目次
- 「働く上で大切なこと」は企業が重要視する質問の一つ
- 企業が「働く上で大切なこと」をたずねる2つの理由
- ①仕事に取り組む姿勢を知りたい
- ②価値観・理念が一致しているか知りたい
- 自己分析の深掘りから「働く上で大切なこと」を考えよう
- モチベーショングラフを作成する
- これまで活躍した経験を振り返る
- 軸になる言葉が鍵! 自分らしい「働く上で大切なこと」を考えよう
- 仲間に関する言葉
- 自己成長に関する言葉
- 「働く上で大切なこと」を考えるときの3つの心構え
- ①他人を尊重する気持ちを忘れない
- ➁「企業が求める人材像なら」を考えてみる
- ③自分がなりたい将来像を念頭に置く
- 「働く上で大切なこと」の伝え方のコツや注意
- 具体的なエピソードを挟む
- 入社後の活かし方を伝える
- 「働く上で大切なこと」回答後に想定される質問
- ①回答の理由
- ②「働く上で大切なこと」が異なる人材とどう働くか
- ③企業の実際の仕事シーンを想定した質問
- パターン別の「働く上で大切なこと」を例文付きで解説
- 仲間を軸にした言葉を回答をするとき
- 自己成長を軸にした言葉を回答をするとき
- 企業の理念に寄り添った回答をするとき
- 「働く上で大切なこと」の深掘りは幅広く役に立つ!
- 就活の軸になる
- 人生の指針になる
- 「働く上で大切なこと」を押さえて就活をより有意義にしよう
「働く上で大切なこと」は企業が重要視する質問の一つ
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「面接で働く上で大切なことを聞かれたけれど、うまく答えられなかった」
「企業が働く上で大切なことを聞く意図がわからない」
選考の中で「あなたにとって働く上で大切なことは何ですか」「働く上で大切だと思うことは何ですか」という質問をされることがあります。数ある就活の質問の中でも、働く上で大切なことは特に回答の内容が学生の価値観や人生経験に影響されるため、企業が重要視している質問のひとつでもあります。
この記事では働く上で大切なことを企業が質問する意図や作成時の注意点、高評価につながる回答方法などを詳しく解説します。働く上で大切なことを知っておくことで今後の人生の軸を固めることもできるので、この記事を通して向き合っていきましょう。
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企業が「働く上で大切なこと」をたずねる2つの理由
そもそも、企業が働く上で大切なことをたずねる目的はなんでしょうか。質問の内容が漠然としすぎていて、企業の意図がうまくくみ取れない学生もいるかもしれませんね。
企業が働く上で大切なことを聞く理由は主に3つです。企業の意図をしっかりと押さえて対策に活かしましょう。
①仕事に取り組む姿勢を知りたい
企業は「働く上で大切なこと」の回答から仕事に取り組む姿勢を知りたいと考えています。仕事に対して前向きに取り組む姿勢があるかはもちろん、ひとりの作業を好むのかチームでの動きが得意なのかなど、仕事に対しての向き合い方を多角的に分析するために働く上で大切なことを聞く企業もあります。
②価値観・理念が一致しているか知りたい
就活生それぞれに企業選びの軸があるように、企業にも重要視している価値観や理念がありますよね。長く学生に企業で活躍してもらうためにも、働く上で大切なことの回答から企業とのマッチ度を把握したいのです。働く上で大切なことからは、他の質問よりも学生の仕事観をダイレクトに確かめることができます。
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企業が価値観を知りたい意図や明確にする方法については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
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自己分析の深掘りから「働く上で大切なこと」を考えよう
働く上で大切なことを知るためには自己分析の深掘りが役に立ちます。今までの経験の中で達成感や充実感を感じた時に、自分がどんな環境にいたのかを分析することで働く上で大切なことを見つけやすくなります。分析の方法をいくつか紹介するので、自分に合った方法を実践してみてくださいね。
モチベーショングラフを作成する
自分がどのような環境で力を発揮できるのかを一目でわかるのがモチベーショングラフです。縦軸をモチベーション、横軸を年齢に設定し、自分のやる気の変化を見える化する方法です。モチベーションが高いとき、低いときをそれぞれ集めて分析をすると共通点が見えてくるケースもあるので、働く上で大切なことを考えるときの参考にしてみてください。
モチベーショングラフの詳しい作り方は、以下の記事でも詳しく解説しているので読んでみてくださいね。
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これまで活躍した経験を振り返る
あなたが今まで活躍した経験を振り返るのも一つの手です。物事を成功へ導いた時の背景をできるだけ詳細に思い出してみましょう。成功体験を多角的に分析することで、働く上で大切なことを考えるヒントがつかめるかもしれません。
活躍したときの環境を考える
キャリアアドバイザー
活躍したときの周囲の環境を振り返ることで、誰かと協力して成果を上げることを得意とするのか、個人で物事を極めることに優れているのかがわかります。
働く上で大切なことはざっくりとした質問ですが、細かいシチュエーションは就活生が決めることができるので、「チームで働く上で大切なこと」や「個人の目標に向かって働く上で大切なこと」など、学生によってさまざまな捉え方をすることができますね。
やりがいを感じたのは結果か・過程か
結果にやりがいを感じる人もいれば、成し遂げるまでの過程に達成感を見出す人もいますよね。働く上で大切なことの重点をどこに置くのかも考えておく必要があります。
働く上でゴールを目指すことに意味があるのか、ゴールそのものに意味があるのかを自己分析をしながら今一度考えてみてください。
活躍の裏で苦労を感じたこととその理由
活躍の裏には困難や試練にぶつかった経験もあるでしょう。社会に出て働く上でも、思うようにことが進まないケースはいくつもあります。
過去の経験から、そのような時にどのように対処するのかを基準に働く上で大切なことを考えてみても良いですね。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
働く上で大切なことを深く知るためには過去の取組みを深掘りすることがおすすめです。具体的には「頑張ったこと」「成長を実感したこと」「大きな決断をしたこと」「挫折したこと」などを振り返り、「なぜ頑張れたのか」「なぜその行動を取ったのか」を深掘りしていきます。
自分の行動を振り返ることで、その根底にあるモチベーションや自分が大切している価値観が見えてくるはずです。就活はあなた自身がモチベーションを高め、大切にしている価値観を発揮できる企業に出会うための活動です。働く上で大切なことを見つけて、就活を効率的に進めましょう。
今紹介した方法に加えて、大切にしていることを見つける方法をさらにこちらの記事でも紹介しています。併せて確認しておくと良いですね。
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軸になる言葉が鍵! 自分らしい「働く上で大切なこと」を考えよう
働く上で大切なことを考えるうえで、まずは軸となる言葉探しをしましょう。大枠のグループ分けとしては「仲間に関する言葉」と「自己成長に関する言葉」があります。自分の希望する仕事のスタイルや性格などを踏まえたうえで、あなたにぴったりの言葉を選びましょう。
仲間に関する言葉
チームで協力してひとつの課題を成し遂げることに価値を見出すタイプの学生や、他の仲間と綿密な連絡を取り合って進めるような仕事は、以下の種類の言葉を参考に働く上で大切なことを考えるとまとまりのある回答が作れます。
働く上で大切なことが思いつかずに悩んでいる学生は類語も検討しながら、参考にしてみてください。
協調性
仕事をする上では、自分と意見の合わない人や苦手なタイプの人とも協力をして課題を解決しなければなりません。取引先としてはじめて顔を合わせる人と仕事をする機会もあるでしょう。相手の意見を尊重できる協調性は仕事において重宝される要素のひとつです。
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リーダーシップ
学生時代に組織を引っ張った経験がある学生は、リーダーシップを軸に働くうえで大切なことを考えてもいいでしょう。それぞれが企業の目標達成のために働く上で、組織をまとめる力は必要不可欠です。周囲からの信頼もリーダーに紐づくイメージなので、総じて働く上で仲間を大切にしている印象につながりますね。
誠実さ
誠実さを働く上で大切にしていることの軸におく学生には、実直で丁寧な仕事を期待できますね。誠実さは人としての基本でもあるので、働く上で大切なことを考える上では大前提になる要素でもあります。周囲との良好な関係を築くスキルがある学生は、どの企業でも歓迎されますね。
責任感
社会に出て働く以上、企業の看板を背負って働く責任が生じます。自分の行動がチームや会社全体の評価につながっているという責任感は、働く上での要です。仕事に対する当事者意識の高い人には、大きなプロジェクトにかかわるチャンスが巡ってくる可能性もあります。
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自己成長に関する言葉
自分の目標達成や能力の向上のために高い意識をもって努力をすることができる学生は、自己成長に関する言葉を軸に働く上で大切なことを考えるのも良いですね。営業成績を追う仕事や日々試行錯誤がおこなわれるような仕事には、以下の言葉を軸に用いると回答に説得力が出ます。
向上心
自分の目標を達成するために、日々努力を重ねている学生は働く上で大切なことで向上心をアピールするのも良いですね。向上心のある学生は将来像がしっかりと固まっているケースが多いです。
試行錯誤をしながら「より良い結果を残すためにはどうすればいいか」を突き詰める姿勢は、どんな企業でも評価されるでしょう。
向上心のアピールの仕方については、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひあわせて読んでみてくださいね。
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行動力
どんなに壮大なビジョンを思い描いていたとしても、行動に移せなければ仕事として評価されませんよね。また、学びをすぐに行動に移せる人は周囲からの信頼も寄せられます。仕事で結果を出すために行動力を重視している社会人は多いでしょう。
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計画性
ビジネスの世界では、締め切りに追われながら仕事をするシチュエーションも多々あります。大きな目標を口にするのは簡単ですが、達成するためにはゴールから現状を逆算し、綿密な計画を立てなければなりません。マルチタスクが求められる職場では、スケジュール管理能力なくして成功は難しいでしょう。
論理的思考力
論理的な思考力や説明を簡潔にまとめる力は、他者を説得して物事を進めるのに必要な能力です。他者にわかりやすく物事を説明することができると、周囲からの信頼も得やすくなり、自分の主張が通りやすくなります。結果として仕事を任される場面も増えるでしょう。論理的思考力は働く上であなたの活躍の場を増やしてくれる要素でもあるのです。
一度自分の長所を振り返ってみることも「働く上で大切なこと」を考えるヒントになるかもしれませんね。
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働く上で大切なことの軸となる言葉は他にもいくつかあります。例えば、「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「働きかけ力」なども良いですね。軸を考える際には自己分析を通じて把握できた自分の特徴を踏まえてキーワードを選定すると選びやすいでしょう。具体的には、過去の行動を振り返った際に行動を起こす過程においてどのような行動を取るのかを把握し、自分の行動特性を理解することです。
このように過去の取組みから、自分の行動特性を把握することで、働く上で大切なことの軸となりうる言葉を考えることができます。
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「働く上で大切なこと」を考えるときの3つの心構え
働く上で大切なことの軸になる言葉が定まったところで、内容を考える前提となる3つの心構えについて紹介します。より具体的に働く上で大切なことをイメージする手掛かりでもあるので、読んでみてくださいね。
①他人を尊重する気持ちを忘れない
他人を尊重する気持ちは、とくに自己成長に関する言葉を軸に置いている学生が忘れてはいけない心構えです。個人の向上心や挑戦意欲はもちろん働く上で大切なことではありますが、「自分の力だけでなく他人の力添えもあってこその成長」であることを忘れないようにしましょう。
闘争心や自己顕示欲が強すぎる学生は、組織には向いていないと判断されてしまう可能性があります。
➁「企業が求める人材像なら」を考えてみる
働く上で大切なことを考えるときに企業が求める人物像と照らし合わせて考えてみるのも良いでしょう。企業が求める人材像は、会社が定めたゴールそのものでもあります。企業が「何を大切にして働いてほしいのか」を想像してみるのも、ヒントになりますね。
③自分がなりたい将来像を念頭に置く
自分がなりたい将来像を想像すると、働く上で大切なことを思い描きやすくなります。身近な人に尊敬している人や憧れている人がいる場合には、その人の仕事観も参考になりますね。理想の自分になるためには何を磨くべきなのかを分析してみると、より明確に働く上で大切なことをイメージできるでしょう。
「働く上で大切なこと」の伝え方のコツや注意
ここでは、働く上で大切なことをわかりやすく相手に伝えるためのコツや注意点を解説します。「働く上で大切なこと」という漠然としたテーマから面接官が納得できるような説得力のある回答を伝えるために必要なポイントを伝授します。
具体的なエピソードを挟む
働く上で大切なことを伝えるときには、「なぜそれを大切に思ったのか」を具体的なエピソードで裏付けると説得力が生まれます。実際に働いた経験からエピソードを選ぶとより伝わりやすくなるので、学生時代のアルバイトの経験について話すのがおすすめです。社会貢献をして、給料を頂くという体験のなかで自分が見つけた信念をまとめましょう。
入社後の活かし方を伝える
入社後にどのように活かしていくのかも併せて答えると、働く上で大切なことの具体性が増しますよね。募集のポジションが明確になっているのであれば、社内の業務内容に照らし合わせて回答するのも良いでしょう。面接官が学生が入社後のイメージを想像しやすいような補足で文章をまとめましょう。
「働く上で大切なこと」回答後に想定される質問
働く上で大切なことを回答した後に、一問一答形式で回答の深掘りをされることが予測されます。付随する質問にもしっかりと答えられれば、仕事に対しての考え方の深さをアピールできるので最後まで気を引き締めて回答しましょう。
①回答の理由
面接官
先ほど「働く上で大切なことは○○」と言っていましたが、その理由を教えてください。
「働く上で大切なことを理由と合わせて回答ください」と先に指定される場合もありますが、ESで一言にまとめた解答を面接で詳しく問われるケースもありますよね。理由は面接官があなたがどういう人なのかを判断するための重要な材料であり、仕事に対する価値観が最も顕著に表れる質問です。
②「働く上で大切なこと」が異なる人材とどう働くか
面接官
別の働く上で大切なことを持った仲間と意見がぶつかってしまったときはどうしますか?
仕事では異なる価値観の人と共同作業をおこなう場面もありますよね。そんな時に、あなたとは別の軸で働く上で大切なことを捉えている人と意見がぶつかることもあるかもしれません。この質問は、他者ときちんとコミュニケーションを取りながら仕事を完遂できるかを図る質問であるとも言えるでしょう。
③企業の実際の仕事シーンを想定した質問
面接官
今回の募集は人材サービスの営業職ですが、たとえば今月あと1名で目標達成で目の前の求職者が悩んでいる場合にはどうしますか?
働く上で大切なことと企業研究の成果を掛け合わせた回答を求められる場合もあります。たとえば、上記の場合の回答の考え方は以下の通りです。
納得できるように仕事の魅力を説明し、本人が希望すれば承諾が取れる。
あくまで求職者サイドの納得感を醸成し、目標達成をする。「売上=他社貢献」という発想を働く上で大切なことにする。
いわゆる「押し込み」営業で無理やり承諾をとる。
結果的に辞退になるリスクが高く、その場では売り上げを達成するが、翌月以降に辞退につながりやすい。また人材企業としての悪評がつきやすい。「売り上げ第一主義」の発想は働く上で大切なこととしては不適切。
会社的正解が存在している質問ではあるので回答は慎重におこないましょう。企業の実際の仕事シーンを想定した質問には自分の仕事へのビジョンが明確にしたうえで、各仕事で求められるマインドと一致しているかを問う目的があります。
パターン別の「働く上で大切なこと」を例文付きで解説
ここでは働く上で大切なことを回答する際のNG例文・OK例文をパターン別に解説します。それぞれの回答のポイントも添えてあるので、自分が伝えたい内容を想像しながら、読んでみて下さね。
仲間を軸にした言葉を回答をするとき
仲間を軸にした言葉を回答するときは「力を合わせて何かに取り組んだ経験」「人との関わりの中で学んだ経験」がエピソードとして役に立ちます。それでは、実際の例文を見ていきましょう。
例文:仲間と仕事を楽しんで取り組む
働く上で大切なことは楽しく仕事をすることだと思います。わたしの働いていたアルバイト先は先輩後輩関係なく仲が良く、みんなで休日を合わせて出かけたりもしていました。仲が良く風通しの良い職場では、仕事に対しても自分の意見を主張しやすいためより良いアイデアが生まれやすいと考えています。上司や部下の垣根を越えてフラットに対話できる雰囲気こそ、楽しい仕事につながる要素だと思います
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- 話が抽象的すぎる
- 楽しかった理由が明確になっていない
- 仕事に対しての熱意が薄い
働く上で大切なことは、仲間との綿密なコミュニケーションを取り、楽しんで仕事に取り組むことだと思います。わたしが学生時代に働いていたカフェでは、先輩や上司の方が後輩のわたしも楽しんで仕事に取り組めるように常に気にかけてくれていて、職場環境に本当に恵まれました。
わたしが悩んでいるときには年齢関係なく誠実さをもって真摯に相談に乗ってくれたことにも感謝しています。会社で働きつづけていつか後輩ができた時に、わたしも社内の全員が気持ちよく過ごせるような環境づくりに目を配れるような人でありたいと強く思います
キャリアアドバイザー
仲間を軸に話を進めるときは、仲間と働くからこそのメリットや人に対してどう接していきたいかを話しましょう。
例文:リーダーシップ
働く上で大切なことはリーダーシップです。模範的なリーダーがいれば、組織の統率が取れやすくなるからです。夏に参加した御社のインターンでは、課題解決に対する的確な提案を大切にしてきました。結果、最終的には目標の2倍の売り上げ目標を達成することができました。チームの中でリーダーシップを発揮することで、確実にチームの成果に貢献出来ました。
- 目標達成までの過程があいまい
- 自分の考えるリーダーシップの在り方が不鮮明
- 企業への活かし方が提示されていない
働く上で大切なことはリーダーシップです。会社各チームの目標を達成するためには、自分に与えられている課題の達成だけでなく、困っている他メンバーへの配慮やみんなを率いて行動する力も必要だと考えています。
夏に参加した御社のサマーインターンの際も同じチームの仲間が困っていないか相談に乗ったり、何か改善できることはないかを考えながら行動することを心がけていました。その結果として、初日に比べチーム全体の親密度が上がったために士気も上がり、最終的には目標の2倍の売り上げ目標を達成することができました。インターンで身に付けたリーダーシップを社会に出てからも大切にし、企業に貢献していきたいです。
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キャリアアドバイザー
過去のイベントでの実際の企業とのつながりがあれば、積極的に取り入れていきましょう。
例文:協調性
私が働く上で大切にしていることは、協調性です。どんな仕事でも1人で簡潔できる仕事はありません。周囲と日々積極的にコミュニケーションを取り、協力し合うことで結果的に仕事のミスも減らせると思います。
- 文章が極端に短い
- 具体例がない
働く上で大切なことは協調性です。組織として働く以上、意見の合わない相手や性格の異なる仲間と働いていかなければならないこともあると思います。わたしの通っていた大学の学科は国際交流が盛んで、様々な国籍の留学生が在籍していました。授業でグループワークを組んだ際には言語を含め課題にもぶつかりましたが、育った文化が違えど相手の立場に立って物事を考えれば理解できることも数多くありました。相手のペースに可能な限り合わせてみる力は、組織として何かを成し遂げるには必ず求められる力だと思います。社会に出ても、後輩や先輩、上司や取引先の人など、あらゆる立場の方と協力しようという姿勢を大切にしたいです。
キャリアアドバイザー
協調性のある学生はどこの企業も欲しい人材なので、具体例を活かしてうまくアピールしましょう。
自己成長を軸にした言葉を回答をするとき
自己成長を軸にした言葉を回答するときは、自分の努力の結果やコツコツと続けてきたことがわかるようなエピソードを選びましょう。NGポイントも参考にしながら、あなたらしさが伝わるような回答づくりをしましょう。
例文:負けず嫌い
働く上で大切なことは、負けず嫌いの精神だと思います。営業職は結果が本人の評価につながる世界なので、誰よりも高い数字を獲得し目標に本気で向かう気持ちが働く上で大切だと思います。学生時代の陸上部の短距離走で、どうしても追い抜けないライバルがいた時に自分が彼より劣っている点を徹底的に分析しました。
努力の甲斐あって、最後の大会でライバルに勝利し、大会新記録を更新できたことは自分の自信にもなっています。最後まであきらめずに勝ちたいという熱意と、評価への執着はビジネスパーソンとして大切にしたい仕事観の軸です
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- 協調性に不安イメージを持たせる
- 自慢話の要素が強い
- 頑固なイメージ
働く上で大切なことは、仲間と切磋琢磨しながら自分を磨く向上心です。学生時代に在籍していた陸上部では、一番のライバルにあと少しのところでいつもタイムが届かず悔しさを募らせる日々が続きました。しかし彼のアドバイスを参考にしながら、フォームや練習方法に改善を重ねた結果、最後の大会では大会新記録を更新しチームの中でも一番の成績を収めることができました。
結果を出したいという強い向上心とライバルであり身近な手本でもあった彼の力添えがあってこそ、成功をつかむことができたのだと思います。社会に出ても、仲間と互いを補いながら、高い売り上げ目標を達成していきたいです
キャリアアドバイザー
自己成長に関する言葉を軸にする場合には、協調性に不安を持たれるような回答にならないように注意が必要です。
例文:向上心
働く上で大切なことは向上心です。わたしはTOEICの点数を500点から2年間かけて850点まで引き上げました。わたしの最初の苦手分野はリスニングだったので、毎日対策用のCDを聴き、まずは英語に耳を慣らすことからはじめました。最終目標は950点ですが、今の現状に足りていないのは読解のスピード力だと感じているので、次は時間を意識した対策に切り替えていこうと思っています。働く上でも自分の分析を怠ることなく、より良い結果を目指していきます。
- 「働く上で大切なこと」というテーマから話がそれている
- 向上心と具体例のつながりの説明が不足している
私が働く上で大切にしたいことは現状に満足することなく、成長し続ける向上心です。わたしはもともと英語に苦手意識があって、入学時に学校で受けたTOEICの点数は500点以下でした。しかし、このままでは自分のためにならないと強く感じ、2年間コツコツと試行錯誤を重ねながら勉強を続けたところ850点まで点数を伸ばすことができました。初めは苦手だったリスニングも対策を重ねて、いまでは得意分野になりました。
点数という客観的な成果が見える形で自分の成長を感じることができて、達成感を感じるとともに自分に自信が持てた経験でした。最終目標は900点を超えることなので、まだまだこれからも現状に甘んじることなく対策を研究していきます。また実際に企業で働く際も、常に向上心をもって、より良い結果を求めて仕事に励みます。
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苦手克服のエピソードでは、できるようになるまでの過程を丁寧に説明しましょう。
企業の理念に寄り添った回答をするとき
企業理念に則った回答をするのも良いでしょう。業務の内容や企業の方向性に合わせて、あなたの働く上で大切なことを回答しましょう。
働く上で大切なことは、営業利益よりもお客様の気持ちです。お客様がサービスに不満に感じた場合にはのちにクレームに発展する可能性もありますし、利益が上がることよりも、人の気持ちに寄り添ったサービスをすることが接客業では求められているからです。
- 営業利益を大切にしないと言い切ってしまう
- 企業理念でなく持論で話を進める
- 「クレームに発展する」などのネガティブな方向に話を進める
私が働く上で大切にしていることは、利益や数字を追うことは前提として、お客様が心地良く過ごせる接客をすることです。いくら一時的に売上を上げても、顧客の満足度が得られなければ企業として長期の存続は難しいでしょう。御社の企業理念である「お客様の明日の笑顔のために」の通り、お客様の日常を少しでも豊かにするお手伝いができるような働きをしたいと思っています。
わたしの学生時代のアルバイト先の飲食店では「お客様ファースト」がお店の掲げる理念でした。消費者の目線に立って「お客様が何を求めているのか」「どんなサービスがあれば顧客をより満足させることができるのか」を常に考えながら働く日々にやりがいを感じておりました。また、お客様視点でのサービスの提供は結果的に会社の利益にもつながると考えております。御社にご採用いただいた際は、お客様の笑顔に貢献できるような販売員になれるよう努力していきたいと考えています。
「働く上で大切なこと」の深掘りは幅広く役に立つ!
働く上で大切なことは就活において回答に説得力を持たせるだけでなく、学生の人生観を形作る軸にもなります。今後の将来を見つめる機会にもなるので、一度じっくりと自分の「働く上で大切なこと」に向き合ってみましょう。
就活の軸になる
「働く上で大切なことはなんですか」に対する回答は他の就活に関する質問にも共通する軸となります。自分が働く上で何を大切にしているのかが明確でないと、話にばらつきが出て矛盾も生まれやすくなります。回答に一貫性を持たせるためにも、働く上で大切なことを明確にして就活に臨みましょう。
就活の軸の定め方についてはこちらの記事が詳しいです。ぜひ一度目を通しておきましょう。
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就活の軸の見つけ方がわからない人必見! 今回は就活の軸の見つけ方11選をキャリアアドバイザーが紹介していきます。就活の軸を持つべき理由や、決める時の注意点も合わせて解説。また選考で答える時の例文も業界別に紹介しているので参考にしてみてください。
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人生の指針になる
働く上で大切なことを選ぶことは、人生の中であなたが大切にしたいことを浮き彫りにします。長い社会人生活の中で、「働いている時間」は一日の大半を占める代わりに人とのつながりや価値ある経験をもたらします。ブレない一本の軸を持っていれば、数あるチャンスの中でも自分が本当に必要なものを取捨選択することができるでしょう。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
働く上で大切なこととは簡単に言ってしまえば、あなた自身が誰にも譲ることのできない『大切な価値観』です。そのため、大事な価値観こそが「将来何をしたいか」を考える際に重要な方向性となります。
自分が大事にしている価値観を発揮できる環境やフィールドで仕事をすることができれば、楽しくてやりがいのある仕事になることは間違いありませんので、まさに働く上で大切なことは人生の指針と言えるでしょう。
また、あなた自身の価値観は過去の自分の行動から把握することができますが、就職活動はまさに将来その価値観を発揮できる会社を探す活動になります。そのため、過去から形成された価値観を未来でも発揮できるマッチした会社を探すようにしましょう。
働く上で大切なことは「あなたにとって仕事とは」という形で質問される場合もあります。以下の記事も読んでおきましょう。
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「あなたにとって仕事とは」と面接官が聞くのには5つの意図があります。今回は企業から「あなたにとって仕事とは」と聞かれた際の答え方をパターン別で6つ紹介します。また、回答する際に避けたい注意点4つや必要な心構え3つをキャリアアドバイザーが解説しているので、対策の参考にしてください。
記事を読む
「働く上で大切なこと」を押さえて就活をより有意義にしよう
働く上で大切なことは就活で押さえておくべき質問のひとつではありますが、人生を有意義に生きるための指針としても役に立ちます。働く上で大切なことを見定めて、就活をあなたにとってより価値のある時間にしましょう。
【就活】「働く上で大切なこと」答えられる?考え方や深掘り方法を解説!
活躍したときの環境はひとりでしたか。またはチームでしたか。