目次
- リース業界は「所有」ではなく「使用」する価値を提供する業界
- リース業界の概要や特徴を理解しよう
- リース業界の市場規模
- リース業界のビジネスモデル
- リース業界の2つの種類
- リース業界とレンタル業界の違い
- 今後のリース業界は? 動向と将来性を徹底解説!
- 動向①:国内市場は安定しているが需要は伸び悩んでいる
- 動向②:M&Aが活発化
- 将来性①:市場拡大! 各企業は海外展開に積極的
- 将来性②:循環型社会の実現にはリース業界の役割は大きい
- リース業界の職種は4つに分類される
- ①営業職
- ②審査・法務職
- ③資産管理職
- ④経理職
- 実は大企業が多い! リース業界のTOP10企業
- ①オリックス
- ②三井住友ファイナンス&リース
- ③東京センチュリー
- ④三菱HCキャピタル
- ⑤芙蓉総合リース
- ⑥みずほリース
- ⑦JA三井リース
- ⑧リコーリース
- ⑨NTTファイナンス
- ⑩NECキャピタルソリューション
- リース業界に向いている人と向いていない人の特徴
- 向いている人の特徴
- 向いていない人の特徴
- リース業界でやるべき2つの選考対策
- ガクチカは主体的に行動して成し遂げた経験が効果的
- 企業の長期ビジョンを理解したうえでやりたいことを述べる
- リース業界の志望動機で盛り込むべき3つの要素
- ①なぜリース業界を志望するのか
- ②リース業界の中でもなぜその企業なのか
- ③その企業でどのように貢献したいか
- リース業界の特徴をしっかり押さえて選考に臨もう
リース業界は「所有」ではなく「使用」する価値を提供する業界
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「リース業界についてよくわからないけど、どのような業界なのでしょうか?」
「リース業界は自分に合っているかどうか知りたいです。」
BtoBであるリース業界は学生に馴染みがない業界の1つでしょう。どのようなビジネスモデルなのか、どのような会社があるのか、自分に向いているのか、わからないことがたくさんあるのではないでしょうか。
実は大手企業が多く、隠れた優良企業が多い業界です。入社後にミスマッチのないよう、本記事を通じてリース業界の理解を深めていきましょう。
リース業界の概要や特徴を理解しよう
就活生
キャリアアドバイザー
リース業界は馴染みがないので、どのような業界かわかりにくいですよね。まずはリース業界について解説しますね。
リース業界は顧客に対して器具や設備などのリース物件を貸与することにより収益を挙げている業界で、メガバンクグループや総合商社の資本が入った大手企業が多く、安定した業界の1つです。しかし、少しずつ環境変化もあり、仕事のやりがいも感じられるでしょう。まずはリース業界の概要や特徴について解説しますので、リース業界の理解を深めてくださいね。
リース業界の市場規模
リース業界の市場規模はおよそ8兆円と言われています。これはリース業界の主要企業17社の売上高の合計となります。
リース業界は他業界同様、リーマンショックを契機に大きく減少しました。その後は横ばいで推移をし、近年は景気回復により、企業の設備投資が増加したため、好業績になっています。
しかし、国内の製造業は海外展開を加速しており、国内のリース市場は頭打ちになってきています。また新型コロナウイルスの影響により、航空機やレンタカーなどの需要が大きく減少したことも、リース業界に大きな打撃を与えました。
リース業界のビジネスモデル
リースはリース企業が顧客企業に対して、物件や機器などを長期で貸借する仕組みです。
リース企業は長期で契約を結び、月々分割したリース料を受け取ります。リース料は、一定の利子を上乗せすることで利益を創出しています。
顧客企業にとっては初期費用を抑えて設備投資ができる点がメリットとなります。ただし、使用している物件や機器の所有権はリース企業に属するため、契約期間が満了した後にリース企業へ返却しなくてはいけません。また利子を加えて支払いをしているため、長期的には購入するよりも割高になるデメリットがあります。
リース業界の2つの種類
リース業界での取引は大きく2つの方法があります。1つは「ファイナンス・リース」、もう1つが「オペレーティング・リース」です。言葉だけではどのような取引方法なのかイメージが難しいのではないでしょうか。
次に2つの取引がどのような内容であるのかを具体的に解説します。解説を参考にして、それぞれの取引方法の特徴を押さえて下さいね。
ファイナンス・リース
- 「ファイナンス・リース」とは、企業が保有していない物件や設備を代わりにリース会社が購入し、それを貸し出す方法
リース会社が購入した代金と金利をリース期間の間に企業に返済してもらいます。「ファイナンス・リース」は契約期間の途中で解約できないことがポイントです。
「ファイナンス・リース」は、金融取引に該当します。仕組みとして、企業側がお金を借りて、物件や設備を購入している形になり、金融機関から融資を受けているのと近しい取引といえます。
オペレーティング・リース
- 「オペレーティング・リース」とは、企業側はリース会社との契約を結び、期間やリース料を決定する方法
簡単にいえばレンタルに近い仕組みです。物件や設備を借りる代わりに、リース料を支払います。リース期間が終了したら、企業側は借りた物件や設備を返却します。
企業側のメリットは必要な期間だけリースで物件や設備を借りられることが挙げられます。たとえば短い間だけ必要な高価な設備に多額の投資をしなくとも、リースを利用すればコストを抑えて借りることができます。また、解約が可能な点は「ファイナンス・リース」との違いといえるでしょう。
リース業界とレンタル業界の違い
「オペレーティング・リース」の解説で「レンタルに近い仕組み」という紹介したことから、リースとレンタルの違いが気になる学生もいるのではないでしょうか。
結論からいえば、リース業界とレンタル業界には大きな違いがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
具体的にどのような違いがあるか解説しますので、是非参考にしてみて下さいね。
レンタルと比べたリースのメリット・デメリット
リースもレンタルも「モノを借りる」ことに変わりありませんが、「モノの借り方」に違いがあります。
大きな違いは契約期間です。リースの場合、短くて半年、長いと10年前後と契約期間が長いのが特徴です。レンタルは数時間から借りられることもあり、日、週、月単位と契約期間が短く、スポット利用で活用されます。
他にもメンテナンスの責任を持つ対象が異なったり、費用にも大きな違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを見極めながら、企業側のニーズに合わせて利用されています。
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リース業界とは一見異なりますが、モノの貸し借りという観点でいくと「シェアリングエコノミー」という言葉も覚えておくといいでしょう。
さまざまな定義がありますが、プラットフォームサービスを介して個人や企業が持つモノや場所、スキルなどの資産を取引するビジネスモデルを指します。企業間ではなく個人間でやりとりが発生するケースも多いため、この場合、どこに所有権があるのか、トラブルが発生した際に誰が責任を取るのか、などに注意が必要です。
また、おそらくみなさんが日常的におこなっている「月額〇円」というサブスクリプションモデルにも注目です。こちらはレンタル業界に考え方が違いですが最近では不動産を所有をせずに月額料金を払いさまざまな家を転々と暮らす、などあらゆる業界で活用されています。
どちらもリース業界とは動く金額規模などに大きな違いがありますが、モノを売買するにはたくさんのビジネスモデルがあり、その中でもリース業界だからこその強みは何かを考える際の参考にしてみてください。
今後のリース業界は? 動向と将来性を徹底解説!
長期的なビジネスをおこなうリース業界の現在の動向や将来性も気になるポイントでしょう。現在直面しているリース業界の課題点や将来性などの動向について解説していきます。
リース業界に限りませんが、経済状況や国の政策によって業界の環境は変化していくので、日々のニュースも目を離さずチェックしていきましょうね。
動向①:国内市場は安定しているが需要は伸び悩んでいる
需要が伸び悩んでいる原因は、少子化による需要の低下にあります。今後もこの傾向は続くことが想定され、リース業界としては国内リース事業以外の新しいビジネスを模索することが必要です。
また震災復興需要が一服したことも需要の伸び悩みにつながっています。被災地での建設機械やトラックなどの需要が高まったことでリース業界は成長してきましたが、復興が一定できてきていることで震災復興需要が落ち着きはじめている状況です。
コロナ直撃によってやや需要が減少
リース業界は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業界の1つでもあります。新型コロナウイルスの影響で、テレワークが一気に浸透し、オフィスで必要なOA機器やデスク、チェアなどの必要性が低下しました。そのため、リース業界の需要が減少しています。
今後、テレワークからオフィスへ戻る可能性もありますが、継続して一定の影響を受けることになるでしょう。テレワークの浸透により、在宅で利用できる機器のニーズは増えているため、リース業界として新たなビジネスチャンスを模索していく必要もあるといえます。
動向②:M&Aが活発化
- M&A(エムアンドエー):Merger And Acquisitionの略で企業の経営権を取得するために合併や買収をすること
M&Aが活発になっている背景として、国内市場の成長が見込めなくなりつつあり、リース業界の各社ともに生き残りに向けた取り組みの1つとしてM&Aをおこなっているのです。直近でおこなわれたM&Aは下記のような事例があります。
- 2018年にオリックス株式会社が米国に本社を置くNTI Connect, LLCを買収。NTI Connect, LLCは通信インフラ設備の設置や保守サービスに強みを持ち、多角化を進めるオリックスの事業戦略と重なり買収に至る。
- 2018年に三菱UFJリース株式会社が米国に本社を置くENGS Holdings Inc.を買収。ENGS Holdings Inc.はトラック・トレーラーなどの販売金融事業をおこない、海外展開を図る三菱UFJリースの事業戦略と重なり買収に至る。
キャリアアドバイザー
今後の事業戦略に見合うM&Aは活発におこなわれる可能性があります。
将来性①:市場拡大! 各企業は海外展開に積極的
リース業界は国内市場は頭打ちですが、海外に販路を見出しています。リース業界の大口顧客でもある製造業は拠点を海外に積極的に移しており、この流れに乗って関連するリース業界も海外進出を進めています。また今後、経済発展が見込まれるアジア圏を中心に海外進出を積極的におこなっています。
例を挙げると三井住友ファイナンス&リースが特徴的です。同社は中国をはじめ、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアといったこれから成長が期待されるアジア圏に拠点を設けています。
この流れは引き続き続くと考えられ、海外に進出する日本企業と共に進出したり、M&Aをおこなったり、現地企業と連携したりといろいろな方法で海外へ進出していくでしょう。
将来性②:循環型社会の実現にはリース業界の役割は大きい
- SDGs:日本語で、持続可能な開発目標
「SDGs」を一度は耳にしたことがある学生は多いのではないでしょうか。「SDGs」の浸透により、環境問題に目が向けられることが増え、従来のモノを「取って、作って、捨てる」の経済モデルから循環型社会への移行が求められています。
循環型社会では不要になったものを廃棄するのではなく、再利用していく考えがあります。この再利用において、リース業界が果たす役割は大きいものといえるでしょう。リースが終了した機器を、新たに必要とする業界や企業に再利用することで1つの製品を長く活用でき、その中心を担うのがリース業界なのです。
サーキュラー・エコノミーが拡大
今までは資源をリサイクル・再利用することなく廃棄しており、そのような経済モデルを「リニア・エコノミー」と呼んでいました。しかし、「SDGs」に代表される経済の見直しの中で、「サーキュラー・エコノミー」が拡大しています。
「サーキュラー・エコノミー」とは、これまで不要になり、処分していたものを資源と捉え、循環させる経済の仕組みのことを指します。廃棄物を減らすとともに、モノの製造過程で必要になる多くのエネルギーや、排出される二酸化炭素を減らしていくことができると考えられています。
脱炭素社会を推進するためには必要な考え方で、リース業界のビジネスチャンスにつながっていくでしょう。
キャリアアドバイザー
世の中的に循環型社会への関心が高まっていることも踏まえて、リース業界の魅力は増していきそうですね。
リース業界の職種は4つに分類される
就活生
リース業界にはどのような仕事の役割があるのですか?
キャリアアドバイザー
リース業界ならではの職種がいくつかありますので、紹介しますね。
主に企業を顧客とするBtoBのリース業界ならではの職種がいくつかあります。リースでは審査や資産管理がビジネスの成否を分けるといっても過言ではありません。
リース業界の特徴的な職種を4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
①営業職
多くの業界に存在する営業職ですが、リース業界における営業職のミッションはリース契約をすることです。リース会社は数多くの製品を取り扱っており、営業チームも製品ごとにチーム分けされる傾向にあります。たとえば不動産の営業チーム、電子機器の営業チームと分けているケースが多いです。
営業手法は扱う製品によって異なり、営業先は個人、法人双方の可能性があります。営業手法は新規リース商品の開拓をおこなう新規開拓から既存顧客へ入り込む既存営業と配属されたチームによってさまざまです。
リース会社に入社した人の多くは営業職からキャリアを開始する人が多いので、リース会社のメインの職種といえるでしょう。
営業の種類別の特徴はこちらを参考にしてみてください。
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②審査・法務職
リース会社において重要なミッションである契約全般の精査は審査・法務職がおこないます。もし審査・法務職の精査が不十分だと、リース契約後に支払いが遅延したり、支払い不能となり、大きな損失を被ってしまうかもしれません。このような事態を避けるため、リース契約を結び相手の支払い能力をチェックするのが審査・法務職の役割なのです。
審査・法務職には、リース会社が損失を被ってしまうリスクがあるため、慎重にミスなく仕事をおこなうスキルが求められます。金融業の側面もある仕事なので、財務に関する知識や経験が求められるのも特徴の1つです。
③資産管理職
資産管理職という職について聞きなじみのない就活生も多いのではないでしょうか。資産管理職は、簡単にいえば会社の資産運用を任される仕事です。リース会社の場合、資産はリースする物件や設備になり、これらの資産を守りながら、上手に運用をおこない、会社の利益に貢献しています。
資産管理職は、日々リース中の物件や設備の契約を管理し、事務的な業務も発生します。リースが終わった資産の廃棄や売却といった判断も資産管理職が担います。たとえばリースが終わった資産を、中古市場で上手に処分することで利益につなげます。
キャリアアドバイザー
資産管理職は審査・法務職と同様に金融業の側面を持つ職種であり、その判断一つによって、リース会社の利益は大きく変わってくるのです。
④経理職
経理というと、給与や経費の計算などを主におこなっているイメージを持つ学生も多いのではないでしょうか。経理にはこれらのミッションもありますが、リース業界では加えてリース契約における税務処理も重要な役割となっています。
リース契約における税務処理を担当するため、リース業界の経理職は財務・会計に加えて、金融や経営など多角的なスキルや知識が求められます。また、リース契約を取り交わすときの契約書作成をおこなうこともあり、求められる仕事の範囲は非常に広いです。ひとつひとつの仕事が専門性を求められるとともに、ミスが許されない仕事なので、リース業界における重要な職種の1つといえるでしょう。
実は大企業が多い! リース業界のTOP10企業
リース業界はいわゆるBtoBのビジネスのため、学生は馴染みにない企業が多くあります。しかし、リース業界は多くの大企業があり、大手を志望する学生には是非目を向けて欲しい業界の1つです。業界を知るためには、まず各社について理解を深めることが重要といえます。リース業界TOP10企業を1社ずつ解説しますので、企業理解に活用してくださいね。
①オリックス
オリックスが誕生したのは初めての東京オリンピックが開催された1964年です。日本でリースという新しいビジネスを展開するため設立されました。
リースから始まったオリックスのビジネスは、多角的に金融サービスを提供する企業へと成長し、連携会社860社、関連会社158社を数える大企業になりました。従業員数も3万人を超え、日本を代表する企業の1つといえるでしょう。
世界30か国以上に事業展開をおこない、将来的に海外へチャレンジできる可能性もある企業です。
②三井住友ファイナンス&リース
三井住友ファイナンス&リースは、社名にもある通り、メガバンクの三井住友ファイナンシャルグループと大手総合商社の住友商事が50%ずつ出資し、戦略的共同事業として設立したのが始まりです。
同社の特徴は、親会社であるメガバンクグループと総合商社それぞれが持つ顧客ネットワークにあります。異なる強みを持つ親会社のネットワークを活かし、高付加価値のサービスを提供しています。
また同社は従来の「モノ」を扱うリース事業にデジタルを掛け合わせ、新しいソリューションやビジネスモデルを模索しています。大手企業でありながらも、時代に合わせて新しいビジネスを作り出せるのも同社の魅力の1つといえるでしょう。
③東京センチュリー
東京センチュリーは2009年4月に「センチュリー・リーシング・システム株式会社」と「東京リース株式会社」が合併し、誕生しました。2016年10月に商号を変更し、現在の社名となっています。
東京センチュリーの母体は総合商社の伊藤忠商事で、リース業界の中でも上位に位置づけられます。情報通信機器を中心とした国内リース事業は業界の中でもトップクラスであり、国内オート事業も業界内で強みを持つ分野です。
現在は国内で強みを持つ分野が多いですが、今後はグローバルで高い専門性と独自性を持つリース会社へ進化していくべく、新しい領域の開拓をおこなっています。
④三菱HCキャピタル
三菱HCキャピタルは設立が浅く、2021年4月に誕生しました。母体は三菱UFJグループの一員であった三菱UFJリースと日立製作所の子会社である日立キャピタルの2社で、両社の統合により設立に至りました。国内外に120以上の拠点を有しており、幅広い事業展開をしています。
三菱HCキャピタルの強みは母体となる2社の異なる強みを融合できる点です。三菱UFJキャピタルは三菱UFJグループの1つとして金融に強みを持っていました。一方の日立キャピタルは日立製作所の系列であったため、実物リースが特徴となっています。各々の強みを補完しあい、相乗効果を生み出しているのが三菱HCキャピタルなのです。
⑤芙蓉総合リース
芙蓉総合リースはリース業界の大手のなかでは異色の存在で、メガバンクや総合商社の資本が入っていないリース企業です。設立は1969年と歴史があり、東証一部上場も果たしています。
芙蓉総合リースの強みは独自性のある商品開発力にあります。観賞用熱帯魚のレンタルシステムである「アクアアート」を市場投入し、独自性のある商品が好評を得ています。まだ市場にない顧客の課題解決に向けたユニークなソリューションを発信できる企業文化を持っています。
その他にも累計300件を超える「航空機リース」では、世界の航空会社と取引を持ち、グローバルな仕事に携わるチャンスもあります。
⑥みずほリース
みずほリースはその名の通り、メガバンクのみずほ銀行をはじめとするみずほフィナンシャルグループの一員です。1969年に設立し、現在まで多くの企業のファイナンスニーズに応えています。
みずほリースの特徴は、プロジェクト案件に強みを持っている点です。みずほフィナンシャルグループの持つ優良な顧客基盤を活かし、航空機や船舶、プラント、不動産といったプロジェクト案件で顧客に貢献してきました。
プロジェクト案件の場合、一定の資本力を求められるため、日本を代表する大企業との取引が中心です。大手企業と関わりながら仕事をしたい学生にとっては魅力に映る企業といえるでしょう。
⑦JA三井リース
JA三井リースは三井リース事業株式会社と農業協同組合であるJAグループにてリース事業を展開していた協同リース株式会社が2008年に統合して設立されました。
JA三井リースは他リース企業と異なり、農林水産業に強いパイプを持つJAのネットワークを活用し、事業を展開できるのが強みといえます。
グループ経営理念に「Real Challenge,Real Change」を掲げ、今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)の視点を取り入れて、異業種と積極的なコラボをはかり、事業を拡大していく方針です。リース事業にとらわれず、新しいチャレンジができる環境が期待できます。
⑧リコーリース
リコーリースは事務機器や光学機器を扱う株式会社リコーとみずほリース株式会社を大株主持ち、東証一部上場のリース企業です。創業は1963年、リコー株式会社を創業した市村清が日本リースを立ち上げたのが発祥です。主な事業領域は「リース&ファイナンス事業」、「サービス事業」、「インベストメント事業」の3領域に渡ります。
リコーリースの特徴は、顧客群にあります。リコーリースは大手のリース企業と異なり、主な顧客基盤が中小企業です。取引企業数は40万社、そのうちの実に98%が中小企業であり、日本の中小企業から頼りにされる企業といえます。
⑨NTTファイナンス
NTTファイナンスは社名の通り、通信事業を展開するNTTグループの1つです。NTTグループのなかでも歴史が古く、NTTが民営化したのちに最初に誕生したグループ企業として1985年に設立しました。現在までNTTグループの中核企業として存在感を示しています。
NTTファイナンスは時代の先を行く金融・決済・ビリングサービスを展開しています。具体的にはイメージを持ちやすいクレジットカードやベンチャーキャピタルなどのサービスがあります。
2020年にはリース事業を分社化し、今後はNTTグループのなかで金融色の強いサービス展開をおこなっていく方針です。
⑩NECキャピタルソリューション
NECキャピタルソリューションは日本を代表する電機メーカーのNEC(日本電気株式会社)と三井住友ファイナンス&リース株式会社の持分法を適用するメーカー系のリース企業です。創業は1978年で現在は東証一部に上場しています。
NECキャピタルソリューションは2008年にリース事業だけでなく、総合的にファイナンスを提供する方針を掲げ、NECリースから現在の商号に変更しました。
グループビジョンでグローバルに挑戦することを掲げており、将来海外での事業に携わりたい学生にとっては魅力に映るかもしれません。
リース業界に向いている人と向いていない人の特徴
就活生
リース業界の仕事内容や主要な企業理解は深まりましたが、リース業界にはどんな人が向いているのですか?
キャリアアドバイザー
リース業界を取り巻く環境が変わってきており、リース業界に向く人、向かない人は分かれてきます。どのような人に向くのか解説しますね。
リース業界で活躍する人の特徴を紹介します。向いている人、向いていない人に分けて解説しますので、自分の性格や考え方と一致しているかどうか確認してみましょう。
向いている人の特徴
特徴を解説する前に、リース業界の特徴や現在のビジネス環境を整理していきましょう。
- さまざまな業界を対象にビジネスを展開する
- 顧客とは信頼関係の下、長期的な取引をすることも多い
- 国内だけでなく、海外でのビジネス展開が求められる
この3点がリース業界を取り巻くビジネス環境です。リース業界に向いている人はこれらのビジネス環境で仕事がしたい人といえます。それぞれ具体的に解説していきますので、ぜひチェックして下さいね。
さまざまな業界に携わりたい人
リース業界は特定の顧客に対してビジネスを展開するのではなく、リースやファイナンスを必要とするさまざまな業界の顧客を対象にしています。そのため、さまざまな業界の顧客とビジネスをおこなうことができます。
1つのことを深めていくのではなく、さまざまな業界とかかわることでビジネスを広く知りたい、将来、自身で何かしら起業するため幅広い業界について勉強したいといった考えの人に向いている業界といえるでしょう。また、学生の段階では明確に希望する業界がない人にとっては、仕事を通じてさまざまな業界に触れることで、携わりたい業界を見つけることもできるでしょう。
好奇心旺盛さをアピールすると良いので、こちらの記事を参考にしてみてください。
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顧客と長期的な信頼を築いて仕事をしたい人
新しい契約を獲得するよりも、お付き合いのある顧客と長くかかわっていきたい人や得意と感じる人にリース業界は向いています。リース業界では、複数年にわたる中長期の契約がメインです。またリース契約が終了した後にも新たなリース契約を結ぶこともあり、長期的に顧客と信頼関係を構築していくことがポイントといえます。
このように顧客と長期的な関係を築きたい人には、リース業界は向いている業界といえるでしょう。
語学力を活かして働きたい人
リース業界というと国内の企業にサービスを提供しているイメージを持つ学生も多いかもしれませんが、今までは国内の企業に対するサービス中心でしたが、リース業界の各社ともに国内では頭打ちになりつつあります。そのため、今後は新しい販路を拡大するために、海外進出が喫緊の課題といえます。
すでにリース業界の各社は海外進出をはじめており、2012年度に5000億円から2017年度には1兆1761億円と大きく成長しています。今後、ますます海外進出を図っていくリース業界で語学力を活かしてみてはいかがでしょうか。
面接で英語力をアピールする方法はこちらで解説しています。
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向いていない人の特徴
ここまでリース業界に向いている人について紹介してきました。次にリース業界に向いていない人の特徴を紹介します。もしリース業界に向いていない人が、リース業界に内定を得て就職できても、入社後にミスマッチを起こしてしまう可能性があります。就活は入社がゴールではないので、リース業界が自分に合っているのかしっかりと確認しましょう。
リース業界に向いていない人の特徴は、具体的に次の2つが挙げられます。
- BtoCの営業がしたい人
- 国内のみで仕事がしたい人
上記のいずれかに該当する人はリース業界に向いていない可能性があります。それぞれ具体的に解説していきますので、自分に合っているかどうか確認してみましょう。
BtoC営業がしたい人
リース業界のビジネスは、企業を顧客とするBtoBになります。BtoCの営業ができる企業は少ないので、BtoCの営業を希望する人には向いていない可能性があります。
しかし、BtoCの営業を希望する全員がリース業界に向いていないわけではありません。BtoCの営業を何故希望するのかによって、リース業界が向いている可能性もあります。たとえば一人と長く関係を築いていきたいと考え、BtoCを希望する場合はリース業界の仕事の仕方が合うかもしれません。
なぜBtoC営業を希望するか掘り下げ、リース業界の働き方と合致する点があれば、リース業界を検討してもよいかもしれません。
BtoCについてはこちら詳しく解説しています。
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日本国内のみで働きたい人
リース業界に向いている人の特徴で紹介したように、リース業界は国内のビジネスが頭打ちになってきており、海外に販路を広げていく考えです。
リース業界だけでなく、リース業界が顧客にするさまざまな業界で海外進出を進めています。そのため、海外進出する日本企業の支援をする形でリース業界も海外進出が必要になっています。
今後も海外進出は加速していくことが考えられるため、日本国内のみで仕事がしたい人にはリース業界は向いていない可能性があり、仮に入社してもミスマッチになるかもしれません。
キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる
興味はあっても語学力に自信がない、などの理由でリース業界を諦める必要はありません。どんなに語学力に強みを持っている人でもリース業界で働いた経験がなければリース業界で頻繁に使われる英単語やコミュニケーション方法を知っていることは少ないでしょう。
その意味では、語学力が云々というよりも先に、まずリース業界に関心があるかどうかが大切です。母国語でリース業界についての理解を深めることができれば、いざ外国語でコミュニケーションを取るとなった際にもある程度対応ができるようになるはずです。
自分には〇〇のスキルがないから諦める、ではなくてリース業界に少しでも魅力を感じるポイントがあれば、どこかに自分の強みとの接点を見出せないかどうか前向きに考えてみましょう。
リース業界でやるべき2つの選考対策
リース業界に向いている人、向いていない人の特徴を理解し、いよいよリース業界を志望すると決めたら、何から選考の準備をしていけばよいのでしょうか。
リース業界を志望する際に、やるべき2つの選考対策を紹介します。選考に向けた準備をどれだけできるかで合否を分ける可能性があります。選考対策を十分におこない、選考を迎えましょう。
ガクチカは主体的に行動して成し遂げた経験が効果的
リース業界は従来の国内企業に対するリース・ファイナンスサービスの提供では頭打ちになりつつあります。日本全体が少子化の影響で、大きな成長が期待できないためです。そこで今後は海外進出が成長のために必要になってきます。
少しずつリース業界でも海外進出を進めていますが、まだまだ伸びしろがあります。より成長をするためには従来のやり方から独自のやり方で、自ら動き、成果につなげていかなくてはいけません。
このような環境の変化から言われたことを忠実にこなす人ではなく、主体的に動ける人をリース業界は求めています。リース業界が求める人物像をアピールできるガクチカをまとめていきましょう。
主体性をアピールする方法はこちらを参考にしてみてください。
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企業の長期ビジョンを理解したうえでやりたいことを述べる
国内の少子化によって、他業界同様にリース業界も従来のビジネスモデルでは先行き不安な状況にあります。海外進出や新しいサービスを提供し、リース業界の各社は独自の方針を打ち出しています。
一口にリース業界といっても、各社のビジョンや方針は異なっています。各社の長期ビジョンを理解し、やりたいことを自分の言葉で伝えることで志望度の高さをアピールできるでしょう。
企業の長期ビジョンを理解するうえでは事業内容の把握が重要ですのでこちらを参考にしてみてください。
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リース業界の志望動機で盛り込むべき3つの要素
就活生
リース業界の志望動機を作るときは、どのようなポイントを意識するといいですか?
キャリアアドバイザー
リース業界で盛り込みたい志望動機の要素は大きく3つあります。1つずつ解説しますね。
リース業界はBtoBのビジネスで、学生にはあまりなじみがない分、志望動機の作り方も迷う事でしょう。志望動機で盛り込むべき3つの要素を紹介しますので、志望動機を作るときの参考にしてくださいね。
志望動機全般のコツについてはこちらで解説しています。
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志望動機の重要性 選考突破に向けて志望動機は非常に重要です。リクルートがおこなった就職活動・採用活動に関する振り返り調査によると、8割近くの企業が選考で重視する項目に「自社への熱意」を挙げています。 志望動機の内容によっ […]
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①なぜリース業界を志望するのか
採用する企業としても、学生にあまりなじみがないリース業界を志望するのかは率直に気になるポイントでもあります。まずリース業界を志望する理由を明確に伝えましょう。
ただし、大手企業が多い、メガバンクグループや大手総合商社の資本が入って安定しているといった理由は控えましょう。変革期にあるリース業界にはミスマッチと捉えられるかもしれません。
これまで紹介したリース業界のビジネス環境の変化を理解し、環境の変化がある中でどのようなチャレンジをしたいのかをまとめると、前向きで活躍してくれる素養を面接官に感じてもらうことができるでしょう。
②リース業界の中でもなぜその企業なのか
リース業界は少子化の影響を受け、従来のリースでは成長が頭打ちです。そのため、リース業界の各社ごとに新しい取り組みや海外への進出を進めています。
このようにビジネス環境の変化から、一口にリース業界といっても各社で目指す方向性やビジョンは異なっています。志望する企業のホームページ(HP)や会社説明会、OBOG訪問を通じて、企業理解を深め、志望する企業ごとに志望動機をまとめましょう。
企業理解を深めて、志望動機を伝えることで面接官に企業研究の深さをアピールでき、志望度の高さを伝えることができます。
③その企業でどのように貢献したいか
紹介した通り、リース業界のビジネス環境は大きく変化しています。従来のビジネスのやり方では行き詰まってしまうため、自発的に新しいことへ取り組み姿勢が求められています。
そのため、リース業界を目指す学生には、言われたことを着実に遂行する力よりも、新しいことに積極的にチャレンジする姿勢や、失敗を恐れない姿勢を求めています。志望動機においても、企業のビジョンや取り組みを理解し、自分なら何ができるか能動的な姿勢を盛り込みましょう。変化する環境でも力になってくれると面接官にアピールできるでしょう。
海外市場に活路を見出し成長していくことをアピール
紹介した通り、リース業界の各社は海外への販路拡大を進めています。ただ、ビジネスのやり方はまだまだ手探りで、どのような成長曲線を描いていけばいいか模索中です。
このようにリース業界の各社は海外進出に課題を持っています。そのため、リース業界を目指す学生にも海外で活躍してくれたり、活路を見つけてくれる可能性を求めている状況です。
語学力に強みを持っていたり、新しいことに自発的にチャレンジしてきた経験があれば、海外市場を広げていく力になれるので、積極的にアピールしていくと良いでしょう。
私は国内に加えて海外の様々な業界と関わりを持って仕事がしたいと考え、御社を志望しております。リース業界は近年、海外進出が盛んですが、特に御社は海外進出に積極的で国内リース企業のなかでも1番積極的に海外展開を強化しています。
学生時代の留学経験で培った語学力と行動力を武器に、海外展開に積極的な貴社で将来はグローバルに活躍できるような仕事をしたいと考えております。語学力と行動力をもって貴社のさらなる海外展開に貢献したいと考えています。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
学生にとって、リース業界はあまりなじみがあるとは言い難いため、志望動機で一番悩むポイントが「なぜリース業界なのか」という部分であることが多いです。
あまり好印象にならないケースが、リースのビジネスモデルを長々と解説しただけで、「だから魅力を感じました」と書くことです。その他にも、「レンタル業界は〇〇だけれどもリース業界は△△なので魅力を感じた」などと比較をする学生もいますが、文字数を食う割には「なぜ魅力を感じるのか?」が欠如しているため面接官の心には刺さりません。
リースのビジネスモデルのことは、学生よりもリース業界に勤務する社員のほうが知っています。ビジネスモデルを解説するのではなく、リースのビジネスモデルが必要だと思った原体験、もしくはニュースなどで見聞きした「自分自身」の話をたくさん盛り込むことを意識してください。ある程度その部分で採用担当者に納得感を与えることができれば、面接でより深く聞いてみよう、という気持ちにさせることもできるでしょう。
リース業界とは、具体的にどんな仕事に携わっている業界なのか、知らない学生は多いのではないでしょうか。どんな業界でどんな企業があるのかをよく知らないままでは、志望動機の説得力に欠けてしまいます。そんな悩みを持つ学生のヒントになるように、キャリアアドバイザーが回答します。
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リース業界とはどのようなものですか?
リース業界は、顧客が必要とするものを代理購入して、月額定額の利用料で長期間貸し出すサービスを提供する業界です。学生の皆さんの身近なところでは、大学やコンビニのコピー機がリース会社から借りているものですよ。扱う商品は企業によってさまざまで、オフィスで使うパソコンや事務機器、医療機器、自動車、不動産、航空機や船舶などの大きいものまで多岐に渡ります。
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リース業界の志望動機で盛り込むべき内容を教えてください。
リース業界の志望動機には、ほかの業界ではなく「なぜリース業界を志望するのか」、複数あるリース会社の中で「なぜその企業を志望するのか」を述べることが必要です。そのためには、ほかの業界とは異なるリース業界ならではの事業内容と今後の動向を踏まえ、どういう点に興味や魅力を感じたのか、そのきっかけや理由を示しましょう。
「なぜその企業なのか」については、企業の特徴や業務内容をしっかり把握し、他社との違いを比較したうえで、その企業でなければならない理由を答えられるようにしましょう。最後に、自分がどの仕事にどう貢献できるかを述べて締めくくることがポイントです。
リース業界の特徴をしっかり押さえて選考に臨もう
リース業界は学生に馴染みが薄い業界ですが、大手企業も多く、安定感のある業界で実は人気の業界でもあります。少子化によって国内リース事業以外へビジネスを拡大しており、変革期に差し掛かっています。
馴染みが薄い分、業界理解、企業理解を十分におこなえるかどうかで他の学生と差をつけることができます。まずは本記事を参考にリース業界の特徴を理解し、就活に活かしましょう。
リース業界はどのような業界なのか知りたいです。