既卒就活が厳しい理由と内定率、成功させるための9つの必勝法

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    大学ではダンスサークルで活動し、公演の振付師を担当。また、実際にキャリアパーク就職エージェ… 続きを読む

コラムの目次

  1. 「既卒=人生終了」ではない
  2. そもそも既卒とは
  3. 第二新卒との違い
  4. 既卒の就活生の内定率は42.4%
  5. 新卒者の9割に比べると低い
  6. 既卒の就活が厳しい理由
  7. 既卒採用をしている企業が少ない
  8. 日本の就活では新卒採用の優先度が高い
  9. 即戦力がなく中途採用枠では不利
  10. 既卒就活者が抱かれやすい3つのマイナスイメージとは
  11. ①本人に何か問題があるのではないか
  12. ➁行動力や分析力に欠けるのではないか
  13. ③働く意欲が低いのではないか
  14. あきらめるのは早い! 既卒就活に自信を持つべき理由
  15. 既卒者を積極的に採用する企業が増えている
  16. 国が「3年以内は新卒枠」を推奨している
  17. 既卒から大手企業の正社員になるのは難しい?
  18. 採用人数が多い大手は既卒にも可能性がある
  19. 大手ほど既卒者を新卒と同様に見る企業が多い
  20. 企業が既卒者を評価するポイント
  21. 高い入社意欲を持っているか
  22. 人柄が社風にマッチしているか
  23. 失敗を冷静に受け止め強みに変えられているか
  24. 即戦力となるスキルがあるか
  25. 既卒就活を成功させるための9つの必勝法
  26. ①早めに行動する
  27. ②自己分析を徹底する
  28. ③既卒になった理由を回答できるようにする
  29. ④既卒期間にしていたことも回答できるようにする
  30. ⑤就活に有利な資格を取得する
  31. ⑥面接の練習をする
  32. ⑦就活の視野を広げる
  33. ⑧応募する企業の数を増やす
  34. ⑨周囲の意見を聞く
  35. 既卒の就活で押さえておきたい注意点
  36. 就活の期限と目標をあいまいにしない
  37. 悩むばかりで行動をあとまわしにしない
  38. 既卒であることをマイナスにとらえすぎない
  39. 既卒におすすめの就活方法
  40. 就活サイトを利用する
  41. 企業のWebサイトから応募する
  42. 就職・転職エージェントを利用する
  43. ハローワークを利用する
  44. 早めの行動で既卒就活を乗り越えよう

「既卒=人生終了」ではない

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。既卒の就活生から

「既卒就活はどのくらい厳しいのですか」
「既卒就活では希望通りの就職は難しいと考えたほうがよいですか」

といった質問が寄せられています。

確かに既卒就活は「厳しい」といわれることもありますが、諦める必要はありません。実際に、既卒者で就職活動を成功させている人も多く、近年、既卒者の採用を前向きにとらえている企業も増加傾向にあるのです。

既卒就活でチャンスを掴むためには、しっかりとした対策が必要です。そこでこの記事では、既卒就活の内定率や厳しいと言われる理由、既卒就活者が抱かれやすい3つのマイナスイメージから、企業が既卒者を評価するポイント、既卒就活を成功させるための9つの必勝法と注意点まで、既卒就活について徹底的に解説します。

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そもそも既卒とは

「既卒」とは
  • 高校や短大、大学など学校を卒業した後、正社員としての就業経験のない人

一般的に既卒は卒業後3年程度までの人を指し、ニートやフリーターもこれに該当します。卒業後3年程度までの既卒者のうち、アルバイトをして生計を立てていればフリーター、働かずに実家で暮らしていればニートです。

卒業後、アルバイトで経験を積んでいたとしても、正社員としての社会人経験がなければ既卒扱いとなります。

第二新卒との違い

「第二新卒」とは
  • 新卒で就職後3年以内に退職した人

既卒と区別が難しいのが「第二新卒」です。第二新卒は、既卒と同じく20代前半の若手である点、学校卒業から社会人経験をあまり積んでいない点は共通ですが、正社員としての就業の有無に違いがあります。

既卒は卒業後に正社員経験がない人、第二新卒は一度正社員として社会人経験を積んでいる人を指します

第二新卒は、はじめの会社でビジネスマナーや社会人としての基礎知識を学んでおり、ある程度実務経験を積んでいます。採用する企業としても「社会人としての基本はできている」と捉えられるため、評価されやすい傾向にあります。そのため、社会人経験がない既卒は第二新卒よりも不利だと言われているのです。

第二新卒の就活のポイントについてはこちらの記事で解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

根岸 佑莉子

根岸 佑莉子プロフィール

入社時期に融通が利く点は企業にとってもありがたいポイントです

新卒採用の場合、多くの学生は4月に入社をします。また、第二新卒の場合、その人が働いている会社で退職手続きなどを踏むため内定から実際の入社まで数ヶ月間かかります。

その点、既卒者は入社時期の融通を利かせやすいケースも多いため、たとえば3月が繁忙期なので新入社員を待てない、退職予定者がいるため今すぐに入社してもらい引き継ぎを丁寧に行いたい、などの企業側のニーズにマッチしやすいです。

また、既卒である理由にもよりますが、中にはスポーツでプロを目指していたが怪我で諦めた、どうしても海外に行きたくて世界一周の旅をしていた、など新卒や第二新卒として働いている人とは異なる価値観や経験をしている既卒就活生もいます。多様な価値観を重んじる社会において、企業にとってこうした経験は会社のさらなる発展に貢献できると考える場合もあります。様々なメリットがあると理解して、前向きに就職活動に取り組みましょう。

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既卒の就活生の内定率は42.4%

実際に既卒者の就活が厳しいのかを知るために、既卒の就活生の内定率をみていきましょう。

マイナビの「2021年度既卒者の就職活動に関する調査」によると、内定を保有していると回答した既卒者は42.4%という結果となっています。前年の34.4%から8.0pt増加し、コロナ前の数字に戻りつつあり、既卒者の転職市場も回復傾向にあります。

しかし、4割という厳しい結果であるということは変わらず、調査結果の中には、「既卒向けの求人が少ない」という意見も見られました。

新卒者の9割に比べると低い

文部科学省と厚生労働省の発表によると、2022年に卒業した大卒者の就職率は95.8%、高卒者の就職率は97.9%であることがわかりました。大卒の就職率に関して言えば、コロナ前に比べると約2.0ptほど下回る結果となっていますが、既卒者の就職率に比べるとかなり高い傾向にあります。

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キャリアアドバイザー

これらの調査結果から、既卒者の就職は不可能ではないものの、やはり「新卒」の方が有利であることがわかります。

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既卒の就活が厳しい理由

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就活生

うーん。

やはり既卒の就活は厳しいのですね。

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キャリアアドバイザー

ただ、中には既卒で積極的に就活しなくなってしまう人もいるので、内定率を真に受ける必要はないですよ。

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就活生

既卒の就活にはうまくいかなくなる理由があるのですか?

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キャリアアドバイザー

それには日本の就職事情なども関係しています。

既卒の就活が厳しい理由には、社会人経験の浅い既卒へのマイナスイメージだけでなく、日本の就職事情なども大きく関わりがあるようです。既卒の就活が厳しい理由を詳しくみていきましょう。

既卒採用をしている企業が少ない

そもそも既卒の就活が厳しい理由には、既卒採用をしている企業が少ないことがあげられます

既卒採用をする企業は「新卒をうまく採用できなかった」「早期退職者の人員補足をしたい」などの理由を抱えている傾向にあり、それほど多くないのは確かです。

また、「既卒歓迎」や「未経験OK」の求人を探すと、業界や職種が限られてしまいます。このように、既卒者を求める企業や「未経験OK」の求人の範囲が限定的であるため、既卒者の求人が少なくなってしまうのです。

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キャリアアドバイザー

一方でIT業界やアパレル業界、介護職や営業職などは「未経験OK」の求人が多く、既卒者でも採用されやすいと言えます。

日本の就活では新卒採用の優先度が高い

既卒の就職が厳しい理由には、新卒採用の優先度が高い日本の採用事情も背景にあります。日本では新卒一括採用が主流となっており、新卒のみを採用している企業が多いのです。

企業が新卒を採用したい理由
  • 複数人を一度に教育できる
  • 社風になじみやすい
  • 将来を見据えて育成ができる

そうなると、新卒採用で定員枠を充足させるため、既卒採用の枠がそもそもなく、既卒の求人も出す企業が少なくなります。

即戦力がなく中途採用枠では不利

既卒者が中途採用枠で就職活動をする場合、ライバルは社会人経験のある転職者となり、社会人経験のない既卒は不利になってしまいます

一般的に企業が設ける中途採用枠は「即戦力」が前提となっています。評価ポイントもポテンシャルではなく、スキルや経験、実績になってきます。そのため、経験のない既卒ではなかなか採用してもらうことが難しくなるのです。

既卒は新卒と同じく将来性を見据えたポテンシャル採用に期待することになりますが、第二新卒や実務経験豊富な求職者と比較されてしまうことで、内定を勝ち取ることが難しくなる場合があります。

既卒は新卒枠でも中途採用枠でも応募が可能

ここで確認しておきたいのは、既卒は新卒枠でも中途採用枠のどちらでも応募が可能だということです。

これまで既卒は中途採用枠での応募となっていましたが、2010年に「青少年雇用機会確保指針」が改定され、既卒者も卒業後3年以内は「新卒」として扱われるようになりました。そのため、新卒求人への応募が可能になったのです。

新卒枠で応募ができるようになったことで、既卒者の就業の選択肢も広げることができるようになりました。それまではIT業界やアパレル業界、営業職といった「未経験歓迎」の中途採用枠のみでしたが、大手企業や優良企業のさまざまな職種への応募が可能となったのです。

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キャリアアドバイザー

既卒者は新卒研修にも参加できるようになったため、スタートが遅れても社会人としての基礎をしっかり身につけることができます。

既卒就活者が抱かれやすい3つのマイナスイメージとは

既卒の就活が厳しい背景には、残念ながら既卒就職者へのマイナスイメージも影響しています。

先ほどもご紹介しましたが、新卒の就職率は97.9%となっており、ほとんどの新卒が就職する道を選んでいます。その中の少数派が既卒者となっているため、企業側からすると「なぜ就職しなかったのか」という疑問が生まれてしまうのです。

具体的に企業が抱きがちな既卒就職者へのマイナスイメージについて見ていきましょう。

①本人に何か問題があるのではないか

既卒就活者が在学中に就職が決まらなかった理由はさまざまですが、その原因が本人にあるのではと厳しく見られてしまうことがあります。そう考える理由には、新卒採用の評価ポイントにあります。

中途採用とは違い、新卒採用はスキルや経験ではなく、ポテンシャルをみて採用合否を決めていきます。そんな新卒採用がうまくいかなかったということは、「人物面や働く姿勢に何か問題があるのでは」という考えに至ってしまうのです。

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キャリアアドバイザー

人柄や姿勢の面は履歴書の経歴では推し量れない、目に見えない部分なので、企業側も「何かあるのでは」と疑念を抱いてしまうようです。

就活で働く姿勢を伝えることの重要性と例文はこちらの記事で紹介しています。

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➁行動力や分析力に欠けるのではないか

日本では大学在学中に就職活動を行い、就職先を決めることがほとんどです。つまり、既卒者は大学在学中に内定が獲得できず、そのまま卒業したということであり、企業からすると「行動力」と「分析力」がなかったため、就活が成功しなかったのではないかと考えてしまうのです

新卒採用を左右するのは、ポテンシャルや学生時代の経験以外では、「企業文化にマッチしているか」です。企業のことをしっかり知り、自分に合う企業であるかを「企業研究」を通じて知っていかなければなりません。

つまり就活がうまくいかなかったということは、自分に合う企業を見極められていない、つまり「分析力」がないか、説明会に参加するなど行動力に欠けているのではないかと考えられる可能性があります。

行動力を効果的にアピールするコツはこちらの記事を読んでください。

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③働く意欲が低いのではないか

既卒者のなかには、「そもそも学生時代に就職活動をしていなかった」という人も一定数います。そのため、既卒者というと

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採用担当者

もしかして働く意欲が低いのでは。

とマイナスイメージを抱かれる場合があります。

周りと少し出遅れたとしても、「働く意欲」があれば、大学在学中にいつでも就職活動を開始することはできます。それでも就職の経験がないということは「働く気がない人」と見なされてしまうのです

企業は少しでも長く働いてくれる人を求める傾向にあります。そのため、既卒者に対し「働くことに前向きではないからすぐに辞めてしまうかも」と懸念を抱き、結果マイナスイメージとなってしまうことがあります。

あきらめるのは早い! 既卒就活に自信を持つべき理由

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就活生

既卒就活、自信がなくなってきました…。

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キャリアアドバイザー

あきらめる必要はありませんよ!

実際に既卒で希望の就職先を見つけている人もたくさんいます。

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就活生

本当ですか…?

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キャリアアドバイザー

近年では、既卒の就活環境も徐々に変化しています。

自信を持っていい理由がいくつかありますよ。

既卒者を積極的に採用する企業が増えている

2010年の「青少年雇用機会確保指針」で既卒者も新卒枠で採用ができるようになったことが普及し、既卒者を採用する企業が増えてきています。

厚生労働省の「令和2年労働経済動向調査」でもわかるように、新卒枠で既卒者が応募可能な枠は全体の68%に上り、これまで既卒採用に消極的だった企業も既卒採用への姿勢に変化がみられるようになっています

国が「3年以内は新卒枠」を推奨している

「青少年雇用機会確保指針」だけでなく、国が既卒者採用を促進している施策には「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)」もあります。これは、新卒採用枠で既卒者の募集・採用を行った企業に対し、奨励金が支給されるという制度です

企業はこの奨励金制度を活用できるだけでなく、既卒者を採用することで人手不足の解消にも役立てられます。これらのことから、既卒者を積極的に採用する企業が今後も増えていくことが予想されます。

キャリアアドバイザーコメント

大川 歩美

大川 歩美プロフィール

年齢ばかりを心配するのではなく既卒ならではの視点を伝えられるようにしましょう

もちろん、新卒以外は採用しないというポリシーを持つ企業もあることを認識しておく必要はありますが、世の中の考え方も変わりつつあるのが現状です。卒業後に数年しか経っていない既卒者と、大学院生や大学浪人をした人とではあまり年齢が変わらないことも多いです。そのため、年齢を理由に自信をなくす必要はありませんので安心してください。

なお、既卒者でもある程度希望の業界や企業に就職できる人は、自分のことを客観的に自己分析をして、現役の就活生と比較をすると冷静に志望動機を伝えられている傾向があります。新卒の場合には夢だけを語ってもなんとかなるかもしれませんが、既卒の場合には卒業後に働くことについていろいろと考える機会もあったはずだと思われています。既卒を選んだ理由を誠実に伝えて、働く際にはどのようなことを心がけていきたいか、などを前向きに答えられるように意識しましょう。

既卒から大手企業の正社員になるのは難しい?

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既卒就活生

ベンチャー企業やスタートアップの企業がやっぱりメインになるのかな。

「既卒だから大手企業への就職は難しい」と思っている人もいるかもしれません。多くの人が憧れる大手企業は、知名度もあり、新卒からの人気も高いためです。

しかし、実際には大手企業に就職を叶えている既卒就活者もたくさんいます。実はあきらめる必要はない、既卒の大手企業への就職について解説します。

採用人数が多い大手は既卒にも可能性がある

大手企業はライバルが多く競争が激しいというイメージを持っている人も多いと思います。しかし、大手企業は応募人数も多い一方で、採用人数も多い傾向にあります。

中小企業では、会社の規模からみても新卒を何十人、何百人と採用することはできません。しかし、大手企業になると100名単位の採用をおこなう企業が多く、ライバルが多くても採用人数が多いため、既卒者にもチャンスがあるのです

リクルートの調査によると、大手企業の既卒者採用の実施率は中小企業を上回る結果が出ています。従業員数300人未満の中小企業の既卒者採用実施率は17.9%となっており、一方、従業員数5000人以上の大手企業の既卒者採用実施率は46.4% とはるかに上回る結果が出ています。つまり、既卒者でも大手企業への就職は充分可能性があるということです。

大手ほど既卒者を新卒と同様に見る企業が多い

企業が新卒を好む理由の一つは一度に教育できるメリットだとお話しましたが、個別の対応もしやすいのが中途採用の体制も整った大手です。

また、国が「3年以内は新卒枠」という方針を立てれば、人手不足などの社会問題を解決するために真っ先に協力するべきなのが影響力のある大手であり、多くの企業がそれを実践しています

「青少年雇用機会確保指針」の改正は2010年ですから、大手企業が既卒者を新卒枠として採用し始めてから10年以上経っており、それだけ大手の中では「既卒者=新卒」の意識が浸透しています。

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キャリアアドバイザー

中小企業は大手ほどの余裕はなく、大手の後を追う形になりやすいため、大手ほど既卒者を新卒と同様に見る企業が多いのです。

ただし新卒が有利ではあるためさらに対策が必要

データからもわかるように、既卒だからといって大手企業の就職をあきらめる必要はありません。しかし、どちらかといえばやはり既卒よりも新卒の方が有利であるといえます。

さらに、既卒就活では「周りはもう就職しているのに」というプレッシャーを感じてしまう就活生も多いようです。

その中で理想の就職を実現するには、新卒時以上に徹底した選考対策をしていく必要があります。

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キャリアアドバイザー

プレッシャーに負けて空回りをしてしまわないよう、着実に準備を進めましょう。

企業が既卒者を評価するポイント

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就活生

既卒就活では新卒のときとアピールする点を変えたほうがいいですか?

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キャリアアドバイザー

自分の強みなどは自己分析で改めて見直すとして、企業が持つ既卒者へのマイナスイメージを払拭し、既卒者ならではの強みをアピールすることが得策です。

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就活生

既卒ならではの強みですか?

そんなのあるかな…。

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キャリアアドバイザー

それを知るためにも、企業が既卒者を評価するポイントを押さえておきましょう。

既卒就活を成功させるためには、企業が既卒者をどのような点を評価する傾向にあるかを知っておく必要があります。既卒者は新卒と同様、社会人経験がないためスキルや経験よりも人柄やポテンシャルをみて評価する傾向にあります。

高い入社意欲を持っているか

既卒者の採用でまず企業がチェックするのは「高い入社意欲を持っているか」です。「何らかの理由で新卒で就職できていない」というイメージを払拭するためにも、新卒時以上に入社意欲が高いことをしっかり伝える必要があります

入社意欲を示せる主なポイント
  • 志望動機でダイレクトに熱意を伝える
  • 自己PRで自分を採用するメリットをアピールする
  • 企業研究で理念や業務内容を絡めながら入社したい想いを伝える

志望動機は入社意欲をダイレクトに伝えることができ、自己PRでは強みをどのように生かせるかを伝えられます。

また、志望動機や自己PRで入社意欲を伝えるために、企業研究は欠かすことができません。求人先企業の企業理念、社風、業務内容などをしっかり調べ、企業に興味を持った理由なども話せるとより「入社意欲がある」と評価してもらうことができます。

就活を制する志望動機の書き方や例文はこちらの記事で確認してください。

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人柄が社風にマッチしているか

既卒者はこれから多くのことを経験する中で大きな成長に繋げることができる人材です。しかし、入社する企業がマッチしているかによって、どれだけ成長できるかが違ってくるため、「人柄と社風がマッチしているか」は人事担当者にとっても大きな評価ポイントになるといえます

人柄が社風とマッチしているかを判断する主なポイント
  • 「学生時代に頑張ったこと」で目標に向かってどう努力できる人間かを伝える
  • 「今後の目標」で自分の目標を企業でこそ叶えられることを伝える
  • 自己PRで企業が求める人物像に合った人材であることを伝える

たとえば、スピード感のある会社にコツコツ頑張るタイプの人が入社してしまうとミスマッチとなり、最悪の場合、早期退職につながってしまいます。事前に「企業研究」を行い、企業が求める人物像を把握しておくようにしましょう。

学生時代に頑張ったことの見つけ方やアピールするコツはこちらの記事で読んでください。

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将来の目標の考え方や例文はこちらの記事で解説しています。

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失敗を冷静に受け止め強みに変えられているか

既卒者採用においては、新卒時に就職できなかったというある意味での「失敗」を「他責にしていないか」についても評価ポイントとしている傾向にあります。

この他責思考は、人の成長を止めてしまう要因にもなっています。既卒者はこれからいくらでも成長の機会がありますが、内心でも「企業側が自分を見る目がなかったから」「大学のサポートが悪かったから」と人のせいにする他責思考が見られると、「成長する意欲がない」とされてしまう可能性もあるのです。

一方で、自分の失敗を冷静に受け止め、成長することができれば、その失敗は経験という強みに変わります

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キャリアアドバイザー

新卒時に就職できなかった事実をどのように受け入れ、努力によって乗り越えてきたのかということが言えればアピールになりますよ。

即戦力となるスキルがあるか

既卒者は卒業後の取り組みもアピールポイントとすることができます。たとえば、正社員経験はなくても、アルバイトで培った経験、資格取得に向けた勉強など、努力した点は充分強みとしてアピールできます

志望する職種に関連する資格を取得しているのであれば、即戦力として活躍が期待される材料になります。資格でなくてもアルバイトで具体的にどのような経験をしてきたかを話し、さらに実績を示すことができれば評価につながります。

既卒就活を成功させるための9つの必勝法

既卒者だからこその強みをしっかりアピールしていくためには、既卒就活ならではの準備をする必要があります。新卒時とは違う、既卒就活を成功させるための必勝法を解説していきます。

①早めに行動する

既卒就活は早めに動くほど成功の確率が高まります。「新卒枠で就活できるのは3年以内だからまだいいや」と安心してしまうと、就職の機会を逃すことになりかねないので注意しましょう

転職市場においては、年齢を重ねるほど即戦力としてのスキルを求められる傾向にあります。つまり、社会人としての経験がない既卒者は、年齢を重ねるほど不利な状況に陥ってしまうのです。また、空白期間が長くなればなるほど、「働く意欲がない」と判断されてしまい、よりマイナスイメージが定着してしまいます。

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キャリアアドバイザー

新卒枠で就活するなら3月からエントリーが始まります。

既卒求人であれば通年募集されていますが、1~4月と10~11月は求人数が増えるといわれていますので、逃さないようにしましょう。

②自己分析を徹底する

既卒だからこそ、自己分析を徹底的におこなう必要があります。

新卒時の就活で企業とマッチしなかったのは、自己分析が十分ではなかった可能性もあります。自分一人で自己分析をしてもうまくいかないようであれば、周りの人に協力してもらい、人から自分がどのように見えているかという他己分析をしてみるのもおすすめです

そのうえで、「新卒時はこのように考えていたが、自分が本当に求めていたのはこれだった」、あるいは「新卒時の経験を経たうえで、やはり自分の強みはこれだということがわかった」ということがアピールできれば、説得力のあるアピールが可能になります。

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キャリアアドバイザー

失敗は誰にでもあることであり、若い時の失敗ほど成長につなげられます。

自分自身をしっかりと理解し、新卒時の就活の経験を成長に変えられていることをアピールできるようにしましょう。

他己分析の方法やメリットはこちらの記事で解説しています。

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③既卒になった理由を回答できるようにする

採用面接で「既卒になった理由」はよく聞かれる質問の1つです。この質問には嘘をつくことなく正直に回答することが重要です

留学など目的があった場合はもちろん、家庭の事情などや病気などやむ得ない事情がある場合には、面接官も納得しやすいので、そのまま伝えて問題ありません。

「就職に失敗した」「やりたいことが見つからなかった」といった消極的な理由であれば、反省点や改善点を一緒に伝え、どのように乗り越え、どのように行動してきたかも述べるようにします。

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キャリアアドバイザー

このような理由であっても、それを経て現在の就活に至るまでのことを一緒に伝えることで、意欲や熱意をアピールすることができます。

④既卒期間にしていたことも回答できるようにする

「既卒になった理由」と同じくよく聞かれる質問としてあげられるのが「既卒期間にしていたこと」です。

貴重な既卒期間に何をしていたかは、企業にとっても気になるところです。書類を見ただけではわからない場合、改めて面接で確認されることもあります。そのため、空白期間に何をしていたか、できるだけ具体的に説明できるように準備しておく必要があります

「既卒期間にしていたこと」の主な回答例
  • 資格取得の勉強に励んだ
  • 既卒就活に生かせるように近い業界や職種でのアルバイトをした
  • 仕事にかかわる本を読んだりインターンなどでさまざまな仕事を経験した

空白期間で資格取得をしたなら、それに向けた努力を述べるようにしましょう。アルバイトであれば何を学び、何を得たのかまで話せると好印象を持たれやすくなります。求人先の職種に関連する資格やスキル、経験であればなお良いアピールにつながります。

⑤就活に有利な資格を取得する

既卒者が就活を成功させるための方法として資格取得もおすすめです。自分の強みがない、もっとアピールポイントが欲しいと思っている場合も資格を取得することで自信を持つことができます。

就活に役立つ資格の例
  • TOEIC
  • 簿記(3級以上)
  • MOS
  • ITパスポート
  • ファイナンシャルプランナー(3級以上)
  • 社会保険労務士
  • 日経TEST

資格を取得するために努力したことをアピールできるので、業界や職種に関係なく生かせるTOEICやITパスポート、簿記などもおすすめです。

自分が志望する業界や職種ではどのような資格が役立つのかを調べ、取得を目指すとさらに熱意を伝えられます

そのほかの就活で有利になる取りやすい資格はこちらの記事で紹介しています。

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⑥面接の練習をする

新卒時の就活がうまくいかなかったという場合、もしかすると面接で自分をアピールしきれなかったことが原因かもしれません。

面接では自信を持って話すことが非常に重要です。新卒時にうまくいかなかったことから自信をなくしている場合は特に面接練習に力を入れる必要があります。

面接の効果的な練習方法の例
  • 頻出質問への自分の回答を録音して聞き返す
  • 周りの人に協力してもらい対面で面接練習をする
  • アルバイトなどで年長者と話す機会を増やす

また、面接のマナーができていないとマイナスイメージをもたれる可能性があるので、改めてチェックしておきましょう。

おすすめの面接練習方法や面接のマナーはこちらの記事で解説しています。

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⑦就活の視野を広げる

既卒者の就活では、希望の業界や職種、会社規模を絞り込むことはあまりおすすめしません。

「大手企業を受けたい」「希望する業界で就職したい」とチャレンジすることは大切ですが、こだわりを強く持ちすぎてしまうと壁にぶつかって時間だけが過ぎてしまい、結果としてますます不利な立場となってしまう可能性があります

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キャリアアドバイザー

もし新卒時にこだわりを強く持っていたとしたら、希望する周辺の業界や職種などにも視野を広げてみると活路が見出せるかもしれません。

⑧応募する企業の数を増やす

応募する企業数を増やすことで、就活が成功する確率を上げることができます。

応募数を増やすと準備に追われて余裕がなくなるかもしれませんが、新卒枠で応募できる今が踏ん張りどころだということを忘れてはいけません

⑦で解説したように業界や職種を絞り過ぎないことで、自然と応募する企業の数も増えていきます。多くの企業に応募することで、これまで知らなかった世界が見え、興味が広がることもあります。

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キャリアアドバイザー

既卒就活では、なるべく広い視野を持ちながら就職活動を進めることがポイントです。

⑨周囲の意見を聞く

既卒として一人で就職活動を進めるのは精神的にも大きな負担がかかります。また、視野を広げたくても自分だけの考えには限界があります。そんなときに周囲からのアドバイスを聞くと非常にためになるだけでなく、就職活動へのモチベーションを維持することにも役立ちます。

人に相談することで、主観的になりやすい自己分析に客観的な視点を入れることができ、自分でも知ることのできない強みや弱みを発見できるきっかけとなります。また、企業研修を進めるときも、業界や職種の実情を知っている人の意見が参考になるはずです。

人に頼ったり、わからないことは素直に教わったりすることも、社会人として必要なスキルです。なるべく周囲の意見も聞きながら就職活動を進めるようにしましょう。

既卒就活で意見を求められる人の例
  • 友人や家族
  • OG・OB
  • キャリアアドバイザー

既卒の就活で押さえておきたい注意点

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就活生

既卒ならではの対策を知り、既卒でも頑張って就活しようという気持ちになってきました!

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キャリアアドバイザー

それは良かったです。

ただ、既卒ならではの注意点もあるので、ぜひ押さえておいてくださいね。

既卒の就活では、周囲に同じ状況の人がいないことで、ついつい陥ってしまいがちな注意点があります。これから解説することを念頭に置き、既卒就活を確実に成功させましょう。

就活の期限と目標をあいまいにしない

既卒就活では「3年以内」というだけで明確な就活期間が決められていない分、自分でスケジューリングと目標設定をすることが重要です。

生活のためにアルバイトをすることも大切ですが、期限を決めずにダラダラと就職活動を進めていると集中力がなくなり、「今は忙しいから」と面倒になることがあります。また、せっかく内定が出ても「もっと良い就職先があるかも」と決断できずに、チャンスを逃してしまう危険性もあります。

就職活動の期限と目標を明確にし、その期間は就職活動に集中する、この時期までに就職するなど事前に決めておくようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

就活の計画を立てることで、モチベーションを維持し、効率よく就活を進めることができるようになります。

悩むばかりで行動をあとまわしにしない

既卒就活は厳しいと言われていることもあり、就活やキャリアに関して悩みを抱えている人も多いようです。しかし、悩むばかりで行動に移せずにいると、タイミングを逃し、さらに不利な状況に陥ってしまいます

既卒者は空白期間が開けば開くほど不利になります。もし悩みを抱えたら、まずは行動してみるようにしましょう。頭の中で考えるばかりではなく、まずは行動に移したことで気づきがあり、問題の解決につながることもありますよ。

既卒就活に悩んだときの行動の例
  • 希望していた業界ではないがなんとなく興味のある業界でインターンシップに参加する
  • 気になる企業があれば積極的に応募してみる
  • キャリアアドバイザーに相談する

意欲が伝わるインターンシップのエントリーシートの書き方について、こちらの記事でチェックしておきましょう。

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既卒であることをマイナスにとらえすぎない

既卒者のなかには、自信をなくし、マイナス思考に陥っている人も少なくありません。「既卒だから劣っていると考えられてしまうのでは」と悩み、就活がうまくいかずに、ますますマイナス思考になってしまいがちです。

しかしこれは負の連鎖に他ならず、状況をさらに悪くします。この記事でお伝えしているように、既卒だからといって理想の就職ができないわけではなく、まだ取り返しは十分にできます

企業はマイナス思考で後ろ向きな人より、どんなときもプラス思考で前向きに取り組める人を魅力的に感じます。既卒であることをマイナスにとらえず、自己分析を徹底的におこない、アピールポイントをしっかり探していきましょう。

こちらの記事で就活によくある悩みと解消方法を読んでみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

川﨑 瑛久

川﨑 瑛久プロフィール

お見送りになった理由を早合点しすぎないようにしてください

何度も繰り返しになりますが、既卒を選んだ理由をきちんと伝えられるようにしてください。たとえ、当時はネガティブな理由から選んでしまったとしてもそこから時を重ねて今はどのように考えているのか、など気持ちの変化を伝えることができれば問題ありません。

また、既卒者の場合には不安も大きくなってしまうことから、少しでもお見送りの連絡を受けると「やはり既卒者だからダメなのだ」という風に行動を止めてしまいがちです。しかし、お見送りになる理由は「既卒者だから」という単純なものではありません。もちろん一喜一憂してしまうことは仕方がないかもしれませんが、だからといって早合点して落ち込み過ぎることはしないでください。

既卒におすすめの就活方法

新卒は大学の就職課などのサポートを受けることができますが、既卒者が就職課のサポートを受けられるかどうかは大学によって異なり、受けられない場合もあります。

そんな既卒者が効率よく転職活動を進めるために、おすすめの就活方法を紹介します。方法を一つに絞るのではなく、複数の手段を併用することでより効率的に就職活動ができますよ。

就活サイトを利用する

就活サイトは、業界や職種問わずさまざまな企業の求人が検索できるので、選択肢を広げるという意味でもおすすめです。就職サイトでは検索条件として「既卒向け」「未経験歓迎」などの条件で絞り込むと、簡単に既卒者向けの求人を簡単に見つけることができます

ただし、就活サイトで転職活動を進める場合、企業へのコンタクト、レジュメの作成、面接の日程調整など、すべて自分で進めていかなければなりません。また、求人票で掲載されている以上の情報もなかなか入手しづらいというデメリットもあります。

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キャリアアドバイザー

就職活動に時間が確保できず、モチベーションが保ちにくいという人は、他の手段も併用しましょう。

企業のWebサイトから応募する

希望の企業が決まっている場合、企業のWebサイトから応募することも可能です。採用サイトには企業によって人事部のブログや社員のインタビューなどが掲載されており、企業研究の参考にもすることができます。

求人が出ていない企業には、問い合わせをして既卒採用を行っているか確認するのもおすすめです。企業のWebサイトから応募、問い合わせをすることで入社意欲をアピールすることもできます。

企業のWebサイトで応募する方法は、会社名を知っている企業のみに限られてしまうため、選択肢を狭めてしまいます。就職サイトと併用していくと、選択肢も広げられ、企業の情報などもキャッチアップできますよ。

就職・転職エージェントを利用する

就職・転職エージェントを活用し、プロのサポートを受けながら効率的に就職活動をすることも可能です。

転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーが条件に合う求人を探してくれるだけでなく、面接対策やレジュメの作成方法など就活におけるさまざまな支援をおこないます。また、就職サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえるチャンスもあります。

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キャリアアドバイザー

就職・転職エージェントによっては、スキルや経験が少ないと利用を断られてしまう場合もあります。

就職・転職エージェントを利用する場合は「既卒者向け」「新卒向け」のエージェントを選ぶようにしましょう。

ハローワークを利用する

公的機関であるハローワークを利用するのも一つの方法です。

ハローワークは求人掲載料がかからないため、求人数が幅広く、選択肢をさらに広げることができます。さらに、ハローワークでは資格取得に関する相談をすることもでき、求職者支援訓練を受けることも可能です。資格取得などスキルを身につけながら就活したい人におすすめです。

ただし、ハローワークの職員は就活・転職エージェントとは違い、一人ひとりへの手厚いサポートを期待することはできません。一人で就活していくことに不安を抱えている人は、エージェントを活用するようにしましょう。

早めの行動で既卒就活を乗り越えよう

既卒者は企業からマイナスイメージを持たれる場合もあるものの、近年では大手企業を中心に既卒者を新卒枠として積極的に採用する企業が増えており、既卒だからといってあきらめる必要はまったくありません。

既卒ならではの強みを生かし、面接対策をしっかりおこなうことで、希望する企業へ就職できる可能性は十分にあります。既卒就活を成功させるための9つの必勝法を参考に、自分に合う就活方法を見つけ、効率よく活動を進めましょう。

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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