目次
- 「自分を色に例えると」回答のコツは徹底的な客観視にある!
- 「自分を色に例えると?」を問う企業の本音
- ①自己分析ができているか知りたい
- ②人柄を知りたい
- ③発想力を知りたい
- 「自分を色に例えると」の回答例文8選
- ①赤色
- ②オレンジ色
- ③黄色
- ④緑色
- ⑤青色
- ⑥水色
- ⑦黒色
- ⑧白色
- 自分を色に例えるときの6つのポイント
- ①自分の長所に当てはまる色を見つける
- ②PREP法を活用して答える
- ③具体的なエピソードを伝える
- ④自己分析で客観視する
- ⑤類似質問の答えも考えておく
- ⑥簡潔に伝える
- こんな内容は避けて! 「自分を色に例えると」のNG回答例文
- ①ただ「好きな色」を答えている
- ②伝えたい長所とかけ離れたイメージの色を選んでいる
- ③特徴と色が紐づいていない
- 【Q&A】「自分を色に例えると」への回答でよくある疑問を解決!
- Q.企業にウケの良い色はありますか?
- Q.ほかの学生と同じ色を選んでも良いですか?
- Q.自己PRの内容と被っても良いのでしょうか。
- Q.珍しい質問ですが、どこまで対策しておくべきでしょうか。
- 「自分を色に例えると」への回答は強みに紐づけて魅力をアピールしよう!
「自分を色に例えると」回答のコツは徹底的な客観視にある!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活生
就活を始めたばかりの学生から、このような相談を受けることがあります。こういったトリッキーな質問は、回答に困ってしまいますよね。
この質問に対する回答では、いかに自分を客観視し、強みを色に置き換えて説得力のある回答ができているかが重要です。
この記事では、「自分を色に例えると」の質問の意図をひも解きつつ、回答の例文やポイントについて解説していきます。
キャリアアドバイザーの体験談「赤」「青」「緑」と答える人が多い傾向
ありきたりでも根拠ある回答ができるかが重要
「自分を色に例えると」という質問の回答として学生からよく聞くのは、熱意なら「赤」、冷静さや分析力なら「青」、協調性なら「緑」が多いです。
だからこの色を避けるべきというわけではありません。企業が見たいのは、強みを客観的に理解し、説得力のある回答ができるか。そのため、ほかの学生と回答が被っていてもまったく問題はありません。
無理にひねった回答を考えるよりも、素直に自分らしさが伝わる色を選び、その理由を自分の言葉で伝えられるよう準備しておきましょう。
この質問のほかにも新卒の面接でよく聞かれる質問を知りたい人は、こちらの記事も目を通してみてください。
新卒の面接でよく聞かれる質問65選|答え方のポイントと例文を紹介
「自分を色に例えると?」を問う企業の本音
自分に例えた色を問う内容ではありますが、実は色自体は評価には関係ありません。
では、何が重要となってくるのか。それを知るためには、企業側の質問の意図をしっかりと理解する必要があります。
ここからは、「自分を色に例えると?」を問う企業の本音について見ていきましょう。
①自己分析ができているか知りたい
自分を色に例えるには「なぜその色なのか」を言語化しなければならず、そのためには自分の特性や強みを客観的に理解しておく必要があります。
そのため、「自分を色に例えると」の回答では自己理解の深さが表れやすく、そこから企業は「自己分析がしっかりとできているかどうか」を測ろうとしているのです。
- 色のイメージと自らの特性・強みが一致している
- エピソード選びが的確で、十分な根拠になっている
- 抽象的な説明で終わらず、行動や価値観でしっかりと裏付けできている
自己分析ができている人は、自分の強みや持ち味を正しく把握しており、仕事でも的確なシーンで活かすことができます。そのため結果を出しやすい傾向にあるのです。
だからこそ自己分析がしっかりとできているかどうかは選考で重視されやすく、多くの企業が着目しています。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!過去の経験と紐づいた回答になるよう意識しよう
答える色自体は何色でもかまわない
「自分を色に例えると」という質問に対する回答は、正直なところ何色でもかまいません。
しかし、場合によっては「なんだかミスマッチだな」「本当に自分を客観視できているのかな」といった疑念を抱かれる可能性もあります。
そういった場合によくあるのが、「なぜこの色が自分を表すのか」の根拠が過去のエピソードとまったく結びついていないパターン。
まずは自分の強みが発揮されたエピソードを振り返ろう
たとえば情熱の「赤」を選んでいるのに、話すエピソードが「淡々とやるべきことをやり切った話」だと、聞き手はあなたの人柄をうまくイメージすることができません。
そのため、回答を考える際にはまず自分の強みが発揮されたエピソードを振り返るようにしましょう。
回答の根拠が過去の経験と紐づいていれば、企業も納得感のある回答だと感じてくれますよ。
自分の強みが発揮されたエピソードを見つける方法がわからない人は、こちらの記事も参考になりますよ。
自己PRのエピソードは3ステップで発見! ないときの対処法も解説
②人柄を知りたい
色の選び方や表現の仕方は、人によってさまざまです。
だからこそ、「自分を色に例えると」の回答ではその人の考え方や価値観などが表れやすく、学生の人柄を知るための効果的な判断材料となります。
学生と企業の価値観が合わないと、入社後にミスマッチが生じ早期離職につながりやすくなるため、回答を通じて自社との相性を見極めようとしているのです。
- 物事への取り組み方が自社の働き方とマッチしそうか
- ほかの社員と考え方が合いそうか
- 言葉選びに誠実さや素直さが感じられるか
企業が求める人物像を意識して無理に合わない色を選んでも、たいていは後でボロが出てしまいます。
人柄を正しく知ってもらうためにも、自分らしさが伝わる色を選ぶようにしましょう。
③発想力を知りたい
前述の通り、色の選び方や表現の仕方は人によってさまざまであり、正解・不正解はありません。
だからこそ、「自分を色に例えると」の質問に対しては、自分で回答を生み出す発想力が求められ、企業は回答を通じて学生の発想力を測ろうとしているのです。
- 自分なりの言葉や表現で言語化できている
- 自分なりの解釈や視点が盛り込まれている
なお、企業によっては発想力とあわせて、柔軟性をチェックしているケースもあります。
強みを直接聞かれたときはスムーズに回答できても、色に例える形で聞かれると回答に戸惑う学生は少なくないため、柔軟性を見るためにあえて意表を突く質問を投げかけてくることもあるのです。
キャリアアドバイザーが読み解く!「自分を色に例えると」は臨機応変さが見られている
特にコンサルや営業職を志望する人は準備しておこう
「自分を色に例えると」という質問は、瞬発力や臨機応変な対応力が重視される職種・業界で聞かれやすいと感じます。
具体的には、コンサルティング業界や営業職など。これらの職種ではクライアントから想定外の質問や要望を受ける場合が多いため、とっさに自分の考えを組み立てて論理的に説明する力が求められます。
逆にエンジニア、施工管理、介護といった職種では正確な知識や時間をかけて積み上げる力などが重視されるので、こういった質問は少ないのではないかと思いますね。
発想力や柔軟性を自己PRとして伝えたい人は、こちらの記事も参考になりますよ。
発想力:
例文11選|発想力のアピールは課題解決で役立てたエピソードが必須
柔軟性:
10例文|柔軟性の自己PRを魅力的にアピールするコツ
「自分を色に例えると」の回答例文8選
「自分を色に例えると」という質問の企業側の意図がわかったら、実際の回答の流れをチェックしていきましょう。
ここからは「自分を色に例えると」の回答例文を色別に8パターン紹介するので、以下の表からあなたに合った例文をチェックしてみてください。
| ①赤色 | ▶ ここからCHECK! |
| ②オレンジ色 | ▶ ここからCHECK! |
| ③黄色 | ▶ ここからCHECK! |
| ④緑色 | ▶ ここからCHECK! |
| ⑤青色 | ▶ ここからCHECK! |
| ⑥水色 | ▶ ここからCHECK! |
| ⑦黒色 | ▶ ここからCHECK! |
| ⑧白色 | ▶ ここからCHECK! |
①赤色
私を色で例えると、赤色です。私は部活動において、後輩育成のために自分から積極的にかかわるよう意識していることから、積極性のイメージがある赤色が当てはまると考えています。
私が所属しているサッカー部は部員が80人以上いるため、個々の課題が見えづらくなりがちでした。そこで私は自身の練習だけでなく、チーム全体の底上げが必要だと考え、後輩の育成に注力しました。
具体的には、毎日練習中に自分以外の3人以上のプレーを重点的に観察し、練習後に個別のフィードバックをおこなう時間を設けました。また、一方的な指導にならないよう、相手の悩みを聞き出す対話も重視しました。この継続的な働きかけにより、チーム内に互いのプレーを指摘し合う文化が定着し、組織としての結束力を高めることができました。
このように、泥臭く働きかけて周囲を巻き込む情熱があることから、私は赤色で表すことができます。入社後は、現場の課題を自ら見つけ出し、周囲と連携して目標達成に尽力することで、組織の活性化に貢献したいと考えています。
後輩育成のために自分から積極的に接しつつ、一方的な指導にならないよう後輩の気持ちも配慮している点が素晴らしいですね。
積極性の「赤」の中でも、周囲を圧倒する強さではなく、「相手の心に寄り添うような、温かみのある赤(灯火のような赤)」というニュアンスを込めると、泥臭く働きかけつつも配慮を忘れないスタイルがより伝わりやすくなります。
「なぜそこまで後輩に寄り添えるのか」という情熱の源泉を添えると、さらに深みが増しますよ。
積極性や部活動の経験についてアピールする際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
積極性:
例文18選! 自己PRで「積極性」を上手に伝える秘訣
部活動:
自己PRで部活動を魅力的に伝えるコツ| 強み早見表・例文付き
②オレンジ色
私を色に例えると、オレンジ色です。困難な状況でもポジティブに行動できる点が強みだと考えているため、前向きなイメージがあるオレンジ色が当てはまると考えています。
私は大学時代に交換留学に応募したのですが、当初はTOEICのスコアが基準よりも100点近く低く、決して有利な状況ではありませんでした。しかし、「今からでもまだ間に合う」と前向きに捉え、毎日の学習時間を固定し、苦手だったリスニングを重点的に強化するようにしました。
思うように点数が伸びない時期もありましたが、学習方法を見直しながら継続した結果、3カ月間で目標スコアを達成し、無事に交換留学の機会を得ることができました。
このように、課題に直面しても気持ちを前向きに保ち、行動を続けられることから、私はオレンジ色で表すことができます。入社後も、新しい業務や困難な課題に対して前向きに取り組む姿勢で成長を続け、早期の戦力化を目指してまいります。
目標に対して「今からでも間に合う」と自分を信じる姿勢は、周囲にもポジティブな影響を与える明るいオレンジ色のイメージが合っていますね。
点数が伸びない時期にただ根性で乗り切るのではなく、学習方法を見直す柔軟性を持っていた点に、ただ前向きなだけでない再現性の高さが表れています。
留学経験やTOEICのアピール方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
体験談ではNG! 自己PRで留学をアピールする方法と強み別例文6選
TOEIC700点以上は就職に有利! 刺さるスコアの伝え方を伝授
前向きさを自己PRとして伝えたいときは、こちらの内容も参考になりますよ。
自己PRで前向きのアピールはあり? 魅力的にするコツや例文5選
③黄色
私を色に例えると、黄色です。私は相手の意見を尊重しながら協力関係を築くことができるため、協調性のイメージがある黄色が当てはまると考えています。
私が所属している教育工学の研究室では、複数人で意見を出し合いながら研究を進める場面が多くありました。研究手法や分析の進め方について意見が分かれることもありましたが、私は一人ひとりの考えを丁寧に聞き、自ら共通点や折衷案を整理して提案する役割を担ってきました。その結果、メンバー全員が納得した形で研究を進めることができ、議論の質も向上しました。
このように、周囲の意見を引き出しながら建設的に物事を進められるため、私は黄色で表すことができます。入社後も相手の立場や意見を尊重する姿勢を大切にし、チームの一員として円滑な連携を図ることで、組織全体の成果に貢献していきたいと考えています。
メンバー全員が納得感を持って進められる環境を作れる、周囲に安心感を与える「温かみのある黄色」の資質があることがうまくアピールできていますね。
アピールの際は、「潤滑油」「橋渡し役」など、自分がどのような立ち位置で振る舞う「黄色」タイプなのかを具体的にしておくと、自分なりの貢献の姿勢が伝えられますよ。
自分の協調性のタイプを把握したい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。
協調性は自己PRとして弱い? キャリアアドバイザーの本音を公開!
研究やゼミの内容を自己PRとして伝えたいときは、こちらの記事も参考になります。
研究:
12例文|研究は強力なガクチカになる! 効果的な売り込み方を解説
ゼミ:
【13例文】ゼミ題材の自己PRは行動×学びでマッチ度をアピール!
④緑色
私を色に例えると、緑色です。
大学の吹奏楽部において、普段から他者の助言を素直に受け入れて練習に取り組んでいたため、謙虚さのイメージのある緑色が当てはまると考えています。
私は楽器未経験で吹奏楽部に入部したため、当初は周囲についていくことが難しく、自分の実力不足を強く実感しました。そこで、経験者の意見を素直に聞き入れ、自分からも積極的に質問することを心掛けました。
また、経験者の部員に練習メニューを考えてもらい、ひたむきにそのメニューの練習に取り組んでいました。その成果もあり、次第に演奏の精度が向上し、部内オーディションで合格し、コンクールメンバーにも選出されました。このように、素直に学んだことによる成功体験があるため、私は緑色で表すことができます。
入社後も謙虚な姿勢を忘れず、周囲の意見を吸収しながら成長を続けることで、チームや組織に長期的に貢献していきたいと考えています。
未経験からアドバイスを吸収し、コンクール出場を勝ち取った姿は、大地に根を張りぐんぐん成長していく「若葉の緑」そのものです。
与えられた知恵を栄養に自分をアップデートできる素直さは、入社後にも成長が期待できるて好印象ですよ。
⑤青色
私を色に例えると、青色です。私は感情に流されずに常に状況を整理して行動できるため、冷静さのイメージのある青色が当てはまると考えています。
私がアルバイトをしている飲食店では、ランチタイムを中心に店内が非常に混雑することが多くありました。そのような場面でも、私は焦らずに全体の状況を把握し、「今優先すべき業務は何か」を常に考えながら行動してきました。
具体的には、注文対応・配膳・片付けのなかで優先順位をその場その場で判断し、周囲と連携することでクレームや業務の遅れを防いできました。その成果もあり、忙しい時間帯でも安定した店舗運営ができました。
このように、タスクが多い状況でも冷静に優先度を判断できることから、私は自身を青色で表せると考えています。入社後もこの冷静な判断力を活かし、プレッシャーのかかる場面でも周囲と協力しながら、安定した成果を出せる人材を目指してまいります。
多忙な飲食店で優先順位を冷静に判断できる姿は、「知性的な青色」も彷彿とさせます。
周囲が焦る状況でも、知性を活かしてチームでの店舗運営を安定させていた様子がイメージできますね。
知性と冷静さは、組織にとって信頼感を持てる強みです。入社後も、プレッシャーを力に変える「静かな情熱の青」として、着実に成果を積み上げていく様子が想像できます。
アルバイトでの経験を自己PRの題材としたい場合は、こちらの記事もおすすめです。効果的なアピールのコツを紹介しています。
例文10選|アルバイト経験の自己PRは4ステップの振り返りが必須
⑥水色
私を色に例えると、水色です。私は物事を多角的に捉えて新しいアイデアを生み出せる創造性を強みとしているため、枠にとらわれないイメージのある水色が当てはまると考えています。
私が以前参加したインターンシップでは、新商品の企画立案に関するグループワークが実施されましたが、既存案は似通ったものが多く、差別化が難しい状況でした。そこで私は、利用者の行動データに着目し、体験の流れそのものを変える独創的なアイデアを提案しました。
当初は新規性の高さに不安の声もありましたが、狙いや効果を丁寧に説明した結果、最終的にはチーム内でも最も印象に残る提案として高く評価されました。
このように、固定観念にとらわれず発想を広げられることから、私は水色で表せると考えています。入社後もこの創造性を活かし、課題の本質を捉えた新しい提案をおこなうことで、事業の新たな価値の創出に貢献していきたいと考えています。
水色は空の青さもイメージできる色です。自由な発想で停滞した状況を打開する姿は、どこまでも広がる「澄み渡った空の水色」そのものと言えますね。
既存の枠組みを超え、データに基づいた独創的な解を導き出す知性は、変化の激しいビジネスの現場で大きな武器になります。
⑦黒色
私を色に例えると、黒色です。私はどのような環境でも軸を保って行動できるため、芯が強いイメージのある黒色が当てはまると考えています。
大学時代には携帯電話販売のアルバイトをしていましたが、そこではお客様から料金や契約内容について強い要望を受ける場面が多くありました。そのなかには、ルール上対応できない内容や、お客様にとって不利益になる提案を求められることもありました。
しかし私は、目先の契約数を優先せず、会社の方針やお客様の利用状況をふまえたうえで、できることとできないことを丁寧に説明し、安易に流されない対応を心掛けました。その結果、最初は不満を示されていたお客様からも「納得できた」と言っていただき、信頼関係を築くことができました。
このように、信念に沿って一貫した行動が取れることから、私は黒色が当てはまると考えています。入社後は周囲の意見を尊重しながらも、判断すべき場面では責任を持って行動し、信頼される存在として組織に貢献していきたいと考えています。
何事にも染まらずに信念を貫き通す姿は、まさに深みと重厚感のある「黒色」をイメージさせます。
目先の利益にとらわれずにルールと誠実さを守り抜く芯の強さは、入社後も信頼関係の構築につながる土台になりますよ。
⑧白色
私を色に例えると、白色です。コールセンターのアルバイトにおいて、相手に合わせた対応を得意としていたため、柔軟性のイメージのある白色が当てはまると考えています。
コールセンターの仕事ではトークスクリプトが用意されており、初心者でも対応できるようにマニュアルが整備されています。しかし私は、相手の理解度や感情に合わせて説明の順序を入れ替えたり、専門用語を噛み砕いた表現に言い換えたりする工夫をおこないました。
また、感情的になっているお客様には、まず共感を示してから要点を伝えることで冷静な会話ができる工夫もおこなってきました。その成果もあり、対応満足度の向上やクレームの抑制に貢献することができました。
このように、状況に応じて最適な対応を選べる柔軟性があることから、私は白色で表せると考えています。入社後も相手の立場や状況を的確に捉えながら、自分のやり方に固執せず柔軟に対応することで、周囲から信頼される存在を目指してまいります。
相手の要望も汲んだうえで、最良の対応ができるよう形を変える「白の柔軟性」が強みと結びついていて素晴らしいですね。
マニュアルにとらわれず、相手の感情や理解度に合わせて対応ができる能力は、まさに何色にも染まれる白の強みです。
特に今回の例文はでは、周囲との摩擦をなくし対話をスムーズにする知性を感じさせます。入社後も柔軟な姿勢を活かし、多様なニーズに応えながら組織の可能性を広げていく姿が想像できます。
自分を色に例えるときの6つのポイント
「自分を色に例えると」の回答の流れをつかんだら、次はいよいよ実践です。
適切なアピールにつなげていくためにも、ここからは自分を色に例えるときの6つのポイントについて見ていきましょう。
①自分の長所に当てはまる色を見つける
自分を色に例えるときは、「自分を表す色」でなく「自分の長所」から考えましょう。
なぜなら、先に色を決めてしまうと、色を答えることが目的になってしまい、自分の長所をアピールできなくなってしまう可能性があるからです。
以下に、各色から連想できる長所をまとめているので、この一覧を参考にしながら「自分を表す色」を決めましょう。
| 色 | 連想できる長所 |
|---|---|
| 赤色 ▶ 例文を見る | 情熱・やる気・積極性・チャレンジ精神 |
| オレンジ色 ▶ 例文を見る | 前向きさ・元気の良さ・優しさ |
| 黄色 ▶ 例文を見る | 明るさ・協調性・陽気さ |
| 緑色 ▶ 例文を見る | 謙虚さ・穏やかさ・フレッシュさ |
| 青色 ▶ 例文を見る | 冷静さ・爽やかさ・論理的思考力 |
| 水色 ▶ 例文を見る | 創造性・洞察力・感受性の豊かさ |
| 黒色 ▶ 例文を見る | 芯の強さ・探求心・達成意欲の強さ |
| 白色 ▶ 例文を見る | 清潔感・公平さ・柔軟性 |
そもそも自分の長所が見つからないという人は、以下の記事を参考にしてみてください。
長所と短所がわからない……必ず見つかる方法8選
キャリアアドバイザーが読み解く!暗い色は避けるのが吉
「白」や「青」など明るい色を選ぶのがおすすめ
基本的にグレーや黒などの暗い色は避けるのが無難です。もちろん明確な根拠があれば問題はありませんが、第一印象として暗いイメージを抱かれる可能性があります。
おすすめは、柔軟性を感じさせる「白」や、冷静さをイメージさせる「青」。こういった色は明るいイメージがあるうえ、人柄が想像しやすいです。
企業側が採用したいと思えるようなポジティブな印象があり、かつ回答の意図が想像しやすい色を選ぶのがおすすめですよ。
②PREP法を活用して答える
PREP法とは、「Point(要点)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(まとめ)」の順序で情報を伝える手法です。
「自分を色に例えると」の回答に当てはめると、以下の流れとなります。
- Point(結論):自分を色に例えると何色かを述べる
- Reason(理由):その色に例えた理由を述べる
- Example(根拠):理由の根拠となるエピソードを述べる
- Point(まとめ):自分を色に例えると何色かを再度述べる
PREP法は最初に結論を述べるため内容が伝わりやすく、さらに締めで再び結論を述べるため相手の記憶にも残りやすくなります。ぜひ積極的に活用しましょう。
「自分を色に例えると」といったトリッキーな質問をされると、つい焦って結論ファーストが疎かになりがちです。
そういった事態を防ぐためにも、PREP法を取り入れて結論から伝える習慣を身に付けておきましょう。
③具体的なエピソードを伝える
「自分を色に例えると」の質問には正解がないことから、「答えた色」と「具体的な経験が一致しているかどうか」が重要なポイントとなります。
そのため、初めてエピソードを読んだり聞いたりした人でもイメージできるよう、エピソードにはなるべく具体性を持たせるようにしましょう。
- 数値を盛り込む:売上を○○%アップさせた
- 第三者の視点を盛り込む:周囲から○○と評価してもらえた
なお、伝えるエピソードは一つに絞るのが原則です。
複数のエピソードを伝えると文章や話が長くなるうえに、結局何が言いたいのかがぼやけてしまうため、強みを最も発揮できたと思えるエピソードを伝えるようにしましょう。
④自己分析で客観視する
自分を色に例えるときは論理的に説明することが重要ですが、回答に注力するあまり、ほかの回答と内容にずれが生じてしまうこともあります。
そういった事態を避けるためにも、改めて自己分析の結果を振り返り、回答に一貫性が保たれているかチェックしておきましょう。
- 自己PRの強みと矛盾がないか
- エントリーシート(ES)や面接のほかの回答と内容が乖離していないか
もしセルフチェックだけでは不安が残る場合には、第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。
キャリアパーク就職エージェントでは回答の添削やアドバイスもおこなっているため、不安な人は一度相談にきてみてください。
こちらの記事で自己分析の方法を解説しているので、あわせて目を通し自己理解を深めましょう。
強み・弱みが必ず見つかる10の自己分析法|OK・NG例文付き
⑤類似質問の答えも考えておく
「自分を○○に例えると」といった比喩系の質問は、色以外にもさまざまなパターンが想定されます。
ただ、どのパターンで聞かれても、質問の意図や回答の流れなどの基本的な部分は同じです。
そのため、類似質問の答えも一緒に考えておくことで、効果的かつ効率的な対策となりますよ。
ものに例える
専門家しか知らないものや一般的ではないものは避け、誰でもイメージできるものを使って自分を表現するようにしましょう。
| ものの回答例 | アピールできること |
|---|---|
| はさみ | 柔軟性、決断力がある |
| 懐中電灯 | 行動力、リーダーシップがある |
| スポンジ | 吸収力がある |
| 電車 | 安定感、持続力がある |
| 鏡 | 共感力、調整力がある |
例文12選|「自分をものに例えると」への答え方を4ステップで解説
動物に例える
選ぶ動物に正解・不正解はないため、自分のイメージと最もマッチする動物を選ぶようにしましょう。
| 動物の回答例 | アピールできること |
|---|---|
| 犬 | 人懐っこい、真面目 |
| 猫 | 芯がある、どんなときでも冷静 |
| ライオン | 責任感が強い |
| ウサギ | 好奇心旺盛 |
| ゾウ | 温和、優しい |
「自分を動物に例えると」の答え方|動物25種類一覧&例文付き
漢字一文字で例える
「悪」「負」「暗」といったネガティブな印象の強い文字は避け、なるべくポジティブな印象を残せる漢字を選ぶようにしましょう。
| 漢字の回答例 | アピールできること |
|---|---|
| 風 | 自由 |
| 山 | 安定、頼もしい |
| 水 | 柔軟性 |
| 羽 | 軽やか、発想力 |
| 根 | 努力、縁の下の力持ち |
四字熟語50選! 性格を表現するぴったりの言葉を見つけよう
⑥簡潔に伝える
自分を色に例えるときは、要点を簡潔に伝えることも忘れてはいけません。たとえば、以下の2つの回答例を見比べてみましょう。
私は、友人からよく猪突猛進な性格だと言われます。
実際、考える前にまずは行動する癖が身に付いているので、もし色に例えるなら、積極性のイメージのある赤色が当てはまると思います。
私を色に例えると、赤色です。
私は思い立ったらすぐに行動する傾向が強いため、積極性のイメージのある赤色が当てはまると考えています。
Aの回答は結論を先延ばしにしているため、相手が内容を理解するのに時間がかかってしまいます。
一方、Bの回答は先に結論を述べているため、相手は即座に要点をつかむことができます。
ほかの質問にも言えることですが、「聞かれたことを簡潔に伝える意識」は常に持っておきましょう。
要点を簡潔に伝えることは、聞き手の負担を減らすことにもつながります。
聞かれたことを簡潔に伝えられる人は、コミュニケーション能力の面でもプラス評価に結び付きやすいですよ。
こんな内容は避けて! 「自分を色に例えると」のNG回答例文
自分を何色に例えるかは基本的に自由ですが、色の選び方や特徴との紐づけ方によっては、的はずれな回答になってしまう可能性があります。
ここからは「自分を色に例えると」のNG回答例を3つ紹介するので、どのような点に注意すれば高評価を得られる回答になるのか、順にチェックしていきましょう。
①ただ「好きな色」を答えている
私を色に例えると、青色です。私は昔から青色が好きで、自分のイメージにも当てはまると考えています。
私を色に例えると、青色です。私は常に物事を冷静に整理でき、周囲からも落ち着いていると言われることが多いため、冷静さのイメージのある青色が当てはまると考えています。
前提として、この質問は色の好みを聞いているわけではありません。
「好きだから」という理由では説得力に欠けるだけでなく、質問の意図を理解していないととらえられる可能性もあります。
回答を作る際は「自分の好み」ではなく、自分の特性や強みを起点に組み立てていくようにしましょう。
②伝えたい長所とかけ離れたイメージの色を選んでいる
私を色に例えると、赤色です。普段から他者の助言は素直に受け入れているため、謙虚さのイメージのある赤色が当てはまると考えています。
私を色に例えると、緑色です。普段から他者の助言は素直に受け入れているため、謙虚さのイメージのある緑色が当てはまると考えています。
赤色は「情熱」や「積極性」のイメージが強いため、「謙虚さ」をアピールしたい場合にはミスマッチと言えます。
もちろん色のイメージのとらえ方は人によって違いますが、思わぬ誤解を招かないためにも、一般的なイメージに沿って色を選ぶようにしましょう。
③特徴と色が紐づいていない
黄色です。所属しているゼミでは、情報収集能力の高さを活用し、プレゼンテーション大会でトップの成績を取った経験があります。
私を色に例えると、黄色です。普段から周囲と協力して研究活動に取り組んでいる姿勢から、協調性のイメージのある黄色が当てはまると考えています。
情報収集能力の高さは、なかなかほかの色との結びつきをイメージできない特徴です。無理に色と結びつけても、納得感がありません。
特徴と色が紐づいていないと、こじつけの印象が強くなってしまうため、両者がしっかりと紐づいているか、ES提出前や面接本番前に改めて確認しておきましょう。
【Q&A】「自分を色に例えると」への回答でよくある疑問を解決!
最後に参考として、「自分を色に例えると」への回答についてのよくある質問に対して、キャリアアドバイザーが回答します。
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。
Q.企業にウケの良い色はありますか?
A.ウケの良い色というものは、特にありません。
この質問で企業が見ているのは、おもに自己理解の深さや人柄、発想力などで、「どの色を選んだか」は重要ではありません。
それよりも「なぜその色を選んだのか」という理由や、「なぜそう言えるのか」という根拠のほうがはるかに重要なため、企業へのウケは特に気にせず、自分らしさが伝わる色を選ぶようにしましょう。
Q.ほかの学生と同じ色を選んでも良いですか?
A.ほかの学生と同じ色を選んでも、まったく問題ありません。
グループ面接ではほかの学生と色が被ることもあるでしょうが、たとえ色が同じでもその色を選択するに至ったエピソードはそれぞれ異なるため、特に気にする必要はありません。
むしろ無理に変えようとすると、説得力が弱まったりつじつまが合わなくなったりする恐れがあるため、自分が選んだ色を信じて堂々と伝えるようにしましょう。
Q.自己PRの内容と被っても良いのでしょうか。
A.自己PRの内容と被っても、特に問題ありません。
自分を色に例えていくと、最終的には自分のアピールへとつながっていくため、自己PRと内容が被ることもあるかもしれませんが、その場合でも特に問題はありません。
むしろ特性や強みに一貫性が生まれ、「自己理解がしっかりとできており、ブレがない」といった好印象につながる可能性もあります。
ただし、エピソードや説明がまったく同じ内容であると、使い回しの印象が強くなるため、表現や切り口は変えるようにしましょう。
Q.珍しい質問ですが、どこまで対策しておくべきでしょうか。
A.強みの根拠となるエピソードを洗い出しておきましょう。
選考で聞かれる質問は無数にあるため、すべてを予測して対策することはまず不可能です。
ただ、事前に強みの根拠となるエピソードを洗い出しておけば、本番で予想外の質問が飛んできても、引き出しにあるエピソードと結び付けて話すことで、スムーズに回答できるようになります。
日頃から自分を客観的に見つめ直し、自分の特性や強みを言語化できるようにしておきましょう。
「自分を色に例えると」への回答は強みに紐づけて魅力をアピールしよう!
「自分を色に例えると?」といった変化球質問をされると、回答に戸惑ってしまう学生は少なくありません。だからこそ、説得力のある回答ができればライバルに差を付けることができます。
重要なのは、いかに自分を客観視し、自分の強みを色に紐づけられるかどうかです。
実際に聞かれた際に自信を持って答えられるよう、今回解説した内容を参考にしながらしっかりと準備を進めておきましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
「自分を色に例えると」と聞かれたら、どのように答えれば良いのでしょうか?