9例文|警察官の志望動機は適性アピールがカギ! 差別化のコツ4選

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目次

  1. 警察官の志望動機を魅力的にするカギは仕事内容と求められるスキルへの深い理解
  2. 警察官とは「国民の安全・安心を守る国家公務員」
  3. 職種理解を深めよう! 警察官の3つの仕事内容と勤務場所をチェック
  4. 仕事内容①地域の安全・安心の確保
  5. 仕事内容②治安の維持・確保
  6. 仕事内容③警察行政の執行
  7. 勤務場所①交番
  8. 勤務場所②警察署
  9. 勤務場所③警察本部
  10. 志望動機で押しだそう! 警察官に求められる6つのスキル
  11. ①正義感や責任感
  12. ②体力や精神力
  13. ③コミュニケーション能力
  14. ④判断力や決断力
  15. ⑤情報処理能力
  16. ⑥危機管理能力
  17. 2つの軸で考えよう! 警察官の志望動機を書くために役立つ準備
  18. ①警察官に必要なスキルを理解し身に付ける
  19. ②警察官採用試験の対策を進めて職種理解を深める
  20. これだけは押さえておきたい! 警察官の志望動機の作り方のコツ4選
  21. ①警察官になりたい理由を明確に伝える
  22. ②自分ならではのアピールポイントを入れる
  23. ③その自治体を希望する理由を明確にする
  24. ④警察官としてどんな仕事をしたいのか伝える
  25. 警察官の志望動機例文9選! 構成から流れまでチェックしよう!
  26. 例文①幼い頃からの夢をかなえるため
  27. 例文②父の影響を受けたため
  28. 例文③地域の安全・安心を守りたい
  29. 例文④人助けがしたい
  30. 例文⑤自分の力を社会のために役立てたい
  31. 例文⑥いじめや犯罪のない社会を実現したい
  32. 例文⑦法治国家の維持に貢献したい
  33. 例文⑧警察活動の効率化・効果化に貢献したい
  34. 例文⑨地域の活性化にも貢献したい
  35. NG例文付きで解説! 警察官の志望動機を作る際の2つの注意点
  36. ①憧れをアピールするだけの志望動機は避ける
  37. ②公務員としての安定面を理由にしない
  38. 警察官の志望動機に関する就活生からよくある質問に回答
  39. 警察官の志望動機を魅力的にするコツを取り入れて理想のキャリアを実現しよう!

警察官の志望動機を魅力的にするカギは仕事内容と求められるスキルへの深い理解

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「警察官の志望動機を作るときのコツはなんですか?」
「どうしたら他の志望者と差別化できますか?」

といった質問を受けます。

警察官の採用面接において志望動機はとても重視されます。熱意の強さと適性をアピールするためには、警察官の仕事内容と求められるスキルをしっかり理解して志望動機を考えることが大切です。

この記事ではまず警察官の志望動機を考えるうえで必要な情報を解説しつつ、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、志望動機作成のコツと具体的な志望動機の例文を紹介します。あなたの熱意が伝わる志望動機を作成するためにも、しっかりとチェックしておきましょう。

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警察官とは「国民の安全・安心を守る国家公務員」

警察官は国家公務員あるいは地方公務員の職種の1つです。多くの警察官は地方公務員として各都道府県警察に所属します。国家公務員の警察官は全国の警察署の上部組織である「警察庁」に所属し、日本全体の警察組織の調整・政策立案などが主要業務です。

犯罪を未然に防ぐための活動や、治安の維持、事件・事故などの対応など、国民の安全と安心を守るための役割を担うのが警察官です。

堀内 康太郎

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人の役に立てる実感を得やすいやりがい抜群の仕事!

子どもたちが将来なりたい職業ランキングでも毎年上位にランクインするなど、警察官は人気の職業です。公務員という立場で安定しているほか、待遇面も充実しており、特に大企業などが少ない地方では、地元に残って働けることも相まって、人気の職業となっています。

また、警察官はドラマや映画などでよく題材にされていることもあり、どんな仕事をしているのかなどがイメージしやすいという特徴もあります。実際、ドラマなどをきっかけに警察官を目指す人が多い点も、人気の職業と言われる理由の1つです。

何より、人の役に立つという意味で、警察官ほど貢献度がわかりやすい仕事はありません。犯罪から人々を守る、安全安心なまちづくりに貢献するなど、わかりやすく人の役に立てるため、「誰かの役に立つ仕事がしたい」という人が目標としやすい仕事になります。

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職種理解を深めよう! 警察官の3つの仕事内容と勤務場所をチェック

警察官の3つの仕事内容と勤務場所

志望動機で熱意を伝えるためには、ただ「頑張りたい」というだけでは足りません。警察官としてどのように貢献したいのかを具体的に伝えるなど、他の職業ではなく警察官になりたいと思う理由を説得力をもって伝える必要があります。

警察官の業務は多岐にわたり、配属先によってどのような業務をおこなうのかは異なります。まずは警察官の主な仕事内容と勤務場所について理解しましょう。

仕事内容①地域の安全・安心の確保

失くし物をしたとき、道に迷ったとき、近隣でトラブルがあったときなど、困ったときに警察署や交番に相談した経験がある人も多いのではないでしょうか。警察署や交番は各地域に存在し、犯罪行為以外でも何かあったときの相談窓口としても機能しています

犯罪や事件の傾向を分析し、必要に応じて地域市民に対して講習などで情報提供をおこなうことも警察官の業務の1つです。イベント時や災害発生時などには誘導などをおこない、混乱の抑制にも努めます。

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警察官として地域住民との信頼関係を築くことが安心・安全に暮らせる地域社会につながっているといえるでしょう。

仕事内容②治安の維持・確保

警察官の業務としては「治安の維持・確保」も重要な仕事として挙げられます。具体的には定期的に巡回やパトロールをし、必要に応じて職務質問をおこなうことによって犯罪を未然に防止するよう努めています

また交通事故を防ぐための交通違反の取り締まりも治安維持の一環です。速度違反や飲酒運転、無免許運転などの交通違反を発見し取り締まります。

通報を受けた際には現場に急行し、被害者を保護し容疑者を逮捕するなど事件へ対応しなければなりません。現行犯でない場合には捜査をおこない、証拠を収集したうえで容疑者を逮捕します。

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このように警察官が犯罪の防止・取り締まりをおこなうことで社会の治安は維持・確保されているのです。

仕事内容③警察行政の執行

警察官の業務には予算編成や人事管理、訓練プログラムの実施など警察組織を運営するうえで必要な行政業務も含まれます

警察が保持するさまざまな情報の管理、車両や通信機器などの装備の管理など、通常の企業同様に総務・人事・経理など組織運営に必要なあらゆる領域が業務の範疇です。

デスクワークが中心ですが必要に応じて現場に応援に駆けつけることもあります。警察官が安心して業務に取り組める環境づくりをおこなう重要な仕事です。

勤務場所①交番

交番は地域の住民の生活に密着した身近な存在です。所轄警察署の地域課に属し、パトロール担当の警察官が常駐し、1日3交代の24時間体制で地域の安全を守ります。なお、1人の警察官が施設内に居住しながら業務にあたる場合は「駐在所」と呼ばれます。

ほかの部署と連携しながら、その地域のありとあらゆる通報や相談に対応するのが交番勤務の警察官です。警察学校卒業後は基本的に交番勤務からスタートとなり、警察官としての基本業務を経験することになりますよ。

勤務場所②警察署

警察署は警察の事務所です。管轄地域の警察事務を担っており、交番や駐在所での活動の記録は警察署に集約して処理されます。警察法では、人口や交通量などの規模によって警察署の数は定められており、各地域を効率良く守れるよう考慮されて警察署が設置されています。

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刑事事件を扱う部署などの場合は状況に応じて行動する必要があり、勤務時間が不規則となることがある点も理解しておきましょう。

勤務場所③警察本部

警察本部とは警察署の上位機関であり、各都道府県に設置された「都道府県警察」を指し、東京都の本部は特別に「警視庁」といいます。担当の都道府県全体の警察活動を管理する組織です。

警察署からの活動報告が集約されるほか、事件発生時などには警察本部から警察署や交番・駐在所へ指示が下されます。都道府県全体の警察活動を管理するため、ある程度経験を積み実績のある警察官が配属されます。

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志望動機で押しだそう! 警察官に求められる6つのスキル

警察官にもとめられる6つのスキル

採用面接では志望度の高さや熱意だけでなく、警察官に向いていると納得できるような、適性があることも伝える必要があります。より納得感のある志望動機を考えるためにも、警察官にはどのようなスキルが求められるのかも知っておきましょう。

①正義感や責任感

警察官は社会の治安を守る存在です。治安を維持する警察官がルールや倫理を破る行動を取ることはあってはなりません。

また、犯罪を犯した人、被害にあった人などさまざまな人と警察官が向き合い対処しなければなりません。社会の秩序を大切にする正義感や責任感は、警察官に不可欠の資質といえるでしょう

警察官を志望する場合は責任感も魅力的なアピールポイントになります。責任感をアピールする自己PR方法はこちらをチェックしてみましょう。

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②体力や精神力

警察官の仕事は基本的にハードで、相談や事件への対応、捜査などが長時間に及ぶこともあります。

なかにはデスクワーク中心の部署もありますが、異動や応援もあることを考えると体力があることは警察官として必須です。配属先によっては容疑者の逮捕などフィジカル面ですぐれた資質が求められることも多いでしょう

また、警察官は事件・事故をはじめとして難しい状況に日々直面し対応しなければなりません。被害者に共感し心を痛めることもあれば、違反者や犯罪を犯した人と厳しく向き合わなければならない場面もあります。

そうしたなかでも、安定したメンタルを維持しつづけられる精神的なタフさも警察官に求められる重要な資質です。

③コミュニケーション能力

警察官の仕事はさまざまな役割の人で時に組織を超えて連携する必要があり、コミュニケーション能力も不可欠です。

事件ひとつをとっても、目撃証言を集める人、証拠品を調べる人、容疑者の足どりを追う人、捜査全体を取り仕切る人など、さまざまな役割を持ったメンバーが、チームで連携する必要があります

また、警察組織は都道府県だけでみても警察本部・警察署・交番や駐在所と巨大な組織で成り立っています。場合によっては他の都道府県の警察との連携が必要になることもあるでしょう。

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キャリアアドバイザー

地域の方と信頼関係を結んだり、聞き取り調査をおこなったりするうえでもコミュニケーション能力は欠かせません。相手や状況に応じて適切な対応をとる力が求められるのです。

コミュニケーション能力があることをアピールする際には直接的に表現するよりも言い換えが大事なので、気になる方はこちらもチェックしてみましょう。

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④判断力や決断力

通報を受けて現場に駆け付けたり、巡回や取り締まり中に異変を発見したりした場合には、目の前の状況を素早くかつ正確に見極め、警察官として適切に行動できなければなりません。そのため冷静に判断・決断できる力が不可欠です。

どのような状況においても慌てず、冷静に対応できる人は警察官に向いているといえるでしょう

⑤情報処理能力

警察官はさまざまな情報を取り扱います。通報者や目撃者の証言はもちろんのこと、証拠となるものを見つけるためにはアンテナをしっかりと立てて情報収集する力が欠かせません

集めた情報を適切に扱う力も重要です。情報の信頼性や正確性を評価したり、ほかの情報と紐づけたりしながら事件の解明を目指すこともありますよ。

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キャリアアドバイザー

また、事件などの非常事態以外でも、報告書などの文書や記録の作成、手続きに必要な書類の作成といった事務業務も発生します。公務員として適切に情報を取り扱う力も警察官に必要なスキルです。

⑥危機管理能力

警察官の仕事は、犯罪行為の現場で立ち向かうなど業務中に自らが危険にさらされる可能性もある仕事です。危機的な状況において適切に行動する危機管理能力がなければ勤まりません。

警察官を目指す過程で身に付けられるものも多く、必ずしも最初から備えている必要はありませんが、周囲の状況に注意を払い適切に行動できる人は警察官に向いているといえるでしょう。

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また害意を持った相手と対峙するといった可能性もあります。剣道、柔道などの武道の経験があると、いざというときの対応に役立つ可能性が高いですよ。

高橋 宙

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警察官にしかできない仕事を担っているからこそ高い能力が求められる

警察官は国民の安全・安心を守るという役割を担っています。この役割は警察官にしか担うことができないからこそ、法律で特別な権限を与えられ、ほかの職業ではできない仕事に日々取り組んでいるのです。

ただ、当然ながら国民の安全・安心を守るというのは簡単なことではありません。仕事内容の専門性や特殊性が高く難易度の高い職業のため、先に解説とおり体力面や精神力はもちろん、人間性にいたるまで幅広い能力が求められます。

「なんとなくかっこいいから」といった理由や、イメージだけで警察官を目指す人もいますが、それで役割を全うできるほど警察官という仕事は甘くありません。唯一無二の役割を担うからこそ、さまざまな能力が必要となる点は、しっかりと理解しておいてくださいね。

2つの軸で考えよう! 警察官の志望動機を書くために役立つ準備

警察官の志望動機を書くための準備
  • 大学で警察官に必要なスキルを身につける
  • 警察官採用試験の対策を進めて職種理解を深める

警察官の志望動機は、警察官採用試験の合否を左右する重要な書類のため、選考を勝ち抜くためにはライバルと差別化することが重要です。

そこで、ここからは魅力的な警察官の志望動機を考えるうえで役立つ、2つの準備を紹介します。ここが周りと差がつくポイントになる可能性もあるので、しっかりとチェックしておきましょう。

①警察官に必要なスキルを理解し身に付ける

志望動機では高い熱意を伝えることも大切ですが、いかに自分が警察官としての適性を備えているかを示すことも欠かせません。その点でいえば、学生の間に警察官に必要なスキルを身に付けることもぜひ取り組んでおきたい準備の1つです。

学生のうちからでも警察官に必要なスキルを身に付ける機会はさまざまあります。たとえば運動系の部活動、特に柔道や剣道などの武道系の競技経験があると警察官として求められる身体能力が高められるでしょう。

また、法律系の学部・学科であれば大学で学べる法律知識が警察官の仕事にも活かせます。学外の活動であれば、警備のアルバイトなど警察官に近い職業を体験するのも1つの選択肢です。

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警察官に近い体験をすることは、志望動機作成の準備になるだけでなく、自分に適性があるかどうか見極めるヒントになったり、警察官としての採用後の業務に活かしたりすることもできますよ。

②警察官採用試験の対策を進めて職種理解を深める

警察官の志望動機を魅力的な内容にするためには、職種への深い理解が必要です。その観点でいえば、警察官採用試験の対策をおこなうのも効果的な対策といえます。

試験で問われる知識は、警察官になるにあたって理解すべき必須知識ばかりです。そういったことをしっかりと理解したうえで志望動機を作成すれば、警察官という仕事への深い理解を示した、採用側としても納得感のある内容に仕上げることができますよ。

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試験対策はいずれにせよ始めなければなりませんが、志望動機にも活かせることを考えれば、早期から取り組んでおくのがおすすめですよ。

これだけは押さえておきたい! 警察官の志望動機の作り方のコツ4選

警察官の志望動機の作り方のコツ

志望動機は採用面接において重視され、またほかの候補者と差別化できる重要なポイントです。説得力のある志望動機にするためにも、これから解説する4つのコツをしっかりとチェックして、自分だけの魅力が詰まった志望動機にまとめていきましょう。

読み手側に刺さる志望動機作成のポイントはこちらでまとめているのでぜひ確認しておきましょう。

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①警察官になりたい理由を明確に伝える

当たり前に思うかもしれませんが、警察官になりたい理由を明確にすることが何より重要です。

「人の役に立ちたい」「地域に貢献したい」などあなたの熱意に根ざした理由だったとしても、「警察官でなくてもよいのでは?」という反論の余地があると警察官の志望動機としては弱くなってしまいます。

警察官の仕事内容をしっかり理解し、なぜ警察官でなければならないのかを、自分なりの言葉で表現しましょう

警察官でなけれなならない理由がうまく思いつかないなら、一度自己分析をしてみましょう。自己分析にはこちらの記事の解説が役立ちますよ。

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②自分ならではのアピールポイントを入れる

志望動機は主に警察官を目指す意欲の強さ・熱意をアピールするものではありますが、いくら熱意が強くても適性がなければ勤まりません。

志望動機を裏付ける自分ならではのエピソードを通して、適性があることをアピールできるポイントを盛り込むとさらに良いでしょう

具体的には剣道・剣道などの武道の経験や、アルバイトや部活動など体力やコミュニケーション能力があることが伝わる経験があれば、志望動機の背景・根拠として活かしやすいですよ。

自分の強みがわからない人は、こちらの記事を一度チェックしてみてください。

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③その自治体を希望する理由を明確にする

警察官は警察庁以外は地方公務員のため各都道府県での採用になるため、自治体に貢献したい気持ちが伝わる志望動機は好印象となります。

特に地元以外の地域で警察官の採用試験を受ける場合は、採用側も「なぜここで警察官として働きたいのか」と気になるため、深く理由を聞かれることになります。必ずしも書類で明言する必要はありませんが、「過去に住んでいたことがある」などエピソードに盛り込める場合は記載しましょう。

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特に関連性のあるエピソードがないなら、事前にその自治体のことをしっかりと調べて、その土地で警察官として貢献したい意欲を伝えることが大切です。

④警察官としてどんな仕事をしたいのか伝える

警察官になりたい気持ちだけでなく、どのような警察官になりたいのか、どのように貢献したいのかなど、自分が警察官として目指す将来像も志望動機に盛り込みましょう。志望動機とひもづいた具体的な将来像を伝えることで、強い熱意があることが面接官に伝わります

「刑事として犯人検挙に貢献したい」「生活安全課で青少年を犯罪から守りたい」など、警察官の仕事を理解したうえで具体的に伝えるとよいでしょう。ただし希望部署を述べても最初から希望の配属が叶うとは限りません。理想の将来像に向けて努力する姿勢が伝わる書き方にすることが大切です。

なぜその将来像を目指すのか、その理由が志望動機になります。自分の経験や考えと結びつけて自分なりの将来像を描いて伝えましょう。

将来像を描くうえでは、こちらの記事の解説が役立ちますよ。

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酒井 栞里

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志望動機は「1人の警察官として何をしたいか」を伝えよう

過去に警察官と接する機会があった人は、実体験を交えるのがおすすめです。迷子になったときに助けてもらった、事故に遭った際に親身に対応してもらったなど、自分自身の体験を加えることで、警察官になりたいと思ったきっかけ部分の説得力が高まります。

また、「平和な社会を実現したい」のように、抽象的かつ壮大過ぎる目標は説得力を欠くため、できれば避けた方が魅力がより伝わる志望動機になりますよ。一方、交通事故をゼロに近づけるため交通取締りに注力したいなど、具体性がある目標であれば、採用側も納得しやすくなります。

警察官という仕事は、国民の安全・安心を守るという役割自体が非常に大きいことから、個人単位の目標も壮大になりがちですが、あくまで志望動機では1人の警察官としてどんな仕事をしたいのかが求められているということを、忘れないでくださいね。

警察官の志望動機例文9選! 構成から流れまでチェックしよう!

警察官の志望動機例文
  1. 幼い頃からの夢をかなえるため
  2. 父の影響を受けたため
  3. 地域の安全・安心を守りたい
  4. 人助けがしたい
  5. 自分の力を社会のために役立てたい
  6. いじめや犯罪のない社会を実現したい
  7. 法治国家の維持に貢献したい
  8. 警察活動の効率化・効果化に貢献したい
  9. 地域の活性化にも貢献したい

いざ警察官の志望動機を考えてみようと思っても、書き出しで迷ったり、なかなか内容が固まらず苦戦してしまうこともあるかもしれません。志望動機の完成形を最初から理解しておけば、構成や流れもイメージしやすくなり、効率的に志望動機を考えることができますよ。

ここからは先ほど解説した4つのコツを踏まえた、9つの志望動機例文を紹介します。自分だったらどんな志望動機になるかイメージを膨らませつつ、内容をチェックしていきましょう。

例文①幼い頃からの夢をかなえるため

例文

警察官を志望する理由は安心して暮らせる地域作りに貢献したいためです。

私は幼い頃に迷子になったことがあります。家族とはぐれて不安な中、警察官の方が優しく接してくださり、対応してくださる姿が頼もしく安心したのを覚えています。当時から私もいざというとき人を助けられる存在でありたいと思い、警察官を目指して10年間柔道にも取り組んできました。

子どもの頃からの夢をかなえ、地域の皆様がいざというとき頼れて安心できる警察官になりたいです。

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警察官と接した経験が志望のきっかけになっている人もいるのではないでしょうか。体験に根差している分、志望の強さが伝わってきますね。一方、憧れの気持ちばかりが伝わる志望動機にならないよう注意しましょう。

例文②父の影響を受けたため

例文

私は父のように市民のために全力を尽くす警察官になりたいと考えております。

刑事である私の父は家にいる時間が少なく、幼少期は寂しく感じていました。そんなとき「お父さんは町の平和を守るヒーローだ」と母から言われ、父のようになりたいと思うようになり、それからは警察官として父の横に立てるよう、日々運動や勉強に邁進してきました。

警察官として地域の方一人ひとりと真摯に向き合い、将来的には刑事として被害者の保護および犯人検挙に尽力したいです。

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警察官を目指すきっかけが、警察官をしている家族の存在という人もいます。実際、現職の警察官の方には家族や親戚も警察官という人も多いです。身近な存在だけに具体的な仕事もイメージしやすいかもしれません。単なる憧れではなく自分がどのように貢献したいかを具体的に伝えるようにしましょう。

例文③地域の安全・安心を守りたい

例文

この地域の安全・安心を守るため警察官を志望します。私は生まれてからずっとこの地域で育ってきました。自然豊かなこの町で思う存分遊んできましたが、近年子どもや高齢者を狙う事件が増え、子どもだけでは遊ばせづらいという意見も聞かれます。

大好きな地元で子どもや高齢者の方だけでなく、すべての人が安全・安心のなかで暮らせることに貢献したいと思ったことが志望理由です。1人の警察官として、また故郷を愛する1人として、地域の様子を常に見守り、町の治安維持に貢献します。

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地方公務員として地域への貢献を目指す志望動機は好印象になりやすいです。ほかの候補者との差別化を意識して具体的なエピソードやどのように貢献したかを具体的に語れるとよいでしょう。

例文④人助けがしたい

例文

警察官として一人でも多くの人を助けたいと思い志望しました。

私の家族は過去に窃盗の被害にあったことがあります。突然の出来事で普段の日常が崩れてしまったことに大きなショックを受けたのですが、警察の方の捜査で無事に犯人が捕まったときには安堵の感情がとても大きかったのを覚えています。この経験から警察官として事件を解決することは、被害にあった方を救うのだと実感しました。

警察官になったらどのような相談・通報にも全力で取り組み、一人でも多くの方を安心させられる存在になりたいです。

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「人を助けたい」「人の役に立ちたい」という気持ちは警察官での仕事にいきる資質の1つでしょう。ただし漠然と「助けたい」「役に立ちたい」というだけでは警察官を選ぶ理由にはなりません。なぜ警察官として貢献したいのか、どのように貢献したいのかを具体的にすることで説得力のある志望動機になるでしょう。

例文⑤自分の力を社会のために役立てたい

例文

自分の強みを社会のために活かしたいと考え警察官を志望しました。

私は小学校から剣道を習っており、高校の時にはインターハイ出場を果たしました。ただ身に付けたこの力は暴力に使うものではなく、自身を律し、そして他者を助けるものであると顧問の先生から常日頃から教えられており、私もその通りだと考えています。そして卒業後、顧問の先生から今度のその力を人を守るために活かしてはどうかと警察官の仕事を勧められ、これまでの経験を人々のために活かすことができると思い、志望しました。

警察官は時に危険な場面でも適切に対応することが求められると思います。武道で培った身体能力と判断力を活かし、地域の治安維持に貢献してまいります。

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強みを生かしたいという志望理由は熱意の強さとともに警察官としての適性もあわせてアピールすることができます。たとえば武道の経験は警察官の採用試験において高評価を得やすいです。強みを生かして具体的にどのように貢献したいのかが語れるとさらによいでしょう。

例文⑥いじめや犯罪のない社会を実現したい

例文

いじめや犯罪のない社会を実現したいと考え警察官を志望します。

私は中学校でいじめにあったことがあり、一時期学校に行くこともできなかった経験があります。そのときは相談をした担任の先生がしっかりと対処をしてくれたことで、いじめられていた相手からも謝罪を受け、解決しました。しかしニュースでいじめが発展し深刻な事態にまで至るケースを見ると、いじめというのは自分の力だけで克服することは難しく、誰かの力を借りなければならないと考えています。

学校すべてのいじめ問題に警察官として介入することは難しいですが、学校や地域での教育やいじめをなくすための取り組みを自ら率先しつつ、警察官として犯罪行為を減らすことに貢献したいです。自身の経験を活かし、あらゆる人に寄り添い話を聞き、そしてすべての人が安心して暮らせるよう尽力いたします。

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警察官になって「何を実現したいか」を志望動機にするのも1つの方法です。具体的に実現したいことがある場合はそれを軸に伝えるとやる気が伝わります。そう思うようになった背景や経験を根拠にすることでアピールに説得力をもたせてください。

例文⑦法治国家の維持に貢献したい

例文

警察官として法治国家の維持に貢献したいと考え志望しました。

大学で法学を学び、法令を定めることも大切ですが法令に従い執行をおこなう警察官が治安維持に果たす役割の大きさを知りました。

日本は他国と比べて犯罪件数が少ないといわれていますが、それでも日常的に犯罪はどこかで起きており、それに困っている人がいるのも事実です。そういった実態に対して自分ができることは何かないかと考えていたことも、警察官を志望した1つの理由です。

大学時代ラグビー部として鍛えた体力と精神力を活かし、日本の治安を守る一員として、地域や国のために貢献してまいります。

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警察官を法律を守る存在と位置づけた志望動機です。警察官の仕事の詳細や全体像を自分なりに理解することで志望動機は洗練されます。仕事内容をしっかり調べて志望動機に反映させることが大事ですね。

例文⑧警察活動の効率化・効果化に貢献したい

例文

学生時代に培った知識とスキルを活かして、警察活動の効率化・最大化に貢献したいです。

私は大学で統計とプログラミングを学んできました。自身としてはそこまで体がタフな方ではありませんが、人の役に立ちたい、人助けがしたいという想いは人一倍強いと自負しています。これまでに培った統計知識やプログラミングスキルは直接的に人を助けることはできないかもしれませんが、警察活動の効率化・最大化に活かすことができれば、間接的に多くの人のために活かせるのでは考えています。

民間企業の多くは時代の変化に追いつくためDXが課題となっていますが、国や自治体組織など公の領域のDXこそより多くの人に影響を与えると考えます。特に警察組織は犯罪が複雑化・多様化するなかでDXへの対応は急務です。警察組織を効率化し、市民への貢献を最大化できるよう強みを生かしてまいります。

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警察活動全体の組織運営に目を向けた志望動機です。初年度は現場配属であるケースが基本のため、問われた際には理想の実現に向けて現場でも努力する姿勢が伝わる回答ができるよう準備しておくとよいですね。

例文⑨地域の活性化にも貢献したい

例文

私は警察官として地域の活性化に貢献したいと考えています。

この地域は数年前から外国や県外からの観光客が増加したことで、以前と比べ物にならないほど賑わいを増しています。経済が活性化している一方で、観光客をねらった犯罪が発生しているなど治安の面で課題があるのが現状です。

私は地元であるA県を今後も多くの人に安心して楽しんでもらいたいと考えております。A県が観光都市としてさらに成長していくために、警察官として治安の維持やあらゆる人への安心・安全の提供に努めたいと思います。

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地域ならではの事情を踏まえた志望動機になっています。志望動機作成にあたってあなたが採用試験を受ける自治体で課題になっていることがないかを調べるのも1つです。あなた自身が地域の課題を解決したいと感じた理由や熱意が伝わるとさらによいでしょう。

NG例文付きで解説! 警察官の志望動機を作る際の2つの注意点

志望動機の例文を紹介してきましたが、一方で志望動機を考えるうえで押さえておきたい注意点もあります。知らず知らずのうちに注意点をあえて取り入れてしまった志望動機になってしまえば、せっかくのアピールチャンスを活かせないばかりか、マイナスな印象につながる可能性もあります。

注意点は大きく2つとなり具体的なNG例文と合わせて解説するので、しっかりとチェックしておきましょう。

①憧れをアピールするだけの志望動機は避ける

「子どものころから警察官に憧れていた」「ドラマや映画をきっかけに警察官に憧れを抱いた」といった人も多いと思います。しかし憧れだけを志望動機にすると、仕事の内容や大変さを十分理解できていないのではと受け取られかねません。

警察官の仕事は憧れだけで長く勤まるものではありません。警察官の仕事内容を理解したうえで、警察官になるために行動してきたことや警察官としてどのように貢献したいかなど、自分自身の主体的な考えを述べることが重要です

NG例文①

例文

私は小さい頃パトカーが大好きで、パトカーを見かけるたびに喜ぶ私に警察官の方はとても優しく接してくれました。

その後刑事ドラマなどで警察の仕事に触れるなか、大変な中あのように優しく対応してくださっていたことに気づき、優しいヒーローのような警察官の皆様への憧れが増し、自分もそうなりたいと警察官を志望しています。

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警察官への憧れの気持ちを強く持ち続けていることは伝わりますが、実際に警察官になってどのように貢献できるのかがあまり見えてきません。まずは警察官の仕事内容をしっかり理解し、あなたの強みやこれまでの経験を活かしてどのように貢献ができるか考えてみてください。

②公務員としての安定面を理由にしない

「公務員で収入が安定するから」「福利厚生がよいから」と考えて警察官を志望している人もいるかもしれません。しかしこの観点の志望動機を採用面接で前面に伝えてしまうと、「では警察官でなくてもいいのでは」とかえって意欲が低いと判断されてしまうかもしれません

採用面接の場面では警察官として自分が貢献したいと思うことを志望動機として伝えましょう。志望動機を通して警察官の仕事に対する熱意や適性を伝えることが大切です。

NG例文②

例文

私は収入を安定させ家族を支える存在になるため警察官を志望します。

私は親の収入が不安定で行きたい学校に行けないなど金銭面で苦労した経験があります。自分の子どもにはそのような思いをさせたくないと考え、安定した収入が得られる公務員を目指して勉強してきました。

なかでも警察官であればこれまで10年間取り組んできた柔道の経験を活かせると考えました。

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安定した収入を得たいという気持ちが本心としてあるのはわかりますが、面接の場面では違う動機に焦点を当てましょう。あなたを採用する自治体や警察組織にとってどのようなメリットがあるかを中心に伝えることが大切です。

長尾 美慧

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警察官の仕事への理解不足に要注意

国民の安全・安心を守るというほかにはできない大きな役割を担う以上、警察官は体力的にも精神的にもハードな仕事であることは間違いありません。大事件や大災害などが発生した際には、昼夜を問わず働かなければならない場面もあるでしょう。

唯一無二の存在ということは、代わりがいないということです。警察官にしかできない仕事ばかりだからこそ、大変な部分があるのも当然ですよね。そのようなハードな環境に耐えるため、最初に数カ月間入る警察学校でも、厳しい訓練が待ち受けています。

上記のとおり、警察官の役割の大きさや大変さをふまえると、憧れや安定だけの理由でもし入れたとしても、後悔する可能性が高くなります。最悪の場合、早期離職にもつながってしまうリスクがあるということは、知っておいてくださいね。

警察官の志望動機に関する就活生からよくある質問に回答

ここからは、警察官を目指す学生が抱きやすい、志望動機に関するよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。ここで疑問をしっかりと解消して、自分だけの魅力的な警察官の志望動機を用意していきましょう。

  • 警察官の志望動機の作り方のコツは何ですか?

    まずは自身が警察官になりたいと考えた理由を明確に伝えましょう。警察官の仕事内容を理解し、他の職業ではなく警察官である理由を伝えることが大切です。また地元以外の自治体を選ぶ際は「なぜその自治体なのか」も明確にしておく必要があります。次になりたいと思った自分なりのきっかけや経験を語る際、可能であれば適性があることが伝わるアピールポイントを盛り込みましょう。志望動機とつなげて警察官としてどのような仕事がしたいかの将来像も伝えると、あなたが警察官として活躍できる人材であることをアピールできますよ。

  • 警察官の志望動機を作る際の注意点はありますか?

    警察官として貢献できる人材だとアピールできる志望動機になっているかに注意しましょう。「子どものころから憧れてきたから」「公務員で収入が安定しているから」といった理由だけだと、あなたにとってのメリットはあっても採用する側の自治体にはメリットが感じられません。警察官の仕事について深く理解したうえで、仕事を通してどのように貢献したいのかという観点で志望動機を作るようにしましょう。

  • 警察官の志望動機を作る際、差別化はどのようにすればいいですか?

    差別化するためには自分ならではの強みや経験、エピソードを入れることが大切です。特別な経験でなくてもかまいませんが、そこから自分が感じたこと・考えたこと、それがどう志望理由につながるかが一貫性を持って語れるとあなたらしさが感じられる志望動機になるでしょう。できれば熱意だけでなく、体力・精神力・判断力など警察官に求められる資質があることを志望動機でもアピールできるとライバルとの差別化に非常に有効です。

警察官の志望動機を魅力的にするコツを取り入れて理想のキャリアを実現しよう!

志望動機でチェックされるのは警察官の仕事に対する熱意の強さと適性です。採用する側は長く活躍し続けられる人材を採用したいと考えるため、志望動機で熱意と適性をしっかりアピールできると合格にぐっと近づくことができるでしょう。

熱意の強さを伝えるためには自分ならではの経験や考えを表現することが大切です。警察官の仕事内容をしっかり理解したうえで、自分がどのように貢献したいかを明確にしましょう。

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