目次
- インターンの選び方は「現状」から見極める! Q&Aを使った現状分析から始めよう
- 選ぶ前に基本情報を整理! インターンの種類を知ろう
- 汎用的能力・専門活用型インターンシップ:職場における実務体験
- 高度専門型インターンシップ(試行):とくに高度な専門性を要する実務体験
- 企業が実施するインターンに近いイベントもある
- 就活の方向性が明確になる! インターンに参加するメリット・デメリット
- メリット:早期に内定を獲得できる可能性が高まる
- デメリット:学業との両立が難しい場合がある
- 迷ったらチェック! インターンの選び方は大きく分けて5つある
- ①目的から選ぶ
- ②業界や職種から選ぶ
- ③企業名で選ぶ
- ④プログラムの内容で選ぶ
- ⑤実施期間や開催場所で選ぶ
- インターンの選び方のコツは自分の状況に合わせて探すこと!
- 選び方がわからないときにチェック! 参加するべきインターンがわかる7つのQ&A
- Q1:自己分析や企業研究はできている?
- Q2:インターンの目的はわかっている?
- Q3:目指したい業界や職種は絞れている?
- Q4:志望企業がある?
- Q5:インターンは地方か都心どちらで参加したい?
- Q6:短期か長期どちらのインターンを希望する?
- Q7:参加するインターンのことはある程度決めている?
- まだ迷う人向け! 自分に合ったインターンを選ぶための4つの指針
- ①自己分析をしてインターンをとおし何を知りたいのか明確にする
- ②インターンを実施する業界や企業を徹底的にリサーチする
- ③なるべく多くのインターンに関する情報を比較検討する
- ④実際にインターンに参加して雰囲気をつかむ
- 実際に参加してみよう! インターンの申し込み方法5つ
- ①企業のホームページからエントリー
- ②就活情報サイトからエントリー
- ③大学のキャリアセンターを経由する
- ④大学関係者の紹介で応募する
- ⑤インターンへ行った企業の案内から参加する
- インターンを選ぶときに意識すべき注意点5つ
- ①動き出すのが遅いと選択肢が限られてしまう
- ②候補を極端に絞ると視野が狭まってしまう
- ③事前に何を学べるのか確認せず参加しない
- ④スケジュール管理を怠らない
- ⑤本選考につながる可能性があることを考慮する
- インターンの選び方は自分の状況に合わせて判断! まずは現状を把握しよう
インターンの選び方は「現状」から見極める! Q&Aを使った現状分析から始めよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を控えた学生から
「インターン先はどのように選べば良いですか?」
「自分に合ったインターンを選ぶ方法はありますか?」
といった質問を受けることがあります。就活を始めるにあたってインターンシップに参加しようと思っても、何から始めて良いかわからない学生も多いのではないでしょうか。
インターンの選び方がわからない人は闇雲に選ぶのではなく、自分の現状に合わせて選ぶことが大切です。この記事では、自分に合うインターン先を簡単に選べるようQ&A形式で解説しています。ぜひ役立ててくださいね。
選ぶ前に基本情報を整理! インターンの種類を知ろう

インターン先を選ぶ前にまずはインターンの種類について理解しておきましょう。令和4年6月に「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正されました。改正された内容は2つあります。
- 4つのキャリア形成支援活動のうち2つをインターンと呼ぶようになった
- インターンに参加した学生の情報を条件付きで採用活動に利用できるようになった
ここでは、4つの類型化されたインターンについて詳しく解説しています。それぞれどのような特徴があるのか、基本情報を整理しておきましょう。
インターンの種類と特徴についてはこちらでも解説していますよ。
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インターンの選び方には実はコツがあります。数あるインターンの中でも自分に合ったものを選び抜き、貴重を時間を有意義に使うためのコツをキャリアアドバイザーが詳しく解説します。
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汎用的能力・専門活用型インターンシップ:職場における実務体験
そもそもインターンとは、学生が自らのキャリアを考えるために企業の情報を得たり、仕事を体験したりする場ですが、採用に直接つながると期待して仕事を体験しないインターンに参加する学生が多いのが現状です。
そこで、汎用的能力・専門活用型インターンシップを新たなインターンとして定義し、学生は必ず企業の実務を体験することとされました。
- 就業体験要件:半分以上の日数を職場での就業体験に従事
- 指導要件:社員が指導
- 実施期間要件:汎用的能力活用型(5日間以上)/専門活用型(2週間以上)
- 実施時期要件:学部3・4年生/修士1・2年生の長期休暇に実施
- 情報開示要件:募集要項で必要な情報を開示
汎用的能力・専門活用型インターンシップの目的は、実務体験をつうじて自分の能力を見極めることです。

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高度専門型インターンシップ(試行):とくに高度な専門性を要する実務体験
高度専門型インターンシップ(試行)も汎用的能力・専門活用型インターンシップ同様に、新たなインターンとして定義されたものです。
- 要件を満たしていなくてもインターンと称される
- 想定されるケースはジョブ型研究インターンシップと高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンシップ(仮称)の2つ
- 実施期間は汎用的能力・専門活用型インターンシップよりも長期

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今のところ、自然科学分野の博士課程の学生や修士課程の学生が「高度専門型インターンシップ」の対象と言えますよ。
企業が実施するインターンに近いイベントもある
企業が学生へのキャリア形成支援活動としておこなうものには、インターンに近いイベントもあります。インターンとの違いは、おもに目的にあります。
- オープン・カンパニー
内容:企業・就職情報会社や大学キャリアセンターが主催するイベント・説明会
期間:1日限り
目的:企業のPR - キャリア教育
内容:大学主導の授業やプログラム、企業が社会活動として実施するイベント
期間:授業やプログラムによって期間はさまざま
目的:働くことへの理解を深める
とくに、オープン・カンパニーは単日でおこなわれるもので、企業や業界に関する情報提供やPRを目的としています。

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より手軽に業界や企業の情報を知りたいのなら、オープン・カンパニータイプのイベントに参加するのがおすすめですよ。
オープン・カンパニーについては、こちらの記事で詳しく解説していますよ。
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自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
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就活の方向性が明確になる! インターンに参加するメリット・デメリット
インターンは参加しておいたほうが良いものだと感じている学生も多いと思います。しかし、インターンに参加するデメリットがあるのも事実で、メリット・デメリットの両面をしっかり把握して検討することが大切です。
具体的に、学生がインターンに参加するメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれいくつか挙げて紹介するので、就活の方向性を明確にするためにも必ず確認してください。
メリット:早期に内定を獲得できる可能性が高まる
インターンに参加する最大のメリットは、早期に内定を獲得できる可能性が高まることです。マイナビの「マイナビ 2025年卒大学生広報活動開始前調査」によると25年卒のインターン・仕事体験の参加率は85.7%と高い割合になっています。
この調査結果から、インターンへの参加は一般的となっていると言えそうです。ほかにも、入社前にその企業の雰囲気を知ることができ、適性を見極められるというメリットもあります。
ほかにも、以下のようなメリットがありますよ。
- 業界や企業の理解が深まる
- 実際に働く雰囲気を味わえる
- ビジネススキルが身に付く

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長期インターンでは、報酬をもらえるケースもあるためインターンへ参加するメリットを享受しながら働きたい人にぴったりですよ。
デメリット:学業との両立が難しい場合がある
インターンに参加する最大のデメリットは、学業との両立が難しいことです。インターンに参加するには最低でも半日〜1日、長期インターンになると半年以上時間を割かなければなりません。
ほかにも、以下のようなデメリットがあります。
- 学業との両立が難しい場合がある
- 希望するインターンに参加できない場合もある
- 時間やお金がかかる
- ストレスになることがある
インターンではほかの学生と協力したり、現役の社員と仕事をしたりする機会が多くなっています。そのため、プレッシャーやストレスを感じやすく、精神面において負担がかかりやすいこともインターンに参加するデメリットと言えるでしょう。

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遠方のインターンに参加するには交通費がかかります。金銭面の負担が大きいこともインターンに参加するデメリットと言えますよ。
こちらの記事では就活にかかる費用について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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就活は身だしなみのものをそろえたり、面接で企業に出向いたりするなどで、費用がかかって驚いたという声もよく聞きます。就活のなかで何にどれくらい費用がかかるのか、またその費用を抑えるための方法や費用をねん出するためのコツまでキャリアアドバイザーが徹底解説していきます。
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迷ったらチェック! インターンの選び方は大きく分けて5つある
インターンを選ぶ際は自分の状況に合わせて選ぶことが大切ですが、そもそもどんな基準をもとに自分の状況に合うインターンを選べば良いのでしょうか。選び方の基準を知っておくだけで、インターン選びが楽になりますよ。
選び方の基準と自分の状況を照らし合わせて、最適なインターンを見つけてください。
インターンには2年生から参加することも可能です。こちらの記事でメリットやデメリット、注意点などを把握しておきましょう。
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①目的から選ぶ
インターンに参加する目的が明確であれば、その目的を達成できるインターンを選ぶようにしましょう。
インターンに参加する目的は人それぞれ異なります。目的が明確であれば、目的に応じた経験を得られるため、「参加して良かった」と思えるはずですよ。
- 実務を体験してみたい
- 具体的な業務内容を知りたい
- 企業の人と交流したい
- ガクチカにしたい

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一方で目的が不明確なままでは、時間やお金を無駄にしてしまい何も得られない可能性が高まりますよ。

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インターンを実施する企業側の目的は、自社に利益をもたらしてくれる優秀な人材を一人でも多く採用したいということです。ここでいう利益とは実際の売上だけにとどまらず、配置されたポジションで役割に応じた成果を上げられるということです。
優秀な人材には、やりがいを持って長く在籍してもらいたいと考えます。そのほうが仕事の成果も上がりやすいですし、離職の確率も下がるからです。そのためには学生にも会社のことをよく理解してもらう必要があります。
会社も学生も、お互いに何を求めているのか、そして何を提供できるのかをしっかり理解しておくとミスマッチの確率が減ります。ですからインターンで会社の説明もし、実際に仕事を経験してもらい「うちの仕事はこうで、社内の雰囲気はこうです」と知ってもらうわけですね。
このような目的でインターンを実施するわけですから、学生に対しても「この会社が自分と合うのかどうか深く理解したい」「自分とマッチする会社を探そう」という前向きな思いを持っている人を求めますし、印象も良くなるものです。
インターンに参加する目的については、こちらの記事でも解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
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インターンは目的を明確にして参加することで、格段に有意義なものになります! この記事ではインターンの目的、確認しておきたいこと、充実度を上げるコツをキャリアアドバイザーが解説します。 貴重な機会を活かして今後の就活に良い影響を与えましょう。
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②業界や職種から選ぶ
興味のある業界や職種がある場合には、あらかじめその業界や職種に絞ってインターンを選ぶと良いでしょう
- すでに興味のある業界や職種がある人
- 目指す業界が決まっている人
- なりたい職業がある人
- 業界や職種に適性があるか確認したい人
インターンはその業界や職種に適性があるか確認できるだけでなく、改めて興味があるのか確認できる良い機会です。
また、目指す業界しか決まっていないという場合には、さまざまな企業のインターンを経験することで、志望企業や職種を見つけられますよ。
③企業名で選ぶ
企業名でインターンを選ぶ方法もあります。すでに志望企業がある人は、競合他社や第二志望、第三志望の企業のインターンにも参加するのがおすすめですよ。
- 志望企業がある人
- 憧れの企業がある人
- 好きな企業がある人
- 人気のある企業に興味がある人
企業名でインターンを選ぶことは、その企業の理解を深めるのに役に立ちます。また、実際に働いて社員と交流することで、社内の雰囲気やオフィスの環境、社風を把握することが可能です。
- 志望する企業への理解が深まる
- 入社後のミスマッチを防止できる
- 志望企業内での人脈を作れる
- 志望企業で実務経験を積める

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自分の生活や趣味、娯楽などになじみのある企業を選んでも良いかもしれませんね。
企業研究は就活を成功させるためのカギとも言えます。企業について理解を深めたい場合には、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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④プログラムの内容で選ぶ
インターンに参加する目的や興味のある業界や職種がはっきりしない人は、プログラムの内容を重視して選ぶ方法もあります。
- 講義・座学
- グループワーク
- 個人ワーク
- 社員との懇談会
- 仕事体験
プログラムの内容は企業によってさまざまですが、実務体験が必須です。
詳しくは「選ぶ前に基本情報を整理! インターンの種類を知ろう」で解説しているので、そちらを参考にしてくださいね。
プログラムで選ぶ場合には、学びたいことや身に付けたいスキルを明確にすることが大切ですよ。

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事前に企業のホームページや説明会、過去の参加者の体験談などを用いて情報を収集しておくのがおすすめです。
⑤実施期間や開催場所で選ぶ
インターンに参加するには、時間やお金がかかります。そこで、自分の都合に合わせて実施期間や開催場所で選ぶ方法もありますよ。また長期間企業で働くことで経験を積んだり、知識を身に付けたりしたい人も実施期間で選ぶのがおすすめです。
インターンの期間はおもに1週間前後の短期インターンと2週間以上の長期インターンに分かれています。
- 企業理解をじっくり深めたい人
- インターンにあまり時間をかけられない人
- インターンにあまりお金をかけられない人
- 大学卒業後はUターンor上京を考えている人
- オンライン開催のインターンに参加したい人

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大学の近くの企業や帰省ついでに地元の企業のインターンに参加するなど、インターン先は無理のない範囲で選ぶのも大切ですよ。
短期インターンについて詳しく知りたい人には、こちらの記事が役立ちます。
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長期インターンへの参加を考えている人は、こちらの記事を参考にしてインターンの時間を実りあるものにしましょう。
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また、参加する場所を問わないオンラインインターンもあります。詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてくださいね。
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インターンの選び方のコツは自分の状況に合わせて探すこと!

就活生
インターンの選び方の基準はわかったのですが、そこからどのように決めたら良いかわかりません……。

キャリアアドバイザー
まずは、自分の状況をはっきりとさせてみましょう。

就活生
自分の状況って、たとえば「自己分析ができている」とか「長期インターンに興味がある」とかですか。

キャリアアドバイザー
はい。現状を分析すれば、自分に合うインターン先が見つかりますよ。
インターン選びは、選び方の基準だけを知っていても、その基準が本当に自分に合っているのかわからないものです。そのため、選び方の基準と自分の状況を照らし合わせることが大切ですよ。
まずは自分の状況を把握することから始めましょう。現状を知るためにはここから解説するQ&Aが役に立ちます。Q&Aを使って、あなたに合うインターンを見つけてください。
選び方がわからないときにチェック! 参加するべきインターンがわかる7つのQ&A

インターンの選び方のコツは、選び方の基準と自分の状況を照らし合わせることです。とはいえ、もっと簡単に自分に合うインターンの選び方を知りたいと思う場合もありますよね。
そこでQ&A形式ならば、より簡単に自分に合うインターンの選び方がわかります。全部で7つの質問があり、答えは二択か三択となっていますよ。すべてチェックして、自分に合うインターンの選び方を見つけてくださいね。
Q1:自己分析や企業研究はできている?
- 「はい」の人におすすめの選び方
①目的から選ぶ
③企業で選ぶ - 「いいえ」の人におすすめの選び方
④プログラムの内容で選ぶ
⑤実施期間や開催場所で選ぶ
自己分析や企業研究ができている人は、自分の目的に合わせて企業を選ぶのがおすすめです。たとえば、「身に付けたいスキルがある」「興味のある企業がある」というようなケースが挙げられます。
反対に、自己分析や企業研究ができていない人は期間の短い短期インターンに参加したり、家から近い企業のインターンに参加するのがおすすめですよ。
Q2:インターンの目的はわかっている?
- 「はい」の人におすすめの選び方
①目的から選ぶ
②業界や職種から選ぶ - 「いいえ」の人におすすめの選び方
④プログラムの内容で選ぶ
⑤実施期間や開催場所で選ぶ
インターンに参加する目的は人それぞれ異なります。自分の目的がはっきりしているのであれば、目的に応じたインターンに参加するようにしましょう。
まだ参加する目的がないという人は、自己分析を進めたうえでプログラムの内容で選んだり、実施期間や開催場所で選んだりして、まずはインターンに参加して雰囲気をつかむのがおすすめですよ。
Q3:目指したい業界や職種は絞れている?
- 「はい」の人におすすめの選び方
②業界や職種から選ぶ
④プログラムの内容で選ぶ - 「いいえ」の人におすすめの選び方
①目的から選ぶ
⑤実施期間や開催場所で選ぶ
目指す業界や職種がある程度絞れている人は、1社だけでなくなるべく多くの企業のインターンに参加して、どのような違いがあるか比較するのがおすすめです。参加する企業を決める際にはプログラムの内容をよく確認してくださいね。
目指す業界や職種が絞れていない人は、業界や企業研究を進めたうえでさまざまな業界のインターンに参加するのがおすすめですよ。
Q4:志望企業がある?
- 「はい」の人におすすめの選び方
③企業で選ぶ
④プログラムの内容で選ぶ - 「いいえ」の人におすすめの選び方
①目的から選ぶ
⑤実施期間や開催場所で選ぶ
志望企業がある人は、志望企業がインターンを実施している場合にはぜひ参加してみましょう。また、万が一選考に落選してしまったときのことを考えて、第二志望以降の企業のインターンに参加するのも検討しておくと良いですよ。
志望企業がない人は、自己分析や企業研究を進めたうえで、インターンをとおして自分が何を知りたいのか明確にしてみましょう。

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この後に説明する「まだ迷う人向け! 自分に合ったインターンを選ぶための4つの指針」も参考にしてくださいね。
Q5:インターンは地方か都心どちらで参加したい?
- 希望がある「⑤実施期間や開催場所で選ぶ」へ
- とくにこだわりはない「①目的から選ぶ」へ
インターンを選ぶには、目的を明確にしたり企業名で決めたりすることも大切ですが「開催場所」も大切です。
また、開催場所が遠方であれば、「実施期間」を確認することも大切ですよ。宿泊をともなうのか、交通費はどのくらいかかるのかなど、自身が負担しなければならない費用をよく確認してくださいね。

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とくにこだわりがないようであれば、インターンに参加する目的やプログラム内容などを重視して選ぶのがおすすめです。

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インターンを選ぶ基準の一つに「実施場所が地方か都心か」といったこともありますが、その重要度は人によって大きく変わってきます。たとえば、都心で働きたいのか地方で働きたいのかという根本的な「生き方・暮らし方」が判断基準になる人にとっては、重要なポイントになるでしょう。
そういったことがまだ固まっていないという人で、都心でも地方でも自分に合う会社であれば構わないという人は、実施場所よりその会社に興味があるかどうかということを中心に判断すれば良いかと思います。いずれにしても実施場所の重要度は人によって変わってくるということです。
また、実施場所が自分の住んでいる場所から近ければ移動時間や交通費も抑えられますが、遠ければその分時間も交通費もかかるという違いが出てきます。そのようにインターン参加にかかる時間とお金にも違いが生まれるということも重要ですね。
Q6:短期か長期どちらのインターンを希望する?
- 期間が決まっている「⑤実施期間や開催場所で選ぶ」へ
- 期間は決まっていない「①目的から選ぶ」へ
参加したい期間が決まっている場合は、就職情報サイトで検索条件を自分が求める日数に設定してヒットした企業から選ぶのがおすすめです。
また、インターネット検索から直接「インターン ○日」「インターン 短期」と検索しても良いでしょう。
参加する期間が決まっていない場合は、目的を重視したインターン選びがおすすめです。たとえば、長期インターンでは短期インターンで学べないことが学べたり、スキルが身に付いたりしますよ。
目的を明確化すると自分にとって最適な参加期間が見えてきます。詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
関連記事
インターン期間は目的に合わせて選択! 3種類の期間別に特徴を解説
インターンの期間は、オープンカンパニー、短期インターン、長期インターンの大きく分けて3つです。それぞれのインターンに参加するメリットとデメリットまでキャリアアドバイザーが徹底解説。インターンに参加する目的や探し方まで紹介するので、自分の目的に合った期間のインターンを選びましょう。
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Q7:参加するインターンのことはある程度決めている?
- まだ何も決めていない「①目的から選ぶ」へ
- 少しずつ行動し始めている「②業界や職種から選ぶ」へ
- ほとんど決まっている「③企業で選ぶ」「④プログラムの内容で選ぶ」へ
インターンについて、まだ情報収集を始めたばかりで何も決めていなくてもまったく焦る必要はありません。自分に合うインターンを選ぶために、自己分析や業界研究をおこない、インターンに関するさまざまな情報を比較検討しましょう。
参加するインターンのことがある程度決まっている場合には、具体的な業界や職種、企業、プログラムの内容で選ぶのがおすすめですよ。
まだ迷う人向け! 自分に合ったインターンを選ぶための4つの指針

自分に合うインターンは、選び方の基準があるだけでは見つかりません。選び方の基準と自分の現状を照らし合わせたうえで、どのような行動を取ったら良いのか知っておくことが大切です。
ここからは、自分に合うインターンを選ぶための考え方や行動の指針を解説していくので、自分に合いそうな指針を見つけてぜひ実践してくださいね。
①自己分析をしてインターンをとおし何を知りたいのか明確にする
インターンを選ぶ前に、自己分析をおこなって自分自身をよく理解することが大切です。インターンをとおして何を知りたいのか、何を学びたいのかを明らかにしましょう。
- 職場の雰囲気
- リアルな業務内容
- 業界・企業研究に役立つ情報
- 企業の採用活動の動向
インターンに参加する目的が明確であればあるほど、インターンでの経験やそれによって得られた知識やスキルの満足度が高くなりますよ。
広く深く自己分析を進めるにはマインドマップの活用がおすすめです。マインドマップについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
関連記事
マインドマップで自己分析を進めるための3ステップ|活用例付き
マインドマップで広く深く自己分析を進めることで、自己理解を深めて効率的に自分をアピールすることができます! 今回はマインドマップでわかる自分の特性や、自己分析で使うメリットを紹介していきます。またマインドマップの作り方や活用例もキャリアアドバイザーが解説していくので参考にしてくださいね。
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②インターンを実施する業界や企業を徹底的にリサーチする
自己分析をしたら、インターンを実施している業界や企業にはどのようなものがあるか、徹底的にリサーチしましょう。リサーチしながら業界や企業研究を進めることで、志望業界や企業が見つかる可能性もあります。
以下は、インターンを実施する業界や企業の情報をリサーチするおもな方法です。
- 企業の公式ホームページを確認する
- 企業のSNSを見る
- 就職情報サイトで口コミを見る
- 説明会に参加して話を聞く
- OB・OG訪問で情報を得る

キャリアアドバイザー
インターンでは選考が必要な場合もあります。選考に落ちてインターンに参加できないこともありえるので、倍率も確認しておきましょう。
OB・OG訪問を成功させたい人は、こちらの記事が参考になります。
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OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説
OB・OG訪問をして周囲と差をつけよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「OB・OG訪問って必要なんですか?」「OB・OGってどうやって見つければいいんですか?」 就活生から、こんな声を聞くことがあります。 […]
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また、優秀な人材を確保するためにインターンでも選考をおこなう企業があります。選考を突破するためには、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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インターンの選び方5選|Q&Aで自分に合ったインターンを即判断!
インターンの選び方には実はコツがあります。数あるインターンの中でも自分に合ったものを選び抜き、貴重を時間を有意義に使うためのコツをキャリアアドバイザーが詳しく解説します。
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③なるべく多くのインターンに関する情報を比較検討する
自分に合うインターンを選ぶためには、インターンに関する情報をなるべく多く集めて比較することも大切です。
- 体験できる業務の内容
- 実施期間
- 実施場所
- 実施形態(対面・オンライン)
- インターンの目的
複数の業界・企業のインターンを比較することで、ライフスタイルや目的に合ったインターンが見つかります。

キャリアアドバイザー
インターンに関する情報をリサーチする方法は「②インターンを実施する業界や企業を徹底的にリサーチする」で確認してくださいね。

キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
インターンに関する情報を集める際に大切なことは、自分自身の注目ポイントを決めておくことです。できるだけポイントの解像度をあげて具体的にしておくことがコツですよ。たとえば「インターンのプログラムを知りたい」だけでなく「どれだけ実際の仕事に近い内容にかかわれるのかどうか」のように、一段階掘り下げる意識をしましょう。
このように見ていくと、自分が欲しい情報をすでにホームページで出してくれている企業もあれば、そこまで詳しく出していない企業もあります。後者の場合、次はさらにネットの口コミや過去の経験者の話などを探しにいくというアクションになります。
このように自分の注目ポイントを具体的にしておくと、情報収集の効率が上がりますし、どのインターンに参加するかの比較検討もしやすくなります。そのためにもやはり自己分析が重要になってくるので、自己分析を後回しにせず先に手をつけておくことをおすすめします。
④実際にインターンに参加して雰囲気をつかむ
実際にインターンに参加してみることで、自分に合うインターンの選び方の基準が見つかることもあります。
また参加までの流れや当日の参加者の熱量、企業の雰囲気など、実際に参加してみないとわからないこともたくさんありますよ。
- 応募から参加までの流れ
- 職場の雰囲気
- どのような業務を任せてもらえるか
- 自分の企業への理解度はどの程度か
- 自分が成長できる可能性はあるか

キャリアアドバイザー
「ここは違うかも」と思った場合には、そう思ったポイントを明らかにして今後のインターン選びの参考にしましょう。
インターンに参加するにあたってエントリシート(ES)の提出が必要な場合には、こちらの記事が参考になりますよ。
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意欲が伝わるインターンシップのESの書き方|例文付き
インターンシップのエントリーシートでは、しっかりと意欲が伝えることが大切です。今回は、企業が求めるエントリーシートの書き方を、キャリアアドバイザーが解説していきます! 絶対に押さえておきたい4つの評価ポイントも紹介するので、ポイントを押さえて意欲の伝わるエントリーシートを作成しましょう。
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自己分析をするならツールを使って簡単に済ませましょう
自分の弱みは言語化できても、強みを言語化できない人も多いでしょう。
そんな時は「自己分析ツール」がおすすめです。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで選考で使えるあなたの強みを言語化できます。
自分の強みがわからない人は、今すぐ診断してみましょう。
実際に参加してみよう! インターンの申し込み方法5つ
自分に合うインターンの選び方が見つかったら、次にどのように応募すれば良いのかを把握しておきましょう。ここからは、一般的なインターンの申し込み方法を解説していきます。
志望企業が決まっていなくても、事前に申し込み方法を知っておけば興味を持った企業が見つかったときにスムーズに応募ができますよ。
CA)企業によっては、特定の申し込み方法のみで募集をおこなっている場合があるため、しっかりと確認しましょう。
インターンの申し込み前から申し込み後までの流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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インターンの正しい申し込み方法は? 参加メリットや応募時期も解説
インターンの申し込みには時期や応募方法の確認が欠かせません。この記事ではキャリアアドバイザーがインターンの申し込み方法や必要な準備について解説します。インターンの申し込みをおこなう際に守るべきマナーについても紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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①企業のホームページからエントリー
多くの企業では自社のホームページに採用情報のページを設けており、そこからインターンへエントリーが可能です。
応募フォームから必要事項を入力して送信するだけでエントリーは完了します。その際募集要項をしっかりと確認し、履歴書やESの提出がある場合には必ず提出してくださいね。
- 最新の情報が手に入る
- 応募から参加までの流れがわかりやすい
- それぞれのサイトから応募しなければならず手間がかかる
②就活情報サイトからエントリー
インターンの申し込みは「リクナビ」や「マイナビ」などの就活情報サイトからもエントリー可能です。
就活情報サイトには多くの企業のインターンがまとめて掲載されており、企業のホームページからインターンを探すよりも効率良く情報を収集できます。サイトも見やすく比較がしやすいので、応募も効率良くおこなえますよ。
- 多数の企業の情報を一度に比較できる
- 業界や職種で絞り込んで検索できる
- 情報量が多すぎて迷ってしまう可能性がある
- 企業によってはサイト経由で応募できない場合もある

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
インターンを探す際に、どのサイトを使うかで迷っている人がいるかもしれません。サイトによって特徴や強みがあるわけですが、どれを選べば良いか判断する際に大切になってくるのは自分がどのような仕事や会社を求めているかという自分自身の軸です。
たとえば、リクナビやマイナビなどの大手就活サイトに掲載されているインターンは大企業や有名企業も多く、そのような企業に興味がある人にはおすすめです。一方、大手企業にはあまり興味がない、こだわりがないという人は、スタートアップやベンチャー企業の情報が多数掲載されているWantedlyなどもおすすめですよ。
ただ、まだまだ自分の軸が定まっておらず、どこから手をつけていいかわからないという人は、一度両方に触れてみて、どちらを見ているときに自分がワクワクするのかを試し、自分の興味の方向を探ってみるという方法も一つですね。
③大学のキャリアセンターを経由する
大学の就職課や大学のキャリアセンターを経由することでもインターンの申し込みが可能です。
企業と連携している大学もあり、インターン先を紹介してくれたり、インターンに参加した先輩の体験談を教えてくれたりもしますよ。
- 相談することで自分に合うインターンが見つかる
- 自分で申し込む手間が省ける
- 紹介してもらえる企業数が限られている場合がある
- 希望する企業がない場合がある

キャリアアドバイザー
キャリアセンターの職員に相談すれば、さまざまなアドバイスがもらえる可能性があるため積極的に活用したいところですね。
④大学関係者の紹介で応募する
大学には、教授や先輩、OBやOGなどさまざまな関係者がいます。そのような大学関係者の紹介からインターンに申し込むこともできますよ。紹介から申し込むことで、優先的にインターンに参加できる可能性も高くなります。
- 応募する企業の情報をあらかじめ知っておける
- インターンに参加できる可能性が高まる
- そもそも紹介してもらえる機会が少ない
- 興味のある企業や業界でない場合がある

キャリアアドバイザー
ただし、企業側も大学側も公平性を重視することから、大学関係者の紹介でインターンに申し込みできる機会は多くはないことに注意が必要です。
⑤インターンへ行った企業の案内から参加する
企業は、以前インターンに参加した学生へ別のインターンを案内をすることがあります。一度参加したことのある企業のインターンなら、企業の雰囲気や業務内容をすでに知っているため、安心して申し込みできますよ。
また、同じ企業のインターンに再度参加することで、志望度の高さを採用担当者にアピールすることも可能です。
- 企業の雰囲気や業務内容をすでに知っているため安心
- 本選考へスムーズに進める可能性がある
- 案内があるのはインターンに参加したことのある企業に限られる

キャリアアドバイザー
企業からの案内が以前参加したインターンの内容と同じものであると、参加する意味があまりなくなってしまいます。貴重な時間を使って参加するのなら、内容が異なるものを選んで参加するのがおすすめです。
インターンを選ぶときに意識すべき注意点5つ

インターンを選ぶときには、意識すべき5つの注意点があります。事前に知らなければ後々「なぜあの時こうしておかなかったんだろう」と後悔することもあるので、それぞれの注意点をチェックしたうえで、インターン選びをおこなってくださいね。
①動き出すのが遅いと選択肢が限られてしまう
学情の「2024年卒の採用状況」によると、24年卒を対象にした対面形式のインターンを「3年生の7~9月」に実施した企業の割合が前年度の41.0%と比べ50.1%に増加する結果となっています。
近年、インターンをはじめ企業の採用活動は早期化しています。また、人気企業には応募が集中するため、動き出すのが遅いと選択肢が限られてしまいますよ。
自分に合ったインターンを見つけるには、少なくとも大学3年生の夏頃から行動し始めることが大切です。まずは「参加するべきインターンがわかる7つのQ&A」を参考に現状分析をおこなってくださいね。

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
インターンに動き出すタイミングは人それぞれです。必ずしも活動開始が早ければ良いというものではありませんが、どのような影響があるか理解したうえで判断することが大切です。何となく「まだ良いか」という気分で決めてしまうと後から後悔することになりかねません。
まず、記事にあるとおり、インターンに向けて動き出すタイミングが早ければそれだけ選択肢が多くあります。自分の行きたい業界や企業がある程度絞られており、そのインターン時期がわかったうえで「今はまだ動かなくて良い」と決めているなら問題ありません。
しかし、企業が求めている人物像と自分の興味・特徴・経験がピッタリ合っているのに、インターンがおこなわれているのを「知らなかった」というだけで、その企業へ挑戦する機会が失われてしまうということもあり得ます。一般的には早めに始めたほうが有利になるケースが多いと思って良いでしょう。
②候補を極端に絞ると視野が狭まってしまう
インターンを選ぶときは、業界や企業を極端に絞らないようにすることも大切です。候補を極端に絞りすぎないことで視野が広がり、インターンをきっかけに志望企業以外にも興味を持てる可能性が高まります。
また、インターンへ参加してから志望度が低くなったり、選考に通過できない可能性もありますよ。「絶対に内定を獲得する」という気持ちで就活準備をすることは大切ですが、インターンを選ぶ時点では幅広い業界や企業を候補に入れ、検討するのがおすすめです。

キャリアアドバイザー
万が一選考に通過できなかった場合、視野を広く持っていればほかの企業にも挑戦することができます。
③事前に何を学べるのか確認せず参加しない
インターンごとにできる経験や学べる知識、身に付くスキルが異なります。そのため、参加するインターンで何が学べるのか、事前に確認しておくことが大切です。
- 業界や企業、職種についての理解
- 自己理解
- 就活の予行練習
- コミュニケーションスキル
- ビジネスに必要なスキル
- 人脈
参加するインターンで何が学べるのかは「プログラム内容」を確認しましょう。詳しくは「④プログラムの内容で選ぶ」を参考にしてくださいね。

キャリアアドバイザー
実務体験を重視するのか、座談会や懇親会などの交流を重視するのかなどによって学べることは変わってきますよ。
④スケジュール管理を怠らない
インターンには、通年参加できるものと期間が限られているものがあります。期間が限られているものに参加する場合には、応募漏れやダブルブッキングしないように計画を立てなければなりません。
また、インターンに参加するには学業やほかの予定との両立も必要です。就活が本格化する前に、スケジュール管理をきちんとおこなえるようにしておきましょう。
- インターンの全体の流れを把握しておく
- スマホアプリを活用する
- 優先順位をつける
- スケジュールを定期的に見直す
就活でのスケジュール管理には「就活手帳」も便利ですよ。詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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⑤本選考につながる可能性があることを考慮する
インターンに参加する際には本選考につながる可能性があることを考慮しましょう。これは、企業がインターンに参加した学生の情報を使って採用活動をおこなう可能性があるためです。
インターンへの参加が本選考に直接影響することはありません。しかし、インターンを選ぶ際には志望度の高い企業から参加するなど、本選考につながる可能性があることを考慮して優先順位をつけて選ぶのがおすすめですよ。

キャリアアドバイザー
なかにはインターンは選考とは関係ないと明記している企業もあります。ただ、本当に無関係かどうかは学生にはわかりません。選考と同様の気持ちで参加しましょう。
インターンの選び方は自分の状況に合わせて判断! まずは現状を把握しよう
今回はインターンの選び方や、選び方の指針などを解説しました。多くの企業がインターンを実施しているので選択肢が広い反面、どのように選んだら良いかわからない場合も多いでしょう。
まずは、選び方の基準を知り、自分の状況と照らし合わせてみてください。選び方の基準と現状を把握しておくことで、自分に合ったインターンを選べるようになりますよ。ぜひ自分に合ったインターンを選んで、参加してみましょう。
インターンは学業と両立して参加できるのが理想です。基本的には長期休暇を利用して参加することになるでしょう。