目次
- 短所「周りの目を気にする」の伝え方|アドバイザーが解説
- 短所「周りの目を気にする」の内定者例文3選
- 【内定者例文①】26卒 神戸学院大学 不動産業界
- 【内定者例文②】26卒 高崎経済大学 専門商社
- 【内定者例文③】26卒 立命館大学 コンサル業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①「主体性がない」と感じさせてしまう
- ②「怒られないこと」がモチベーションになっている
- ③「気にせず図太くなる」ことで克服している
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。選考において「あなたの短所は何ですか?」と聞かれた際に、「周りの目を気にすること」と回答する学生は多いです。
しかし、ただ「人の目が気になって萎縮してしまいます」と伝えるだけでは、単なるネガティブなアピールで終わってしまいます。
そこでこの記事では、「周りの目を気にする」という短所をいかに魅力的なアピールポイントへ転換すれば良いのか、実際に内定を獲得した26卒学生の実例をもとに詳しく解説します。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
▶「短所」の伝え方に悩む人が参考にしたい記事(クリックして開く)
短所「周りの目を気にする」の伝え方|アドバイザーが解説
短所を長所に言い換える方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
【言い換え例50選】短所を長所にして好印象を残す方法を解説!
短所「周りの目を気にする」の内定者例文3選
【内定者例文①】
26卒 神戸学院大学 不動産業界
私の短所は、周囲の反応を過剰に気にしてしまう点です。
アルバイトをしていた飲食店では、スタッフやお客様の些細な行動や言動に気を取られすぎるあまり、混雑時に食器の片付けや料理の提供が遅れてしまっていました。
このままではいけないと思った私は、「周囲の行動が気になる」という短所を「相手が何を求めているかを先読みする力」として活かすよう考えを変えました。
具体的には、周囲のスタッフの動きを観察し、手一杯になる前に予備のシルバーを準備したり、下げ膳のタイミングを合わせたりするようにしました。その結果、食器の片付けや料理の提供が遅れることはなくなり、チーム全体のミスも減りました。
貴社においても、周囲の状況を敏感に察知し、先回りした行動でチームに貢献したいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!気にする対象を「周りの目」から「業務の課題」に転換
「周りの目を気にする」という短所を、「相手が何を求めているかを先読みする力」という接客現場で活きるスキルに変換できている点が素晴らしいです。
「周りの目を気にする」という短所を伝える際は、気にする対象を「他人の感情」から「業務上の課題」へ転換したというような伝え方をすると、高評価につながります。
また、実際どのような行動を起こしたのかについて、具体的に言及できている点も評価ポイント。実際のアクションを詳細に伝えることで、「口だけではなく実際に短所をうまく克服している」という証明になりますよ。
「周りの目が気になる」という短所を活かした「観察力」をアピールしたい人は、以下の記事も参考にしてください。
自己PR「観察力」の差がつく伝え方! 回答例文&注意点も紹介
【内定者例文②】
26卒 高崎経済大学 専門商社
私は周囲の目を気にするあまり、慎重になりすぎてしまう傾向があります。
大学時代の学生委員会では、新入生向け個別相談会の運営において、生協加入やPC購入を勧める際「強引だと思われないか」という不安を感じ、思うように販売実績を作れていませんでした。
そこで私は、不安を自信に変えるために、商品のメリットや必要性を誰よりも深く学び、徹底的に言語化して準備しました。
新入生一人ひとりの悩みに対し、論理的かつ誠実な提案を心掛けた結果、押し売りではなく「相談してよかった」と言ってもらえるという自信につながり、最終的に販売実績も大幅に向上しました。
貴社でも、この「周りの目が気になる」という短所を「徹底した準備」につなげ、相手に寄り添ったコミュニケーションを実現したいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!短所の克服方法が論理的で素晴らしい
自身の「周囲の目が気になる」という短所の原因を「強引だと思われたくない」という不安にあると特定し、その不安を自信に転換するために徹底的な事前準備をしたというプロセスが論理的でわかりやすいです。
自身の課題に対して適切な対処を打てており、高い課題解決力を有しているという印象を受けます。
選考において短所を伝える際は、この「どう対策しているか」こそが最も重要です。この例文のように、自分の弱点に対する「明確な対処法」を解像度高く伝えることを意識してくださいね。
「慎重すぎる」という短所を選考で伝える際のポイントは、以下の記事で解説しています。
「慎重すぎるのが短所です」で大丈夫? 評価を下げないコツを解説
【内定者例文③】
26卒 立命館大学 コンサル業界
私の短所は、周りの目を気にしすぎてしまう点です。
イベントスタッフのアルバイトでリーダーを務めた際、周囲との衝突を恐れて自分の意見を抑えていました。しかし、それではスタッフ間で意見が対立した際、業務が停滞したままになってしまうことに気がつきました。
そこで、私は双方の意見を丁寧にヒアリングし、共通のゴールを確認したうえで意見を出すようにしました。一人ひとりと対話し、個々の不満や提案を全体に共有することでチームワークを再構築し、最終的に100件以上のイベントを成功に導くことができました。
この「周囲を観察し、状況に応じた柔軟な対応ができる」という強みを活かし、多様な価値観を持つメンバーと協力して成果を出していきたいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!「細部まで気が回る」という長所に転換
「周囲の目を気にして意見を出せなかった」という現状に対して課題意識を抱いて、能動的な行動で改善したエピソードが採用担当者に刺さります。
単に「意見を出すようにしました」だけではなく、「周りの目を気にする」という短所を「周りの気持ちを汲み取る傾聴力」に転換し、その力を活かしたうえで意見を出すというポジティブな解決方法を語れている点も秀逸です。
「周りの目を気にする」というのは、言い換えれば「細部まで気が回る」ということでもあります。この細やかなフォロースキルは、現代の組織が最も必要としているスキルの一つなので、自信を持って押し出すようにしましょう。
▶「傾聴力」をアピールする人が参考にしたい記事(クリックして開く)
NG例文|アドバイザー添削付き
①「主体性がない」と感じさせてしまう
私の短所は、常に周りの目を気にしてしまうことです。
大学のゼミでは、「自分の意見が間違っていたらどうしよう」「変に思われたら嫌だな」と考えてしまい、なかなか発言ができませんでした。
そのため、基本的には周りの意見に合わせるようにし、誰かが決めた方針に従って動くことが多かったです。
貴社でも、上司の方々の顔色をしっかりうかがい、言われたことを忠実にこなすことで、和を乱さずに働きたいと考えています。
顔色を伺う姿勢のままでは評価されない
「周りの目が気になるので、自分の意見は出さずに周囲に従うようにしています」という伝え方では、「主体性に欠ける」と見なされてしまう可能性が高いです。
「主体性」というのはビジネスで最も重要視されるスキルの一つ。自ら率先して行動を起こし、短所を克服したエピソードを伝えましょう。
私の短所は、周囲の反応を気にしすぎてしまうことです。
大学のゼミでは、「自分の意見が間違っていたらどうしよう」「変に思われたら嫌だな」と考えてしまい、なかなか発言ができませんでした。
しかし、それでは貢献できないと痛感し、「周囲の懸念点を先回りして検証する」という役割を自ら設定しました。
あらかじめ反対意見を想定して準備をすることで、慎重ながらも説得力のある提案ができるようになり、チームの議論の質を高めることができました。
貴社でも、リスクを敏感に察知しつつ、それを補う準備力で貢献します。
▶「主体性」をアピールする人が参考にしたい記事(クリックして開く)
②「怒られないこと」がモチベーションになっている
私の短所は、人からどう見られているかを過剰に意識してしまうことです。
アルバイト先でも、店長や先輩に怒られないようにすることを第一に考えて動いています。
ミスをして叱られるのが怖いため、何度も同じことを確認したり、マニュアルにないことは絶対にやらないように気をつけています。
貴社でも、ルールを厳守し、周りから後ろ指を指されないような完璧な仕事を遂行したいと思っています。
成長する姿勢を示すことが重要
「怒られたくない」という気持ちは理解できますが、それを行動の原動力としていては「成長の意欲がない」と判断されてしまうリスクがあります。
「怒られないようにする」ではなく「自身の成長」をモチベーションに行動したエピソードに書き換えましょう。
私の短所は、人からどう見られているかを過剰に意識してしまうことです。
ミスを恐れるあまり、何度も同じことを確認して、作業効率が落ちてしまうことがありました。
私はそんな短所を克服するため、事務のアルバイトでは「ミスが起きない仕組みを作る」ことに注力しました。具体的には、属人化していたチェック項目をリスト化し共有することで、自分だけでなくチーム全体の正確性を向上させました。
貴社でも、慎重さを「個人の不安」に留めず「組織の品質管理」へと昇華させることで、着実な成果を出せるよう努めていきます。
③「気にせず図太くなる」ことで克服している
私の短所は、周囲の目を気にしすぎてしまうことです。
アルバイト先の飲食店でも、「自分の意見を言ったらどう思われるだろうか」と他人の顔色をうかがってしまい、なかなか発言できないことがありました。
しかし、社会人になればそれでは通用しないと考え、最近では「他人がどう思おうと気にしない」と自分に言い聞かせるようにしています。
現在は、周りの意見をあまり気にせず、思いついたことはとにかく口に出すように意識したことで、少しずつ発言回数を増やすことができています。
精神論での解決は再現性に欠ける
「気にしないようにしている」というのは、単なる精神論であり、ビジネスでの再現性に欠けます。
短所の改善方法を語る際は、精神論ではなく具体的な仕組みづくりに焦点を当てて語るようにしましょう。
私の短所は、周囲の目を気にしすぎてしまうことです。
アルバイト先の飲食店でも、「自分の意見を言ったらどう思われるだろうか」と他人の顔色をうかがってしまい、なかなか発言できないことがありました。
そこで私は、改善を図るために「ミーティングの前に、自分の意見と客観的な根拠をメモに書き出す」というルールを設けました。事前に頭のなかを整理することで、周囲の反応に過度に惑わされず、自信を持って発言できるようになりました。
入社後も、周囲への配慮という自身の持ち味を活かしつつ、事前準備を徹底することで、臆することなくチームの議論に貢献していきたいと考えています。
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!短所はプラスに転換する視点を持って語ろう
キャリアアドバイザー
川﨑 瑛久
プロフィールをみる短所を伝える際は、それをいかにして補っているのか、どのようにプラスに変換できるのかという視点を持って話すようにしてください。「不安で動けなくなる」といったマイナス面だけを強調して伝えてしまっては、単なるネガティブキャンペーンで終わってしまいます。
たとえば、「周りの目が気になる=周囲の変化に敏感である」と言い換え、現在はその気質を「慎重さ」や「リスク察知」という業務に活かせるスキルに転換していると伝えられるとベストです。その際、その裏付けとなる具体的なエピソードをあわせて伝えることを忘れないでください。
企業が知りたいのは、あなたが自分の短所をきちんと客観視し、制御できているかです。単なる弱点の告白ではなく、自分の性質とうまく付き合っている姿勢を見せることが内定への近道です。