大学1年のインターンを見極める5ステップ｜期間中の過ごし方も解説

大学1年生からでもインターンシップに参加可能！ 注意点も踏まえて慎重に判断しよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。大学に進学したばかりの学生から、

「大学1年生でもインターンに参加できるのでしょうか？」
「インターンは大学1年生から参加すべきでしょうか？」

といった質問を受けることがあります。インターンは大学3年生から参加するイメージが強いかもしれませんが、大学1年生から参加できるものもあります。

ただし、大学1年生からのインターン参加にはメリットだけでなくデメリットもあるため、実際に参加するかどうかは慎重に判断する必要がありますよ。

この記事では、大学1年生からインターンに参加するメリットや注意点などについて解説していきます。大学1年生からインターンに参加すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

まずは概要と実態を押さえよう！ インターンに関する基礎知識

大学1年生からインターンに参加すべきかどうかを検討する際には、まずインターンの全体像を押さえておくことが必要です。

そこでまずは、インターンに関する基礎知識について解説します。ここでしっかりとインターンの概要と実態を理解しておきましょう。

定義：社会に出る前の学生を対象にした就業体験制度

インターンとは、社会に出る前の学生を対象にした就業体験制度のことです。

インターンの内容や開催時期などは企業によってさまざまですが、学生側はインターンを通じて企業や仕事に対する理解を深めることができ、企業側もインターンを通じて自社に興味を持ってもらい、優秀な学生を早い段階で確保することができます。

近年はインターンに参加することで選考フローの優遇を受けられる企業や、インターン経由でしか採用しない企業も増えており、インターンの重要性は以前よりも高まっています。

実際、マイナビが2024年卒業予定の学生を対象におこなった実態調査によると、インターンに参加したことのある学生の割合は87.6％という結果が出ており、学生のインターンに対する意識も高まっていることがわかります。

インターンの全体像は以下の記事でも詳しく解説しているので、併せて確認しておきましょう。

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大学1年生からインターンに参加しようと考えている人は、学生生活とインターンのバランスに注意しましょう。適切にビジネス経験を積むためにも、インターン先の見極め方や注意点に関するキャリアアドバイザーの意見を確認して、どのようなインターンにするか考えてみてください。

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期間：超短期・短期・長期の3種類

インターンの期間は大きく分けて、「超短期」「短期」「長期」の3種類です。

超短期インターンは「オープン・カンパニー」とも呼ばれ、企業説明会の延長のような位置付けで、座談会やグループワークなどが半日〜数日程度で実施されます。

短期インターンは就業体験を目的としており、1～2週間程度で完了するプロジェクトやワークショップなどを通じて、実務を疑似体験するのが一般的です。

一方、長期インターンは就業体験というよりは実務に近く、実際に企業の一員として社員とほぼ同等の仕事を任されることが一般的です。長期インターンでは、給与が支払われることもありますよ。

長期のインターンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も確認しておきましょう。

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参加対象：原則大学1〜2年生は含まれないが実態は異なる

文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省は、学業との両立に配慮する観点から、令和4年6月に超短期を除く短期と長期インターンの参加対象は大学3〜4年生と公表しています。

そのため、短期・長期インターンについては、大学1〜2年生は参加対象に含まれないのが原則です。

ただし、これはあくまで政府からの呼びかけであり、大学1〜2年生の短期・長期インターンへの参加を禁止しているわけではありません。そのため、大学1〜2年生でもインターンに参加できているという実態があります。

学生の動向：大学3年生の夏から冬にかけて参加するのが一般的

インターンに対する学生の動向としては、大学3年生の夏から冬にかけて参加するのが一般的です。

大学3年の3月に就活の情報解禁がおこなわれることもあり、その年の8月前後に「サマーインターン」と呼ばれる学生の夏季休暇に合わせたインターンが急増します。その動きに合わせる形で、学生側もインターンへの参加をし始めるのが一般的な傾向となっています。

とはいえ、2年生からインターン参加の準備を始めている層もいます。1年生からの参加は緊張してしまうという人は、以下の記事で2年生から参加するメリットを確認しておきましょう。

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大学1年生からインターンに参加することのメリット5つ

ここからは、大学1年生からインターンに参加することのメリットについて解説します。大学1年生からインターンに参加すべきかどうかの判断材料にもなるため、ここでしっかりと押さえておきましょう。

①さまざまな企業のインターンに参加できる

大学1年生は就活が始まるまで時間的な余裕があるため、さまざまな企業のインターンに参加できることが大きなメリットです。

インターンへの参加は大学3年生からでも決して遅くはありませんが、時期的に就活本番が目前に迫っていることもあり、ある程度業界や職種を絞ってインターンに参加する必要があります。

その点、大学1年生であれば就活本番までまだ時間があるため、自分の興味や関心を基準にインターンを選ぶこともでき、仮にミスマッチが生じてもやり直しが利きます。

②早い段階で自分の向き不向きがわかる

大学1年生からインターンに参加することには、早い段階で自分の向き不向きがわかるというメリットもあります。

最初は楽しいと思えた業務であっても、続けていくうちに自分には合わないと感じることもあれば、最初は合わないと感じていた業務であっても、続けていくうちに徐々にやりがいを感じられることもあります。

このように、自分の向き不向きを正確に判断するには、ある程度の時間が必要です。大学1年生からインターンに参加しておけば、自分の向き不向きが早い段階でわかるようになります。

仮に最初に始めたインターンが自分に合わなかったとしても、それはそれで自分の不向きがわかったとも捉えることができ、違う業界や職種へと視野を広げるチャンスにもなるのです。

③ビジネスマナーやビジネススキルが定着する

大学1年生からインターンに参加することのメリットとしては、ビジネスマナーやビジネススキルが定着することも挙げられます。

インターンは企業の社員や取引先などの社会人と接する機会が多く、ビジネスマナーやビジネススキルを習得する絶好の機会です。

大学1年生からインターンに参加していれば、大学3年生から参加する人よりも単純に2年間多く経験を積んでいることから、ビジネスマナーやビジネススキルの定着度については大きなアドバンテージを得られるといえます。

④業務範囲の拡大や給与アップを狙える

大学1年生からインターン生として長く働いていれば、その分スキルアップもしやすくなります。スキルが向上すれば、インターン生のリーダーや難易度の高い業務を任されたりするなど、業務範囲が拡大する可能性があります。

さらに業務範囲が拡大すれば、その分給与アップにも期待できます。条件面で「時給○○〜○○円」といったような書き方がされていれば、働きぶりで金額が変わることを意味するため、スキルの向上によって業務範囲が拡大すれば、給与が上がる可能性は十分にあるのです。

⑤大学以外の人脈を築ける

大学以外の人脈を築けることも、大学1年生からインターンに参加することのメリットとして挙げられます。

インターンで交流できるのは、その企業の社員だけではありません。他大学の学生やインターン先の顧客や取引先など、インターンを通じて多くの人と接点を持つことができます。

大学3年生からのインターン参加でも人脈を築くことはできますが、大学1年生からの参加であれば期間が長い分、人脈を構築するチャンスも自然と多くなります。

大学では出会う機会のないような人たちと接点を持つことで、生涯の友人と出会えたり、将来的にビジネスチャンスが広がるきっかけになったりすることもあるかもしれません。

実はデメリットも！ 大学1年生からインターンに参加する際の注意点3つ

ここからは、大学1年生からインターンに参加する際の注意点を3つ紹介します。大学1年生からインターンに参加すべきかどうかは、これらの注意点も把握したうえで判断するようにしましょう。

①大学生活に支障が出る可能性がある

大学1年生は入学したばかりで、大学生活にまだ慣れていない状況です。新たに一人暮らしやアルバイト、サークルや部活を始める人も多いかと思います。

長期インターンは、「週●日以上の参加必須」といった条件を設けているケースが多く、大学生活のペースを完全につかめていない状況で参加してしまうと、大学生活に支障が出る可能性があります。

特に大学1年生は必修科目が多く、学業も忙しくなりやすい時期です。インターンによって学業が疎かになっては、本末転倒といえます。

新生活が始まると自然とモチベーションも高まりますが、大学生活のペースを完全につかめていない状況であれもこれも始めようとすると、どれも中途半端になってしまう可能性があるため、注意が必要です。

②モチベーションを維持するのが難しい

大学1年生は時間的な余裕があることが大きなメリットではありますが、その分インターンに対するモチベーションを維持するのが難しい側面があります。

モチベーションを長い間維持し続けるのは、簡単なことではありません。せっかくインターンに参加しても、成長意欲や目的意識を見失ってしまっては得られるものも少なくなります。

大学1年生からインターンに参加するのであれば、途中で参加目的を見直したり、新たな業務に積極的にチャレンジしたりするなど、モチベーションを維持するための工夫も必要となります。

インターンに参加する目的をどのように設定したら良いかわからない人は、こちらの記事が参考になりますよ。

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③そもそもインターン数も少なく採用されるのが難しい

企業側もインターン生を採用すれば何かしら教育をする必要があることから、多くの学生を受け入れることはなかなか難しいのが実情です。

そのため、大学1年生向けのインターンはそもそもの数が少なく、競争も激しくなりがちです。大学1年生からインターン生として採用されるためには、しっかりと対策をおこなう必要がある点も認識しておきましょう。

インターンの選考対策については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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事前に確認しておこう！ 大学1年生からのインターン参加が向いている人

ここからは、大学1年生からのインターン参加が向いている人について解説します。これらの特徴にあてはまるようであれば、大学1年生からのインターン参加を前向きに検討してみましょう。

①将来を考えるきっかけが欲しい人

学生のうちは社会人と接する機会が少なく、将来を考えるきっかけはなかなかありませんよね。そんななか、インターンに参加することで、職場のリアルな雰囲気や実際の業務を経験することができます。また、社会人と直に接することで、大学とはまた違った気付きを得られる機会も多くなるでしょう。

こういった経験や気付きは、「自分がやりたいことは何なのか？」「自分はどういう社会人生活を送りたいのか？」といった、将来を考えるきっかけになります。

もちろん、将来を考えるきっかけはインターン以外にも数多くありますが、インターンへの参加は自分自身の将来について考える絶好の機会となりますよ。

インターン参加以外にも、キャリア形成の方法を今のうちから知っておきたい人は、こちらの記事もおすすめです。

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②同級生と差別化しながら就活を進めたい人

就活で企業から内定を得るためには、ほかの就活生との差別化が重要です。差別化の方法はさまざまですが、大学1年生からインターンに参加する学生は現状まだまだ少ないため、大きな差別化につながります。

たとえば、ガクチカでインターンを挙げる就活生は少なくありませんが、多くの学生は大学3年生以降で経験したインターンについてアピールします。大学1年生から何年も続けているインターンであれば説得力があり、同級生との差別化が可能です。

ほかにも、大学1年生からインターンに参加することで、ビジネスマナーやビジネススキルが定着しやすくなるため、そういった部分で同級生と差別化を図ることもできます。

③収入を得ながらビジネススキルを磨きたい人

収入を得ながらビジネススキルを磨きたい人も、大学1年生からのインターン参加が向いているといえます。

もちろんアルバイトであっても、収入を得ながらビジネススキルを磨くことは可能です。ただ、インターンでは実際の業務を経験したり、そこで働く社員と直に接したりできるため、より実践的なビジネススキルを学ぶことができます。

インターンはアルバイトに比べて採用のハードルは高くなりますが、収入を得ながらビジネススキルを磨きたいのであれば、大学1年生からのインターン参加が適しています。

インターンで給料がどれくらい出るのかイメージができない人は、以下の記事で実態を把握しましょう。

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大学1年生からインターンに参加するなら長期的な視点での判断が超重要！

大学1年生は社会人になるまでまだ多くの時間があるため、インターンに参加するのであれば、将来も見すえた長期的な視点を持ってインターンと向き合うことが重要です。

インターンは参加することが目的ではありません。貴重な学生期間の一部をインターンに費やすと決めたのであれば、有意義な経験となるような工夫や努力をしていきましょう。

ここからは、自分に合ったインターンを見極めるための手順や、インターンをより有意義なものにするための期間中の過ごし方について解説していきます。

長期的な視点を持っていないと、インターンに参加した経験が無駄になってしまうこともあります。こちらの記事も参考にして、インターン期間を有意義に過ごせるように準備しましょう。

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将来のために自分に合ったインターンを見極めるための手順5ステップ

大学1年生は就活本番までまだ時間があるとはいえ、貴重な学生期間の一部を費やすことになるため、なるべくインターンのミスマッチは防ぎたいところです。とはいえ、自分に合ったインターンはどうやって見極めれば良いのか、わからないこともあるかと思います。

そこでここからは、自分に合ったインターンを見極めるための手順を5ステップで解説していきます。インターンの選び方で迷っている場合には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ステップ①自己分析で自分の価値観を把握する

自分に合ったインターンを見極めるにあたって、まずは自己分析をおこない自分の価値観を把握するところから始めましょう。

価値観は人によってさまざまですが、自分の価値観を正確に把握できている人は意外と多くありません。そのため、自己分析を通じて「自分はどんなことに興味や関心があるのか？」「自分は最終的に何を目指したいのか？」といった価値観を明らかにしておく必要があります。

自分の価値観を明確にしておけば、それをもとに自分がやりたい仕事や興味の持てる仕事が見えてくるようになりますよ。

自己分析の質を上げる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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ステップ②世の中にはどんな業界や職種があるのかを調べる

自己分析が終わったら、次は世の中にはどんな業界や職種があるのかを調べてみましょう。

自分の価値観を把握しても、「各業界がどんな事業をしているのか」「各職種がどんな仕事をしているのか」といったことを知らなければ、自分に合った仕事や企業を選ぶことはできません。

特に近年はテクノロジーが急速に進化しており、新たな職種も続々と生まれているため、この機会に世の中にどんな業界や職種があるのかを調べておきましょう。

職種の種類については、こちらの記事でも紹介しています。網羅的に世の中の職種を把握しておきたい人は、併せて確認しておきましょう。

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ステップ③自分の価値観と照らし合わせながら興味のある業界や職種を絞り込む

世の中にはどんな業界や職種があるのかを調べたら、続いて自分の価値観と照らし合わせながら興味のある業界や職種を絞り込んでいきましょう。

仕事をするうえで自分の興味により密接にかかわってくるのは、業界よりも職種です。そのため、絞り込む際は職種から考えていく方法がおすすめです。以下のような流れで進めて、自分が興味の持てる業界や職種を絞り込んでいきましょう。

志望業界をうまく絞れないという人は、こちらの記事も参考にして、効率的に興味のある業界を絞っていきましょう。

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ステップ④インターンに参加する目的を明確にする

自分が興味のある業界や職種の絞り込みが完了したら、さっそくインターン探しに入りたいところですが、その前にインターンに参加する目的を明確にしておきましょう。

インターンの内容は企業によってさまざまです。参加する目的によって選ぶべきインターン先も変わってくるため、自分に合ったインターンを見極めるには事前に参加目的を明確にしておく必要があります。

また、目的意識を持ってインターンに参加しなければ、インターンを通じて得られるものも少なくなってしまうため、インターンに参加する目的については必ず明確にしておきましょう。

インターンの目的や目標を設定する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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ステップ⑤参加する目的とインターンの内容を照らし合わせながら候補を絞り込む

インターンに参加する目的を明確にしたら、実際にインターン先の候補を絞り込んでいきましょう。

具体的には、自分の参加目的とインターンの内容を照らし合わせながら、より自分の目的を果たせそうな内容のインターンを絞り込んでいきます。以下のように絞り込んでいけば、自分に合ったインターンが見つかりやすくなりますよ。

大学1年生から参加できるインターンを探すのにおすすめの方法3選

インターンを探す方法はいろいろありますが、大学1年生でも参加できるインターンは数が少ないこともあり、通常の探し方ではなかなかインターンが見つからないこともあります。

そこでここからは、大学1年生から参加できるインターンを探すのにおすすめの方法を3つ紹介します。効率的にインターンを探したいのであれば、これらの方法を積極的に試してみましょう。

①大学1年生向けのインターンも多く取り扱っている専門サイトを活用する

大学1年生から参加できるインターンを探すのであれば、大学1年生向けのインターンも多く取り扱っている専門サイトを活用してみましょう。

専門サイトはインターンに特化したサービスということもあり、掲載企業数が多く、大学1年生向けのインターンも数多く取り扱っています。

また、専門サイトでは「週2日以下OK」「リモート勤務可」といった、希望条件を付けて検索をかけることもできるため、さまざまな大学1年生向けのインターンを比較検討しながら探せる点も魅力です。

②SNSで「○○卒」「大学1年生歓迎」などのワードで検索をかける

大学1年生から参加できるインターンを探す方法としては、X（旧Twitter）やInstagram、FacebookやTikTokなどのSNSを活用するのも効果的です。

近年は多くの企業がSNSで公式アカウントを持っており、SNS経由でインターンを募集しているケースも増えています。

SNSでは#（ハッシュタグ）で情報のカテゴリー化がされているため、「○○（自分が卒業予定の年）卒」「大学1年生歓迎」などのワードで検索をかけることで、他では掲載されていない大学1年生向けのインターンが見つかることもありますよ。

③先輩や知人から直接インターンを紹介してもらう

大学1年生から参加できるインターンを探す方法としては、先輩や知人から直接インターンを紹介してもらうのもおすすめです。

中小企業やベンチャー企業などは大々的にインターンを募集していないところも多いため、紹介経由で大学1年生から参加可能なインターンが見つかることもあります。

また、実際にインターンに参加している人からの紹介であれば、インターン先の仕事内容や職場の雰囲気などについて、より詳しい話を聞くこともできます。

先輩や知人にインターンに参加している人がいれば、積極的に話を聞いてみましょう。

大学1年からのインターンをより有意義なものにするための期間中の過ごし方

インターンへの参加を有意義なものにするためには、期間中の過ごし方も重要です。参加することが目的になってしまうと、貴重な学生期間を費やしたことに見合った経験が得られず、後悔をするかもしれません。

ここからは、大学1年からのインターンをより有意義なものにするための期間中の過ごし方について解説するので、一つずつ確認していきましょう。

①他のインターン生と積極的に交流を図る

せっかく大学1年生からインターンに参加するのであれば、他のインターン生と積極的に交流を図るようにしましょう。

インターンでは他大学の学生も集まるため、積極的に交流を図ることで人脈構築や情報交換をしやすくなります。

大学3年生は就活本番が目前に迫っていることもあり、なかなかほかのインターン生と交流を図る余裕がないこともありますが、大学1年生であれば時間的にも精神的にも余裕もあるはずです。積極的に交流を図って、インターンをより有意義なものにしましょう。

②先輩社員からのフィードバックは素直に受け入れる

大学1年生からのインターンをより有意義なものにしたいのであれば、先輩社員からのフィードバックは素直に受け入れるようにしましょう。

インターンは大学3年生から参加するのが一般的であるため、大学1年生からインターンに参加することで先輩社員に囲まれて仕事をする機会も多くなります。

先輩社員は自分よりもビジネスマナーやビジネススキルを身に付けている可能性が高いため、そういった人たちのフィードバックを素直に受け入れることで、より早くビジネスマナーやビジネススキルを習得できるようになります。

また、一度就活を経験している先輩社員であれば、就活に関する知識も豊富に持っている可能性も高いため、交流を通じてそういった情報も積極的に聞いてみましょう。

③未経験の業務こそ積極的にチャレンジする

大学1年生からのインターンをより有意義に過ごすためには、未経験の業務こそ積極的にチャレンジするようにしましょう。

業務に対する向き不向きを判断するには、実際にその業務を体験するのが一番です。最初は「自分には無理かな？」と感じていた業務であっても、実際にやってみたら実は自分に合っていたということは往々にしてあります。

大学1年生は就活本番までまだ時間があるため、未経験の業務こそ積極的にチャレンジして、自分自身の適性や可能性を試してみましょう。

共倒れを防ぐには？ 学業とインターンを両立させるための3つのコツ

ここからは、学業とインターンを両立させるためのコツを3つ紹介します。共倒れが心配な場合には、積極的に取り入れてみてくださいね。

①講義の時間割の組み方を工夫する

学業とインターンを両立させるためには、講義の時間割の組み方を工夫するのが効果的です。

学部や学科によって違いはあるものの、必修科目以外の講義についてはある程度自由に時間割を組むことが可能です。そのため、時間割の組み方を工夫すれば、インターンの時間を捻出しやすくなります。

ただし、大学生の本分はあくまで学業であるため、インターンの時間を捻出することだけに着目して時間割を組むことがないよう、注意しましょう。

②リモート勤務やオンライン授業を有効活用する

学業とインターンの両立を目指すのであれば、リモート勤務やオンライン授業を有効活用しましょう。

近年は新型コロナウイルス拡大の影響もあり、リモート勤務を取り入れている企業やオンライン授業を実施している大学は数多くあります。

学業とインターンの両立には移動時間がネックになることもありますが、リモート勤務やオンライン授業をうまく活用すれば移動の負担を軽減できるため、両立がしやすくなります。

③忙しい時期は事前にインターン先と共有しておく

学業とインターンを両立させるためには、忙しい時期は事前にインターン先と共有しておくことも大切です。

テスト期間や部活の大会直前など、どうしても忙しい時期は事前にインターン先に共有しておきましょう。企業側もそういった学生の事情には理解を示してくれるため、先に共有しておけば期間中は勤務日数や勤務時間を減らすなど、柔軟に対応してもらえる可能性が高くなります。

とはいえ、直前に言われてはインターン先も困ってしまうため、迷惑がかからないよう、忙しい時期はなるべく早めに共有しておくようにしましょう。

大学1年生からインターンに参加すべきかを見極めて有意義な大学生活を送ろう

大学1年生からインターンに参加することには数多くのメリットがあるものの、デメリットも存在するため、両方を理解したうえで参加すべきかどうかを判断するようにしましょう。

インターンは大学2年生以降に参加したとしても、決して遅くはありません。この記事で解説した内容を参考にしながら、大学1年生からインターンに参加すべきかどうかを慎重に見極めて、後悔のない大学生活を送るようにしてくださいね。