目次
- 志望動機が書けないときの対処法と作成のポイントを知ろう!
- 志望動機が書けない学生は多い
- 【キャリアアドバイザー72人に聞いた!】志望動機が書けない理由と対処法
- ①志望度が低い
- ②自己分析が足りない
- ③業界・企業研究が足りない
- 基本的な志望動機の作り方3ステップ
- ステップ①就活の軸を明確にする
- ステップ②志望企業ならではの魅力を言語化する
- ステップ③自分の経験と企業の魅力を紐づける
- 職種別の志望動機例文5選
- ①営業
- ②事務
- ③販売・サービス
- ④企画・マーケティング職
- ⑤技術・専門職
- 志望動機が書けないときのNG行動
- ①嘘の志望動機を書く
- ②抽象的な内容に終始している
- ③企業への共感やファンに終始した内容にする
- 【Q&A】志望動機が書けないときによくある質問に回答!
- Q.志望動機が書けないときはどうしたら良い?
- Q.志望動機が書けないのは志望度が低いということ?
- Q.書きたいことはあるもののうまくまとめられないときはどうする?
- Q.志望動機がほかの企業と似通ってしまうときはどうする?
- 志望動機が書けないときは自己理解と企業理解を深めることで打開しよう!
志望動機が書けないときの対処法と作成のポイントを知ろう!
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志望動機が書けない。書けてもありきたりな内容になってしまう……。そのように悩む学生は少なくありません。
志望動機は企業が最も重視する質問の一つだからこそ、自信を持って話せる内容にしたいですよね。
この記事では、志望動機が書けない3つの理由とその対処法を、プロのキャリアアドバイザーの目線から解説していきます。
なお、志望動機にまつわる基礎知識については以下の記事で解説しています。基本的な部分から確認したい人はこちらも目を通してみてください。
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志望動機が書けない学生は多い
就活において、最も聞かれる頻度が高いと言っても過言ではない「志望動機」。しかし、志望動機が書けないと悩む学生は数多く存在します。
以下は、「学生が最も苦戦する質問は何か」をキャリアパーク!就職エージェントのアドバイザー87人に聞いた結果です。
| 【自己PRに関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2025年12月10日~17日 ・調査元:「キャリアパーク就職エージェント」を運営するキャリアパーク就職エージェント編集部 ・調査対象者:「キャリアパーク就職エージェント」のキャリアアドバイザー87人 |

これによると、志望動機は頻出質問と言われるガクチカや自己PRと比べても、飛び抜けて苦戦する人が多いことがわかります。
アンケートに回答したアドバイザーからは、以下のような声が多く挙がっています。
企業の特徴をどう見出せば良いのかわからないと悩む学生を多く見る
そもそも志望動機は、「その企業でないといけない理由」を説明するもの。
しかし、似たような事業内容、理念を掲げている企業は世の中に数多く存在します。
そのため「その企業でしかできないことがわからない」と頭を悩ませてしまう人が多いのです。
キャリアアドバイザーの体験談志望動機が書けないと相談に来る学生は多い
「強みを活かす」という切り口で考えよう
「志望動機が書けない」と相談に来る学生さんは、私個人の体感としても非常に多いように感じます。
そういった学生さんには、2つの観点から考えるようアドバイスすることが多いですね。
1つ目は将来のビジョンから逆算して考える書き方。「自分は〇〇という目標があり、それをかなえるために最適なのが貴社です」というような伝え方です。
「強み」軸の志望動機は内定が出やすい
個人的なおすすめは、2つ目の「強みをどう活かせるか」を軸として考える方法。
この方法では「やりたいこと」より「できること」に注目して考えるため、企業に自分を採用するメリットをアピールしやすく、内定につながりやすい傾向にあります。
実際「志望動機が書けない」と相談に来た学生に対して、一緒に過去を振り返って強みを洗い出し、それを軸として志望動機を作った結果、無事に内定を獲得できていましたよ。
【キャリアアドバイザー72人に聞いた!】
志望動機が書けない理由と対処法
志望動機が書けない場合、まず取り組みたいのは「なぜ書けないのか」という理由を明確にすること。
書けない原因によって取るべき対処法がまったく異なるため、がむしゃらに改善しようとしてもうまくいかない可能性が高いです。
そこでここからは、キャリアパーク!就職エージェントのアドバイザー72人に学生が志望動機で悩んでしまう理由と対処法を聞きました。
| 【志望動機に関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2026年3月18日~24日 ・調査元:「キャリアパーク就職エージェント」を運営するキャリアパーク就職エージェント編集部 ・調査対象者:「キャリアパーク就職エージェント」のキャリアアドバイザー72人 |
①志望度が低い

志望動機が書けない原因の一つとして、志望度が低いことがあります。
志望度が低い企業はそもそも興味が薄い場合が多いため、自分との共通点や入社後のイメージなども考えにくいのです。
この場合の対処法についてキャリアパーク!就職エージェントのアドバイザー72人に聞いてみた結果、6割が「第一志望群と共通する就活の軸や似た要素を探すべき」と回答しています。
実際アンケートからは、
嘘の熱意は基本見透かされると思ったほうが良い
共通する要素があれば熱が入るし、嘘っぽくならない
といった声が挙がっています。
そのため、まずは志望度の高い企業とどういった点が似ていて、どこに惹かれているのか、それが自分の軸にどう重なるのかを言語化しましょう。
そのほか志望度が低くて志望動機が書けない人が取り組むべきことについては、以下で解説しています。
キャリアアドバイザーが日頃から学生に伝えている実践的なアドバイスを紹介するので、ぜひ目を通してみてください。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!志望度が低いなら「理念<仕事内容」で考えよう
抽象的な話に終始する志望動機はNG
志望度が低い企業の場合、「企業理念に共感した」など抽象的な話に終始しがち。
しかし、そういった誰にでも言えるような言葉を並べていると、企業に志望度の低さが伝わってしまい、不合格になる可能性が高いです。
志望先ならではの要素もプラスできると◎
そのため、志望度の低い企業を受ける際は「顧客の課題を見つけて解決策を提案する、ソリューション営業に挑戦したい」など具体的な業務内容に触れて書くと良いでしょう。
そのうえで営業スタイルや店舗運営など志望先ならではの部分も盛り込んで説明できると、企業に評価される志望動機に仕上げることができますよ。
②自己分析が足りない

なかなか志望動機が思いつかない場合は、自己分析が足りていないケースも考えられます。
そもそも自分が何をしたいのか、何を軸に就活しているのかが明確でなければ、志望理由もぼんやりとしたものになってしまう可能性が高いですよ。
志望動機が書けないときの対処法についてキャリアパーク!就職エージェントのアドバイザー72人に聞いたところ、「過去のモチベーションが上がった経験からやりがいを逆算する」「やりたいことではなく、できること・得意なことを軸にする」の2つを挙げています。
- アルバイトで新人教育をした経験→人の成長をサポートしたい
- 大学で研究に没頭した経験→複雑な課題の解決策を導き出したい
- 文化祭で企画を成功させた経験→アイデアを形にしたい
- 話を聞くのが得意→「長期的な信頼関係が重要になる仕事」が軸
- 地味な作業でもやり切れる→「コツコツ取り組めて正確性が重視される仕事」が軸
- 周囲の状況を見て動ける→「チームで連携する仕事」が軸
なお、自己分析をしても志望動機に使えるような経験が見つからない、という人はいるでしょう。
以下では、そういった人へのアドバイスをプロのキャリアアドバイザーだからこその目線で語っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャリアアドバイザーが読み解く!「将来の目標」から考えるのもアリ
目標から逆算して考えよう
自己分析をしても自分の経験と紐づくような説得力のある志望動機が思いつかない場合は、将来やってみたいことにフォーカスして考えると良いでしょう。
たとえば「社会人のタイミングで新しいことに挑戦したい」など将来の目標を軸として伝えます。
そのうえで目標からやるべきことを逆算した結果、貴社でならその目標がかなえられると思った、といった伝え方をすると説得力のある志望動機に仕上がりますよ。
なお、詳しい自己分析の方法については以下の記事で解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
③業界・企業研究が足りない

就活の軸は言えるのに、志望動機が書けない……。そのような場合、企業理解が不足している可能性があります。
志望企業についての知識がなければ、その企業の魅力がどこか説明できません。
当然ほかの企業との差別化もできないので、どの企業でも当てはまりそうな浅い志望動機になってしまうのです。
キャリアパーク!就職エージェントのキャリアアドバイザー72人に企業研究の方法について聞いたところ、「他サービスとの比較をしたり、業界全体から見た志望先の立ち位置を分析する」べきという声がキャリアアドバイザーから多く挙げられました。
「ほかと比べてどうか」という視点を持って調べることでその企業ならではの魅力が明確になり、説得力のある志望動機に仕上げることができます。
以下では、企業研究不足によって志望動機が書けないと悩む学生の対処法を解説しています。ぜひ読んでみてください。
キャリアアドバイザーが読み解く!企業研究で重要なのは「効率化への意識」
優先順位を意識して手を伸ばせる範囲を考えよう
企業研究はやろうと思えば無限にできてしまうもの。時間がない就活においては、優先順位をつけて効率的に調べることが大切ですよ。
特に時間がない場合、やはりおすすめは企業のホームページを隅々まで読み込むこと。
インターネットでさっと調べれば基本的な情報が理解できるので、全体感を理解するのに便利です。
さらに理解を深めたい場合は人に会いに行こう
また、社員インタビューを読むのもおすすめです。大切にしている考え方や実際の働き方について触れている場合が多いため、社風や雰囲気を知ることができます。
時間が十分あり、かつもう一段階深い企業研究がしたい場合は、OB・OG訪問や企業担当者との面談がおすすめです。
実際の業務内容や評価制度、働き方など現場のリアルな声を聞くことができるため、さらに企業への理解が深まるでしょう。
なお、詳しい企業研究の方法については以下の記事で解説しています。フレームワークなども紹介しているので、これから企業研究を深めたい人はぜひ参考にしてみてください。
基本的な志望動機の作り方3ステップ
ここからは、基本的な志望動機の作り方を3つのステップに沿って解説していきます。
これから説明する基本を押さえるだけで、一気に評価される志望動機に近づきますよ。企業に響く志望動機に仕上げるためにも、一緒に確認していきましょう。
ステップ①就活の軸を明確にする
志望動機を書く際に大切なのが、就活の軸を明確にすること。
これにより自分が何を重視しているのか、どういった条件を求めているのかなどの価値観がはっきりするため、一貫性のある志望動機を作ることができます。
- 理想の将来像を書き出す
- 自分が得意なことを書き出す
- 「これだけはやりたくない」ということを書き出す
ただしやりたいこと・やりたくないことを考える際は、過去の経験に紐づけてなぜそのように思うのかを説明できるようにしておきましょう。
それが語れない軸は単なる希望に過ぎず、実は重視する必要がなかったという場合も多いです。
なお、詳しい軸の見つけ方については以下の記事で解説しています。企業選びの基準から実際の軸一覧まで幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ステップ②志望企業ならではの魅力を言語化する
軸が明確になったら、企業分析をして「志望先でないといけない理由」を考えてみましょう。
事業内容や社員数などの基本的な情報だけでなく、「競合他社と比べてどうか」「業界全体の位置関係はどうか」といった広い視点を持って企業研究をすることで、その企業ならではの魅力がわかりやすくなりますよ。
- 企業ホームページを隅々までチェックする
- OB・OG訪問をする
- フレームワークを使って企業の特徴を書き出す
昨今ではAI(人工知能)でも企業情報を収集できるようになりました。
情報の正確性は必ず確認する必要がありますが、大まかな特徴を把握するのに便利です。
「この企業の特徴は?」など質問を重ねながらぜひ活用してみてください。
キャリアアドバイザーが読み解く!志望動機は3つの内容を押さえるべし
きっかけ・過去の実績・キャリアビジョンを含めよう
採用担当者が志望動機を見る際のポイントは以下の3つです。
①志望するようになったきっかけ
②過去の行動実績
③キャリアビジョン
特に注意してほしいのは、②の過去の行動実績を説明する部分。
定量的に記載することを意識しつつ、行動を起こした目的をしっかり説明するようにしましょう。
ステップ③自分の経験と企業の魅力を紐づける
最後に、自分の経験してきたことと企業の共通点を探してみましょう。
自分の経験をもとに「なぜその企業でなければならないか」を語ることで、価値観に根づいた納得感のある志望動機に仕上げることができます。
- 未経験から資格を取得した経験を「挑戦を重んじる文化」と紐づける
- 学園祭実行委員会として外部業者と連携した経験を「多部署と連携してプロジェクトを進める傾向にある企業」と紐づける
- 後輩の勉強を教える際、相手が自力で解けるようになるまで伴走した経験を「売って終わりではなく、導入後の活用を支援する」という仕事内容と紐づける
なかなか共通点が見つからない場合は、キャリアアドバイザーに相談してみるのも手です。
あなたの経験を抽象化して、企業の魅力と紐づけるヒントを教えてくれますよ。
職種別の志望動機例文5選
ここからは、解説してきた内容をもとに作成した志望動機の例文を、職種別に紹介します。
あなたが志望する職種や経験に近い例文があるか確認しながら読んでみてくださいね。
①営業
私が貴社を志望するのは、地元企業の隠れた魅力を引き出して世の中に伝えることで、地元企業の発展に貢献したいからです。
学生時代所属していたダンスサークルでは協賛金を集めるため、地元企業を回ってイベントのパンフレットに広告を掲載しないか声掛けをしていました。
その際、町工場の高い技術や製品にかける情熱に触れ感動した私は、彼らの魅力を引き出すためにじっくり話を聞きながら広告のデザイン案を考えました。結果、目標額の1.5倍の協賛金を集めることができ、企業からも「良いPRになった」と感謝の言葉をいただきました。
この経験から、お客様の話を聞きながら深い信頼関係を築くことで、地域の課題解決をする仕事がしたいと考えるようになりました。
貴社は地方創生を掲げ、地域に根差した企業の広告を多く取り扱っています。また決められた枠を売るのではなく、お客様に合わせた柔軟な形式の広告を提案できる点にも魅力を感じました。
この経験で培った相手のニーズを引き出す力を活かし、貴社の営業としてお客様の懐に深く入り込み、本質的な課題解決ができる広告を提供することで企業の活性化に貢献したいです。
「地元企業の魅力を引き出した広告で協賛金を集めた」という自身の体験を、「お客様の話を聞いて課題を解決すること」と抽象化できている点が素晴らしいですね。
またその経験を「地域に根差した広告を扱っている」、「柔軟な形式の広告を提案できる」などその企業ならではの魅力と紐づけられているので、説得力のある志望動機に仕上がっています。
なお営業の志望動機を知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。差別化するコツを紹介しています。
競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説
②事務
私は働く社員のサポートをすることで生産性を高め、「誰もが自分らしく挑戦できる社会」を実現したいと考え、貴社を志望します。
そのように考えるようになったのは、ボランティアをしていた子ども食堂での経験がきっかけです。子ども食堂は来店人数が日によってかなり差があることもあり、食材が余って処理に時間がかかったり、逆に足りなくなって買い出しに走ったりすることが多くありました。
そこで私は、食材の在庫管理票を作りスタッフ間で現在の食材の状況を共有できるようにしました。結果、無駄な時間を削減でき、スタッフの教育や子どもたちとの交流に時間を使えるようになりました。
この経験から、私は生産性を高めることで本当に重要な仕事に時間を使える環境を作りたいと考えるようになりました。
貴社は「人の成長」を第一に考え、事務職も大きな裁量を持ちながら働ける環境があると伺いました。挑戦を後押しする社風のある貴社でこそ、私の「誰もが自分らしく挑戦できる社会の実現」という夢をかなえられると考えております。
ボランティア活動で培った現場の課題を見抜き、仕組みから改善する力を活かして先回りした業務効率化をおこなうことで、貴社に貢献していきたいです。
「現場の課題を仕組みから改善する」という攻めの姿勢を伝えられているため、高評価が期待できます。
また「事務職も大きな裁量を持ちながら働ける」など、その企業ならではの特徴にも触れて説明できている点も素晴らしいですね。
以下の記事では、事務の志望動機の考え方について解説しています。事務を志望する人はぜひ読んでみてください。
例文10選|刺さる事務職の志望動機の作り方5ステップ
③販売・サービス
「当たり前の生活を豊かにする」という貴社の理念に強く共感したため、貴社の店舗運営職を希望します。
原体験は、ホームセンターでアルバイトをしたことです。海外の方やご年配の方から商品の場所を聞かれることが多かったことから、「誰もがストレスなく買い物ができる環境を作りたい」と考えるようになりました。
そこで動線を観察して売り場を整理したり、さまざまな言語に対応したポップを設置したりしました。結果、商品の場所について質問される回数が前の月と比べて約半分に減り、ほかのメンバーからも「話しかけられる時間が減って業務がはかどるようになった」という声をもらいました。
ここから、多様な人々の不便を解消し「当たり前の生活を豊かにすること」にやりがいを感じるようになりました。普段着から世界中の人々に生活のインフラを提供している貴社でなら、私の思いが実現できると考えております。
入社後は、現場の課題を分析し、改善をする力を活かして地域に愛される店舗づくりをすることで、貴社に貢献したいです。
この例文の優れている点は、「誰もがストレスなく買い物ができる環境を作りたい」という行動のきっかけとなる思いを説明できていること。
このように背景となる考えからは人柄が見えやすいため、好印象につながりますよ。
また「業務がはかどるようになった」などほかの人からの評判も具体的に説明できているので、客観的に評価されていることが伝わります。
サービス業界を目指す人は以下の記事をチェックしてみましょう。よくあるNG例も解説しています。
サービス業の志望動機の作り方|例文とよくあるNG例
④企画・マーケティング職
私が貴社を志望するのは、本当に良い商品を見つけ出し、それを必要とする人たちへの橋渡し役を担うことで、人々の生活を彩り豊かなものにしたいからです。
きっかけは、友人のバンドの観客集めに尽力したことです。友人はアマチュアのバンド活動をしていたのですが、いつも10人前後しか顧客が集まらず、悩んでいました。彼らのバンドを昔から応援しており、何か力になりたいと考えた私は友人と対話を重ね、一から「どんな層に刺さるか」を考えたうえで、告知の仕方を曲に込めた思いや背景を盛り込んだものに変えました。
結果、とあるコミュニティのSNSに取り上げられ、半年で50名規模のライブハウスを満員にすることができました。その後も、曲がリリースされるたびに曲の雰囲気や世界観に合わせた告知を続けています。
この経験から、作品の背景に深く入り込んでその魅力を発信し、コアなファンを増やしていくことのおもしろさを知りました。
そのため、自社でこだわりの商品を企画し、お客様の声と向き合いながら長期的にブランドを育てる貴社の姿勢に強く惹かれています。貴社に入社した暁には、商品の魅力をアピールする方法を考え抜き、効果的な方法で発信をすることで、長く愛されるブランドづくりに貢献したいです。
バンドの集客を手伝った経験を、企業の「自社で商品を企画している」「長期的にブランドを育てている」という特徴と紐づけて語れている点が素晴らしいですね。
また背景の説明が豊富なので、人柄や価値観が活き活きと伝わってきます。
以下の記事では、企画職やマーケティング職の志望動機の作り方について解説しています。仕事内容についても深く解説しているので、気になる人はぜひ読んでみてくださいね。
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⑤技術・専門職
私は技術の力で現場の課題を解決し、働く人々を支えるシステムを作りたいと考え、貴社を志望いたします。
大学の研究室では当初、膨大なデータを一つひとつ手作業で入力する必要がありました。もっと効率的な方法がないか模索したところ、以前先輩が作成したデータ集計プログラムがあることを知りました。しかし、操作や設定が複雑だったため誰も手をつけていなかったことがわかりました。
そこで私は図解入りのわかりやすいマニュアルを作成してメンバーに共有し、プログラムを調整して実験の過程で自然に活用しやすい形にしました。すると、全員がそのプログラムを使えるようになり、ミスが減った分、議論の時間を増やすことができました。
この経験から、システムは現場で使いこなせて初めて役に立つことを学びました。貴社は、数ある企業のなかでも全国規模のネットワークを持ち、導入後の運用やサポートまで一貫して担っているとうかがいました。
入社後は、研究室で培った周囲を巻き込んで課題を解決する力を活かし、お客様に寄り添ったシステム作りをすることで貴社に貢献したいです。
単に「システムを使って人々を支えたい」ではなく、「現場で使いこなせて初めて役に立つ」という一段階深い学びを得られている点が素晴らしいですね。
またその学びと「サポートまで一貫して担う」という企業の特徴がしっかり紐づけられているので、高い説得力が感じられます。
技術職の志望動機については以下の記事で解説しています。志望動機の添削例なども紹介しているので、技術職を志望する人はぜひ読んでみてください。
技術職の志望動機の作り方と例文|高評価のコツも紹介
志望動機が書けないときのNG行動
志望動機が書けない。でも提出期限は近づいている……。
ここからは、そんなときついやってしまいがちなNG行動を解説していきます。無理やりな志望動機で評価を下げないためにも、一緒に確認していきましょう。
①嘘の志望動機を書く
志望動機を書けない人がやりがちなNG行動として、思ってもいない嘘の志望動機を書いてしまうことがあります。
しかし本心とあまりにもかけ離れた内容にしてしまうと、その後の選考などに悪影響が及んでしまうことも。
- 深掘り質問に答えられない
- 入社後にミスマッチを感じてしまう
嘘の志望動機は、のちの自分を苦しめることになります。必ず本音をベースとしたものにしましょう。
多くの場合、嘘であることは面接での話しぶりや所作からわかってしまいます。
切り口や表現を工夫して、なるべく本心に近い言葉になるよう意識してください。
以下の記事では、就活で噓をつくリスクについて解説しています。気になる人は読んでみてください。
就活の嘘はバレる可能性大! バレる原因と噓のリスクを徹底解説
②抽象的な内容に終始している
志望動機が「人の役に立ちたい」など抽象的な話に終始してしまうのも、よくあるNGの一つです。
具体的な話がない志望動機だと、「どの企業でも当てはまりそう=志望度が低い」と思われやすいため、不採用になってしまう可能性もあります。
- 成長したい
- 人を笑顔にしたい
- 社会貢献がしたい
そのため志望動機を書く際は、その企業ならではの特徴や自分だからこそ語れる経験を盛り込んだ、具体的な内容にしましょう。
コツは、いったん書き上げた志望動機に「なぜそう思うのか」「具体的にはどういうことか」など自分でツッコミを入れてみること。
根拠や具体例まで深く掘り下げて考えることで、伝わりやすい内容に仕上げることができますよ。
③企業への共感やファンに終始した内容にする
「とりあえず」の志望動機として多いのが、企業理念への共感や企業の商品のファンであることをアピールすること。
しかしそれだけに終始した内容だと、企業からマイナスな印象を抱かれる可能性があります。
- 貢献意欲が見えない
- 消費者目線から脱却できていない
志望動機を考える際には、「その企業で働く人間として、どういった価値を提供できるか」をしっかり伝えるようにしましょう。
ただし、企業理念への共感や商品・サービスが好きであることを押し出すのが必ずしも悪いわけではありません。
「なぜ共感しているのか」「なぜ好きなのか」を原体験を交えて示しつつ、どのように貢献していきたいのかをしっかり説明できれば、これらの志望動機でも及第点以上の志望動機を作ることができますよ。
【Q&A】志望動機が書けないときによくある質問に回答!
ここからは、志望動機が書けないと悩む人によくある質問について回答していきます。
多くの人が判断に迷いがちな部分に対する見解をプロのキャリアアドバイザーが解説するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
Q.志望動機が書けないときはどうしたら良い?
A.まずは「なぜ書けないのか」を明確にすることから始めましょう。
やりたいことがわからないのか、企業の理解度が十分でないのか、受ける企業の志望度が低いのか。書けない原因は人によってさまざまです。
そこを明確にすることができれば、おのずと取るべき対処法もわかってきますよ。
なお、やりたいことがわからない場合は自己分析に、企業の理解が不十分な場合は企業分析に取り組んでみましょう。
このように、まずはどうして書けないのかを突き止めたうえで、それぞれに合った対処法を試してみてください。
Q.志望動機が書けないのは志望度が低いということ?
A.その可能性も考えられます。
志望動機が書けないと悩む人は、受ける企業をなんとなく決めてしまった場合や、とりあえず経験を積むために応募したような場合が非常に多いです。
そのような場合は、志望度が高い企業と共通する要素を書き出すのがおすすめです。
そこから自分の軸といかに共通するかの説明ができれば、企業から見ても納得感のある志望動機に仕上げることができますよ。
どうしても共通点が見当たらない場合は、「自分の強みがどう活かせるか」から考えてみるのも手です。
考え方を工夫すれば、志望度が低くても企業に響く志望動機にすることは可能です。あきらめずにじっくり考えてみましょう。
Q.書きたいことはあるもののうまくまとめられないときはどうする?
A.一度入れたい要素をすべて書き出してみるのがおすすめです。
うまくまとめられない場合は、自分の強み、企業の魅力、将来のビジョンなど盛り込みたい内容を頭のなかだけで考えてしまい、ああでもないこうでもないと悩んでしまうケースが多いです。
そのため、まずはすべての要素を書き出し、目に見える形で整理してみましょう。それから、それぞれの要素をどうつなげれば良いかを考えてみてください。
最後にPREP法を使い、「結論→理由→具体例→まとめ」の流れで要素を組み立てましょう。
盛り込みたい要素が多くてまとめられないと悩む人も、このような流れで考えることで、簡潔に、かつ伝わりやすい志望動機にすることができますよ。
Q.志望動機がほかの企業と似通ってしまうときはどうする?
A.キャリアパスに注目して考えてみると良いでしょう。
志望動機を考えるとき、多くの人が着目するのは「事業内容や企業理念」。
しかし特に同じ業界内で複数の企業を受ける場合、この2点はどこも似たような内容になってしまいがちです。
そこで企業ごとの特色が出やすいキャリアパスにも着目して考えることで、差別化がしやすくなります。
「こういった事業内容・企業理念で、かつこういったキャリアパスのある企業を志望します」といった内容にできれば、その企業ならではの志望動機にすることができますよ。
志望動機が書けないときは自己理解と企業理解を深めることで打開しよう!
志望動機が書けない理由は、人によってさまざまです。
しかし、「自己分析が浅く企業選びの軸が明確でない」「企業分析の不足により志望先ならではの魅力がわかっていない」という人が多い傾向にあるのは事実。
そのため、まずは自己分析や企業分析を徹底し「なぜ」を突き詰めるようにしましょう。
具体的かつ解像度の高い、その企業ならではの志望動機を作って選考を突破しましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
企業ごとの差別化ができないと相談に来る学生は多い