目次
- 「仕事をする上で大切なこと」の作り方を解説!
- 選考突破者の例文6選|アドバイザー解説付き
- 【選考突破者例文①相手の視点に立って考える】26卒 本選考突破 食品業界
- 【選考突破者例文②周囲に寄り添う】26卒 インターン選考突破 不動産業界
- 【選考突破者例文③先入観を持たずに受け入れる】26卒 本選考突破 食品業界
- 【選考突破者例文④慢心せずにやり抜く】26卒 本選考突破 食品業界
- 【選考突破者例文⑤小さな目標を共有する】26卒 インターン選考突破 不動産業界
- 【選考突破者例文⑥明るく笑顔で接する】26卒 インターン選考突破 不動産業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①志望企業の風土とマッチしていない
- ②具体的なエピソードを伝えられていない
- ③「時間を守る」といった当たり前のことを述べている
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を進めるなかで、「仕事をする上で大切なことは何だと思いますか?」という質問を受けたことはないでしょうか。
学生の仕事に対する価値観を測るこの質問。どのように回答すれば高評価を得られるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、実際に内定を獲得した学生の例文を厳選して6つ紹介。あわせて、プロの目線から注意したいポイントやNG例文まで解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
関連する記事を見る
「仕事をする上で大切なこと」の作り方を解説!
選考突破者の例文6選|アドバイザー解説付き
【選考突破者例文①相手の視点に立って考える】
26卒 本選考突破 食品業界
私が仕事をするうえで大切にしたい価値観は、「相手の視点に立ち、本質的なニーズをとらえること」です。
動画制作の長期インターンでは、当初クライアントの求めるものと自分の制作物にギャップがあり、修正依頼が多発していました。そこで、案件受注前に1時間のすり合わせ面談を実施し、クライアントの要望の背景まで深く理解するよう努めました。
また、作業の2割が終わった段階でフィードバックをいただき、認識のズレを早期に修正する仕組みを取り入れました。
この結果、継続案件の受注率が30%から80%に向上し、納品までの時間短縮にもつながりました。
貴社でも常に顧客視点に立つことを徹底し、相手が本当に求める価値を提供できるよう尽力します。
キャリアアドバイザーが読み解く!「ただ優しい人」にならないよう注意!
「相手の視点に立つ」というポリシーは、伝え方次第では「ただ優しいだけ」という印象になってしまうケースも。「仕事をするうえで大切なこと」として語るからには、しっかりとビジネスの成果に結びつくことを示さなければなりません。
この例文であれば、自身のインターン経験を題材に「顧客の立場に立つことで、相手が本当に求める価値を提供できる」と、うまくビジネスに結びつけて語れていますよね。
また、実際に受注率が大幅に改善したことを、定量的な数値で伝えられている点も高評価。非常に説得力のある内容に仕上がっています。
「相手の立場に立って考える」という強みを自己PRの題材にしようと考えている人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
「相手の立場に立って考える」の自己PRはOK? 企業の本音を公開
【選考突破者例文②周囲に寄り添う】
26卒 インターン選考突破 不動産業界
私が大切にしたいのは、「周囲に寄り添い、全員の納得感を引き出しながらものごとを進めること」です。
大学のラクロス部でトレーニング班長を務めた際、監督から選手の持久力向上の指示がありました。しかし、選手たちは高負荷な新メニューに強い難色を示しました。
そこで私は一方的に押し付けるのではなく、個別のヒアリングやミーティングの時間を設けました。そして、体力向上がいかに試合終盤の勝率に直結するかという論理的な根拠と意図を丁寧に伝えたのです。
結果として、選手たちが納得して自発的にトレーニングに取り組むようになり、チームの持久力は飛躍的に向上しました。
仕事においても、関係者の納得感を得ることが最大の成果に直結すると確信しています。
キャリアアドバイザーが読み解く!チーム内の意見の相違をまとめた経験が光る
この例文は、最初は高負荷なトレーニングに難色を示していた部員たちを、継続的な対話と説得で納得させ、成果に結びつけた経験を語れているのが素晴らしいです。
仕事をするうえで、チームのなかで意見が対立することは日常茶飯事。そのため、この例文のように粘り強い対話や説得によってそのような事態を解決に導いた経験は、企業に高く評価される傾向にあります。
また、ただ闇雲に説得するのではなく、高負荷トレーニングを実施する根拠と意図を伝えるという、論理的なアプローチができている点も評価ポイント。高い課題解決力を感じさせる内容になっています。
【選考突破者例文③先入観を持たずに受け入れる】
26卒 本選考突破 食品業界
私が大切にしたいのは、「先入観を持たずに相手の価値観を受け入れること」です。
趣味の服飾を通じて、年齢や国籍など異なる背景を持つ人々と交流する機会が多くありました。
当初は自分の好みを基準に判断していましたが、先入観を捨てて相手の価値観を受け入れることで、新たな発見があることに気づきました。
実際に、友人の自由な着こなしに感化され、これまでの自分にはなかった新しい概念を取り入れたことで、表現の幅が大きく広がりました。
この経験から、異なる価値観を否定せず、まずは受け入れる柔軟性が自身の成長につながると実感しています。
商品開発に携わるうえでも、他部署の方々や多様な顧客の意見を柔軟に受け入れる姿勢を貫きたいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!変革的なアイディアが必要な職種に刺さる!
技術が目まぐるしく発展し日々変化する現代では、「先入観を持たない」というのも重要なスタンスの一つです。特に、新しい変革的なアイディアが求められる企画・開発職などで評価される傾向にあります。
この例文は、「着こなしに新しい概念を取り入れた結果、表現の幅が広がった」という趣味を通した原体験をわかりやすく伝えられている点が秀逸です。
また、その価値観を商品開発に活かせると、しっかりビジネスに紐づけて締められている点もお見事。入社後もこのスタンスを活かして活躍してくれそうという印象につながります。
【選考突破者例文④慢心せずにやり抜く】
26卒 本選考突破 食品業界
私が仕事をするうえで大切にしたいのは、「現状に満足せず、最後まで徹底的にやり抜くこと」です。
大学受験の際、高校2年時から計画的に1日5時間の勉強を継続し、本番のセンター試験では志望校のA判定を獲得しました。
しかし、そこで「もう大丈夫だろう」という慢心が生まれ、直前期に学習ペースを落としてしまった結果、不合格となりました。
最後の詰めを怠ったことへの強い後悔から、浪人生活では「絶対に慢心しない」と誓い、模試の結果に一喜一憂することなく1日10時間の学習を1年間継続し、第一志望校に合格できました。
人生最大の挫折から、努力を形にするには最後までやり抜くことが重要だと痛感しました。貴社でも決して妥協せず、目標達成にコミットします。
キャリアアドバイザーが読み解く!失敗からの学びは評価されやすい!
「仕事をするうえで大切なこと」を語る際は、自身の失敗からの学びを伝えるのも効果的です。なぜなら、失敗から得た教訓は記憶に強く定着し、その後の実務でも長く活きるからです。
この例文であれば、自身の受験での失敗を糧に「やり抜くことの重要性」を学び、翌年の受験で見事第一志望に合格したというプロセスが明確で、説得力のある内容になっています。
企業に入社後は、必ず失敗することがあります。だからこそ、このように自身の失敗に向き合い、成長の糧にした経験を語る学生に、採用担当者は好印象を抱きますよ。
【選考突破者例文⑤小さな目標を共有する】
26卒 インターン選考突破 不動産業界
私は「チーム全員が、短期間で達成可能な小さな目標を共有し、改善を続ける環境を作ること」を大切にしています。
大学のバレーボール部で副将を務めた際、チームとして「全国大会出場」という大きな目標を掲げていましたが、日々の練習のモチベーションにバラつきがありました。
原因は、目標が遠すぎて個人の成長が実感しにくい点にあると分析しました。
そこで、「1週間のパス成功率を5%上げる」といった短期的な小目標を各部員に設定させ、週に一度互いにフィードバックし合う制度を導入しました。
これにより、全員が当事者意識を持ってPDCAを回すようになり、チーム全体の技術力と士気が底上げされました。入社後も、大きなビジョンを見据えつつ、足元の具体的な目標をチームで共有し、着実に成果を積み上げたいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!精神論ではなく仕組みで解決するスタンスが◎
「仕事をするうえで大切なこと」を語る際は、学生時代に直面した課題に対して仕組み作りで解決した経験を語るのもおすすめです。
この例文は、組織での目標に向けて、「小さな目標を共有する」という論理的な施策によって解決を図った経験を伝えられている点がグッド。
ビジネスにもそのまま活かすことができる重要なスタンスを学生時代から持てているということで高く評価されるでしょう。
学生の語る部活動のエピソードは、「とにかく頑張った」といった気合いや根性での解決になっているものが多いです。しかし、そういった精神論での解決はビジネスの現場での再現性が低いと判断されてしまいます。
「短期的な小目標の設定と互いのフィードバック」といった形で、可能な限り具体性が高く、再現性の高いアプローチを語るように意識しましょう。
【選考突破者例文⑥明るく笑顔で接する】
26卒 インターン選考突破 不動産業界
私が仕事をするうえで大切にしたいのは、「どんな状況でも感情をコントロールし、周囲に明るく接すること」です。
大学時代、集団塾の講師リーダーとして働くなかで、一人の機嫌の悪さが組織全体の空気を重くし、講師間の情報共有や生徒への対応の質を低下させる場面を何度も目の当たりにしました。
仕事を進めるうえで理不尽なことや落ち込むことは必ず発生しますが、それを周囲に悟らせてチームのパフォーマンスを下げることは、プロとして避けるべきだと考えています。
そのため、私はどれほど忙しいときでも、自分から笑顔で挨拶をし、相談しやすい雰囲気を作ることを徹底しました。
貴社に入社後も、自分の機嫌は自分で取り、チームが円滑に機能するための心理的安全性とポジティブな環境づくりに貢献したいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!ビジネスに活きるスキルとして言語化しよう
一見「笑顔」というのはビジネスとあまり結びつかないテーマに思えますが、「組織の生産性を高めるための行動」として定義することで一気に評価される内容に仕上がります。
この例文であれば、「講師の不機嫌は情報共有や指導の質を低下させる」という原体験による気づきと、そこから意識するようになった自身の心掛けについてわかりやすく説明できているため、しっかりとビジネススキルとして評価される内容になっています。
単に「笑顔が第一です」といった表面的な話ではなく、笑顔でいることがどのように組織のメリットにつながるのかを明瞭に言語化することを意識しましょう。
就活で「笑顔」を効果的にアピールする方法は、以下の記事を参考にしてください。
笑顔を長所に挙げるのは危険? 笑顔をアピールするときの4つのコツ
NG例文|アドバイザー添削付き
①志望企業の風土とマッチしていない
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、「マニュアルを順守し、ミスなく平穏無事に業務を完遂すること」です。
大学の図書館でのアルバイトでは、本の貸し出しや配架作業において、決められた手順を一つひとつ丁寧に守ることを徹底しました。
自己判断で動くことは避け、わからないことがあれば必ず先輩の指示を仰ぐことで、3年間一度も大きなミスを起こさずに勤め上げることができました。
挑戦と変革を奨励する貴社においても、マニュアルやルールを正確に守り、波風を立てずにコツコツと日々の業務をこなすことで、会社の安定的な運営に貢献したいと考えています。
求める人物像との間にズレがないか注意!
挑戦と変革を奨励する企業に対して、「平穏無事に、安定的に貢献」とアピールしてしまっては、「この学生はうちに合っていないな」と判断されてしまいます。
「仕事をするうえで大切なこと」を語る際は、そのスタンスが志望する企業の求める人物像と合っているか注意するようにしてください。
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、「失敗を恐れずに挑戦し、そこから得た学びを次の成果に活かすこと」です。
大学時代、未経験からITベンチャーでの長期インターンに参加しました。当初は知識不足からミスを重ねてしまいましたが、それを隠すのではなく、なぜ失敗したのかを分析し、自ら改善案を提案して実行に移しました。
その結果、業務フローの効率化に成功し、社員の方からも評価をいただくことができました。
挑戦と変革を奨励する貴社においても、未知の領域に果敢に飛び込み、失敗を成長の糧にしながら事業の拡大に貢献したいと考えています。
「企業の求める人物像」を調べる具体的な方法は以下の記事で詳しく解説しています。あわせて確認しておきましょう。
就活対策! 企業の「求める人物像」とは? 調べ方・活用法を大公開
②具体的なエピソードを伝えられていない
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、「円滑なコミュニケーションと思いやり」です。
社会人として働くうえで、一人でできる仕事はありません。常に周囲の人々と協力し合い、助け合うことが目標達成には不可欠だと考えています。
入社後も、この思いやりの心を忘れず、職場の皆さんと良好な人間関係を築きながら、会社の発展のために一生懸命に努力していきたいです。
「コミュニケーションと思いやりを大事にする」というのはとても良い心掛けではありますが、具体的なエピソードがないため説得力に欠けます。
「仕事をするうえで大切なこと」を語る際は、そう考えるように至った原体験、あるいは自身のスタンスが実際に成果につながったエピソードを必ずあわせて語るようにしましょう。
私が大切にしたいのは、「相手の潜在的な悩みを引き出し、行動で寄り添うこと」です。
カフェでのアルバイトで新人研修を任された際、後輩がマニュアル通りに動けず苦戦していました。私は単に優しく教えるだけでなく、業務後にヒアリングをおこない、「どの作業の優先順位がわからないか」という根本の不安を特定しました。
そのうえで、視覚的にわかりやすい図解メモを作成し、業務中も適切なタイミングでフォローに入った結果、後輩は1カ月で独り立ちできました。
入社後も、社内外の関係者の悩みに深く寄り添い、具体的な解決策を提示することで信頼関係を構築したいです。
③「時間を守る」といった当たり前のことを述べている
私が仕事をするうえで大切にしたいことは、「遅刻をせず、時間を厳守すること」です。
学生時代のサークル活動やアルバイトにおいて、私は集合時間の10分前には必ず到着し、無断欠席や遅刻をしたことは一度もありません。
時間を守ることは、相手との信頼関係を築くための第一歩であり、社会人としての基本中の基本だと考えています。
そのため、貴社に入社してからも、出社時間や会議の時間、提出物の期限などを必ず守り、誰からも信頼される社会人として真面目に働いていきたいと考えています。
「時間を守る」は当たり前のこと
「時間を守る」というのは社会人として働くうえで最低限の心掛けです。これを最も大切にしていることとして語ってしまうと、採用担当者には「働くことへの意識が低すぎる」と判断されてしまいます。
仕事をするうえで大切なことを語る際は、当たり前から一歩踏み込んだ、企業にプラスの価値を提供する考えを話してくださいね。
私が大切にしているのは、「相手の期待を超える準備をして臨むこと」です。
社内のミーティングや顧客との商談において、時間をもらっているからにはその時間を最大限に活かすことがプロの責任だと考えています。
ゼミの産学連携プロジェクトでは、企業様との定例会議に向けて、指定された報告資料の作成だけでなく、自ら競合他社の事例調査や改善案の仮説まで事前に準備して会議に臨みました。
その結果、会議の質が劇的に向上し、企業様からも「議論がスムーズに進む」と高い評価をいただきました。
入社後も、常に相手の期待値を一つ超える付加価値を提供し続けたいです。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!仕事を別の言葉に言い換えてみよう!
キャリアアドバイザー
上原 正嵩
プロフィールをみる「仕事をするうえで大切なこと」を考える際に、「仕事」というキーワードにとらわれすぎてなかなか回答が思い浮かばないという学生は多いです。そんなときは、「仕事」というのを、近い性質を持つ別のものに言い換えてみましょう。
たとえば、「仕事→チームで協働すること」と言い換えてみましょう。そうすれば、部活動やサークル、ゼミなどで意識していたことが使えますよね。ほかにも「仕事→目標達成に向けて努力すること」と言い換えれば、受験勉強や、もっとカジュアルにダイエットなどの経験からも考えることができます。
「仕事」という言葉を重く受け止めすぎているからこそ、「仕事をしたことがないのに、仕事で大切なことなんてわからない」と頭を悩ませてしまうのです。仕事を構成する要素を分解して、それに当てはまる過去の経験を探すことで、意外にも簡単に文章を作ることができますよ。