面接が怖い理由と対処法4つ|自分のタイプを理解して恐怖心をなくそう

この記事のアドバイザー

伴 美寿々

大学卒業後、宝飾店にてジュエリーアドバイザーを経験。最年少で副店長になり、店舗のマネジメントと人材育成を経験。業界トップの塾の社長・役員秘書を経てポートへ入社。「わからない」を自分ひとりで抱えこまず、一緒に新しい世界へ飛び込む準備をしていきましょう。

コラムの目次

  1. 面接を怖いと感じると実力が発揮できない
  2. 面接を怖いと思う理由4つ
  3. 面接が怖いと思う時の対処法4つ
  4. 面接が怖いときは理由を理解して受け入れよう

面接を怖いと感じると実力が発揮できない

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接が怖くて行きたくありません…」
「面接の前の日は怖くて眠れなくなります」

という声を多く聞きます。特に面接に慣れていない就活生の中には、強い恐怖心を感じる学生が多いです。たしかに面接は、これまで経験したことのないプレッシャーを感じる場所とも言えます。しかし、面接を怖いと感じたまま本番に臨むと実力を発揮できず、またさらに怖くなる…といった悪循環に陥りやすいです。

どうすれば怖いという気持ちに向き合って対処できるのか。面接が怖いと思う学生が就活をスムーズに進めるために考えるべき課題です。面接を乗り切るためにも、怖いと思う理由や恐怖心を克服する方法を知っていきましょう。

面接を怖いと思う理由4つ

面接を怖いと思う理由4つ

怖いと思い続けても不安な気持ちだけが膨らむだけで、解決には至りません。まずは「自分がなぜ面接を怖く感じるのか」という理由を考えてみましょう。改善するための考え方や行動はさまざまありますが、怖いと思う理由に応じた内容でないと効果が出にくいです。まずは、自分のタイプを確認しましょう。

①失敗するのが怖い

まずあげられるのが「失敗するのが怖い」という理由です。「ミスしてはいけない」「完ぺきに答えなくてはいけない」と思ってしまう就活生が当てはまります。こうした理由で面接が怖いと感じる就活生によくあるのが、面接で大きな失敗をしたことがあるというケースです。面接での失敗がフラッシュバックし「また繰り返すのではないか」と思うことで怖く感じやすくなります。

例えば「想定外の質問をされて固まってしまった」「社長の名前を間違えた」など、後から思い出して落ち込むようなことがあった経験があげられます。その面接の結果不合格だったり面接官から注意されたりするとトラウマになることがありますが、気持ちを切り替えることが大切です。

②不採用=社会に不要と言われているようで怖い

次に考えられる理由が、不合格でどこからも内定がもらえない=社会に必要とされていないと思って面接が怖いというパターンです。不採用になっても、企業が求める社員の基準に満たなかっただけに過ぎません。しかし、あまりに不採用が続くと「社会に不要なのでは」と感じてくる就活生は多いです。

複数の業界、企業の面接で不合格になると、どこにいってもダメなのではないか、必要とされないのではないかと思い込んでしまうのも無理はありません。特に人に相談したり頼ったりするのが苦手な就活生はこういった思いを抱えやすいです。

③就活に失敗したら人生が終わりそうで怖い

「就活に失敗したら人生が終わってしまうのではないか」と重たく受け止めてしまう人も少なくありません。新卒採用では在学中に内定を獲得し、卒業と同時に就職というケースが一般的なので、このレールから外れてしまうことに強い恐怖感を覚える人は多いでしょう

大学4年の3月にナビサイトがオープンしたタイミングで一斉に就活がスタートするので、思うように選考が進まないと焦りますよね。特に留学などの理由で就活のレールに乗れないと、余計に恐怖心を感じやすいです。就活の失敗は人生の失敗と考えすぎると、ひとつひとつの面接が必要以上に怖くなってきます。

④対策を十分にしていなくて怖い

十分に対策をしていない不安から、怖いという感情が湧き出てくることも理由として考えられます。対策をしたけれど十分とは言えず、上手くできるかわからないという不安から面接を怖く感じる就活生は多いです。これは対策する時間を取れなかったり、急に面接の予定が入り細かいところまで対策が行き届かなかったというものも含まれます。

これは心配性な性格の人に多いと言えます。業界・企業研究や自己分析などをしたけど、あれでよかったかな?合格するかな?と考え過ぎることで、面接が怖くなってしまうケースです。対策と言ってもゴールがあるわけではないので、どこまでしたら正解というのは実際ありません。

面接が怖いと思う時の対処法4つ

面接が怖いと思う時の対処法4つ

面接が怖いと思うのがなぜかわかったら、対処法を試してみてください。これから上記の理由に合わせた対処法を4つご紹介するので、効果が出そうな方法を選んでみてください。または、面接を受ける中で色々と試してみるのもおすすめです。

①面接の経験を積む

面接で失敗するのが怖いという就活生は、経験を積んで慣れていくことがおすすめです。「またあの失敗をするのでは」と思っていても、その後の面接で失敗することがなければ、心配のし過ぎだったことに気付くでしょう。「また失敗する」という思い込みは、面接に対する恐怖心と共に自信も失わせてしまいます

実際に企業の面接を受けなくても、キャリアセンターなどを利用して模擬面接をおこなうのも効果があります。模擬面接ならいくら失敗しても大丈夫なので、納得いくまで練習を繰り返すのもいいでしょう。面接の練習を何度もしたという事実が自信につながり、いつの間にか恐怖心を感じなくなることもあります。

②失敗したらフォローすればいい

面接をスムーズに進められていても、いざ失敗してしまうと、そこから一気に恐怖心が湧いてきて実力が発揮できなくなることがあります。やってしまったことは仕方ないので、気にし過ぎるのはやめましょう。失敗したことは面接終了後に反省すれば十分です。大切なのは、失敗した後のフォローです

面接官の中には、失敗そのものよりも、その後の行動に注目する人も多くいます。なぜなら、ここからコミュニケーション力や対応力が把握できるからです。すぐに「申し訳ございません」や「緊張しています」などの言葉が出てくる就活生には、嫌悪感どころか好感を持ちます。面接は面接官とのコミュニケーションの場なので、失敗したさいは何か言葉をかけることが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

面接中に質問内容がわからなくなった時は状況に合わせて対応しよう

緊張して話の途中からどんな質問されていたのかわからなくなってしまうことってきっとありますよね!特に面接に慣れていなかったり、慣れてはいても最終面接はいつも以上に緊張すると思います。そのような状況になったときは、わからないまま話を続けないようにしましょう。
枕詞を付けたうえで、再度話をさせてもらうのがいいですね!

例:
「緊張してしまったので、もう一度最初から話を整理させていただいてもよろしいでしょうか」
「申し訳ございません、もう一度質問内容を教えていただいてもよろしいでしょうか」

素直に非を認められるということは、社会人になるにあたりとても大切な要素です。また、自身で間違いに気づけているという点も大事だと思いますので、遠慮せずしっかりとその場の状況に合わせた対応を心がけましょう。

③自分に合う企業は他にあると考える

企業では理想の人材を獲得するために、面接に関わる社員全員が共通の認識を持っています。これがいわゆる「求める人物像」です。近年では、事業内容や職種への適性だけでなく、価値観のマッチ度を採用基準にしている企業も増えています。そのため、求める人物像をより細かく設定する企業も多いです。

例えば「積極的に新しいことにチャレンジできる体育会系の就活生」を求める企業の選考では、「同じ作業を続けることが好きな控え目な就活生」は落ちやすいです。これは、決して後者の就活生の人間性や価値観に問題があるというわけではありません。もし告白して振られたとしても、彼/彼女以外のすべての人に振られるわけではないですよね。マッチ度の問題であって、社会に不要ということは決してないのです

キャリアアドバイザーコメント

よさを発揮できる会社に出会うために強みと適性を見直してみよう

「不合格=社会に不要と言われているようで怖い」という相談を頂くことは多いですが、皆さんのよさが発揮できる会社はあります。不合格になる学生さんは、適性の認識がずれている、アピールポイントがずれていることが多く見受けられます。

例えば、営業職を志望している学生さんと実際にお会いすると、人と話すことよりも黙々と考えたり集中することが好きで職種適性と離れていることから、不合格が続いているケースがあります。学校で学んだから、文系だから、理系だからといった理由で視野を狭めず、ご自身の強みを活かせる職種で考え直すのも選考が通りやすくなるコツですよ!ずっと同じ自己アピールをして不合格が続く場合は他己分析をしてもらい、新たな強みを再認識しリスタートするといいでしょう。

④面接で使えるテクニックをおさえておく

対策を十分にしていないことで面接を怖く感じている場合は、本番ですぐに使えるテクニックを覚えておきましょう。ここでいうテクニックとは、面接官とのコミュニケーションを円滑に取る方法です。面接で評価されるのは、話す内容だけではありません。2020年卒マイナビ企業新卒採用予定調査によると、面接では59.1%の面接官が「明るさ・笑顔・人当たりの良さ」を重視しています。これらをアピールすることで、事前の対策不足をカバーしましょう。

面接で使えるテクニック
  • 面接官と目を合わせて話す
  • 常に口角を上げておく
  • はっきりと大きな声で話す
  • 適度に相づちを打つ
  • 軽く身振り手振りをする
  • 結論→理由の順番で話す

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

自己分析や企業分析で企業の理念と自分の考えをすり合わせよう

学歴や能力値で判断されることも一定あるかと思いますが、企業の理念とご自身の考えがマッチしていない場合、やりたいことがその企業では実現しないと判断された場合にお見送りになる場合があります。

「自分がやりたいことに対してどんな手段で目標に近づいていくべきなのか」
「その手段が受験する企業で叶うのかどうか」

この2点がキーワードになってきます。そのために自己分析をしっかりとする必要があり、自己分析をしたうえで企業分析が必要になります。よく学生さんから「入社してないからビジョンや目標が作れない」と相談されることがありますが、どんな方向からでもいいので「受験する企業へ行くメリット」をしっかりと考えましょう!

面接前の基本対策集

「何を対策すればいいかわからない」「対策する方法がわからない」という就活生のために、役立つ記事をまとめました。ぜひ参考にしてください。

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面接が怖いときは理由を理解して受け入れよう

ただただ「面接は怖いもの」と思い込んだままでいると、ネガティブな方向にしか物事を考えられなくなります。ですから、面接が怖いと感じる就活生は、その感情がどこからきているのかを考えてみましょう。自分で理由を理解して受け入れることで、少しは恐怖心が薄れるかもしれません。

面接は企業側に一方的に審査されるものではなく、就活生側も「この企業でいいのか」を判断する対等なものだと思っています。たしかに採用の権限は企業側にありますが、入社するかどうかは自分次第です。最後には就活生に選択権があるので、堂々と自信を持ちましょう。

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