目次
- 「BtoCはやめとけ」の理由を理解して適職か見極めよう
- 「BtoCはやめとけ」と言われる理由と実態
- ①土日・祝日や夜間も仕事が発生する場合がある
- ②クレーム対応が発生する場合がある
- ③給与水準が低い傾向がある
- ④市場の変化が速くついていくのが大変
- ⑤売上が景気に大きく左右される
- BtoCはやめとくべき? 判断するためのチェックリスト
- 「BtoCはやめとけ」は鵜呑みにする必要なし! 実態を知って冷静に判断しよう
「BtoCはやめとけ」の理由を理解して適職か見極めよう
「『BtoC企業はやめておけ』と聞くけれど、本当のところはどうなんだろう……」
就活を進めるなかでマイナスな言葉を耳にすると、不安になってしまいますよね。
実は「やめとけ」と言われる背景には、BtoC特有の働き方や顧客対応の大変さなど、明確な理由が存在します。
まずは「なぜそう言われているのか」という真相を正しく理解することが大切です。
この記事では、「BtoCはやめとけ」と言われる理由を解説するとともに、あなたに合っているかどうかを判断する方法をチェックリスト形式で紹介します。
自分に合ったキャリアを納得して選べるよう、ぜひ参考にしてください。
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「BtoCはやめとけ」と言われる理由と実態
消費者に身近なサービスや商品を扱うBtoCは魅力的に見えますが、働き方や環境面での大変さから「やめとけ」と言われることがあります。
入社後のギャップを防ぐためにも、実際の現場でどのような苦労があるのかを事前に把握しておきましょう。
ここからは、BtoC業界でよく挙げられる5つの厳しい現実について詳しく解説していきます。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます。
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①土日・祝日や夜間も仕事が発生する場合がある
一般消費者を相手にするBtoCビジネスでは、世の中の休みの日こそが絶好の営業チャンスです。
そのため、周りが休んでいる土日祝日やゴールデンウィークなどにシフト出勤となる企業が少なくありません。
- 店舗スタッフ(アパレル・飲食店など)
- ホテル・旅行業界の接客職
- ECサイトのオペレーター
このような職種はカレンダー通りの休みを取りづらいため、友人や家族と予定を合わせにくい点は覚悟しておく必要があります。
自己分析のやり方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
就活の自己分析のやり方7選を図解|今やるべき自己分析を即判断!
②クレーム対応が発生する場合がある
個人の顧客と直接やり取りする現場では、不満やトラブルの問い合わせに直接立ち向かわなければなりません。
自分に落ち度がなくても、企業の代表として謝罪する場面が出てきます。
感情的な言葉をぶつけられるケースもあり、ストレスを感じる人も多いです。
クレーム対応は精神的に負担がかかる反面、圧倒的な「対人対応力」や「問題解決力」が身に付く絶好の機会でもあります。
それでも不安がある場合は、理不尽な対応に困ったときに一人で抱え込まずにチームで共有・解決できる職場環境かどうかを、面接前のOB・OG訪問などで確かめておくのがおすすめです。
OB・OG訪問についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
OB訪問の流れ5ステップを解説! おすすめの質問・実施時期も紹介
③給与水準が低い傾向がある
BtoC企業はライバルとなる会社が多く、値段の安さで勝負になりがちです。
そのため、商品が売れても会社に残る儲け(利益)が少なくなってしまう特徴があります。
その結果、働いている社員の基本給や賞与が低めに抑えられてしまう場合があるのです。
もちろんすべての企業に当てはまるわけではありませんが、業界全体の平均年収がBtoBに比べて低くなりやすいのは事実です。
初任給の高さだけに注目するのではなく、その企業がどのようなビジネスモデルで利益を出しているかをチェックしてください。
BtoCでも高利益率を保っている企業や、インセンティブ制度で実績がしっかり還元される仕組みを持つ企業を選べば、収入面の満足度は大きく変わります。
自分に合った企業選びのためには、企業研究が欠かせません。こちらの記事を参考にぜひおこなってみてください。
就活の企業研究を効果的にする4ステップ! 見本つきで実施法を解説
テンプレ付き|企業研究ノートを使った企業分析のやり方3ステップ!
④市場の変化が速くついていくのが大変
消費者の好みやトレンドは目まぐるしく変化します。SNSの流行一つでヒット商品がガラリと変わるため、常に新しい情報をキャッチアップし続けなければなりません。
先月まで売れていたものが急に売れなくなることも珍しくなく、時代の波に合わせたアイデア出しや迅速な対応が求められます。
変化の速さは「退屈しない」「若手でもスピード感をもって成長できる」というポジティブな要素の裏返しでもあります。
決まった業務をコツコツこなしたいタイプの人には大変ですが、常に新しいトレンドに触れてワクワクしたい人にとっては、非常に刺激的でやりがいを感じられる環境ですよ。
⑤売上が景気に大きく左右される
個人が財布のヒモを握っているため、景気が悪くなると真っ先に買い控えが起こります。
特に生活必需品以外の嗜好品や旅行、エンタメなどの分野は、世の中の情勢によって売上が大きく落ち込むリスクを抱えていますよ。
業績が不安定になると、賞与の削減や採用制限などの影響が直結しやすい点に注意が必要です。
景気の影響を受けやすいからこそ、その企業がオンライン販売や海外展開といったリスク分散の取り組みをおこなっているかが重要になります。
企業の15年後・20年後を見すえて、変化に強い事業基盤を持っているかを見極めましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!BtoCの実態は?
「BtoBだから働きやすい」は大きな間違い!
学生と話していると、
・なんとなくイメージでBtoBのほうが働きやすそう
・企業の人はコンプラがしっかりしているから営業しやすいだろう
・BtoBは土日休みだから
という理由でBtoCを避ける学生が多いです。
ですが、「BtoBだから働きやすい」というのは大間違い。BtoBはコンプラ面はしっかりしているものの、相手企業の予算管理が厳密なので自由度がありません。
たとえば車の調達などでも「いかに安く仕入れるか」が第一条件で、無理難題を言われることもしばしば。
それに対してBtoC(自動車営業など)は、ある程度顧客との仲を縮めれば「それは無理ですよ」「これすごく良いですよ」とフランクな感じで営業ができます。
提案の引き出しや緩さがあり、圧倒的に営業がやりやすい側面がありますね。
さらにBtoCは意思決定や決済のスピードが早いため、当月の頑張りがインセンティブや翌月の給与にすぐ反映されやすいというポジティブな魅力もあります。
BtoCはやめとくべき? 判断するためのチェックリスト
「BtoCは自分に合っているのかな……」と迷ったときは、自分が仕事に何を求めているのかを整理することが大切です。
以下の評価軸で、AとBのどちらの考え方に近いか直感でチェックしてみてください。どちらが多く当てはまるかによって、目指すべき方向性が見えてきます。
判定結果:BtoC向き(Aタイプが多い)
人の感情を動かす体験や直接もらえる感謝、自分の人柄を活かしたかかわりを大切にするタイプです。目の前の人を喜ばせることに強いやりがいを感じます。
一方で、土日祝日の出勤や年収UPの緩やかさ、突発的なクレーム対応といった現実を受け入れる必要があります。
判定結果:BtoB向き(Bタイプが多い)
論理的な思考や安定した環境・給与、スケールの大きな課題解決を大切にするタイプです。ビジネスとして確実な成果を上げることに喜びを見出せます。
一方で、契約完了までの長さや使う人の顔が見えにくい点、組織ルールの多さといった現実を受け入れる必要があります。
「BtoC=店舗での接客や販売」というイメージが強いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
たとえば、個人のキャリアを支援する「人材サービスのキャリアアドバイザー」や、日用品・食品などを企画して届ける「メーカーのマーケティング職・商品開発」などもBtoCビジネスです。
接客以外の職種も視野に入れると、土日休みや高い給与をあきらめずに「消費者とかかわるおもしろさ」を実感できる選択肢がグッと広がります。
人材業界やメーカーについてさらに詳しく知りたい場合はこちらの記事も参考にしてくださいね。
人材業界:
人材業界に向いてる人の6つの共通点! 適職を3ステップ分析で診断
メーカー:
メーカー就職へ今やるべき5つの選考対策|志望動機や質問対策も解説
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!適性を判断する方法は?
計算高く売り上げを追う意識があるかが判定を分ける!
BtoCへの適性を判断するうえで考えるべきは、第一に高いコミュニケーション能力があるかどうか。
そのうえで顧客の感情を理解し、戦略的に演じる、言ってしまえば顧客をコントロールするスキルがあるかは重要になってくると思います。
たとえば車を売る場合、
・来店時に「待ってましたよ!」と声をかける
・納車時に盛大にお祝いする
など、相手が喜ぶ行動を計算して演じられるかが重要になります。
あとはお金や成果が直接的なモチベーションになるかは考えておくと良いと思います。
BtoCは自分の頑張りが給料にダイレクトかつスピーディーに反映されやすいため、そこをモチベーションに変えられる人は伸びますよ。
また、売る「商材の詳細」もよく見ておくと良いですね。
家などのように「一生に一度の買い物」で感謝されるような高単価なものだと、ホスピタリティ精神を活かしてやりがいを感じやすいケースもあります。
「BtoCはやめとけ」は鵜呑みにする必要なし! 実態を知って冷静に判断しよう
「BtoCはやめとけ」という意見は、あくまで一部の働き方や側面だけを切り取ったものに過ぎません。
土日休みが取りづらいなどの大変さがある一方で、顧客の反応をダイレクトに感じられるやりがいや、自分の人柄を活かして活躍できる魅力もたくさん詰まっています。
周囲の極端な噂に流されず、自分が仕事に何を一番求めているかを整理することが大切です。
メリットとデメリットの双方を冷静に見極めたうえで、後悔のない納得のいく業界選びを進めていきましょう。
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友達と休みが合わないつらさは確かにありますが、平日休みのメリットも大きいです。
旅行や買い物が空いている時間に楽しめますし、役所や病院にも行きやすい側面があります。
土日休みを絶対に譲れないのか、それとも柔軟な休日スタイルでも問題ないのかを一度自己分析で整理してみると良いでしょう。