目次
- 面接がボロボロでも最後まであきらめないことが大切!
- 面接がボロボロでも受かっている可能性はある
- 緊張していること自体はマイナスポイントにはならない
- 誠実さや熱意が伝わっていれば合格していることも!
- 面接がボロボロだったとどんなときに感じる?
- ①面接に遅刻をしてしまったとき
- ②忘れ物をしてしまったとき
- ③面接のマナーを誤ってしまったとき
- ④質問にうまく答えられなかったとき
- ⑤面接官の反応が悪かったとき
- 面接がボロボロだった場合でも受かった人の特徴
- 笑顔で受け答えができていた
- 面接に挑む一生懸命な姿勢が伝わった
- 面接官の一番の評価ポイントには答えられていた
- 面接時の自己評価を低く見積もりすぎていた
- 面接時間以外の部分が高く評価されていた
- 面接でボロボロになってしまう原因とは?
- 志望企業に興味が薄く企業研究が浅いため
- 面接への対策不足のため
- 面接官に委縮してしまい、本来の力が発揮できないため
- 面接でボロボロにならないための3つの対策
- ①事前の下準備を徹底的におこなう
- ➁焦らずに回答する癖をつける
- ③緊張感のある空気での練習を試みる
- 面接がボロボロになってしまいがちな人の特徴
- 緊張しやすいタイプの人
- 他人と喋るのが苦手な人
- これまでに面接の経験がほとんどない人
- ボロボロになった面接を途中から挽回する3つのコツ
- ①静かに深呼吸をして心を落ち着ける
- ②笑顔を意識し大きな声ではっきり喋る
- ③最後の逆質問で入社意欲の高さをアピールする
- 面接でボロボロになってしまった日にできること
- まずは面接を頑張った自分を褒めてあげる
- 当日中にお礼メールを送る
- 次に活かすために面接を振り返って原因を探す
- 合格の可能性もあるので落ち込みすぎずに前向きに乗り越えよう
- 面接でボロボロにならないようにしっかり対策と準備をしよう!
面接がボロボロでも最後まであきらめないことが大切!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「面接がボロボロだったのですが、合格している可能性はありますか?」
「面接がボロボロだったときに、途中から挽回できる方法はありますか?」
面接を終えて、その内容に反省や後悔が残ってしまった就活生からこのような相談を受けることがあります。結論からいえば、面接がボロボロでも合格している可能性はあります。
しかし、それはあくまで合格している人の特徴や評価のポイントを理解していることが前提であり、面接を途中から挽回できるコツもまた、合格のためには必須の知識です。
この記事では、そもそも面接でボロボロにならないためにできることから、面接でボロボロになってしまったその日のうちにできることも併せて解説します。少しでも合格の確率を上げたい人はぜひ参考にしてくださいね。
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面接がボロボロでも受かっている可能性はある
面接がボロボロだったときにまず気になるのが「落ちたのか、合格したのか」といった合否ですよね。結論からいうと、面接で上手に受け答えができていなくても、面接に合格している可能性はあります。
ここではなぜボロボロでも合格することがあるのか、一体どういった要素が合格につながるのかをまずはしっかりと理解しておきましょう。
緊張していること自体はマイナスポイントにはならない
面接は合否に直結するということがわかっている以上、どんなに対策をしていても少なからず緊張してしまうものです。その緊張が原因で言葉を噛んでしまったり、流暢に言葉が出てこなかったときに、「落ちるかもしれない」と失敗したことに引きずられてしまう学生もいますよね。
面接官は就活生が緊張していることを当然理解しています。ですので、緊張による失敗自体をマイナスポイントとして捉えることはありません。
仮に緊張で回答に失敗してしまっても、その失敗にとらわれず「次は気を付けよう」と意識を切り替えるようにしましょう。面接の緊張をどうにかして和らげたいと考えている人は、この記事で紹介されている内容が役に立ちますよ。
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誠実さや熱意が伝わっていれば合格していることも!
面接官は、自己PRや志望動機といった内容の評価軸のほかに、就活生の姿勢といった部分も大きな評価軸として設定しています。面接がボロボロでも合格していたという就活生は、この姿勢を評価されている可能性が高いです。
緊張していてうまく受け答えができていなかったとしても、最後まであきらめずに一生懸命答えようとしている姿勢や、とにかくその会社で働きたいという姿勢を伝えることができれば、面接の受け答えがボロボロだったとしても、合格の可能性はあります。
キャリア
アドバイザー
面接での熱意の伝え方はこちらを参考にしてください。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
面接が終わると「あれを言えばよかった」「この話はまずかったかな」と後悔し、「自分は落ちた」と思いこむ就活生も多いのですが、実際に採用担当者は話した内容以外にも、就活生の雰囲気や態度を評価し選考試験を通過させるケースも多くあります。
新卒採用の面接では、「第一印象や全体印象」といった評価基準を設けている企業も多くあり、話の内容以外も採点されるケースがよくあります。そのため入室時のあいさつや元気の良さが好印象を得たり、面接官の問いかけに精一杯自分の言葉で受け応えする姿勢が評価されたりすることもあります。
面接官は就活生の良いところを見つけようとしている!
また面接では、想定外の質問をされることもあるため、すべて自分の理想どおりパーフェクトに答えられる就活生は少数です。いくつかの受け答えに対して面接官の反応が悪い場合もあるかと思いますが、それだけで落ち込む必要はありません。そもそも面接官は間違い探しをしているのではなく、就活生のキラリと光る部分を見出そうとしているのが一般的です。
面接では志望動機やガクチカなど、あらゆる角度で質問されるはずなので、自分がうまく伝えられた答えにも目を向けて振り返ることを、おすすめします。
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面接がボロボロだったとどんなときに感じる?
面接がボロボロになってしまったと感じる瞬間は人それぞれですが、原因はある程度パターン化できます。原因を知ればその対策を考えることができ、対策ができれば合格へ確実に近づきます。この後に続く内容では面接がボロボロだったと感じてしまう5つの原因を紹介しているので、それぞれの解説を自分の面接対策に役立てましょう。
①面接に遅刻をしてしまったとき
決められた時間を守ることは社会人として当たり前のルールです。だからこそ、遅刻をしてしまえば合否に影響が出ることは確実。採用側も遅刻をしてきた就活生に対しては「いい加減な性格なのかもしれない」「入社意欲が低いのではないか」とマイナスな評価をせざるを得ません。
さらにいえば、遅刻をしてしまうと、そもそも面接を受けさせてもらえない可能性もあります。せっかく得られたチャンスも、挑戦することができなければ意味がありません。面接に遅刻してしまうことはデメリットしかありませんので、時間は必ず守るようにしましょう。
こちらの記事を参考にしながら、 面接当日にやっておくべきことを把握しておくと安心です。
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もし当日遅刻してしまうことが判明したときは、速やかに電話で連絡をしましょう。面接に遅刻してしまった場合の具体的な対処法はこちらの記事で紹介していますので、いざというときのためにも目を通しておくと安心です。
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②忘れ物をしてしまったとき
面接当日に筆記用具やメモ帳など面接に必要なものを忘れたことがわかれば、「もしかしたら面接の結果に影響がでるかもしれない」と、不安からますます焦りと緊張が増してしまうでしょう。そうなれば、通常であれば答えられていたはずの質問にも上手く答えることができなかったりと、本来のパフォーマンスが発揮できない可能性があります。
特にエントリーシート(ES)や履歴書など、提出が求められているものを忘れてしまった場合は、準備が不十分と判断され選考結果に大きく影響を与えてしまうことも考えられます。
事前に確認しておきたい必須の持ち物については以下のリストにまとめましたので、そういった事態を避けるためにも、家を出る直前に必ず確認してくださいね。
- ES(持参指定の場合)
- 履歴書(持参指定の場合)
- 筆記用具
- メモ帳
- 財布
- スマートフォン
就活で必要なものはこちらの記事で再確認しておきましょう。
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就活で履歴書を忘れてしまった場合は、こちらの記事に書かれている対処法を参考にしてくださいね。
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③面接のマナーを誤ってしまったとき
仮に面接の内容はよかったとしても、面接以外の部分においてきちんとマナーを踏まえた行動ができていなかったとなれば、「面接がボロボロだった」と感じてしまうかもしれません。
面接では受け答えの内容以外にも、面接のマナーをふまえた行動ができているかという点についても評価をされています。受付の前にコートを脱いでいるか、入室の際は3回ノックをしているか、そういった面接のマナーをふまえた行動ができていないと、採用側からは「社会人としての立ち振る舞いができていない」と判断されてしまいます。
こちらの記事では面接時におけるマナーを具体的に解説しているので、面接の総合得点を上げるためにもぜひ参考にしてくださいね。
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④質問にうまく答えられなかったとき
質問にうまく答えることができなかったときに「面接がボロボロだった」と感じる学生もいるかもしれませんね。就活で頻出する質問は事前準備なしには回答が難しいうえに、想定外の質問に悩まされる場面もあるでしょう。
質問の回答を通して本来の自分をアピールできなかった学生ほど、面接に対しての自己評価を下げてしまうことがあります。とくに集団面接など他の就活生の回答を聞くことのできる場では、自分と他の就活生の回答を比較してうまく答えられなかったと気落ちしてしまう学生も多いでしょう。
面接を突破するためには事前の想定問答を考えることが大切ですよ。面接でよく聞かれる質問テーマは以下の通りです。
- 自己PR
- 志望動機
- 長所と短所
- 入社後のキャリアプラン
- 学生時代に頑張ったこと
こちらの記事では上記以外の面接での頻出質問と回答を例文付きで解説していますので、面接対策にぜひ活用してくださいね。
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⑤面接官の反応が悪かったとき
面接がボロボロだったと感じた人の中には、面接官の反応が悪かったことを原因に挙げる人もいるでしょう。上手く回答できたと思っていても特に反応が無かったり、面接の時間が早く終わったりなど、面接官の反応の悪さを感じてしまう瞬間はさまざまです。
面接官の反応が悪ければ、自分の受け答えが不十分だったのか、自分に興味が無いのかなど、さまざまな不安が頭をよぎってしまい、「今日の面接はボロボロだった」と感じてしまうのです。
面接官の反応が何を意味しているのか気になる人はこちらの記事が参考になりますよ。
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面接がボロボロだった場合でも受かった人の特徴
- 笑顔で受け答えができていた
- 面接に挑む一生懸命な姿勢が伝わった
- 面接官の一番の評価ポイントには答えられていた
- 面接時の自己評価を低く見積もりすぎていた
- 面接時間以外の部分が高く評価されていた
就活生
面接ボロボロで全然ダメでした、絶対不合格です……。
キャリア
エージェント
それはまだわかりませんよ。面接がボロボロだったなと感じていても、蓋を開けてみたら合格していたという就活生は意外といます。
面接がボロボロでも合格していた人たちの特徴や共通点を知ることは、面接突破のためのポイントを押さえることにつながり、面接対策にそのまま活かすことができます。 合格する人の特徴とその合格の理由を以下で解説しているので、解説をよく読んで自身の面接対策に活かしましょう。
笑顔で受け答えができていた
30分~1時間といった短い時間の間で就活生を評価しなければならない面接において、第一印象は非常に大きな影響力を持っています。第一印象が暗く、元気のない人に比べれば、笑顔で明るく元気のある人の方が一緒に働きたいと思ってしまうのは当然です。
だからこそ、笑顔で面接を乗り切れていた人は採用側からの印象もおのずと良くなり、仮に面接の内容に自信がなかったとしても合格しているケースがあるのです。
面接の受け答えに自信がなかったり、余裕がない状況のときこそ、笑顔を意識しましょう。初対面の相手に対し「この人は笑顔で好印象だな」と思わせることが、選考突破の秘訣です。
面接に挑む一生懸命な姿勢が伝わった
緊張していて上手く受け答えができず、面接の内容がボロボロだったとしても、あきらめずに一生懸命面接に挑む姿勢を見せることができれば、採用側の評価が上がり合格の可能性がでてきます。
面接官から投げかけられる質問への回答内容は重要な評価ポイントですが、それに加えて、面接に挑む際の就活生の姿勢も面接官は重要視しています。「この就活生は面接に真剣に取り組んでいるのか」「この会社に本当に入りたいと思っているのか」など学生の持つ熱意や誠実さを、面接への取り組み方から読み取ろうとしているのです。
「この面接はもうだめかもしれない」と思ったときこそ、最後まであきらめず一生懸命挑むことが大切です。
面接官の一番の評価ポイントには答えられていた
面接官がさまざまな質問をするのは、質問を通して就活生の資質や適性を見定めようとしているからです。そしてその資質や適性が、面接官の思う一番の評価ポイントとマッチしているかという点が、面接の合否を左右します。
とはいえ、担当する面接官が何を一番評価しているのかは人によってさまざま。主に見られている評価ポイントは以下のリストにまとめましたので、この評価ポイントにかかわるような質問にはしっかり答えられるようにしておきましょう。
- 入社意欲
- 志望した理由とその根拠
- 将来のビジョン
- 企業や仕事への理解度
- 企業と就活生のマッチ度
こちらの記事では面接でよく見られている評価ポイントなどを面接のタイプ別に解説しているので、面接対策を効率的に進めたいときはぜひ参考にしてくださいね。
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面接時の自己評価を低く見積もりすぎていた
落ちたと思っていたのに合格していた、という人の中には、実際には面接はうまくいっていたにもかかわらず、自己評価が低いために「今日の面接はボロボロだった」と感じてしまっていたというケースがあります。
自己評価が低すぎることは面接へのモチベーションを失う恐れがあります。反省することは大切ですが、自己評価が低すぎるがゆえに今後の選考にも影響を及ぼしてしまえば本末転倒ですので、次に向けて気持ちを切り替えられるように、反省すべき点は反省し、良かった点は褒めてあげるようにしましょう。
面接時間以外の部分が高く評価されていた
面接会場の受付での対応から、待機時の態度、面接時間内のマナー、面接終了後のお礼のメールなど、面接時間以外にもさまざまな評価ポイントがあります。面接がボロボロでも合格していたという人は、そういった面接時間以外の評価ポイントで適切な行動が取れていたことが好印象につながった可能性があります。
逆にいえば、仮に面接がうまくいったとしても、そういった部分をおろそかにしていれば評価に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。企業は面性時間以外も選考の判断材料としてしっかり見ているため、面接時間以外だからと気を抜いてはいけませんよ。
面接を含めた就活のマナーに関してはこちらの記事で詳細に解説されているので、併せて確認しておきましょう。
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面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
面接試験では、面接時間以外の部分が評価されることもあります。ある就活生はホテルの面接試験を受けるにあたって、採用担当者とロビーで待ち合わせをしていたそうですが、そのときの立ち姿が別の社員の目に留まり、後に採用担当者の耳に入ったようです。
その就活生は、待っている間も姿勢を正しく、前を通る人に軽く会釈をしていたことから、ホテルマンの素養があると高く評価されたのです。もし、その就活生が柱にもたれかかって携帯を触りながら待っていたら、どのような印象になっていたでしょうか。きっと、面接での印象がどんなに良かったとしても、内定は獲得できなかったと思いますよ。
面接は企業に足を踏み入れたところから始まっていると心得て、採用担当者以外の社員からも見られているいうことを意識し行動に気をつけるようにしましょう。
面接でボロボロになってしまう原因とは?
- 志望企業に興味が薄く企業研究が浅いため
- 面接への対策不足のため
- 面接官に委縮してしまい、本来の力が発揮できないため
そもそもなぜ面接でボロボロになってしまうのか、その原因を理解できていないままだと、書類選考は突破できても面接に落ち続けてしまうといった状態に陥る可能性があります。
原因を理解し対策をすることは、基本でありながらも非常に効果的な面接対策です。事前の準備不足なのか、面接に慣れていないのか、それとも他に原因があるのか、まずは原因を特定し、それに対してどんな対策が取れるのかを確認しましょう。
志望企業に興味が薄く企業研究が浅いため
就活生
特にこの企業に特別行きたいわけでもないけど、名前だけ知ってるしとりあえず応募するか~
キャリア
アドバイザー
ちょっと待ってください! なんとなく人気だからといった理由で応募をしてしまうのは、面接がボロボロになってしまう事態を引き起こしてしまう可能性が高いです。応募をする企業を選ぶときは、しっかり企業研究をしてからにしましょう。
どんな就活生であっても、志望している企業に興味が持てなければ企業研究は進まず、就活のモチベーションも上がりません。興味もなく知識も浅い状態で面接に臨んだとしても、面接官からの質問に具体的に答えることができず、そうなってしまえば、面接がボロボロだったと感じてしまうのは当然です。
志望企業に興味がわかないのであれば、改めて自己分析からやり直して、自分の本当に興味がある仕事を分析し直してみましょう。興味のある企業が見つかれば、おのずと企業研究も進みます。
下の記事では企業を選ぶときのオススメの方法が紹介されているので、志望企業を選ぶ際の参考にしてください。
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面接への対策不足のため
就活生が面接でボロボロになってしまう原因の多くは、事前の対策不足にあります。面接の対策が不十分であれば自信を持って面接に挑むことができず、その自信のなさが緊張や焦りとして面接に表れてしまい、結果として面接がボロボロになってしまうのです。
頻出の質問に対して回答がすぐに思い浮かばなかったり、面接時に過度に緊張をしてしまうようであれば、まだ対策不足であると言わざるを得ません。面接を突破するために何が足りないのか、自分の面接を振り返り対策を立てられるようにしておきましょう。
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面接官に委縮してしまい、本来の力が発揮できないため
就活生の中には、面接官に委縮してしまってうまく受け答えができない人もいるでしょう。そういった場合、面接の場に慣れていないことや、面接の雰囲気に飲まれていることが主な原因と考えられます。面接で伝えるべき自己PRや志望動機をしっかり準備してきていたとしても、委縮してしまってしっかり伝えられないのであれば意味がありません。
採用側は就活生が緊張していることを理解していますが、過度に委縮していて、資質や適性を測るために聞きたいことも聞けないのであれば、評価も低くせざるを得ません。事前に模擬面接を繰り返しおこなって、面接官に委縮しないよう雰囲気に慣れておきましょう。
また、面接官が威圧的で過度に委縮してしまうようであれば、圧迫面接の可能性もあります。圧迫面接の特徴とその対処法はこちらの記事が参考になりますよ。
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面接でボロボロにならないための3つの対策
事前の対策を入念におこなっておけば、面接でボロボロになってしまう事態を避けることができます。仮にボロボロになってしまったとしても、途中から立て直すことも容易です。自己分析や企業研究、模擬面接などといった事前にできる対策をしっかりおこなっておけば、面接に自信を持って臨むことができるようになりますよ。
この後では面接でボロボロにならないためにできる3つの対策を方法別に解説していますので、それぞれの解説内容を面接対策の参考にしてくださいね。
①事前の下準備を徹底的におこなう
面接対策において特に大切なのは、事前の下準備です。入念に自己分析をして自分の適性や志向性を理解し、企業を徹底的に研究して効果的な自己PRと志望動機を考えましょう。こういった下準備をしっかりおこなうことで、面接突破の可能性が飛躍的に高まります。
下準備をしっかりしておけば、当日予測していなかった質問が投げかけられたとしても、慌てず自分の言葉で回答することができるはずです。まだどちらか1つでもおこなっていない場合は、すぐにでも始めましょう。
自己分析
自己分析は興味のある仕事から自身の強みや弱みを知ることができるため、志望企業選びの段階から役立てることができます。また自己分析で得られた結果は、選考で重要視される志望動機や自己PRを具体的に作ることにも活用でき、就活全体において役立つこととなるでしょう。
またイレギュラーな質問が飛んできても自己分析を入念に進めておけば、自分の軸がブレることなく話せるようになり、結果的に面接がボロボロになってしまうような事態を避けられるようになりますよ。
自己分析についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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企業研究
企業研究を入念におこなっておけば、企業の特色や強み、大切にしている考えなどから、社員に求めていることなどが見えてきます。そういった深堀りした企業の情報を面接でのアピールに活かせれば、積極性が評価されるとともに、入社意欲のアピールにもつなげられます。
そのように深堀りした企業の情報をもとに選考対策を進めておくことができれば、面接でボロボロになってしまうような状況に陥ることもなくなり、結果的に選考の突破率も上がっていくでしょう。
➁焦らずに回答する癖をつける
面接の場に慣れていない、質問への回答が思いつかないなど、面接中に焦りが生じてしまう原因はさまざま。そういった焦りが、回答しようと思っていたことをうまく伝えることができなかったという事態を引き起こしてしまいます。
焦らず回答ができるように、まずは面接の頻出質問を確認しておきましょう。どんな質問が来るのかを事前に知っておけば、事前に回答を考えておくことができます。そのあとは本番を想定した模擬面接を繰り返しおこなっておくと安心です。面接の流れや雰囲気を体験することで、本番の面接であっても焦らず回答ができるようになっていきます。
頻出の質問はこちらの記事で紹介されているので、事前に回答を考えておきたい場合はぜひ参考にしてくださいね。
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制限時間の中で回答する練習をする
普段の会話とは違い、面接では決められた時間の中でいかにアピールできるかが求められています。そのため、1つの質問の回答に多くの時間を使ってしまえば、話を要約する力がないと判断されてしまう可能性もあるでしょう。
普段から時間配分を決めて回答する練習をしておけば、時間を意識して話す癖が身につき、本番の面接であっても、限られた時間の中で話を要約して回答することが自然とできるようになります。
模擬面接などで制限時間内で回答する練習をしてみたり、友人などに回答にかかる時間を測ってもらい、その時間をもとに内容を調整するのが効果的でしょう。下の記事ではポイントを簡潔にまとめる方法から話し方までを解説しているので、回答の練習をするときは参考にしてください。
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自己PRと志望動機を声に出して読んでみる
クオリティーの高い自己PRや志望動機が完成したとしても、それを相手に伝えることができなければ意味がありません。普段から声に出して練習をしていなければ、本番では言葉が出てこなかったり、内容を意識するあまり平坦な喋り方になってしまい魅力的なアピールができない可能性もあります。
ほとんどの面接で聞かれる自己PRと志望動機は、普段から声に出して読むようにして喋り慣れておきましょう。本番を想定した模擬面接などを活用して伝え方と内容をチェックしてもらうのも効果的です。
声に出して読んでみることには他にもメリットがあり、アピールポイントの弱さであったり、結論がわかりづらかったりなど、内容の改善の余地が見つかる可能性があります。
こちらの記事では面接における話し方のポイントを詳細に解説しているので、面接練習に活用してくださいね。
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③緊張感のある空気での練習を試みる
面接の練習といっても、友人同士で楽しく和気あいあいとおこなっていては、面接の雰囲気に慣れることができません。面接は誰しもが緊張する場であるからこそ、可能な限り緊張しないよう、実際の雰囲気を想定した状況で練習しておくことが大切です。
面接の雰囲気を体験しながら練習をしたいのであれば、模擬面接がおすすめです。大学のキャリアセンターで申し込みをするか、または就職エージェントに依頼をして模擬面接を取り計らってもらうのが良いでしょう。
こちらの記事内で模擬面接を効果的にするためのポイントが解説されているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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鏡の前でスーツを着て練習してみる
実際にスーツを着て鏡の前で面接の練習をすることで、私服で面接の練習をするよりも本番に近い環境で練習をすることができます。着用に乱れはないか、表情が硬すぎないか、座っているときの姿勢が悪くないかなど、本番を想定した練習ができることに加えて、面接官にどう見えるかを確認することもできます。
私服で面接を受けても良いという企業は年々増えていますが、今もなおスーツを指定している企業は非常に多いです。服装の乱れはだらしない印象となり、評価に影響を及ぼす可能性も。スーツを着る習慣がこれまであまりなかった人こそ、スーツの着方の確認も含めて本番の面接の前には必ずスーツを着て練習をしておきましょう。
就活の身だしなみについてはこちらの記事が参考になりますよ。
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就職エージェントに面接の対策をしてもらう
面接の対策に迷ったときは、就職エージェントに相談をするのが効果的です。就職エージェントはこれまで多くの就活生を内定に導いてきた実績があり、蓄積してきたノウハウと最新の就活の知識をもとにした的確なアドバイスが期待できます。
面接で話そうと思っている自己PRや志望動機といった内容のチェックから、話しているときの表情や座っているときの姿勢など、第一印象に影響する部分においてもアドバイスを求めることができます。実際の雰囲気を想定した模擬面接も併せて依頼しておくと、さらに効果的な対策ができるでしょう。
39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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面接がボロボロになってしまいがちな人の特徴
- 緊張しやすいタイプの人
- 他人と喋るのが苦手な人
- これまでに面接の経験がほとんどない人
面接でボロボロになってしまう人には似たような特徴があり、ボロボロになってしまう原因を深堀りをしていくと、それらの特徴が原因であることが多いです。
ここで解説している3つの特徴に当てはまる人は、面接での受け答えが思うようにできない可能性が高いため、自分がこの特徴に当てはまっていないかを確認し、どういった対策が必要か確認をしておきましょう。
緊張しやすいタイプの人
面接は誰しもが緊張してしまうものだからこそ、人前に立つのが苦手だったりすぐに緊張してしまうタイプの人は、面接の場に立ったとき過度に緊張をしてしまう可能性があります。そうなれば、質問に適切な回答ができなかったり、頭が真っ白になって話が入ってこなかったりと、さまざまな影響が考えられます。
就活生が緊張していることは面接官も当然理解していますが、緊張しすぎるあまり回答にもしっかり答えられないようであれば、不採用にせざるを得ません。
他人と喋るのが苦手な人
そもそも他人と喋ることに苦手意識があり、初対面の人とのコミュニケーションに慣れていない場合は、投げかけられる質問に具体的に回答することができず、伝えたいことが伝えられないまま面接が終わってしまう可能性があります。
コミュニケーション能力をすぐに改善することは難しく、普段の生活の中で意識的に初対面の人と会話をするようにしてみたりするなどの対策をしておかなければ、面接がボロボロになって終わってしまう可能性は高いでしょう。
他人としゃべることは苦手だなと感じている人は、こちらの記事を参考にしながら対策をしておきましょう。
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これまでに面接の経験がほとんどない人
面接の経験がほとんどない場合、実際の面接の雰囲気や流れが理解できていない可能性が高いです。そしてその状態のまま本番の面接に挑んでしまった結果、ボロボロになってしまったというケースが多く見受けられます。
志望企業の面接に挑む前には、必ず模擬面接をおこなっておきましょう。複数の企業に応募をして、面接の機会を増やしておくことも効果的です。大切なのは、実際の面接の雰囲気や流れを体験的に理解しておくことです。
ボロボロになった面接を途中から挽回する3つのコツ
面接での受け答えがうまくできず、「この面接はダメかもしれない」と途中で感じたとしても、面接が終わる最後の瞬間まであきらめてはいけません。挽回のチャンスは最後まで残っており、あきらめてしまえばその挽回のチャンスを自ら手放してしまうことになってしまいます。
面接がボロボロになってしまうことは誰にでも起こり得るからこそ、どこに挽回のチャンスがあって、どうすればそのチャンスを活かせるのかを理解しておくことが大切です。
①静かに深呼吸をして心を落ち着ける
面接がボロボロになってしまったと感じれば、誰であっても焦るものです。そして焦れば焦るほど、本来伝えようと思っていたことがうまく伝えられなかったり、頭が真っ白になってしまってなにも思い浮かばなくなってしまう学生もいるでしょう。しかし、この状態では面接を挽回することはできません。
焦りで頭が真っ白になってしまいそうなときこそ、冷静になることが大切です。一度静かに深呼吸をして心を落ち着かせて、今の面接官の質問の意図はなにか、自分はその質問に対しどんなことを感じているのか、客観的に状況を観察して気持ちを切り替えましょう。
②笑顔を意識し大きな声ではっきり喋る
限られた時間の中で評価をしなければならない面接において、第一印象の良し悪しは大きく評価に影響します。面接官も人間である以上、相手が笑顔ではっきりとした声で喋っていれば、おのずと良い印象を覚えます。先入観の少ない初対面であるならなおさらです。
だからこそ、面接の内容に自信がないなと途中で感じたときは、少しでも良い印象を残せるように、笑顔で大きくはっきり喋ることを意識しましょう。内容の自信の無さは印象の良さでカバーして挽回を狙いましょう。
面接官の印象に残るには、会話の中で身振り手振りを活用するのも効果的です。下の記事ではそういった面接のコツを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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③最後の逆質問で入社意欲の高さをアピールする
面接の終盤ではほとんどの場合「質問はありますか」と聞かれることになります。これは逆質問と呼ばれるもので、面接の評価において非常に重要視されている評価ポイントです。ここで入社意欲や企業とのマッチ度をアピールすることができれば、それまでの受け答えがボロボロだったとしても、合格の可能性が上がります。
この逆質問で「質問はありません」と答えてしまえば、せっかくのアピールポイントを失うだけでなく、入社意欲が低いと判断されて面接の評価にマイナスの影響を与える恐れも。面接の最後に出てくる挽回のチャンスだからこそ、このチャンスを効果的に活かせるよう質問の内容は必ず事前に考えておきましょう。
逆質問におすすめの質問例はこちらの記事にて例文付きで紹介されていますので、逆質問を用意するときの参考にしてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
面接では、プレッシャーや慣れない場の雰囲気に影響されて、大体の人は緊張感が高まりやすくなるでしょう。そのため頭が真っ白になって、言葉がどもったり違和感を抱かせてしまうケースも、よくあります。
しかし緊張は悪いことではなく、真剣に企業と向き合っていることの証でもあります。そのため、あえて緊張していることを伝える就活生もいますよ。たとえば最初の自己紹介で「本日は第一志望の御社の面接ということもあり緊張していますが、どうぞよろしくお願いします」と伝え、逆にアピールする人もいるくらいです。また言葉が出てこないときも「緊張のあまり、すみません」と言うことで、「自分を客観視でき落ち着くができた」という就活生もいました。
緊張していることは評価のマイナスにはならないので、最後まであきらめないで、自分なりのベストを尽くしましょう。
面接でボロボロになってしまった日にできること
面接でボロボロになってしまった日は、後悔や反省、悔しさで胸がいっぱいになってしまって、就活を諦めたくなることもあるでしょう。反省をすることは大切ですが、自分を責めすぎてはいけません。失敗を意識しすぎるあまり自信もモチベーションも失ってしまえば、本末転倒です。
後に続く解説をしっかり読んで、面接がボロボロになってしまった日に何ができるのかを覚えておきましょう。
まずは面接を頑張った自分を褒めてあげる
面接を振り返って反省をすることは、その経験を活かすために必要なことです。しかしこれからも就活を続けていくためには、モチベーションの維持も大切です。内容はどうあれ、着慣れないスーツを着て、普段考えたこともないような質問に答えようとしたその努力を、まずは自分で認めてあげてください。
失敗を引きずって就活へのモチベーションに影響が出てしまえば、本末転倒となってしまいます。まずは自分の努力を認めて、それからその経験をどう活かしていくかと切り替えるようにしましょう。
当日中にお礼メールを送る
面接を終えた後にできる最後のアピールポイントが「お礼メール」です。面接が終わった後に、面接の機会を貰えたことのお礼をメールで伝えることで、社会人としてのマナーが備わっており、誠実な対応ができると判断されて評価が上がる可能性があります。
面接が終わった後にできるアピールはほとんどなく、お礼メールは非常に貴重な挽回のチャンス。基本的には面接の当日中、遅くとも翌日の午前中までには送るようにしましょう。
お礼メールについての基本的なポイントはこちらの記事で紹介されているので、お礼メールを送る際はぜひ参考にしてください。
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伝えきれなかったことを軽く補足してもOK!
慣れない面接の雰囲気に飲まれてしまって、本当は面接官に伝えたかったことが伝えられなかったのであれば、面接後のお礼メール内で説明の補足をしても問題はありません。面接官も就活生が本当に伝えたかったことを聞きたいと思っているため、お礼メールに補足の説明があってもマイナスの評価をすることはほとんどありません。
注意点としては、お礼メールはあくまでも面接の機会を貰ったことへの感謝を伝えることが目的です。補足の説明が長すぎれば「社会人としてのマナーに欠けている」と判断されてしまう可能性があり、逆効果です。お礼メール内で補足をしたい場合は2~3行程度に収めておくのがよいでしょう。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
〇月〇日 〇次面接のお礼(氏名)
株式会社〇〇
人事部 ××様
先日はお忙しいところ、面接の機会をいただきありがとうございます。
〇月〇日に面接をしていただきました、(自分の名前)と申します。
本日(昨日)はご多忙のなか、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。
△△様のお話を伺うなかで、貴社が製造している〇〇への想いをより深く知ることができ、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。
面接でお伝えできませんでしたが、私は過去に〇〇でアルバイトをしており、
そこで貴社の製品である〇〇と出会って以来、貴社の製品を愛用しつづけております。貴社の製品への熱意では誰にも負けない自信がございます。
面接いただきました△△様に、くれぐれもよろしくお伝えください。
ご多忙かと存じますので、ご返信いただかなくて結構です。
末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社ますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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キャリア
アドバイザー
面接の内容を補足することで、企業への入社意欲をさりげなく伝えられていますね。
次に活かすために面接を振り返って原因を探す
面接がボロボロだったときは誰であっても落ち込んでしまうものです。しかし、できなかった自分を責めることは反省とはいえません。どこに原因があって、その原因に対しどういった対策を取れるのかを考えたときに初めてその面接の反省ができたといえます。
面接がボロボロになってしまったことには必ず原因があります。対策不足なのか、面接の経験が足りないのか、それとも他に原因があるのか、面接の記憶が残っているうちにノートなどに書き残しておきましょう。原因の理解度を高めるだけでなく、今後の選考対策にも活用できる大切な財産となります。
就活ノートを作ると振り返りが楽になるので、余裕があればこちらの記事を参考に作ってみましょう。
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合格の可能性もあるので落ち込みすぎずに前向きに乗り越えよう
面接がボロボロであっても、合格している可能性が絶対にないという訳ではありません。面接官が求めていた回答ができていたり、企業とのマッチ度は高いと判断されていたりなど、自分が思っているよりも評価が高い場合もあります。
しかし、失敗に囚われてしまい「きっともう合格はないだろう」と落ち込んでいては、次の行動に移すための切り替えができません。
面接の振り返りをするべきなのか、次の選考の準備を始めるべきなのか、そういった次のための行動を起こすには頭と心を切り替える必要があります。過ぎてしまったことに囚われすぎず、今自分に何ができるのかを考えるようにして、前向きに乗り越えていきましょう。
面接でボロボロにならないようにしっかり対策と準備をしよう!
仮に面接でボロボロになって、結果は不合格だったとしても、その経験が無駄になった訳ではありません。これからの人生で挑戦しなければならない場面が再び訪れたときに、「あのとき面接を頑張った自分なら、今もまた頑張れるはず」と、今の経験が背中を押してくれるはずです。
とはいえ、大切なのはそもそも面接でボロボロにならないよう対策をしておくことです。面接でボロボロになってしまう可能性は誰にでもあるからこそ、事前にできる対策と準備は全てしておいて、面接では自分の力を100%発揮できるようにしておきましょう。
とはいえ、熱意はあるからといってただ「御社で働きたい」と伝えるだけでは説得力がありません。熱意をもって面接の場に来ていることをしっかりと面接官に伝えるためには、「〇〇という理由があるからこそ御社で働きたい」と、具体的な理由を示すことが大切ですよ。