面接がボロボロでも受かったことはある? 就活生108人へのアンケート調査から解説

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり#理系学生支援
    大学ではアメフト部のマネージャーとして、練習やチームの運営をサポート。この経験を通して、自身のサポートにより相手が目標を達成する姿を見ることにやりがいを感じ、人材業界を目指す。ポートに新卒入社し、理系学生をメインに支援。キャリアコンサルタント(登録番号23034402)/全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230123001-05662)
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  • #面接官経験あり#人事経験あり
    大学では、カンボジアなど途上国の学力水準を向上させる学生団体を大学内で設立・運営。副代表をつとめる。そのかたわら軽音サークルに所属しライブ活動も展開。ポートに新卒入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230123001-05663)
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  • #面接官経験あり#理系学生支援
    幼稚園から高校まで野球を打ち込み、所属大学野球大会で優勝。4番ピッチャーとしてMVPを獲得した経験しました。ポートに新卒で入社し文系の学生の支援を担当。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02874)
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  • #面接官経験あり#教員免許 保有
    大学時代は、特別支援学校・小学校でイベントの企画・運営をするボランティアに注力。教職課程を履修し、一人一人の学生に深く関わり支援することを志し、ポートに入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02864)
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目次

  1. 面接がボロボロでも就活生の約3割が受かった経験がある!
  2. ボロボロでも受かったケース①思うように回答できなかった
  3. ボロボロでも受かったケース②過度に緊張してしまった
  4. ボロボロでも受かったケース③面接官の反応が良くなかった
  5. ボロボロでも受かったケース④通信環境が良くなかった
  6. 一次面接は約27%がボロボロでも受かった経験あり! 最終面接でも約15%が通過
  7. 面接がボロボロでも受かることはある! 振り返りをして次に活かそう
  8. 面接対策を固めたい人はこちらをチェック!

「面接で全然答えられなかったのになぜか受かった」

学生を支援するなかで、そのような声をときどき聞きます。面接でどんなに手応えがなかったとしても、本当に不採用かどうかはわからないものです。

キャリアパーク!就職エージェントでは、27・28卒の学生を対象にアンケートを実施。実際にどの程度の学生が「面接ボロボロだったけど受かった」を経験しているのか、企業側はどのように感じているのかをキャリアアドバイザーが解説します。

【面接に関する調査】
調査元:「キャリアパーク! 就職エージェント」を運営するポート株式会社
調査方法:ポート会員へのダイレクトメール
調査日:2026年6月14日~6月22日
調査対象者:
一次面接を受けたことがある27卒・28卒の会員108人
二次面接を受けたことがある27卒・28卒の会員93人
最終面接を受けたことがある27卒・28卒の会員85人

面接がボロボロでも就活生の約3割が受かった経験がある!

面接ボロボロだったのに受かった経験は?

アンケートの結果、面接がボロボロだったにもかかわらず受かった経験のある学生は3割ほど。面接でうまく受け答えができなかったとしても、受かっている可能性は十分にあると言えます。

では、「ボロボロ」とは具体的にどういう状況なのでしょうか。実際の学生の回答を紹介します。

ボロボロでも受かったケース①思うように回答できなかった

就活生から寄せられたコメント
  • うまく答えることができなかったから(社会科学部 27卒)
  • 結論から答えれず的外れな回答をしたから(経済学部 27卒)
  • 詰まった質問があったり、自分の考えてたものとは反する回答をしたり、後からこう答えればよかったと考えたから(理学部 27卒)
  • 逆質問を準備していなかった、志望動機が甘かった(商学部 27卒)
  • 業界理解が進んでおらず、〇〇知っている?という質問に対して、知らないと答えたから(観光学部 4年)
  • ケース面接のアウトプットが微妙だったから(外国語学部 4年)
酒井 栞里

酒井 栞里

「面接に向けて作り込まれた回答よりも、その人の等身大の話が聞けたほうが好印象」と考える面接官は意外と多いです。

その点で、すらすらとよどみなく話せる人よりも、回答に詰まりながらも一生懸命話そうとする姿勢が伝わってきたり、知らないことは「知らない」と素直に回答しながらもきちんと熱意をアピールしようとする学生のほうが印象が良いのかもしれません。

特に一次面接などでは「緊張しているだけかもしれない」「次の面接でもっと光るところが見えるかも」という期待値も込めて、選考を通過させるケースもあるようですね。

ほかにも、以下のような要因から選考に通過できる場合もあります。

・答え方はボロボロだったものの聞きたいことは聞けた
・入退室や挨拶などを総合して見たときに印象が良かった
・社風とかなりマッチしていると感じた

ただし、練習不足によってボロボロだった場合は、単に運が良かっただけの可能性もあります。次の面接ではよりシビアに見られる可能性が高いので、しっかりと準備をしたうえで臨んでくださいね。

ボロボロでも受かったケース②過度に緊張してしまった

就活生から寄せられたコメント
  • 緊張で言葉が詰まってしまったから(法学部 27卒)
  • 焦って噛んでしまったりしたから(総合政策学部 27卒)
  • 緊張して噛んでしまったり、沈黙になってしまった時があったから(法学部 28卒)
上原 正嵩

上原 正嵩

大前提として、面接官は学生が緊張しているのを当然のこととして理解しています。声が震える、言葉に詰まるといったことでは評価を落とされることはほぼありません

また「緊張=本気度と熱意の表れ」として好印象に感じる面接官が多いのも確か。緊張しながらも一生懸命に伝えようとする姿は、多くの面接官にとって誠実さや人柄の良さとして受け取られるようです。

ほかにも、素直に「緊張しています」「少しお時間をいただけますでしょうか」など、パニックにならずに立て直そうとする様子が見られた場合、ストレスがかかる状況での対応力の高さとしてとらえられる場合もありますね。

ボロボロでも受かったケース③面接官の反応が良くなかった

就活生から寄せられたコメント
  • こちらの回答に対して何も反応がなかった(工学部大学院 28卒)
  • あまり面接官にハマっていない感じがしたから(新領域創成科学研究科大学院 27卒)
  • 反応が悪かったから(総合理工学研究科大学院 27卒)
  • 圧迫面接気味で、曖昧な回答が多かったから(人間科学部 27卒)
  • するどく不足点をいくつも言われたから(社会科学部 28卒)
上村 京久

上村 京久

このケースでまず覚えておきたいのは、「面接官の態度と合否は関係がない場合が多い」ということ。たとえば以下のようなケースが考えられます。

・学生の発言について深く考えており相槌が減った
・もともと感情を表に出さない性格だった

話が盛り上がらなかった、面接官が冷たかったという話はよく聞きますが、あまり気にしすぎないのが良いでしょう。

一方で、意図的に緊張感のある空気を作ったり、淡々とした対応しかしない、いわゆる圧迫面接をしようとする企業もあります。

この場合、面接官の反応が悪かったとしてもきちんと受け答えができていればストレス耐性、プレッシャーをかけられた際の対応の面で見れば十分に合格ラインに達していると判断ができるので、選考に通過させるケースもありますね。

ボロボロでも受かったケース④通信環境が良くなかった

就活生から寄せられたコメント
  • zoomが途中で切れてしまい、画面が映らなくなった。(スポーツ科学部 27卒)
  • 接続不良で画面がオフだった(理工学部大学院 27卒)
加藤 大智

加藤 大智

Web面接の場合、「事前準備も選考のうち。トラブルが起きたのは確認不足として減点される」と思い込んでいる学生を見かけますが、実はそのようなことは一切ありません

通信環境に関するトラブルは基本的に評価の対象外であり、そればかりか対応によってはプラス評価になる可能性すらあるのです。

たとえば、

・パニックにならずに落ち着いて対応できた
・相手を配慮し「音声や映像に乱れはございませんでしょうか?」「聞こえづらかった場合は言い直します」などの声かけができていた
・「音声が難しければチャット機能も使います」「要点を短くお伝えしますね」など伝えようとする姿勢

などが見えた場合、かなり印象は良くなると思います。

あとは、単純にトラブルが起きようとも回答の内容が良かったり、ポテンシャルの高さが伝わってきたりした場合には関係なく通過させることももちろんあります。

キャリアアドバイザーの体験談面接での号泣が合格につながったケースも!?

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

プロフィールをみる
企業によっては誠実さと評価される!

実際に私が支援した学生のなかには、面接中に泣いてしまい「完全に失敗した」と不合格を確信していたものの、蓋を開ければ受かっていたというケースがありました。

プレッシャーから泣いてしまったとのことでしたが、その姿が企業の目には「本音で真剣に向き合ってくれている」「本気度が高い」と評価されたようです。

その企業も人柄や誠実さを重視して採用をしていたので、泣いてしまうほど真剣に向き合ってくれた学生の姿はむしろ好印象だったのだと思います。

本気で向き合えば合格の可能性は十二分にある!

ただでさえ面接はひどく緊張するもの。うまく受け答えができなかったり、想定よりも手応えが感じられなかったりというのはよくあることです。

自分では「全然だめだった」「絶対に不合格だ」と感じたとしても、あなたを客観的に見た企業から「一生懸命に頑張っている」と評価されることは少なくありません。

何が起こるかわからない面接。だからこそ準備を怠らず、誠実に向き合っていけば必ず合格はつかめます。過ぎたことを気にしすぎず、次の一歩に踏み出すための学びにできれば良いと思いますよ。

一次面接は約27%がボロボロでも受かった経験あり! 最終面接でも約15%が通過

ボロボロだったけど受かったのは何次面接?
面接フェーズ別の受験者数と合格者数を見る

※「面接がボロボロだったのに受かった経験がある」と回答したデータを面接フェーズ別に集計した内訳です。

選考フェーズ 受験数 ボロボロで受かった人数 通過率
一次面接 107名 29名 27.1%
二次面接 96名 20名 20.8%
最終面接 86名 13名 15.1%

※面接受検者の全体人数(107名/96名/86名)は、各選考ステップへの進捗推移に基づく算出値です。

上原 正嵩

上原 正嵩

データを見てみると、一次面接から最終面接にかけて「ボロボロだったけど受かった」割合が減少しているのがわかります。

やはり、一次面接の段階だと「迷ったら次の選考フェーズに進めよう」と判断する企業も多いもの。仮にボロボロだったとしても、ポテンシャルに期待できたり十分な熱意が伝わったりすると、受かる可能性があるということですね。

一方で二次面接、最終面接は少しずつ割合が減っていきますが、それでも最終面接では約15%の人が受かっています。

面接での手応えがなかったとしても「全然だめだった……」と落ち込む必要はありません。面接官から見てどのような評価になるのかは結果が出なければわからないので、落ち込まずに次の対策に活かしましょう。

面接がボロボロでも受かることはある! 振り返りをして次に活かそう

ここまで、面接がボロボロだったのに受かるケースについて解説してきました。どんなに自己評価が低かったとしても、受かるケースはあるもの。結果が出る前から落ち込む必要はありません。

大切なのは、ボロボロだったと感じる原因を分析して同じことを繰り返さないように対策を重ねること。過ぎたことに一喜一憂せず、まずはしっかりと振り返りをして何が良かったのか、何が良くなかったかを整理しましょう。

そのうえで面接に臨めば次は必ずうまくいくはずです。この結果を糧にして、内定をつかみ取りましょう。

面接対策を固めたい人はこちらをチェック!

面接がボロボロだったという人は、以下の記事がおすすめです。実際にボロボロだった際に何をすべきかがわかりますよ。
面接がボロボロで辛い……心を軽くする考え方と経験を糧にする方法

改めて面接の対策を固めたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

面接で緊張してしまう場合は、こちらの記事が参考になりますよ。
面接で緊張しない方法10選! 事前準備や当日のピンチ回避法も解説

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