業界で働く魅力
  10. 世界を舞台に働くグローバリズムを味わえる
  11. 莫大な資金が動くスケール感を感じられる
  12. 人々の生活に不可欠な物流に携る使命感を得られる
  13. 海運業界の就活を成功させる3つのコツ
  14. ①海運業界の動向を徹底的に把握する
  15. ②歴史や社風まで掘り下げた企業分析をする
  16. ③自分をどう活かせるのか明確にする
  17. 海運業界の現在の動向は?
  18. 全体で見ると売上は増加傾向にある
  19. 外航海運では大手3社が中心となっている
  20. 海運業界大手3社の違いとは?
  21. 日本郵船:陸海空の物流を支えるトップシェア
  22. 商船三井:海運に特化し「人の力」で躍進
  23. 川崎汽船:挑戦を続ける「進取の気性」が魅力
  24. 海運業界で求められるスキルや能力って?
  25. 広い視野で「3年先」まで見通す分析力
  26. 関係者をまとめて物事を推進するリーダーシップ
  27. 細かい部分まで手を抜かない責任感
  28. 詳細なやり取りもこなせるコミュニケーション力と英語力
  29. 海運業界の志望動機で盛り込むべき要素
  30. ①なぜ海運業界を志望するのか
  31. ②海運業界の中でもなぜその企業なのか
  32. ③その企業でどのように貢献したいか
  33. 海運業界の就活にはグローバルな視野を持って望もう

海運業界の就活で業務内容の理解はマスト

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活をする学生から

「そもそも海運業界のことがよくわからない」
「海運業界での就活の志望動機でのアピールポイントがわからない」

という声を聞きます。食品業界などと違って日頃身近に感じることの少ない海運業界は、理解するといってもどこから手をつけたらいいのかわかりにくいかもしれません。

そこで今回は、海運業界を目指すときに押さえておくべき仕事内容や業界動向、大手3社の特徴などを解説していきます。業界研究や志望動機の作成時にぜひ参考にしてみてくださいね。

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海運業界とは

まずは、海運業界の概要を確認していきましょう。

海運業界は貨物の海上輸送を担う業界ですが、BtoCの業界ではないので、普段の生活の中で直接的に目にすることは少ないですよね。

しかし、非常に規模が大きく、私たちの生活に大きな影響力を持つ業界です。押さえておきたい基本的なポイントごとに解説します。

日本の貿易の99%以上を支える業界

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就活生

えっ、99%ってすごいですね。もっと航空輸送や陸上輸送の割合も高いかと思いました。

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キャリアアドバイザー

一度に大量にモノを運べる海上輸送は輸送コストを抑えられるため、日本だけでなく海外の国々でも重要な輸送手段となっています。

海運業界とは、海を渡る物の輸送、つまり海上輸送を担っている業界です。

大まかに分類すると陸上輸送や航空輸送とともに物流業界の1つですが、日本海事広報協会のデータによると海上輸送はなんと日本における貿易量の99.6%を占めています。

日本は海に囲まれた島国であるうえに、食品をはじめ多くの物を輸入に頼っています。また、海外の自社工場に日本から部品を輸出したり、海外の自社工場で作った製品を輸入して日本で販売したりする企業も多く、海運業界はあらゆる部分で重要な役割を担っています

航空業界についてより詳しく知りたい人はこちらの記事も合わせて確認しましょう。

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2つの形態に分かれて物資輸送をする

海運業界における物資輸送の形態

海運業界は日本の貿易量の9割以上を占めると言いましたが、海外との貿易のみならず国内での物資輸送もおこなっています。

国内の海上輸送は「内航海運」、海外の海上輸送は「外航海運」と呼ばれるので、海運業界を目指すのであれば基本的な業界用語として覚えておきましょう。特に外航海運では、海外支社の社員や海外の顧客とメールや電話でやりとりすることが必要です

それに伴い海外支社への異動の機会があることも多いので、語学力を生かして仕事をしたい、グローバルな環境で活躍したいという人におすすめです。

留学経験を効果的にアピールする方法はこちらの記事で確認してください。

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輸送物資によって扱う船舶が違う

一口に海上輸送といっても、扱う物資によって船舶の種類が異なります。海運業界では基礎的な一般常識ですので、ある程度の船舶の種類は押さえておきましょう。

船舶の種類ごとの輸送物資の例
  • コンテナ船:日用品、電化製品
  • LNG船:液化天然ガス
  • バルク船:鉄鉱石、石炭
  • セメント専用船:セメント
  • オイルタンカー:石油

船は海運会社自身が保有しているものを使うこともあれば、外部から借りることもあります。また、自社保有の船が余っているときには他社に貸し出し、利益を得ることもあります。

なお、海上輸送では定期的に決められた航路で輸送をおこなう定期船と、そのときどきで不定期に輸送をおこなう不定期船があり、定期船はほとんどがコンテナ船です

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キャリアアドバイザーコメント

清水 沙也香

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高い英語力を持っていることが求められるケースが多い

特に文系の学生の場合、留学経験があるなど何かしら海外に関心がある学生が志望する傾向が強く、企業が英語力を求めるケースも見受けられます。外国語や国際関係の学部がある学校では多くの説明会が開催されているでしょう。海を越えて国と国の貿易を支える仕事、と考えるとその理由も納得できるのではないでしょうか。
選考の際はTOEICのスコアを提示する必要がある企業もあり、750点がボーダーと言われていることが多いです。

海運業界の志望理由は実体験ベースにすることで差をつけよう

なお、海運業界を志望する学生は、バックグラウンドや志望理由が類似しやすいために差別化することが必要です。多くの就活生は、「海外」「対企業」を軸に海運業界を選んでいます。

これまでの経験のなかで「海運」とは直接的なかかわりを持っていない学生が多いと思いますが、直接的なかかわりがなかったからこそなぜ海運業界に興味をもったかを実体験ベースで話せるようにしておくと、他の就活生との違いを伝えることができますよ。

海運業界の具体的な職種についても押さえておこう

海運業界の職種は「海上職」「陸上職」の2パターンに分かれます。 海運業界の主なビジネスは、ここまでに解説したように「顧客の物資を海上輸送する」ことと「余っている船舶を他の業者に貸し出す」というものです。

そのため、直接船に乗る仕事だけでなく、陸上でも多くの社員が海運業界の担い手として働いているのです。

海上職
  • 航海士
  • 機関士
  • 通信士
  • 船員
陸上職
  • 事務職
  • 技術職
  • 営業職

海上職

海上職とは、輸送船舶に乗って仕事をする職種です。具体的には航海士、機関士、通信士、船員といった仕事があります。

船に乗り込んで物資を送り届ける仕事なので、どうしても一般的な職業のように朝出勤して夜に帰宅するというわけにはいかず、勤務スタイルは不安定なケースが多いです。

一方で、勤務スタイルが不安定な点や資格が必要な点などから、一般的に陸上職よりも給与水準が高いという特徴もあります

航海士

航海士は船の操縦をする職種です。一般的には専門学校などで教育を受けて資格を取得する必要がありますが、海運会社によっては資格がない状態で入社してきた社員を自社養成することもあります。

航海士の仕事内容は、次のように分けられています。

  • 船長
    船の最高責任者。船の進路決定、出港・入港時の操縦指示・船員たちの統括をおこなう。
  • 一等航海士
    積荷の管理や積み下ろしの監督、船首からの着岸・離岸の指揮、船体の補修などをおこなう。
  • 二等航海士
    航海機器や海図の管理、整備を担当し、船長とともに航路を決める。着岸・離岸時には船尾から指示を出す。
  • 三等航海士
    救命設備や防火設備の整備・管理、記録や書類の管理を担当する。

機関士

機関士は、船内のエンジンやボイラー、発電機などの管理をします。機関士になるには資格が必要です。

商船の場合は機関長、一等機関士、二等機関士、三等機関士がいて、交代しながら24時間体制で各機器の点検・管理をおこなったり、船が港に停泊している間にも点検をおこなったりします。

機関士は機関長、一等機関士、二等機関士、三等機関士に分かれており、それぞれの仕事内容は、主に以下の通りです。

  • 機関長
    一〜三等機関士の統括をする。
  • 一等機関士
    主関機(エンジン)など、船が進むために必要な機能を担当する。
  • 二等機関士
    ボイラーや主発電機の管理、燃料搭載などを担当する。
  • 三等機関士
    ポンプ類や補助発電機の管理を担当する。

通信士

通信士は、無線電話などで陸との連絡をおこなう職種です。

通信士になるには資格が必要ですが、受験資格は特になく、専門の教育機関に通っていなくても大学在学中に試験を受けて資格を取得する人もいます。

ただし、現在は海事衛星通信(インマルサット)というものが導入されたことで、船長や航海士でも通信士の資格を持っていれば、陸との連絡が取れるようになりました。

よって、商船に乗り込む専任の通信士は減少傾向にあります。

船員

商船には、ここまで解説した職種以外の人も船員として乗り込みます。
船員は、主に甲板部・機関部・事務部とに分かれていますが、甲板部は航海士の、機関部は機関士の指示を受けて動くことが基本です。

それぞれの仕事内容は、次の通りです。

  • 甲板部
    航海士の指示を受けて、積荷を下ろしたり舵取りをしたり、停泊中の見張りをしたりする。その他、船体や甲板機器の整備の担当している。
  • 機関部
    機関士の指示を受けて、機器の整備・点検などをおこなう。
  • 事務部
    主に、乗組員の食事を作るコックのことを指す

陸上職

海上輸送に関わっているのは、船の乗組員だけではありません。陸上からは、事務職・技術職・営業職といった職種の人々が陸上職として海上輸送に携わっています

陸上職は海上職とは違い、朝出勤して夜帰宅するという一般的な会社員のスタイルをとります。また、専門的な資格も必要ないので、比較的目指しやすいと言えるでしょう。

ただし、入社後には貿易や関税に関する詳しい知識が必要になるため勉強が必要で、 就活の時点では必ずしも知識 を身につけておく必要性はありませんが、 場合によっては通関士の資格取得をすすめられることもあります。

事務職

事務職は、企業によってはチャータリング・オペレーション・運行管理などと呼ばれることもある職種で、具体的な仕事内容は次の通りです。

海運業界事務職の仕事内容
  • 顧客の貨物を運ぶ船の手配
  • ブローカーを通じて船主から船を借り、運賃交渉
  • 輸送に関する法規制などの確認
  • 燃料補給地や航海路、寄港地などを踏まえた運プランの策定
  • 運行状況の確認
  • 目的地の港湾代理店へ入港連絡

海運業界の事務職は船の運航に関する仕事をします。

社内関係者と情報をやりとりしたり、船主やブローカーとの交渉をおこなったりする必要もあるので、周りと円滑にコミュニケーションをとる力や、自分の仕事のみならず関係者の仕事まで広く考慮しながら動く力が必要です。

事務職の効果的な自己PRについてはこちらの記事で確認してください。

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技術職

技術職は、船の建造に関わる仕事をする職種です。

実際に船を作るのは造船会社ですので、海運会社の技術職は造船の計画に携わります。具体的には船の仕様や搭載する機器の種類を検討して造船会社に発注したり、造船会社が作った船の図案を確認したりする仕事です。

実際に船の建造が始まると、造船所に駐在して建造の進み具合などを監督するのですが、造船所は海外にあることも多いです。

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船が完成したら、船のパフォーマンスを確認したり、必要に応じてメンテナンスをする仕事も担当します。

造船業界については、こちらの記事で詳しく解説をしています。興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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営業職

営業職は、資源・エネルギー会社やメーカー企業などから新規契約を受けたり、既存顧客との契約更新をおこなったりします。

顧客とのやりとりの窓口になるので、単に営業をかけるだけではなく、顧客からニーズを聞き取って事務職のメンバーに伝え、最適な輸送プランを考えたり、輸送中の貨物の状況などを顧客に伝えたりする仕事もします。

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キャリアアドバイザー

会社に輸送の仕事を持って来る役割を担うので、会社に利益をもたらしている実感を得られるでしょう。契約の中には数十年単位、数億円単位のものもあるので、それだけ責任もやりがいも大きい職種です。

こちらの記事で自分が営業に向いているのかどうか確かめることができます。

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あなたが受けない方がいい職業を診断しよう

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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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海運業界で働く魅力

海運業界で働く魅力

続いて、海運業界で働く魅力を解説します。

海運業界は給与水準が高いので、待遇面で興味を惹かれる学生もいるでしょう。しかし海運業界の魅力はそれだけではありません。

これから海運業界の魅力を3つ解説していきますが、海運業界のどこに良さを感じるかは人それぞれです。OB・OG訪問やリクルーターとの面談など海運業界で働く人に話を聞く機会があるなら、ぜひその人が感じる魅力を聞いてみてくださいね。

OB・OG訪問の方法はこちらの記事で読んでください。

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世界を舞台に働くグローバリズムを味わえる

海運業界の魅力としてまずあげられるのが、「世界を舞台に働くグローバリズムを味わえる」ということです。

海上職に就けば貨物とともに海外と日本とを行き来することになりますし、乗組員の中に海外出身のメンバーがいることもあります。陸上職なら海外支社の社員や海外の取引先と、英語や中国語などで電話やメールのやり取りをすることになることも多いでしょう。

すべての仕事が日本国内で完結する業界・企業も多い中で、世界を相手に仕事ができるのは海運業界の大きな魅力ですね

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やりとりする相手との国民性の違いや時差などで苦労する場面もありますが、それを乗り越えるのもグローバルな環境で働く醍醐味と言えます。

莫大な資金が動くスケール感を感じられる

海上物流では、1つの案件で数十万ドルレベルの資金が動くことも珍しくありません。 もちろん、裏を返せばミスによって数十万ドルレベルの損失が出る可能性も。

それだけでなく、海運業界では多くの人、大きな船が動くので、非常にスケールの大きな仕事だと言えます。

たとえば貨物を積む船を外部から借りる際の傭船料は、タイミングによっては数千〜数万ドルもの差が出ることがあるので、常に情報を収集し、マーケットの動きを掴むことが必要です。こうした緊張感があるからこそ、仕事を成功させたときの達成感も大きいでしょう

人々の生活に不可欠な物流に携る使命感を得られる

物流は人々の生活に不可欠なものなので、海運会社に勤めて海上輸送に携わることで、そうした人々の生活を支える使命感も得られます。

海上輸送では、日用品や食料をはじめ、誰もが日々使っている・目にしている物の部品なども輸送します。これまで何気なく手にしていた物を「うちの会社が運んでいるものだ」と感じることが、やりがいにつながることもあるでしょう

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場合によってはまだ発売前の物や試作品などを輸送することもあります。そうしたまだ世間には知られていない商品に一足早く携われるという点も、海運業界を含む物流業界の醍醐味と言えますね。

海運業界の就活を成功させる3つのコツ

海運業界の就活を成功させる3つのコツ

人気が高い分、海運業界の就活を成功させて海運会社に入るためには、具体的に3つのコツを掴むことが重要です。

なぜこの3点が重要なのか、具体的にどのようなポイントを押さえるべきなのかを解説していくので、これからの就活対策に役立ててください。

就活で失敗しない業界選びについてはこちらの記事で解説しています。

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①海運業界の動向を徹底的に把握する

海運業界を目指すのであれば、まずは業界研究の一環として、業界動向をしっかりと把握することが重要となります。

海運業界で押さえておくべき動向の例
  • 燃料費の問題
  • 環境面の問題
  • 米中関係など政治、経済面の問題
  • 輸出入の需給変化や海外の工場・港の稼働状況

世の中のさまざまなことが海運業界に影響します。そして海運業界では、その動向を押さえて先読みすることが、利益に直結するといえます

最低限の海運業界のトレンドや情報を追えていないと、説明会や面接、グループディスカッションなどで話についていけなかったり、的外れな発言をしてしまったりする可能性があります。

業界研究の際は業界研究ノートを作成するのがおすすめ。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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②歴史や社風まで掘り下げた企業分析をする

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就活生

企業分析は海運業界でなくても必要ですよね?

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そうですね。ただ、特に大手は歴史のある企業が多いので、歴史まで掘り下げることが必要です

貿易は国の経済を支えるうえで非常に重要なものなので、それを担う海運業界の中には、古くから国を支えてきた歴史を持つ企業もあります。そしてその歴史は企業の誇りやアイデンティティ、使命感につながっているのです

また、歴史に裏付けられている分、社風やカラーもさまざま。同じ業界でも企業によって合う・合わないがある可能性もあります。

企業の公式ホームページなどからこれまでの歴史をしっかり調べ、各企業の違いや魅力を深く理解しておきましょう。

③自分をどう活かせるのか明確にする

実際の採用試験では、海運業界への志望動機とともに、自分が海運業界でどう活躍できるのかを明確にしましょう。

具体的にアピールすべき強みは職種によっても異なりますが、語学力がある、留学経験があり海外の人とも対等に交渉ができる、協調性がある、臨機応変な対応ができる、主体的に物事に取り組めるといった面はアピールポイントになるでしょう

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キャリアアドバイザー

海運業界でどのような力が求められるのかより深く知りたい場合は、OB訪問や座談会などで、社員から話を聞いてみることがおすすめです。

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吉川 智也

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必ず疑問を持ち、新聞などマスメディアの情報から解明をしていきましょう

普段生活をしていると海運業界と直接関わることが少ないため、業務内容まで深く理解することはなかなか難しいかもしれません。海運業界の業界および企業研究をする際には、事業セグメント別の売り上げ比率、国ごとの注力度合い、社長メッセージなどに注目をしましょう。

ここまではどの業界でもおこなっているかもしれませんが、イメージがつきにくいからこそそこからさらに「なぜこの売上比率なのか?」「なぜ前年度と比べて収益率が下がっているのか?」など自分なりに疑問を持ちましょう。そして、新聞などで「海運業界」と調べると、過去に遡りキーワード検索をおこなうなどをして疑問を解明していくことをおすすめします。

どうしても表に見える「海運」というメイン事業に目が行きがちですが、実はそれを支えるソフト面、テクノロジー面などにも注力をしていることに気づくことができるはずですよ。

あなたが受けない方がいい職業を確認しておこう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

海運業界の現在の動向は?

ここからは、海運業界の現在の動向についての基本的なお話をしていきたいと思います。

ただし、海運業界の動向を左右するさまざまな要素は、日々めまぐるしく変わるものです。ある日突然、状況が一変することもあります。

そのため、基本的なことを押さえて安心するのではなく、常に新しい情報をキャッチする意識を持ち続けてくださいね。

押さえておきたい海運業界の近況
  • 全体で見ると売上は増加傾向にある
  • 外航海運では大手3社が中心となっている

全体で見ると売上は増加傾向にある

海運業界の売り上げについて、2020年より前は減少傾向にありましたが、新型コロナウイルス後は回復基調になってきています

2020年より前に減少傾向にあった要因としては、米中の貿易摩擦や船の燃料となる原油価格の上昇、新型コロナウイルスによる海外工場の稼働停止などが挙げられるでしょう。

新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを受けた海運業界ですが、それ以降は好調に推移しています。

コロナ後の海運業界が好調な理由の例

・ロックダウンなどで止まっていた海外の工場が徐々に稼働し始めたことにより、原材料の輸送の需要が高まった
・物流量の増加によるコンテナ不足でコンテナ船の利用料(チャーター料)が高騰している
・巣ごもり需要を経て輸送する物資が増量した

こうした社会的な影響における変化は今後も出てくる可能性が高いので、しっかり情報を追ってくださいね。

外航海運では大手3社が中心となっている

海運 売上高ランキング(2023年版)
  1. 日本郵船 26,160億円
  2. 商船三井 16,119億円
  3. 川崎汽船 9,426億円
  4. NSユナイテ 2,508億円
  5. 飯野海運 1,413億円

※引用 海運業界シェア&ランキング(2023年版)より

海運業界を目指すのなら、業界内でどのような企業がどのような立ち位置にあるのかを把握しておきましょう。

現在、外航海運では日本郵船・商船三井・川崎汽船の3社が中心となっており、続いてNSユナイテッド海運、飯野海運となっています。

中心3社の特徴や違いについては後ほど詳しく解説していきますが、それぞれで中心的に扱っている物資の種類が異なり、各々歴史ある企業であるため、社風も大きく異なります

企業説明会などに参加して、その企業の雰囲気や歴史、事業内容などを確認したうえで志望する企業を検討してみましょう。

社風の分析方法はこちらの記事で解説しています。

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社風を科学しよう! 自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説

入社後に後悔しないためにも、社風の理解はとても大切です。今回の記事ではキャリアアドバイザーが、なぜ社風を理解することが大切かを解説した上で、社風を把握するための切り口や方法を紹介していきます。業界ごとの社風の傾向も紹介しているので、自分に合った企業探しの参考にしてみてください。

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社風を科学しよう!  自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説

海運業界大手3社の違いとは?

海運業界の職種や動向について確認したところで、次は日本郵船・商船三井・川崎汽船の大手3社の違いを確認していきましょう。

歴史や強み、運輸している貨物の種類(ポートフォリオ)などは特に各社の特徴や方針などが反映されているので注目する必要があります。

また、3社の特徴を解説した後には給与の比較も載せています。3社ともに高水準ですが、少しずつ違いもあるの参考にしてみてください。

日本郵船:陸海空の物流を支えるトップシェア

日本郵船は、海上輸送だけではなく陸上輸送・航空輸送もおこなっている、総合物流の会社です。

2020年3月期の決算における売上の割合は、海上輸送が65%、陸上輸送が31%、航空輸送が4%となっていて、海上輸送に依存しない経営体制を整えています

歴史の観点から見てみると、1885年に郵便汽船三菱と共同運輸が合併してできた会社であるという背景から、日本郵船は三菱グループの流れをくむ会社だと言えます。

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海運業の面から日本の発展・敗戦からの復興を支えてきた歴史があり、社風は穏やかであると表現されることが多いです。

商船三井:海運に特化し「人の力」で躍進

商船三井は売り上げの9割を海運関連事業からあげており、陸・海・空輸を担う総合物流の日本郵船に対して、海運特化型とも言えます。

商船三井は、三井船舶株式会社と大阪商船株式会社が合併した大阪商船三井船舶が元になっており、財閥系の流れをくむ点では日本郵船と同じです。

今後は、環境戦略の一環として「環境低負荷」「低炭素」事業を拡大しようと、LNG船事業や洋上風力発電事業に力を入れていく方針です

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組織力が強いとされる日本郵船に対して、商船三井は「人の三井」といわれるグループの特性により、個人の裁量が大きい、ハングリー精神があると表現されることもあります。

川崎汽船:挑戦を続ける「進取の気性」が魅力

川崎汽船は日本郵船や川崎汽船とは違い、財閥系の流れをくんでいません。

日本で初めて自動車専用船・LNG船を導入してきたことからもわかる通り、既成概念を破って挑戦し、ビジネスチャンスをつかんでいく「進取の気性」が特徴です

最近では環境問題・SDGsの流れに対応するため、風の力を利用して船の推進を補助する自動カイト(凧)実用に向けた取り組みをするなど、今後もさまざまなことに積極的に挑戦していくことが期待できます。

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事業規模に対して社員数が少ないことから、他社に比べて若手でも裁量を持って主体的に仕事に取り組める点も、川崎汽船の魅力としてあげられます。

海運業界で求められるスキルや能力って?

海運業界で求められるスキル、素質
  • 広い視野で「3年先」まで見通す分析力
  • 関係者をまとめて物事を推進するリーダーシップ
  • 細かい部分まで手を抜かない責任感
  • 詳細なやり取りもこなせるコミュニケーション力と英語力

ここからは、海運業界の就活に向けたポイントを解説していきます。まずは、海運業界で求められるスキル、素質についてです。

海運業界はグローバルな環境で働くという点が目立つので、語学力や留学経験などをアピールしようと考える学生も多いですが、海運業界で求められる力はそれだけではありません。

他にもアピールできる点はあるので、確認していきましょう。

広い視野で「3年先」まで見通す分析力

海運業界で働くためには、広い視野で3年後まで見通す分析力が必要です。

貨物輸送の需要が高いと、当然船が足りなくなるので増やそうという話になります。しかし、船が完成するまでには2〜3年かかるので、完成した頃には需要が落ち着き、船が余ってしまう可能性があります

需要に対して船が多すぎると運賃価格が暴落してしまい、利益にならないため、海運会社としては闇雲に船を増やすのは避けたいところです。

そのため、政治・経済や物の流れ、各国の関係性など広い視野から3年先まで見通す分析力が求められます。

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船は需要によって大きな利益を生むため、投資対象としても注目されています。

分析力の効果的なアピール方法はこちらの記事で確認してください。

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関係者をまとめて物事を推進するリーダーシップ

海運会社の社員は、海上輸送にあたって関係者をまとめて引っ張っていかなければなりません

たとえば営業なら、顧客に満足してもらえる輸送をするために輸送プランを提案したり輸送状況を顧客に伝えたりしますし、オペレーションなら船長に輸送プランを伝えたり港に入港連絡を入れたりします。

このように、海運業界の社員はそれぞれの持ち場でリーダーシップを発揮し、周りを取り仕切っていかなければなりません。そのため、リーダーとして物事を前に進めていく力が求められます。

細かい部分まで手を抜かない責任感

海運業界では、国と国との間の輸送を受け持つこと、危険物を運ぶケースもあることなどから、海上輸送に関して関税や貨物点検などの法律が細かく定められています。

細かい部分で手を抜いてしまうと法律に抵触してしまいますし、顧客の希望通りのスケジュールに貨物が届かなかったり、顧客の貨物を傷つけてしまったりすることさえあります

そのため、法律や規則をしっかり把握しながら、どんなときでも手を抜かずに丁寧に対応する責任感が必要です。

海運業界で関わる法律の例
  • 国際海上物品運送法
  • 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律
  • 海商法

責任感の自己PR例文はこちらの記事で紹介しています。

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詳細なやり取りもこなせるコミュニケーション力と英語力

海上輸送では、海外の関係者とやりとりをする場面も多いです。

海外の人とやりとりをする際は、こちら側の当たり前が向こうでは当たり前ではなかったり、相手から思い通りの反応・対応が得られなかったりすることもあります

そのため、単に英語力があるだけでなく、どんなときでも落ち着いて臨機応変に対応できたり、こちら側の考えや主張を相手にわかってもらえるように伝えたりする能力が非常に重要です。

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輸送に関する具体的な打ち合わせをしなければならないので、専門用語なども含めた詳細なやりとりができるコミュニケーション能力・英語力が必要です。

コミュニケーション能力の言い換え表現はこちらの記事で紹介しています。

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キャリアアドバイザーコメント

石川 愛

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できるだけ多様な人とかかわったエピソードを盛り込もう

自分の能力を裏付けるエピソードについて、就活の場では「異なる立場の人とかかわった」という観点に着目ができるといいでしょう。どのようなエピソードでも問題ありませんが、社会人や大人を巻き込んだり、留学時代に外国人を巻き込んで何かを成し遂げたり、できるだけ「同世代」「同じ価値観」ではない人が登場するといいでしょう。多様な人々が臨機応変に行動する海運業界で働くイメージを浮かばせることができます。

たとえばサービス業などでは「一人ひとりの様子を見て個別に適切な対応をした」という結論になりがちですが、海運業界の場合には「全員が1つの方向を見て何かを達成した」という話になるように組み立ててみてください。

たとえエピソードがあまり大きなものではなかったとしても、1人で何かを成し遂げた経験よりも、チームで何かに取り組んだ経験を盛り込めるように心掛けましょう。

海運業界の志望動機で盛り込むべき要素

海運業界の志望動機で盛り込むべき要素

つづいて、海運業界の志望動機で盛り込むべき要素を解説していきます。

志望動機は面接やエントリーシートでよく聞かれる項目ですし、他学生もしっかり内容を練ってくることが予想されるので、中身の濃さや熱意の点で引けを取らないよう、ポイントを押さえて考えておくべきです。

①なぜ海運業界を志望するのか

まず必要なのが、「なぜ海運業界を志望するのか」ということで、なぜ陸運・空運ではなく海運業界で働きたいかを明確にする必要があります。

就活の軸や海運業界を目指すようになったきっかけ、海運業界のどんなところに魅力を感じるのかを掘り下げてみましょう

具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。

海運業界を目指す理由の例
  • 海が好き
  • グローバルな環境で働きたい
  • 語学力を生かしたい
  • 日常生活を支える仕事がしたい

ただし、上記の多くは陸運・空運業界や商社、メーカー企業などにも通じる内容です。

そのため、複数の理由を組み合わせたりして、海運業界でなくてはならない理由をまとめる必要があります。

グローバルな環境で働きたいと思いましたが、商社は〇〇の点で自分の就活の軸には合わなかったので、海運業界を志望しました。

②海運業界の中でもなぜその企業なのか

海運業界といっても会社は多くあります。そのため、他社ではなくその企業に入りたい理由も考えなければなりません。

志望する企業や他の企業の企業理念や社風、強みとしている貨物の分野などの面から考えてみましょう

また、燃料を使って船を動かし、物を運ぶ海運業界では、環境問題への対応も大きな課題となっており、そこからその企業の社会や世界、未来に対する姿勢や責任感が見えてきます。

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キャリアアドバイザー

特に大手の場合は会社名で検索すると、環境への取り組みに関するニュースが出てくることも多いので、それぞれの会社の取り組みについて、志望動機に組み込んでみるのもおすすめです。

③その企業でどのように貢献したいか

その企業で自分がどのように貢献したいか伝えることで、その会社に対する熱意や前向きな姿勢を一層強く伝えられますし、採用担当者にも入社後の姿を想像してもらいやすくなります。

このとき大切なのは、自分の能力や強みに基づいた根拠ある内容を伝えることです

単に「自分も先輩社員のような活躍をしたい」「自分も企業理念にあるような姿勢で働きたい」と言ってもそれはただの意気込みにしかなりませんし、大きすぎることを言うと現実離れしていると思われてしまいます。

「自分のこういう強みを活かして、こんな風に貢献したい」というような伝え方をすることが大切です。

大学では国際政治を学び、広い視野で物事を眺め、情報を追いながら整理するスキルを磨きました。

加えて、1年間の留学を経て語学力を学び、文化的背景を理解したうえでのコミュニケーション能力に自信があることから、海上輸送で必要なコミュニケーションを円滑におこない、常に先の情勢を見越した行動により貢献したいと思います。

海運業界の就活にはグローバルな視野を持って望もう

海運業界の就活をするには、業界のさまざまな職種・仕事内容の把握や大手3社の強みや特徴を理解することが不可欠です。また、海運業界は世界的な情勢・経済状況の影響を受けやすいので、業界・企業研究だけでなく、日々新聞やニュースなどからグローバルな視点で情報収拾することも大切です。

海運業界の就活を成功させるコツを掴んで、世界を舞台に働くために幅広い視野を持って就活に臨んでくださいね。

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