面接に落ちたときこそ切り替えが重要! 絶対突破のためにやるべきこと

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目次

  1. 面接に落ちたことは深く考えすぎなくてもOK
  2. まずは面接官が不採用を決める理由を知っておこう
  3. ①企業との相性が合っていない
  4. ②アピールしたスキルが企業では求められていない
  5. ③社会人としての基本マナーに不安がある
  6. ④回答内容などに矛盾を感じる
  7. ⑤コミュニケーション能力に不安がある
  8. ⑥企業への熱意や意欲が感じられない
  9. 「面接に落ちた=自分を否定された」わけではない!
  10. 就活には縁やタイミングもある
  11. 日本には数え切れないほど企業がある
  12. 次こそ面接突破! そのためにやるべきこと
  13. 身だしなみを整える
  14. 円滑にコミュニケーションを取る
  15. 企業の情報を正しく把握する
  16. 質問に対し適切な回答をする
  17. 面接に落ちたかもしれない3つの「不合格フラグ」
  18. ①面接時間が極端に短い
  19. ②面接官の反応が悪い
  20. ③不自然に褒められたり親切にされる
  21. 実際関係あるの? 面接の合否連絡のスピード
  22. 合格の場合は連絡が早くくる
  23. 連絡が遅い場合は不合格以外の理由もある
  24. 面接で落ちてしまう学生からよくある質問に回答!
  25. 面接に落ちても諦めずに次の行動に移ろう

面接に落ちたことは深く考えすぎなくてもOK

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接を終えた学生から

「今回の面接、落ちちゃいました」
「面接終わった後からずっと不安で、落ちたかもって思っています」

面接に落ちると誰しもつらくなるものです。思い入れが強かったり、第一希望の企業であればそのつらさもなおさらでしょう。就活をスムーズに進められている人でも、何十社と受けて内定を得られるのは1~3社が平均なので、多くの人が面接に落ちることを経験しているといえます。何度も不採用を経験している人にとっては、自分を否定されたと感じてしまう人もいるかもしれませんね。

ただし、面接に落ちたことはすなわち自分が否定されているわけではありません。またたとえ不採用になっても、その後も受けられる企業はきっとあるので、落ちたことを深く考えすぎる必要はないのです。この記事では面接に落ちた後にやるべきことや持つべき心構えについて解説していきます。あまり落ち込まず、悩みすぎずに就活を進めるためにぜひ読んでみてくださいね。

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まずは面接官が不採用を決める理由を知っておこう

不採用となるには必ず理由があります。そしてそれは面接官の好みなどの個人的な理由ではなく、企業の意図や採用基準のもとで決められるものになります。まずは不採用になる理由を把握しましょう。そうすることで、今後の対応策も考えやすくなるはずですよ。

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①企業との相性が合っていない

企業が選考で重視する項目(人柄)

不採用の理由でもっとも多いものがこの「相性」にかかわるものではないでしょうか。事実、リクルートが発表した就職白書の上のグラフからわかるように、企業は選考において人柄の部分をもっとも重要視しています。

相性の部分は個人の努力だけで解決できるものではありません。こういった面からも合否は判断されているのです。

②アピールしたスキルが企業では求められていない

自己PRでは自分の強みとともに、それを裏付ける経験などをアピールしますよね。どんなにすばらしい経験やスキルをもっていたとしても、相性同様に企業で求められているスキルとマッチしていなければ、活躍が見込めないとして落ちることもあるのです

たとえばコツコツとした同じ作業を丁寧に続けることが求められている企業で、チャレンジ精神や行動力などをアピールしても企業には響かないですよね。逆に学生にとっても、入社できても働くうちに物足りなさを感じてしまい、ミスマッチを感じてしまうかもしれません。

③社会人としての基本マナーに不安がある

就活には、基本の身だしなみや話し方など、押さえておくべき基本マナーがいくつもあります。こういったマナーを身に付けるのはさほど難しくなく、加えて就活を超えた社会人生活においても必要とされるものばかりです。そのような基本的なマナーを押さえられていなければ、社会人としての姿に疑問を感じられてしまい落ちることもあるのです

一社員であっても、取引先から見ればその社員がその企業の印象を決めます。そんなときに基本マナーができておらず、自社の印象が悪くなるのは避けたいですよね。そういった理由から、就活時から基本マナーを押さえられているかが見られているのです。

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④回答内容などに矛盾を感じる

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就活生

コツコツした作業が好きなので、エンジニアとして仕事に励みたいと思いました。

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就活生

新しいことに果敢に挑戦するチャレンジ精神が強みです!

志望動機ではコツコツ丁寧に実直に仕事に励みたいと言っているのにもかかわらず、自己PRではチャレンジ精神が強みだとアピールされると、内容に矛盾を感じませんか。面接を通して内容に矛盾があると、嘘をついていると思われることもあり合格に結びつきにくくなりがちです

また内容に一貫性がなければ、その学生の人柄を図り切ることができません。先ほどお伝えした通り、企業は学生の人柄を重視するため、人柄が読み取れないことが不採用につながることもあるのです。

就活で嘘をつくリスクについてはこちらの記事で解説しています。

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⑤コミュニケーション能力に不安がある

特に一次面接など選考フローの中で早い段階での面接では、人と会話のキャッチボールができるかなどコミュニケーション能力の有無を見られることが多いです。面接の中で、たとえば一方的に話し続けてしまったり、質問に対する回答がかみ合っていなかったりすると、コミュニケーション能力が不足しているとして落ちてしまう可能性があります

⑥企業への熱意や意欲が感じられない

企業が選考で重視する項目(企業への熱意)

先ほどのグラフを再度見てみましょう。企業が選考で重視する項目の第2位は「熱意」です。

この意欲や熱意は特に最終面接で重要視されます。内定を出すか決める最終決定の場においてもっとも避けたいのは、内定を出した学生に内定辞退をされてしまうこと。そんな中で、自社への意欲や熱意を重要視するのは当然のことといえるでしょう。

ほかに本命の企業がある・熱意が薄いと判断された場合は、内定辞退を防ぐために面接に落ちてしまううことも十分あり得ます。

こちらの記事では選考に落ち続けて就活に失敗する人の特徴を紹介しています。こうした特徴と照らし合わせてみることも、落ちた原因を見つける有効な手段となりますよ。

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面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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「面接に落ちた=自分を否定された」わけではない!

ここまでで説明した通り、面接に落ちた理由にはもちろんあなた自身で改善すべき点もあります。しかし、あなたという人そのものを否定しているわけではないこともわかったのではないでしょうか。

面接の合否は学生の人格や「なんとなく」といった理由ではなく、あくまでもあなたと企業とのマッチ度を鑑みて合否は決められています。過度に悩みすぎずに次の選考に向けて準備を進めましょう。

就活には縁やタイミングもある

「就活は縁」という言葉を聞いたことはありませんか。事実、就活には縁やタイミングが大きくかかわります。たとえば選考に落ちてしまい、自暴自棄になっていたときに見つけた企業と非常に相性が良く、入社後いきいきと楽しそうに働いている人もいるのです。

また、選考序盤の4月であれば難なく合格だったものの、採用枠が埋まってきた6月の段階では少し合格のハードルが上がってしまい落ちてしまったというケースもあります。逆にいえば、縁やタイミングが合えば自分にぴったりの企業と出会える可能性があるということ。あまり落ち込まずに就活を進めましょう。

就活における縁やそのつかみ方についてはこちらの記事で解説しています。

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縁をつかむために前向きに行動しよう

落ちたショックで就活を一度休むのもひとつの手ですが、いざもう一度頑張ろうと思ったときに選択肢が狭まり、縁を逃してしまうこともあります。縁が訪れるのはタイミングです。立ち止まっている間にその縁を逃してしまうことがあるとは覚えておきましょう。

一度休んで気持ちをリフレッシュするのもひとつの方法ですが、少しでも早く前向きな気持ちを取り戻して行動することが大切ですよ。

日本には数え切れないほど企業がある

現在、日本にはおよそ400万ほどの企業があると言われています。そのすべてと就活中に出会うことはまず不可能ですから、どれだけ企業に落ちたとしてもまだ可能性はあるということです。それだけ企業があれば、自分に合う企業は必ず見つかります。

また、自身の経験やスキルをもとに就活をする転職活動に比べ、就活は業界や職種に縛りなく広く企業を見ることができます。さまざまな企業を知り、出会うためにも、足を止めずに就活をしてみてください。

合わない企業も当然あると割り切ろう

400万社のなかで合う企業は必ずあります。しかし、つまりは自分に合わない企業も数多くあり、そしてその数のほうが圧倒的に多いのが実情です。先ほどの縁の話もかかわりますが、就活はマッチングです。落ちたことに過度に悩むのではなく、合わない企業の方が多いと割り切っって就活を進めても良いでしょう。

次こそ面接突破! そのためにやるべきこと

次こそ面接突破! そのためにやるべきこと

面接に落ちたときは、誰でも自信をなくして落ち込んでしまいがち。しかし、落ち込んだままでいても内定を獲得することはできません。失敗は次に活かすべきです。ここからは、面接を突破するためにやるべきことを紹介していきます。次こそ面接突破をつかみましょうね。

39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

そこで無料の「面接力診断」を活用しましょう。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけあなたの面接力と弱点がわかります

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

身だしなみを整える

男女別基本の就活スタイル

先ほど、身だしなみの重要性についてはお伝えしましたね。面接官は学生と初めて対面する際、まずはスーツを正しく着こなしているか、髪型はすっきりと整えているかなどをチェックします。これらができていないと最初から印象が悪くなり、話をきちんと聞いてもらえない可能性もあるのです

清潔感のある装いを心掛け、社会人としての最低限のマナーは備えていることをアピールしましょう。

こちらの記事では、身だしなみやマナーについて詳しく解説しています。ちょっとしたマナー違反が不採用の原因になっているかもしれません。今一度チェックしてみましょう。

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就活にふさわしいヘアスタイルについてはこちらの記事で紹介しています。

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円滑にコミュニケーションを取る

「コミュニケーション力がある」というと話の面白さやうまさを思い浮かべがちですが、実は態度や話し方のほうが相手に与える影響が大きいといえます。一度面接を振り返ってみましょう。相手に聞き取りやすい声で話せていたでしょうか。早口で話していませんでしたか。相手と話のテンポが合わないと、会話のキャッチボールができていないと判断されることがあります。

話し方に加えて態度や表情にも注意が必要です。話すときに顔を触ったり貧乏ゆすりをしたりするのはあまりよくありません。背筋を伸ばして面接官の目を見ることも同様に重要です。

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キャリアアドバイザー

特に一次面接では話し方や態度で人物像が判断され、「一緒に働きたいかどうか」が合否の基準になります。相手に自分がどう映っているのかを気にしてみるといいでしょう。

面接で会話のキャッチボールをスムーズにおこなうコツはこちらの記事で解説しています。

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身振り手振りもやり方によってはマイナスの印象を転じてしまう場合があります。話すときの癖なども気を付けながらチェックしてみてくださいね。

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塩田 健斗

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自分と面接官の話す量は半分ずつくらいが適切

コミュニケーション能力が高いなと感じる学生の特徴は3点あります。

①質問と回答がずれないこと
②回答について深掘りをした時に背景を含めてお話しできる
③相手に話している事象内容のイメージを湧かせることができる

コミニュケーションはキャッチボールなので、お互いのやりとりの中で成立します。「たくさん話せたので面接に自信があります!」と感想をいただく学生さんもいるのですが、お見送りになるケースも多いです。自分が話すぎてしまうケースは、おそらく相手が合わせてくれている場合が多いので気をつけましょう。

面接官と学生さんのやりとりは、半分ずつくらいがバランスとしてはいいですね。面接官の質問が読み取りにくい場合は、〇〇の理解でよろしいですか?など、問いかけをしても大丈夫ですよ!

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企業の情報を正しく把握する

その企業への意欲が高ければ、事前にホームページ(HP)などで会社情報をくまなく調べますよね。つまり企業の経営理念や事業など、公式HPに書いてあるような基本的な内容を知らなければ「本当に志望度が高いのか」と思われてしまう可能性が高いです。企業理念や事業はもちろん、企業の方向性や強みについて調べておきましょう

また、面接の最後には逆質問をする機会が与えられますが、ここでも調べればわかるようなことを聞いてしまうと大幅に印象を悪くするので注意が必要です。企業研究は企業理解を深めるだけでなく熱意の有無を見透かされてしまうので、念入りにやっておきましょう。

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キャリアアドバイザー

逆質問では、調べたことについてさらに理解を深められるような内容や、企業で働いている社員にしかわからないような内容について質問しましょう。

逆質問での効果的な答え方と避けるべき回答例はこちらでも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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質問に対し適切な回答をする

まずは過去の面接について質疑応答の部分まで細かく見直してみましょう。どのような質問をされたのか、それに対して自分はどのように答えたのかを思い出し、反省点を見つけていく必要があります。質問にどのように答えるべきだったか、実際の回答でよかった点、悪かった点は何だったのかを考えることが大切です

企業によって質問内容は違いますが、頻出の質問は共通しており複数の企業で同じ内容の質問をされることが多いです。質疑応答のやり取りを思い返し、この質問では何を問われているのかを検討付けられると、別の企業での面接においても「何を答えればいいのか」を瞬時に考えられるでしょう。

面接中は焦ってまとまらない内容で答えてしまうことも多いため、冷静に考えられる時間で回答をある程度まとめておくと、本番でもスムーズに答えやすくなります。

塩田 健斗

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質問の意図がわかれば自分の強みをアピールできる

面接と回答内容を振り返る際は、以下のポイントを意識しましょう。

①質問の意図を考える
②人物要件に当てはまっていたか
③結論から述べられていたか

質問にはすべて意図があります。ご自身が採用担当になったつもりで「なぜその質問をされたのか」を振り返ることが出来ると面接も強いです。職種適性、一緒に働く環境マッチ、結論から話せる振り返り力と、思考力。

どの企業さんも必ずしも見ていきます。挫折経験などを聞かれたことはないですか?なぜ一見ネガティブに思われそうなことを聞いてくるのでしょうか。

この質問の意図はストレス耐性の確認です。会社の規模に関係なく、実際業務に移った時に任せられそうか、乗り越えてくれそうかを判断する質問になります。その意図がわかれば、ネガティブな質問もご自身をアピールする強みに変えてお話しすることができますよ!

こちらの記事では、面接でよくある質問13個について解説しています。例文つきなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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面接に何度も落ちてしまい、もう無理だと感じることもあるでしょう。そういった場合にはぜひこちらの記事を読んでみてください。きっと面接を突破できる対策法が書いてありますよ。

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面接に落ちたかもしれない3つの「不合格フラグ」

面接に落ちたかもしれない3つの「不合格フラグ」

学生の多くは面接直後に「今の面接は落ちたのではないか」と不安に感じている人もいることでしょう。ここからは、一般的に言われている面接の不合格フラグについて解説していきます。

もちろんフラグを知ってただ落ち込むのではなく、もしフラグに当てはまっていれば、早い段階から今説明した対策をおこなうようにしてくださいね。

①面接時間が極端に短い

企業によって面接時間の設定は違うものの、短い場合は落ちたと感じる人が多いです。これは時間が短い=興味がなく早々に打ち切られたと判断するからで、事実面接時間が極端に短いと不合格になるケースは多いでしょう。

企業では一人当たりの持ち時間を決めているものの、確実に不合格と判断した時点で、早めに見切りをつけて面接を終了することは少なくありません。通常10分以上は時間を取る企業が多いため、5分以内に終わった場合は、不合格の可能性が高いと言えるでしょう。

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とはいえ面接時間が長いからといって確実に受かるとは限らず、反対にごく短時間でも受かるケースはあります。企業によってはそもそもの設定時間が短い場合もあるため、短時間でも上手にアピールできるなら合格の可能性はありますよ。

吉川 智也

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面接官が選考通過を確信して面接時間が短くなるケースもある

面接時間が短くなる場合、不合格と判断される以外にもさまざまなケースが考えられます。例えば、早い段階で次回選考に進められるレベルだと判断された場合も短くなることがあります。

面接官も一社員として他の業務を請け負っているため、早い段階で合否の判断をしようとしてくることもあります。だからこそ、結論から自身のPRをおこなうことが大切です。第一印象で分かりにくい説明だという印象を与えずに、端的に分かりやすく伝えましょう。

面接時間の短さについて、不合格の場合や合格の場合などこちらの記事で詳しく解説しています。気になる人はぜひ併せて読んでおきましょう。

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②面接官の反応が悪い

面接では面接官とコミュニケーションを取ることが大切であり、いかにテンポよく進むか、話が弾むかが重要です。そのため、面接官の反応が悪く、明らかに興味がなさそうにしているのを見ると、落ちたと感じてしまいやすいです。会話の量や声のトーンだけではなく、メモを積極的に取っているかどうかでも、合否を判断する人は多いでしょう。

積極的にメモを取っている場合は興味があるという表れでもあり、合格の可能性が高いと考える人は多いです。反対にまったくメモを取らず、そっけない態度を取って話を真剣に聞く姿勢が見られない場合、不合格の可能性があります。しかし、これも確実にそうとは言い切れず、あえてメモを取らない、そっけない対応をして出方を伺っているというケースもあるため、ネガティブに受け取り過ぎないようにしてくださいね。

質問に答えた後の反応がそっけない

面接で質問に答えた際、さらに面接官から深堀りした質問を投げかけられることがあります。基本的に面接官が深堀りして質問するのは、その事柄に興味があるからです。しかし、質問に答えたにもかかわらず「そうなんですね。では次の質問に~」や「ありがとうございました」などと特に反応なく打ち切られた場合は注意が必要です

このように面接官の反応がそっけない場合、面接官の質問に対してズレがあったか、期待していた答えではなかった可能性が考えられます。もし面接官の興味を惹く回答であれば、さらに質問されたり共感されたりなど、好意的な反応をされるはずです。ただし、はっきりと態度に出さないけれど回答に納得している面接官もいるため、反応に一喜一憂せずに冷静でいることも大切です。

③不自然に褒められたり親切にされる

面接中に褒められると「合格かも」と内心嬉しくなりますよね。しかし、「え、ここで?」というような微妙なタイミングで褒められた場合、面接官が話をきちんと聞いていない可能性が高いです。「不合格だから話はちゃんと聞かないけど、企業のイメージは落としたくない」という心理が働いていると言えます。

また、親身に就活の相談に乗ってくれたり、「他の企業の面接も頑張ってね」などと声をかけられる場合も、不合格フラグが立っていると言えます。就活の相談に乗ってくれる場合は「採用はできないけれど、この面接が役に立ってくれれば」という思いから、アドバイスをしてくれるのでしょう。そして、入社してほしい学生に「他の企業の面接も頑張ってね」とは言わないですよね。面接官の不自然に丁寧な対応には注意しましょう。

こちらの記事では、面接の合格・不合格フラグについて紹介しています。面接官の態度について解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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実際関係あるの? 面接の合否連絡のスピード

学生の中には、面接の合否と企業からの連絡のスピードに関係があると聞いたことがある人もいるかもしれませんね。ここからは、実際のところ合否と連絡スピードには関連性があるのかを説明していきます。

こちらも、ただ合否の参考にするのではなく、いち早く次の行動に向け動き出すための足掛かりにしてくださいね。

合格の場合は連絡が早くくる

面接の結果連絡は、1週間以内に完了するケースが多いです。就職ジャーナルによると合格の場合は、さらに早い当日や3日以内に連絡がくることもあります。連絡の手段としては、電話かメールが基本です。採用人数が数百人と大勢いる場合は基本的にメールですが、数十人と少ない場合は電話で直接連絡がくる傾向にあります。

不合格の場合は、合格者よりも連絡が遅いです。それは企業が合格者の連絡を優先しているからであり、実際に、不合格の場合は当日や3日以内に連絡がくる可能性がぐっと下がります。また、電話ではなくメールで連絡がくるケースが多いです。しかし、企業によって採用の進捗状況や都合は異なるので、連絡が遅いからと言って過度に不安になる必要はありません。2週間程度は様子を見てもいいでしょう。

連絡が遅い場合は不合格以外の理由もある

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就活生

企業から連絡が来なくて焦っています。内定の連絡は早いって言うしやっぱり不合格でしょうか……。

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キャリアアドバイザー

連絡が遅いと不安になりますよね。でも、不合格と決めつけるのは早いです。企業側の都合もありますからね。

連絡が遅い=不合格というわけではなく、採用であっても連絡が遅くなることがあります。連絡が遅くなる理由を事前に知っておくことで、不安になりすぎるのを防ぎましょう。合否連絡が遅くなる場合に考えられる理由には、以下のようなものがあります。

企業の連絡が遅くなる理由
  • 応募者が多く時間がかかっている
  • 採用担当者の業務が他と並行していて忙しい
  • 企業が繁忙期
  • 審議に時間がかかっている

採用会議を開くには、採用担当者や役員など参加者全員のスケジュールを調整する必要があるため、参加者の状況次第では会議の開催が遅くなることもあります。このように、合否連絡が遅くなる理由はいくらでもあるので、心配しすぎないようにしましょう。

心配な場合は問い合わせしてみるのも一つの方法です。
結果の連絡が来る時期の目安や問い合わせる場合の方法についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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就活失敗したと感じたら、こちらの記事を参考にしてみましょう。

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吉川 智也

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面接の合否を待つ間に次の選考の対策をしておこう

面接の合否を気にしたところで結果が変わるわけではありません。次の面接まで有意義に時間を使いたいのであれば、通過の連絡がいつきても選考が行われてもいいように振り返りをすることをおすすめします!受けた面接での質問や面接官の印象で、より企業への理解や印象が深まったはずです。それを言語化し、企業への志望動機などをブラッシュアップします。

企業研究や業界研究を深めることもできるでしょう。自分の中でうまく答えられなかった質問を振り返り、回答を深めブレないようにすることも大切です。最終面接であれば、一度就活から離れて趣味に没頭したり友達と思いっきり遊ぶなど、リフレッシュに使ってもいいでしょう。

面接で落ちてしまう学生からよくある質問に回答!

面接で落ちてしまうと落ち込んでしまいますよね。その気持ちを引きずったままだとその後の就活への意欲や集中力にも影響しかねないので、気持ちを切り替えて次につなげることが重要です。

「面接に落ちたかもしれない……」と不安を感じる学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答するので、参考にしてくださいね。

  • 面接で落ちたかどうか確認する方法ってありますか?

    面接官の反応から採否の意思が読み取れる場合があります。学生に関心がある場合は、笑顔でアイコンタクトを取り、うなずきながら話を聴いてくれるでしょう。次回以降の採用のプロセスや実際の仕事内容の詳しい説明があったり、今後の予定を尋ねられた場合も良い兆候といえますね。

    一方、予定よりも面接時間が短かったり、面接官が納得のいっていない表情をしている場合は不合格かもしれません。しかし、面接官の反応に一喜一憂せず、面接にベストを尽くすことが大事ですよ。

  • 面接で落ちてしまうときの対処法ってありますか?

    面接で落ちてしまうときは、気持ちを切り替え何が原因かを振り返って分析し、次に活かすことが大事ですよ。身だしなみや立ち居振る舞いなどのビジネスマナー、話し方、姿勢、質問に対して的を射た返答をしているか、企業がもとめる人物像に合ったアピールができていたかなどを見直しましょう。

    また、緊張から面接でうまくしゃべることができない場合は、模擬面接で場数を踏むことも有効ですよ。

面接に落ちても諦めずに次の行動に移ろう

面接中に落ちたり、不合格フラグを感じたりすると落ち込むことが多いでしょう。志望度の高い企業から不合格になったなら落ち込むのも当然ですが、できるだけ早く気持ちを切り替えることが大切です。一度決定した不合格は変えることができず、それを嘆いていても現状は変わりません。

落ち込んでいる間にも他企業の選考は進んでいるため、立ち止まっている期間が長いほど就職のチャンスを逃してしまいます。落ちてもめげずに気持ちを切り替え、就活を続けることでチャンスは掴めます。落ちた企業とは相性が悪く、相性のいい企業でこそ楽しく働くことができると思い、前向きな気持ちを持って就活を続けましょう。

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