他己分析は自己理解アップに役立つ奥の手|ステップでやり方を解説

この記事のアドバイザー

  • 高橋 宙

    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で… 続きを読む

  • 吉川 智也

    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 他己分析は自己理解を深めるのに役立つ!
  2. そもそも他己分析とは?
  3. 他己分析をする4つのメリット
  4. ①自分では気づけなかったことを発見できる
  5. ②自分と他者の評価に対するズレを修正できる
  6. ③自己分析の説得力が増す
  7. ④面接対策ともなる
  8. いざ実践! 他己分析をする4ステップ
  9. ステップ0:自己分析をする
  10. ステップ1:質問を考える
  11. ステップ2:質問する相手を決める
  12. ステップ3:質問する
  13. 他己分析で質問する項目5選
  14. ①自分の長所・短所は何か
  15. ②どんな性格をしているか
  16. ③第一印象はどうだったか
  17. ④自分との思い出のエピソード
  18. ⑤どのような仕事が向いているか
  19. 他己分析をさらに活かすためにやるべきこと
  20. できるだけさまざまな人に頼む
  21. 結果を自己分析と照らし合わせる
  22. 他己分析相手がいない…そんなときはツールの使用もおすすめ!
  23. 他己分析をして自己理解を深めよう

他己分析のやり方は動画でも解説中!!

他己分析は自己理解を深めるのに役立つ!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「他己分析ってやったほうがいいんですか?」
「そもそも他己分析って何ですか?」

という質問を多く受けます。就活で肝となるものであり避けては通れないのが自己分析です。多くの学生が就活の早い段階で自己分析に取り組むと思いますが、自己分析を進めていく中で、どうしても自分をよく見せたい気持ちが出てしまうことがあります。

しかし、そのような心理が働くと正確に分析できずに、本来の自分の性格を導き出しにくくなってしまいます。また、人によっては導き出した自分の強みなどになかなか自信を持てない人もいますよね。他己分析はそういった自己分析の悩みを解決するツールです。

この記事では就活で他己分析をおこなうメリットや、他己分析をおこなう流れなどを徹底的に解説します。他己分析の重要性がわからない人、自己分析の結果に自信を持てない人はぜひ最後まで読んでみて、他己分析をおこなってみてくださいね。

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そもそも他己分析とは?

他己分析とは、自己分析の手法のひとつであり、第三者に自分の性格や長所・短所を分析してもらうことです。自分自身で性格や長所・短所などを分析していく自己分析と違って、他己分析では周囲に自分をついての質問を重ね、それに答えてもらうことで周囲から見た自分を把握することができます。

これにより、主観が入ることなく自分の長所や短所を認識でき、より客観的な自己理解が可能になるのです。内から見た自分と外から見た自分との双方を把握することで、より自己理解が深まります。

他己分析をする4つのメリット

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就活生

他己分析が何かはわかったけど、自己分析がきっちりできていれば別に絶対やる必要はないですよね。ちょっと手間だし……。

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キャリアアドバイザー

そんなことないですよ! 他己分析をおこなうメリットはたくさんあるので、ぜひ積極的にやるべきです!

今お伝えしたように他己分析は自己理解を深めるのにおすすめですが、ここからはそのメリットについてさらに詳しく紹介していきます。自己分析は気軽にできるため、周囲の人の協力が必要な他己分析を面倒に感じる人も多いでしょう。しかし、自己分析に他己分析をプラスすることで自信を持って強みをアピールできるようになります。

①自分では気づけなかったことを発見できる

「自分では長所なんて1つもない」と考えていても、周囲の人にたずねてみることで自分では気付けなかった長所を見つけることも可能になります。たとえば自分の中で日々のルーティンワークとなっていた「朝の読書」から、継続力という強みを見つけることもできます。自分では普通のことであっても、他人から見るとそれは当たり前ではないこともあります。もし複数人から同じことを言われた場合は、自信を持って自分の強みだと言うことができるでしょう。

短所の場合だと、自分が短所と思っていることが周囲の人にとってはそれほど重要視されていないということもあります。複数人に他己分析を依頼して、誰も自分が短所と思うことを取り上げていなかった場合は、他に注意すべき短所がある可能性も考えられますね。

②自分と他者の評価に対するズレを修正できる

自己分析はあくまで自分の主観のもとでおこなうため、自分で考える長所や短所が思い込みという可能性も0ではありません。自分と他者の評価の間でズレがあることもあります。そのズレを修正するのに他己分析がおすすめです。

自分ではリーダーシップに欠けると思っていても、あなたがリーダーシップを発揮した場面に居合わせた人がいるかもしれませんし、その逆も然りです。このような自分の認識と周囲の認識とのギャップに気付くことで、正しい自己理解の促進に役立ちます。

③自己分析の説得力が増す

自己分析や他己分析は自己PRの作成に役立てることができます。自分の強みを柱として自己PRを組み立てていきますが、どうしても「本当にこれを自分の強みとしてアピールしていいのかな」と自信を持てない人もいるでしょう。そんなときに他者からの評価があれば、多少なりとも自分の強みに自信が持てるのではないでしょうか

また自己PRで説得力を加えるために必要なのが具体的なエピソードです。自分の強みをどこでどのように発揮したのかを伝えられると、強みの裏付けとなる根拠があるためより説得力のある自己PRに仕上がります。

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キャリアアドバイザー

特に困難や課題に直面したときの対応はその人の本質が出やすいため、他己分析をする際は長所や短所を感じた際の状況についてもたずねるといいでしょう。

④面接対策ともなる

他己分析で得られるのは長所や自分の性格だけではありません。人から見た自分の印象やしぐさなど、自分では確認することが難しい部分についても知ることができます。そして面接の場においては、アピール内容も大切ですがそれと同様に身だしなみや立ち方・座り方などの視覚的要素もチェックされています。

面接官も第三者の一人ですから、他己分析をおこなうことで面接官からの見え方も確認することにつながるのです。身だしなみやしぐさ、癖などの面で改善すべきところが見つかれば、面接前に積極的に良くしていきましょう。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也プロフィール

「すごいこと」に気づいていない学生は多い

「それって普通じゃないですか?」

私が学生を他己分析し、強みをお伝えした時に1番多いリアクションです。たとえば、部活に週6日継続して練習に取り組んでいる学生がいたとします。その練習を続けていること自体、すごいということに本人が気付いていないケースがありました。自分では当たり前だと思っていても、実はそれがすごいことであり自分の強みであるということに気付けるのが他己分析です。

また、自己分析をおこなう際は自分の考え方や性格から強みを探してしまう人が多いと感じています。しかし、他者に対して自身の強みを証明する際の根拠となるのは今までの行動です。つまり、自分の今までの行動の中からこそ強みは生まれやすいといえます。自分で強みを見つけるのが難しい人は、周囲の友人と他己分析しあうことで、自分の強みとそれを証明するエピソードとを見つけ合うといいのではないでしょうか。

こちらの記事では、長所の見つけ方を紹介しています。他己分析以外の方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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いざ実践! 他己分析をする4ステップ

他己分析をする4ステップ

他己分析とは何かがわかったところで、ここからは実際に他己分析をおこなってみましょう。おこなう前にやっておくと良い準備も踏まえて、やるべきことを4ステップに分けて紹介していきます。ステップに沿ってぜひ一緒に実践してみてください。

ステップ0:自己分析をする

他己分析をする前にやっておきたいのが自己分析。自己分析とは自分の過去の経験を深掘ったりすることで、自分の強みや適性などを見つけることです。他己分析でやるべきことを他者ではなく自分でおこなうということですね。

他己分析には、たとえば自己分析で得た強みは本当に他者から見ても自分の強みなのかなど、自己分析で得られた情報とのすり合わせをおこなう意図があります。そのため、すり合わせをおこなうための材料集めとして先に自己分析をおこなっておく必要があるのです。

とはいえ、一口に自己分析といってもその方法はいくつもあります。他己分析をする前に、自分に合った方法でぜひ自己分析をおこなってみてください。

自己分析の手法
  • 自分史:自分の過去から現在までを振り返った記録
  • モチベーショングラフ:現在までの自分のモチベーションの変化をグラフとして表すもの
  • マインドマップ:自分にまつわるテーマを決めて、それに関係する言葉を書き込んでいくもの

自分史の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています。

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ステップ1:質問を考える

他己分析では、相手に対し自分に関する質問をし、その回答をもとに自己理解を深めていきます。そのため、他己分析をおこなうまえにまずは得たい情報に合わせて質問を考えておくことが不可欠です

ここでの注意点は、できるだけ具体的に質問を考えること。具体的な質問のほうが、聞きたいことの主旨が伝わりやすいうえに相手も形式ばらず気楽に答えやすくなりますよね。自分の知りたいことを得やすくなるということです。

たとえば短所を知りたいにしても、「私の短所は何?」と聞くよりも「私が直したほうがいいところは何?」と聞いたほうが答えやすくありませんか。漠然とした質問では相手も困ってしまいます。具体的な質問をすることを心掛けましょう。具体的な質問項目についてはこのあと詳しく紹介していきますね。

ステップ2:質問する相手を決める

他己分析では、誰彼かまわず質問をすればいいというわけではありません。誰に対して質問をするかをまず考える必要があります。たとえば、あなたのことをよく知っている人と昨日今日出会ったばかりの人とでは、あなたという人の見え方も大きく違うはずですよね。得られる回答も大きく違うことが想像できるでしょう。

とはいえ、誰に質問するのが正解ということもありません。自分の知りたい情報やその精度によって質問する相手を変えることが大切です。ここからはどのような人に質問するとどのような回答が得られるかについて解説しますね。

面識の深い人:自分を熟知したうえでの回答が知れる

面識の深い人は、あなたという人のことを熟知していることが多いです。あなたの良いところも悪いところも見てきているでしょうし、困難や壁を乗り越え成長した過程や、集団の中であなたがどんな役割を担ってきたかも知っているはずです。

そのような人は、あなたが自分では気付けていないような長所や性格について、あなたよりも理解していることがあります。改めて自分の長所や適性をたずねてみましょう。自分の可能性を広げられたり、自分が強みを発揮したエピソードについても知れるかもしれませんよ。

面識の深い人の例
  • 親:本質的な性格・性質や成長過程を理解している。適性や合う仕事について参考になることも
  • 友人:長所に加え、特に長い付き合いの友人であれば短所についても理解している可能性がある
  • ゼミなどの教授:やるべきことに取り組む際の姿勢などについて意見をくれることも

面識の浅い人:新鮮な気づきが生まれることも

面識の浅い人は、その分あなたという人のことをしっかりと理解しているわけではありません。その分、新鮮で思いもよらなかった情報が手に入る可能性が高いです。付き合いが短い分、自分や友人では「普通」なことを疑問に感じることも考えられます

またファーストインプレッションなど、自分の印象に関する質問を投げかけやすいのも面識の浅い人です。自分に関する最初の印象については、初対面となる面接官にできるだけ近しい存在に聞いてみるのがもっとも有効でしょう。

面識の浅い人の例
  • バイトの新人:ともに働くにあたりどのような印象があったかたずねられる
  • 就活仲間:同じ就活生としての視点も踏まえたうえでの話が聞ける

社会人:働くうえでの視点がわかる

社会人のメリットは「すでに企業で働いている」ということ。つまり、単に第三者からの意見が手に入るだけでなく、そこに「実際に働くうえで」という視点が加わるのです。たとえば社会人として足りないもの(短所)や足りているもの(長所)、合う業界や職種などの情報が手に入ることでしょう。

これは、今後自分を企業に売り込むうえで「社会人としての意識や理解ができている」と高評価につながる可能性もあります。加えて、自分が社会に出るイメージもしやすくなるのではないでしょうか。

そうはいっても「社会人の知り合いなんていない……」と思う学生もいることでしょう。そんな人はOB・OG訪問を活用してみるのがおすすめです。OB・OG訪問とは企業で働く社会人を訪問することです。訪問時に自分の印象などについてたずねると良いですね。詳しくはこちらで説明しています。

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ステップ3:質問する

すべき質問を用意し、誰に質問をするかが決まったらいよいよ実践です。実際に第三者に質問をし、他己分析を進めていきましょう。

ここでのコツは、質問から得られた回答に対し「それはどうして?」と深掘りを繰り返すこと。たとえば「私の長所は?」とたずねた際「○○だと思う」という回答が得られたとします。「それはどうして?」と深掘りをすることにより、その強みが発揮されたエピソードまで知ることができるはずです

回答そのものの粒度や情報量を上げることにもつながるので、ぜひ一度の回答で終わらせずに深掘りして聞いてみてくださいね。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也プロフィール

他人が抱く印象が自分の評価・見え方だと認識しよう

個人的な考えになりますが、人から見られている姿が自分の評価・見え方だと認識しておいた方がいいです。たとえば、自身では「笑顔」が武器だと思っていても、他者に笑顔の印象を与えられていなければ、それは強みとは言いかねると思います。聞き手が抱く印象がすべてだと思った方がいいですね。

「協調性があります!」というアピールも、傾聴力はあっても発信がなければ静かで内気な性格に見えてしまうことにもつながります。自分の認識と他者からの意見が異なる場合は、素直になぜそのような印象を与えてしまっているのか、ずれるのかを見つめなおしましょう。面接では、具体的にどんなシーンでどのような発言・行動でそのような印象を抱かせているのかまで話してもらうといいと思います!

他己分析で質問する項目5選

ここからは他己分析でするべき質問について解説していきます。質問の意図をきちんと考えずに他己分析をしても、それでは相手が困ってしまいます。他己分析はただ周囲の人に頼ればいいものではなく、「自分はこれが知りたい」「これを就活に活かしたい」という主体的な気持ちが大切です。それを踏まえて自分がどのようなことを知りたいのか考えながら質問を見てみてくださいね。

①自分の長所・短所は何か

他己分析をする際に必ずしておきたい質問が、長所・短所です。特に長所については自分の強みとして、自己PRで話すことが不可欠ですから、必ずきちんと理解しておきたいもの。また短所についても面接で聞かれやすい質問のひとつです。

親しい人から自分の短所を聞くと落ち込んでしまうかもしれませんが、短所と長所は表裏一体です。短所の裏を返せば長所になるので、ネガティブにならずに結果を受け止めましょう。また他己分析に協力してくれた人を責めることはNGです。協力してくれたことに対して感謝の気持ちを持ちましょう。

その他の質問や具体化の例
  • 私が活躍しているのはどんなときか
  • 私がいてよかったと思うのはどんなときか
  • どんなときに私が必要だと感じるか
  • 私がのせいで迷惑をかけたことはあるか
  • 私が直したほうがいいことは何か
  • 集団の中でどんな役割を果たしていたか

②どんな性格をしているか

性格についての質問は、長所や短所というはっきりしたものよりも答えやすいでしょう。また、ここで相手が自分の長所と短所のどちらの面を取り上げるかによって、相手が持つあなたの印象もわかりやすくなるはずです。自分に対して、第三者はどちらの面を強く感じているのかを把握できるのです。

性格を聞いたときに答えてもらう内容は、長所や短所をそれぞれ別に聞くよりも信ぴょう性が高いといえます。優しい、真面目、明るいなどの長所を答えられることもあれば、優柔不断、融通が利かない、心配性などの短所を答えられるかもしれません。ここでの内容はより強くあなたを表している可能性があるため、丁寧に自己分析と照らし合わせてみましょう。

その他の質問や具体化の例
  • 私の特徴は何か
  • 尊敬できる箇所はどこか

③第一印象はどうだったか

就活では、面接の場で採用担当者と会う機会がありますね。そういった場においては第一印象が合否にかかわることもあり、第一印象はとても大切です。周囲から見た自分の第一印象を知っておくことで対策に活かすことができるでしょう。第一印象がいい内容であれば問題ありませんが、「怖いと思った」「話しかけづらかった」という印象を持たれていた人もいるはずです。

このような場合は、いつもよりも笑顔や明るい表情を心掛ける必要がありますね。声のトーンや大きさも関係している可能性があるため、どういうところが「怖いと思った」「話しかけづらかった」のかをさらに深掘りして聞くことがおすすめです。

その他の質問や具体化の例
  • 最初の印象はどのようなものだったか
  • 話してみたきっかけは何か
  • 最初に抱いた印象と今とのギャップはあるか
  • 最初の印象が変わったきっかけは何か

④自分との思い出のエピソード

自分との思い出を聞いて答えてもらうエピソードは、それほど印象が強く残った出来事であるといえます。特に「楽しそうだった」「嬉しそうだった」という印象を持たれている思い出が重要です。その出来事を自分でも思い出してみて、具体的に何が楽しかったのか、嬉しかったのかを考えてみましょう。

このような出来事の中に、自分がやりたいことや大切にしている価値観が隠れている可能性があります。自分の中では思い入れが薄かった場合でも、周囲の人から見て印象に残ったということは、いつもと違うあなたの一面を見ることができたということです。自分では知らなかった一面を知れるのも他己分析のメリットのひとつですから、ぜひ積極的に聞いてみましょう。

その他の質問や具体化の例
  • 私が「楽しそうだ」と感じるのはどんなタイミングか
  • 私がやる気を出していたのはどんな場面か
  • 私がやる気がなさそうだったのはどんな場面か
  • 私と一緒にいて楽しかったのはいつか

⑤どのような仕事が向いているか

自己分析や他己分析の段階では、自分に向いている仕事がわからないという人は多いはずです。そこで、他己分析では、どのような仕事が向いているかを聞くこともおすすめです。この質問をするのは、家族や先輩、社会人など年上の人がいいでしょう

特に業界や企業研究を進めていくと、選択肢が多すぎて絞り込めないという人も多いです。そこで、自分の性格や強みをよく知っている人に適職について質問してみることで、自分では考えられなかった選択肢が浮かび上がってくることもあります。また社会人であればあなたの適性と実際の仕事を踏まえたうえで適切な回答をしてくれることも考えられますね。

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キャリアアドバイザー

「自分はこうだ」と決めつけずに、周囲の人からの評価も交えて自分に向いた仕事を探していきましょう。

その他の質問や具体化の例
  • どんな業界が合っていそうか
  • どんな職種が合っていそうか
  • 働くうえでいつがもっとも輝いていたか
  • 私は将来どうなっていそうか

業界ごとの向いている特性はこちらの記事で紹介しています。こちらを踏まえて質問してみるのもおすすめです。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

過去に頑張れた原動力が目指している仕事にあるかどうか

「やりたい・憧れる仕事」は学生が自分でエントリーしていますが、「向いてる・活躍できる仕事」は見つけられていないケースが多いです。面談の際、学生の考え方や能力面も考慮しますが、最も重視することは「今まで頑張れたことは何か」です。

全国1位だからすごいという話ではなく、自身の範囲内でどれだけ努力出来たのかが大事です。その学生がなぜ頑張れたのかを紐解き、その経験と仕事の共通項を見つけ出すことを心掛けています。あなたが頑張れる原動力は何でしょうか。目指している仕事にその原動力はありますか。今一度考えてみて下さい。

他己分析をさらに活かすためにやるべきこと

いざ他己分析をおこなっても、得た結果に満足しただけでは他己分析を100%活用できていないと言えます。真に他己分析を自分に活かすために、ぜひやってほしいことについて解説します。一度他己分析をやってみたあとはこちらも併せて実践してみてください。

できるだけさまざまな人に頼む

他己分析は一人とおこなって終わりではなく、複数の人とおこなうことをおすすめしています。先ほどお伝えしたように、面識の深い人と浅い人とではあなたという人の見え方も違うでしょう。さまざまな人に自分についてたずねることで、多角的に自分のことを理解できていくはずです

逆に、たとえば友人ばかりと他己分析をしてしまうと、回答に偏りが出てしまうおそれもあります。そのようなことを防ぐためにも、年齢や立場、自分との関係やかかわってきた年月など、さまざまな人に質問するようにしてくださいね。

結果を自己分析と照らし合わせる

他己分析が終わったあとは結果をそのままにせず、自己分析の内容と照らし合わせて重なる点・異なる点を探しましょう。

照らし合わせて、もし強みが自己分析の内容と重なっていた場合は、自信を持って自分の強みだといえます。短所が重なった場合も、正しく自分のことを分析できていたという点でプラスになりますね。逆に他己分析の内容が自己分析と一致しなかった場合、それは正しく自己理解ができていない可能性が高いです。改めて自己分析をおこなうのはもちろん、他己分析も再度おこなってみましょう。

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キャリアアドバイザー

どちらの結果が正しいのかではなく、あくまでも自己を正しく理解することに重きをおいてくださいね。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙プロフィール

他己分析は友人ではなく可能な限り社会人に依頼しよう

さまざまな人に他己分析を依頼することが大切と説明しましたが、その中でも必ず1人は社会人にお願いすると他己分析をより就職活動で活かしやすくなりますよ。同じ大学生の友人と他己分析も有効ですが、やはり就職経験がないため面接で重視していないポイントばかりを気にしてしまう可能性もあります。

たとえば、短所をピックアップしたり克服方法を考えるのに時間をかける学生が多いですが、実は面接では短所の克服方法は重要視していないこともあります。企業が短所を面接で聞く理由は、「弱みを把握しているのか」や「弱みとどのように向き合おうとしているのか」などが挙げられます。このように学生同士では、他己分析するポイントをきちんと把握するハードルが高いため、実際に働いたことがある社会人への依頼がベストですね。

さらに、志望している業界で働いている社会人がいたら積極的に依頼しましょう。業界によって働く人の価値観や志向が異なることも多いので、就職活動で直接活かせるフィードバックが得られます。もし周りに相談しやすい社会人がいないときには、就活エージェントを活用してキャリアアドバイザーへ相談することも選択肢の1つですよ。

他己分析相手がいない…そんなときはツールの使用もおすすめ!

人によっては、他己分析をやりたくとも時間がなかったり、他己分析をお願いできるような相手がいない人もいるかもしれません。そんな人は、これまで紹介してきたやり方以外ではなく、ツールを使って手軽に簡単に他己分析をおこないましょう。もちろん生身の相手と他己分析をするのがもっとも良いですが、やらないよりもツールを使ってでもやったほうが自己理解が深まるはずです。ぜひ試してみてください。

他己分析をして自己理解を深めよう

他己分析をすると、自己分析ではわからなかったあなたの性格や長所・短所を知ることができます。自己分析をする上で、「自分は絶対にこうだ」「こう思われたくない」という感情が芽生えてくることは珍しくありません。しかし、それでは本当の自分の性格を把握できなくなる可能性が高いといえます。

他己分析をして周囲の人からの評価を交えることで、自分では思いつかなかった強みなどがわかってくるでしょう。他己分析と自己分析の結果を照らし合わせることで、自分と他者からの評価がどれくらい一致しているのか確かるのがおすすめです。一致している点は自信を持ってアピールし、思いがけない短所の共有があっても否定せずに受け入れましょう。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そこで、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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