一度落ちた会社に再応募できる? 再選考前に必ずやることリスト付き

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  • 高橋 宙

    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で… 続きを読む

  • 北浦 ひより

    大学時代は、サッカー部のマネージャーとして選手のサポートに取り組む。選手に加えて、監督やコ… 続きを読む

  • 吉田 実遊

    大学時代はイベントなどを運営する学生団体の代表を務めた。マインドチェンジと工夫で誰でも活躍… 続きを読む

コラムの目次

  1. 一度落ちた会社に再応募できる場合がある
  2. 会社によって再応募への対応方法は異なる
  3. 再応募可能にしている理由を知ろう
  4. ①再応募を受け入れる風土があるため
  5. ②職種別に応募を受け付けているため
  6. ③勤務地ごとに応募を受け付けているため
  7. ④インターンと本選考で選考基準を変えているため
  8. ⑤追加募集が必要になったため
  9. 再応募ができない場合の理由を知ろう
  10. ①会社の方針で対応が難しいため
  11. ②応募数が多く断るしかないため
  12. ③短期間で応募者に変化があると考えられないため
  13. 一度落ちた会社への再応募はどんな印象につながる?
  14. ポジティブな印象
  15. ネガティブな印象
  16. 知っておきたい! 再応募に関する裏事情
  17. 再応募時は選考ハードルが高くなる
  18. 形式上選考をするだけの場合がある
  19. 会社の事情で採用が難しい場合がある
  20. 再応募をする際の3ステップを確認しよう
  21. ①再応募に関する情報が記載されているか確認する
  22. ②何も情報がなければ企業に問い合わせる
  23. ③応募受付されたら選考準備をおこなう
  24. 再応募の選考前にやることリストをチェックしよう
  25. 必ずやるべきこと
  26. 余裕があればやるべきこと
  27. 不採用理由を見極めて再応募にチャレンジしよう

一度落ちた会社に再応募できる場合がある

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「一度落ちた会社が諦められないです」
「もう一度、応募してもいいのでしょうか」

といった相談を受けることがあります。結論として、一度落ちた企業に再度応募することは可能です。ただし、前提として全ての会社が再応募を受け付けているわけではないので、事前の下調べが重要になります。

今回は、会社が再応募を認めるケースと認めないケースや、再応募するときに注意してほしいポイントを解説します。一度落ちた会社のことをどうしても諦めたくない気持ちの強い方は、ぜひ参考にしてください。

会社によって再応募への対応方法は異なる

選考で不採用にした学生に対してどのように対応するのか、会社の方針は大きく3つに分けられます。

再応募に対する対応方針
  1. 再応募不可(採用HPなどに明記有り)
  2. 再応募不可(採用HPなどに明記無し)
  3. 再応募可能

まずは会社のホームページ(HP)や募集要項欄を再確認して、再応募に対する方針が記載されているか確認してみましょう。

③の場合は、企業側が再応募の連絡がきたらその都度判断しようと考えているケースと、そもそも再応募されることをまったく想定していないケースにわかれます。

再応募可能にしている理由を知ろう

企業が再応募を可能にしている理由

一度落ちた会社が再応募を認めているのは、どのような理由があるのでしょうか。再応募を受け付けている背景にはいくつかの理由があります。会社の考えや背景を理解することで、やみくもに再応募をするよりも選考通過の確率を上げることができるでしょう。

ここでは会社が再応募を認めている理由を5つ紹介します。理由を把握して、志望する会社から内定を得られるよう、しっかりと準備を進めましょう。

①再応募を受け入れる風土があるため

1つめの理由は、大前提としてその会社に再応募を受け入れる風土があることです。会社の文化や風土は千差万別で、ルールを重んじる会社があれば、チャレンジ精神を評価する会社もあります。

再応募を認める会社は、一度落ちた会社にも果敢に再挑戦するチャレンジ精神を評価している場合が多いです。また就活期間での学生の成長に期待しているケースもあります。

また最近では、「アルムナイ制度」と言われる社員出戻り制度を取り入れている会社が増えています。このような制度を導入する会社は、門戸を広く持ち、再応募についても受け付ける風土を持っている可能性が高いでしょう。応募先の社風や制度を確認することで、再応募可能かどうか予想しやすくなるかもしれません

②職種別に応募を受け付けているため

一度落ちた会社でも、応募職種を変えれば再応募を受け付ける会社があります。具体的にどのような場合が該当するか紹介します。

総合職、地域限定職のように複数職で募集枠を設けている会社は、職種ごとに選考基準が異なっている場合がほとんどです。そのため一度落ちた会社でも、選考基準の異なる他職種であれば、再応募が可能となるのです。

もし職種問わず「どうしてもその会社に入りたい」という強い気持ちを持っているのであれば、他職種の募集枠をさっそく確認してみると良いでしょう。

③勤務地ごとに応募を受け付けているため

勤務地ごとに採用活動をおこなっている場合、同じ職種でも募集エリアによって採用担当も変わり、選考基準がやや異なるケースがあります

また、地方エリアでは募集そのものが若干名のため、やむを得ず不採用とした人でも、東京や大都市の大きな募集枠であれば選考通過を検討する会社も少なからず存在します。

そのため、一度落ちた会社を諦められない場合は、他職種の募集がないか確認すると同時に、別勤務地での募集をおこなっていないかチェックするのも大事です。

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キャリアアドバイザー

とりわけ企業規模が大きくなると、採用枠も大きくなるため勤務地ごとの採用をおこなっていると覚えておきましょう。

④インターンと本選考で選考基準を変えているため

「インターン選考に落ちたケースで本選考に再度応募可能なのか」を知りたい学生もいるかもしれませんね。インターンと本選考の採用基準を変えている会社は多いため、一度インターンの枠に落ちてしまっていても、本選考では受付してもらえる場合が多々あります

中にはインターンの選考でお見送りになった学生に、会社から「本選考を受けてみませんか」と連絡が入ることもあるようです。

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インターンの選考基準を高くして突出して優秀な学生のみを狙い、本選考では選考基準を緩めて募集をおこなうケースがあります。その逆に、インターンはより多くの学生に参加してもらえるよう基準を低くし、本選考では採用基準をぐっと狭めて厳しくする会社もありますよ。

インターンからの採用について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてくださいね。

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⑤追加募集が必要になったため

再応募が可能になる理由の5つ目は、会社の採用活動が希望通りに進まず、追加募集をおこなう必要になった場合です。

追加募集をおこなう理由
  • 事業が好調で計画よりも採用が必要になった
  • 一定期間が経過しても予定の内定者数に達していない
  • 内定辞退者が出た

追加募集をおこなう場合、今までの選考基準では予定人数を確保することが難しく、選考基準を緩和することがあります。そのため、一度落ちた会社でも選考基準が変更されたことで再応募ができます。追加募集の情報は見逃さないよう、志望する会社の採用情報をこまめにチェックするようにしましょう

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キャリアアドバイザーコメント

北浦 ひよりプロフィール

大企業は採用ルート多数、成長企業は積極的な行動が好意的に捉えらえる傾向

職種別採用をおこなっている場合は、お見送りからの再応募よりも、別の職種で複数回チャレンジをしやすいですね。しかし応募への心理的ハードルが下がる一方、「なぜこの職種か」と問われた際の準備は入念におこなっておくことが大切です。

企業はデータベースで応募者を管理していることが多く、採用担当者が異なっていたとしても情報は簡単に取り出せますから、中途半端な志望動機では逆にマイナスイメージを持たれるリスクもあります。志望企業が選考の時期や方法を変えている可能性を加味して、秋採用をおこなっているかもチェックしておくと良いですね。

最初の選考を振り返って改善してから再応募することが重要

なお、ベンチャー企業などは多様性・コミット力などを重視していることも多いので、再応募することで顔を覚えてもらい面白そうだなと思ってもらうことが有効な場合もあります。しかし、どういったパターンで複数回応募するにしても、初めにお見送りとなった原因の改善ができなければ再応募するのは辞めておいた方が良いでしょう。

再応募ができない場合の理由を知ろう

一度落ちた会社では、再応募を認めていないケースもあります。学生の立場ではチャンスがあれば再応募をしたいところですが、なぜ会社は再応募を認めてくれないのでしょうか。

実は然るべき理由があって、再応募を認めていないのです。どのような理由で会社は再応募を認めていないのか、理由を確認して会社の状況を正しく理解しましょう。

①会社の方針で対応が難しいため

会社の方針で再応募を受け付けないと決めている場合、どんなに皆さんがプッシュしても対応してもらえません。会社はそれぞれ採用ポリシーや考え方に沿って、採用活動をおこなっています

たとえば「一度のチャンスに全力投球できる人材を採用したい」という採用方針を打ち出している会社が再応募を受け付けてしまうと、本来掲げた考え方と実態に相違が出てしまいます。このような矛盾が生じないよう、再応募を受け付けない会社が一定数存在すると受け止めましょう。

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会社としての軸がぶれてしまわないようにあらかじめ社内で厳格に方針を決定しているため、相当なイレギュラーではない限りは、再応募を受け付けていない方針の企業での内定は難しいでしょう。

②応募数が多く断るしかないため

会社によっては、応募数が多く一人ひとりに対応ができないため、やむを得ず再応募を断る場合があります。限られた人数で採用活動をおこなっている会社が大半で、全ての応募者に対応するには人数が足りません。そのため、学生にとって不公平にならないように一律に再応募を受け付けないと決めているケースもあります。

応募数が多い会社では採用担当の人数が限られており、そもそもお見送りの場合の通知をしていない「サイレントお祈り」と呼ばれる対応もあります。応募数の多い大手企業や就活の人気企業では対応する学生の人数が多く、個別におこなわれる再応募には物理的に対応ができないのです

サイレントお祈りに関しては、次の記事でも紹介しています。

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③短期間で応募者に変化があると考えられないため

短い時間で、応募者が大きく変化することは難しいと考えているため、再応募を受け付けないケースもあります。就活の場合、一度落ちた会社へ再応募するまでの期間は、数か月~長くて半年後になります

あまりに短期間での再応募は、応募者が成長するのに必要な時間が経過していないがゆえに応募を受け付けても意味がないと考える企業もあるでしょう。

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ただし第二新卒や中途採用であれば、再応募までに数年空く場合があるので、その期間での成長や変化を見込んで再応募OKとするケースもあります。もちろんこのケースでも、前回の応募からどれだけ努力をして自己成長をしたのかを示す必要があるでしょう。

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求人票を確認し企業の採用担当者へ直接問い合わせるのがベター

そもそも企業の採用ページなどで、「再応募可」と書いてある事例はかなり珍しいケースではあります。再応募する学生というのは、その分志望度が高いと考えられるため、どうしても諦められない場合は直接企業に問い合わせるパターンが多いでしょう。口コミなどで情報収集することもできますが、情報が信頼できない場合もあるため、人事担当者へ再応募の可否を直接聞いてみるのが良いでしょう。

こまめな情報チェックが再応募を成功させるカギ

求人票やナビサイトには採用予定人数などの記載がありますが、毎年の求人数に対して実績にばらつきがある場合はチャンスと捉えられるかもしれませんね。秋に人数が揃っておらず、追加募集をかけているという可能性もゼロではありません。こまめな情報チェックも怠らないようにしましょう。

お見送り企業への再応募については大企業では一人ひとりにイレギュラー対応ができないため難しい傾向がありますが、中小企業ではチャレンジングな学生というプラスの印象を持ってもらえるかもしれません。直接問い合わせをしてみるなど、積極的に行動してみましょう。

一度落ちた会社への再応募はどんな印象につながる?

一度落ちた会社に再応募した人が与える印象

一度落ちた会社でも、再応募可能ならチャレンジしたいと思われた方もいるでしょう。行動に移す前に、一度立ち止まって、会社が再応募者に抱く印象を客観視してみましょう。少なからずネガティブな印象も持たれる可能性があるため、その点を理解しながら準備をする必要があるためです。

ポジティブな印象

まずは再応募者に対してポジティブな印象を抱くケースから確認していきます。ここで紹介する要素を的確にとらえて、自己PRに盛り込んでいくと効果的です

粘り強い

再応募者に対して、採用担当が感じるポジティブな印象の一つが粘り強さです。多くの学生はどんなに志望度が高くても、一度落ちた会社に改めてチャレンジしようと行動を起こしません。そのような学生が多い中、再応募するだけで人事に粘り強い人だなという印象をアピールすることができます。

仕事においても、すぐに結果が出ないことは多々あります。困難な場面でも諦めず、粘り強く挑んでいく姿勢は評価につながります

粘り強さのアピール方法については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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志望意欲が高い

複数回、応募をすることで志望度が高い人だと印象づけることができます。それだけ自社のことを一途に志望してくれるなら、もう一度会ってみようかと、ポジティブに受け止めてくれる採用担当者もいるでしょう。

志望度の高い学生は、入社後に大変なことがあっても早期離職せずに頑張ってくれるのではと期待ができます。再応募の際には、志望度の強さ、意思の固さを伝えるとともに、長期的に活躍したい気持ちをストレートにぶつけるのも効果的といえます。

ネガティブな印象

一方、一度落ちた企業へ再応募することそのものが、ネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。ネガティブな印象は、基本的にポジティブな印象の裏返しにはなりますが、冷静に受け止めて対処法を考えるのが大切です

しつこい

再応募をすることで、志望度が高く、意思が強そうと受け取ってくれる人もいれば、しつこいと感じる人もいます。応募する会社や、対応する採用担当者など受け手によって印象は変わるので、「中にはネガティブな印象を持つ人もいるんだな」と受け止めておくのが大切です。

しつこいと思われたとしても、再応募までに新たな実績をつくるよう努力をしたり、面接結果の改善を心掛けたりするなど、自分の行動を示すことでネガティブな印象が緩和される場合もあります

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採用担当者は日々、選考通過の学生・お見送りにする学生たちと複数のやり取りをしています。忙しい中で選考がおこなわれていることを念頭に置き、相手の立場を想像しながら自分本位に気持ちをぶつけすぎないよう注意が必要です。

常識を知らない

どうしてもチャンスがほしいあまり、いき過ぎた行動をする学生には、しつこいどころか、最悪の場合常識知らずのレッテルが貼られてしまう場合もあります。

常識を知らないと感じるケース
  • 短期間で何度も応募する
  • お見送り連絡後、すぐに再応募する
  • お見送り連絡に対し、再度選考を希望する

採用担当者は、私的な感情で学生を不採用にしているわけではありません。会社の採用基準とマッチしているかをはじめとする、複数の指標から判断をおこないます。不採用から自分を顧みる姿勢が見受けられず、、ひたすら自分本位なアプローチを続ける学生には良い印象を抱かないでしょう。

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キャリアアドバイザー

本当にこの会社でなければだめなのか、また一度目の不採用の時点で自分に何が足りなかったのか、自分の胸に手をあてて冷静に考えてみてから行動するようにしましょう。

知っておきたい! 再応募に関する裏事情

再応募を受け付けている会社の中には、おおっぴらに公表できない事情を抱えている会社もあります。再応募を受け付けてくれたとしても、油断はできないものです。もう一歩踏み込んで、会社が抱える採用の裏事情を確認してみましょう。

再応募時は選考ハードルが高くなる

再応募の際に、必ず理解しておいてほしいのは、再応募時は選考ハードルがぐっと上がるという点です。一度は何かしらの理由で、不採用となっていることを鑑みても、その理由を払拭するだけの加点ポイントがなければ、選考を進めることは難しいでしょう

再応募する際はしっかり振り返りと次回選考までの準備期間を加味して進めるべきといえます。

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前回の応募時に比べてどれだけ改善できているか、成長しているかを見られています。選考ハードルが上がっていることを自覚し、前回の応募時から上積みがあることをしっかりと伝えましょう。

形式上選考をするだけの場合がある

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対外的には再応募を受け付けているものの、実際は書類選考も面接もおこなわずに即不採用とするケースがあります。

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就活生

なぜ選考をしないのに、再応募を受け付けするんですか?

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実はクレームやトラブルを未然に防ぐために再応募を受け付けている場合があるんですよ。

場合によっては再応募を断ったことで、SNSに悪い口コミを書かいたり、クレームを言ったりするなどトラブルメーカーになり得る就活生もいます。会社から見ると、どんなにトラブルメーカーだったとしても、学生は将来自社の顧客になる可能性もあるため、できるだけ丁寧に対応する方針の場合が一般的です

また「余計なトラブルで会社の評判を落としてしまうことも避けたい」という本音もあります。このような事情があり、とり急ぎ再応募を受け付けているだけの会社が一定数あることを知っておきましょう。

会社の事情で採用が難しい場合がある

再応募から選考が進んだものの、残念ながらお見送りとの結果になることもあります。実はお見送りの理由の中には選考の評価は高くても、会社の事情から採用ができない場合があるのです。どのような事情があるのか、具体的に紹介します。

  • 予算の兼ね合いでけっきょく定員を増やせなかった
  • 採用要件と相性が悪い、何度先行してもどうしてもマッチしなかった
  • 事業の状況により特定の学部出身者しか採用できなくなった

学生の頑張りや熱意を直接感じている採用担当者としては何とかして採用したいと考えても、上記の理由から叶わないことがあります。お見送りの連絡をしてきた採用担当者が残念がっていた様子のときは、こういった口外できない事情の可能性もあるでしょう

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独立志向の高さが不採用の原因となることも

企業にとって採用活動は、学生を採用し入社してもらうことがゴールではありません。採用した学生が入社後に活躍し、会社に利益を享受する存在になってもらうことが真のゴールです。

つまり、入社しても一定のスキルを取得後はすぐに辞めてしまいそうな独立志向の高い学生はお見送りになる場合があります。より高いレベルの環境を求めて早期離職につながってしまう可能性が考えられるからです。数年で辞めてしまいそうな学生は、採用コストや教育コストが回収できない、ということですね。

不合格になる理由は企業側の事情の可能性もある

また、企業によっては「退職者の補充」で採用を考えている場合もあります。この場合は退職する社員に合わせ、ある程度属性を絞り込んで採用したい企業側の事情があるため、学生側ではどうしようもない理由で不合格となることもあります。

このパターンでは、面接対策をしたり自己分析をやり直すなどして再応募しても内定を勝ち取ることは難しいかもしれません。改めて、学生側の原因だけでなく企業側の事情で内定につながらない場合があるということを覚えておいてくださいね。

再応募をする際の3ステップを確認しよう

再応募をする際の3ステップ

一度落ちた会社へ再応募する際の進め方を、3ステップで解説します。やみくもに自己流で再応募をして門前払いされないよう、順を追って進めていきましょう。

①再応募に関する情報が記載されているか確認する

再応募をおこなう最初のステップは、志望する会社の採用ホームページなどに再応募に関する情報が記載されているか確認することです。

再応募に関する情報を探すときに確認すべきところ
  • 企業の採用HP
  • 求人情報が載っているサイト
  • 選考時に採用担当者とやり取りしたメール

再応募についての明確な案内がなくても、再応募のヒントとなる情報は得られる可能性があります。一度落ちた会社が再応募に対してどのような考えを持っているかを確認し、次にどのようなアクションを取るべきかを決めましょう

②何も情報がなければ企業に問い合わせる

採用ホームページなどに再応募に関する情報が何もなければ、次のステップとして会社へ再応募の可否を問い合わせましょう。求人サイトで応募ボタンが押せてしまっても、1回落ちたことを明かさずにいきなり再応募するのはNGです

  • 採用担当者宛に会社の総合窓口にメールする
  • 採用ホームページ内の問い合わせフォームなどを探す
  • 直接やりとりしていた採用担当者宛に連絡する(メールまたは電話)

採用担当者はほかの選考対応で予定が詰まっている可能性も高いので、まずはメールから問い合わせるのが無難です。また、問い合わせるときは「なぜ再応募を希望するのか」志望する理由をしっかりと記載しましょう。問い合わせ内容次第で、再応募の可否が決まることもあるのです。

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問い合わせても、必ず返事がくるとは限りません。3~5営業日以内に返信がなければ、諦めて切り替えたほうが良いかもしれませんね。

③応募受付されたら選考準備をおこなう

会社へ問い合わせた結果、再応募を受け付けてくれる旨の返答があったら、選考の準備を進めましょう。選考準備といっても、このタイミングで応募書類の準備をするのは遅過ぎます。再応募ができると返答があったら、会社指定の応募方法ですみやかに応募手続きを済ませることが望ましいです。

再応募が可能と返答があったにも関わらず、応募手続きに1週間~1か月以上かかってしまう志望意欲が低いと判断されてしまいます。せっかくのチャンスを棒に振らないためにも、応募書類を事前に準備し、いつでも対応できるようにしておきましょう。

ツール活用で自己分析を加速させよう

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

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My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。 My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

再応募の選考前にやることリストをチェックしよう

再応募の選考前にやること

いざ再応募をおこなうとき、前回と同じ志望内容や自己PRでは不採用の確率が上がってしまいます。「どうして再チャレンジしたいのか」「前回応募したときと今の自分がどのように異なるのか」など前回の振り返りをもとに選考準備をするのが重要です。

就活は忙しく、時間に限りがあるかもしれませんが、必ずやるべきことと余裕があったらやるべきことに分けて紹介します。

必ずやるべきこと

一度落ちた会社へ再応募をする前に必ずやっておくべきことをご紹介します。やっておくべきことは以下の3つです。

再応募する前に必ずやっておくべきこと
  1. 不採用理由を考察し対策を練る
  2. どうしてその会社がいいのかを深堀りする
  3. 面接の練習を重ねる

これらを事前にやっておかなければ、前回の応募時と結果は変わらないでしょう。3つのポイントについて具体的に解説します。

不採用理由を考察する

まず最初にやるべきことは、前回の面接を振り返って、なぜ不採用だったのか自分なりに理由を推測することです。次の振り返りポイントを一つずつ確認して、客観的にできていたかどうかを整理しましょう。

振り返りポイント~準備編~
  • 自己分析が浅かった
  • 就活軸が曖昧だった
  • 企業研究が不十分だった
  • 業界や職種研究ができていなかった
  • 先輩の志望動機例をチェックしていなかった
  • OBOG訪問ができなかった
振り返りポイント~書類選考やWebテスト編~
  • SPIの勉強をしてなかった
  • 性格診断テストの準備が足りなかった
  • 応募書類を作り込めなかった
  • 応募書類にそもそも不備があった、期限を守れなかった
振り返りポイント~面接編~
  • 面接官の質問に、うまく回答できなかった
  • 自己PRと志望動機に矛盾があった
  • 自分の話したい内容がすっと浮かんで来なかった
  • 極度に緊張してしまった
  • 自己PRが十分にできなかった

できるだけ面接の状況を思い出し、不採用にいたった理由を考えましょう。選考に至る前に課題がある人も多いです。自己分析や書類選考、Webテストまでさかのぼって今一度内容を見直してください。不採用となった理由を考え抜いたら、それぞれの対策を再度おこないましょう

内定をまだ1つももらえていない人は、内定がもらえない人の特徴を紹介した記事もあわせて確認してください。

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どうしてその会社がいいのかを深掘りする

次に再応募する前に、なぜ一度落ちた会社を志望するのか改めて志望する理由を深堀りしましょう。もしかすると自己分析と企業研究が不十分で、志望動機が明確に伝わらなかったのかもしれません。また深堀りして考える中で、実は心からその会社を志望していなかったと感じることもあります。

  • この会社に興味をもったきっかけ
  • 絶対にこの会社がいい理由
  • 他の会社にはない魅力
  • 2回目の面接で絶対伝えたい気持ち
  • もし落ちたらどうするのか

といった複数の質問を自分自身に問いかけて、一つずつ整理してみましょう。どうしてもその会社でなくてはならない理由を自分の言葉で語ることで、説得力が増して、採用担当者にも響きやすくなるはずです

面接の練習を重ねる

最後に面接の練習は時間が許す限り繰り返しおこなってください。不採用となった理由を考え抜き、一度は言語化できていたとしても、その内容を面接で伝えなくては選考通過には結びつきません

対策した内容、深堀りした志望理由をしっかりとアウトプットできるよう、何度も面接の練習を重ねるようにしてください。

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キャリアアドバイザー

中でも、一度目の不採用の原因がとくに面接にあると感じた人の場合は、さまざまな想定質問に対して抜け漏れなく準備と練習をおこないましょう。可能であれば、就活仲間やキャリアアドバイザーなどを頼って、第3者と臨場感ある練習を繰り返してください。

面接練習についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてくださいね。

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キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊プロフィール

会話のキャッチボールができていたか振り返ってみよう

振り返りでは面接で何を聞かれ、どんな対応をしたか、思い返してみましょう。よくあるのが、「質問とその答えが噛み合わない」といった失敗例です。学生側は一生懸命想定質問に対しての答えを準備して面接対策をしますが、覚えてきたことを間違えずに話そうと思うあまり、「会話のキャッチボール」ではなくなり、暗記してきたセリフの発表会のようになってしまうことが多々あります。

こちらの伝えたいことやキーワードは押さえながらも、聞かれた内容に合わせた返答ができるような訓練に注力しましょう。質問に対し適切な返答ができていなければ、話を聞いていない、さらには質問の意図が汲み取れないと思われてしまう可能性があります。2度目の面接準備の中で、ここは非常に大事なポイントですよ。

余裕があればやるべきこと

前回の面接振り返りや、面接練習までしっかり時間がとれた人は、プラスαとして次の2点にも取り組みましょう。

  • 就活エージェントや学生課に相談
  • OB・OG訪問

紹介した通り、再応募は非常に狭き門です。志望動機を改めて深堀りし、どうしてもその会社から内定を得たいと思う人は、徹底的に対策をしなければなりません。三度目の応募はできないと言い聞かせて、最善の努力をしましょう。

就活エージェントや学生課へ相談する

時間に余裕がある人は、就活エージェントや学生課に相談してみてください。就活エージェントや学生課の人は就活のプロフェッショナルです。前回の選考の振り返りや対策について相談することで、客観的なアドバイスをもらえるでしょう。

自身が見落としていた点を第三者の視点で見つけてくれるかもしれません。再応募を考えている会社に対し、選考の傾向などを知っており、志望する会社独自のアドバイスをもらえることもあります。自分一人では見つけられない落とし穴を、客観的な視点を持つ就活エージェントや学生課を活用して補完しましょう。

OB・OG訪問をおこなおう

再応募をおこなう前に、OB・OG訪問を実施するのも効果的です。OB・OGは、志望先企業の面接を突破した先輩ですから、自分の考えている志望動機や自己PRをぶつけて、客観的なアドバイスをもらうのがおすすめです。

独自におこなった企業研究や業界研究の解釈があっているかも確認できて、現場社員ならではの新たな知見を得られる可能性も高いです

また、再応募までの期間にOB・OG訪問をおこなったという事実は、採用担当者に「志望度の高さ」をアピールできる場合があります。

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キャリアアドバイザー

再応募にあたり、貴社の○○さんと○○さんにお話を聞きました」と伝えることで、本気度が伝わってきます。時間の許す限り、OB・OG訪問をおこない、企業研究を深めるとともに、積極的な行動力で志望度の高さをアピールしましょう。

OBOG訪問のやり方は次の記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

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不採用理由を見極めて再応募にチャレンジしよう

新卒採用で一度落ちた会社に再応募することは可能です。しかし、再応募を全く受け付けない会社も一定数ありますし、二度目の選考通過は狭き門となります。前回の選考を振り返り、入念な対策と準備をおこなわなければ門前払いになってしまうでしょう。

どうしても諦めきれず、再応募を考える際にはまず不採用になった理由を丁寧に整理して対策を考えましょう。不採用となった理由を分析し、対策を練ることは今後の社会人人生にも必ず役立ちます。ぜひ前向きにトライしていってください。

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内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができず、自己理解の甘さを人事に見透かされます。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My anaytics」です。36の質問に答えるだけであなたの強み・弱み、それに基づく適職が診断できます。

ぜひ活用して自己分析をサクッと終わらせ、就活で内定を勝ち取りましょう。

記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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