OA事務はPCスキルが活かせる仕事! 一般事務との違いも解説

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oa事務とは

目次

  1. OA事務とはパソコンスキルの活用がもとめられる事務職!
  2. OA事務とは? 一般事務とはなにが違う?
  3. OA事務はパソコンを活用した作業が中心の事務職
  4. 一般事務との違いは徐々になくなってきている
  5. OA事務の主な4つ仕事内容
  6. ①ビジネス文書の作成
  7. ②データ集計・分析
  8. ③プレゼンテーション資料の作成
  9. ④電話・メール対応
  10. OA事務にもとめられるスキルはこの3つ!
  11. ①基本的なパソコンスキル
  12. ②コミュニケーション能力
  13. ③事務処理能力
  14. OA事務に向いている人の3つの特徴
  15. スピーディーかつ正確な作業ができる
  16. 視野を広く持てる
  17. 協調性がある
  18. 仕事理解を深めよう! OA事務で働くメリット・デメリット
  19. メリット①:業務の中でパソコンスキルを磨ける
  20. メリット②:ワークライフバランスが保てる
  21. デメリット①:ルーティンワークが基本
  22. デメリット②:キャリアアップにつながりにくい
  23. ギャップを感じるかも? OA事務を目指す際に注意すべきポイント
  24. 正社員より派遣社員の採用の方が募集が多い可能性がある
  25. 企業によっては業務範囲が広い場合もある
  26. 例文も紹介! OA事務の志望動機にはこの3つを盛り込もう!
  27. ①OA事務に興味をもったきっかけ
  28. ②その企業のOA事務を志望する理由
  29. ③入社後の展望
  30. OA事務と一般事務の違いを理解して自分に合った仕事を見つけよう!

OA事務とはパソコンスキルの活用がもとめられる事務職!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。事務職を目指している学生から

「求人票にOA事務とあるのですが、一般事務とは何が違うのですか? 」
「OA事務に就職するために必要なスキルはありますか? 」

と質問されることがあります。一口に事務職といっても、一般事務、営業事務、経理事務など、さまざまな種類がありますよね。そのなかの1つがOA事務です。

他の事務職に比べてあまりなじみがない人も多いかもしれませんが、OA事務ならではの身に付くスキルやメリットがあります。

この記事ではOA事務と一般事務の違いや主な仕事内容、もとめられるスキルなどを紹介します。OA事務への志望動機も最後に紹介するので、OA事務に興味がある人は、仕事のイメージを膨らませるためにもぜひ参考にしてみてくださいね。

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OA事務とは? 一般事務とはなにが違う?

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就活生

そもそもOA事務の「OA」ってどのような意味なんですか? 仕事内容に関係するのかな?

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キャリアアドバイザー

実はその通りで、「OA」とはOA事務の仕事内容を表しているのです! 詳しく解説しますね。

OA事務と聞いて、多くの人は「OAとは何だろう? 」と感じたのではないでしょうか。そのためまずはOAとはなにか、OA事務とはどのような事務職なのかを解説します。

OA事務はパソコンを活用した作業が中心の事務職

OA事務の「OA」とは、「office automation(オフィスオートメーション)」の頭文字を取ったもので、「パソコンなどの電子機器を使って作業を自動化したり効率化すること、またはそのシステムや装置のこと」をあらわします。

そのためOA事務とは、パソコンやFAXなどの電子機器を活用して、従来手作業でおこなっていた仕事を自動化、効率化するための事務職ということになります

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キャリアアドバイザー

パソコンやプリンターを「OA機器」とまとめることもあるので、それらの機器を活用する事務と覚えておくとわかりやすいかもしれませんね!

一般事務との違いは徐々になくなってきている

OA事務の特徴を見て、「一般事務と同じなのでは? 」と思った人もいるでしょう。実は、一般的にパソコンを使って事務作業をするようになった現在では、一般事務とOA事務の垣根は徐々になくなってきています。

昔はほぼ手作業で事務作業をしていたので、電話応対やファイリングなどをおこなうのが「一般事務」、パソコンなどを活用して作業をおこなうのが「OA事務」とされていましたが、今はほとんど同じ内容と思っても問題ありません。

しかし、会社によっては高度なパソコンスキルを持っている事務職の募集として、OA事務の募集をしている場合もあるので、募集要項はしっかり確認しましょうね

一般事務についてより知りたい人は、こちらの記事で解説しています。

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長尾 美慧

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仕事の範囲は事前にチェックしよう

企業によっては明確な業務分担がなされており「OA事務」と「一般事務」を区別した求人もあれば、一般事務の仕事も含めて「OA事務」、あるいはOA事務の仕事も含めて「一般事務」と表示している場合があります。

求人情報に「一般事務」の募集とあったので応募したところ、実際はOA事務がメインの仕事で、希望した仕事のイメージとは異なっていたという可能性があります。反対に、OA事務志望だから「一般事務」の求人に応募しなかったら、実際の仕事内容はOA事務中心で、折角のチャンスを逃してしまうかもしれません。

一口に「OA事務」といっても、企業によって仕事の範囲も内容も異なります。そのため求人情報の「一般事務」「OA事務」の表記を文字通りに受け取らず、実際の業務内容も確認するようにしましょう。

あなたがOA事務に向いているか、確認してください

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OA事務の主な4つ仕事内容

OA事務の主な4つ仕事内容
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就活生

OA事務の特徴がわかりました! ぜひ実際の仕事内容も知りたいです!

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キャリアアドバイザー

基本的には一般事務と似た内容になりますが、OA事務ならではの仕事もあるのでぜひ確認しましょう。

OA事務の仕事内容として、主に4種類の作業があります。一般的な事務と被る部分も多いですが、OA事務として工夫すべき点もあるので、事前に確認しておきましょう。

①ビジネス文書の作成

社内外で使用するビジネス文書の作成は、OA事務の重要な仕事の1つです。具体的には、Wordを使用して契約書や報告書などを作成します。

ビジネス文書のなかでも、社外で使用する見積書や契約書の作成は、その企業のイメージにかかわるといっても過言ではありません。そのため、特に正確かつ丁寧な作業がもとめられると覚えておきましょう。

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キャリアアドバイザー

OA事務には、丁寧さと正確さ、そしてスピードが大切ですよ!

②データ集計・分析

Excelを用いて、社内の各種データの集計や分析をするのもOA事務の仕事です。Excelではさまざまな関数を使ってデータを集計するので、OA事務だと基本的な関数は頭に入っていることが前提になる可能性もあります。

また、企業によってはAccessというデータベースのアプリケーションを使用する場合もあるので、どのようなアプリケーションを使用するのかは募集要項などで確認しておきましょう。

どれだけ工数を減らしてデータをまとめられるかがOA事務としての評価になるので、見やすさや工数のかからなさも意識すると良いですね

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キャリアアドバイザー

集計結果をきれいにまとめて報告するまでがデータ集計の仕事になるので、情報をまとめる力も必要といえますね。

③プレゼンテーション資料の作成

ビジネス文書の作成以外にも、OA事務はプレゼンテーション資料の作成をすることもあります。PowerPointを使用して、営業資料や社内用の資料などを作成します。

契約書などと同様、社外用の資料を作成する際は会社の顔となるので注意が必要です。素早く質の高い資料を作成できるスキルがもとめられますよ

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キャリアアドバイザー

営業資料などはフォーマットがある場合が多いので、アプリの使用に慣れているかなどのパソコンスキルが問われるイメージですね。

④電話・メール対応

一般事務と同じように、OA事務が電話対応やメールの対応をする場合もあります。

基本的にはパソコンスキルを活用した業務が多いのですが、一般事務との垣根がなくなってきているので、来客の対応なども含めた事務作業をOA事務がおこなう企業も増えてきているのです

もしパソコンと向き合う仕事のみをしたい場合は、しっかり仕事内容を確認してから応募するようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

一般事務の仕事を含まないOA事務は、もとめられるパソコンスキルも高くなるので注意してくださいね!

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

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OA事務にもとめられるスキルはこの3つ!

OA事務にもとめられる3つのスキル
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キャリアアドバイザー

OA事務の仕事内容がわかって、働くイメージもついてきたのではないでしょうか?

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就活生

はい! より興味がわきました! でも自分は高度なスキルを持っていないから、OA事務になれるのか不安です……。

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キャリアアドバイザー

たしかにスキル面での不安はありますよね。どのようなスキルがもとめられるのか紹介します。

OA事務はパソコンなどを活用することが前提なので、スキル面での不安を持つ人もいるかもしれません。ここでは、OA事務でもとめられるスキルを紹介します。

①基本的なパソコンスキル

OA事務はパソコンを活用する事務職なので、基本的なパソコンスキルは必須です。特にスキルとしてあってほしいのはこの3つの操作スキルです。

OA事務に必要な基本的なパソコンスキル
  • Word:表・図の挿入などを含む、基本的な文書作成のための操作スキル
  • Excel:SUMやAverageなどの基本的な関数や、ピボットテーブル作成のための操作スキル
  • PowerPoint:表・図の挿入やアニメーションの設定、スライドマスター機能を使用したプレゼンテーション資料の作成スキル

上記について、説明を受けなくてもできる程度のパソコンスキルがあれば問題ありません。もちろん業務のなかで、応用的な関数を使用する場合もあるかもしれませんが、業務を通して身に付けていくものなので、入社の際は基本的なパソコンスキルで大丈夫ですよ。

その他効率化のためにブラインドタッチやショートカットキーの把握なども必要ですが、これからも業務に慣れるなかで身に付くものなので安心してくださいね。

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キャリアアドバイザー

ここで注意ですが、内定のためにパソコンスキルの嘘をつくことは絶対にやめましょう。入社後に自分が苦しむことになるので正直に伝えましょうね。

②コミュニケーション能力

パソコンを使用した業務が中心となるOA事務ですが、社内の人とかかわる業務も多くあります。

特に契約書の作成などだと、担当者とのコミュニケーションは必須です。ただ頼まれたことをおこなうだけでなく、「なぜこの業務が必要なのか」を考えて、主体的なコミュニケーションを持つことが大切になります。

また、企業によっては電話応対や受付などの仕事が含まれる場合もあるので、社外の人とのコミュニケーションも必要になる可能性もあります。どちらの場合でも、コミュニケーション能力は必要な業務なので、ただパソコンに向かうだけの仕事ではないということを覚えておきましょう

コミュニケーション能力の効果的なアピールの仕方は、この記事を参考にしてみてくださいね。

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③事務処理能力

OA事務は、資料作成やデータ入力をスピーディーにおこなう必要があるので、情報処理能力も必要です。

パソコンスキルを活用して、業務を効率的にまわすこともOA事務にはもとめられるので、ただ任された仕事をするだけでなく、どうしたら効率化できるか、どの業務を時短できるかを考えることも必要なのです

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キャリアアドバイザー

最初からできなくても問題ありませんが、正確に業務をこなすことに加えて、効率化の意識を持てると良いですね。

加藤 大智

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資格を取得してスキルの根拠を提示するのも有効です

新卒でOA事務をを目指すには資格は必要なく、入社してからスキルアップを図ることも十分可能です。しかし事前にある程度のスキルがあることをアピールすることで、就活を有利に進められる可能性もありますよ。

たとえばパソコンスキルのレベルを測る検定試験には次のようなものがあります。Excel、Word、PowerPoint、Accessなどソフト別やレベル別の試験がある「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」や、データ活用・文書作成・プレゼン資料作成の3分野の試験が用意されている「日商PC検定試験」、ビジネスで活用できる知識・技術を問う「サーティファイ認定試験」、ICT活用についての知識や技能を問う「ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)」などです。さまざまな資格があるので、自分がアピールしたいことに合わせて取得を検討してみてくださいね。

また多くの学生に人気で、一般常識やビジネスマナーも問われる秘書検定もOA事務を目指すならおすすめの資格です。独学での習得も十分可能なので、積極的に資格を取得してアピールしましょう。

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう

就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。

OA事務に向いている人の3つの特徴

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就活生

もとめられるスキルはわかりましたが、性格的にOA事務に向いている人ってどんな人なのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

たしかに向き不向きは大切ですよね。OA事務に向いている人の特徴を解説しますね。

OA事務はパソコンを活用する事務職なので、前提として基本的なパソコンスキルを持つ人は向いていますが、それ以外の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。ここではOA事務に向いている人の3つの特徴を紹介します。

スピーディーかつ正確な作業ができる

OA事務はさまざまな部署から文書の作成やデータの集計を頼まれることがあるので、スピーディーかつ正確に作業をこなすことができる人は向いているでしょう。逆に正確であっても丁寧すぎてスピードが遅い場合は、業務量とスピードのバランスが取れずに苦労する可能性もあります

また、より効率的な作業方法のためにやり方を改善することも仕事の1つなので、常に効率的な作業を心掛けている人にはおすすめですね。

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キャリアアドバイザー

普段から何かを効率的に進めることが好きなら、OA事務は特におすすめですよ。

視野を広く持てる

OA事務は、その都度頼まれた契約書やデータの集計などを担当するので、視野を広く持って臨機応変な対応ができる人は向いているといえます

たとえば、依頼された順番が前後しても、契約書や見積書など提出期限が決まっているものを優先的に進めたほうが、業務が円滑に回りますよね。依頼された順番を守ることも大切ですが、さまざまな部署から仕事を頼まれるからこそ、このような視野の広さが必要になるのです。

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キャリアアドバイザー

業務に慣れるなかで身に付く部分もありますが、元々気遣いができるタイプだと仕事も進めやすいですよ。

協調性がある

OA事務でもとめられるスキルにコミュニケーション能力があるように、人とかかわりながら進める仕事がほとんどなので、協調性がある人は向いています。

他部署の人とのかかわりはもちろんですが、OA事務同士のコミュニケーションも大切です。お互いに効率化の方法をシェアするような雰囲気を作れれば、全体でスキルアップすることも可能なのです。

業務に必須なコミュニケーションだけでなく、自分たちのレベルを上げるためにも協調性は重要なポイントですね

仕事理解を深めよう! OA事務で働くメリット・デメリット

OA事務で働くメリット・デメリット

OA事務の仕事は、業務を通して学べることが多い一方で、デメリットも存在します。

ここではOA事務のメリットとデメリットの両面を紹介するので、どちらも理解してから選考に臨みましょうね。

メリット①:業務の中でパソコンスキルを磨ける

OA事務の大きなメリットは、業務を通じてパソコンスキルを向上させられるという点です。

パソコンを活用した業務がほとんどなので、業務を進めるなかで自然とパソコンスキルも磨くことができます。加えて、業務の効率化のためにタイピングスピードなども自然と鍛えられるでしょう。

パソコンスキルはどんな業種、業界でも必須なスキルになってきているので、もしOA事務から転職したいと思った際にもスキルを武器にすることができます。将来を見すえた場合にも大きなメリットですね

メリット②:ワークライフバランスが保てる

OA事務は内勤の仕事なので、突発的な仕事が入らない限り、自分で時間を調整して定時での帰宅が可能です。そのため、仕事とプライベートを切り分けて、ワークライフバランスを大切にしたいならピッタリな仕事といえます。

慣れていないうちは、業務スピードとの両立が難しい面もあるかもしれないですが、業務の無駄を改善していけば、仕事も自分でコントロールできるようになります。自分のペースで仕事をこなしつつプライベートを大切にしたい人には、特にメリットが大きいでしょう

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社外の人に左右される仕事ではないのは、ワークライフバランスの面においては重要ですね。

デメリット①:ルーティンワークが基本

仕事を通してパソコンスキルを磨ける一方で、業務自体はルーティンワークが基本であり、言ってしまえば地味な業務が続いてしまうことも事実です。

ルーティンワークの中でも自分なりに工夫して楽しめるか、同じ作業が続いてつまらないと感じるかは人それぞれなので、ルーティンワークが向いていないと感じる場合は、別の職種も考えてみたほうが良いかもしれませんね

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自分なりに業務の範囲を広げて、違った仕事を担当できるようにすれば、ルーティンワークではなくなる可能性もありますよ。

デメリット②:キャリアアップにつながりにくい

基本的にルーティンワークであるという特徴とも関連するのですが、OA事務としてのスキルアップはできても、キャリアアップにつながりにくいというデメリットがあります。

もしキャリアアップを目指しているなら、自分からどんどん仕事を取りに行く姿勢が大切です。通常業務でパソコンスキルを磨きつつ、よりレベルの高い仕事を任せてもらえるように準備をしておけば、チャンスがめぐってくる可能性もあります。

また、スキルレベルを示す根拠として資格を取得するのもおすすめです。ただ業務をこなしているだけではキャリアアップが難しいのが現実なので、自分から行動することを意識してみてくださいね

石川 愛

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OA事務として働くメリットはほかにもあります

OA事務として働くメリットはほかにもあり、たとえば汎用性の高さがあげられます。日々の業務を通じて身につけたパソコンスキル、コミュニケーション能力、事務処理能力は汎用性が高く、どの企業や職種でも通用するスキルです。 そのため、将来まったく違う職種に転職することになったとしても、OA事務で得たスキルを活かすことができるでしょう。

また社内のさまざまな部署とかかわることができるのも、OA事務として働くメリットです。OA事務の仕事の1つである資料作成は、経理やマーケティング、販売促進会議などさまざまな場面で必要となります。
社内の多くの部署とかかわることで、会社の全体の仕組みや業務を把握できることもOA事務のメリットといえるでしょう。

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ギャップを感じるかも? OA事務を目指す際に注意すべきポイント

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私はメリットの方が大きく感じたので、やはり選考を受けてみたいなと思いました。

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それは良かったです。選考を受ける前に知っておいてほしいことが2つあるので、事前に確認しておきましょう。

OA事務職は、実は会社によって少しギャップを感じてしまう場合もあります。選考が始まってからギャップを感じてしまう前に、どのような部分でギャップを感じやすいのか事前に知っておきましょう。

正社員より派遣社員の採用の方が募集が多い可能性がある

実はOA事務は派遣社員や契約社員で募集している企業が多いので、正社員での募集は人気が集中する可能性があります。パソコンスキルを活用して事務作業を効率的に進めることがもとめられるので、事務職の経験がある人を採用している場合が多いのです。

しかし、新卒で未経験の状態でも挑戦できないというわけではありません。倍率が上がってしまうのは事実なので、OA事務を目指すなら、場合によっては契約社員や派遣社員での入社も選択肢として入れておくと良いかもしれませんね

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企業によっては正社員登用があるので、選考の段階で聞いてみるのがおすすめです。

企業によっては業務範囲が広い場合もある

OA事務は基本的にパソコンを使用した事務作業を担当する仕事ですが、企業によっては業務の範囲が広い場合もあります。

たとえば電話応対の仕事だと、基本は担当者につなぐだけだとしても、契約書についての問い合わせなどだと、作成を担当しているOA事務が対応をする場合もあります。パソコンと見つめ合う仕事だと思って入った人は、ここでギャップを感じてしまう場合もあるでしょう。

そのため、業務範囲について不安がある人は、入社前に現場の社員との面談をセッティングしてもらうなどで、現場の声を聞いてみるのも良いかもしれませんね。

吉川 智也

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業務内容が広いことでキャリアアップの選択肢が広がります

OA事務の仕事は資料作成だけでなく、電話応対、顧客対応、ファイリング、備品の発注など、多岐にわたります。業務範囲が広いことで、大変そうだと感じる学生もいるのではないでしょうか。

もちろんOA事務の仕事は、覚えることも多く簡単な仕事ではありません。しかし、それは仕事を覚えて慣れるまでの最初のうちだけです。OA事務はルーティンワークが基本で、スキルアップはできてもキャリアアップにつながりにくい面があると述べましたが、多岐にわたる仕事を同時にこなすことで、キャリアアップのチャンスは広がっていきますよ。

資料作成をしながら電話や来客対応をするなど、複数のことを同時に進めることでマルチタスクスキルも身に着けることができます。またどんな状況にも冷静に対応することによって、周囲から信頼を得ることにもつながります。そうすると仕事の幅や裁量が広がり、昇給や昇進の可能性もあるでしょう。このように多岐にわたる仕事に携われるのは自らの可能性が広がるチャンスでもあるのです。

例文も紹介! OA事務の志望動機にはこの3つを盛り込もう!

最後に、OA事務に就職するために、志望動機のポイントを押さえましょう。必ず入れてほしい3つのポイントを紹介するので、ぜひ自分のエピソードで考えながら読んでみてくださいね。

志望動機とあわせて、事務職の自己PRも確認しておきましょう。

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種類・理由別の例文8選|事務職の志望動機に必要な4要素を解説

①OA事務に興味をもったきっかけ

まずは、OA事務を目指そうと思ったきっかけを伝えましょう。さまざまな事務職があるなかで、なぜOA事務を志望しようと思ったのかが大切なポイントになります

ここでほかの事務との区別がついていないと思われてしまうと、志望度の低さを疑われてしまう可能性があります。OA事務の仕事ややりがいを理解していることをアピールして、仕事への興味や熱意があることを伝えましょう。

例文

OA事務はパソコンを活用して業務効率化を支える仕事なので、自分のスキルを活用して、御社に貢献したいと思い志望いたしました。

②その企業のOA事務を志望する理由

OA事務の募集をしている会社は多くあるので、その中でもなぜその企業なのかという点も重要です。なぜなら「どこの会社でも良いけどOA事務になりたい」という人を積極的に採用しようと思う企業は少ないからです。

ほかの求人に比べてなぜその企業が良かったのかを言語化すれば、その企業だけの価値が見えてきます。ほかの企業にはない魅力を伝えて、志望度の高さをアピールしましょう。

例文

御社は〇〇という事業で業界を牽引しており、他社よりも〇〇という点で魅力的だと感じています。そのような環境で働きたいと感じたため、御社を志望いたしました。

③入社後の展望

志望動機の最後は入社後の展望で締めましょう。企業側は入社後に活躍してくれるであろう学生を採用したいと考えているので、その学生が自社で働くイメージがつくかは大切なのです。

「入社後にどのように強みを活かすか」「どのようなビジョンを持って働くのか」など、できるだけイメージが付くように具体的に伝えるようにしましょうね

例文

入社後は、強みである〇〇を活かして、〇〇という意識で御社の業務をより円滑に進められるようなサポートができればと考えています。

OA事務と一般事務の違いを理解して自分に合った仕事を見つけよう!

OA事務とは、パソコンを活用して事務作業を効率的に進めるための仕事で、基本的なパソコンスキルがあることが前提となる事務職です。企業によっては業務内容が一般事務と変わらないところもありますが、パソコンスキルを活用した業務改善がOA事務の特徴になります。

パソコンスキルを活用する事務職のため、スキルアップやワークライフバランスなどの面ではメリットがありますが、一方でルーティンワークである点などはデメリットといえます。これらを考慮したうえで選考を受けるようにすると、入社後のギャップも生まれにくくなるでしょう。

最後に志望動機のポイントも解説したので、ぜひ参考にして志望する会社のOA事務への内定を獲得しましょう。

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